JP2001301922A - コイルヤードの在庫データの修正方法 - Google Patents

コイルヤードの在庫データの修正方法

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JP2001301922A
JP2001301922A JP2000119931A JP2000119931A JP2001301922A JP 2001301922 A JP2001301922 A JP 2001301922A JP 2000119931 A JP2000119931 A JP 2000119931A JP 2000119931 A JP2000119931 A JP 2000119931A JP 2001301922 A JP2001301922 A JP 2001301922A
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JP
Japan
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coil
data
skid
center coordinate
yard
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JP2000119931A
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English (en)
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Makoto Ichinose
誠 一瀬
Hideichiro Kawashima
秀一郎 川島
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コイルを移動させることなく、スキッドの中心
座標データ及びコイルの中心座標データを自動的に修正
することができるコイルヤードの在庫データの修正方法
の提供 【解決手段】コイルヤードの自動クレーン4の制御及び
置場情報管理の運用をスキッドの中心座標データ、コイ
ルの中心座標データ、床面高さデータ等の在庫データに
基づいてコンピュータにより行うシステムにおいて、測
定した床面高さから求めた高さ変化量を用いてコイルヤ
ードの床面高さデータを修正するとともに、修正された
床面高さデータを用いてスキッド2の中心座標データ及
びコイル3の中心座標データを再計算して前記在庫デー
タを修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイルヤードの自
動クレーンの制御及び置場情報管理の運用を在庫データ
に基づいてコンピュータにより行うシステムにおいて、
床面レベルの変化量により在庫データを修正するコイル
ヤードの在庫データの修正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】圧延されたストリップのコイルはコイル
置場であるコイルヤードに段積みされて保管され、自動
クレーンの制御及び置場情報管理の運用は在庫データに
基づいてコンピュータにより行う倉庫システムで実施さ
れる。在庫データとして、コイルヤードの床面に配置さ
れている全てのスキッド(コイル置台)の中心座標デー
タ、コイルヤードにある全てのコイルの中心座標デー
タ、床面高さデータが含まれている。
【0003】図3に示すように、埋立地などの地盤沈下
の影響が大きいコイルヤードにおいては、床面1が実線
で示す状態から点線で示す状態に沈下するため、時間の
経過とともに床面高さが変化してスキッド2の中心座標
の登録値と実際の値との誤差が拡大する。
【0004】さらには、地盤沈下によってコイルヤード
の床面高さの変化によってスキッド2の中心座標も変化
し、これに伴って、その上に載置されているコイル3の
中心座標も変化することになる。コイル3の中心座標
は、コイルの外径、内径、重量、スキッド2の座標値等
から計算によって求められるため、地盤沈下による床面
の変化を考慮して、定期的にスキッドの座標値を修正し
ないと、計算によって求められるコイルの中心座標と、
実際のコイルの中心座標に誤差が生じるようになり、そ
の誤差がある一定の許容範囲を越えると、自動クレーン
の空掴みなどのコイルのハンドリングに支障をきたす場
合があるという問題があった。
【0005】このような問題を解決するためには、床面
に配置されている全てのスキッド2の座標値を再測定し
てこれをシステムに登録すればよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スキッ
ドの中心座標を正確に測定するためには、スキッドの上
に載っているコイルを別の場所に移動する必要がある
が、操業中にコイルを別の場所に移動してスキッドの中
心座標を測定することは、実際には困難であり、スキッ
ドの数量が多い場合にはコイルの移動作業、測定作業に
多くの労力を要するという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、コイルを移動させるこ
となく、スキッドの中心座標データ及びコイルの中心座
標データを自動的に修正することができるコイルヤード
の在庫データの修正方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、コイルヤード
の自動クレーンの制御及び置場情報管理の運用をスキッ
ドの中心座標データ、コイルの中心座標データ、床面高
さデータ等の在庫データに基づいてコンピュータにより
行うシステムにおいて、測定した床面高さから求めた高
さ変化量を用いてコイルヤードの床面高さデータを修正
するとともに、修正された床面高さデータを用いてスキ
ッドの中心座標データ及びコイルの中心座標データを再
計算して前記在庫データを修正することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の在庫データの修正
方法に必要な床面測定の説明図、図2は本発明の床面測
定に使用するレーザー光反射板の説明図である。
【0010】本発明では、自動クレーン4のガーダー
(図示せず)の移動方向に直交する方向に走行するクラ
ブ5上に鉛直方向にレーザー光9が向かうようにレーザ
ー距離計6を設置する。
【0011】コイル3を保管するコイル置場の床面1に
は予め定める間隔でスキッド2が固定設置されており、
各スキッド2の中心座標及び寸法は在庫データとしてコ
ンピュータに登録されている。また、コイルヤードにあ
るコイルの板幅・板厚・外径・内径・重量等も在庫デー
タとしてコンピュータに記憶される。
【0012】コイルヤードの床面には、コイル3を段積
みする領域どうしの間に作業者が通行できるように幅4
00mm程度の通路7があり、この通路7において床面
高さの測定点をあらかじめ幾つか設定し、そこに小形の
レーザー光反射板8を取り付ける。なお、測定点の位置
は、測定点について予めそのX座標・Y座標を測定し、
この測定値をコンピュータに登録しておく。レーザー距
離計6からレーザー光9を鉛直方向に照射すると、レー
ザー光9がレーザー光反射板8で反射されて床面高さを
測定することができる。
【0013】自動クレーン4を床面測定のモードにする
と、自動クレーン4は登録された目的の測定点の位置に
自動的に移動し、測定点に取り付けられたレーザー光反
射板8に対して自動クレーン4のクラブ5に取り付けた
レーザー距離計6がレーザー光9を照射し、レーザー光
反射板8で反射されたレーザー光9をレーザー距離計6
で受けて、測定点における床面高さを測定する。このよ
うな測定点における床面高さの測定は、コンピュータに
登録された全ての測定点に対して行われる。
【0014】収集されたコイルヤード床面の測定データ
から、以下の式に基づいて、コイルヤードに配置された
スキッドの中心座標を次式で計算する。
【0015】
【数1】 但し、式中の記号は以下の通り 測定点1の座標値:(xi,yi,zi) xi,yi
は既定値、ziは測定値 スキッドの中心座標:(Xj,Yj,Zj)Xj,Yj
は既定値、Zjは計算値 測定した床面高さから求めた高さ変化量を用いてコイル
ヤードの床面高さデータを修正し、床面高さの変化によ
ってスキッドの中心座標が変更されたことに伴い、スキ
ッド上に載っているコイルの中心座標についても再計算
を行う。この再計算によってコイルの中心座標は、床面
沈下の影響を反映したものとなる。
【0016】本発明に従えば、地盤沈下によってコイル
ヤードの床面高さが変化した場合でも、自動的に床面の
高さを計測し、スキッドの中心座標とコイルの中心座標
についてその結果を反映させることができる。
【0017】自動クレーンをコンピュータにおいて床面
測定のモードに設定すると、以下の手順を実行する。
【0018】(1)コンピュータは自動クレーンに対し
て、測定点に移動して床面測定を行うよう指示する。
【0019】(2)自動クレーンは、指示された測定点
に移動して、床面にあるレーザー光反射板に対してレー
ザー光を照射することによって床面までの距離の測定を
行い、その結果をコンピュータに返す。
【0020】(3)コンピュータは自動クレーンから送
信された測定結果を保存する。次の測定点がある場合に
は、(1)に戻る。全ての測定点に対する測定が完了し
たら、次のステップへ進む。
【0021】(4)測定点における床面高さの測定値に
基づいて、スキッドの中心座標を計算する。スキッドの
中心座標の計算式は数1に示したとおりである。
【0022】(5)更新されたスキッドの中心座標に従
って、コイルヤードにある全てのコイルについて、その
中心座標データを再計算する。
【0023】
【実施例】スキッド上に存在する1段目のコイルの中心
座標は、各スキッドの中心座標及びコイルの外径寸法か
ら計算することができる。また、コイルの上に存在する
2段目以上のコイルの中心座標は、当該コイルの外径寸
法と、当該コイルの下に位置する2つのコイルの中心座
標及び外径寸法から計算することができる。コンピュー
タには、予め、コイルヤードの床面に設置された全ての
レーザー光反射板の位置(xi,yi)が登録されてい
るものとする。
【0024】コンピュータは、自動クレーンに対して、
(xi,yi)の位置にあるレーザー光反射板の高さ
(z座標)を測定するように指示する。これに対して、
自動クレーンは位置(xi,yi)に横走行したあと、
鉛直方向下向きにレーザー光を照射して、真下にあるレ
ーザー光反射板の高さ(zi)を測定し、その結果をコ
ンピュータに返す。
【0025】コンピュータは以上の手順を繰り返すこと
によって、コイルヤードに設置された全てのレーザー光
反射板について、その高さziを入手する。
【0026】コンピュータは全てのレーザー光反射板に
ついて測定値ziを入手したら、スキッドの中心座標の
データ(Xj,Yj)に基づいて、スキッドの高さZi
を更新する。また、スキッドの中心座標データ(Xj,
Yj,Zj)が更新されたことに伴い、スキッドの上に
載っているコイルの中心座標データ(Xk,Yk,Z
k)も併せて更新する。
【0027】
【発明の効果】この発明に従えば、コイルヤード床面の
地盤沈下の影響が無視できない場合、スキッドの中心座
標およびコイルの中心座標のデータを自動的に且つ短時
間で修正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の在庫データの修正方法に必要な床面測
定の説明図である。
【図2】本発明の床面測定に使用するレーザー光反射板
の説明図である。
【図3】床面測定の結果によりスキッドとコイルの中心
座標が修正されることを示す概念図である。
【符号の説明】
1:床面、2:スキッド、3:コイル、4:自動クレー
ン、5:クラブ、6:レーザー距離計、7:通路、8:
レーザー光反射板、9:レーザー光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F022 CC06 HH02 JJ01 MM03 MM11 NN01 PP06 QQ13 3F204 AA02 BA05 CA01 DA03 DB06 DC07

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルヤードの自動クレーンの制御及び
    置場情報管理の運用をスキッドの中心座標データ、コイ
    ルの中心座標データ、床面高さデータ等の在庫データに
    基づいてコンピュータにより行うシステムにおいて、測
    定した床面高さから求めた高さ変化量を用いてコイルヤ
    ードの床面高さデータを修正するとともに、修正された
    床面高さデータを用いてスキッドの中心座標データ及び
    コイルの中心座標データを再計算して前記在庫データを
    修正することを特徴とするコイルヤードの在庫データの
    修正方法。
JP2000119931A 2000-04-20 2000-04-20 コイルヤードの在庫データの修正方法 Withdrawn JP2001301922A (ja)

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