JP2001300896A - 使用済みペットボトルの粉砕前処理方法 - Google Patents

使用済みペットボトルの粉砕前処理方法

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JP2001300896A JP2000120884A JP2000120884A JP2001300896A JP 2001300896 A JP2001300896 A JP 2001300896A JP 2000120884 A JP2000120884 A JP 2000120884A JP 2000120884 A JP2000120884 A JP 2000120884A JP 2001300896 A JP2001300896 A JP 2001300896A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体の切断と同時に、巻装ラベルを適宜分離
状態に切断でき、本体から巻装ラベルを簡単に離せ、こ
れを簡単に取除け、切断した本体を粉砕機等で細かく粉
砕し易く、二次粉砕等が不要で、粉砕効率が良く、処理
工程数が少なく、処理コストを低減でき、経済的で、リ
サイクル促進に役立ち、口部が破損して破片が弾けるこ
とも無く、安全で綺麗に切断でき、不揃いで立体的なペ
ットボトルを常に略所望形状に安定的に切断できる最適
な粉砕前処理方法を提供する。 【解決手段】 ペットボトルPを切断機の一対の圧潰プ
レート1,5の間に適宜保持手段を介してセットし、口
部11を除いて圧潰し、圧潰状態のまま圧潰プレート5
に設けた切断用摺動体6を摺動させ、ペットボトルPの
本体10を適宜切断すると共に、巻装ラベル12自身を
適宜分離するよう切断し、分離した巻装ラベル12を適
宜除去手段、或いは、適宜選別手段等によって取除く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回収された使用済
みペットボトルを、原料資源(熱可塑性ポリエステル樹
脂材)としてリサイクルできるようにするための方法
で、使用済みペットボトルが適宜粉砕機を介して粉砕さ
れる前に、効率の良い最適な処理を施しておけるように
工夫した使用済みペットボトルの粉砕前処理方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、使用済みペットボトルは、リサイ
クル法や、ゴミの減量問題等からそのリサイクルについ
て種々の提案がなされるようになっている。特に、その
一つに、回収された使用済みペットボトルの原料資源
(熱可塑性ポリエステル樹脂材)化があり、この場合
は、例えば、ペットボトルの本体の周胴部に巻装せしめ
てあるポリプロピレン製の適宜広告が施された巻装ラベ
ルを除去し、次に、この巻装ラベルが除去されたペット
ボトルを適宜粉砕(或いは、適宜切断)し、更に、これ
を二次粉砕することによって、細片化するようにした手
段がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如き手段にあっては、処理工程が多い難点や、粉砕の効
率が悪い難点等があり、ひいては、処理コストが高くな
り、経済的でなく、使用済みペットボトルのリサイクル
が促進され難い等の問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、前述
の如き難点や問題点等を解消すると共に、メーカーによ
って形状が異なる不揃いで立体的なペットボトルPを略
所望形状に安定的に切断でき、大量に供給される使用済
みペットボトルの再利用に貢献でき、原料資源としての
使用済みペットボトルの有効活用及びゴミの減量化が少
しずつでも着実に図れるようにすべく創出されたもの
で、請求項1記載の使用済みペットボトルの粉砕前処理
方法は、原料資源としてリサイクルすべく回収された使
用済みペットボトルPを適宜粉砕機を介して粉砕する前
の粉砕前処理方法であって、使用済みペットボトルPを
切断機の一対の圧潰プレート1,5の間に適宜保持手段
を介してセットし、このペットボトルPを口部11を除
いて一対の圧潰プレート1,5で圧潰し、この圧潰状態
のまま圧潰プレート5に設けた切断用摺動体6を摺動さ
せて、ペットボトルPの本体10を適宜切断すると共
に、巻装ラベル12自身が適宜分離されるように切断
し、分離された巻装ラベル12を適宜除去手段、或い
は、適宜選別手段等によって取除く手段を採用した。
【0005】また、請求項2記載の使用済みペットボト
ルの粉砕前処理方法は、適宜切断されたペットボトルP
にエアー等を吹付け、適宜分離された巻装ラベル12の
みを除去する手段を採用した。
【0006】更に、請求項3記載の使用済みペットボト
ルの粉砕前処理方法は、適宜切断されたペットボトルP
を搬送すると共に、適宜分離された巻装ラベル12と切
断された本体10とを、重量差を利用した適宜選別手段
を介して、巻装ラベル12のみを除去する手段を採用し
た。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示例に基づいて
説明する。本発明は、使用済みペットボトルPを原料資
源(熱可塑性ポリエステル樹脂材、例えば、ポリエチレ
ンテレフタレート)として再利用するリサイクルシステ
ムに於いて、回収された使用済みペットボトルPを適宜
粉砕機を介して粉砕する前に行われる粉砕前処理方法に
係るものである。そして、この前処理方法は、使用済み
ペットボトルPを切断機の一対の圧潰プレート1,5の
間に適宜保持手段を介してセットする。次に、セットさ
れたペットボトルPを口部11を除いて一対の圧潰プレ
ート1,5で圧潰する。更に、ペットボトルPを圧潰状
態としたまま圧潰プレート5に設けた切断用摺動体6を
摺動させて、ペットボトルPの本体10を適宜切断する
と共に、巻装ラベル12自身が適宜分離されるように切
断する。それから、分離された巻装ラベル12を適宜除
去手段、或いは、適宜選別手段等によって取除くように
したものである。すなわち、ペットボトルPの口部11
が破損して、その破片が弾けることが無いように口部1
1を除いて一対の圧潰プレート1,5でペットボトルP
を圧潰するようにし、本体10周胴部から巻装ラベル1
2が簡単に離れて、その除去が容易に行えるようにペッ
トボトルPの本体10の切断と同時に、巻装ラベル12
を適宜分離状態に切断するようにし、粉砕機等による粉
砕効率を向上させると共に、二次粉砕等が不要となるよ
うに本体10を適宜切断するものであり、しかも、不揃
いで立体的なペットボトルPを常に略所望形状に安定的
に切断できるように一対の圧潰プレート1,5でペット
ボトルPを圧潰した後に、切断用摺動体6で切断するよ
うにしたものである。
【0008】尚、使用済みペットボトルPを原料資源と
して再利用するリサイクルシステムは、例えば、適宜回
収手段によって回収された使用済みペットボトルPを、
適宜保持手段を介して切断機にセットし、次に、このペ
ットボトルPを口部11を除いて圧潰し、更に、ペット
ボトルPの本体10と巻装ラベル12を切断し、分離し
た巻装ラベル12を取除き、切断されたペットボトルP
本体10を粉砕機によって粉砕して小チップ化し、これ
ら小チップを洗浄、脱脂、乾燥させ、原料資源とする。
ところで、洗浄、脱脂、乾燥工程は、これらが能率良く
行えるように切断されたペットボトルPの本体10を粉
砕機によって粉砕する前に行うようにしても良い。
【0009】ペットボトルPを切断機にセットするため
の適宜保持手段は、例えば、ペットボトルPの口部11
を保持するようにすることで、切断機の一対の圧潰プレ
ート1,5間の所望位置にペットボトルPを安定的にセ
ットできるようになっている。尚、適宜保持手段は、例
えば、ペットボトルPの口部11と本体10とを保持す
るようにしたり、ペットボトルPの本体10を保持する
ようにしたり、その他適宜自由に設定、変更できるもの
である。また、ペットボトルPを切断機の一対の圧潰プ
レート1,5の間に配するには、これが自動的に行われ
るような手段や、手動的に行われるような手段を採用で
き、しかも、これらの手段に適宜保持手段が自動的に連
繋されるようにしても良いし、手動的に行われるように
しても良い。
【0010】更に、ペットボトルPを切断機で圧潰する
には、例えば、一方の圧潰プレート1を不動状態とし、
他方の圧潰プレート5を一方の圧潰プレート1に向って
離隔接近できるようにしてペットボトルPを圧潰したり
(図2参照)、或いは、他方の圧潰プレート5を不動状
態とし、一方の圧潰プレート1を他方の圧潰プレート5
に向って離隔接近できるようにしてペットボトルPを圧
潰したり、或いは、両方の圧潰プレート1,5が離隔接
近できるようにしてペットボトルPを圧潰することがで
きる。
【0011】そして、ペットボトルPの口部11が切断
機で圧潰されないようにするには、一対の或いは一方の
或いは他方の圧潰プレート1,5に於いて、口部11の
配設位置に対応する部分に、口部収容空間7やその他の
凹部等を設ける手段や、または、口部11を一対の圧潰
プレート1,5外方に配するような手段を採用すること
ができる。
【0012】それから、ペットボトルPの本体10と巻
装ラベル12を切断するには、例えば、他方の圧潰プレ
ート5に対して摺動自在となる切断用摺動体6によって
行えるようにしたり、一方の圧潰プレート1に対して摺
動自在となる切断用摺動体によって行えるようにした
り、或いは、一対の圧潰プレート1,5夫々に対して摺
動自在となる一対の切断用摺動体によって行えるように
したり、その他適宜手段が採用できるものである。ま
た、切断用摺動体6自体は、圧潰プレート1,5に対し
て一箇所に配しただけでも良いし(図4、図6参照)、
複数箇所に配したものでも良い(図8参照)。しかも、
巻装ラベル12を切断するには、少なくとも一箇所は略
幅広帯環状の巻装ラベル12の上下縁に跨がるように切
断して、本体10周胴部への巻装状態を解消しなければ
ならない。
【0013】更に、分離した巻装ラベル12を取除くに
は、適宜切断されたペットボトルPにエアー等を吹付
け、小さくて軽い適宜分離された巻装ラベル12のみを
除去するようにする。
【0014】また、分離した巻装ラベル12を取除く場
合、適宜切断されたペットボトルPを搬送すると共に、
適宜分離された巻装ラベル12と切断された本体10と
を、重量差を利用した適宜選別手段を介して、巻装ラベ
ル12のみを除去するようにする。尚、選別手段として
は、例えば、適宜分離された巻装ラベル12と切断され
た本体10との寸法差を利用した選別手段であっても良
い。
【0015】ところで、前述したような各手段にあって
は、その具体的な内容等は、適宜自由に設定、変更でき
るものである。
【0016】一方、前述の如き方法で使用される切断機
は、例えば、不動状態で且つ下がわに配される略厚肉矩
形板状の圧潰プレート1と、この下がわの圧潰プレート
1に向って昇降可能で、且つ上がわに配される略厚肉矩
形板状の圧潰プレート5とを備えたものである。
【0017】そして、下がわの圧潰プレート1には、適
宜摺動体侵入凹部2がその上面に凹設され、この摺動体
侵入凹部2には、受プレート3が昇降自在に内装される
と共に、受プレート3が複数の弾発スプリング4によっ
て常時上方に圧迫されるように構成されている。
【0018】また、上がわの圧潰プレート5には、摺動
体侵入凹部2に合致すると共に摺動体侵入凹部2内に侵
入する切断用摺動体6が、昇降自在に設けられており、
この切断用摺動体6は、圧潰プレート5と一緒に降下し
て、ペットボトルPをある程度圧潰し、その後は、切断
用摺動体6のみが更に降下すると共に、その先端面部分
が摺動体侵入凹部2の開口部分に僅かに侵入することに
より、圧潰されたままのペットボトルPを切断用摺動体
6の輪郭形状に確実に且つ綺麗に切断できるように構成
されている。
【0019】更に、上がわの圧潰プレート5には、ペッ
トボトルPの口部11を圧潰しないように、口部11よ
り一回り大きな口部収容空間7が凹設されている。尚、
口部収容空間7のような凹部は、下がわの圧潰プレート
1にも凹設することができる。そして、上がわの圧潰プ
レート5には、複数の弾発スプリング8の弾発力が常時
下方へ向けて付勢されている。
【0020】前記一対の圧潰プレート1,5は、図示例
のように上下に配しても良いし、或いは、左右に配し
て、ペットボトルPを左右方向から圧潰するように構成
しても良いし、或いは、傾斜方向で圧潰するように配し
てあっても良い。
【0021】前記摺動体侵入凹部2と切断用摺動体6
は、圧潰されたペットボトルPを所望形状に切断できる
ようにその輪郭形状が設定され、例えば、図4や図6に
示すような輪郭形状としたり、或いは、図8に示すよう
に離れた状態に複数設けるようにしても良い。
【0022】前記受プレート3と弾発スプリング4は、
摺動体侵入凹部2内に侵入したペットボトルPの切断部
分が、摺動体侵入凹部2内に残ることなく切断用摺動体
6の上昇と共に上方に押上げられるように構成したもの
で、次のペットボトルPの切断へよりスムーズに移行で
きるよう配慮されたものである。
【0023】また、切断機での圧潰時にペットボトルP
が移動しないように保持しておくには、例えば、図9に
示すように、略溝形状の保持基台20と、この保持基台
20の左右上部に固定される左右弾性保持片21とから
なるような保持装置を構成し、ペットボトルPの口部1
1を左右弾性保持片21の弾発力を利用して左右方向か
ら挾持するように構成したものでも良いし、或いは、図
10に示すように、略溝形状の保持基台20と、この保
持基台20の右柱部に装着される保持杆体22と、この
保持杆体22に弾発力を常時付勢する弾発スプリング2
3とからなるような保持装置を構成し、ペットボトルP
の口部11を保持基台20の左柱部内側面と保持杆体2
2先端とで左右方向から挾持するように構成したもので
も良い。しかも、前述のようなペットボトルPの口部1
1の保持に加えてペットボトルPの本体10部分を保持
するように構成しても良いし、ペットボトルPの本体1
0部分のみを保持するように構成しても良い。
【0024】ところで、切断機の具体的構成、圧潰プレ
ート1の具体的構成、形状、寸法、材質、支持手段、摺
動体侵入凹部2の具体的構成、形状、寸法、配設位置、
数、受プレート3の具体的構成、形状、寸法、材質、支
持手段、弾発スプリング4の具体的構成、形状、寸法、
材質、配設位置、数、圧潰プレート5の具体的構成、形
状、寸法、材質、支持手段、切断用摺動体6の具体的構
成、形状、寸法、材質、支持手段、配設位置、数、口部
収容空間7の具体的構成、形状、寸法、配設位置、弾発
スプリング8の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位
置、数、保持装置の具体的構成、形状、寸法、材質、配
設位置、保持基台20の具体的構成、形状、寸法、材
質、弾性保持片21の具体的構成、形状、寸法、材質、
支持手段、配設位置、数、保持杆体22の具体的構成、
形状、寸法、材質、配設位置、弾発スプリング23の具
体的構成、形状、寸法、材質、配設位置等は、図示例の
もの等に限定されることなく適宜自由に設定、変更でき
るものである。
【0025】
【発明の効果】従って、請求項1記載の使用済みペット
ボトルの粉砕前処理方法は、原料資源としてリサイクル
すべく回収された使用済みペットボトルPを適宜粉砕機
を介して粉砕する前の粉砕前処理方法であって、使用済
みペットボトルPを切断機の一対の圧潰プレート1,5
の間に適宜保持手段を介してセットし、このペットボト
ルPを口部11を除いて一対の圧潰プレート1,5で圧
潰し、この圧潰状態のまま圧潰プレート5に設けた切断
用摺動体6を摺動させて、ペットボトルPの本体10を
適宜切断すると共に、巻装ラベル12自身が適宜分離さ
れるように切断し、分離された巻装ラベル12を適宜除
去手段、或いは、適宜選別手段等によって取除くので、
ペットボトルPの本体10の切断と同時に、巻装ラベル
12を適宜分離状態に切断できるようになり、本体10
周胴部から巻装ラベル12が簡単に離れるようになる。
そして、この分離された巻装ラベル12は、適宜除去手
段、或いは、適宜選別手段等によって簡単に取除けるよ
うになる。
【0026】更に、本体10も適宜切断されるので、こ
れを粉砕機等によって細かく粉砕し易くなり、二次粉砕
等が不要となる。すなわち、粉砕効率が良くなると共
に、リサイクルに於ける処理工程数を少なくでき、ひい
ては、処理コストを大幅に低減でき、経済的で、使用済
みペットボトルPのリサイクルの促進に大いに役立つ最
適な粉砕前処理方法となる。加えて、大量に供給される
使用済みペットボトルPの再利用に貢献でき、原料資源
(熱可塑性ポリエステル樹脂材)としての使用済みペッ
トボトルPの有効活用及びゴミの減量化が着実に図れる
ようになる。
【0027】特に、ペットボトルPを口部11を除いて
一対の圧潰プレート1,5で圧潰し、この圧潰状態のま
ま圧潰プレート5に設けた切断用摺動体6を摺動させ
て、ペットボトルPの本体10を適宜切断すると共に、
巻装ラベル12自身が適宜分離されるように切断するの
で、一対の圧潰プレート1,5で圧潰した際に、ペット
ボトルPの口部11が破損して、その破片が弾けること
が無くなり、安全で綺麗にペットボトルPを切断処理で
きるようになる。しかも、一対の圧潰プレート1,5で
ペットボトルPを圧潰した後に、切断用摺動体6で切断
するので、不揃いで立体的なペットボトルPを常に略所
望形状に安定的に切断できるようになる。
【0028】また、請求項2記載の使用済みペットボト
ルの粉砕前処理方法は、適宜切断されたペットボトルP
にエアー等を吹付け、適宜分離された巻装ラベル12の
みを除去するので、適宜分離された巻装ラベル12の除
去が極めて簡単に、短時間に、且つ確実に行えるように
なる。
【0029】更に、請求項3記載の使用済みペットボト
ルの粉砕前処理方法は、適宜切断されたペットボトルP
を搬送すると共に、適宜分離された巻装ラベル12と切
断された本体10とを、重量差を利用した適宜選別手段
を介して、巻装ラベル12のみを除去するので、適宜分
離された巻装ラベル12の除去が簡単に、且つ確実に行
えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用済みペットボトルを切断機にセットした状
態を例示する縦断面図である。
【図2】使用済みペットボトルを切断機で圧潰した状態
を例示する縦断面図である。
【図3】使用済みペットボトルを切断機で切断した状態
を例示する縦断面図である。
【図4】圧潰プレート上での使用済みペットボトルの圧
潰状態を例示する平面図である。
【図5】図4の圧潰プレートで使用済みペットボトルが
切断されて分離した状態を例示する平面図である。
【図6】他の圧潰プレート上での使用済みペットボトル
の圧潰状態を例示する平面図である。
【図7】図6の圧潰プレートで使用済みペットボトルが
切断されて分離した状態を例示する平面図である。
【図8】他の圧潰プレート上での使用済みペットボトル
の圧潰状態を例示する平面図である。
【図9】使用済みペットボトルの保持状態を例示する側
面図である。
【図10】使用済みペットボトルの他の保持状態を例示
する一部切欠側面図である。
【符号の説明】
1 圧潰プレート 2 摺動
体侵入凹部 3 受プレート 4 弾発
スプリング 5 圧潰プレート 6 切断
用摺動体 7 口部収容空間 8 弾発
スプリング P ペットボトル 10 本体 11 口部 12 巻装ラベル 20 保持基台 21 弾性
保持片 22 保持杆体 23 弾発
スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B30B 9/32 102 B30B 9/32 102C // B29K 67:00 B29K 67:00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料資源としてリサイクルすべく回収さ
    れた使用済みペットボトルを適宜粉砕機を介して粉砕す
    る前の粉砕前処理方法であって、使用済みペットボトル
    を切断機の一対の圧潰プレートの間に適宜保持手段を介
    してセットし、このペットボトルを口部を除いて一対の
    圧潰プレートで圧潰し、この圧潰状態のまま圧潰プレー
    トに設けた切断用摺動体を摺動させて、ペットボトルの
    本体を適宜切断すると共に、巻装ラベル自身が適宜分離
    されるように切断し、分離された巻装ラベルを適宜除去
    手段、或いは、適宜選別手段等によって取除くことを特
    徴とした使用済みペットボトルの粉砕前処理方法。
  2. 【請求項2】 適宜切断されたペットボトルにエアー等
    を吹付け、適宜分離された巻装ラベルのみを除去するこ
    とを特徴とした請求項1記載の使用済みペットボトルの
    粉砕前処理方法。
  3. 【請求項3】 適宜切断されたペットボトルを搬送する
    と共に、適宜分離された巻装ラベルと切断された本体と
    を、重量差を利用した適宜選別手段を介して、巻装ラベ
    ルのみを除去することを特徴とした請求項1記載の使用
    済みペットボトルの粉砕前処理方法。
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