JP2001298727A - 放送装置、受信機及びデータ放送システム - Google Patents

放送装置、受信機及びデータ放送システム

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JP2001298727A
JP2001298727A JP2000114273A JP2000114273A JP2001298727A JP 2001298727 A JP2001298727 A JP 2001298727A JP 2000114273 A JP2000114273 A JP 2000114273A JP 2000114273 A JP2000114273 A JP 2000114273A JP 2001298727 A JP2001298727 A JP 2001298727A
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JP2000114273A
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Satoshi Iwaizumi
敏 岩泉
Hideo Fujii
秀夫 藤井
Hiroshi Kawakami
浩史 河上
Tsutomu Shigesawa
努 繁沢
Takeshi Shibuya
猛 渋谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視聴者による応答に対する処理結果を好適に
視聴者毎に通知する放送装置等を提供する。 【解決手段】 データを複数の受信機へ放送する放送装
置1であって、複数の受信機の全てを対象にした共通メ
ッセージデータを放送する第1送出部124と、複数の
受信機の少なくとも1つから共通メッセージデータに基
づいた受信機毎の応答データを受信する応答データ受信
部131と、受信された受信機毎の応答データに応じて
所定の処理を行い受信機毎の処理結果データを生成する
処理部132と、生成された受信機毎の処理結果データ
のそれぞれと対応する受信機が自身宛てのデータである
と認識するための識別子とを含む受信機毎の個別データ
を放送する第2送出部127とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データを放送する
放送装置と、データを受信する複数の受信機とからなる
データ放送システムに関し、特に、視聴者による応答に
対する処理結果を視聴者毎に通知する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、商品の販売形態として、インター
ネット等を利用した通信販売やテレビショッピングが普
及してきた。インターネットを利用した通信販売では、
パソコンの画面上で希望する商品情報の検索を行い、商
品情報を確認しながら資料請求や商品注文を行うこと
で、オンラインカタログショッピングを実現している。
【0003】テレビショッピングでは、各家庭に一方的
に商品の映像等の商品情報が放送され、視聴者がこれら
を元に購入を希望するか否かを判断して、購入を希望す
る場合には、別途電話で注文する方法が一般的である。
一方、データ放送において、放送とは別に電話回線等の
別回線で各受信機とデータ収集サーバとを接続可能に
し、放送により視聴者に広く情報を提供し、この情報に
対する視聴者毎の応答を別回線で集計する集計システム
が考案されている。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】しかるに、インターネ
ットを利用した通信販売は、パソコンやプロバイダ契約
等が必要であり、さらに、ある程度のパソコン等に関す
る知識を必要とする。また、いくらインターネットが普
及してきたとはいってもまだまだテレビほど普及しては
いない。また、インターネットはそもそも利用者側から
情報発信元にアクセスすることで情報を入手するもので
あるため、利用者側が積極的に情報発信元アドレス等を
検索しなければ、製品情報を入手することができない。
【0005】また、テレビショッピングは、放送局から
の一方通行であるので、視聴者は、商品名、商品番号、
及び、通販会社の電話番号等を覚えたりメモしたりして
別途電話でアクセスする必要があり、手間がかかるだけ
でなく、間違いが発生することもある。ここで、上記の
様な集計システムを利用して、視聴者が放送を見て商品
の購入を希望する場合に、その画面が表示されている受
信機から簡単な操作により注文することができる注文シ
ステムを構築すれば使い勝手のよいものとなるが、これ
だけでは注文に対する処理結果を十分に視聴者に通知で
きない。
【0006】例えば、商品のお届け日等の総注文数に応
じて変動することがある情報や、商品の詳細な問い合わ
せ等の調査時間を要する情報の様に、即答できない情報
がある。この様な情報を注文を受けた電話回線等で通知
すると、情報が確定するまで個々の視聴者と長時間回線
を接続したままにしなければならない。よって注文シス
テム側の電話回線等の数が限られていることや通常電話
回線等は別の料金体制であること等を考えると非現実的
である。また、情報が確定した後に個々に電話回線等で
接続し直すのは、件数が多いとかなりの手間と労力を必
要とする上、電話回線等の数が限られているので時間が
かかり応答性が悪く、またその経費もばかにならない。
特に、放送中及び放送直後は短時間に注文が殺到するこ
ともあり、電話回線等で処理結果を通知することには問
題が多い。
【0007】本発明は、視聴者による応答に対する処理
結果を、好適に視聴者毎に通知することができる、放送
装置と複数の受信機とからなるデータ放送システムを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る放送装置は、データを複数の受信機へ
放送する放送装置であって、前記複数の受信機の全てを
対象にした共通メッセージデータを放送する第1放送手
段と、前記複数の受信機の少なくとも1つから前記共通
メッセージデータに基づいた受信機毎の応答データを受
信する受信手段と、受信手段により受信された受信機毎
の応答データに応じて所定の処理を行い受信機毎の処理
結果データを生成する処理手段と、処理手段により生成
された受信機毎の処理結果データのそれぞれと対応する
受信機が自身宛てのデータであると認識するための識別
子とを含む受信機毎の個別データを放送する第2放送手
段とを備えることを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するために、本発明に係る
受信機は、放送装置からデータを受信する受信機であっ
て、前記放送装置から当該受信機及び他の受信機を含む
複数の受信機の全てを対象にした共通メッセージデータ
を受信する第1受信手段と、第1受信手段により受信さ
れた共通メッセージデータから共通メッセージを再生す
る第1再生手段と、視聴者から再生手段により再生され
た共通メッセージに基づいた応答を受付ける受付手段
と、受付手段により受付けられた応答の内容を示す応答
データを前記放送装置へ送信する送信手段と、前記放送
装置からどの受信機宛てのデータであるかを示す識別子
と送信手段により送信された応答データに基づいて前記
放送装置において生成された処理結果データとを含む個
別データを受信する第2受信手段と、第2受信手段によ
り受信された個別データに含まれる識別子が当該受信機
宛てのデータであることを示すか否かを判断する判断手
段と、判断手段により当該受信機宛てのデータであるこ
とが示された場合にはこの個別データに含まれる処理結
果データから前記視聴者へのメッセージを再生する第2
再生手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】(実施の形態1) <概要>本実施の形態は、まず放送装置が複数の受信機
の全てを対象にしたメッセージを送信し、これを受信し
た各受信機がメッセージに基づいたそれぞれの応答を返
し、次にこれらを受信した放送装置が各応答に応じた各
処理結果を各受信機固有の識別子と共に放送し、これを
受信した各受信機が自身の識別子の付いた処理結果のみ
を再生するデータ放送システムであり、これによって視
聴者による応答に対する処理結果を好適に視聴者に通知
することができる。
【0011】<構成>図1は、本実施の形態に係るデー
タ放送システムの構成を示す図である。図1に示すデー
タ放送システムは、放送装置1、受信機2〜4、モニタ
5〜7、デジタル放送回線8、及び、公衆回線9で構成
される。放送装置1は、放送局等に設置された放送機器
であり、放送すべきデータや時間を管理するデータ放送
サーバ110と、有料放送のデータをスクランブルした
り、あるいは受信機毎のデータを暗号化して受信機毎の
識別子を附加しデジタル放送回線8を介して放送するC
ASサーバ120と、放送内容に対しての視聴者の応答
を示す応答データを公衆回線9を介して受信して集計及
び処理し、受信機毎の処理結果を生成してCASサーバ
120へ渡すデータ収集サーバ130とからなる。
【0012】受信機2〜4は、それぞれ、放送データを
デジタル放送回線8を介して受信し、スクランブルされ
ている場合にはスクランブルを解除し、映像情報等を各
モニタ5〜7に表示させ、表示した放送内容に対しての
視聴者の応答を受付けて、応答データを公衆回線9を介
して放送装置1のデータ収集サーバ130へ送信する。
また、応答データに対する受信機毎の暗号化された処理
結果を、受信機毎の識別子に基づいて選択的にデジタル
放送回線8を介して放送装置1から受信し復号化して各
モニタ5〜7に表示させる。なお、ここでは受信機を3
台記載したが、勿論何台であってもよく、実際には何万
台〜何百万台を想定している。
【0013】モニタ5〜7はそれぞれ、受信機2〜4か
ら出力される映像情報等を表示する。デジタル放送回線
8は、BSデジタル放送、地上波デジタル放送、CAT
Vデジタル放送、カーナビデジタル放送などの無線回
線、又は、有線回線である。公衆回線9は、電話回線の
ような1対1の接続を基本とする通信回線である。
【0014】図2は、図1に示した放送装置1の詳細な
構成を示す図である。データ放送サーバ110は、複数
の受信機の全てを対象にした共通メッセージデータ等の
放送データを記憶する放送データ記憶部111を含み、
放送データ記憶部111に記憶された各放送データ毎に
放送すべき時間等を管理している。CASサーバ120
は、受信機毎の識別子と暗号鍵とを記憶する識別子暗号
鍵記憶部121と、データ放送サーバ110の指示に基
づいて、放送すべき共通メッセージデータをスクランブ
ルするか否かを決定する決定部122と、決定部の決定
に基づいて当該共通メッセージデータをスクランブルす
るスクランブル部123と、決定部の決定した処理を施
された共通メッセージデータをマルチプレクサ部128
を介してデジタル放送回線8に送出する第1送出部12
4と、データ収集サーバ130の処理部132により生
成される受信機毎の処理結果データを識別子暗号鍵記憶
部121に記憶された受信機毎の暗号鍵を用いて暗号化
する暗号化部125と、暗号化部125により暗号化さ
れた受信機毎の処理結果データに識別子暗号鍵記憶部1
21に記憶された当該受信機の識別子を附加して受信機
毎の個別データを生成する識別子附加部126と、受信
機毎の個別データをしマルチプレクサ部128を介して
デジタル放送回線8に送出する第2送出部127と、第
1送出部124が送出する共通メッセージデータと第2
送出部127が送出する個別データとを多重化するマル
チプレクサ部128とを含む。例えば、有料放送の共通
メッセージデータはスクランブルし、テレビショッピン
グ等の無料放送の共通メッセージデータはスクランブル
しない。
【0015】データ収集サーバ130は、公衆回線9を
介して受信機2〜4の少なくとも1つから、共通メッセ
ージデータに基づいた受信機毎の応答データを受信する
応答データ受信部131と、受信された受信機毎の応答
データに応じて所定の処理を行い受信機毎の処理結果デ
ータを生成する処理部132とを含む。図3は、図1に
示した受信機2の詳細な構成を示す図である。なお受信
機2〜4は全て同じ構成なので受信機3〜4の説明は省
略する。
【0016】図3に示す受信機2は、多重化された各デ
ータを受信して共通メッセージデータと個別データとを
分離するデマルチプレクサ部200と、デジタル放送回
線8から共通メッセージデータをデマルチプレクサ部2
00を介して受信する第1受信部201と、受信された
共通メッセージデータがスクランブルされている場合に
はスクランブルを解除するスクランブル解除部202
と、受信された共通メッセージデータから共通メッセー
ジを再生してモニタ5に表示させる第1再生部203
と、視聴者から再生された共通メッセージに基づいた応
答を受付ける受付部204と、受付けられた応答の内容
を示す応答データを、例えば受信機の識別子を附加する
などして放送装置1がどの受信機からのデータであるか
を認識できるようにして公衆回線9を介して放送装置1
ののデータ収集サーバ130へ送信する送信部205
と、デジタル放送回線8からどの受信機宛てのデータで
あるかを示す識別子と前記放送装置において送信部20
5により送信された応答データに基づいて生成され暗号
化された処理結果データとを含む個別データをデマルチ
プレクサ部200を介して受信する第2受信部206
と、受信された個別データに含まれる識別子が当該受信
機宛てのデータであることを示すか否かを判断する判断
部207と、暗号鍵を記憶する暗号鍵記憶部208と、
当該受信機宛てのデータであることを示すと判断された
場合には、暗号鍵記憶部208に記憶された暗号鍵を用
いてこの個別データに含まれる処理結果データを復号化
する復号化部209と、復号化された処理結果データか
ら、処理結果を再生してモニタ5に表示させる第2再生
部210とを備える。
【0017】<動作>ここで、本実施の形態に係るデー
タ放送システムにおける動作を説明する。図4は、本実
施の形態のデータ放送システムにおける動作の一例を示
す図である。 (1)放送装置1のデータ放送サーバ110が、共通メ
ッセージデータの放送すべき時間を随時監視し、放送す
べき時間の一定時間前に共通メッセージデータをCAS
サーバ120に渡す(ステップS1)。 (2)CASサーバ120の決定部122が、渡された
共通メッセージデータをスクランブルするか否かを決定
する(ステップS2)。ここでは、有料放送であるか無
料放送であるかを示すデータがデータ放送サーバ110
の放送データ記憶部111に記憶されているものとし、
有料放送である場合にのみスクランブルすると決定する
ものとする。 (3)スクランブルすると決定した場合は、スクランブ
ル部123が共通メッセージデータをスクランブルする
(ステップS3)。 (4)第1送出部124が共通メッセージデータをマル
チプレクサ部128を介してデジタル放送回線8に送出
する(ステップS4)。 (5)受信機2の第1受信部201がデマルチプレクサ
部200を介して共通メッセージデータを受信する(ス
テップS5)。 (6)受信された共通メッセージデータがスクランブル
されている場合にはスクランブル解除部202がスクラ
ンブルを解除し、第1再生部203が、共通メッセージ
データから共通メッセージを再生してモニタ5に表示さ
せる(ステップS6)。 (7)視聴者がモニタ5に表示された共通メッセージを
見てこれに対する応答を入力し、受付部204がこれを
受付ける(ステップS7)。ここでは例えば、テレビシ
ョッピングの商品情報が表示され、視聴者が購入指示を
入力する。
【0018】図5は、テレビショッピングの商品情報が
表示され、視聴者が購入指示を入力している画面を示す
図である。 (8)送信部205が、受付けられた応答の内容を示す
応答データを、公衆回線9を介して放送装置1へ送信す
る(ステップS8)。 (9)放送装置1のデータ収集サーバ130に含まれる
応答データ受信部131が、公衆回線9を介して受信機
毎の応答データを受信する(ステップS9)。 (10)処理部132が、受信された受信機毎の応答デ
ータに応じて所定の処理を行い受信機毎の処理結果デー
タを生成する(ステップS10)。ここでは、商品の購
入指示に応じて、商品在庫を調査し運送及び配達の手配
をしてお届け日を決定しお届け日を示すデータを生成す
る。 (11)CASサーバ120の暗号化部125が、生成
された受信機毎の処理結果データを識別子暗号鍵記憶部
121に記憶された受信機毎の暗号鍵を用いて暗号化す
る(ステップS11)。 (12)識別子附加部126が、暗号化された受信機毎
の処理結果データに識別子暗号鍵記憶部121に記憶さ
れた当該受信機の識別子を附加して受信機毎の個別デー
タを生成する(ステップS12)。 (13)第2送出部127が、受信機毎の個別データを
マルチプレクサ部128を介してデジタル放送回線8に
送出する(ステップS13)。 (14)受信機2の第2受信部206が、デマルチプレ
クサ部200を介して個別データを受信する(ステップ
S14)。 (15)判断部207が、受信された個別データに含ま
れる識別子が当該受信機宛てのデータであることを示す
か否かを判断する(ステップS15)。 (16)当該受信機宛てのデータであることを示すと判
断された場合には、復号化部209が、暗号鍵記憶部2
08に記憶された暗号鍵を用いてこの個別データに含ま
れる処理結果データを復号化する(ステップS16)。 (17)第2再生部210が、復号化された処理結果デ
ータから、処理結果を再生してモニタ5に表示させる
(ステップS17)。ここでは、注文した商品のお届け
日が表示される。
【0019】図6は、注文した商品のお届け日が表示さ
れている画面を示す図である。図6に示すように、商品
を注文した受信機にだけ、受信機毎のその商品のお届け
日が表示される。以上のように、本実施の形態によれ
ば、視聴者が放送を見て商品の購入を希望する場合にそ
の画面が表示されている受信機から簡単な操作により注
文することができ、注文に対して即答できない情報を処
理結果として受信機に返す場合であっても、視聴者によ
る応答に対する処理結果を、放送によって好適に視聴者
に通知することができる。
【0020】なお公衆回線9は、CATVの回線やイン
ターネット回線等、如何なる回線であってもよく、デー
タ収集サーバ130に応答データを送信できるものであ
れば、特に公衆回線に限定するのものではない。また、
本実施の形態では説明を簡略化したが、実際にはデータ
収集サーバ130では、応答データを解析して、視聴者
の確認、入力データの有効性チェックを行い、正常であ
ると判断した応答データのみを処理の対象としている。
ここで正常であると判断したか否かの判断結果を処理結
果データに含ませてもよい。
【0021】また、識別子暗号鍵記憶部121に記憶さ
れ個別データに附加される識別子は、受信機のシリアル
ナンバー、視聴者の電話番号、及び、受信機に挿入して
使用者を特定する顧客別ICカードに記憶された顧客I
D等、受信機又は視聴者を一意に特定できるものであれ
ば何であってもよい。 (実施の形態2) <概要>実施の形態1の放送装置1における処理部13
2が、受信された受信機毎の応答データに応じて所定の
処理を行い受信機毎の処理結果データを生成するに際し
て、本実施の形態は、さらに、予め記憶している視聴者
の個人情報等に基づいて視聴者に適合する付帯情報を検
索して処理結果データに含ませる機能を備えるデータ放
送システムであり、これによって視聴者による応答に対
する処理結果と共に、視聴者に適合する付帯情報を好適
に視聴者に通知することができる。
【0022】<構成>本実施の形態は、実施の形態1の
処理部132を処理部140に置き換えたものであるの
で、処理部140についてのみ説明する。図7は、処理
部140の詳細な構成を示す図である。図7に示す処理
部140は、受信された受信機毎の応答データに応じて
所定の処理を行い受信機毎の処理結果データを生成する
処理結果データ生成部141と、受信機毎の個人情報を
記憶する個人情報記憶部142と、応答データと個人情
報とによって分類された付帯情報を記憶する付帯情報記
憶部143と、対応する受信機の個人情報を個人情報記
憶部142から抽出する個人情報抽出部144と、応答
データ受信部131により受信された受信機毎の応答デ
ータと個人情報抽出部144により抽出された個人情報
とにより付帯情報記憶部143から対応する付帯情報を
検索する付帯情報検索部145と、検索された付帯情報
を処理結果データに含ませる付帯情報添付部146とを
含む。
【0023】<動作>ここで、本実施の形態に係る処理
部140における動作を説明する。図8は、本実施の形
態の処理部140における動作の一例を示す図である。
なお、応答データ受信部131により受信された受信機
毎の応答データには、視聴者を一意に特定できる何らか
の情報が含まれているものとする。ここではこの情報を
顧客IDとする。 (1)個人情報抽出部144が、応答データ受信部13
1により受信された受信機毎の応答データに含まれる顧
客IDに基づいて、対応する受信機毎の個人情報を個人
情報記憶部142から抽出する(ステップS21)。こ
こでは、例えば個人情報として、視聴者の居住地域と所
有する車の種類を抽出するものとする。 (2)付帯情報検索部145が、応答データ受信部13
1により受信された受信機毎の応答データと、個人情報
抽出部144により抽出された受信機毎の個人情報とに
より、付帯情報記憶部143から対応する受信機毎の付
帯情報を検索する(ステップS22)。ここでは、例え
ば応答データとして冬期用の自動車用品の注文を受信し
たとすると、寒冷地区に居住する視聴者に対して、視聴
者の所有する車に適合するタイヤチェーンの商品情報を
受信機毎の付帯情報として検索する。 (3)付帯情報添付部146が、付帯情報検索部145
により検索された受信機毎の付帯情報を、それぞれ受信
機毎の処理結果データに含ませる(ステップS23)。
【0024】以上のように、本実施の形態によれば、視
聴者からの応答と個人情報とに基づいて、視聴者の状況
に適合し、且つ、タイムリーな付帯情報を放送によって
好適に視聴者に通知することができる。なお、付帯情報
記憶部143に記憶された付帯情報は、商品のジャンル
別、メーカー別、視聴者の居住地域別、性別、年齢別
等、さまざまな項目により分類することができ、これら
のさまざまな項目により検索されるものであってもよ
い。
【0025】また、本実施の形態では、付帯情報記憶部
143が応答データと個人情報とによって分類された付
帯情報を記憶したが、記応答データ及び処理結果データ
のうち少なくとも一方と、個人情報とによって分類され
た付帯情報を記憶するものであってもよい。この場合に
は、付帯情報検索部145は、応答データ受信部131
により受信された受信機毎の応答データ及び処理結果デ
ータ生成部141により生成された受信機毎の処理結果
データのうち少なくとも一方と、個人情報抽出部144
により抽出された受信機毎の個人情報とにより、付帯情
報記憶部143から対応する受信機毎の付帯情報を検索
する。 (実施の形態3) <概要>実施の形態1の受信機2における第1再生部2
03が、受信された共通メッセージデータから共通メッ
セージを再生してモニタ5に表示させるのに対して、本
実施の形態は、受信された共通メッセージデータを保存
して、後で保存された共通メッセージデータから共通メ
ッセージを再生してモニタ5に表示させるデータ放送シ
ステムである。
【0026】<構成>図9は、本実施の形態の受信機1
0の詳細な構成を示す図である。本実施の形態は、実施
の形態1の受信機2を受信機10に置き換えたものであ
る。また受信機10は、受信機2の第1再生部203
を、保存部220と第1再生部230とに置き換えたも
のであるので、ここでは保存部220と第1再生部23
0とについてのみ説明する。
【0027】図9に示す保存部220は、第1受信部2
01により受信された共通メッセージデータを保存す
る。図9に示す第1再生部230は、第1再生部203
と同様に、受信された共通メッセージデータから共通メ
ッセージを再生してモニタ5に表示させるだけでなく、
さらに、視聴者の指示により、保存部220に保存され
た共通メッセージデータから共通メッセージを再生して
モニタ5に表示させる。
【0028】<動作>ここで、本実施の形態に係るデー
タ放送システムにおける動作を説明する。図10は、本
実施の形態のデータ放送システムにおける動作の一例を
示す図である。ここでは共通メッセージデータを一旦保
存するものとする。ここで、実施の形態1の図4で説明
した動作と同様の処理には同一の符号を付けその説明を
省略する。(1)〜(5)図4の(1)〜(5)と同様
(ステップS1〜ステップS5)。 (6)受信された共通メッセージデータがスクランブル
されている場合にはスクランブル解除部202がスクラ
ンブルを解除し、保存部220が、共通メッセージデー
タを保存する(ステップS31)。 (7)視聴者が適当な時間に指示を出すことにより、第
1再生部230が、保存部220に保存された共通メッ
セージデータから共通メッセージを再生してモニタ5に
表示させる(ステップS32)。(8)〜(18)図4
の(7)〜(17)と同様(ステップS7〜ステップS
17)。
【0029】以上のように、本実施の形態によれば、生
放送の共通メッセージデータを受信する代りに、保存し
ておいた共通メッセージデータを用いることができるの
で、視聴者が自由な時間に本データ放送システムを活用
することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る放送装置は、データを複数
の受信機へ放送する放送装置であって、前記複数の受信
機の全てを対象にした共通メッセージデータを放送する
第1放送手段と、前記複数の受信機の少なくとも1つか
ら前記共通メッセージデータに基づいた受信機毎の応答
データを受信する受信手段と、受信手段により受信され
た受信機毎の応答データに応じて所定の処理を行い受信
機毎の処理結果データを生成する処理手段と、処理手段
により生成された受信機毎の処理結果データのそれぞれ
と対応する受信機が自身宛てのデータであると認識する
ための識別子とを含む受信機毎の個別データを放送する
第2放送手段とを備えることを特徴とする。
【0031】これによって、受信機において視聴者が放
送を見て商品の購入を希望する場合にその画面が表示さ
れている受信機から簡単な操作により注文することがで
き、注文に対して即答できない情報を処理結果として受
信機に返す場合であっても、視聴者による応答に対する
処理結果を、放送によって好適に視聴者毎に通知するこ
とができる。
【0032】従って、非常に使い勝手のよいシステムが
構築できる。また、放送装置において、前記第2放送手
段は、受信機毎の識別子と暗号鍵とを記憶する識別子暗
号鍵記憶手段と、処理手段により生成された受信機毎の
処理結果データを識別子暗号鍵記憶手段に記憶された対
応する受信機の暗号鍵を用いて暗号化する暗号化手段と
を含み、暗号化手段により暗号化された処理結果データ
のそれぞれと識別子暗号鍵記憶手段に記憶された対応す
る識別子とを含む受信機毎の個別データを放送すること
を特徴とすることもできる。
【0033】これによって、処理結果データを対応する
受信機の暗号鍵を用いて暗号化することができるので、
個人情報が傍受され第三者に知られる危険性が低くな
る。また、放送装置において、前記処理手段は、各受信
機毎に視聴者の個人情報を予め記憶する個人情報記憶手
段と、前記応答データ及び前記処理結果データのうち少
なくとも一方と前記個人情報とによって分類された付帯
情報を記憶する付帯情報記憶手段と、対応する受信機毎
の個人情報を個人情報記憶手段から抽出する個人情報抽
出手段と、前記受信手段により受信された受信機毎の応
答データ及び前記処理手段により生成された受信機毎の
処理結果データのうち少なくとも一方と個人情報抽出手
段により抽出された受信機毎の個人情報とにより付帯情
報記憶手段から対応する受信機毎の付帯情報を検索する
付帯情報検索手段と、付帯情報検索手段により検索され
た受信機毎の付帯情報をそれぞれ受信機毎の処理結果デ
ータに含ませる付帯情報添付手段とを含むことを特徴と
することもできる。
【0034】これによって、受信機毎の応答データ及び
受信機毎の処理結果データのうち少なくとも一方と受信
機毎の個人情報とにより特定される受信機毎の付帯情報
を、受信機毎に放送することができる。従って、視聴者
の状況に適合し、且つ、タイムリーな付帯情報を放送に
よって好適に視聴者に通知することができる。
【0035】本発明に係る受信機は、放送装置からデー
タを受信する受信機であって、前記放送装置から当該受
信機及び他の受信機を含む複数の受信機の全てを対象に
した共通メッセージデータを受信する第1受信手段と、
第1受信手段により受信された共通メッセージデータか
ら共通メッセージを再生する第1再生手段と、視聴者か
ら再生手段により再生された共通メッセージに基づいた
応答を受付ける受付手段と、受付手段により受付けられ
た応答の内容を示す応答データを前記放送装置へ送信す
る送信手段と、前記放送装置からどの受信機宛てのデー
タであるかを示す識別子と送信手段により送信された応
答データに基づいて前記放送装置において生成された処
理結果データとを含む個別データを受信する第2受信手
段と、第2受信手段により受信された個別データに含ま
れる識別子が当該受信機宛てのデータであることを示す
か否かを判断する判断手段と、判断手段により当該受信
機宛てのデータであることが示された場合にはこの個別
データに含まれる処理結果データから前記視聴者へのメ
ッセージを再生する第2再生手段とを備えることを特徴
とする。
【0036】これによって、視聴者が放送を見て商品の
購入を希望する場合にその画面が表示されている受信機
から簡単な操作により注文することができ、注文に対し
て即答できない情報を処理結果として放送装置から受け
取る場合であっても、視聴者による応答に対する処理結
果を、放送によって好適に受信することができる。従っ
て、非常に使い勝手のよいシステムが構築できる。
【0037】また、受信機において、前記第2受信手段
は暗号化された個別データを受信し、前記第2再生手段
は、暗号鍵を記憶する暗号鍵記憶手段と、前記視聴者へ
のメッセージを再生する際に暗号鍵記憶手段に記憶され
た暗号鍵を用いて処理結果データを復号化する復号化手
段を含むことを特徴とすることもできる。これによっ
て、処理結果データが暗号化されているので、個人情報
が傍受され第三者に知られる危険性が低くなる。
【0038】また、受信機において、前記受信機は、さ
らに、前記第1受信手段により受信された共通メッセー
ジデータを保存する保存手段を備え、前記第1再生手段
は、さらに、視聴者の指示により保存手段に保存された
共通メッセージデータから共通メッセージを再生するこ
とを特徴とすることもできる。これによって、保存して
おいた共通メッセージデータを用いることができるの
で、視聴者が自由な時間に放送装置を活用することがで
きる。
【0039】本発明に係るデータ放送システムは、デー
タを放送する放送装置とデータを受信する複数の受信機
とからなるデータ放送システムであって、前記放送装置
は、前記複数の受信機の全てを対象にした共通メッセー
ジデータを放送する第1放送手段と、前記複数の受信機
の少なくとも1つから前記共通メッセージデータに基づ
いた受信機毎の応答データを受信する受信手段と、受信
手段により受信された受信機毎の応答データに応じて所
定の処理を行い受信機毎の処理結果データを生成する処
理手段と、処理手段により生成された受信機毎の処理結
果データのそれぞれと対応する受信機が自身宛てのデー
タであると認識するための識別子とを含む受信機毎の個
別データを放送する第2放送手段とを備え、前記複数の
受信機は、それぞれ、前記放送装置から前記共通メッセ
ージデータを受信する第1受信手段と、第1受信手段に
より受信された共通メッセージデータから共通メッセー
ジを再生する第1再生手段と、視聴者から再生手段によ
り再生された共通メッセージに基づいた応答を受付ける
受付手段と、受付手段により受付けられた応答の内容を
示す応答データを前記放送装置へ送信する送信手段と、
前記放送装置からどの受信機宛てのデータであるかを示
す識別子と送信手段により送信された応答データに基づ
いて前記放送装置において生成された処理結果データと
を含む個別データを受信する第2受信手段と、第2受信
手段により受信された個別データに含まれる識別子が当
該受信機宛てのデータであることを示すか否かを判断す
る判断手段と、判断手段により当該受信機宛てのデータ
であることを示すと判断された場合にはこの個別データ
に含まれる処理結果データから前記視聴者へのメッセー
ジを再生する第2再生手段とを備えることを特徴とす
る。
【0040】本発明に係るデータ放送方法は、データを
放送する放送装置とデータを受信する複数の受信機とか
らなるデータ放送システムにおけるデータ放送方法であ
って、前記放送装置において、前記複数の受信機の全て
を対象にした共通メッセージデータを放送する第1放送
ステップを有し、前記複数の受信機の少なくとも1つに
おいて、前記放送装置から前記共通メッセージデータを
受信する第1受信ステップと、第1受信ステップにより
受信された共通メッセージデータから共通メッセージを
再生する第1再生ステップと、視聴者から再生ステップ
により再生された共通メッセージに基づいた応答を受付
ける受付ステップと、受付ステップにより受付けられた
応答の内容を示す応答データを前記放送装置へ送信する
送信ステップとを有し、前記放送装置において、さら
に、前記複数の受信機の少なくとも1つから前記共通メ
ッセージデータに基づいた受信機毎の応答データを受信
する受信ステップと、受信ステップにより受信された受
信機毎の応答データに応じて所定の処理を行い受信機毎
の処理結果データを生成する処理ステップと、処理ステ
ップにより生成された受信機毎の処理結果データのそれ
ぞれと対応する受信機が自身宛てのデータであると認識
するための識別子とを含む受信機毎の個別データを放送
する第2放送ステップとを有し、前記複数の受信機の少
なくとも1つにおいて、さらに、前記放送装置からどの
受信機宛てのデータであるかを示す識別子と送信ステッ
プにより送信された応答データに基づいて前記放送装置
において生成された処理結果データとを含む個別データ
を受信する第2受信ステップと、第2受信ステップによ
り受信された個別データに含まれる識別子が当該受信機
宛てのデータであることを示すか否かを判断する判断ス
テップと、判断ステップにより当該受信機宛てのデータ
であることを示すと判断された場合にはこの個別データ
に含まれる処理結果データから前記視聴者へのメッセー
ジを再生する第2再生ステップとを有することを特徴と
する。
【0041】これによって、受信機側において視聴者が
放送を見て商品の購入を希望する場合にその画面が表示
されている受信機から簡単な操作により注文することが
でき、注文に対して即答できない情報を処理結果として
放送装置から受信機に返す場合であっても、視聴者によ
る応答に対する処理結果を、放送によって好適に視聴者
毎に通知することができる。
【0042】従って、非常に使い勝手のよいシステムが
構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るデータ放送システムの構成
を示す図である。
【図2】図1に示した放送装置1の詳細な構成を示す図
である。
【図3】図1に示した受信機2の詳細な構成を示す図で
ある。
【図4】本実施の形態のデータ放送システムにおける動
作の一例を示す図である。
【図5】テレビショッピングの商品情報が表示され、視
聴者が購入指示を入力している画面を示す図である。
【図6】注文した商品のお届け日が表示されている画面
を示す図である。
【図7】処理部140の詳細な構成を示す図である。
【図8】本実施の形態の処理部140における動作の一
例を示す図である。
【図9】保存部220と第1再生部230との詳細な構
成を示す図である。
【図10】本実施の形態のデータ放送システムにおける
動作の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 放送装置 2〜4 受信機 5〜7 モニタ 8 デジタル放送回線 9 公衆回線 10 受信機 110 データ放送サーバ 111 放送データ記憶部 120 CASサーバ 121 識別子暗号鍵記憶部 122 決定部 123 スクランブル部 124 第1送出部 125 暗号化部 126 識別子附加部 127 第2送出部 128 マルチプレクサ部 130 データ収集サーバ 131 応答データ受信部 132 処理部 140 処理部 141 処理結果データ生成部 142 個人情報記憶部 143 付帯情報記憶部 144 個人情報抽出部 145 付帯情報検索部 146 付帯情報添付部 200 デマルチプレクサ部 201 第1受信部 202 スクランブル解除部 203 第1再生部 204 受付部 205 送信部 206 第2受信部 207 判断部 208 暗号鍵記憶部 209 復号化部 210 第2再生部 220 保存部 230 第1再生部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河上 浩史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下情報 システム株式会社内 (72)発明者 繁沢 努 大阪府門真市大字門真1006番地 松下情報 システム株式会社内 (72)発明者 渋谷 猛 大阪府門真市大字門真1006番地 松下情報 システム株式会社内 Fターム(参考) 5C025 AA30 BA01 BA11 BA18 BA27 BA28 CA09 CB10 DA01 DA05 5C064 BA07 BB07 BC10 BC18 BC23 BD01 BD02 BD08 BD09 BD14 5J104 AA01 AA07 BA03 KA02 NA02 NA25 PA06 PA07 5K030 LA19 LD07 LD09 9A001 CC02 EE03 JJ62 JJ72 KK56

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを複数の受信機へ放送する放送装
    置であって、 前記複数の受信機の全てを対象にした共通メッセージデ
    ータを放送する第1放送手段と、 前記複数の受信機の少なくとも1つから、前記共通メッ
    セージデータに基づいた、受信機毎の応答データを受信
    する受信手段と、 受信手段により受信された受信機毎の応答データに応じ
    て、所定の処理を行い、受信機毎の処理結果データを生
    成する処理手段と、 処理手段により生成された受信機毎の処理結果データの
    それぞれと、対応する受信機が自身宛てのデータである
    と認識するための識別子とを含む受信機毎の個別データ
    を放送する第2放送手段とを備えることを特徴とする放
    送装置。
  2. 【請求項2】 前記第2放送手段は、 受信機毎の識別子と暗号鍵とを記憶する識別子暗号鍵記
    憶手段と、 処理手段により生成された受信機毎の処理結果データ
    を、識別子暗号鍵記憶手段に記憶された対応する受信機
    の暗号鍵を用いて暗号化する暗号化手段とを含み、 暗号化手段により暗号化された処理結果データのそれぞ
    れと、識別子暗号鍵記憶手段に記憶された対応する識別
    子とを含む受信機毎の個別データを放送することを特徴
    とする請求項1に記載の放送装置。
  3. 【請求項3】 前記処理手段は、 各受信機毎に視聴者の個人情報を予め記憶する個人情報
    記憶手段と、 前記応答データ及び前記処理結果データのうち少なくと
    も一方と、前記個人情報とによって分類された付帯情報
    を記憶する付帯情報記憶手段と、 対応する受信機毎の個人情報を個人情報記憶手段から抽
    出する個人情報抽出手段と、 前記受信手段により受信された受信機毎の応答データ及
    び前記処理手段により生成された受信機毎の処理結果デ
    ータのうち少なくとも一方と、個人情報抽出手段により
    抽出された受信機毎の個人情報とにより、付帯情報記憶
    手段から対応する受信機毎の付帯情報を検索する付帯情
    報検索手段と、 付帯情報検索手段により検索された受信機毎の付帯情報
    を、それぞれ受信機毎の処理結果データに含ませる付帯
    情報添付手段とを含むことを特徴とする請求項1及び2
    の何れか1項に記載の放送装置。
  4. 【請求項4】 放送装置からデータを受信する受信機で
    あって、 前記放送装置から、当該受信機及び他の受信機を含む複
    数の受信機の全てを対象にした共通メッセージデータを
    受信する第1受信手段と、 第1受信手段により受信された共通メッセージデータか
    ら、共通メッセージを再生する第1再生手段と、 視聴者から、再生手段により再生された共通メッセージ
    に基づいた応答を受付ける受付手段と、 受付手段により受付けられた応答の内容を示す応答デー
    タを、前記放送装置へ送信する送信手段と、 前記放送装置から、どの受信機宛てのデータであるかを
    示す識別子と、送信手段により送信された応答データに
    基づいて前記放送装置において生成された処理結果デー
    タとを含む個別データを受信する第2受信手段と、 第2受信手段により受信された個別データに含まれる識
    別子が、当該受信機宛てのデータであることを示すか否
    かを判断する判断手段と、 判断手段により当該受信機宛てのデータであることが示
    された場合には、この個別データに含まれる処理結果デ
    ータから、前記視聴者へのメッセージを再生する第2再
    生手段とを備えることを特徴とする受信機。
  5. 【請求項5】 前記第2受信手段は、暗号化された個別
    データを受信し、 前記第2再生手段は、 暗号鍵を記憶する暗号鍵記憶手段と、 前記視聴者へのメッセージを再生する際に、暗号鍵記憶
    手段に記憶された暗号鍵を用いて処理結果データを復号
    化する復号化手段を含むことを特徴とする請求項4に記
    載の受信機。
  6. 【請求項6】 前記受信機は、さらに、 前記第1受信手段により受信された共通メッセージデー
    タを保存する保存手段を備え、 前記第1再生手段は、さらに、 視聴者の指示により、保存手段に保存された共通メッセ
    ージデータから、共通メッセージを再生することを特徴
    とする請求項4及び5の何れか1項に記載の受信機。
  7. 【請求項7】 データを放送する放送装置と、データを
    受信する複数の受信機とからなるデータ放送システムで
    あって、 前記放送装置は、 前記複数の受信機の全てを対象にした共通メッセージデ
    ータを放送する第1放送手段と、 前記複数の受信機の少なくとも1つから、前記共通メッ
    セージデータに基づいた、受信機毎の応答データを受信
    する受信手段と、 受信手段により受信された受信機毎の応答データに応じ
    て、所定の処理を行い、受信機毎の処理結果データを生
    成する処理手段と、 処理手段により生成された受信機毎の処理結果データの
    それぞれと、対応する受信機が自身宛てのデータである
    と認識するための識別子とを含む受信機毎の個別データ
    を放送する第2放送手段とを備え、 前記複数の受信機は、それぞれ、 前記放送装置から、前記共通メッセージデータを受信す
    る第1受信手段と、 第1受信手段により受信された共通メッセージデータか
    ら、共通メッセージを再生する第1再生手段と、 視聴者から、再生手段により再生された共通メッセージ
    に基づいた応答を受付ける受付手段と、 受付手段により受付けられた応答の内容を示す応答デー
    タを、前記放送装置へ送信する送信手段と、 前記放送装置から、どの受信機宛てのデータであるかを
    示す識別子と、送信手段により送信された応答データに
    基づいて前記放送装置において生成された処理結果デー
    タとを含む個別データを受信する第2受信手段と、 第2受信手段により受信された個別データに含まれる識
    別子が、当該受信機宛てのデータであることを示すか否
    かを判断する判断手段と、 判断手段により当該受信機宛てのデータであることを示
    すと判断された場合には、この個別データに含まれる処
    理結果データから、前記視聴者へのメッセージを再生す
    る第2再生手段とを備えることを特徴とするデータ放送
    システム。
  8. 【請求項8】 データを放送する放送装置と、データを
    受信する複数の受信機とからなるデータ放送システムに
    おけるデータ放送方法であって、 前記放送装置において、 前記複数の受信機の全てを対象にした共通メッセージデ
    ータを放送する第1放送ステップを有し、 前記複数の受信機の少なくとも1つにおいて、 前記放送装置から、前記共通メッセージデータを受信す
    る第1受信ステップと、 第1受信ステップにより受信された共通メッセージデー
    タから、共通メッセージを再生する第1再生ステップ
    と、 視聴者から、再生ステップにより再生された共通メッセ
    ージに基づいた応答を受付ける受付ステップと、 受付ステップにより受付けられた応答の内容を示す応答
    データを、前記放送装置へ送信する送信ステップとを有
    し、 前記放送装置において、さらに、 前記複数の受信機の少なくとも1つから、前記共通メッ
    セージデータに基づいた、受信機毎の応答データを受信
    する受信ステップと、 受信ステップにより受信された受信機毎の応答データに
    応じて、所定の処理を行い、受信機毎の処理結果データ
    を生成する処理ステップと、 処理ステップにより生成された受信機毎の処理結果デー
    タのそれぞれと、対応する受信機が自身宛てのデータで
    あると認識するための識別子とを含む受信機毎の個別デ
    ータを放送する第2放送ステップとを有し、 前記複数の受信機の少なくとも1つにおいて、さらに、 前記放送装置から、どの受信機宛てのデータであるかを
    示す識別子と、送信ステップにより送信された応答デー
    タに基づいて前記放送装置において生成された処理結果
    データとを含む個別データを受信する第2受信ステップ
    と、 第2受信ステップにより受信された個別データに含まれ
    る識別子が、当該受信機宛てのデータであることを示す
    か否かを判断する判断ステップと、 判断ステップにより当該受信機宛てのデータであること
    を示すと判断された場合には、この個別データに含まれ
    る処理結果データから、前記視聴者へのメッセージを再
    生する第2再生ステップとを有することを特徴とするデ
    ータ放送方法。
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