JP2001302752A - ウレタンフォーム - Google Patents

ウレタンフォーム

Info

Publication number
JP2001302752A
JP2001302752A JP2000115587A JP2000115587A JP2001302752A JP 2001302752 A JP2001302752 A JP 2001302752A JP 2000115587 A JP2000115587 A JP 2000115587A JP 2000115587 A JP2000115587 A JP 2000115587A JP 2001302752 A JP2001302752 A JP 2001302752A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
urethane foam
bincho charcoal
charcoal powder
urethane
foam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000115587A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomijiro Tokuda
富二郎 徳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000115587A priority Critical patent/JP2001302752A/ja
Publication of JP2001302752A publication Critical patent/JP2001302752A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気中に含まれる窒素酸化物や湿気等の影響
を受けても変色することの無いようなウレタンフォーム
を提供する。 【解決手段】 ポリウレタン樹脂に備長炭パウダー3を
混入して発泡成形したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば寝具類やマ
ットレス等の芯材に用いられるウレタンフォームに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、敷布団やマットレスなどの芯材と
してポリウレタン樹脂の発泡成形からなるウレタンフォ
ームが多く使用されていることは周知である。一方、こ
のようなウレタンフォームは、例えば煙草の煙やジーゼ
ルエンジンの廃気ガスなどに含まれる窒素酸化物と湿気
に反応して黄色に変色することも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
ウレタンフォームが変色すると、敷布団やマットレス等
の側生地にその変色した色が染み付いてしまうという問
題点があった。特に、淡色系統の側生地の場合はその染
み付いた色が目立つために使用することができないとい
う制約があってその解決策が強く望まれていた。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたもので、その目的とするところは、窒素酸化物や
湿気等の影響を受けても変色することの無いようなウレ
タンフォームを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明は、ポリウレタン樹脂に備
長炭パウダーを混入して発泡成形したことを特徴として
いる。
【0006】また、請求項2記載の発明は、ポリウレタ
ン樹脂の発泡成形からなるウレタンフォームの表面に、
備長炭パウダーを混入したウレタンエマルジョン液を含
侵させてなることを特徴としている。
【0007】そして、請求項1及び請求項2記載の発明
によれば、備長炭の持つ高い吸着作用によって窒素酸化
物や湿気を吸着することができ、ウレタンフォームの変
色を防止することが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は請求項1記載のウレタンフ
ォームの斜視図、図2はその拡大断面図である。このウ
レタンフォーム1は、気泡2を有し、その全体に備長炭
パウダー3を均一に分散混入してなる構成を示すもので
ある。備長炭パウダー3は、適宜な粉砕機により約10
μm以下の微細粒子に粉砕するのが好ましく、このよう
に微細粒子に粉砕した備長炭パウダー3を予めポリオー
ル100部に対して20部の割合で調合する。そして、
この調合ポリオールをポリウレタン樹脂に対し約10重
量%の割合で混合し、通常の発泡処理で発泡させること
でウレタンフォーム1を形成する。
【0009】このように、備長炭パウダー3が均一に分
散混入されたウレタンフォーム1は、外部から侵入した
空気が多孔質構造であって高い吸着作用を持つ備長炭パ
ウダー3に触れ、該備長炭パウダー3が空気中に含まれ
る窒素酸化物や湿気を吸収して変色するのを防止する。
このため、例えば敷布団やマットレス等の芯材として使
用した場合、ウレタンフォーム1が変色しないことで当
然ながら側生地に色移りするようなことが無くなり、淡
色系統の側生地であっても自由に使用することが可能と
なる。
【0010】また、敷布団やマットレス等の寝具類の芯
材として使用した場合、備長炭パウダー3の吸着作用に
より人の汗や水分を効率よく吸着して体臭や空気中の臭
素などを消臭及び脱臭する。さらに遠赤外線の発生によ
って身体が深部から温められて睡眠を促進し、腰や肩な
どの血行をよくしたり肩凝りをほぐしたりするといった
ように身体の健康を保つのに役立てることができる。
【0011】図3は請求項2記載のウレタンフォームの
斜視図、図4はその拡大断面図である。このウレタンフ
ォーム1aは、例えばポリオールを主原料としてイソシ
アネート、水等を反応させて発泡させることにより製造
された一般的なウレタンフォーム体4の表面に、備長炭
パウダー3を加えたウレタンエマルジョン液5を塗布し
て含浸させたものである。前記ウレタンエマルジョン液
5は、ウレタン樹脂、水、エポキシ系架橋剤及び増粘剤
などを適量混合してなり、このウレタンエマルジョン液
100部に対して備長炭パウダー3を約3部の割合で分
散混入したものである。そして、ウレタンフォーム体4
の表面から約5〜6mm程度まで含浸させてなる構成で
ある。
【0012】このように、一般的なウレタンフォーム体
4の表面に備長炭パウダー3を加えたウレタンエマルジ
ョン液5を含浸させてなるウレタンフォーム1aは、前
記したポリオールに備長炭パウダー3を混入して発泡成
形したウレタンフォーム1と同じように空気に接触する
表層において空気中に含まれる窒素酸化物や湿気を吸収
してウレタンフォーム体4の変色を確実に防止する。
【0013】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明のウレタンフォームによれば、通常の発泡成
形によりその全体に備長炭パウダーを均一に分散混入し
たり、又は一般的なウレタンフォームの表面に備長炭パ
ウダーを混合したウレタンエマルジョン液を含浸させた
りするようにしたので、多孔質構造をなす備長炭の高い
吸着作用によって空気中に含まれる窒素酸化物や湿気を
吸着することができ、ウレタンフォームが変色するのを
確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に対応するウレタンフォームの斜視図
である。
【図2】図1のウレタンフォームの拡大断面図である。
【図3】請求項2に対応するウレタンフォームの斜視図
である。
【図4】図3のウレタンフォームの拡大断面図である。
【符号の説明】
1,1a ウレタンフォーム 3 備長炭パウダー 5 ウレタンエマルジョン液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08G 101:00) C08G 101:00)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリウレタン樹脂に備長炭パウダーを混
    入して発泡成形したことを特徴とするウレタンフォー
    ム。
  2. 【請求項2】 ポリウレタン樹脂の発泡成形からなるウ
    レタンフォームの表面に、備長炭パウダーを混入したウ
    レタンエマルジョン液を含侵させてなることを特徴とす
    るウレタンフォーム。
JP2000115587A 2000-04-17 2000-04-17 ウレタンフォーム Pending JP2001302752A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000115587A JP2001302752A (ja) 2000-04-17 2000-04-17 ウレタンフォーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000115587A JP2001302752A (ja) 2000-04-17 2000-04-17 ウレタンフォーム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001302752A true JP2001302752A (ja) 2001-10-31

Family

ID=18627198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000115587A Pending JP2001302752A (ja) 2000-04-17 2000-04-17 ウレタンフォーム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001302752A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6699917B2 (en) 2000-08-01 2004-03-02 Hisato Takashima Low impact resilience polyurethane form that contains carbon powder, and producing thereof
KR100504611B1 (ko) * 2002-08-29 2005-08-03 (주)현대공업 자동차용 숯 시트 제조방법
EP3478768A4 (en) * 2016-06-29 2020-02-26 Proprietect L.P. ISOCYANATE-BASED FOAMED POLYMER

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6699917B2 (en) 2000-08-01 2004-03-02 Hisato Takashima Low impact resilience polyurethane form that contains carbon powder, and producing thereof
KR100504611B1 (ko) * 2002-08-29 2005-08-03 (주)현대공업 자동차용 숯 시트 제조방법
EP3478768A4 (en) * 2016-06-29 2020-02-26 Proprietect L.P. ISOCYANATE-BASED FOAMED POLYMER

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2010014752A2 (en) A polyurethane elastic memory material that emits nano-negative ion far infrared rays and a method for preparing the same
WO2013120398A1 (zh) 含有硅藻基的聚氨酯发泡复合材料及其生产工艺
JP2001302752A (ja) ウレタンフォーム
JPH10165260A (ja) クッション材
CN100542767C (zh) 一种乳胶衬垫的制作工艺
KR20110106044A (ko) 라텍스 알갱이가 충진된 베개
JP2004256794A (ja) 抗菌性ポリウレタンフォーム
JP2004358137A (ja) 低反発ウォッシャブル枕
KR200339174Y1 (ko) 건강베개
JPH01168978A (ja) 透湿度の優れた合成皮革
KR100915941B1 (ko) 항균 및 탈취 기능을 제공하는 매트리스
JPH0952957A (ja) 竹炭混入合成樹脂成形体、枕又はクッション用充填材、マットレスおよび塗料
JP2006312297A (ja) 機能性発泡樹脂材
US20040018792A1 (en) Bedding under sheet
JP2003145631A (ja) 高通気性弾性体
KR200326121Y1 (ko) 건강 침구용품
JPH10296893A (ja) クッション材
JP3115932U (ja) 微小多孔性ポリマー可撓性合成物からなる板状部材
JP2000273231A (ja) 軟質ポリウレタン発泡体とプラスチック発泡体の製造方法
KR200347075Y1 (ko) 일체형 음이온 저탄성 폴리우레탄 메모리폼 베개
KR850001502Y1 (ko) 지압 매트리스
JP2004033337A (ja) ウレタン複合材
JPH08256891A (ja) 機能性寝具
KR200368041Y1 (ko) 황토 시트
JP2001061603A (ja) クッション材及びその製造方法並びにクッション材の接着剤