JP2001299490A - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JP2001299490A
JP2001299490A JP2000124534A JP2000124534A JP2001299490A JP 2001299490 A JP2001299490 A JP 2001299490A JP 2000124534 A JP2000124534 A JP 2000124534A JP 2000124534 A JP2000124534 A JP 2000124534A JP 2001299490 A JP2001299490 A JP 2001299490A
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backrest
chair
base
moving body
chair according
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JP2000124534A
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English (en)
Inventor
Hiroki Yoda
裕希 依田
Takayoshi Tanizawa
孝欣 谷澤
Shosuke Akisada
昭輔 秋定
Masahide Shiratani
真英 白谷
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 椅子をリクライニングさせた際に、背もたれ
の傾斜変化に合わせて座面の位置を連動移動させること
で、椅子の形状変化に着席者の体全体で対処させて着席
者によりリラックス感を与える椅子を提供する。 【解決手段】 背もたれ2の下部と座面3の後部とが回
転自在に連結され、座面3の下方に位置した基台1に支
持部6を設けると共に上記支持部6が背もたれ2の座面
3のとの連結部分以外の位置で背もたれ2を軸支し、座
面3の下部と基台1とのうちの一方に移動体5を設ける
と共に他方に上記移動体5を摺動させる案内部4を設
け、移動体5が案内部4に沿って移動した状態を固定す
る固定手段7を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リクライニング機
構を有する椅子に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】座面の後端と背もたれの下端が回転自在
に連結して構成された椅子において、背もたれのみがそ
の傾斜角度を変化させるように動作するリクライニング
機構を備えた椅子は古くから知られているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来例においては背もたれの傾斜角度は変化する
ものの座面は固定されているために、背もたれをの傾斜
を水平に近づけるように倒す際には着席者は腰の屈曲角
度を変化させて対処するものであった。このように上記
椅子をリクライニングする際には着席者の体の一部、腰
のみ、で上記背もたれの傾斜変化に対処するものであ
り、着席者にリラックス感を感じさせにくいものであっ
た。
【0004】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的は椅子をリクライニングさせた際
に、背もたれの傾斜変化に合わせて座面の位置を連動移
動させることで、椅子の形状変化に着席者の体全体で対
処させて着席者によりリラックス感を与える椅子を提供
することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1に係る椅子では、背もたれ2の下部
と座面3の後部とが回転自在に連結され、座面3の下方
に位置した基台1に支持部6を設けると共に上記支持部
6が背もたれ2の座面3のとの連結部分以外の位置で背
もたれ2を軸支し、座面3の下部と基台1とのうちの一
方に移動体5を設けると共に他方に上記移動体5を摺動
させる案内部4を設け、移動体5が案内部4に沿って移
動した状態を固定する固定手段7を備えたことを特徴と
する。これにより、座面3を移動体5を基台1の案内部
4に摺動させてスライド移動させると、座面3に連動し
て基台1の支持部6を支点として背もたれ2の傾斜角度
を変化させることができ、着席者の臀部の位置を座面3
と共にずらすことで背もたれ2の傾斜角度を変化させる
ものであり、椅子のリクライニングに際して着席者は椅
子の形状変化に体全体で対処することで、よりリラック
ス感を感じ得ることができるものである。
【0006】また、本発明の請求項2に係る椅子は、請
求項1において、背もたれ2の傾斜角度によらず、背も
たれ2と基台1の支持部6とが側方から見て重なり合わ
ないように支持部6を設けたことを特徴とする。これに
より、椅子をリクライニングさせた際に背もたれ2と基
台1の支持部6の側面から見た間隙8が狭くなることを
避けることができ、上記間隙8に指をはさむ等の危険を
避けることができる。また、別個に安全機構を設ける必
要がなく、コストをおさえることができる。
【0007】また、本発明の請求項3に係る椅子は、請
求項1において、基台1の支持部6がアームレストを兼
ねていることを特徴とする。これにより、別個にアーム
レストを設けた場合よりも部品数を減らすことができ、
コストをおさえることができる。
【0008】また、本発明の請求項4に係る椅子は、請
求項1において、背もたれ2と基台1の支持部6とを間
隔9を隔てて軸支したことを特徴とする。これにより、
背もたれ2と基台1の支持部6との間に間隔9を隔てて
あるので、背もたれ2と基台1の支持部6との間には広
い間隔9が位置し、背もたれ2と基台1の支持部6との
間に指をはさむ等の危険を避けることができる。また、
別個に上記背もたれ2と基台1の支持部6との間に指を
はさむことを避ける安全装置を設ける必要がなく、コス
トをおさえることができる。
【0009】また、本発明の請求項5に係る椅子は、請
求項1において、背もたれ2と基台1の支持部6との側
面からみた間隙8に上記間隙8を塞ぐ安全機構を備えた
ことを特徴とする。これにより、椅子をリクライニング
させた際に背もたれ2と基台1の支持部6との側面から
見た間隙8を上記間隙8を塞ぐ安全機構15にて上記間
隙8を塞ぐものであり、上記間隙8に指をはさむ等の危
険を避けることができる。
【0010】また、本発明の請求項6に係る椅子は、請
求項1において、移動体5が摺動子17で案内部4がレ
ール18で構成したことを特徴とする。これにより、リ
クライニング機構の構造の簡単化を図ることができ、製
造コストを安価にすることができる。
【0011】また、本発明の請求項7に係る椅子は、請
求項6において、摺動子17とレール18の接触面積を
大きくしたことを特徴とする。これにより、摺動子17
のレール18への面圧を下げることができ、摺動子17
がレール18上を摺動する際の摩擦量及び騒音を軽減で
きる。
【0012】また、本発明の請求項8に係る椅子は、請
求項1において、移動体5が円柱形状で案内部4に沿っ
て転がる機構を有することを特徴とする。これにより、
移動体5が案内部4を摺動した際の摩擦係数を更に低く
することができ、移動体5と案内部4との摩耗量を大幅
に軽減できる。
【0013】また、本発明の請求項9に係る椅子は、請
求項8において、案内部4が曲線形状をしたことを特徴
とする。これにより、案内部4の形状の自由化を図るこ
とができ、案内部4の意匠の多様化を図ることができ、
また、背もたれ2に連動する座面3の動作の自由度を向
上させることができる。
【0014】また、本発明の請求項10に係る椅子は、
請求項1において、移動体5と案内部4がリニアベアリ
ング21とシャフト22で構成されることを特徴とす
る。これにより、椅子の耐荷重性を向上させることがで
きる。
【0015】また、本発明の請求項11に係る椅子は、
請求項1において、移動体5と案内部4が伸縮自在ユニ
ット23で構成されることを特徴とする。これにより、
リクライニング機構が少ないスペースで設計できる。
【0016】また、本発明の請求項12に係る椅子は、
請求項1において、移動体5、案内部4及び固定手段7
を一体に形成したことを特徴とする。これにより、椅子
の部品点数を少なくして構造の簡単化を図り、併せて少
ないスペースでのリクライニング機構が設計できる。
【0017】また、本発明の請求項13に係る椅子は、
請求項12において、移動体5、案内部4がナット24
と送りねじ杆25の組合せとなっており、モーター26
で送りねじ杆25を駆動させる構造を有したことを特徴
とする。これにより、椅子のリクライニングの制御及び
固定が簡単にできる。
【0018】また、本発明の請求項14に係る椅子は、
請求項12において、移動体5、案内部4がピニオンギ
ア27とラックギア28の組合せになっており、モータ
ー26でピニオンギア27を駆動させる構造を有したこ
とを特徴とする。これにより、リクライニングの制御及
び固定が簡単にできる。
【0019】また、本発明の請求項15に係る椅子は、
請求項12において、移動体5、案内部4がピストン2
9とシリンダ30の組合せになっており、流体圧でピス
トン29を駆動させる構造を有したことを特徴とする。
これにより、椅子の滑らかなリクライニングが実現で
き、かつ音も静かである。
【0020】また、本発明の請求項16に係る椅子は、
請求項12において、移動体5、案内部4がリニアモー
ター31構造を有することを特徴とする。これにより、
椅子の滑らかなリクライニングが実現でき、かつ音も静
かである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0022】図1乃至2に本発明の実施の形態の例を示
す。本実施の形態の椅子は大きく分けて着席者が座る椅
子部10と、椅子部10の下方に位置して椅子部10を
支える基台1とから構成されている。椅子部10は背も
たれ2と座部3で構成されており、背もたれ2の下端と
座部3の後端とが回転自在に連結されているものであ
る。このように背もたれ2は座部3に対して回動自在に
傾斜することができるものである。座部3の前方下面の
左右両端部には下方に突設した移動体5,5が設けられ
ている。この移動体5はそれぞれ、座部3の正面から見
てフランジ状に側方に水平突出した摺動子17を形成し
ているものである。
【0023】椅子部10の座面3の下方に位置した基台
1は後述するように椅子部10を支持するものであり、
椅子部10よりも少し側方に広い略箱型に形成されたも
のである。基台1の後部の左右両端部には支持部6,6
が上方に向って突設しており、上記支持部6,6の先端
を椅子部10の背もたれ2を両側から挟み込むように位
置しているものである。また、基台1の前部の左右両端
部には移動体5を摺動させる案内部4としてレール1
8,18が前方斜め上方に向って突設しているものであ
る。
【0024】上記のように構成された椅子部10と基台
1とは、以下のように連結して基台1が椅子部10を支
持するものである。後部では、基台1から突設した支持
部6,6の先端が背もたれ2を両側方から軸支するもの
である。このとき、支持部6が背もたれ2を軸支する部
分は背もたれ2の座面3との連結部分以外の位置であ
り、本例においては背もたれ2の下端近傍の位置に上記
軸支部分を設けているものである。一方、前部では、基
台1から突設したレール18,18に座部3の下方から
突設した移動体5,5の摺動子17,17を載置するも
のである。また、このとき、基台1の中央部と座部3の
下面の中央部とに端部をそれぞれ回転自在に連結した伸
縮自在の固定手段7を設置するものである。
【0025】上記のような状態で基台1が椅子部10を
支持した状態になっているものであり、このとき椅子部
10の背もたれ2は上方に起きた状態になっているもの
である。この状態から座面3を前方に移動させると背も
たれ2の傾斜が浅くなる(水平に近づく)ものである
(図2中点線部分)。そのときのメカニズムは、移動体
5の摺動子17を案内部4のレール18に沿わせて前方
上方に座面3を移動させると、座面3の後端で回転自在
に連結した背もたれ2の下端も前方上方に移動するもの
であり、背もたれ2は基台1の支持部6の軸支部分を不
動の支点として回転するものであるので、下端が前方上
方に移動した背もたれ2は相対的に先端を下方に移動さ
せるものである。このように座部3の前後位置を変化さ
せることにより、連動して背もたれ2の傾斜が変化する
ものである。また、伸縮自在の固定手段7は、座部3を
前方に移動させたとき延伸するものである。このとき、
固定手段7の長さを固定すると、背もたれ2の傾斜角
度、座面3の前後位置が固定されるものである。
【0026】このように本例の椅子は、背もたれ部2と
座面3が連動してリクライニングすると共に上記リクラ
イニングした状態を固定できる機構を有しているもので
ある。これにより、移動体5(摺動子17)と案内部4
(レール18)とを摺動させて座面3の位置を変化させ
ることで連動して背もたれ2の傾斜角度を変化させるも
のであり、上記椅子の着席者の臀部の位置を座面3と共
にずらすことで背もたれ2の傾斜角度を変化させるもの
であり、椅子のリクライニングに際して着席者は椅子の
形状変化に体全体で対処することで、よりリラックス感
を感じ得ることができるものである。
【0027】なお、椅子の状態を固定する装置は、座面
3の一部を固定する装置であっても、移動体5の位置を
固定する装置であっても、背もたれ2の傾斜角度を固定
する装置であっても、このリクライニング機構は実現可
能である。またその装置が駆動源を備えていてもよい。
【0028】また、足載せ台11を上述した本例の椅子
に備えたものを図3に示す。足載せ台11はリンク1
2,リンク13,リンク14を備え付けることで、基台1
と座面3の位置の変化に連動させるものである。具体的
には、リンク12とリンク14はリンク13に回転可能
に連結されており、リンク12の一端は足載せ台11
に、リンク14の一端は座面3に回転可能に連結されて
いる。さらに、リンク13の一端は基台1に回転可能に
連結されている。このとき、座面3が案内部4に沿って
移動すると、リンク14が引き上げられ、それに伴いリ
ンク12、リンク13が動き、足載せ台11が押し上げ
られる。このようにすることで背もたれ2と座面3と足
載せ台11が連動するリクライニング機構が実現可能で
あり、椅子部10に着席して椅子のリクライニングの際
に変化する着席者の姿勢に合わせた快適な足位置を確保
することができ、着席者に更なるリラックス感を与え得
るものである。
【0029】以下、実施の形態の他例について説明す
る。以下の実施の形態の他例は上記の実施の形態の例の
一部を変化させたものであるので、重複する部分の説明
は省略し、相違点を中心に述べることにする。
【0030】実施の形態の他例として、図4に示すよう
に、背もたれ2の傾斜角度によらないで、背もたれ2と
基台1の支持部6とが側方から見て重なり合わないよう
に支持部6を設けたことも好ましいものである。つま
り、背もたれ2がどんな傾斜角度の位置にあっても(背
もたれ2の可動範囲内で)、背もたれ2と支持部6が側
方から見て重なり合わないものである。これにより、椅
子をリクライニングさせた際に背もたれ2と基台1の支
持部6の側面から見た間隙8が狭くなることを避けるこ
とができ、上記間隙8に指をはさむ等の危険を避けるこ
とができる。また、上記危険がないために別個に間隙8
に指を挟むのを防ぐ安全装置を設ける必要がなく、コス
トをおさえることができる。なお、支持部6は例えば後
方から近づくような形状等、背もたれ2の傾斜角度に対
して直角に交わるような形状ほど好ましいものである。
【0031】また、実施の形態の更に他例として、図5
に示すように、基台1の支持部6がアームレストを兼ね
ていることも好ましいものである。これにより、別個に
アームレストを設けた場合よりも部品数を減らすことが
でき、コストをおさえることができる。なお、アームレ
ストの形状はどのようなものでも構わないものである。
【0032】また、実施の形態の更に他例として、図6
に示すように、背もたれ2と基台1の支持部6とを間隔
9を隔てて軸支したことも好ましいものである。つま
り、背もたれ2の両側から軸支している支持部6が背も
たれ2の左右方向に距離をとって配置されているもので
ある。これにより、背もたれ2と基台1の支持部6との
間に間隔9を隔ててあるので、背もたれ2と基台1の支
持部6との間の間隔9に指をはさむ等の危険を避けるこ
とができる。また、別個に上記間隔9に指をはさむこと
を避ける安全機構を設ける必要がなく、コストをおさえ
ることができる。
【0033】また、実施の形態の更に他例として、図7
〜図9に示すように、背もたれ2と基台1の支持部6と
の側面からみた間隙8に上記間隙8を塞ぐ安全機構15
を備えたことも好ましいものである。図8及び図9は図
7中の円Aで囲む部分を拡大したものであり、図8は背
もたれ2が倒れている時、図9は背もたれ2が起きてい
る時を表している。背もたれ2と基台1の支持部6の間
の間隙8には板15a、板15b、板15cを備えてい
る。板15aは背もたれ2に固定されており、板15b
と板15cの上部は板15aの上部に回転可能に連結さ
れている。板15bの下部は板15aの溝15a1に沿
って移動可能なように板15aに連結されている。同様
に板15cも板15bの溝15b1に沿って移動可能な
ように板15bに連結されている。このような構造を用
いると、背もたれ2の傾斜に伴い、板15a〜15cが
移動するため背もたれ2と支持部6との間の間隙8に隙
間が空くことがない。なお、背もたれ2と支持部6の間
に備えるものは、一枚の板で構成されたものであって
も、複数枚の板で構成されたものであっても、その枚数
を問わず実現可能である。また、図10に示すように、
ジャバラ形状をしたものであっても実現可能である。さ
らに、図11に示すように、背もたれの支持部6を大き
くして全体を覆ってしまうことでも実現可能である。こ
れにより、椅子をリクライニングさせた際に背もたれ2
と基台1の支持部6との側面から見た間隙8に隙間がな
くなるものであり、上記間隙8に指をはさむ等の危険を
避けることができる。
【0034】また、実施の形態の更に他例として、図1
2(a),(b)に示すように、座面3の下部に設けら
れる移動体5の下端から側方に突出した摺動子17を、
移動体5の下端から側方に突出して固定された軸17a
に回動自在に装着された四角柱状の可動摺動子17bで
形成したことも好ましいものである。この場合には、レ
ール18は基台1から前方斜め上方に突設した断面コの
字のチャンネル片で形成されている。座面3の移動に伴
い、レール溝18aに挿入された可動摺動子17bはレ
ール溝18aに沿って移動するものである。なお、レー
ル18の断面は本例ではコの字形状をしているが、可動
摺動子17bのレール溝18aへの挿入状態を解かない
ように可動摺動子17bの移動を制限可能な形状であれ
ば実現可能である。また、レール18を通常の片状にし
て摺動子17を上記通常の片で形成されたレール18を
外側から挟持するような形状にしても実現可能である。
また、本例は可動摺動子17bが四角柱状に形成されて
おり、レール18との接触面積を高めているものであ
る。これにより、摺動子17のレール18への面圧を下
げることができ、摺動子17がレール18上を摺動する
際の摩擦量及び騒音を軽減できる。また、ここで、レー
ル18と摺動子17の接触面が平面であるが、レール1
8が円弧形状をしていても摺動子17がレールとの接触
面においてレール18と同心円の形状であれば接触面積
を大きくすることが可能である。
【0035】また、実施の形態の更に他例として、図1
3に示すように、可動摺動子17bの形状を円柱状にし
てレール18に沿って転がしたことも好ましいものであ
る。これにより、摺動子17がレール18に沿って摺動
した際の摩擦係数を更に低くすることができ、摺動子1
7とレール18との摩耗量を大幅に軽減できるものであ
る。なお、本例では、レール18が曲線形状になってい
るものを示したが、摺動子17とレール18は線接触し
ているために摺動子17はレール18の形状に沿って転
がって移動することが可能である。このように、レール
18の形状を曲線形状にすることは形状の自由化に繋が
り、案内部4(レール18)の意匠の多様化を図ること
ができ、また、背もたれ2に連動する座面3の動作の自
由度を向上させることができる。
【0036】また、実施の形態の更に他例として、図1
4に示すように、移動体5と案内部4がリニアベアリン
グ21とシャフト22で構成したことも好ましいもので
ある。本例の具体的な構造は、座面3にリニアベアリン
グ21が回転可能に連結されており、基台1にリニアベ
アリング21を通したシャフト22が固定してあるもの
である。そして、座面3の移動に伴い、リニアベアリン
グ21がシャフト22に沿って移動するものである。こ
れにより、椅子の耐荷重性を向上させることができるも
のである。なお、座面3にシャフト22を固定し、基台
1にリニアベアリング21が回転可能に連結された構造
でも実現可能である。また、リニアベアリング21が回
転できないように固定してあり、シャフト22が回転可
能に連結されていても実現可能である。
【0037】また、実施の形態の更に他例として、図1
5に示すように、移動体5と案内部4とを伸縮自在ユニ
ット23で構成したことも好ましいものである。本例の
具体的な構造は、伸縮自在ユニット23が一端を座面3
に回転可能に連結されており、もう一端を基台1に固定
されているものである。そして、座面3の移動に伴って
伸縮自在ユニット23が伸縮するものである。これによ
り、リクライニング機構が少ないスペースで設計でき
る。なお、伸縮自在ユニット23は一端を座面3に回転
できないように固定され、もう一端を基台1に回転可能
に連結されていても実現可能である。
【0038】また、実施の形態の更に他例として、図1
6に示すように、移動体5、案内部4及び固定手段7を
一体に形成したことも好ましい。本例では、移動体5、
案内部4がナット24と送りねじ杆25の組合せとなっ
ており、モーター26で送りねじ杆25を駆動させる構
造を有しているものである。本例の具体的な構造は、座
面3にナット24が回転可能に連結されており、送りね
じ杆25がモーター26により回転制御可能にモーター
26に連結されており、モーター26は基台1に固定さ
れているものである。そして、モーター26を回転させ
ることで、送りねじ杆25を回転させ、ナット24の位
置を制御することができ、また、モーター26の回転を
止めることでリクライニングした椅子の状態を固定する
ことができるものである。これにより、椅子のリクライ
ニングの制御及び固定が簡単にできるものである。な
お、座面3にモーター26が固定されており、ナット2
4が基台1に回転可能に連結された構造でも実現可能で
ある。また、ナット24が回転できないように固定さ
れ、モーター26が回転可能に連結されていても実現可
能である。さらに、送りねじ杆25とモーター26は直
結されていなくても、送りねじ杆25がモーター26に
より回転制御可能であればよい。
【0039】また、実施の形態の更に他例として、図1
7に示すように、移動体5、案内部4がピニオンギア2
7とラックギア28の組合せになっており、モーター2
6でピニオンギア27を駆動させたことも好ましいもの
である。本例の具体的な構造は、座面3にモーター26
が固定され、モーター26により回転制御可能なように
ピニオンギア27がついており、ラックギア28が基台
1に固定されているものである。そして、ピニオンギア
27をモーター26により回転させることにより、座面
3の位置を変えてリクライニングを行うことができる。
また、モーター26の回転を止めることで椅子の状態を
固定することができる。これにより、図12に例と同様
に、リクライニングの制御及び固定が簡単にできるもの
である。なお、座面3にラックギア28を固定し、基台
1にモーター26を回転可能に連結する構造でも実現可
能である。
【0040】また、実施の形態の更に他例として、図1
8に示すように、移動体5、案内部4がピストン29と
シリンダ30の組合せになっており、流体圧でピストン
29を駆動させたことも好ましいものである。本例の具
体的な構造は、座面3にピストン29が回転可能に連結
されており、基台1にシリンダ30が固定されているも
のである。そして、位置制御装置33によりシリンダ3
0内の流体圧を制御することで、座面3の位置を移動す
ると共にリクライニングした椅子を固定させることも可
能である。これにより、椅子の滑らかなリクライニング
が実現でき、かつ音も静かに行えるものである。なお、
座面3にシリンダ30が固定され、基台1にピストン2
9が回転可能に連結された構造でも実現可能である。ま
た、ピストン29が回転できないように固定され、シリ
ンダ30が回転可能に連結されていても実現可能であ
る。
【0041】また、実施の形態の更に他例として、図1
9に示すように、移動体5、案内部4がリニアモーター
31構造から構成されたことも好ましいものである。本
例の具体的な構造は、座面3にリニアモーター31が回
転可能に連結されており、リニアモーター31が移動す
るためのレール18が基台1に固定されている。リニア
モーター31の位置制御装置33により、リニアモータ
ー31の位置を制御することで、座面3を移動させるこ
とが可能である。これにより、椅子の滑らかなリクライ
ニングが実現でき、かつ音も静かに行えるものである。
なお、座面3にレール18が固定され、基台1にリニア
モーター31が回転可能に連結された構造でも実現可能
である。また、リニアモーター31が回転できないよう
に固定され、レール18が回転可能に連結されていても
実現可能である。
【0042】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の椅
子にあっては、背もたれの下部と座面の後部とが回転自
在に連結され、座面の下方に位置した基台に支持部を設
けると共に上記支持部が背もたれの座面のとの連結部分
以外の位置で背もたれを軸支し、座面の下部と基台との
うちの一方に移動体を設けると共に他方に上記移動体を
摺動させる案内部を設け、移動体が案内部に沿って移動
した状態を固定する固定手段を備えているので、座面を
移動体を基台の案内部に摺動させてスライド移動させる
と、座面に連動して基台の支持部を支点として背もたれ
の傾斜角度を変化させることができ、つまり、着席者の
臀部の位置を座面と共にずらすことで背もたれの傾斜角
度を変化させるものであり、椅子のリクライニングに際
して着席者は椅子の形状変化に体全体で対処すること
で、よりリラックス感を感じ得ることができるものであ
る。
【0043】また、本発明の請求項2記載の椅子は、請
求項1の効果に加えて、背もたれの傾斜角度によらず、
背もたれと基台の支持部とが側方から見て重なり合わな
いように支持部を設けたので、椅子をリクライニングさ
せた際に背もたれと基台の支持部の側面から見た間隙が
狭くなることを避けることができ、上記間隙に指をはさ
む等の危険を避けることができ、別個に安全機構を設け
る必要がなく、コストをおさえることができる。
【0044】また、本発明の請求項3記載の椅子は、請
求項1の効果に加えて、基台の支持部がアームレストを
兼ねているので、別個にアームレストを設けた場合より
も部品点数を減らすことができ、コストをおさえること
ができる。
【0045】また、本発明の請求項4記載の椅子は、請
求項1の効果に加えて、背もたれと基台の支持部とを間
隔を隔てて軸支したので、背もたれと基台の支持部との
間に間隔を隔ててあるので、背もたれと基台の支持部と
の間には広い間隔が位置し、指をはさむ等の危険を避け
ることができ、また、別個に上記背もたれと基台の支持
部との間に指をはさむことを避ける安全機構を設ける必
要がなく、コストをおさえることができる。
【0046】また、本発明の請求項5記載の椅子は、請
求項1の効果に加えて、背もたれと基台の支持部との側
面からみた間隙に上記間隙を塞ぐ安全機構を備えたの
で、椅子をリクライニングさせた際に背もたれと基台の
支持部との側面から見た間隙に上記間隙を塞ぐ安全機構
にて上記間隙を塞ぐものであり、上記間隙に指をはさむ
等の危険を避けることができる。
【0047】また、本発明の請求項6記載の椅子は、請
求項1の効果に加えて、移動体が摺動子で案内部がレー
ルで構成したので、リクライニング機構の構造の簡単化
を図ることができ、製造コストを安価にすることができ
る。
【0048】また、本発明の請求項7記載の椅子は、請
求項6の効果に加えて、摺動子とレールの接触面積を大
きくしたので、摺動子のレールへの面圧を下げることが
でき、摺動子がレール上を摺動する際の摩擦量及び騒音
を軽減できる。
【0049】また、本発明の請求項8記載の椅子は、請
求項1の効果に加えて、移動体が円柱形状で案内部に沿
って転がる機構を有したので、移動体が案内部を摺動し
た際の摩擦係数を更に低くすることができ、移動体と案
内部との摩耗量を大幅に軽減できる。
【0050】また、本発明の請求項9記載の椅子は、請
求項8の効果に加えて、案内部が曲線形状をしたので、
案内部の形状の自由化を図ることで案内部の意匠の多様
化を図ることができ、また、背もたれに連動する座面の
動作の自由度を向上させることができる。
【0051】また、本発明の請求項10記載の椅子は、
請求項1の効果に加えて、移動体と案内部がリニアベア
リングとシャフトで構成されたので、椅子の耐荷重性を
向上させることができる。
【0052】また、本発明の請求項11記載の椅子は、
請求項1の効果に加えて、移動体と案内部が伸縮自在ユ
ニットで構成されたので、リクライニング機構が少ない
スペースで設計できる。
【0053】また、本発明の請求項12記載の椅子は、
請求項1の効果に加えて、移動体、案内部及び固定手段
を一体に形成したので、椅子の部品点数を少なくして構
造の簡単化を図り、併せて少ないスペースでのリクライ
ニング機構が設計できる。
【0054】また、本発明の請求項13記載の椅子は、
請求項12の効果に加えて、移動体、案内部がナットと
送りねじ杆の組合せとなっており、モーターで送りねじ
杆を駆動させたので、椅子のリクライニングの制御及び
固定が簡単にできる。
【0055】また、本発明の請求項14記載の椅子は、
請求項12の効果に加えて、移動体、案内部がピニオン
ギアとラックギアの組合せになっており、モーターでピ
ニオンギアを駆動させたので、リクライニングの制御及
び固定が簡単にできる。
【0056】また、本発明の請求項15記載の椅子は、
請求項12の効果に加えて、移動体、案内部がピストン
とシリンダの組合せになっており、流体圧でピストンを
駆動させたので、椅子の滑らかなリクライニングが実現
でき、且つ、椅子をリクライニングする際の音も静かに
することができる。
【0057】また、本発明の請求項16記載の椅子は、
請求項12の効果に加えて、移動体、案内部がリニアモ
ーター構造を有したので、椅子の滑らかなリクライニン
グが実現でき、且つ、椅子をリクライニングする際の音
も静かにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例を示す斜視図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】同上の椅子に足載せ台を取り付けた例を示す側
面図である。
【図4】同上の実施の形態の他例(支持部の形状を変化
させた場合)を示す側面図である。
【図5】同上の実施の形態の更に他例(支持部の形状を
アームレストにした場合)を示す側面図である。
【図6】同上の実施の形態の更に他例(支持部と背もた
れとを間隔を隔てて設けた場合)を示す斜視図である。
【図7】同上の実施の形態の更に他例(支持部と背もた
れとの側方から見た隙間に安全機構を設けた場合)を示
す側面図である。
【図8】図7中のA部を拡大した動作説明図である。
【図9】図7中のA部を拡大した動作説明図である。
【図10】図7の他例を示す側面図である。
【図11】図7の更に他例を示す側面図である。
【図12】同上の実施の形態の更に他例(移動体を案内
部に挿通させた場合)を示し、(a)は一部切欠側面図
であり、(b)は(a)の部分正面図である。
【図13】同上の実施の形態の更に他例(移動体を案内
部に沿って転がした場合)を示す側面図である。
【図14】同上の実施の形態の更に他例(移動体と案内
部とをリニアベアリングとシャフトで構成した場合)を
示す側面図である。
【図15】同上の実施の形態の更に他例(移動体と案内
部とを伸縮自在ユニットで構成した場合)を示す側面図
である。
【図16】同上の実施の形態の更に他例(移動体,案内
部及び固定手段を一体に形成したナットと送りねじ杆の
組合せで構成した場合)を示す側面図である。
【図17】同上の実施の形態の更に他例(移動体,案内
部及び固定手段を一体に形成したピニオンギアとラック
ギアの組合せで構成した場合)を示す側面図である。
【図18】同上の実施の形態の更に他例(移動体,案内
部及び固定手段を一体に形成したピストンとシリンダの
組合せで構成した場合)を示す側面図である。
【図19】同上の実施の形態の更に他例(移動体,案内
部及び固定手段を一体に形成したリニアモーター構造で
構成した場合)を示す側面図である。
【符号の説明】
1 基台 2 背もたれ 3 座面 4 案内部 5 移動体 6 支持部 7 固定手段 10 椅子部 17 振動子 18 レール
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月7日(2000.8.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来例においては背もたれの傾斜角度は変化する
ものの座面は固定されているために、背もたれ傾斜を
水平に近づけるように倒す際には着席者は腰の屈曲角度
を変化させて対処するものであった。このように上記椅
子をリクライニングする際には着席者の体の一部、腰の
み、で上記背もたれの傾斜変化に対処するものであり、
着席者にリラックス感を感じさせにくいものであった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1に係る椅子では、背もたれ2の下部
と座面3の後部とが回転自在に連結され、座面3の下方
に位置した基台1に支持部6を設けると共に上記支持部
6が背もたれ2の座面3との連結部分以外の位置で背も
たれ2を軸支し、座面3の下部と基台1とのうちの一方
に移動体5を設けると共に他方に上記移動体5を摺動さ
せる案内部4を設け、移動体5が案内部4に沿って移動
した状態を固定する固定手段7を備えたことを特徴とす
る。これにより、座面3を移動体5を基台1の案内部4
に摺動させてスライド移動させると、座面3に連動して
基台1の支持部6を支点として背もたれ2の傾斜角度を
変化させることができ、着席者の臀部の位置を座面3と
共にずらすことで背もたれ2の傾斜角度を変化させるも
のであり、椅子のリクライニングに際して着席者は椅子
の形状変化に体全体で対処することで、よりリラックス
感を感じ得ることができるものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】実施の形態の他例として、図4に示すよう
に、背もたれ2の傾斜角度によらないで、背もたれ2と
基台1の支持部6とが側方から見て重なり合わないよう
に支持部6を設けたことも好ましいものである。つま
り、背もたれ2がどんな傾斜角度の位置にあっても(背
もたれ2の可動範囲内で)、背もたれ2と支持部6が側
方から見て重なり合わないものである。これにより、椅
子をリクライニングさせた際に背もたれ2と基台1の支
持部6の側面から見た間隙8が狭くなることを避けるこ
とができ、上記間隙8に指をはさむ等の危険を避けるこ
とができる。また、上記危険がないために別個に間隙8
に指を挟むのを防ぐ安全装置を設ける必要がなく、コス
トをおさえることができる。なお、支持部6は例えば後
方から近づくような形状等、背もたれ2が傾斜の中間位
置にあるときに、直角に交わるような形状ほど好ましい
ものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の椅
子にあっては、背もたれの下部と座面の後部とが回転自
在に連結され、座面の下方に位置した基台に支持部を設
けると共に上記支持部が背もたれの座面との連結部分以
外の位置で背もたれを軸支し、座面の下部と基台とのう
ちの一方に移動体を設けると共に他方に上記移動体を摺
動させる案内部を設け、移動体が案内部に沿って移動し
た状態を固定する固定手段を備えているので、座面を移
動体を基台の案内部に摺動させてスライド移動させる
と、座面に連動して基台の支持部を支点として背もたれ
の傾斜角度を変化させることができ、つまり、着席者の
臀部の位置を座面と共にずらすことで背もたれの傾斜角
度を変化させるものであり、椅子のリクライニングに際
して着席者は椅子の形状変化に体全体で対処すること
で、よりリラックス感を感じ得ることができるものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋定 昭輔 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 白谷 真英 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3B099 AA03 BA09 BA11 CA24 CA25 CB01 CB05 CB06

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背もたれの下部と座面の後部とが回転自
    在に連結され、座面の下方に位置した基台に支持部を設
    けると共に上記支持部が背もたれの座面のとの連結部分
    以外の位置で背もたれを軸支し、座面の下部と基台との
    うちの一方に移動体を設けると共に他方に上記移動体を
    摺動させる案内部を設け、移動体が案内部に沿って移動
    した状態を固定する固定手段を備えていることを特徴と
    する椅子。
  2. 【請求項2】 背もたれの傾斜角度によらず、背もたれ
    と基台の支持部とが側方から見て重なり合わないように
    支持部を設けたことを特徴とする請求項1記載の椅子。
  3. 【請求項3】 基台の支持部がアームレストを兼ねてい
    ることを特徴とする請求項1記載の椅子。
  4. 【請求項4】 背もたれと基台の支持部とを間隔を隔て
    て軸支したことを特徴とする請求項1記載の椅子。
  5. 【請求項5】 背もたれと基台の支持部との側面からみ
    た間隙に上記間隙を塞ぐ安全機構を備えたことを特徴と
    する請求項1記載の椅子。
  6. 【請求項6】 移動体が摺動子で案内部がレールで構成
    したことを特徴とする請求項1記載の椅子。
  7. 【請求項7】 摺動子とレールの接触面積を大きくした
    ことを特徴とする請求項6記載の椅子。
  8. 【請求項8】 移動体が円柱形状で案内部に沿って転が
    る機構を有することを特徴とする請求項1記載の椅子。
  9. 【請求項9】 案内部が曲線形状をしていることを特徴
    とする請求項8記載の椅子。
  10. 【請求項10】 移動体と案内部がリニアベアリングと
    シャフトで構成されることを特徴とする請求項1記載の
    椅子。
  11. 【請求項11】 移動体と案内部が伸縮自在ユニットで
    構成されることを特徴とする請求項1記載の椅子。
  12. 【請求項12】 移動体、案内部及び固定手段を一体に
    形成したことを特徴とする請求項1記載の椅子。
  13. 【請求項13】 移動体、案内部がナットと送りねじ杆
    の組合せになっており、モーターで送りねじ杆を駆動さ
    せる構造を有することを特徴とする請求項12記載の椅
    子。
  14. 【請求項14】 移動体、案内部がピニオンギアとラッ
    クギアの組合せになっており、モーターでピニオンギア
    を駆動させる構造を有することを特徴とする請求項12
    記載の椅子。
  15. 【請求項15】 移動体、案内部がピストン、シリンダ
    の組合せになっており、流体圧でピストンを駆動させる
    構造を有することを特徴とする請求項12記載の椅子。
  16. 【請求項16】 移動体、案内部がリニアモーター構造
    を有することを特徴とする請求項12記載の椅子。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007307247A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Nhk Spring Co Ltd 車両用シート
JP2008173278A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Nhk Spring Co Ltd 車両用シート装置
KR102244747B1 (ko) * 2019-10-28 2021-04-27 주식회사 서연이화 차량용 무중력 시트

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JP2007307247A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Nhk Spring Co Ltd 車両用シート
JP2008173278A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Nhk Spring Co Ltd 車両用シート装置
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