JP2001298803A - 内燃機関の間欠運転機能を有する車両の補機駆動装置 - Google Patents

内燃機関の間欠運転機能を有する車両の補機駆動装置

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JP2001298803A
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    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搭載性が良く、動力伝達効率の良い補機駆
動装置を提供すること。 【解決手段】補機駆動ユニット80は、補機駆動用モー
タ81、油圧を生成する油圧ポンプ82、空調機用の冷
媒を循環させるためのA/Cコンプレッサ83を備え
る。補機駆動用モータ81の出力軸813と油圧ポンプ
82の入力軸821とは第1クラッチ86を介して連結
または解放可能に結合されており、補機駆動用モータ8
1の出力軸814とA/Cコンプレッサ83の入力軸8
31とは第2クラッチ87を介して連結または解放可能
に結合されている。第1クラッチ86と第2クラッチ8
7の継合状態を制御することにより必要な補機だけを駆
動することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の運転停
止時に補機を駆動するための補機駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両走行中における信号待ちといった一
時的な車両停止時に内燃機関の運転を自動的に停止させ
る車両、あるいは、内燃機関に加えて電動機を動力源と
して備え、一時的な車両停止時または車両走行時に内燃
機関の運転を自動的に停止させるハイブリッド車両が提
案されている。これら車両は、内燃機関の停止時(車両
走行中および車両停止時)にパワーステアリング用ポン
プ、エアコン用コンプレッサ等の補機を駆動するための
補機駆動用電動機を備えている。
【0003】これら各補機、並びに補機駆動用電動機
は、通常、内燃機関の周りに独立して配置されており、
補機駆動用電動機の出力軸、内燃機関の出力軸、および
各補機の入力軸の間における動力の伝達は、一般的に、
各出力軸および入力軸に架装されているファンベルトを
介して実行されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各補機
は内燃機関による駆動を前提に独立して配置されている
ため、補機駆動用電動機によってこれら補機を駆動する
場合には、動力伝達効率の面から必ずしも適切に配置さ
れているとはいえなかった。また、補機駆動時には、駆
動の必要のない補機を含む全ての補機が駆動され、車両
全体のエネルギ効率が高いとはいえなかった。さらに、
補機駆動用電動機および各補機を独立して搭載しなけれ
ばならず、搭載性が悪く、補機駆動用電動機を含めて各
補機の配置が内燃機関収容スペースを有効に使用してい
るとはいえなかった。
【0005】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、搭載性が良く、動力伝達効率の良い補
機駆動装置を提供することを目的とする。また、収容ス
ペースを有効に使用できる補機駆動装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題を解決するために本発明の第1の態様は、車両状
態に応じて内燃機関の運転停止および運転再開を実行可
能な車両において、内燃機関の運転停止中に補機を駆動
する補機駆動装置を提供する。本発明の第1の態様に係
る補機駆動装置は、前記補機を駆動する出力軸を備える
と共に、電気エネルギと機械エネルギの変換を行う電動
機と、前記電動機の出力軸と同一軸上に配置されている
と共に前記電動機の出力軸と結合されている入力軸を有
する補機と、前記電動機を制御する制御手段とを備える
ことを特徴とする。
【0007】本発明の第1の態様に係る補機駆動装置に
よれば、電動機と補機とが同一軸上に配置されると共
に、電動機の出力軸と補機の入力軸とが結合されている
構成を備えるので、補機駆動装置の搭載性を向上するこ
とが可能となり、収容スペースを有効に使用することが
できる。また、電動機の駆動力を補機に対して効率よく
伝達することができる。
【0008】本発明の第1の態様に係る補機駆動装置は
さらに、前記電動機の出力軸と前記補機の入力軸との間
に配置されていると共に、前記電動機の出力軸と前記補
機の入力軸との間の動力伝達を遮断または許容する継合
手段を備え、前記制御手段は前記電動機の制御に加え、
前記継合手段の動作を制御するようにしても良い。かか
る構成を備える場合には、補機を駆動する必要のない場
合には補機と電動機との結合を解放することが可能とな
り、電動機により内燃機関を始動する場合等において、
電動機の負荷を軽減することができる。
【0009】本発明の第1の態様に係る補機駆動装置に
おいて、前記補機は、前記電動機の一端に配置されてい
る第1の補機と、前記電動機の他端に配置されている第
2の補機とを含み、前記電動機の出力軸は前記第1及び
第2の補機の入力軸と結合可能であるように前記電動機
の両端から突出しており、前記継合機構は、前記電動機
の出力軸の一端と前記第1の補機の入力軸との間に配置
されている第1の継合機構を含むようにしても良い。ま
た、前記継合機構は、前記電動機の出力軸の他端と前記
第2の補機の入力軸との間に配置されている第2の継合
機構を含んでも良い。かかる構成を備える場合には、電
動機と各補機との結合を補機毎に独立して解放・継合す
ることができるので、駆動の必要のない補機を補機駆動
系から切り離すことにより、電動機の負荷を軽減するこ
とができる。
【0010】本発明の第1の態様に係る補機駆動装置に
おいて、前記制御手段は、前記第1の補機を駆動する場
合には、前記第1の継合機構を動力伝達許容状態とし、
前記電動機を運転させることができる。また、前記制御
手段は、前記第2の補機を駆動する場合には、前記第2
の継合機構を動力伝達許容状態とし、前記電動機を運転
させることを特徴とすることができる。かかる構成を備
える場合には、さらに詳細に(多岐の)補機と電動機と
の結合状態を制御することができる。
【0011】本発明の第1の態様に係る補機駆動装置に
おいて、前記補機は、前記電動機の一端に配置されてい
る第1の補機と第2の補機とを含み、前記継合機構は、
前記電動機の出力軸の一端と前記第1の補機の入力軸と
の間に配置されている第1の継合機構を含むことができ
る。また、前記継合機構は、前記第1の補機の入力軸と
前記第2の補機の入力軸との間に配置されている第2の
継合機構を含むことができる。このような構成を備える
場合には、さらに種々の補機と電動機との配置関係を実
現することができる。第2の継合機構を備える場合に
は、第1の補機と第2の補機の駆動状態を独立して変化
させることができる。
【0012】本発明の第1の態様に係る補機駆動装置に
おいて、前記内燃機関は駆動力を出力する出力軸を備
え、前記補機駆動装置はさらに、前記電動機の出力軸の
一端と前記内燃機関の出力軸との間の動力伝達を許容す
る動力伝達手段と、前記動力伝達手段と前記内燃機関の
出力軸との間に配置されていると共に、前記動力伝達手
段と前記内燃機関の出力軸との間の動力伝達を遮断また
は許容する第3の継合機構とを備え、前記制御手段は、
前記継合機構に加え前記第3の継合機構の動作を制御
し、前記補機の駆動時には、前記第3の継合機構を動力
伝達遮断状態にするようにしても良い。かかる構成を備
える場合には、補機駆動中に内燃機関を補機駆動系から
遮断することができるので、電動機の負荷を軽減するこ
とができる。
【0013】本発明の第1の態様に係る補機駆動装置に
おいて、前記制御手段は前記電動機によって電力を生成
する場合には、前記第1および第2の継合機構を動力遮
断状態とし、前記第3の継合機構を動力伝達状態とする
ようにしても良い。また、前記制御手段は前記電動機に
よって前記内燃機関を始動させる場合には、前記第1お
よび第2の継合機構を動力遮断状態とし、前記第3の継
合機構を動力伝達状態とするようにしても良い。このよ
うな構成を備えることにより、他に発電機を備えること
なく必要な電力を生成することができる。また、他に始
動用の電動機を備えることなく内燃機関を始動させるこ
とができる。
【0014】本発明の第1の態様に係る補機駆動装置に
おいて、前記制御手段は前記内燃機関によって前記第1
および第2の補機の少なくともいずれか一方を駆動する
場合には、対応する前記第1および第2の継合機構の少
なくともいずれか一方を動力伝達状態とし、前記第3の
継合機構を動力伝達状態とすることができる。このよう
な構成を備えることにより、内燃機関によって補機を駆
動することができる。
【0015】本発明の第2の態様は、本発明の第1の態
様に係る補機駆動装置を含む車両を提供する。本発明の
第2の態様に係る車両において、前記補機駆動装置は、
前記内燃機関の出力軸と平行に配置されても良い。本発
明の第2の態様に係る車両によれば、本発明の第1の態
様に係る補機駆動装置を備えるので、車両における補機
等の搭載性を向上させることができる。また、車両全体
としてのエネルギ効率を向上させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る補機駆動装置
について図面を参照しつつ実施例に基づいて説明する。
先ず、図1〜図4を参照して本実施例に係る補機駆動装
置が用いられ得る車両の概略構成について説明する。図
1は以下の実施例において用いられ得る車両の概略構成
を示すブロック図である。図2は本実施例に係る補機駆
動装置とエンジンとの配置関係を示す説明図である。図
3は本実施例に係る補機駆動装置である補機駆動ユニッ
トの構成を示す説明図である。図4は車両の制御回路構
成を示すブロック図である。
【0017】車両は、主動力源としてのガソリンエンジ
ン(燃焼機関)10、第1モータ20、および第2モー
タ30を備えている。第1モータ20は、エンジン10
のクランクシャフト12とドライブシャフト40との継
合および解放を制御すると共にエンジン10のトルクを
増幅する。第2モータ30は、EV走行時に動力源とな
ると共にエンジン10の不足トルクを補完する。ドライ
ブシャフト40は、ディファレンシャルギヤ41、車軸
42を介して車輪43と連結されている。
【0018】エンジン10は、吸入空気と共に混合気を
形成するために吸気ポートに向けてガソリン燃料を噴射
するインジェクタ13、吸気バルブ(図示せず)を介し
てシリンダ内に導入された混合気に点火するための点火
プラグ14、出力をエンジン10の外部へ伝達するため
のクランクシャフト12等を備えている。インジェクタ
13、および点火プラグ14に高電圧を供給するイグナ
イタ15は、制御ユニット60によって制御される。点
火プラグ14は、制御ユニット60によって指示された
タイミングにてイグナイタ15から供給される高電圧を
電気火花に変え、これによって混合気は点火され爆発燃
焼する。爆発燃焼により生じたエネルギはクランクシャ
フト12を介して外部に出力される。クランクシャフト
12の近傍にはエンジン回転数センサ50が備えられて
おり、エンジン回転数Ne(クランクシャフト回転数)
検出して制御ユニット60に送信する。また、クランク
シャフト12の一端にはエンジン動力遮断用クラッチ1
6を介してクランクシャフトプーリ120が装着されて
いる。本実施例におけるエンジン動力遮断用クラッチ1
6は、電磁式クラッチである。なお、図1では、インジ
ェクタ13が代表的に1個のみ示されているが、各シリ
ンダ毎に備えられ得ることは言うまでもない。
【0019】エンジン10の周りには、補機駆動ユニッ
ト80が配置されている。補機駆動ユニット80の構成
について図3を参照して説明する。なお、理解を容易に
するために図3の一部は模式的に示すものとする。補機
駆動ユニット80には、補機駆動用モータ81、油圧を
生成する油圧ポンプ82、空調機用の冷媒を循環させる
ためのエアコンディショナー用コンプレッサ(A/Cコ
ンプレッサ)83の各補機が外部ケース84内に一体に
配置されている。補機駆動用モータ81は、三相コイル
を備える固定子811、外周面に複数の永久磁石を備え
る回転子812を備えている。固定子811は第1イン
バータ200を介してバッテリ210と接続され、第1
インバータ200は制御ユニット60とが接続されてい
る。回転子812から油圧ポンプ82側へは、中空の出
力軸813が延伸し、回転子812からA/Cコンプレ
ッサ83側へは、中実の出力軸814が延伸する。両出
力軸813、814は共にベアリング841を介して外
部ケース84によって回動可能に支持されている。出力
軸813の中空部には外部出力軸85の一端が結合され
ている。外部出力軸85の他端はベアリング841を介
して外部ケース84によって回動可能に支持されている
と共に、プーリ851が装着されている。
【0020】補機駆動用モータ81の出力軸813と油
圧ポンプ82の入力軸821とは第1クラッチ86を介
して連結または解放可能に結合されており、補機駆動用
モータ81の出力軸814とA/Cコンプレッサ83の
入力軸831とは第2クラッチ87を介して連結または
解放可能に結合されている。なお、本実施例における第
1および第2クラッチ86、87は、電磁式クラッチで
ある。油圧ポンプ82はベーン式、トロコイド式、ある
いは、斜板式を初めとする一般的なポンプであり、油圧
用オイルの吸入ポート82Sおよび吐出ポート82Dを
それぞれ備えている。油圧ポンプ82から吐出されたオ
イルは、図示しない油圧回路によって圧力、流量が調整
された後、パワーステアリング用アクチュエータ(図示
しない)、エンジン10等に供給される。A/Cコンプ
レッサ83はベーン式、斜板式、スクロール式といった
一般的なコンプレッサであり、冷媒の吸入ポート83S
および吐出ポート83Dをそれぞれ備えている。
【0021】補機駆動ユニット80のプーリ851とエ
ンジン10のクランクシャフトプーリ120には伝動ベ
ルト17が架装されており、クランクシャフト12の動
力を補機駆動ユニット80へ伝達することができると共
に、補機駆動ユニット80からの出力をエンジン10へ
伝達することができる。なお、伝動ベルト17として
は、断面形状が台形であるいわゆるVベルト、あるいは
厚みがVベルトよりも薄く幅広であると共にその回転方
向に沿ってV字状の溝が複数本形成されているいわゆる
Vリブベルト等が用いられる。
【0022】補機駆動ユニット80内の油圧ポンプ82
およびA/Cコンプレッサ83は、エンジン10の運転
中は、クランクシャフト12から出力される駆動力によ
って駆動され、エンジン10の運転停止中は、補機駆動
ユニット80内の補機駆動用モータ81によって駆動さ
れる。また、エンジン10の運転停止中にはエンジン動
力遮断用クラッチ16はオフ(解放)され、エンジン1
0を駆動系から遮断して補機駆動用モータ81の負荷が
軽減される。さらに、エンジン始動時には補機駆動用モ
ータ81によってエンジン10をクランキング(モータ
リング)してエンジン回転数を始動回転数まで上昇させ
る。これら切り換え制御の詳細については後述する。
【0023】第1モータ20は、三相同期電動機であ
り、アウターロータ21とインナーロータ22とを備え
ている。インナーロータ22の外周面には複数の永久磁
石26が備えられている。インナーロータ22の回転軸
27は中空回転軸24の内部空間を貫通した後、フライ
ホイール18を介してクランクシャフト12と結合され
ている。インナーロータ22の回転軸27上のフライホ
イール18と第2モータ30との間には、インナーロー
タ22の回転数Ndを検出する第1レゾルバ51が配置
されている。アウターロータ21に形成されたスロット
(図示せず)には、三相のコイルが巻回されて三相コイ
ル23が形成されている。この三相コイル23に対する
電力の供給はアウターロータ21の中空回転軸24に対
して摺動可能に備えられているスリップリング25を介
して行われる。スリップリング25には第2インバータ
220が接続されており、第2インバータ220には制
御ユニット60およびバッテリ210が接続されてい
る。アウターロータ21の一端は、ドライブシャフト4
0と結合されており、ドライブシャフト40はディファ
レンシャルギヤ41を介して車軸42と接続されてい
る。第1モータ20とディファレンシャルギヤ41の間
のドライブシャフト40近傍にはアウターロータ21の
回転数を検出する第2レゾルバ52が配置されている。
車軸42の両端には車輪43がそれぞれ取り付けられて
おり、車軸42の近傍には車速vを検出するための車速
センサ54が配置されている。第1モータ20では、イ
ンナーロータ22の永久磁石26により形成される磁界
と制御ユニット60からの指令に基づき三相コイル23
によって形成される磁界との相互作用によって、アウタ
ーロータ21とインナーロータ22とが様々な態様の動
作を示す。
【0024】第2モータ30は、三相同期電動機であ
り、ケース45の内周面に配置された複数のステータ3
1、その外周面に複数の永久磁石32を備えたロータ3
3を備えている。回転磁界を形成する三相コイル34
は、各ステータ31にコイルが巻回されることにより構
成されている。三相コイル34に対しては第3インバー
タ230が接続されており、第3インバータ230は制
御ユニット60およびバッテリ210と接続されてい
る。第2モータ30では、ロータ33の永久磁石32に
より形成される磁界と制御ユニット60からの指令に基
づき三相コイル34によって形成される磁界との相互作
用によって、ロータ33が回転する。ロータ33はドラ
イブシャフト40と同一軸上に配置されていると共にそ
の中空部を第1モータ20のロータ22の回転軸27が
貫通する中空軸35に結合されている。また、第2モー
タ30の中空軸35と第1モータ20のアウターロータ
21の他端とは以下のクラッチ装置70を介して継合お
よび解放可能に連結されている。
【0025】第1モータ20と第2モータ30との間に
はクラッチ装置70が配置されている。クラッチ装置7
0は図示しないアクチュエータによって駆動される第1
クラッチ71と第2クラッチ72とを備えており、第1
クラッチ71はクランクシャフト12(第1モータ20
のロータ22の回転軸27)と中空軸35(ロータ3
3)との連結の継合および解放を実行し、第2クラッチ
72はアウターロータ21と中空軸35(ロータ33)
との連結の継合および解放を実行する。クラッチ装置7
0には制御ユニット60が接続されており、クラッチ装
置70は制御ユニット60からの指令に基づいて各アク
チュエータ(図示せず)が作動することにより制御され
る。
【0026】次に、図4を参照して車両の制御回路構成
について説明する。制御ユニット60は、ハイブリッド
ECU(電子制御ユニット)600、エンジンECU6
10、および補機駆動用モータECU620を備えてい
る。ハイブリッドECU600は制御ユニット60の中
核をなすECUであり車両の走行状態全般を制御する。
ハイブリッドECU600は、エンジンECU610、
補機駆動用モータECU620と双方向通信可能に信号
線を介して接続されている。各ECU600、610、
620には図示しないCPU、ROM、RAM等が備え
られている。なお、これらECUは例示であり、例え
ば、ブレーキECU等がハイブリッドECU600とは
別に備えられ得る。
【0027】ハイブリッドECU600には、エンジン
10のクランクシャフト12の回転数を検出するエンジ
ン回転数センサ50、インナーロータ22の回転数を検
出する第1レゾルバ51、第1モータ20のアウターロ
ータ21の回転数(第2モータ30のロータ33の回転
数)を検出する第2レゾルバ52、補機駆動用モータ8
1の回転数を検出する第3レゾルバ53、車両の車速を
検出する車速センサ54、アクセル踏み込み量をアクセ
ル開度として検出するアクセル開度センサ55、ブレー
キペダルの踏み込みを検出するブレーキペダル踏み込み
センサ56、ギヤポジションを検出するシフトポジショ
ンセンサ57、およびバッテリ充電率(SOC)を検出
するSOCセンサ58がそれぞれ信号線を介して接続さ
れている。ハイブリッドECU600は、第2、および
第3インバータ220、230と信号線を介して接続さ
れており第1および第2モータ20、30の動作を制御
する。ハイブリッドECU600はクラッチ装置70内
の第1及び第2クラッチ71、72、エンジン動力遮断
クラッチ16、第1クラッチ86、および第2クラッチ
87に対しても信号線を介して接続されており、これら
各クラッチの動作を制御する。
【0028】エンジンECU610は、ハイブリッドE
CU600からの要求に基づいてインジェクタ13を制
御して要求燃料噴射量を実現し、イグナイタ15に所定
のタイミングで点火信号を送り、スロットル開度等を制
御してエンジン10の運転状態を制御する。また、第2
モータ30のみによる車両走行時(EV走行時)および
アイドリングストップ制御時には、ハイブリッドECU
600からの要求に従って、エンジン10に対する燃料
噴射を停止してエンジン10の運転を停止させる。
【0029】補機駆動用モータECU620には、補機
駆動用モータ81の回転数を検出する第3レゾルバ53
が接続されており、ハイブリッドECU600からの指
令に基づいて、エンジン停止中に第1インバータ200
介して補機駆動用モータ81を制御し、エンジン10停
止時における補機82、83の駆動を実現する。補機駆
動用モータECU620は、エンジン停止状態からエン
ジン10の運転を再開させる際には、ハイブリッドEC
U600からの要求に基づき補機駆動用モータ81を駆
動してエンジン回転数を始動回転数まで上昇させる。
【0030】次に、上記構成を備えるハイブリッド車両
の基本的な走行動作について図5および図6を参照して
説明する。図5は本実施例が適用されるハイブリッド車
両の運転制御を実行するための処理ルーチンを示すフロ
ーチャートである。図6は車速vおよび車速vとアクセ
ル開度θとから算出された車両要求出力Nを用いて駆動
力源を決定するためのマップを示す説明図である。イグ
ニッションポジションがOFF位置から車両始動位置
(STA)に切り換えられると、ハイブリッドECU6
00は、バッテリ充電率SOCが下限しきい値未満であ
るか否かを判定する(ステップS100)。ハイブリッ
ドECU600は、バッテリ充電率SOCが下限しきい
値未満であると判定した場合には(ステップS100:
Yes)、エンジン10の始動を補機駆動用モータEC
U620およびエンジンECU610に要求する(ステ
ップS110)。補機駆動用モータECU620は、補
機駆動ユニット80によってエンジン回転数を始動時回
転数まで上昇させる。エンジンECU610は、インジ
ェクタ13を介して燃料を噴射し、点火プラグ14を介
して点火処理を実行する。補機駆動ユニット80のエン
ジン始動処理の詳細については後述する。
【0031】エンジン始動後、ハイブリッドECU60
0は、アクセル開度センサ55から取得したアクセル開
度θ、および車速センサ54から取得した車速vに基づ
いて車両要求出力Prを決定する(ステップS12
0)。ハイブリッドECU600は、エンジンECU6
10を介してエンジン10を最適運転ポイントのいずれ
かの点で運転させると共に、クラッチ70を制御して第
1モータ20をジェネレータ(エンジン負荷)として作
動させて車両要求出力Prを出力させる(ステップS1
30)。このとき、第1モータ20によって生成された
電力はバッテリ210を充電するために用いられる。
【0032】すなわち、ハイブリッドECU600は、
第1クラッチ71および第2クラッチ72を解放状態と
し、第1モータ20をエンジン10の負荷として作動さ
せてバッテリ210の充電を行うと共にエンジン10に
よって車両要求出力Prを出力させる。このようにエン
ジン10を駆動力源とする場合には、エンジン10によ
って補機82、83が駆動される。この場合の補機駆動
ユニット80の動作については後述する。
【0033】これに対して、ハイブリッドECU600
は、バッテリ充電率SOCが下限しきい値以上であると
判定した場合には(ステップS100:No)、アクセ
ル開度センサ55から取得したアクセル開度θ、および
車速センサ54から取得した車速vに基づいて車両要求
出力Prを求める(ステップS140)。本実施例で
は、車両要求出力Prと車速vとに基づいて図6に示す
マップを用いてエンジン10、第1または第2モータ2
0、30の出力分担を決定する。具体的には以下の通り
である。ハイブリッドECU600は、決定した車両要
求出力Prがエンジン10を最適運転ポイントで運転さ
せることができる最小エンジン出力Peminよりも大き
いか否かを判定する(ステップS150)。ハイブリッ
ドECU600は、Pr≦Peminであると判定した場
合には(ステップS150:Yes)、第1クラッチ7
1を解放し、第2クラッチ72を継合して、第1モータ
20のアウターロータ21およびクランクシャフト12
を第2モータ30と切り離す。これにより、第2モータ
30の負荷を低減することができる。ハイブリッドEC
U600は、バッテリ210の電力を用いて第2モータ
30によって車両要求出力Prを出力する(ステップS
160)。かかる場合には、後述するように補機駆動ユ
ニット80内の補機駆動用モータ81によって補機8
2、83が駆動される。
【0034】ハイブリッドECU600は、決定した車
両要求出力Prが最小エンジン出力Peminよりも大き
いと判定した場合には(ステップS150:No)、図
6に示すマップに基づいてエンジン10、クラッチ7
0、第1モータ20、および第2モータ30を制御して
車両要求出力Prを出力する(ステップS170)。す
なわち、本実施例ではエネルギ効率が高くなるように、
図6に示すマップに基づいてエンジン10、第1および
第2モータ20、30が運転されるので、エンジン10
は車両要求出力Prと直接関連付けられることなく最適
運転ポイントにて運転される。したがって、ハイブリッ
ドECU600は、クラッチ70、第1および第2モー
タ20、30を制御して無段階変速機機能を実現して車
両要求出力Prを出力させる。具体的には、エンジン回
転数Neがドライブシャフト回転数Ndよりも高い場合
には、第1クラッチ71を継合し、第2クラッチを解放
してアンダードライブ制御を実行する。かかる構成で
は、第1モータ20は、負のトルクを出力(回生動作)
することとなるため、第1モータ20はジェネレータと
して機能し、第1モータ20にて生成された電力は第2
モータ30によって消費されることとなる。
【0035】このようなアンダードライブ制御時の動力
伝達系の構成では、第1モータ20がエンジン10に結
合されており第1モータ20の出力トルクがエンジン1
0の負荷トルクとなるので、第1モータ20の目標モー
タトルクをエンジン10の目標エンジントルクに合わせ
ることによりエンジン10を目標エンジントルクにて安
定して運転させるのである。
【0036】一方、エンジン回転数Neがドライブシャ
フト回転数Ndよりも低い場合には、第1クラッチ71
を解放し、第2クラッチを継合してオーバードライブ制
御を実行する。かかる構成では、第2モータ30は、負
のトルクを出力(回生動作)することとなるため、第2
モータ30はジェネレータとして機能し、第2モータ3
0にて生成された電力は第1モータ20によって消費さ
れることとなる。
【0037】このようなオーバードライブ制御時の動力
伝達系の構成では、第2モータ30がエンジン10に結
合されており第2モータ30の出力トルクがエンジン1
0の負荷トルクとなるので、第2モータ30の目標モー
タトルクをエンジン10の目標エンジントルクに合わせ
ることによりエンジン10を目標エンジントルクにて安
定して運転させるのである。
【0038】ハイブリッドECU600は、車両減速時
には第2モータ30をジェネレータとして機能させ、回
生エネルギを電力としてバッテリ210に蓄える。ま
た、バッテリ充電状態SOCが下限しきい値未満となっ
た場合には、エンジン10の運転停止条件下でもエンジ
ン10を運転させて第1モータを駆動してバッテリ21
0を充電する。
【0039】なお、エンジン10を始動させる際に、補
機駆動ユニット80内の補機駆動用モータ81が補機を
駆動中の場合には、補機駆動用モータ81に対して反転
位相電流を入力して補機駆動用モータ81の回転数を低
減させても良い。かかる場合、ハイブリッドECU60
0は、補機駆動用モータ81の回転数が所定値に到達し
たところで補機駆動ユニット80を介して後述するエン
ジン始動処理を実行する。
【0040】また、車両走行中に信号停止等で一時的に
車両が停止する場合、ハイブリッドECU600は、所
定の条件下でエンジン10のアイドリング運転を停止さ
せる、いわゆるアイドリングストップの処理を実行す
る。ハイブリッドECU600は、バッテリ充電率SO
Cが所定の下限しきい値以上の場合には、エンジン10
のアイドリング運転を停止させると共に、補機駆動ユニ
ット80によってエンジン運転停止時補機駆動処理を実
行する。これに対して、バッテリ充電率SOCが下限し
きい値未満の場合には、ハイブリッドECU600はエ
ンジン10を運転状態のまま維持する。
【0041】次に図7および図8を参照して補機駆動ユ
ニット80の動作について説明する。図7は補機駆動ユ
ニット80の運転を制御するための処理ルーチンを示す
フローチャートである。図8は図7中の各処理に対応す
る各クラッチ16、86、87の作動状態を示す説明図
である。なお、図7における各クラッチ16、86、8
7の動作状態は個々の処理要求のみに対応する基本的な
動作状態であり、複数の処理要求が重複発生した場合に
は、オン動作が優先するものとする。
【0042】ハイブリッドECU600は、補機駆動ユ
ニット80の運転要求を検出すると本処理ルーチンを開
始する。ハイブリッドECU600は、補機駆動ユニッ
ト80の運転要求が補機駆動要求によるものか否かを判
定する(ステップS200)。ハイブリッドECU60
0は、運転要求が補機駆動要求によるものであると判定
した場合には(ステップS200:Yes)、エンジン
10が運転中であるか否かを判定する(ステップS21
0)。すなわち、車両の状態がEV走行状態またはアイ
ドリングストップ状態にあるのか、エンジン10が運転
状態にあるのかを判定する。ハイブリッドECU600
は、エンジン10が運転中であると判定した場合には
(ステップS210:Yes)、エンジン運転時補機駆
動処理(ステップS220)を実行する。
【0043】エンジン運転時補機駆動処理では、図7に
示すように、ハイブリッドECU600は、エンジン動
力遮断用クラッチ16をオンし、エンジン10を補機駆
動系統の動力源とする。A/C要求がある場合には、ハ
イブリッドECU600は、第1クラッチ86をオフし
て第2クラッチ87をオンする。これにより、油圧ポン
プ82は補機駆動系統から遮断され、A/Cコンプレッ
サ83のみがエンジン10によって駆動される。これに
対して、油圧要求がある場合には、ハイブリッドECU
600は、第1クラッチ86をオンして第2クラッチ8
7をオフする。これにより。A/Cコンプレッサ83は
補機駆動系統から遮断され、油圧ポンプ82のみがエン
ジン10によって駆動される。A/C要求および油圧要
求の双方が要求されている場合には、ハイブリッドEC
U600は、第1および第2クラッチ86、87を共に
オンする。この処理においては、補機駆動用モータEC
U620は、補機駆動用モータ81に対して制御電流を
入力されず、補機駆動用モータ81は空転する。
【0044】一方、ハイブリッドECU600は、エン
ジン10が運転を停止していると判定した場合には(ス
テップS210:No)、エンジン停止時補機駆動処理
(ステップS230)を実行する。エンジン停止時補機
駆動処理では、図7に示すように、ハイブリッドECU
600は、エンジン動力遮断用クラッチ16をオフし、
エンジン10を補機駆動系統から遮断して補機駆動用モ
ータ81の負荷を軽減する。A/C要求がある場合に
は、ハイブリッドECU600は、第1クラッチ86を
オフして第2クラッチ87をオンする。これにより、油
圧ポンプ82は補機駆動系統から遮断され、A/Cコン
プレッサ83のみが補機駆動用モータ81によって駆動
される。これに対して、油圧要求がある場合には、ハイ
ブリッドECU600は、第1クラッチ86をオンして
第2クラッチ87をオフする。これにより。A/Cコン
プレッサ83は補機駆動系統から遮断され、油圧ポンプ
82のみが補機駆動用モータ81によって駆動される。
A/C要求および油圧要求の双方がある場合には、ハイ
ブリッドECU600は、第1および第2クラッチ8
6、87を共にオンする。補機駆動用モータECU62
0は、要求されている油圧、または冷却能力を実現する
ために必要な出力を出力するように補機駆動用モータ8
1を制御する。
【0045】ハイブリッドECU600は、補機駆動ユ
ニット80の運転要求が補機駆動要求によるものでない
と判定した場合には(ステップS200:No)、補機
駆動ユニット80の運転要求がエンジン10の始動要求
に基づくものであるか否かを判定する(ステップS24
0)。ハイブリッドECU600は、補機駆動ユニット
80の運転要求がエンジン10の始動要求に基づくもの
であると判定した場合には(ステップS240:Ye
s)、エンジン始動処理を実行する(ステップ25
0)。エンジン始動処理に当たっては、ハイブリッドE
CU600は、エンジン動力遮断用クラッチ16をオン
する前に、既述のように補機駆動用モータ81の回転数
低減する。次にハイブリッドECU600は、補機駆動
用モータ81の回転数が所定回転数となったところで、
図7に示すように第1および第2クラッチ86、87を
オフし、エンジン動力遮断用クラッチ16をオンして補
機駆動ユニット80の出力軸85とクランクシャフト1
2とを伝動ベルト17を介して結合する。補機駆動用モ
ータECU620は、補機駆動用モータ81を駆動して
エンジン回転数を始動時回転数まで上昇させる。
【0046】一方、ハイブリッドECU600は、エン
ジン10が運転中であり、補機駆動ユニット80の運転
要求がエンジン10の始動要求に基づくものではないと
判定した場合には(ステップS240:No)、発電処
理を実行する(ステップS260)。発電処理では、図
7に示すようにハイブリッドECU600は、エンジン
動力遮断用クラッチ16をオンし、第1および第2クラ
ッチ86、87をオフする。補機駆動用モータ81は、
エンジン10の駆動力によって回転駆動され、補機駆動
用モータECU620によって磁界形成が制御されるこ
とによりジェネレータとして機能する。なお、この発電
処理は、このように独立して実行される他、エンジン運
転時補機駆動処理(ステップS220)においても同時
に実行され得る。かかる場合には、補機駆動用モータ8
1は、補機駆動用モータECU620によって磁界形成
が制御されジェネレータとして機能する。
【0047】以上説明したように、本実施例に従う補機
駆動装置は、油圧ポンプ82、A/Cコンプレッサ83
の各補記、およびこれら補機を駆動する補機駆動用モー
タ81を一体化した補機駆動ユニット80を備える。し
たがって、個々の補機を各々搭載する場合と比較して、
搭載性が向上すると共に、エンジンルーム内の搭載スペ
ースを有効に利用することができる。
【0048】また、補機駆動用モータ81と油圧ポンプ
82およびA/Cコンプレッサ83が第1および第2ク
ラッチ86、87を介して同軸上において結合されてい
る。したがって、伝動ベルトおよびプーリを介して補機
が駆動される場合と比較して滑り等に伴う伝達ロスを排
除することが可能となり、各補機82、83と補機駆動
用モータ81との間の伝達ロスを低減することができる
と共に、補機駆動要求に対して迅速な補機駆動を実現す
ることができる。
【0049】さらに、各補機82、83と補機駆動用モ
ータ81とはクラッチ86、87を介して結合されてい
るので、駆動要求のない補機を補機駆動系から排除する
ことが可能となり、補機駆動に伴い要求されるエネルギ
量を低減し、燃費を向上させることができる。以上、い
くつかの発明の実施の形態に基づき本発明に係る補機駆
動装置を説明してきたが、上記した発明の実施の形態
は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発
明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに
特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得
ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもち
ろんである。
【0050】例えば、上記実施例では補機駆動ユニット
80に油圧ポンプ82およびA/Cコンプレッサ83が
含まれる場合について説明したが、これら補機に代え
て、ウォータポンプ、オイルポンプ等を含むようにして
もよい。また、上記実施例では2つの補機86、87を
補機駆動用モータ81の両端にそれぞれ配置する構成を
用いて説明したが、図9に示すように補機駆動用モータ
81の一端にまとめて配置してもよく、さらに、3つ以
上の補機を備える場合には、図10に示すようにすべて
の補機を一端に配置してもよく、図11に示すように一
端に1つの補機を他端に2つの補機を配置するようにし
てもよい。いずれの場合にも、各補機を独立して駆動・
停止できるようにクラッチを配置することにより、必要
な補機だけを駆動することができる。
【0051】また、上記実施例では、クランクシャフト
12と補機駆動ユニット80の出力軸とを伝動ベルトを
介して連結する構成を備えているが、伝動ベルトに代わ
る動力伝達手段として伝動チェーンを用いても良い。伝
動チェーンを用いる場合には、プーリに代えてスプロケ
ットが用いられる。さらに、伝動ベルト、伝動チェーン
に代えて、ギヤを介してクランクシャフト12と補機駆
動ユニット80の出力軸とを連結しても良い。
【0052】さらに、上記実施例ではエンジン動力遮断
用クラッチ16、第1および第2クラッチ86、87と
して電磁式クラッチを用いているが、ワンウェイクラッ
チを用いてもよい。ワンウェイクラッチをエンジン動力
遮断クラッチ16に用いる場合には、例えば、エンジン
10の回転数が補機駆動ユニット80の回転数よりも高
い場合にクラッチが継合するようにする。かかる場合に
は、補機駆動ユニット80によってエンジン10を始動
させることはできない(クラッチが継合しない)ので、
エンジン10を始動させるモータを別に備える必要があ
る。
【0053】上記各実施例では、第1モータ20と第2
モータ30との2つのモータを備え、無段階変速機を実
現しているが、1つのモータと遊星歯車装置との組み合
わせ、あるいは、1つのモータとトルクコンバータと変
速機、自動式有段変速機、手動式変速機、自動式無段変
速機(CVT)を用いても良い。
【0054】上記各実施例では、車両の動力源としてエ
ンジン10および第1、第2モータ20、30を備える
ハイブリッド車両に基づいて本発明を説明したが、本発
明はいわゆるアイドリングストップ機能を備えたエンジ
ン10のみを有する車両に対しても適用し得る。かかる
場合にも、エンジン10のアイドリング運転を停止する
際にはエンジン10以外の動力源によって補機を駆動す
る必要があるからである。また、補機を駆動するにあた
って、必要な補機だけを選択的に駆動することによりバ
ッテリ210の消耗を抑制し、ひいては燃費を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例において用いられ得る車両の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】本実施例に係る補機駆動装置とエンジン10と
の配置関係を示す説明図である
【図3】本実施例に係る補機駆動装置の中核をなす補機
駆動ユニット80の構成を示す説明図である。
【図4】車両の制御回路構成を示すブロック図である。
【図5】本実施例が適用されるハイブリッド車両の運転
制御を実行するための処理ルーチンを示すフローチャー
トである。
【図6】車速vおよび車両要求出力Nを用いて駆動力源
を決定するためのマップを示す説明図である。
【図7】補機駆動ユニット80の運転を制御するための
処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図8】図7中の各処理に対応する各クラッチ16、8
6、87の作動状態を示す説明図である。
【図9】補機駆動ユニット80の他の配置例を示す模式
図である。
【図10】補機駆動ユニット80の他の配置例を示す模
式図である。
【図11】補機駆動ユニット80の他の配置例を示す模
式図である。
【符号の説明】
10…エンジン 12…クランクシャフト 13…インジェクタ 14…点火プラグ 15…イグナイタ 16…エンジン動力遮断クラッチ 17…伝動ベルト 120…クランクシャフトプーリ 20…駆動用モータ 21…ロータ 22…ステータ 23…回転軸 25…トルクコンバータ 27…トランスミッション 30…ドライブシャフト 31…ディファレンシャルギヤ 32…車軸 33…車輪 36…油圧回路 50…エンジン回転数センサ 51…第1レゾルバ 52…第2レゾルバ 53…第3レゾルバ 54…車速センサ 55…アクセル開度センサ 56…ブレーキペダル踏み込みセンサ 57…シフトポジションセンサ 58…SOCセンサ 60…制御ユニット 600…ハイブリッドECU 610…エンジンECU 620…補機駆動用モータECU 80…補機駆動ユニット 81…補機駆動用モータ 82…油圧ポンプ 83…A/Cコンプレッサ 84…外部ケース 85…外部出力軸 86…第1クラッチ 87…第2クラッチ 82S、83S…吸入ポート 82D、83D…吐出ポート 811…固定子 812…回転子 813…中空出力軸 814…中実出力軸 841…ベアリング 851…プーリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02B 67/08 F02D 17/00 Q F02D 17/00 29/02 321A 29/02 321 29/06 D 29/06 B60K 9/00 E (72)発明者 山田 英治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 金森 彰彦 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D037 CA01 CA06 CB34 DA05 DA06 3G092 AC02 CA01 DG08 FA06 FA50 GA01 GA10 HF03X HF04X 3G093 AA07 BA21 BA22 CA00 CA01 EA00 EC02 5H115 PA12 PC06 PG04 PI16 PI29 PI30 PO02 PO06 PO17 PU10 PU22 PU24 PU25 PV09 QA01 QA10 QE01 QE10 QI04 QN03 RB08 RE01 RE05 RE06 RE12 SE04 SE05 SE07 SE08 TB01 TE01 TE02 TI02 TO21 TO23 TO30 UI23 UI32 UI40

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両状態に応じて内燃機関の運転停止およ
    び運転再開を実行可能な車両において、内燃機関の運転
    停止中に補機を駆動する補機駆動装置であって、 前記補機を駆動する出力軸を備えると共に、電気エネル
    ギと機械エネルギの変換を行う電動機と、 前記電動機の出力軸と同一軸上に配置されていると共に
    前記電動機の出力軸と結合されている入力軸を有する補
    機と、 前記電動機を制御する制御手段とを備える補機駆動装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の補機駆動装置であって、
    さらに、 前記電動機の出力軸と前記補機の入力軸との間に配置さ
    れていると共に、前記電動機の出力軸と前記補機の入力
    軸との間の動力伝達を遮断または許容する継合手段を備
    え、 前記制御手段は前記電動機の制御に加え、前記継合手段
    の動作を制御する補機駆動装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の補機駆動装置において、 前記補機は、前記電動機の一端に配置されている第1の
    補機と、前記電動機の他端に配置されている第2の補機
    とを含み、 前記電動機の出力軸は前記第1及び第2の補機の入力軸
    と結合可能であるように前記電動機の両端から突出して
    おり、 前記継合機構は、前記電動機の出力軸の一端と前記第1
    の補機の入力軸との間に配置されている第1の継合機構
    を含むことを特徴とする補機駆動装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の補機駆動装置において、 前記継合機構は、前記電動機の出力軸の他端と前記第2
    の補機の入力軸との間に配置されている第2の継合機構
    を含むことを特徴とする補機駆動装置。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の補機駆動装置において、 前記制御手段は、前記第1の補機を駆動する場合には、
    前記第1の継合機構を動力伝達許容状態とし、前記電動
    機を運転させることを特徴とする補機駆動装置。
  6. 【請求項6】請求項4に記載の補機駆動装置において、 前記制御手段は、前記第2の補機を駆動する場合には、
    前記第2の継合機構を動力伝達許容状態とし、前記電動
    機を運転させることを特徴とする補機駆動装置。
  7. 【請求項7】請求項2に記載の補機駆動装置において、 前記補機は、前記電動機の一端に配置されている第1の
    補機と第2の補機とを含み、 前記継合機構は、前記電動機の出力軸の一端と前記第1
    の補機の入力軸との間に配置されている第1の継合機構
    を含むことを特徴とする補機駆動装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の補機駆動装置において、 前記継合機構は、前記第1の補機の入力軸と前記第2の
    補機の入力軸との間に配置されている第2の継合機構を
    含むことを特徴とする補機駆動装置。
  9. 【請求項9】請求項1ないし請求項8のいずれか一の請
    求項に記載の補機駆動装置において、前記内燃機関は駆
    動力を出力する出力軸を備え、 前記補機駆動装置はさらに、 前記電動機の出力軸の一端と前記内燃機関の出力軸との
    間の動力伝達を許容する動力伝達手段と、 前記動力伝達手段と前記内燃機関の出力軸との間に配置
    されていると共に、前記動力伝達手段と前記内燃機関の
    出力軸との間の動力伝達を遮断または許容する第3の継
    合機構とを備え、 前記制御手段は、前記継合機構に加え前記第3の継合機
    構の動作を制御し、前記補機の駆動時には、前記第3の
    継合機構を動力伝達遮断状態にすることを特徴とする補
    機駆動装置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の補機駆動装置におい
    て、 前記制御手段は前記電動機によって電力を生成する場合
    には、前記第1および第2の継合機構を動力遮断状態と
    し、前記第3の継合機構を動力伝達状態とすることを特
    徴とする補機駆動装置。
  11. 【請求項11】請求項9に記載の補機駆動装置におい
    て、 前記制御手段は前記電動機によって前記内燃機関を始動
    させる場合には、前記第1および第2の継合機構を動力
    遮断状態とし、前記第3の継合機構を動力伝達状態とす
    ることを特徴とする補機駆動装置。
  12. 【請求項12】請求項9に記載の補機駆動装置におい
    て、 前記制御手段は前記内燃機関によって前記第1および第
    2の補機の少なくともいずれか一方を駆動する場合に
    は、対応する前記第1および第2の継合機構の少なくと
    もいずれか一方を動力伝達状態とし、前記第3の継合機
    構を動力伝達状態とすることを特徴とする補機駆動装
    置。
  13. 【請求項13】請求項1ないし請求項12のいずれか一
    の請求項に記載の補機駆動装置を含む車両。
  14. 【請求項14】請求項13に記載の車両において、前記
    補機駆動装置は、前記内燃機関の出力軸と平行に配置さ
    れていることを特徴とする車両。
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