JP2001285833A - 応答受付装置、放送装置、受信装置、応答受付方法、放送方法および受信方法 - Google Patents

応答受付装置、放送装置、受信装置、応答受付方法、放送方法および受信方法

Info

Publication number
JP2001285833A
JP2001285833A JP2000099309A JP2000099309A JP2001285833A JP 2001285833 A JP2001285833 A JP 2001285833A JP 2000099309 A JP2000099309 A JP 2000099309A JP 2000099309 A JP2000099309 A JP 2000099309A JP 2001285833 A JP2001285833 A JP 2001285833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
program
identifier
broadcast
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000099309A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Ito
謙次 伊藤
Hidekazu Tanigawa
英和 谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000099309A priority Critical patent/JP2001285833A/ja
Publication of JP2001285833A publication Critical patent/JP2001285833A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送番組を利用したショッピング等におい
て、在庫切れ等により販売が不成立であった場合に、ユ
ーザに再放送情報を伝達する応答受付装置等を提供す
る。 【解決手段】 番組を受信する受信装置からの応答を受
け付ける応答受付装置であって、前記受信装置を識別す
る受信装置識別子と前記受信装置識別子で識別される受
信装置からの応答内容と応答対象の番組を識別する番組
識別子とを有する応答情報を受け付ける応答受付部と、
前記受信装置からの応答がエラーかどうか判断する応答
エラー判断部と、放送予定の番組を識別する番組識別子
と番組が放送される時間帯を示す情報である放送時間情
報とチャンネル番号を有する番組放送情報を格納する番
組放送情報格納部と、前記応答エラー判断部でエラーと
の判断をした場合に、前記応答受付部が受け付けた番組
識別子と合致する番組識別子を有する番組放送情報を前
記番組放送情報格納部から検索する番組放送情報検索部
とを具備することを特徴とする応答受付装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双方向通信を用い
るインタラクティブな放送サービスに関し、特にユーザ
が見逃した(又は再度見ることを希望する)放送番組情
報の送受信に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ等を通じて放送される番組の中
に、例えば、ショッピング番組がある。テレビの画面に
は、商品の画像の他、必要な情報である注文先電話番
号、商品番号及び商品単価等が表示され、視聴者である
ユーザは電話を通じて商品を注文することが出来る。テ
レビ放送等のデジタル化の進展に伴って放送信号に多く
の付帯情報を伝送することが可能になり、又、インター
ネット等を用いた通信手段の発達に伴い放送センタとユ
ーザとのインタラクティブな通信が容易になるため、こ
のような放送番組を利用したショッピング等は、今後大
幅に増加すると考えられる。しかし、例えば数量限定販
売又は時間限定販売等の場合に注文が殺到して、ユーザ
が注文した時には既に在庫がなくなっていたり、又は混
雑した電話が繋がった時には締切時間を過ぎて間に合わ
なかったりすることがある。係る場合、同一又は類似の
商品のショッピング番組を再放送する予定があれば、ユ
ーザはその番組の再放送を見たいと考える可能性が高
い。ユーザに番組の再放送情報を知らせる従来技術とし
ては、特開平11−88280号公報がある。
【0003】図9から図12は、特開平11−8828
0号の技術内容を示す。 [図9の説明]図9は再放送情報の伝送システムの全体
構成図を示す。放送センター側設備110は、放送アン
テナ115及び放送衛星120を通じて放送電波を放送
する。受信端末130は、アンテナ131を通じて放送
電波を受信する。又、受信端末130は、電話回線11
2を通じて後述する視聴記録データを放送センター側設
備110に送信する。放送センター側設備110は、送
られてきた視聴覚記録データを解析してユーザが見逃し
たと思われる番組を特定し、当該見逃したと思われる番
組の再放送情報を電話回線112を通じて受信装置に伝
送する。
【0004】[図10の説明]図10は受信端末の概略
図130を示す。アンテナ131で受信された放送信号
は、チューナ132により選局される。選局された放送
信号は、復調器133により復調される。デマルチプレ
クサ134は復調された放送信号から映像信号及び音声
信号を分離し、MPEGデコーダ135は当該映像信号
及び音声信号の圧縮を解凍する。圧縮を解凍された音声
信号は、テレビジョン受信機138のスピーカを駆動す
る。又、圧縮を解凍された映像信号は、オンスクリーン
制御部136を通じてNTSCエンコーダ137に伝送
される。NTSCエンコーダ137は、圧縮を解凍され
た映像信号をNTSC信号に変換し、テレビジョン受像
機138の映像表示部(CRT、液晶又はプラズマ等)
を駆動する。
【0005】又、デマルチプレクサ134は復調された
放送信号をコントローラ(端末側送信制御手段)139
に伝送する。コントローラ139は、バスラインを介し
てEEPROM(記録データ格納手段)140、RAM
141、ROM142及びモデム143と接続されてお
り、受信端末130全体を制御している。EEPROM
140には、後述する視聴覚記録データが格納される。
モデム143は、電話回線112に接続されている。
【0006】[図11の説明]図11は放送センター側
設備110の概略図を示す。変調器111は、放送信号
波を入力して所定のチャンネルに変調する。エンコーダ
118は、変調された放送信号波をスクランブルする。
多重器113は、スクランブルされた放送信号波と、コ
ントローラ114から出力される種々の信号波を重畳し
て、アンテナ115より出力する。コントローラ114
には、視聴履歴データ及び案内データ等の種々のデータ
を格納する記憶部(視聴履歴格納手段、案内データ格納
手段)116と電話回線112を通じて伝送されるデー
タを受信するモデム117等が接続されている。
【0007】[図12の説明]図12は、再放送情報の
伝送フローチャートを示す。ユーザが放送チャンネルを
選択して(選局操作)、見たい番組の映像信号及び音声
信号をテレビジョン受像機に出力させる(ステップS7
01)。コントローラ139は、選局された日付、チャ
ンネル番号、及び選局されている時刻等の情報(視聴記
録データ)をEEPROM140に記録する(ステップ
S702)。コントローラ139は、特定のタイミング
ごとに(例えば一定時間間隔毎に)モデム143、電話
回線112及びモデム117を通じて視聴記録データを
放送センター側設備110に伝送する(ステップS70
3)。
【0008】放送センター側のモデム117は、送られ
てきた視聴記録データを受信する(ステップS70
4)。コントローラ114は、視聴記録データを記憶部
116に格納する(ステップS705)。記憶部116
には、放送した番組の番組表も格納されており、コント
ローラ114は、当該番組表と送られてきた視聴記録デ
ータ(日付、チャンネル番号、時刻等)を比較し、ユー
ザが実際に見た番組名(例えば「星の銀貨」)を判断す
る(ステップS706)。判断結果である、ユーザが実
際に見た番組名を記憶部116に記憶する(ステップS
707)。例えば、定期的に視聴記録データを受信し、
ユーザの視聴履歴を更新する(ステップS708)。
【0009】過去の視聴履歴からユーザのお気に入りの
番組を判断し、もし新たな視聴記録データがお気に入り
の番組を含んでいなければ、ユーザがお気に入りの番組
を見逃したと判断する(ステップS709)。ユーザが
お気に入りの番組を見逃したと判断した場合は、今後の
放送予定(記憶部116に記憶されている。)に当該見
逃した番組の再放送が含まれていないかを検索する(ス
テップS710)。もし再放送予定があれば、再放送の
案内を作成し(ステップS711)、記憶部116に記
憶する(ステップS712)。コントローラ114は、
所定のタイミングで案内データを読み出し、多重器11
3に出力する。多重器113により放送信号波に多重さ
れた案内データは、衛星放送120を経由して受信端末
に伝送される(ステップS713)。案内データを受信
した受信端末は(ステップS714)、案内データをE
EPROM140に記録する(ステップS715)。こ
のようにして、ユーザは見逃した番組の再放送情報を入
手することが出来る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、放送番組によ
るショッピングを利用して、数量限定販売の商品を購入
しようとしたが売り切れてしまった場合、又は時間限定
販売の商品を購入しようとしたが間に合わなかった場合
等には、ユーザは再放送の情報を知りたいが、従来の方
法では再放送の予定を知ることが出来ない。本発明は、
かかる場合に、ユーザに再放送の情報を伝達することに
より、放送局の視聴率を上げ、商品販売業者の商品の売
上を増し、かつユーザに再度の商品購入の便宜を提供す
る応答受付装置、放送装置、受信装置、応答受付方法、
放送方法および受信方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、番組を受信する受信装置からの応答を受け付
ける応答受付装置であって、前記受信装置を識別する受
信装置識別子と前記受信装置識別子で識別される受信装
置からの応答内容と応答対象の番組を識別する番組識別
子とを有する応答情報を受け付ける応答受付部と、前記
受信装置からの応答がエラーかどうか判断する応答エラ
ー判断部と、放送予定の番組を識別する番組識別子と番
組が放送される時間帯を示す情報である放送時間情報と
チャンネル番号を有する番組放送情報を格納する番組放
送情報格納部と、前記応答エラー判断部でエラーとの判
断をした場合に、前記応答受付部が受け付けた番組識別
子と合致する番組識別子を有する番組放送情報を前記番
組放送情報格納部から検索する番組放送情報検索部と、
を具備することを特徴とする応答受付装置である。
【0012】本発明の応答受付装置は、例えば、ショッ
ピング番組による買い物の応答受付装置等を含む。本発
明は、例えば、放送番組を利用したショッピング等にお
いて、在庫切れ等の理由により商品注文に応じられなか
った場合(応答エラーが発生した場合)に、商品注文情
報に付加された番組識別子と合致する番組識別子を有す
る番組情報を検索することが出来る。本発明は、ユーザ
が購入できなかった商品と同一等の商品のショッピング
番組の再放送情報を、ユーザに知らせることが出来る。
これにより、ユーザに再放送情報を提供し、放送番組の
視聴率を上げ、より大量の商品の販売を達成することが
出来る応答受付装置(及び応答受付装置の制御方法)を
実現できるという作用を有する。
【0013】受信装置は、再放送情報を受信し、再放送
情報に含まれる受信装置識別子に基づいて、自己に宛て
た再放送情報を検索することが出来る。自己に宛てた再
放送情報を発見した場合は、これに基づいて、ユーザは
購入できなかった商品のショッピング番組を再度見て、
再度注文をする機会を得る。本発明の下位概念である請
求項3に記載の発明は、放送信号に乗せて個別のユーザ
に宛てた再放送情報の伝達を行うことにより、ユーザに
購入できなかった商品を再度注文する機会を与える放送
装置(及び放送装置の制御方法)を実現するという作用
を有する。
【0014】「応答エラー判断部」は,実施例において
は注文情報処理部(18、68)である。在庫切れ等に
より注文に応ずることが出来ない場合は、応答エラーと
判断する。受信装置識別子は、受信装置1台ごとに付与
される識別子(ID)でもよく、ユーザ個人ごとに付与
される識別子(ID)でもよい。受信装置識別子がユー
ザ個人に付与される場合は(例えば個人の名前の受信装
置識別子カードを付与される場合。)、ユーザは、自宅
等の固定した受信装置のみならず、任意の受信装置に自
己のIDカードを挿入して商品を注文することが出来
る。
【0015】「受信装置からの応答内容」とは、例えば
商品の注文リストである。「前記応答受付部が受け付け
た番組識別子と合致する番組識別子」とは、番組識別子
が同一である場合の他、放送日を示すコード部分は異な
るが、番組で販売する商品そのものが同一である、実質
的に同一の番組識別子を含む。また、放送センターが、
同一ではないが類似の商品を販売する番組についてユー
ザに再放送情報を送る場合もある。例えば、最初のショ
ッピング番組において紳士靴Pが販売され、他のショッ
ピング番組で他の紳士靴Qを販売する場合に、放送セン
ターが紳士靴Qを販売するショッピング番組の案内を再
放送情報としてユーザに送る場合である。このようなサ
ービスを行うために、放送センターは紳士靴Pを販売す
る番組と紳士靴Qを販売する番組とが類似していると判
断する機能を有する。同一ではないが類似の番組識別子
であると判断された複数の番組識別子は、相互に合致す
る番組識別子に含まれる。請求項の記載の合致する番組
識別子又は商品識別子の語は、かかる番組識別子又は商
品識別子を含む意味である。「番組識別子」とは、番組
に付与される識別子である。同一の識別子を有する番組
は、同一番組であることを示す。
【0016】請求項1に記載の発明に基づいて、本明細
書は、番組を受信する受信装置からの応答を受け付ける
応答受付装置の制御方法であって、前記受信装置を識別
する受信装置識別子と前記受信装置識別子で識別される
受信装置からの応答内容と応答対象の番組を識別する番
組識別子とを有する応答情報を受け付ける応答受付ステ
ップと、前記受信装置からの応答がエラーかどうか判断
する応答エラー判断ステップと、放送予定の番組を識別
する番組識別子と番組が放送される時間帯を示す情報で
ある放送時間情報とチャンネル番号を有する番組放送情
報を格納する番組放送情報格納ステップと、前記応答エ
ラー判断ステップでエラーとの判断をした場合に、前記
応答受付ステップで受け付けた番組識別子と合致する番
組識別子を有する番組放送情報を前記番組放送情報から
検索する番組放送情報検索ステップと、を具備すること
を特徴とする応答受付装置の制御方法の発明を開示する
(発明11と言う。)。
【0017】同様に、本明細書は、発明11の応答受付
装置の制御方法に係るプログラムを記録した情報記録媒
体の発明を開示する。同様に、請求項2の本発明の応答
受付装置は、例えば、放送番組を利用したショッピング
等において、在庫切れ等の理由により商品注文に応じら
れなかった場合(応答エラーが発生した場合)に、商品
注文情報に付加された部分番組識別子と合致する部分番
組識別子を有する番組情報を検索することが出来る。
【0018】本発明の請求項4に記載の発明は、放送を
受信する受信装置であって、受信装置を識別する受信装
置識別子を格納する識別子格納部と、前記放送装置から
放送された再放送情報を受信する再放送情報受信部と、
前記再放送情報受信部で受信した再放送情報の中から前
記識別子格納部に格納されている受信装置識別子を有す
る再放送情報を検索する再放送情報検索部と、前記再放
送情報検索部で検索された再放送情報を出力する再放送
情報出力部と、を具備することを特徴とする受信装置で
ある。
【0019】本発明の受信装置は、再放送情報を受信
し、再放送情報に含まれる受信装置識別子に基づいて、
自己に宛てた再放送情報を検索することが出来る。自己
に宛てた再放送情報を発見した場合は、これに基づい
て、ユーザは購入できなかった商品のショッピング番組
を再度見て、再度注文をする機会を得る。本発明は、放
送信号の中から自己に宛てた再放送情報を検索し、ユー
ザが前回購入できなかった商品のショッピング番組の再
放送を見て再度同じ商品を注文する機会を与える、受信
装置(及び受信装置の制御方法)を実現するという作用
を有する。
【0020】請求項4に記載の発明に基づいて、本明細
書は、放送を受信する受信装置の制御方法であって、受
信装置を識別する受信装置識別子を格納する識別子格納
ステップと、前記放送装置から放送された再放送情報を
受信する再放送情報受信ステップと、前記再放送情報受
信ステップで受信した再放送情報の中から前記識別子格
納ステップにおいて格納した受信装置識別子を有する再
放送情報を検索する再放送情報検索ステップと、前記再
放送情報検索ステップで検索された再放送情報を出力す
る再放送情報出力ステップと、を具備することを特徴と
する受信装置の制御方法の発明を開示する(発明14と
言う。)。
【0021】同様に、本明細書は、発明14の受信装置
の制御方法に係るプログラムを記録した情報記録媒体の
発明を開示する。
【0022】本発明の請求項5に記載の発明は、番組と
当該番組を識別する番組識別子とユーザに応答を促すパ
ネルを構成する情報である番組応答パネル情報と再放送
情報を受信する受信部と、ユーザからの番組に対する応
答内容を示す応答情報を受け付けるユーザ応答受付部
と、前記応答情報および応答があった番組の番組識別子
を対にして蓄積する応答蓄積部と、受信装置識別子を格
納する識別子格納部と、前記受信部で受信した再放送情
報の中から前記識別子格納部に格納されている受信装置
識別子を有する再放送情報を検索する再放送情報検索部
と、前記再放送情報検索部が検索した再放送情報が有す
る番組識別子で識別される番組が放送されている場合
に、当該番組識別子と対になっている応答情報を前記応
答蓄積部から検索する応答検索部と、前記応答検索部で
検索された応答情報と前記受信部で受信した番組応答パ
ネル情報を合成するパネル合成部と、前記パネル合成部
で合成した情報を出力するパネル出力部と、を具備する
受信装置である。
【0023】本発明の受信装置においては、ユーザは、
再放送のショッピング番組等において、前回購入できな
かった商品と同じ商品を同じ仕様で購入する場合は、再
放送された商品注文情報(商品識別子及び単価等を含
み、受信装置識別子及び注文数量等を含まない。)と前
回の入力データ(受信装置識別子及び注文数量等を含
む。)とを合成して注文情報(応答情報)を生成すると
ともに、当該合成された注文情報に応じたパネル情報を
映像信号表示部に表示する。本発明は、再放送のときに
ユーザが注文するために再度入力する手間を不要にする
受信装置(及び受信装置の制御方法)を実現するという
作用を有する。「番組応答パネル情報」とは、ユーザが
番組に応答した情報(例えばショッピングの注文情報)
を生成するのを助ける映像信号による表示の意味であ
る。「ユーザに応答を促すパネルを構成する情報である
番組応答パネル情報」とは、例えば図2の実施例の表示
である。
【0024】請求項5に記載の発明に基づいて、本明細
書は、番組と当該番組を識別する番組識別子とユーザに
応答を促すパネルを構成する情報である番組応答パネル
情報と再放送情報を受信する受信ステップと、ユーザか
らの番組に対する応答内容を示す応答情報を受け付ける
ユーザ応答受付ステップと、前記応答情報および応答が
あった番組の番組識別子を対にして蓄積する応答蓄積ス
テップと、受信装置識別子を格納する識別子格納ステッ
プと、前記受信ステップで受信した再放送情報の中から
前記識別子格納ステップにおいて格納された受信装置識
別子を有する再放送情報を検索する再放送情報検索ステ
ップと、前記再放送情報検索ステップにおいて検索した
再放送情報が有する番組識別子で識別される番組が放送
されている場合に、前記応答蓄積ステップにおいて蓄積
された当該番組識別子と対になっている応答情報を検索
する応答検索ステップと、前記応答検索ステップで検索
された応答情報と前記受信ステップで受信した番組応答
パネル情報を合成するパネル合成ステップと、前記パネ
ル合成ステップで合成した情報を出力するパネル出力ス
テップと、を具備する受信装置の制御方法の発明を開示
する(発明15と言う。)。
【0025】同様に、本明細書は、発明15の受信装置
の制御方法に係るプログラムを記録した情報記録媒体の
発明を開示する。
【0026】本発明の請求項7に記載の発明は、放送信
号と、商品識別子及び注文連絡先情報を含む前記放送信
号に対応する商品情報と、を含む放送信号データ列を受
信する受信部と、前記放送信号データ列から商品識別子
及び注文連絡先情報を分離する分離部と、前記商品識別
子に、少なくとも数量及び受信装置識別子を付加した注
文情報を生成する注文情報生成部と、前記注文情報を前
記連絡先に伝送する伝送部と、を有することを特徴とす
る受信装置である。
【0027】本発明の受信装置は、放送信号に付加され
た商品識別子等に基づいて、注文情報を生成する。本発
明の受信装置においては、ユーザが最小限度の情報を入
力するだけで、ショッピング番組の商品注文の情報を生
成することが出来る。従来は、テレビ画面を見ながら、
ユーザが全ての項目(商品識別子、単価、数量、金額
等)を入力して商品を注文していたが、本発明により、
ユーザは、ユーザ固有の情報(受信装置識別子、数量、
支払方法の選択(現金での支払いかクレジットカードに
よる支払いかの選択、1回払いか、6ヶ月の分割払いか
の選択等)等)のみを入力することにより、注文情報を
完成することが出来る。本発明は、ユーザが簡単にショ
ッピング番組による商品注文を行うことが出来る受信装
置(及び受信装置の制御方法)を実現するという作用を
有する。
【0028】「商品情報」は、商品識別子及び注文連絡
先情報を含む任意の商品に関する情報であり、放送信号
と対応している。「注文連絡先情報」は、販売業者のE
メールのアドレス又は電話番号等を含む。「注文情報」
は、商品識別子、数量及び受信装置識別子を含む任意の
注文のための情報である。
【0029】請求項7に記載の発明に基づいて、本明細
書は、放送信号と、商品識別子及び注文連絡先情報を含
む前記放送信号に対応する商品情報と、を含む放送信号
データ列を受信する受信ステップと、前記放送信号デー
タ列から商品識別子及び注文連絡先情報を分離する分離
ステップと、前記商品識別子に、少なくとも数量及び受
信装置識別子を付加した注文情報を生成する注文情報生
成ステップと、前記注文情報を前記連絡先に伝送する伝
送ステップと、を有することを特徴とする受信装置の制
御方法の発明を開示する(発明17と言う。)。
【0030】同様に、本明細書は、発明17の受信装置
の制御方法に係るプログラムを記録した情報記録媒体の
発明を開示する。
【0031】本発明の請求項9に記載の発明は、放送番
組情報及び前記放送番組情報に対応する商品情報を含む
放送情報と、発注者から商品情報を含む商品の注文情報
と、を受信する受信部と、注文された商品の販売処理が
成功したか否かを判断する判断部と、前記販売処理が成
功しなかった場合に、前記放送情報について、前記注文
情報に含まれる前記商品情報の商品識別子と合致する商
品識別子を検索する検索部と、前記合致する商品識別子
及び対応する前記放送番組情報を前記発注者に伝送する
伝送部と、を有することを特徴とする応答受付装置であ
る。
【0032】本発明の応答受付装置は、放送センターか
ら放送番組情報及び前記放送番組情報に対応する商品情
報を含む放送情報を入手し、発注者から商品情報を含む
商品の注文情報を入手する。本発明は、在庫切れ等によ
り商品の注文に応じられなかった場合に、商品識別子に
基づいて再放送番組情報を検索し、再放送の予定があれ
ば商品を購入することが出来なかった発注者に再放送情
報を送る応答受付装置(及び応答受付装置の制御方法)
を実現することが出来るという作用を有する。放送情報
は、ショッピング番組で販売される全ての商品識別子を
含むため、ショッピング番組でのユーザの商品注文に応
じられなかった場合に、正確に当該注文に応じられなか
った商品のショッピング番組の再放送を検索し、ユーザ
に再放送の情報を連絡することが出来る。また、放送情
報は、販売業者が付与した商品識別子をそのまま含むた
め、放送局毎の識別子の付け方の相違等による検索漏れ
の恐れはなく、又ユーザが購入出来なかった商品とそれ
以外の商品が組み合わされたショッピング番組について
も検索は容易である。
【0033】本発明の応答受付装置は、例えば、放送番
組を利用したショッピング等において、在庫切れ等の理
由により商品注文に応じられなかった場合(応答エラー
が発生した場合)に、商品注文情報に付加された商品識
別子と合致する商品識別子を有する番組情報を検索する
ことが出来る。本発明は、ユーザが購入できなかった商
品と同一等の商品のショッピング番組の再放送情報を、
ユーザに知らせることが出来る。これにより、ユーザに
再放送情報を提供し、放送番組の視聴率を上げ、より大
量の商品の販売を達成することが出来る応答受付装置
(及び応答受付装置の制御方法)を実現できるという作
用を有する。
【0034】受信部は、ディスク等の入力装置、モデム
等を含む。放送情報と商品の注文情報とを同一の入力装
置(例えば両者共にモデムで入力する。)で入力しても
よいし、異なる入力装置(例えば、放送情報はディスク
で入力し、注文情報はモデムで入力する。)で入力して
もよい。
【0035】請求項9に記載の発明に基づいて、本明細
書は、放送番組情報及び前記放送番組情報に対応する商
品情報を含む放送情報と、発注者から商品情報を含む商
品の注文情報と、を受信する受信ステップと、注文され
た商品の販売処理が成功したか否かを判断する判断ステ
ップと、前記販売処理が成功しなかった場合に、前記放
送情報について、前記注文情報に含まれる前記商品情報
の商品識別子と合致する商品識別子を検索する検索ステ
ップと、前記合致する商品識別子及び対応する前記放送
番組情報を前記発注者に伝送する伝送ステップと、を有
することを特徴とする応答受付装置の制御方法の発明を
開示する(発明19と言う。)。
【0036】同様に、本明細書は、発明19の応答受付
装置の制御方法に係るプログラムを記録した情報記録媒
体の発明を開示する。
【0037】本発明の請求項10に記載の発明は、放送
番組情報及び前記放送番組情報に対応する商品情報を含
む放送情報と、発注者から商品情報を含む商品の注文情
報と、を受信する受信部と、前記商品の注文情報を記憶
する記憶部と、前記放送情報について、前記注文情報に
含まれる前記商品情報の商品識別子と合致する商品識別
子を検索する検索部と、前記合致する商品識別子及び対
応する前記放送番組情報を前記発注者に伝送する伝送部
と、を有することを特徴とする応答受付装置である。
【0038】本発明の応答受付装置は、例えば、ユーザ
が放送番組を利用したショッピング等を利用した場合
(取引が成立したかしなかったかを、問わない。)に、
ユーザの商品注文情報に付加された商品識別子と合致す
る商品識別子を有する番組情報を検索することが出来
る。本発明は、ユーザが1回でも購入した(又は購入で
きなかった)商品と同一等の商品のショッピング番組の
再放送情報を、ユーザに知らせることが出来る。これに
より、繰り返し注文する可能性の高い消耗品等について
ユーザに再放送情報を提供し、放送番組の視聴率を上
げ、より大量の商品の販売を達成することが出来る応答
受付装置(及び応答受付装置の制御方法)を実現できる
という作用を有する。好ましくは、前記注文情報に対応
づけられた日時から、商品毎に定められた一定の期間以
上経過した後に、情報を発注者に伝送する。しかし、当
該一定の期間は商品の性質により大きく異なる。
【0039】請求項10に記載の発明に基づいて、本明
細書は、放送番組情報及び前記放送番組情報に対応する
商品情報を含む放送情報と、発注者から商品情報を含む
商品の注文情報と、を受信する受信ステップと、前記商
品の注文情報を記憶する記憶ステップと、前記放送情報
について、前記注文情報に含まれる前記商品情報の商品
識別子と合致する商品識別子を検索する検索ステップ
と、前記合致する商品識別子及び対応する前記放送番組
情報を前記発注者に伝送する伝送ステップと、を有する
ことを特徴とする応答受付装置の制御方法の発明を開示
する(発明20と言う。)。
【0040】同様に、本明細書は、発明20の応答受付
装置の制御方法に係るプログラムを記録した情報記録媒
体の発明を開示する。
【0041】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施をするための最
良の形態を具体的に示した実施例について、図面ととも
に記載する。 《実施例1》図1から6は、本発明の第1の実施例を示
す。 [図1の説明]図1は、第1の実施例の再放送情報の伝
送システムの全体構成図を示す。10は放送センター、
30は受信装置である。番組放送情報格納部11は、放
送予定の番組を識別する番組識別子(番組ID)(及び
後述する部分番組識別子)と番組が放送される時間帯を
示す情報である放送時間情報とチャンネル番号を有する
番組放送情報を格納する。例えば、何日の何時から何チ
ャンネルでどのような放送番組を放送するかという放送
予定情報と番組識別子とを対にして格納している。基準
時刻発生部12は、放送センター全体の基準となる時刻
を出力する。放送番組信号発生部13は、番組放送情報
格納部11に格納されている情報と、基準時刻発生部1
2が発生する時刻に従って、放送番組信号(映像信号と
音声信号とを含む。)を出力する。
【0042】加算器14は、放送番組信号と商品放送情
報発生部23が出力する商品放送情報(後述)とを加算
する。例えば、テレビショッピング番組においては、放
送番組信号は、商品の映像信号、商品の説明の音声信号
を含む。加算された信号は、送出部15を通じて出力さ
れる。出力された信号は、出力アンテナ、有線放送用ケ
ーブル、又は放送衛星等を介して、受信装置30に伝送
される。商品放送情報は、ユーザが放送番組によるショ
ッピングをするために必要な情報を含む。必要な情報と
は、例えば放送局識別子(ID。アイデンティフィケー
ション。)、番組識別子(番組ID)(及び後述する部
分番組識別子)、商品識別子、商品名、商品のサイズの
種類又は色の種類等の情報、商品単価、及び商品の注文
先(電話番号、Eメール・アドレス等)を含む。必要な
情報をHTML又はVBScript等を用いて記載す
ることにより、例えば、受信装置の表示画面上に図2の
ような表示を提供することが出来る。例えば放送番組が
MPEG信号であれば、商品放送情報はユーザ・データ
領域に格納される。
【0043】次に、受信装置30を説明する。受信部3
1は、放送信号を受信し、チューニングし、復調し、復
調された放送信号を出力する。分離部32は、復調され
た放送信号を入力し、映像信号及び音声信号(放送番組
信号)33と付加情報(商品放送情報等)34とに分離
する。映像信号及び音声信号は、表示切換部38を介し
て映像信号及び音声信号表示部(CRT等及びスピー
カ)39に表示される。
【0044】付加情報34は、付加情報解析部35に入
力され、その中の商品放送情報解析部36が商品放送情
報を解析し、再放送情報解析部37が再放送情報を解析
する。付加情報解析部35は、一般的には、ソフトウエ
アにより構成される。商品放送情報解析部36は、付加
情報34を解析し、その中に商品放送情報があれば、図
2の表示のビットマップ映像信号を生成して出力すると
共に、注文情報データ列(HTML又はVBScrip
t等を用いて記載されたデータ列)を出力する。いずれ
も、ユーザが入力する数量等の情報は入っていない。図
2の表示のビットマップ映像信号は、表示切換部38を
介して映像信号及び音声信号表示部39に表示される。
注文情報データ列は、注文情報生成部43に入力され
る。
【0045】再放送情報解析部37は、付加情報34を
解析し、その中にユーザ個人の受信装置識別子(ユーザ
ID)が付された再放送情報があれば、表示部(LED
等)40をONにして(LEDの点灯等)、ユーザに再
放送情報が入力されていることを知らせるとともに、再
放送情報のビットマップ映像信号を生成して出力する。
再放送情報のビットマップ映像信号は、表示切換部38
を介して映像信号及び音声信号表示部39に表示され
る。当該受信装置30の受信装置識別子(ユーザID)
は、注文情報生成部43に格納されており、注文情報生
成部43は受信装置識別子を再放送情報解析部37に伝
達する。注文情報生成部43は、商品放送情報解析部3
6から伝送された注文情報データ列(HTML又はVB
Script等を用いて記載されたデータ列)に、必要
な情報を付加して注文情報を完成させ、注文情報を伝送
部(モデム等)44及び電話回線24を介して放送セン
ター10の応答受付部17に伝送する。ユーザは、図2
の表示を見ながら、キーボード入力部41及び受信装置
識別子入力部42を用いて、注文情報を完成する。
【0046】注文情報データ列は、例えば、下記のよう
なプログラムである。本プログラムに基づいて、図2等
のパネルが作成される。 <HTML> <SCRIPT LANGUAGE=”VBScrip
t”> MsgBox(”注文が決まりましたら押してくださ
い”,VbOKCancel) </SCRIPT> <HAED> <TITLE>商品注文リスト</TITLE> </HEAD> <BODY> <TEXT>商品注文リスト <TABLE BORDER> ユーザ名、ユーザID及び支払方法の選択のフィールド </TABLE> <TABLE BORDER> 商品リストのフィールド </TABLE> </BODY> </HTML>
【0047】好ましくは、注文情報生成部43はメモリ
を持ち、商品の完売等により商品を購入できなかった場
合の商品注文リストのデータと当該ショッピング番組の
番組識別子(又は部分番組識別子)とを対応づけて、メ
モリに記憶する。また、受信装置識別子を当該メモリに
格納する。メモリは、応答情報(注文情報)および応答
があった番組の番組識別子(又は部分番組識別子)を対
にして蓄積する応答蓄積部を構成する。商品放送情報解
析部36がショッピング番組の商品放送情報を検出した
場合は、当該商品放送情報に含まれる番組識別子(及び
部分番組識別子)と合致する(同一又は類似の)番組識
別子(又は部分番組識別子)が再放送情報に含まれてい
ないか否かを検索する。もし含まれていた場合には、当
該番組識別子(又は部分番組識別子)を含む再放送情報
に付される受信装置識別子(複数の受信装置識別子が含
まれる場合もある。)の中に、自己の受信装置識別子と
同一の受信装置識別子が含まれるか否かを調べる。もし
自己の受信装置識別子と同一の受信装置識別子を検出し
た場合は、当該番組識別子(又は部分番組識別子)を注
文情報生成部43に伝送する。
【0048】注文情報生成部43はメモリを検索し、当
該番組識別子(又は部分番組識別子)と同一又は類似の
番組識別子(又は部分番組識別子)を有する過去に購入
できなかった商品注文リストのデータがないかを検索す
る(請求項の応答検索部に相当する。)。もしあれば、
過去に購入できなかった商品注文リストのユーザの入力
情報(受信装置識別子、商品の仕様、数量)を商品放送
情報解析部36に送る。類似の番組識別子であるか否か
の判断方法は、後述する放送センター10の類似の番組
識別子であるか否かの判断方法と同じである。
【0049】商品情報解析部36は、ユーザが商品の注
文を開始する初期値として、通常は受信装置識別子、商
品の仕様、数量等を空欄、又は放送信号に含まれている
初期値(例えば、数量は0である。)に設定するが、注
文情報生成部43から過去に購入できなかった商品注文
リストのユーザの入力情報(受信装置識別子、商品の仕
様、数量)を受信した場合は、前回のユーザの入力情報
に設定する(受信した商品注文リストと合成する。)。
ユーザがこの設定で満足して送信ボタンをおした場合は
(図2)、前回のユーザの入力情報に設定された商品注
文情報(受信した商品注文リストと前回のユーザの入力
を合成した商品注文情報)を出力する。これにより、ユ
ーザの入力の手間を軽減する。もし、ユーザが前回と異
なる情報を設定する場合は(例えば商品の色を変更す
る。)、変更する項目のみをキーボード又はマウス等を
利用して再設定することが出来る。この場合も、ユーザ
の入力項目数は最小限度に抑えられる。例えば、受信装
置識別子(ユーザID)、商品の数量等は前回の注文と
同じであるから、初期設定値をそのまま利用することが
出来る。
【0050】好ましくは、再放送情報に含まれる番組識
別子が部分番組識別子である場合には、再放送に含まれ
る商品注文情報のうち、前回注文できなかった商品の注
文(数量の入力)のみを合成する。前回一緒に注文した
が、購入することが出来た商品については、再放送に係
る部分番組識別子に属さないため、注文の入力はされな
い。
【0051】他の実施例においては、商品放送情報解析
部36がショッピング番組の商品放送情報を検出した場
合は、当該商品放送情報に含まれる番組識別子(及び部
分番組識別子)を直接注文情報生成部43に伝送する。
注文情報生成部43はメモリを検索し、当該番組識別子
(又は部分番組識別子)と同一又は類似の番組識別子
(又は部分番組識別子)を有する過去に購入できなかっ
た商品注文リストのデータがないかを調べる。もし含ま
れていれば、過去に購入できなかった商品注文リストの
ユーザの入力情報(受信装置識別子、商品の仕様、数
量)を商品放送情報解析部36に送る。商品情報解析部
36は、ユーザが商品の注文を開始する初期値として、
注文情報生成部43から伝送された前回のユーザの入力
情報に設定する。
【0052】再び放送センター10を説明する。応答受
付部17(本実施例においては、MODEMである。)
は、ユーザ(受信装置)から電話回線24を通じて送ら
れてくる商品の注文情報を受信する。注文情報処理部
(応答エラー判断部)18は、受信された注文情報と商
品情報格納部16に格納された情報(在庫情報等)とを
用いて注文情報(注文を含む)を処理する。即ち、在庫
があれば、又は注文締切時間に間に合えば、注文された
商品の発送処理指令を通信記録格納部19に記録し、応
答受付部17及び電話回線24を介して、受信装置30
に注文を受けた旨を連絡する。しかし、在庫がなくなっ
ていたり、注文締切時間を過ぎていたりする場合は、理
由、番組識別子(又は部分番組識別子)及び受信装置識
別子等を付して取引不成立(応答がエラーである。)を
通信記録格納部19に記録し、応答受付部17及び電話
回線24を介して、受信装置に注文を受けられない旨の
お詫びの連絡をする。
【0053】通信そのものが途中で途切れた場合等も、
応答エラーに含めることが出来る。一般には、通信が途
切れた場合には、受信装置から再度同じ商品注文情報を
伝送したり、逆に放送センター10から応答受付部1
7、電話回線24及び伝送部44を介して連絡を取り、
通信を再開する。
【0054】通信記録格納部19に格納された商品の発
送処理指令に基づき、ユーザからの入金を確認して(図
に記載していない。)、販売処理部20を実行する。番
組放送情報検索部21は、番組放送情報格納部11に格
納された今後の放送予定と、取引不成立の記録とを比較
・検索し、同一又は類似の商品のショッピング番組の再
放送が予定されていれば(番組識別子又は部分番組識別
子が合致するか否かに基づいて判断する。)、当該放送
予定の番組の放送日時、番組識別子(又は部分番組識別
子)及び受信装置識別子を含む再放送情報を生成し、再
放送情報格納部22に格納する。通常の放送番組が終了
した後(深夜)、基準時刻発生部12の発生する時刻が
例えば午前2時になると、再放送情報が再放送情報格納
部22から出力され、加算器14により放送番組信号
(例えばテストパターン信号)と加算され、送出部15
を通じて出力される。
【0055】ひとつの実施例においては、放送センター
10の番組放送情報検索部21は番組識別子(部分番組
識別子を含む。)の分類リストを有している。分類リス
トは、複数の階層構造を有している。例えば、第1の階
層(最上位の階層)は、ドラマ番組、スポーツ番組、シ
ョッピング番組等の分類であり、全てのショッピング番
組は0025という分類に含まれる。ショッピング番組
の第2の階層は、販売する商品の種類に基づいて分類さ
れている。例えば、洋服、電化製品、ステイショナリ
ー、靴等のショッピング番組である。靴のショッピング
番組は、091という分類に含まれる。ショッピング番
組の第3の階層は、更に詳細に販売する商品の種類に基
づいて分類されている。例えば、紳士靴、婦人靴、子供
靴、スポーツシューズ等のショッピング番組である。紳
士靴のショッピング番組は、048という分類に含まれ
る。ショッピング番組の第4の階層は、個々の番組識別
子を含む。
【0056】番組放送情報格納部11に含まれる番組識
別子が、通信記録格納部19の取引不成立の記録に含ま
れる番組識別子(又は部分番組識別子)と一致する場合
(第4の階層。放送日を示すインデックスは比較しな
い。)は、両者は合致する(同一である)。
【0057】紳士靴Pのショッピング番組と紳士靴Qの
ショッピング番組は、同一の番組識別子を有していない
が(第4の階層)、同じ紳士靴のショッピング番組の分
類(第3の階層の中の0025−091−048という
分類)に含まれる。このような場合、番組放送情報検索
部21は、通信記録格納部19の取引不成立の記録に含
まれる紳士靴Pのショッピング番組の番組識別子(又は
部分番組識別子)と番組放送情報格納部11に含まれる
紳士靴Qのショッピング番組の番組識別子(又は部分番
組識別子)とが合致する(類似である)と判断する。番
組放送情報検索部21は、紳士靴Qのショッピング番組
の放送日時、番組識別子(又は部分番組識別子)、及び
紳士靴Pを注文したが購入できなかったユーザの受信装
置識別子を含む再放送情報を生成し、再放送情報格納部
22に格納する。類似する番組識別子であるか否かの判
断基準は任意である。上記の実施例の様に第3の階層に
おいて同じ分類に含まれる複数の番組識別子を相互に合
致する番組識別子であると判断してもよく、さらに広
く、第3の階層において同じ分類に含まれる複数の番組
識別子を相互に合致する番組識別子であると判断しても
よい。又、番組の分類の仕方は上記の例に限定されな
い。
【0058】他の実施例においては、放送センターは、
番組の分類リストを有していない。しかし、各番組のリ
スト(分類されておらず、例えば、番組識別子が番号順
に並んでいる。)において、各番組識別子は関連する番
組識別子と関係付けられている。例えば、子供服Lのシ
ョッピング番組の番組識別子には、子供服Lのショッピ
ング番組の番組識別子(放送日が異なる)及び子供服M
のショッピング番組の番組識別子等が関係付けられてい
る。例えば、紳士靴Pのショッピング番組の番組識別子
に、紳士靴Qのショッピング番組の番組識別子が関係付
けられている場合は、放送センターは、紳士靴Pのショ
ッピング番組の番組識別子と紳士靴Qのショッピング番
組の番組識別子が合致する(類似である)と判断する。
【0059】関連付けの方法は、例えば、放送センター
がキーワード(例えば紳士靴)検索をして、同一のキー
ワードを有する番組識別子を相互に関連付ける。ひとつ
の番組識別子が、複数のグループに関連付けられる場合
もある。他の例においては、放送センターは、番組のス
ポンサーが同一である全ての番組を互いに関連付ける。
このように、類似の概念は広く解釈されるべきである。
又、放送センターが、経験的に手作業で番組識別子を関
連付けることも出来る。受信装置の注文情報生成部43
等は、上記と同様の番組の分類又はリストを有してい
る。受信装置が記憶するデータ量を減らすために、例え
ば上述の分類の中のショッピング番組(0025のクラ
ス)のみを有することも出来る。同様に、ショッピング
番組の番組識別子のリストのみを有することが出来る。
【0060】[図2の説明]図2は、商品放送情報解析
部36が出力するビットマップ映像信号にユーザが必要
なデータを付加したものの表示例を示す。図2におい
て、放送番組信号に付加された商品放送情報は、商品
名、仕様(複数の中からユーザが選択可能になってい
る。)、商品識別子(商品コードの欄)、及び単価等で
ある。ユーザは、自己の受信装置識別子カードを受信装
置識別子入力部(例えば、カード読み取り器)42に入
力することにより、ユーザ名と受信装置識別子(ユーザ
ID)を入力する。キーボード入力部41(マウス等の
他の入力手段でもよい。)を用いて、支払方法の選択、
注文数量を入力し、仕様を選択する。金額は、自動的に
計算される。
【0061】注文が決まったら、送信ボタンをクリック
する。注文情報生成部43は、表示された商品注文リス
トに対応するHTML又はVBScriptの注文情報
を生成する。注文情報生成部43は、商品放送情報に含
まれている放送局のEメール・アドレス(ハイパーリン
クの形式で含まれていることが好ましい。)(又は電話
番号)を宛先にして、注文情報を出力する。注文情報
は、ユーザ名、受信装置識別子、ユーザの住所(図2に
は記載していない。)、放送局識別子、商品識別子、単
価、数量、金額、支払方法の選択、及び番組識別子(又
は部分番組識別子)を含む。番組識別子(又は部分番組
識別子)は、注文に失敗した場合に放送センター10か
ら再放送情報を送ってもらうためである。なお、番組識
別子は、図2の表示上では表示されていない。
【0062】[図3の説明]図3は、注文情報生成部4
3が、注文情報を生成する手順を示す。ステップS30
1において、ユーザは、通常の映像信号及び音声信号の
表示から、表示切換部38を切り換えて図2の表示の画
面を表示する。ユーザは、図2の表示に従って以下の入
力を行う。ステップS302において、ユーザがキーボ
ードで購入する商品数量等を入力し、又は受信装置識別
子入力部42を通じて受信装置識別子(ユーザID)を
入力した場合は、ステップS303の注文情報生成処理
又は受信装置識別子(ユーザID)入力処理を行う。ス
テップS302において、ユーザがキーボード又は受信
装置識別子(ユーザID)を入力しない場合は、ステッ
プS303を実行しないでスッテプS304に進む。
【0063】ステップS303の注文情報生成処理と
は、数量の入力、仕様の選択及び支払方法の選択(現金
での支払いかクレジットカードによる支払いかの選択、
1回払いか、6ヶ月の分割払いかの選択等)等の処理で
ある。受信装置識別子入力処理(ユーザID入力処理)
とは、受信装置識別子の番号、ユーザ名及びユーザの住
所を入力する処理である。処理を終えると、ステップS
304において、キャンセルボタンの入力の有無を判断
する。ユーザがキャンセルボタンを入力した場合は、注
文情報を送出しないで処理を終了する。
【0064】ステップS305において、ユーザが送信
ボタンを入力した場合は、放送センター10のEメール
アドレスを付加して、注文情報を出力し、終了する。E
メールアドレスは、商品放送情報に含まれていることが
好ましい。しかし、これに限定されるものではなく、例
えば、事前にユーザが、インターネットを通じて放送セ
ンター10のホームページを検索し、ホームページに掲
載されている当該放送センターのEメールアドレスを読
み込み、注文情報生成部43の中のメモリに当該Eメー
ルアドレスを記憶していてもよい。
【0065】[図4の説明]図4は、ユーザからの注文
情報を受信した注文情報処理部18の処理手順を示す。
ステップS401において、ユーザからの通信(例えば
Eメール)を受信開始する。通信を開始すると、ステッ
プS402において、注文情報処理部18は応答受付部
17を介して商品の注文情報を入力する。ステップS4
03において、注文情報処理部18は、商品情報格納部
16を検索して在庫を確認する。在庫がない場合は、ス
テップS404において在庫切れによる取引不成立の記
録を番組識別子(又は部分番組識別子)等の情報を含め
て生成し、当該取引不成立の記録を通信記録格納部19
に記録する。又、ステップS405において、注文情報
処理部18は応答受付部17等を介してユーザに理由を
添えて注文を受けられない旨を連絡する。注文された商
品の在庫がある場合は、ステップS406において受信
装置識別子(ユーザID)の確認を行う。受信装置識別
子(ユーザID)が登録されていないものである場合
は、ステップS407において受信装置識別子(ユーザ
ID)無効による取引不成立を通信記録格納部19に記
録し、ステップS405において応答受付部17等を介
してユーザに理由を添えて注文を受けられない旨を連絡
する。
【0066】受信装置識別子が有効であれば、ステップ
S408において商品の発送処理指令とともに、成立し
た取引を通信記録格納部19に記録し、ステップS40
9において応答受付部17等を介してユーザに注文を受
けた旨を連絡する。その後、ユーザの納金を確認した
後、ステップS410において通信記録格納部19に格
納された商品の発送指令に従って販売処理をする(商品
を発送する)。例えば、納金がVISA等のカードで支
払われる場合は、カード会社への問い合わせを行った後
直ちに商品の販売処理(発送)を行う。納金が現金によ
る場合は現金が郵送された後に商品を発送するため、商
品の販売処理20は受注から数日後になるのが一般的で
ある。
【0067】なお、例えば、図2の商品注文の中で、折
り畳み傘は在庫があり販売可能であるが、XXコンサー
トのチケットは完売している場合もある。折り畳み傘、
Tシャツ及びXXコンサートのチケットのショッピング
番組全体で1個の番組識別子(例えばNo.2530
4)が付与される場合もあるが、好ましくは、番組の部
分ごとに対応した部分の番組識別子である部分番組識別
子が付与される。例えば、折り畳み傘のショッピング番
組の部分はNo.25304aの部分番組識別子を有
し、Tシャツのショッピング番組の部分はNo.253
04bの部分番組識別子を有し、XXコンサートのショ
ッピング番組の部分はNo.25304cの部分番組識
別子を有する。部分番組とは、番組としては1個のまと
まりに含まれており、各部分を識別出来ないが、他のパ
ラメータ(例えば商品、スポンサー等)に基づいて識別
可能な部分を言う。
【0068】再放送のショッピング番組は、必ずしも全
く同じ商品(折り畳み傘、Tシャツ及びXXコンサート
のチケット)を販売するとは限らず、例えば、追加公演
等によるXXコンサートのチケットのみのショッピング
番組を再放送する場合もある。又、追加公演等によるX
Xコンサートのチケットと、他の商品とを併せたショッ
ピング番組も考えられる。このような場合、番組全体で
1個の番組識別子を付与するとすれば、同一(折り畳み
傘、Tシャツ及びXXコンサートのチケット)又は全体
として類似のショッピング番組の再放送しか検索でき
ず、追加公演等によるXXコンサートのチケットのみに
関心を有すると思われるユーザに適切な再放送情報を提
供することが出来ない。
【0069】商品放送情報に、上記のような番組の部分
の部分番組識別子を付与することにより、追加公演等に
よるXXコンサートのチケットのみのショッピング番組
を再放送する場合も、追加公演等によるXXコンサート
のチケットと他の商品とを併せたショッピング番組を再
放送する場合も、当該再放送情報を検索して、ユーザに
情報を伝達することが出来る。この場合は、番組放送情
報格納部11は、番組識別子のみならず部分番組識別子
をも含む。
【0070】[図5の説明]図5は、番組放送情報検索
部21が再放送情報の検索を行う手順を示す。ステップ
S501において、番組放送情報検索部21は在庫切れ
による取引不成立の記録を抽出する。さらに、ステップ
S502において番組放送情報検索部21は、番組放送
情報格納部11に格納されている今後の放送予定を検索
し、在庫切れ等による取引不成立に付加された番組識別
子(又は部分番組識別子)と同一又は類似の番組識別子
(又は部分番組識別子)がないかどうかを検索する。も
し再放送予定があれば、ステップS503において再放
送情報格納部22に再放送情報を受信装置識別子等の情
報を付加して格納する。もし再放送予定がなければ、ス
テップS503を実行しない。部分番組識別子について
検索できれば、更に好ましい。
【0071】[図6の説明]図6は、放送センター10
の送出信号の選択手順を示す。ステップS601におい
て、通常の放送番組が終了しているか否かを判断する。
基準時刻発生部12が発生する時刻が通常の放送番組を
放送する時間であれば、ステップS602において、放
送番組信号発生部13が出力する放送番組に必要に応じ
て商品放送情報発生部23が発生する商品放送情報を付
加して、当該放送番組を送出する。基準時刻発生部12
が発生する時刻が通常の放送番組の放送が終了した後で
あれば、ステップS603において、テストパターン信
号に再放送情報格納部22が出力する再放送情報を付加
して、当該テストパターン信号を送出する。
【0072】[図7の説明]図7は、再放送情報の表示
画面の例である。ユーザは、表示部40がONになって
いる(LEDが点灯している。)のを見つけて、表示切
換部38を切り換えて図7の再放送情報の画面を表示す
る。図7の表示に基づいて、ユーザは再放送を見ること
が出来る。
【0073】《実施例2》図8は、本発明の第2の実施
例を示す。第1の実施例においては、放送センター自身
がショッピング番組により商品を販売したが、第2の実
施例においては、放送センター50は放送のみを行い、
商品の販売取引は販売業者60とユーザ(受信装置8
0)との間で行う。主要な技術的相違点は、第1の実施
例においては、番組識別子(又は部分番組識別子)に基
づいて再放送情報を検索し、再放送予定がある場合は、
放送センター10は放送を通じてユーザ(受信装置3
0)に知らせた。第2の実施例においては、商品識別子
に基づいて再放送情報を検索し、再放送予定がある場合
は、販売業者60はEメールによりユーザ(受信装置8
0)に連絡する(又はモデムと電話回線を通じて直接再
放送情報を送る。)。
【0074】図8は、第2の実施例の再放送情報の伝送
システムの全体構成図を示す。50は放送センター、8
0は受信装置である。番組放送情報格納部51は、何日
の何時から何チャンネルでどのような放送番組を放送す
るかという放送予定情報を格納している。基準時刻発生
部52は、放送センター全体の基準となる時刻を出力す
る。放送番組信号発生部53は、番組放送情報格納部5
1に格納されている情報と、基準時刻発生部52が発生
する時刻に従って、放送番組信号(映像信号と音声信号
とを含む。)を出力する。
【0075】加算器54は、放送番組信号と商品放送情
報格納部56が出力する商品放送情報とを加算する。例
えば、テレビショッピング番組においては、放送番組信
号は、商品の映像信号、商品の説明の音声信号を含む。
加算された信号は、送出部55を通じて出力される。出
力された信号は、出力アンテナ、有線放送用ケーブル、
又は放送衛星等を介して、受信装置80に伝送される。
【0076】販売業者60の構成を説明する。商品放送
情報生成部64は、商品情報格納部67に格納されてい
る商品名、商品識別子、単価等の情報に基づいて、商品
放送情報を生成する。商品放送情報生成部64は、当該
販売業者の商品を販売するショッピング番組に関する商
品放送情報(販売業者識別子及び商品識別子等が含まれ
てるが、放送されるチャンネルと日時等は未だ含まれな
い。)を生成し、放送センター50に送付する。放送セ
ンター50は、販売業者60から受け取った商品放送情
報と、それが放送されるチャンネルと日時等の情報と
を、両者を対応付けて商品放送情報格納部56に格納す
る。商品放送情報は、ユーザが放送番組によるショッピ
ングをするために必要な情報を含む。必要な情報とは、
例えば販売業者識別子(IDナンバーの他、販売業者の
名前、及び住所等を含む。)、商品識別子(商品名、サ
イズの種類、色の種類等の情報を含む。)商品単価、及
び商品の注文先(電話番号、Eメール・アドレス等)を
含む。必要な情報をHTML又はVBScript等を
用いて記載することにより、例えば、受信装置の表示画
面上に図2のような表示を提供することが出来る。例え
ば放送番組がMPEG信号であれば、商品放送情報はユ
ーザ・データ領域に格納される。
【0077】次に、受信装置80を説明する。受信部8
1は、放送信号を受信し、チューニングし、復調し、復
調された放送信号を出力する。分離部32は、復調され
た放送信号を入力し、映像信号及び音声信号(放送番組
信号)83と付加情報(商品放送情報等)84とに分離
する。映像信号及び音声信号は、表示切換部88を介し
て映像信号及び音声信号表示部(CRT等及びスピー
カ)89に表示される。
【0078】付加情報84は、付加情報解析部85に入
力され、その中の商品放送情報解析部86が商品放送情
報を解析する。付加情報解析部85は、一般的には、ソ
フトウエアにより構成される。商品放送情報解析部86
は、付加情報84を解析し、その中に商品放送情報があ
れば、図2の表示のビットマップ映像信号を生成して出
力すると共に、注文情報データ列(HTML又はVBS
cript等を用いて記載されたデータ列)を出力す
る。いずれも、ユーザが入力する数量等の情報は入って
いない。注文情報データ列は、番組識別子を含まないほ
かは、第1の実施例のプログラムと同様である(明細書
上は、上記プログラムの中に番組識別子を明示的には記
載していない。)。図2の表示のビットマップ映像信号
は、表示切換部88を介して映像信号及び音声信号表示
部89に表示される。注文情報データ列は、注文情報生
成部93に入力される。
【0079】注文情報生成部93は、商品放送情報解析
部36から伝送された注文情報データ列(HTML又は
VBScript等を用いて記載されたデータ列)に、
必要な情報を付加して注文情報を完成させ、注文情報を
伝送部(モデム等)94及び電話回線71を介して販売
業者60の応答受付部69に伝送する。ユーザは、図2
の表示を見ながら、キーボード入力部91及び受信装置
識別子入力部92を用いて、注文情報を完成する。注文
情報を生成するフローは、Eメールのアドレスが放送セ
ンター10に代えて販売業者60になる他は図3のフロ
ーによる。
【0080】好ましくは、商品放送情報に番組識別子、
放送チャンネル、及び放送時間等の情報が含まれてお
り、注文情報に、これらの情報が自動的に含まれる。こ
の情報に基づいて、販売業者は、放送チャンネル、放送
時間、又は放送番組ごとの販売実績を作成することが出
来、今後のショッピング番組の計画に生かすことが出来
る。
【0081】販売業者60を説明する。応答受付部69
(本実施例においては、MODEMである。)は、ユー
ザ(受信装置)から電話回線71を通じて送られてくる
商品の注文情報を受信する。注文情報処理部68は、受
信された注文情報と商品情報格納部67に格納された情
報(在庫情報等)とを用いて注文情報を処理する。即
ち、在庫があれば、又は注文締切時間に間に合えば、注
文された商品の発送処理指令を通信記録格納部66に記
録し、応答受付部69及び電話回線71を介して、受信
装置に注文を受けた旨を連絡する。しかし、在庫がなく
なっていたり、注文締切時間を過ぎていたりする場合
は、理由、商品識別子及び受信装置識別子等を付して取
引不成立を通信記録格納部66に記録し(ユーザのEメ
ールアドレスも含む。)、応答受付部69及び電話回線
71を介して、受信装置に注文を受けられない旨のお詫
びの連絡をする。応答受付部69の処理のフローは、図
4と同じである。
【0082】通信記録格納部66に格納された商品の発
送処理指令に基づき、ユーザからの入金を確認して(図
に記載していない。)、販売処理65を実行する。放送
センター50から販売業者60に、定期的に、商品識別
子が付された今後の放送予定である商品放送情報(販売
業者識別子と商品識別子と放送時間とチャンネルが含ま
れてる。番組識別子(又は部分番組識別子)等を含んで
も含まなくてもよい。少なくとも、当該販売業者の販売
する商品に関する商品放送情報を全て含む。)が送られ
てくる。Eメールを利用して、応答受付部69を介して
送られてきてもよいし、フロッピー(登録商標)等の記
録媒体により送られてきてもよい。商品放送情報は、販
売業者の商品放送情報格納部61に格納される。商品放
送情報は、放送電波に付加されて送出される商品放送情
報と同一の情報であってもよいし(受信装置において図
2の表示を生成するHTML又はVBScript等を
用いて記載されたデータ列を含む。)、販売業者識別子
と商品識別子と放送時間とチャンネルとのみからなる情
報でもよい。
【0083】この商品放送情報は、販売業者60の商品
放送情報格納部61に格納される。番組放送情報検索部
62は、商品放送情報格納部61に格納された今後の放
送予定に含まれる商品識別子と、通信記録格納部66に
記録された取引不成立の記録70に含まれる商品識別子
とを比較・検索し、同一又は類似の商品のショッピング
番組の再放送が予定されていれば(商品識別子に基づい
て判断する。)、当該放送予定の番組の放送日時、商品
識別子及び受信装置識別子、ユーザのEメールアドレス
とを含む再放送情報を生成し、再放送情報格納部63に
格納する。再放送情報格納部63は、再放送情報に基づ
いてHTML又はVBScript等を用いて再放送の
案内を作成し、応答受付部69、電話回線71を介して
ユーザ(受信装置80)に再放送の案内を送る。番組放
送情報検索部62の処理のフローは、図5と同様であ
る。
【0084】ひとつの実施例においては、番組放送情報
検索部62は、商品識別子の分類リストを有している。
分類リストは、複数の階層構造を有している。例えば、
第1の階層(最上位の階層)は、商品の種類に基づいて
分類されている。例えば、洋服、電化製品、ステイショ
ナリー、靴等である。靴は、091という分類に含まれ
る。第2の階層は、更に詳細な商品の種類に基づいて分
類されている。例えば、紳士靴、婦人靴、子供靴、スポ
ーツシューズ等である。紳士靴は048という分類に含
まれる。第3の階層は、個々の商品識別子を含む。
【0085】紳士靴Pと紳士靴Qは、同一の商品識別子
を有していないが(第3の階層)、同じ紳士靴の分類
(第2の階層の中の091−048という分類)に含ま
れる。このような場合、番組放送情報検索部62は、通
信記録格納部66の取引不成立の記録に含まれる紳士靴
Pの商品識別子と番組放送情報格納部61に含まれる紳
士靴Qの商品識別子とが合致する(類似である)と判断
する。番組放送情報検索部62は、紳士靴Qのショッピ
ング番組の放送日時、商品識別子紳士靴Pを注文したが
購入できなかったユーザのEメールアドレスを含む再放
送情報を生成し、再放送情報格納部63に格納する。類
似する商品識別子であるか否かの判断基準は任意であ
る。又、商品の分類の仕方は上記の例に限定されない。
【0086】他の実施例においては、番組放送情報検索
部62は、商品識別子の分類リストを有していない。し
かし、各商品のリスト(分類されておらず、例えば、商
品識別子が番号順に並んでいる。)において、各商品識
別子は関連する商品識別子と関係付けられている。例え
ば、紳士靴Pの商品識別子に、紳士靴Qの商品識別子が
関係付けられている場合は、番組放送情報検索部62
は、紳士靴Pの商品識別子と紳士靴Qの商品識別子が合
致する(類似である)と判断する。第1の実施例と同
様、関連付けの方法は、任意である。受信装置の注文情
報生成部93等は、上記と同様の商品の分類又はリスト
を有している。
【0087】受信装置80は、伝送部94を通じて再放
送の案内を入力する。再放送の案内は再放送情報解析部
87に送られる。受信した情報に再放送の案内が含まれ
ていれば、再放送情報解析部87は、表示部(LED
等)90をONにして(LEDの点灯等)、ユーザに再
放送の案内が入力されていることを知らせるとともに、
再放送情報のビットマップ映像信号を生成して出力す
る。再放送情報のビットマップ映像信号(図7)は、表
示切換部88を介して映像信号及び音声信号表示部89
に表示される。
【0088】第2の実施例においても、図2の商品注文
リストの表示が表示される。好ましくは、販売業者の名
前、住所等も表示される。同様に図7の番組再放送の案
内が表示される。
【0089】第1の実施例及び第2の実施例において
は、取引が不成立に終わった場合に再放送の案内をユー
ザ(受信装置)に送出する。好ましくは、更に、取引が
成立した場合にも、一定の商品についてはユーザに再放
送の案内を送出する。商品が消耗品である場合、一定期
間経過後(商品を使用し尽くすころ)ユーザは再び同じ
商品を購入する可能性が高いからである。販売業者は、
販売する商品が使用し尽くされる期間の期待値を知って
いるため、商品毎に定められた一定期間を経過した頃の
再放送予定をユーザに伝達する。この場合は、通信記録
格納部19(又は66)は、時計を持っていて過去の取
引からの経過期間を計測しており、各ユーザから注文を
受けてから一定の期間が経過したとき(消耗品を使い尽
くす平均的な期間に定められている。)、前回の注文と
合致する(同一又は類似の)ショッピング番組の放送予
定を検索し、予定を発見した場合は、再放送の予定を知
らせる。
【0090】
【発明の効果】本発明は、例えば、放送番組を利用した
ショッピング等において、在庫切れ等の理由により商品
注文に応じられなかった場合(応答エラーが発生した場
合)に、商品注文情報に付加された番組識別子又は部分
番組識別子と合致する番組識別子又は部分番組識別子を
有する番組情報を検索することが出来る。本発明によ
り、ユーザが購入できなかった商品と同一等の商品のシ
ョッピング番組の再放送情報を、ユーザに知らせること
が出来る。これにより、ユーザに再放送情報を提供し、
放送番組の視聴率を上げ、より大量の商品の販売を達成
することが出来る応答受付装置(及び応答受付装置の制
御方法)を実現できるという有利な効果が得られる。
【0091】又、部分番組識別子を利用することによ
り、本発明の応答受付装置は、ユーザが特定の商品を購
入できなかった場合に、ユーザが購入できなかった商品
注文に係るショッピング番組と全く同じ番組のみなら
ず、ユーザが購入を希望した商品を含む全てのショッピ
ング番組(他の商品を含まなくてもよいし、前回とは異
なる商品を組合せてショッピング番組が構成されていて
もよい。)を検索し、ユーザに再放送情報を提供するこ
とが出来る。本発明により、ユーザに再放送情報を見て
商品を再度注文する機会を与え、放送番組の視聴率を上
げ、より大量の商品の販売を達成することが出来る応答
受付装置(及び応答受付装置の制御方法)を実現できる
という有利な効果が得られる
【0092】本発明の放送装置の出力信号を受信した受
信装置は、再放送情報を受信し、再放送情報に含まれる
受信装置識別子に基づいて、自己に宛てた再放送情報を
検索することが出来る。自己に宛てた再放送情報を発見
した場合は、これに基づいて、ユーザは購入できなかっ
た商品のショッピング番組を再度見て、再度注文をする
機会を得る。本発明により、放送信号に乗せて個別のユ
ーザに宛てた再放送情報の伝達を行い、ユーザに購入で
きなかった商品を再度注文する機会を与える放送装置
(及び放送装置の制御方法)を実現するという有利な効
果が得られる
【0093】本発明の受信装置は、再放送情報を受信
し、再放送情報に含まれる受信装置識別子に基づいて、
自己に宛てた再放送情報を検索することが出来る。自己
に宛てた再放送情報を発見した場合は、これに基づい
て、ユーザは購入できなかった商品のショッピング番組
を再度見て、再度注文をする機会を得る。本発明によ
り、放送信号の中から自己に宛てた再放送情報を検索
し、ユーザが前回購入できなかった商品のショッピング
番組の再放送を見て再度同じ商品を注文する機会を与え
る、受信装置(及び受信装置の制御方法)を実現すとい
う有利な効果が得られる。
【0094】本発明の受信装置においては、ユーザは、
再放送のショッピング番組等において、前回購入できな
かった商品と同じ商品を同じ仕様で購入する場合は、再
放送された商品注文情報(商品識別子及び単価等を含
み、受信装置識別子及び注文数量等を含まない。)と前
回の入力データ(受信装置識別子及び注文数量等を含
む。)とを合成して注文情報(応答情報)を生成すると
ともに、当該合成された注文情報に応じたパネル情報を
映像信号表示部に表示する。本発明により、再放送のと
きにユーザが注文するために再度入力する手間を不要に
する受信装置(及び受信装置の制御方法)を実現すとい
う有利な効果が得られる。
【0095】本発明の受信装置においては、部分番組識
別子を利用することにより、ユーザは、前回購入できな
かった商品のみ又は前回購入できなかった商品と任意の
他の商品とを組合せたショッピング番組の再放送情報を
得ることが出来る。これにより、再放送のショッピング
番組等において、前回購入できなかった商品と同じ商品
を同じ仕様で購入する場合は、再放送された商品注文情
報(商品識別子及び単価等を含み、受信装置識別子及び
注文数量等を含まない。)と前回の入力データ(受信装
置識別子及び注文数量等を含む。)とを合成して注文情
報(応答情報)を生成するとともに、当該合成された注
文情報に応じたパネル情報を映像信号表示部に表示す
る。この場合、再放送に含まれる商品注文情報のうち、
前回注文できなかった商品の注文(数量の入力)のみを
合成する。前回一緒に注文したが、購入することが出来
た商品については、再放送に係る部分番組識別子に属さ
ないため、注文の入力はされない。本発明により、再放
送のときにユーザが注文するために再度入力する手間を
更に不要にする受信装置(及び受信装置の制御方法)を
実現するという有利な効果が得られる
【0096】本発明の受信装置は、放送信号に付加され
た番組識別子(又は部分番組識別子)又は商品識別子等
に基づいて、注文情報を生成する。本発明の受信装置に
おいては、ユーザが最小限度の情報を入力するだけで、
ショッピング番組の商品注文の情報を生成することが出
来る。従来は、テレビ画面を見ながら、ユーザが全ての
項目(商品識別子、単価、数量、金額等)を入力して商
品を注文していたが、本発明により、ユーザは、ユーザ
固有の情報(受信装置識別子、数量、支払方法の選択
等)のみを入力することにより、注文情報を完成するこ
とが出来る。本発明により、ユーザが簡単にショッピン
グ番組による商品注文を行うことが出来る受信装置(及
び受信装置の制御方法)を実現するという有利な効果が
得られる。
【0097】本発明の受信装置は、さらに、放送信号に
付加された放送チャンネル情報と放送時間情報とを、ユ
ーザの手を煩わせることなく、商品の注文情報に付加す
る。本発明により、販売業者に対して、ユーザを煩わせ
ることなく、放送チャンネル及び放送時間をパラメータ
とした宣伝広告対販売実績の投資効率情報を得ることが
出来る受信装置(及び受信装置の制御方法)を実現する
という有利な効果が得られる。
【0098】本発明の応答受付装置は、放送センターか
ら放送番組情報及び前記放送番組情報に対応する商品情
報を含む放送情報を入手し、発注者から商品情報を含む
商品の注文情報を入手する。本発明により、在庫切れ等
により商品の注文に応じられなかった場合に、商品識別
子に基づいて再放送番組情報を検索し、再放送の予定が
あれば商品を購入することが出来なかった発注者に再放
送情報を送る応答受付装置(及び応答受付装置の制御方
法)を実現することが出来るという有利な効果が得られ
る。放送情報は、ショッピング番組で販売される全ての
商品識別子を含むため、ショッピング番組でのユーザの
商品注文に応じられなかった場合に、正確に当該注文に
応じられなかった商品のショッピング番組の再放送を検
索し、ユーザに再放送の情報を連絡することが出来る。
また、放送情報は、販売業者が付与した商品識別子をそ
のまま含むため、放送局毎の識別子の付け方の相違等に
よる検索漏れの恐れはなく、又ユーザが購入出来なかっ
た商品とそれ以外の商品が組み合わされたショッピング
番組についても検索は容易である。
【0099】本発明の応答受付装置は、例えば、放送番
組を利用したショッピング等において、在庫切れ等の理
由により商品注文に応じられなかった場合(応答エラー
が発生した場合)に、商品注文情報に付加された商品識
別子と合致する商品識別子を有する番組情報を検索する
ことが出来る。本発明は、ユーザが購入できなかった商
品と同一等の商品のショッピング番組の再放送情報を、
ユーザに知らせることが出来る。本発明により、ユーザ
に再放送情報を提供し、放送番組の視聴率を上げ、より
大量の商品の販売を達成することが出来る応答受付装置
(及び応答受付方法の制御方法)を実現できるという有
利な効果が得られる
【0100】本発明の応答受付装置は、例えば、ユーザ
が放送番組を利用したショッピング等を利用した場合
(取引が成立したかしなかったかを、問わない。)に、
ユーザの商品注文情報に付加された商品識別子と合致す
る商品識別子を有する番組情報を検索することが出来
る。本発明は、ユーザが1回でも購入した(又は購入で
きなかった)商品と同一等の商品のショッピング番組の
再放送情報を、ユーザに知らせることが出来る。本発明
により、繰り返し注文する可能性の高い消耗品等につい
てユーザに再放送情報を提供し、放送番組の視聴率を上
げ、より大量の商品の販売を達成することが出来る応答
受付装置(及び応答受付方法の制御方法)を実現できと
いう有利な効果が得られる。好ましくは、前記注文情報
に対応づけられた日時から、商品毎に定められた一定の
期間以上経過した後に、情報を発注者に伝送する。しか
し、当該一定の期間は商品の性質により大きく異なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1の実施例の全体構成図を示す図。
【図2】図2は、実施例の商品注文リストの表示例を示
す図。
【図3】図3は、実施例における注文情報の生成手順を
示すフローチャート。
【図4】図4は、実施例における注文情報の処理の手順
を示すフローチャート。
【図5】図5は、再放送情報の格納の手順を示すフロー
チャート。
【図6】図6は、放送信号の送出の制御手順を示すフロ
ーチャート。
【図7】図7は、実施例の再放送情報の表示例を示す
図。
【図8】図8は、第2の実施例の全体構成図を示す図。
【図9】図9は、従来例の再放送情報の伝送システムの
全体構成図を示す図。
【図10】図10は、従来例の受信端末の概略図を示す
図。
【図11】図11は、従来例の放送センター側設備の概
略図を示す図。
【図12】図12は、従来例の再放送情報の伝送のフロ
ーチャート。
【符号の説明】
10、50 放送センター 11、51 番組放送情報格納部 12、52 基準時刻発生部 13、53 放送番組信号発生部 14、54 加算器 15、55 送出部 16、67 商品情報格納部 17、69 応答受付部 18、68 注文情報処理部 19、66 通信記録格納部 20、65 販売処理 21、62 番組放送情報検索部 22、63 再放送情報格納部 23、61 商品放送情報発生部 24、71 電話回線 30、80 受信装置 31、81 受信部 32、82 分離部 33、83 映像信号及び音声信号 34、84 付加情報 35、85 付加情報解析部 36、86 商品放送情報解析部 37、87 再放送情報解析部 38、88 表示切換部 39、89 映像信号及び音声信号の表示装置 40、90 表示部 41、91 キーボード入力部 42、92 受信装置識別子入力部 43、83 注文情報生成部 44、94 伝送部 56、61 商品放送情報格納部 64 商品放送情報生成部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/03 7/035 Fターム(参考) 5C025 BA14 CA09 CB10 DA05 5C063 AA01 AC01 AC10 CA23 CA36 DA03 DA07 DA13 DB02 DB09 5C064 BB07 BC06 BC16 BC23 BD02 BD08 BD14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 番組を受信する受信装置からの応答を受
    け付ける応答受付装置であって、 前記受信装置を識別する受信装置識別子と前記受信装置
    識別子で識別される受信装置からの応答内容と応答対象
    の番組を識別する番組識別子とを有する応答情報を受け
    付ける応答受付部と、 前記受信装置からの応答がエラーかどうか判断する応答
    エラー判断部と、 放送予定の番組を識別する番組識別子と番組が放送され
    る時間帯を示す情報である放送時間情報とチャンネル番
    号を有する番組放送情報を格納する番組放送情報格納部
    と、 前記応答エラー判断部でエラーとの判断をした場合に、
    前記応答受付部が受け付けた番組識別子と合致する番組
    識別子を有する番組放送情報を前記番組放送情報格納部
    から検索する番組放送情報検索部と、 を具備することを特徴とする応答受付装置。
  2. 【請求項2】 前記応答受付部が受信装置識別子と前記
    受信装置識別子で識別される受信装置からの応答内容と
    応答対象である番組の一部分である部分番組を識別する
    部分番組識別子とを有する応答情報を受け付け、 前記番組放送情報格納部が放送予定の番組を識別する番
    組識別子と部分番組を識別する一以上の部分番組識別子
    と放送時間情報とチャンネル番号を有する番組放送情報
    を格納し、 前記応答エラー判断部でエラーとの判断をした場合に、
    前記応答受付部が受け付けた部分番組識別子と合致する
    部分番組識別子を有する番組放送情報を前記番組放送情
    報格納部から検索する番組放送情報検索部と、 を具備することを特徴とする請求項1記載の応答受付装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の応答受付
    装置で検索した番組放送情報と請求項1または請求項2
    記載の応答受付装置で受け付けた受信装置識別子を有す
    る再放送情報を放送するデータ放送部を具備する放送装
    置。
  4. 【請求項4】 放送を受信する受信装置であって、 受信装置を識別する受信装置識別子を格納する識別子格
    納部と、 前記放送装置から放送された再放送情報を受信する再放
    送情報受信部と、 前記再放送情報受信部で受信した再放送情報の中から前
    記識別子格納部に格納されている受信装置識別子を有す
    る再放送情報を検索する再放送情報検索部と、 前記再放送情報検索部で検索された再放送情報を出力す
    る再放送情報出力部と、 を具備することを特徴とする受信装置。
  5. 【請求項5】 番組と当該番組を識別する番組識別子と
    ユーザに応答を促すパネルを構成する情報である番組応
    答パネル情報と再放送情報を受信する受信部と、 ユーザからの番組に対する応答内容を示す応答情報を受
    け付けるユーザ応答受付部と、 前記応答情報および応答があった番組の番組識別子を対
    にして蓄積する応答蓄積部と、 受信装置識別子を格納する識別子格納部と、 前記受信部で受信した再放送情報の中から前記識別子格
    納部に格納されている受信装置識別子を有する再放送情
    報を検索する再放送情報検索部と、 前記再放送情報検索部が検索した再放送情報が有する番
    組識別子で識別される番組が放送されている場合に、当
    該番組識別子と対になっている応答情報を前記応答蓄積
    部から検索する応答検索部と、 前記応答検索部で検索された応答情報と前記受信部で受
    信した番組応答パネル情報を合成するパネル合成部と、 前記パネル合成部で合成した情報を出力するパネル出力
    部と、 を具備する受信装置。
  6. 【請求項6】 前記受信部が番組と当該番組を識別する
    番組識別子と一以上の部分番組識別子と番組応答パネル
    情報と再放送情報を受信し、 前記ユーザ応答受付部が部分番組に対する応答内容を受
    け付け、 前記応答蓄積部が前記応答情報および応答があった部分
    番組を識別する部分番組識別子を対にして蓄積し、 前記応答検索部が、前記再放送情報検索部が検索した再
    放送情報が有する部分番組識別子で識別される番組が放
    送されている場合に、当該部分番組識別子と対になって
    いる応答情報を前記応答蓄積部から検索することを特徴
    とする請求項5記載の受信装置。
  7. 【請求項7】 放送信号と、商品識別子及び注文連絡先
    情報を含む前記放送信号に対応する商品情報と、を含む
    放送信号データ列を受信する受信部と、 前記放送信号データ列から商品識別子及び注文連絡先情
    報を分離する分離部と、 前記商品識別子に、少なくとも数量及び受信装置識別子
    を付加した注文情報を生成する注文情報生成部と、 前記注文情報を前記連絡先に伝送する伝送部と、 を有することを特徴とする放送信号受信装置。
  8. 【請求項8】 前記商品情報は、更に、放送チャンネル
    情報と放送時間情報と、を含むことを特徴とする請求項
    7に記載の放送信号受信装置。
  9. 【請求項9】 放送番組情報及び前記放送番組情報に対
    応する商品情報を含む放送情報と、発注者から商品情報
    を含む商品の注文情報と、を受信する受信部と、 注文された商品の販売処理が成功したか否かを判断する
    判断部と、 前記販売処理が成功しなかった場合に、前記放送情報に
    ついて、前記注文情報に含まれる前記商品情報の商品識
    別子と合致する商品識別子を検索する検索部と、 前記合致する商品識別子及び対応する前記放送番組情報
    を前記発注者に伝送する伝送部と、 を有することを特徴とする応答受付装置。
  10. 【請求項10】 放送番組情報及び前記放送番組情報に
    対応する商品情報を含む放送情報と、発注者から商品情
    報を含む商品の注文情報と、を受信する受信部と、 前記商品の注文情報を記憶する記憶部と、 前記放送情報について、前記注文情報に含まれる前記商
    品情報の商品識別子と合致する商品識別子を検索する検
    索部と、 前記合致する商品識別子及び対応する前記放送番組情報
    を前記発注者に伝送する伝送部と、 を有することを特徴とする応答受付装置。
JP2000099309A 2000-03-31 2000-03-31 応答受付装置、放送装置、受信装置、応答受付方法、放送方法および受信方法 Pending JP2001285833A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000099309A JP2001285833A (ja) 2000-03-31 2000-03-31 応答受付装置、放送装置、受信装置、応答受付方法、放送方法および受信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000099309A JP2001285833A (ja) 2000-03-31 2000-03-31 応答受付装置、放送装置、受信装置、応答受付方法、放送方法および受信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001285833A true JP2001285833A (ja) 2001-10-12

Family

ID=18613679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000099309A Pending JP2001285833A (ja) 2000-03-31 2000-03-31 応答受付装置、放送装置、受信装置、応答受付方法、放送方法および受信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001285833A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007060496A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Sharp Corp 番組コンテンツ再生装置
JP2017530478A (ja) * 2014-09-30 2017-10-12 ウーワ ブラザーズ カンパニー リミテッド 店舗端末および前記店舗端末が行う方法
JP2019067371A (ja) * 2018-08-16 2019-04-25 利仁 曽根 商品を販売する放送コンテンツを提供する放送方法
JP2022008005A (ja) * 2014-06-09 2022-01-13 利仁 曽根 ショッピング開始方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007060496A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Sharp Corp 番組コンテンツ再生装置
JP2022008005A (ja) * 2014-06-09 2022-01-13 利仁 曽根 ショッピング開始方法
JP2017530478A (ja) * 2014-09-30 2017-10-12 ウーワ ブラザーズ カンパニー リミテッド 店舗端末および前記店舗端末が行う方法
JP2019067371A (ja) * 2018-08-16 2019-04-25 利仁 曽根 商品を販売する放送コンテンツを提供する放送方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2002312513B2 (en) Interactive television virtual shopping cart
US7949749B2 (en) Method and system for controlling and auditing content/service systems
TW536915B (en) Systems and methods for providing targeted advertisements based on current activity
JP2008518570A (ja) サーチ結果を提示するためのシステム及び方法
US20030110507A1 (en) System for and method of shopping through television
WO2001067766A1 (fr) Procede de services d'information, terminal de donnees, emetteur-recepteur de donnees et emetteur de donnees
US20020184623A1 (en) Methods and apparatus for interactive television
AU2002312513A1 (en) Interactive television virtual shopping cart
JP2001204005A (ja) コンテンツ提供システムおよびそこで用いられる端末装置
US6980972B1 (en) Method and system for controlling and auditing content/service systems
JPH09205635A (ja) 情報処理装置および情報処理方法、並びに放送装置および放送方法
KR20000012813A (ko) 방송통신망을 이용하는 주문처리방법, 통신주문장치 및주문처리장치
JPH0998411A (ja) 双方向テレビジョンシステム及び双方向テレビ応答サーバシステム
JP2001285833A (ja) 応答受付装置、放送装置、受信装置、応答受付方法、放送方法および受信方法
KR20080106378A (ko) 데이터 방송에서의 연관상품 제공시스템 및 방법
KR20030060515A (ko) Tv방송의 문자송출기능과 셋톱박스 및 인터넷을 이용한tv방영물의 정보제공 시스템
KR101988795B1 (ko) 마이페이지 영역을 이용하여 홈쇼핑 데이터방송의 사용자 인터페이스를 제공하는 방법
JP2001285837A (ja) 受信装置、送信装置、操作装置、情報管理装置、受信データ処理方法、操作方法、および情報管理方法
JP3794674B2 (ja) 商品の登録注文システム及びサーバの処理方法
JP3969364B2 (ja) 通信販売システム、視聴者ネットワーク端末および通信販売方法
KR20090109153A (ko) 아이피 티브이기반 상세 지역별 정보와 광고 제공을 통한주문, 결제 및 배송시스템 및 그 처리방법
JP2001357311A (ja) 事業管理方法、事業管理装置、及びデータ放送供給方法
JP7229199B2 (ja) 端末装置およびプログラム
KR101873098B1 (ko) 마이페이지 영역을 이용하여 홈쇼핑 데이터방송의 사용자 인터페이스를 제공하는 방법
KR20070087386A (ko) 홈쇼핑 데이터 방송의 방송 날짜별 상품 분류 방법