JP2001301605A - 制動力制御装置 - Google Patents

制動力制御装置

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JP2001301605A
JP2001301605A JP2000120212A JP2000120212A JP2001301605A JP 2001301605 A JP2001301605 A JP 2001301605A JP 2000120212 A JP2000120212 A JP 2000120212A JP 2000120212 A JP2000120212 A JP 2000120212A JP 2001301605 A JP2001301605 A JP 2001301605A
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engine
negative pressure
pressure chamber
vacuum booster
value
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Jiro Kizaki
二郎 木崎
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エンジンの状況が変化しても、制動力の変化を
抑制する。 【解決手段】バキュームブースタの負圧に影響を与える
エンジンの作動状況を検出するエンジン作動状況検出手
段と、エンジン作動状況検出手段により検出された前記
エンジンの作動状況に応じてバキュームブースタの定圧
室に供給する負圧供給量を変化させることが可能な負圧
供給手段と、を備える構成とした。負圧供給手段によ
り、バキュームブースタの負圧に影響を与えるエンジン
の作動状況に応じてバキュームブースタの定圧室に供給
する負圧供給量が変化させられる。従って、エンジンの
作動状況が変化しても制動力の変化を抑制することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に制動力を加える
場合に、ブレーキ踏力を助勢するバキュームブースタに
負圧を供給するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両には、ブレーキを作動させた
時、ブレーキペダルへの踏力がバキュームブースタによ
り助勢され、適切な制動力を得ることができる構成とな
っているものがある。バキュームブースタによる助勢
は、エンジンの燃焼により供給される負圧と大気圧との
差圧により行う構成となっている。負圧はバキュームブ
ースタの定圧室に供給され、大気圧は変圧室に供給され
る。乗員がブレーキペダルを踏むことによりバキューム
ブースタの定圧室の負圧が消費され、制動力が助勢され
る。バキュームブースタの負圧は、消費されると低下す
る。
【0003】ところで、上記したバキュームブースタの
定圧室に、電動モータによって駆動される負圧ポンプを
接続し、バキュームブースタの定圧室の負圧値が設定値
以下か否かに応じて、電動モータの回転数を高回転側ま
たは低回転側に制御する技術が特開昭63−21210
7号公報において開示されている。
【0004】前記公報に開示されている技術では、バキ
ュームブースタの定圧室の圧力値が高い場合は高回転側
で電動モータが駆動され、バキュームブースタの定圧室
の圧力値が低い場合は低回転側で電動モータが駆動され
る。このため、バキュームブースタの定圧室の圧力値が
高い場合は、短時間で圧力の設定値に到達し、バキュー
ムブースタの定圧室の圧力値が低い場合は、電動モータ
の不必要な駆動・回転による機械的摩耗等が抑制され
る。
【0005】なお、本明細書における、「負圧の低下
(消費)」とは、絶対圧力の上昇のことをいう。また、
「負圧の上昇(供給)」とは、絶対圧力の低下のことを
いう。「負圧が高い」とは、絶対圧力が低いことをい
う。また、「負圧が低い」とは、絶対圧力が高いことを
いう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば所定
の条件が成立した場合にエンジン自動停止の制御を行う
車両や、エンジン内に吸入される空気量を調節するスロ
ットルバルブを電子制御により制御する車両等において
は、その制御の状態によって、バキュームブースタ内の
負圧の状態は変化する。このような車両では、エンジン
の作動状況を検出しない場合、バキュームブースタの定
圧室に適切な負圧を供給することはできない。前記公報
に開示されている技術は、バキュームブースタの定圧室
の負圧値に応じて負圧ポンプの作動制御を変換している
が、エンジンの作動状況に応じてバキュームブースタに
負圧を供給する制御を変化させていない。このため、定
圧室の圧力値が設定値に至るまでは、適切な負圧が確保
されていない場合があった。また、負圧ポンプを作動さ
せる基準とする定圧室の圧力値を低い値に設定した場
合、負圧ポンプの作動頻度が増加し、負圧ポンプの耐久
性が悪化する場合があった。
【0007】本発明はこの問題点に鑑みてなされたもの
であり、本発明の目的は、エンジンの作動状況に応じ
て、負圧供給手段によるバキュームブースタの定圧室へ
の負圧供給量を制御し、エンジンの作動状況が変化して
もバキュームブースタの定圧室に適切な負圧を供給し、
適切な制動力を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び効果】この課題を達成
するために、請求項1の発明は、定圧室と変圧室とを備
えるバキュームブースタと、前記バキュームブースタの
定圧室と変圧室との差圧による助勢力によって車両を制
動するための制動力を発生させる制動力発生手段と、作
動することによって前記バキュームブースタの定圧室に
負圧を供給するエンジンと、前記バキュームブースタの
負圧に影響を与えるエンジンの作動状況を検出するエン
ジン作動状況検出手段と、前記エンジン作動状況検出手
段により検出された前記エンジンの作動状況に応じて前
記バキュームブースタの定圧室に供給する負圧供給量を
変化させることが可能な負圧供給手段と、を備えること
を特徴とする。
【0009】請求項1の発明の装置では、負圧供給手段
により、バキュームブースタの負圧に影響を与えるエン
ジンの作動状況に応じてバキュームブースタの定圧室に
供給する負圧供給量が変化させられ、バキュームブース
タの定圧室の負圧が変化させられる。従って、エンジン
の作動状況が変化しても制動力の変化を抑制することが
できる。ここで負圧供給手段とは例えば、モータにより
駆動されるバキュームポンプ等である。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載のエン
ジンの作動状況検出手段は、エンジンが作動している状
況と、エンジンが作動していない状況とを検出するもの
を含むことを特徴とする。
【0011】エンジンが作動していない状況では、バキ
ュームブースタの定圧室に負圧は供給されないが、請求
項2の発明の装置においては、エンジンが作動している
状況と、エンジンが作動していない状況とでバキューム
ブースタの定圧室への負圧供給量が変化させられ、バキ
ュームブースタの定圧室の負圧が変化させられる。従っ
て、エンジンが作動状況または非作動状況と変化して
も、制動力の変化を抑制することができる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1に記載のエン
ジン作動状況検出手段は、前記エンジン内部への大気の
吸入量を調節するスロットルバルブの開閉状況を検出す
るスロットルバルブ開閉状況検出手段を含むことを特徴
とする。
【0013】スロットルバルブが開いた状況では、バキ
ュームブースタの定圧室に供給される負圧は小さいが、
請求項3の発明の装置においては、スロットルバルブ開
閉状況検出手段によりスロットルバルブの開閉状況が検
出され、その状況に応じてバキュームブースタの定圧室
への負圧供給量が変化させられるため、バキュームブー
スタの定圧室の負圧が変化させられる。従って、スロッ
トルバルブの開閉状況が変化しても制動力の変化を抑制
することができる。
【0014】請求項4の発明は、請求項1〜3に記載の
負圧供給手段は、前記バキュームブースタの定圧室の圧
力値を検出する定圧室圧力値検出手段の値に応じて作動
を制御されることを特徴とする。
【0015】請求項4の発明の装置では、定圧室圧力値
検出手段の値に応じてバキュームブースタの定圧室への
負圧供給量が変化させられ、バキュームブースタの定圧
室の負圧が変化させられる。ここで、「定圧室圧力値検
出手段の値に応じて作動を制御されること」とは例え
ば、定圧室圧力値検出手段の値が設定値よりも大きい場
合に作動させること等である。従って、負圧供給手段は
定圧室圧力値検出手段の値が設定値よりも小さい場合に
は作動しないので、請求項1〜3の効果に加えて負圧供
給手段の作動頻度を低減することができるという効果が
得られる。
【0016】請求項5の発明は、請求項1〜3に記載の
負圧供給手段は、ブレーキペダルへの踏力値を検出する
踏力値検出手段と、前記制動力発生手段へのブレーキ液
圧値を検出する液圧値検出手段と、によって得られる値
に応じて作動を制御されることを特徴とする。
【0017】請求項5の発明の装置では、負圧供給手段
の作動は、踏力値検出手段と液圧値検出手段の値に応じ
て制御され、バキュームブースタの定圧室への負圧供給
量が変化させられるため、バキュームブースタの定圧室
の負圧が変化させられる。踏力値と液圧値に応じて負圧
供給手段を作動させるため、負圧供給手段の作動頻度を
低減することができる。
【0018】上記した以外でも、エンジンの作動状況と
は例えば、エンジンのクランク軸の回転数が高回転数で
ある状況や、低回転数である状況等がある。この場合に
おいても、負圧供給手段によりバキュームブースタの定
圧室への負圧供給量が変化させられ、バキュームブース
タの定圧室の負圧が変化させられる。従って、車両を適
切に制動させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面に基づいて説明する。まず、第1の実施例で用いられ
るエンジンジステムおよびブレーキシステムの構成を概
略的に説明する。
【0020】本実施例のブレーキシステムにおいては、
図1に示すように、ブレーキペダル10の踏力を倍力す
るバキュームブースタ12が設けられている。そしてバ
キュームブースタ12に倍力された踏力に応じた液圧を
発生するマスタシリンダ14が設けられている。この液
圧は、車輪に設けられたブレーキ16のブレーキシリン
ダ18に供給される。ブレーキシリンダ18は車輪の回
転を抑制する。また、ブレーキシリンダ18とマスタシ
リンダ14との間には、ブレーキシリンダ18の液圧を
制御するアクチュエータである液圧制御ユニット20が
設けられている。
【0021】液圧制御ユニット20は電子制御ユニット
24(以下、ブレーキECU24と称する)により制御
される。ブレーキECU24には、ブレーキペダル10
の踏み込みを検出するブレーキスイッチ26、ブレーキ
ペダルへの踏力を検出するブレーキ踏力センサ27、マ
スタシリンダ14の液圧を検出するマスタシリンダ圧セ
ンサ28、車輪速度を検出する車輪速度センサ84等が
接続されている。ブレーキスイッチ26はブレーキペダ
ル10が踏み込まれた状態と踏み込まれていない状態と
で異なる信号を出力し、ブレーキランプの点灯等を行
う。ブレーキペダル10の非踏み込み位置は、車体に設
けられた図示しないストッパにより規定される。ブレー
キ踏力センサ27は、乗員のブレーキペダルへの踏力を
受けて作動し、ブレーキぺダルへの踏力が変化するのに
応じて変化する電気信号をブレーキECU24へ出力す
る。マスタシリンダ圧センサ28は、マスタシリンダ1
4の液圧を受けて作動し、マスタシリンダ14からブレ
ーキシリンダ18に供給される液圧が連続的に変化する
のに応じて連続して変化する電気信号をブレーキECU
24へ出力する。車輪速度センサ84は、各車輪に設け
られ各車輪の車輪速度を規定する車輪速度信号をブレー
キECU24へ出力する。また、ブレーキECU24
と、電子制御ユニット40(以下、EFI−ECU40
と称する)とは通信線により接続され、種々の情報を通
信する。
【0022】バキュームブースタ12は後述する定圧室
68においてインテークマニホルド32に接続されてお
り、管路37を介して負圧が供給される。詳細には、バ
キュームブースタ12は、インテークマニホルド32の
スロットルバルブ34が設けられた部分と、インテーク
マニホルド32が複数のインテークバルブ側へエアを供
給するために分岐させられた部分よりスロットルバルブ
34側の部分との間の部分に接続されている。本実施例
のスロットルバルブ34は、電子制御によりスロットル
駆動モータ38により開閉される。また例えば他の構成
として、スロットルバルブ34は図示しないアクセルペ
ダルにケーブルによって連結されており、乗員が足で操
作することによりスロットルバルブ34が開閉される機
構となっていてもよい。さらには、電子制御式のスロッ
トル駆動モータ38による制御機構と、アクセルペダル
とケーブルによる連結機構の両方をもつシステムにより
開閉されるものであってもよい。
【0023】エンジン30が作動して吸気工程が行なわ
れることによって、インテークマニホルド32に負圧が
供給される。インテークマニホルド32とバキュームブ
ースタ12との間にはチェック弁36が設けられてい
る。チェック弁36は、インテークマニホルド32から
バキュームブースタ12への負圧の供給(バキュームブ
ースタ12の空気がインテークマニホルド32側へ吸引
されること)は許容するが、バキュームブースタ12か
らインテークマニホルド32への負圧の流出(インテー
クマニホルド32内の空気がバキュームブースタ12へ
吸引されること)は阻止するように設けられている。
【0024】インテークマニホルド32には、インジェ
クタ86により燃料が噴射される。本実施例では、複数
のインジェクタ86によりそれぞれ、複数の気筒のそれ
ぞれについて燃料が噴射される。スロットルバルブ34
の開度、インジェクタ86の燃料噴射量、タイミング等
は、電子制御式燃料噴射装置のEFI−ECU40によ
り制御される。EFI−ECU40には、スロットルバ
ルブ34の開度を検出するスルットルポジションセンサ
44等が接続されており、その検出値に基づいてスロッ
トルバルブ34、インジェクタ86等を制御する。
【0025】EFI−ECU40にはまた、ブースタ負
圧センサ48及びシフト位置センサ82が接続されてい
る。ブースタ負圧センサ48は、バキュームブースタ1
2の後述する定圧室68の負圧を受けて作動し、その負
圧の大きさが連続的に変化するのに応じて連続的に変化
するブースタ負圧信号を出力する。シフト位置センサ8
2は、シフト装置96に設けられている。シフト位置セ
ンサ82は、自動変速機を備えたオートマチック車の場
合、例えば、パーキング「P」、ニュートラル「N」、
リバース「R」、ドライブ「D」、ロー「L」、セカン
ド「2」であることを表す信号を出力する。前述した
が、EFI−ECU40とブレーキECU24とは、通
信線により接続され、種々の情報を通信する。
【0026】管路37の途中には、チェック弁50を介
して電動バキュームポンプ52及び電動モータ54が設
けられている。電動バキュームポンプ52は、EFI−
ECU40からの信号によって電動モータ54が作動さ
れることにより作動する。電動バキュームポンプ52が
作動すると、チェック弁50を介してバキュームブース
タ12に負圧が供給される。チェック弁50は、電動バ
キュームポンプ52からバキュームブースタ12への負
圧の供給(バキュームブースタ12の空気が電動バキュ
ームポンプ52側へ吸引されること)は許容するが、バ
キュームブースタ12から電動バキュームポンプ52へ
の負圧の流出(電動バキュームポンプ52内の空気がバ
キュームブースタ12へ吸引されること)は阻止するよ
うに設けられている。
【0027】バキュームブースタ12は、図2に示すよ
うに、中空のハウジング80を備えている。ハウジング
80内の空間はパワーピストン66によりマスタシリン
ダ14の側の定圧室68とブレーキペダル10の側の変
圧室70とに仕切られている。定圧室68は、エンジン
30の吸気側に接続されており、本実施例においては、
定圧室68の負圧がブースタ負圧であり、ブースタ負圧
センサ48は定圧室68の負圧を検出するものとされて
いる。パワーピストン66は、マスタシリンダ14の側
において、ゴム製のリアクションディスク72を介して
ブースタピストンロッド74と連携させられている。ブ
ースタピストンロッド74はマスタシリンダ14の図示
しない加圧ピストンに連携させられ、パワーピストン6
6の作動力を前記加圧ピストンに伝達する。
【0028】定圧室68と変圧室70との間に弁機構7
6が設けられている。弁機構76は、ブレーキペダル1
0と連携させられているバルブオペレーティングロッド
78とパワーピストン66との相対移動に基づいて作動
するものであり、コントロールバルブ76aと、エアバ
ルブ76bと、バキュームバルブ76cと、コントロー
ルバルブスプリング76dとを備えている。エアバルブ
76bは、コントロールバルブ76aと共同して変圧室
70の大気に対する連通・遮断を選択式に行うものであ
り、バルブオペレーティングロッド78に一体的に移動
可能に設けられている。コントロールバルブ76aは、
バルブオペレーティングロッド78にコントロールバル
ブスプリング76dによりエアバルブ76bに着座する
向きに付勢される状態で取り付けられている。バキュー
ムバルブ76cは、コントロールバルブ76aと共同し
て変圧室70の定圧室68に対する連通・遮断を選択的
に行うものであり、パワーピストン66に一体的に移動
可能に設けられている。
【0029】ここで、バキュームブースタ12の作用を
説明する。バキュームブースタ12においては、非作動
状態では、コントロールバルブ76aが、エアバルブ7
6bに着座する一方、バキュームバルブ76cから離間
し、それにより、変圧室70が大気から遮断されて定圧
室68に連通させられる。したがって、この状態では、
定圧室68も変圧室70もともに等しい高さの負圧(大
気圧以下の圧力)とされる。これに対して、作動状態で
はバルブオペレーティングロッド78がパワーピストン
66に対して相対的に接近し、やがてコントロールバル
ブ76aがバキュームバルブ76cに着座し、それによ
り、変圧室70が定圧室68から遮断される。その後、
バルブオペレーティングロッド78がパワーピストン6
6に対してさらに相対的に接近すれば、エアバルブ76
bがコントロールバルブ76aから離間し、それによ
り、変圧室70が大気に連通させられる。この状態で
は、変圧室70が昇圧し、定圧室68と変圧室70との
間に差圧が発生し、その差圧によってパワーピストン6
6が作動させられ、バキュームブースタ12により倍力
されたブレーキ操作力に応じた液圧がマスタシリンダ1
4に発生させられる。したがって、バキュームブースタ
によりブレーキ操作力が助勢され、大きなブレーキ液圧
が発生する。
【0030】本実施例のシステムの電気的構成につい
て、図3に基づき詳細に説明する。
【0031】前記したEFI−ECU40およびブレー
キECU24は、それぞれ通信線により接続され種々の
情報を通信する。通信は、例えば、デジタル信号によ
り、1本の通信線で多くの情報を相互通信し得るシリア
ルデータ通信とされる。
【0032】EFI−ECU40の入力側には、シフト
位置センサ82、ブースタ負圧センサ48、スロットル
ポジションセンサ44等が接続されている。一方、 E
FI−ECU40の出力側には、インジェクタ86、ス
ロットル駆動モータ38、エンジン30、電動モータ5
4等が接続されている。
【0033】ブレーキECU24の入力側には、車輪速
度センサ84、ブレーキスイッチ26、ブレーキ踏力セ
ンサ27、マスタシリンダ圧センサ28等が接続されて
いる。また、ブレーキECU24の出力側には、液圧制
御ユニット20等が接続されている。
【0034】次に、本実施例の制御の流れについて、フ
ローチャート図4を用いて説明する。
【0035】図4のフローチャートはイグニッションス
イッチONと同時に開始される。
【0036】まず、ステップ100で、関連システムが
正常か否かが判定される。関連システムの異常とは、例
えば、エンジンシステムの異常やブレーキシステムの異
常である。エンジンシステムやブレーキシステムの異常
は、EFI−ECU40やブレーキECU24に接続さ
れた様々なセンサにより判定することができる。関連シ
ステムが異常と判定された場合、ステップ100の判定
結果はNOになり再び関連システムが正常か否かの判定
が実行される。ステップ100の判定結果がYESにな
ると、次のステップ102が実行される。
【0037】ステップ102では、エンジン30の遅角
制御が行なわれているか否かを判定する。エンジン30
の遅角制御は、例えばエンジン30の始動直後に図示し
ない排気触媒の暖気を目的として行なわれる。エンジン
30の遅角制御中は、EFI−ECU40の制御により
エンジン30の点火時期を遅らせ、通常制御の場合より
も多くの熱量が排気触媒に供給される。点火時期が遅れ
る場合、エンジン30の出力トルクが低下するため、ス
ロットルバルブ34を開く方向に制御し、通常よりも多
くの空気をエンジン30内に供給することにより、エン
ジン30の出力トルクの低下を防止している。従って、
エンジン30の遅角制御中は、インテークマニホルド3
2内の負圧は低下する。エンジン30の遅角制御が行な
われていると判断された場合、ステップ102の判定結
果はYESとなり次のステップ104が実行される。ま
た、エンジンの遅角制御が行なわれていないと判断され
た場合、ステップ102の判定結果はNOとなり本フロ
ーチャートは終了する。
【0038】ステップ104では、スロットルバルブ3
4の開度は所定開度以上になっているか否かの判定が行
われる。スロットルバルブ34の開度はスロットルポジ
ションセンサ44によって検出される。所定開度とは例
えば、エンジンの遅角制御が行なわれていない場合のア
イドリング状態の開度に5度加えた開度である。スロッ
トルバルブ34の開度が所定開度以上になっている場
合、YESと判定されて次のステップ106が実行され
る。スロットルバルブ34の開度が所定開度以上になっ
ていない場合、NOと判定されて再びステップ102が
実行される。
【0039】ステップ106では、バキュームブースタ
12の定圧室68内の圧力が設定値Kb以下か否かの判
定が行われる。この判定は、ブースタ負圧センサ48の
値と設定値Kbとを比較することにより行う。設定値Kb
よりもバキュームブースタ12の定圧室68内の圧力が
高い(負圧が低い)と判定された場合、ステップ104
の判定結果はNOとなり、ステップ108に移行する。
設定値Kbよりもバキュームブースタ12の定圧室68
内の圧力が低い(負圧が高い)と判定された場合、ステ
ップ106の判定結果はYESとなる。この場合、バキ
ュームブースタ12の定圧室68には制動力確保のため
の十分な負圧があるため、本フローチャートは終了す
る。なお、前記設定値Kbは、車両停止時に消費される
負圧に対して余裕を持つ値であり、例えば、60〜65
kPaである。ステップ106において、バキュームブ
ースタ12の定圧室68の圧力が設定値Kb以下でない
と判定された場合、バキュームブースタ12の定圧室6
8には制動力を確保するための十分な負圧がないため、
ステップ108以降の制御を行う。
【0040】ステップ108では、電動バキュームポン
プ52を作動させる制御を行う。前述したように、EF
I−ECU40からの信号によって電動モータ54が作
動されることにより、電動バキュームポンプ52が作動
させられる。電動バキュームポンプ52が作動させられ
ると、バキュームブースタ12に負圧を供給することが
できる。次にステップ110が実行される。
【0041】ステップ110では、ステップ106と同
様にバキュームブースタ12の定圧室68内の圧力が設
定値Kb以下か否かの判定が行われる。バキュームブー
スタの定圧室68の圧力が設定値Kb以下でないと判定
された場合、バキュームブースタの定圧室68には制動
力を確保するための十分な負圧がないため、NOと判定
され再びステップ110の判定が実行される。バキュー
ムブースタの定圧室68の圧力が設定値Kb以下である
と判定された場合バキュームブースタ12の定圧室68
には十分な負圧があるため、ステップ112に移行す
る。
【0042】ステップ112では、電動バキュームポン
プ52の作動を停止する制御を行う。この制御は、電動
モータ54の駆動を停止することにより行われる。この
制御により、電動バキュームポンプ52は停止し、バキ
ュームブースタ12の定圧室68への負圧の供給が停止
する。ステップ112が実行が終了すると本フローチャ
ートは終了する。
【0043】本実施例は、以上の説明によって明らかに
したように、エンジンの遅角制御が行なわれた場合等、
エンジン内への空気の流入量を調節するスロットルバル
ブが開く方向に制御されている場合がある。スロットル
バルブの開度が所定開度以上の場合において、バキュー
ムブースタの定圧室の圧力が設定値よりも大きい場合に
は、電動バキュームポンプを作動させる。従って、スロ
ットルバルブを開く方向に制御されている場合に、バキ
ュームブースタの定圧室の圧力を設定値よりも小さくす
ることができるため、車両の制動に必要な負圧を得るこ
とができ、車両に適切な制動力を加えることができる。
また、バキュームブースタの定圧室の圧力値に基づい
て、電動バキュームポンプの作動を制御するため、エン
ジン遅角制御が行われていると判定されても、すぐに電
動バキュームポンプを作動させないため、電動バキュー
ムポンプの作動頻度を低減できるという効果も得られ
る。
【0044】本実施例において、ステップ102とステ
ップ104のうちどちらか一方の判定は行われず、片方
の判定のみ行う実施例としてもよい。すなわち、ステッ
プ102の判定が終了したら、ステップ104は行わ
ず、ステップ106を実行してもよい。また、ステップ
100の判定が終了したらステップ102の判定は行わ
ず、ステップ104を実行してもよい。また、本実施例
において、ステップ106の判定はフローチャート中に
含まれなくてもよい。従って、本実施例のステップ10
2,104,106のうち、実行される組み合わせとし
て、ステップ102のみ、ステップ104のみ、
ステップ102とステップ104、ステップ102と
ステップ106、ステップ104とステップ106、
ステップ102とステップ104とステップ106の
すべて、の6通りがある。
【0045】本実施例においては、フローチャート図4
中のステップ104が、特許請求の範囲のスロットルバ
ルブ開閉状況検出手段の一例であり、ステップ108が
負圧供給手段の一例である。
【0046】次に、第2の実施例について説明する。
【0047】第2の実施例で用いる装置は、ブースタ負
圧センサ48が不要であるという点以外は、第1の実施
例で用いる装置と同じである。
【0048】本実施例における制御の流れについて、フ
ローチャート図5に基づいて説明する。
【0049】図5のフローチャートはイグニッションス
イッチONと同時に開始される。
【0050】まず、ステップ200で、関連システムが
正常か否かが判定される。これは、第1の実施例のステ
ップ100と同様である。関連システムが異常と判定さ
れた場合、ステップ200の判定結果はNOになり再び
関連システムが正常か否かの判定が実行される。ステッ
プ200の判定結果がYESになると、次のステップ2
02が実行される。
【0051】ステップ202では、エンジン自動停止条
件が成立するか否かの判定が行われる。その詳細のフロ
ーチャートを図6に示す。第1の条件は、シフトレバー
98のポジションがドライブ「D」またはニュートラル
「N」になっていることである。シフトレバー98のポ
ジションは、シフト位置センサ82の信号により得られ
る。第2の条件は、車体速度が0km/hであることで
ある。車体速度は、車輪速度センサ84により得られた
車輪速度値から演算して求めることができる。第3の条
件は、ブレーキマスタシリンダ圧センサ28の値が所定
値Lm以上であることである。マスタシリンダ圧センサ
28の値の所定値Lmとは、例えば、自動変速機を備え
たオートマチック車の場合、クリープ現象により車両が
動き出さない程度の力の値で、例えば4〜6kgf/c
2である。また、第3の条件としてはマスタシリンダ
圧センサ値を用いる方法の他に、ブレーキ操作の有無を
示す信号を利用してもよい。また例えば、ブレーキペダ
ル10を踏み込んだ際のストロークの変化を感知する図
示しないペダルストロークセンサの信号、ブレーキラン
プの点灯等を行うブレーキスイッチ26の信号、または
ブレーキペダル10の踏力を検知するブレーキ踏力セン
サ27の信号等を用いてもよい。第4の条件は、車体速
度が少なくとも1度は0km/hより大きくなっている
ことである。イグニッションスイッチをONすると上記
した3つの条件が成立する場合があるが、この第4の条
件により、イグニッションスイッチONした直後にエン
ジンは停止しない。
【0052】以上4つの条件のうち1つの条件でも成立
していないと判定された場合、ステップ202の判定結
果はNOになり再びステップ200に戻る。通常走行時
は、ステップ202の判定結果が常にNOとなる。ステ
ップ202の判定結果がYESになると、図5のフロー
チャート中のステップ204が実行される。
【0053】ステップ204では、エンジンの自動停止
制御が行われる。この制御は、インジェクタ86の燃料
噴射を停止することにより行われる。次にステップ20
6が実行される。
【0054】ステップ206では、ブレーキ踏力センサ
27の値とマスタシリンダ圧センサ28の値に基づい
て、電動バキュームポンプ52が作動領域にあるか否か
を判定する。電動バキュームポンプ52の作動が必要な
場合は、ブレーキペダル10を強く踏んでもブレーキ液
圧が低い場合である。図7を用いて詳細に説明する。図
7は、踏力−液圧曲線を示している。エンジンの状態に
より、踏力−液圧曲線は変化し、バキュームブースタ1
2の定圧室の負圧がは高い場合、は通常の場合、
は低い場合をそれぞれ示している。ブレーキペダル10
を踏力fで踏んだ場合、の通常の負圧の場合はp2
液圧が発生する。これに対しての負圧が低い場合は、
発生する液圧はp1となり、の場合と同じ踏力fでブ
レーキペダル10を踏んでも、液圧は弱くなる。エンジ
ンがのような状態の場合に電動バキュームポンプ52
を作動させる。電動バキュームポンプ52の作動領域と
非作動領域を示すマップの一例を図8に示す。ステップ
206において、ブレーキ踏力センサ27の値及びマス
タシリンダ圧センサ28の値が、図8の電動バキューム
ポンプ52の作動領域にあると判定された場合、バキュ
ームブースタ12の定圧室68には制動力を確保するた
めの十分な液圧を発生する負圧がないため、ステップ2
08へ移行する。ブレーキ踏力センサ27の値及びマス
タシリンダ圧センサ28の値が、電動バキュームポンプ
52の非作動領域にあると判定された場合、バキューム
ブースタ12の定圧室68には十分な液圧を発生する負
圧があるため、後述するステップ214に移行する。
尚、図8において電動バキュームポンプの作動領域と、
非作動領域は一本の実践で区切られているが、電動バキ
ュームポンプの作動開始条件と作動停止条件が異なって
いてもよい(ヒステリシスを設けていてもよい)。
【0055】ステップ208では、電動バキュームポン
プ52を作動させる制御を行う。この制御は、第1の実
施例のフローチャート図4中のステップ108の制御と
同じである。電動バキュームポンプ52が作動させられ
ると、バキュームブースタ12に負圧を供給することが
できる。次にステップ210が実行される。
【0056】ステップ210では、ブレーキ踏力センサ
27の値とマスタシリンダ圧センサ28の値に基づい
て、電動バキュームポンプ52が作動領域にあるか否か
を判定する。この判定は、ステップ206と同様に行わ
れる。YESと判定された場合再び本ステップの判定が
行われ、NOと判定された場合、次のステップ212が
実行される。
【0057】ステップ212では、電動バキュームポン
プ52の作動を停止する制御を行う。この制御は、第1
の実施例のフローチャート図4中のステップ112と同
様である。次にステップ214が実行される。
【0058】ステップ214では、エンジン自動始動条
件が成立するか否かの判定が行われる。その詳細のフロ
ーチャートを図9に示す。第1の条件及び第2の条件
は、関連システムに異常がないこと、及び、シフトレバ
ー98のポジションがドライブ「D」またはニュートラ
ル「N」になっていることである。これらは前述したフ
ローチャート図5中のステップ200及びステップ20
2のエンジンの自動停止条件の場合と同様である。第3
の条件は、ブレーキマスタシリンダ圧センサ28の値が
所定値Lm未満であることである。マスタシリンダ圧セ
ンサ28の値の所定値Lmとは、前記したように例え
ば、自動変速機を備えたオートマチック車の場合、クリ
ープ現象により車両が動き出さない程度の力の値で、例
えば4〜6kgf/cm2である。これら3つの条件が
すべて満たされた場合、フローチャート図5中のステッ
プ216が実行される。条件が1つでも満たされない場
合はステップ206に戻る。
【0059】ステップ216では、エンジン自動始動の
制御を行う。ステップ216の実行が終了すると、再び
ステップ200に戻る。
【0060】本実施例は、以上の説明によって明らかに
したように、エンジン自動停止条件が成立したときエン
ジン自動停止を行い、ブレーキ踏力センサの値及びマス
タシリンダ圧センサの値が、電動バキュームポンプの作
動領域にない場合は、エンジン自動始動まで制御が行な
われない。ブレーキ踏力センサの値及びマスタシリンダ
圧センサの値が、電動バキュームポンプの作動領域にあ
る場合は、電動バキュームポンプが作動され、バキュー
ムブースタの定圧室の圧力が低下させられる。従って、
エンジンが自動停止する場合においても、車両の停止に
必要な負圧を供給することができる。本実施例では、ブ
ースタ負圧センサは不要であり、コストを安くすること
ができる。
【0061】本実施例において、ブースタ負圧センサ4
8をバキュームブースタの定圧室68に設けてもよい。
この場合、ブースタ負圧センサ48により定圧室の圧力
値を検出することができるため、フローチャート図5中
のステップ206とステップ210の判定をそれぞれ、
第1の実施例のステップ106とステップ110の判定
に置き換えてもよい。
【0062】本実施例では、フローチャート図5中のス
テップ202、214が特許請求の範囲のエンジン作動
状況検出手段の一例である。また、ステップ208が負
圧供給手段の一例である。
【0063】第1の実施例の、フローチャート図4中の
ステップ106とステップ110の判定を第2の実施例
のステップ206とステップ210の判定に置き換えて
もよい。この場合、ブースタ負圧センサ48を備えてい
なくても、電動バキュームポンプを作動させるか否かを
判定することができるため、第1の実施例においてもブ
ースタ負圧センサ48を不要とすることができる。
【0064】以上、本発明の実施形態を詳細に説明した
が、これは例示に過ぎず、本発明は前記
【発明が解決しようとする課題】および
【課題を解決するための手段及び効果】の項に記載され
た態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変
更、改良を施した形態で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるブレーキシステ
ムとエンジンシステムとを概略的に示す図である。
【図2】上記ブレーキシステムを構成するバキュームブ
ースタを示す図である。
【図3】本実施例のシステムの電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】第1の実施例における、バキュームブースタの
定圧室への負圧供給のための電動バキュームポンプの制
御のプログラムを表すフローチャート図である。
【図5】第2の実施例における、バキュームブースタの
定圧室への負圧供給のための電動バキュームポンプの制
御のプログラムを表すフローチャート図である。
【図6】エンジンの自動停止の過程を示すフローチャー
ト図である。
【図7】踏力−液圧曲線を表す図である。
【図8】電動バキュームポンプの作動マップを表す図で
ある。
【図9】エンジンの自動始動の過程を示すフローチャー
ト図である。
【符号の説明】
10 ブレーキペダル 12 バキュームブースタ 14 マスタシリンダ 24 ブレーキECU 27 ブレーキ踏力センサ 28 マスタシリンダ圧センサ 30 エンジン 34 スロットルバルブ 40 EFI−ECU 48 ブースタ負圧センサ 52 電動バキュームポンプ 54 電動モータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定圧室と変圧室とを備えるバキュームブー
    スタと、 前記バキュームブースタの定圧室と変圧室との差圧によ
    る助勢力によって車両を制動するための制動力を発生さ
    せる制動力発生手段と、 作動することによって前記バキュームブースタの定圧室
    に負圧を供給するエンジンと、 前記バキュームブースタの定圧室の負圧に影響を与える
    エンジンの作動状況を検出するエンジン作動状況検出手
    段と、 前記エンジン作動状況検出手段により検出された前記エ
    ンジンの作動状況に応じて、前記バキュームブースタの
    定圧室に供給する負圧供給量を変化させることが可能な
    負圧供給手段と、 を備えることを特徴とする制動力制御装置。
  2. 【請求項2】前記エンジンの作動状況検出手段は、エン
    ジンが作動している状況と、エンジンが作動していない
    状況とを検出するものを含むことを特徴とする請求項1
    に記載の制動力制御装置。
  3. 【請求項3】前記エンジン作動状況検出手段は、前記エ
    ンジン内部への大気の吸入量を調節するスロットルバル
    ブの開閉状況を検出するスロットルバルブ開閉状況検出
    手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の制動力制
    御装置。
  4. 【請求項4】前記負圧供給手段は、前記バキュームブー
    スタの定圧室の圧力値を検出する定圧室圧力検出手段の
    値に応じて作動を制御されることを特徴とする請求項1
    〜3に記載の制動力制御装置。
  5. 【請求項5】前記負圧供給手段は、ブレーキペダルへの
    踏力値を検出する踏力値検出手段と、前記制動力発生手
    段へのブレーキ液圧値を検出する液圧値検出手段と、に
    よって得られる値により作動を制御されることを特徴と
    する請求項1〜3に記載の制動力制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008068747A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Honda Motor Co Ltd 車両の負圧システム
JP2010208637A (ja) * 2010-05-27 2010-09-24 Honda Motor Co Ltd 車両の負圧システム
JP2014061850A (ja) * 2012-09-24 2014-04-10 Mazda Motor Corp 車両用ブレーキ装置

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