JP2001298205A - 透光部を有する太陽電池モジュール及びそれを備えた建築物、プラットフォーム上屋並びに通路上屋 - Google Patents

透光部を有する太陽電池モジュール及びそれを備えた建築物、プラットフォーム上屋並びに通路上屋

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JP2001298205A
JP2001298205A JP37738599A JP37738599A JP2001298205A JP 2001298205 A JP2001298205 A JP 2001298205A JP 37738599 A JP37738599 A JP 37738599A JP 37738599 A JP37738599 A JP 37738599A JP 2001298205 A JP2001298205 A JP 2001298205A
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Japan
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solar cell
cell module
light
transparent
glass plate
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JP37738599A
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English (en)
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Nariaki Ozawa
成昭 小澤
Hisashi Fujii
久司 藤井
Takashi Yuzuhara
尚 柚原
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East Japan Railway Co
Yokogawa Bridge Corp
Original Assignee
East Japan Railway Co
Yokogawa Bridge Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/70Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules with means for adjusting the final position or orientation of supporting elements in relation to each other or to a mounting surface; with means for compensating mounting tolerances
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の位置に所定の形状に透光部が形成で
き、自然光の屋内への採光ができ屋外も見えて、しかも
重量軽減されてコスト低減が図れ、さらにレール電位の
影響のある処でも装着可能な、透光部を有する太陽電池
モジュール及び建築物、プラットフォーム上屋並びに通
路上屋を提供する。 【解決手段】 本発明に係わる透光部を有する太陽電池
モジュール21及び建築物30、プラットフォーム上屋
60並びに通路上屋70は、透明な前記表面ガラス板2
4に接合させた前記セル23を、透光手段を介して透光
可能にしたセル23を覆うように、前記表面ガラス板2
4の裏面に透明や半透明のフィルム26を接合させて一
体に形成すると共に、この一体に形成した前記フィルム
接合の前記表面ガラス板24を前記金属製サッシュ32
に取付可能とし、このサッシュ32の取付部に絶縁材3
2Bを設けて、レール電位を遮断可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の屋根部や
壁部や窓部等に設けた、太陽電池モジュールにより太陽
光発電を行うと共に、太陽電池モジュールに透光性を持
たせて、屋内への採光や屋外を可視可能とした、透光部
を有する太陽電池モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものとしては、例えば図
7に示すようなものが知られている。
【0003】図7において、図7(a)は建築物の採光
部10の開口に配設される太陽電池モジュール1の平面
図で、複数のセル2を、一部拡大して示すように、適宜
な離間部3を有して配設されている。
【0004】そして、図7(b)は、その要部断面図で
あり、表面ガラス4と内側ガラス5との間に、接着材で
あるEVA6を介してセル2をサンドイッチ状に接合さ
せ、適宜な間隔にセル2の離間部3を設け、屋外から採
光可能な構成としている。
【0005】また、図7(c)は、太陽電池モジュール
1の周縁部をアルミニウムの形材であるサッシュ32に
嵌着し、この嵌着した金属製サッシュ32を、高さ調整
取付具34を介して梁33等の建築物の構造部材に組み
付け、太陽電池モジュール1屋根部等を形成させる構成
としている。
【0006】しかし、プラットフォーム上屋(図5参
照)のように、電車線からの誘導・電車電流などによる
レール電位や架設線等からの高電圧の、太陽電池モジュ
ールへの影響について考慮されたものはなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来技術
のものにあっては、太陽電池モジュール1の裏面側に内
側ガラス5を設けているので重くなり、また太陽電池モ
ジュール1を嵌着する金属製サッシュ32も大型とな
り、装着する建築物の剛性を上げるためにコスト高にな
るという課題を有していた。
【0008】また、セル2の封止時、表面・内側の両ガ
ラス面4,5で加熱押圧しながらセル2を接合するの
で、セル2が移動し易く、セル2間隔を所定の位置・幅
に接合させることができないという問題があった。
【0009】また、プラットフォーム上屋や高圧架設電
線下とうでは、電位の影響を遮断させ太陽電池モジュー
ル1と短絡しないようにする必要があった。
【0010】そこで、本発明は、所定の位置に所定の形
状に透光部が形成でき、屋内への採光ができ屋外も見
え、しかも重量軽減されてコスト低減が図れ、さらに電
位の影響のある処でも装着可能な、透光部を有する太陽
電池モジュール及び建築物、プラットフォーム上屋並び
に通路上屋を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載された発明は、透光部を有する太
陽電池モジュールにおいて、表面側から太陽光を受ける
透明な表面ガラス板と、この表面ガラス板の裏面に対面
させて設けた透明な内側ガラス板と、これら前記表面・
内側ガラス板の間に接合させてセルを介在させ、これら
前記セルを介在させた前記表面・内側ガラス板を金属製
サッシュや取付具を介して建築物等に取付けるようにし
た透光部を有する太陽電池モジュールにおいて、透明な
前記表面ガラス板に接合させた前記セルを、透光手段を
介して透光可能としたセルを覆うように、前記表面ガラ
ス板の裏面に透明や半透明のフィルムを接合させて一体
に形成すると共に、この一体に形成した前記フィルム接
合の前記表面ガラス板を金属や非金属のサッシュや取付
具を介して所定の箇所に取付可能としたことを特徴とし
ている。
【0012】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載の透光部を有する太陽電池モジュールにおいて、前
記透光手段は、前記表面ガラス板に接合させた前記セル
を所定の箇所で所定の形状に取り除き、前記表面ガラス
板の裏面側から前記透明や半透明のフィルムを全面に接
合して、透光部を形成させたことを特徴としている。
【0013】請求項3に記載された発明は、請求項1又
は2に記載の太陽電池ジュールにおいて、前記透明や半
透明のフィルムは、二枚の透明ポリふっ化ビニルフィル
ムの間に透明又は半透明のポリエチレンテレフタレート
フィルムを溶着させて、多層一体に形成したことを特徴
としている。
【0014】請求項4に記載された発明は、請求項1、
2又は3に記載の透光部を有する太陽電池モジュールに
おいて、前記表面ガラス板の裏面に前記透明や半透明の
フィルムを接合させて一体に形成した、該透明や半透明
のフィルムの裏面側を覆うように細孔を有する不燃性の
防火用カバーシートを装着させたことを特徴としてい
る。
【0015】請求項5に記載された発明は、請求項4に
記載の透光部を有する太陽電池モジュールにおいて、
前記カバーシートは、パンチングメタル又は金網とした
ことを特徴としている。
【0016】請求項6に記載された発明は、請求項1に
記載の透光部を有する太陽電池モジュールにおいて、前
記取付具は、ネジとナットの機構により高さ方向位置調
整可能に前記金属製サッシュと梁間とを固着させると共
に、電車線からの誘導や電車電流等によるレール電位の
影響を遮断するために、前記金属製サッシュと前記取付
具との間に絶縁板を介在させ、かつ該絶縁板を締結する
締結部品も絶縁体としたことを特徴としている。
【0017】請求項7に記載された発明は、請求項1に
記載の透光部を有する太陽電池モジュールにおいて、前
記電位の影響を遮断するために、前記金属製サッシュを
強化プラスチックで形成させたことを特徴としている。
【0018】請求項8に記載された発明は、建築物、プ
ラットフォーム上屋並びに通路上屋において、屋根部や
壁部や窓部に、表面ガラス板の裏面にセルを接合させ、
その裏面側から透明や半透明のフィルムを接合させて一
体に形成した、透光部を有する太陽電池モジュールを備
えたこことを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】
【0020】
【実施の形態1】本発明の実施の形態1を図1及び図2
に基づいて説明する。
【0021】図1は、実施の形態1に係る透光部を有す
る太陽電池モジュールを備えた建築物を示す説明図であ
る。図2は、同実施の形態1に係る透光部を有する太陽
電池モジュールであり、図2(a)は平面図、図2
(b)は一部拡大の要部断面図、図2(c)はカバーシ
ートを備えた一部拡大の要部断面図である。
【0022】図1において、30は建築物で、屋根部3
1、壁部35、窓部41には、それぞれ太陽電池モジュ
ール22を備え、この太陽電池モジュール22には、セ
ル23(図2参照)を取り除いたり、離間部を設けたり
して(内側ガラスがないので、セル23の位置決めは容
易にできる)、透光部を有する太陽電池21を構成させ
ている。
【0023】したがって、セル23面からは発電し、セ
ル23のない面からは採光ができ、また屋外が見える状
態となっている。
【0024】そして、電気系統51では、屋根部31や
壁部35や窓部41の太陽電池モジュール22での発電
は、集電箱52に集電され、配線53を介してインバー
タ盤54に送られ、交流に変換されて各機器に配電する
構成としている。
【0025】つづく、図2において、透光部を有する太
陽電池モジュール21は、図2(a)に示すように、表
面ガラス板24の裏面側に、透光部28部となる周縁部
のセル23を取り除いて、接着剤であるEVA25によ
り所定の位置に接合させたものである。そして、その裏
面に透明又は半透明のフィルム26を、セル23を覆う
ように表面ガラス板24の裏面全体を覆って接合させ、
周縁部28aに透光部28を形成させたものである。
【0026】また、図2(b)に示すように、表面ガラ
ス24の裏面側へのセル23の接合は、EVA25によ
り包含するようにセル23を封止接合し、その上に透明
又は半透明なフィルム26を全面に被せてEVA25と
接合させ、外気を遮断させるように封じている。
【0027】なお、ここで、透明や半透明のフィルム2
6とは、二枚の耐光・耐熱性に優れたポリふっ化ビニル
(PVF)フィルムの間に、止水性に優れた透明や着色
して半透明としたポリエチレンテレフタレート(PE
T)フィルムを三層一体に成形して、フィルム化したも
のを指している。
【0028】また、太陽電池モジュール22の周縁端部
をシール材32でシールし、サッシュ32の溝部に固着
すると同時に、フィルム26も挟持して外気が侵入しな
いように封じる構成としている。
【0029】したがって、外気がセル23まで到達せ
ず、セル23の湿度劣化を防止することができる。ま
た、所定の発電量を必要とする太陽電池モジュール22
のセル23以外のところは、全て透光部28とすること
ができて、採光や屋外の景色を見ることができるように
なる。
【0030】また、図2(c)に示すものは、図2
(b)の表面ガラス24の裏面側全面を被覆しているシ
ート26の裏面側を、さらに細孔を有する不燃性の防火
用カバーシート27で全面被覆したものである。
【0031】なお、このカバーシート27としては、例
えば、パンチングメタルや金網を使用して良い。
【0032】したがって、強靭なカバーシート27やフ
ィルム26により、表面ガラス24が延焼したりして破
損しても、飛散を防止させることができる。
【0033】また、太陽電池モジュール22の裏面側を
カバーシート27と透明又は半透明のフィルム26とで
構成し、従来のような内面ガラス5(図7(b)参照)
を省略したので、大幅な軽量化が図れる。
【0034】(変形例1)本発明の実施の形態1に係る
変形例1を図3に基づいて説明する。
【0035】図3は、実施の形態1に係る変形例1を示
す透光部を有する太陽電池モジュールであり、図3
(a)は平面図、図3(b)は要部断面図である。
【0036】図3(a)、(b)において、透光部を有
する太陽電池モジュール21は、表面ガラス24の裏面
側に、所定の形状にセル23を隣接させたグループを、
幾つか離間させてデザイン配設し、EVA25で包み込
むように封止接合し、その裏面側を、さらに覆うように
透明又は半透明のフィルム26で被覆して、太陽電池モ
ジュール22を形成させている。
【0037】したがって、太陽電池モジュール22のセ
ル23の部位は、自然光を受けて発電し、セル23のな
いフィルム26だけで覆われたデザイン形状の透光部2
8からは、デザイン的な採光ができ、壁部35や窓部4
1に用いた太陽電池モジュール22からは、屋外の景色
も見ることできるようになる。
【0038】その他の構成及び作用は、実施の形態1と
同様であるので、その説明を省略する。
【0039】(変形例2)本発明の実施の形態1に係る
変形例2を図4に基づいて説明する。
【0040】図4は、実施の形態1に係る変形例2を示
す透光部を有する太陽電池モジュールを示す図であり、
図4(a)は一部拡大して示す平面図、図4(b)は要
部断面図である。
【0041】図4において、透光部を有する太陽電池モ
ジュール21は、図4(a)に示すように、表面ガラス
24の裏面側に複数のセル23を所定の位置に配設する
際に、文字や絵柄の表示部29を設けたものである。そ
して、拡大して示しているように、透光部28のところ
はセル23を取り除き、その他のセル23を固着させ
(内側ガラスがないので容易にセル23の位置決めがで
きる)、セル23の裏面側全を、透明や半透明のフィル
ム26で被覆させるので、透光部28が形成される。そ
して、この透光部28の形状をデザイン的に配設するこ
とで、文字や絵柄の表示部29とすることができる。
【0042】また、図4(b)の要部断面図に示すよう
に、表面ガラス板24の裏面側には、セル23をEVA
25で包むように封止接合し、このEVA25上から表
面ガラス板24全体を覆って透明や半透明のフィルム2
6を被せて接合させている。
【0043】したがって、この要部断面図で示すよう
に、セル23のないところが透光部28となり、表示部
29を形成することになる。
【0044】なお、フィルム26の裏面側に、図2
(c)に示す、細孔を有する不燃性の防火用カバーシー
ト27を被覆させて良いことは、勿論である。
【0045】その他の構成及び作用は、実施の形態1と
同様であるので、その説明を省略する。
【0046】
【実施の形態2】本発明の実施の形態2を図5に基づい
て説明する。
【0047】図5は、実施の形態2係る透光部を有する
太陽電池モジュールを、プラットフォーム上屋の屋根部
や壁部(窓部)に装着した状態を示しており、図5
(a)は透光部を有する太陽電池モジュールを屋根部や
壁部(窓部)に装着したプラットフォーム上屋の説明
図、図5(b)は図5(a)のC部のサッシュを絶縁材
とした状態を示す断面図、図5(c)は締結部を全て絶
縁部品で締結した状態を示す説明図である。
【0048】図5(a)において、プラットフォーム上
屋60の屋根部31Aと壁部35A(窓部41A)に透
光部を有する太陽電池モジュール21(透光部28の形
成は実施の形態1と同様)を装着したものである。
【0049】したがって、屋根部31Aと壁部35A
(窓部41A)で、自然光を受けて発電すると共に、透
光部からの採光でプラットフォーム61は明るく、また
壁部35A(窓部41A)に設けた透光部を有する太陽
電池モジュール21からは、外の景色が見えるようにな
る。
【0050】図5(b)において、32Aは強化プラス
チックで形成されたサッシュであり、透光部を有する太
陽電池モジュール21を嵌着したこのプラスチック製の
サッシュ32Aを、梁33上に高さ調整可能な取付具3
4で組み付けた状態を示している。
【0051】したがって、レール63からの誘導や電車
電流などによるレール電位から絶縁できて、太陽電池モ
ジュール22とプラットフォーム上屋60の構造材等と
の短絡が防止できるようになる。
【0052】図5(c)において、従来の金属製のサッ
シュ32の下面と取付具34Bの上プレートとの間に絶
縁板32Bを挟持させ、さらに締結部品であるボルト・
ナット・ワッシャ34a,34b,34cもプラスチッ
ク化して、絶縁性を持たせたものである。
【0053】したがって、金属製サッシュ32を使用し
ても、レール電位の影響を受けることがない。
【0054】なお、取付具34Bは、相対する逆ネジの
ボルトを長ナットで連結することにより、サッシュ32
の高さ調整をより容易にしたものである。
【0055】その他の構成及び作用は、実施の形態1と
同様であるので、その説明を省略する。
【0056】
【実施の形態3】本発明に係る実施の形態3を図6に基
づいて説明する。
【0057】図6は、通路上屋を示す説明図である。
【0058】図6において、70は通路上屋であって、
その代表的なアーケード71を示すものである。このア
ーケード71は、太陽電池モジュール22を張りつめ
て、透光部を有する太陽電池モジュール21屋根を形成
させたものである。
【0059】したがって、透光部を有する太陽電池モジ
ュール21は、自然光を受けて発電し、また採光ができ
て通路や商店街を明るくする上に、デザイン的な表示部
29(図4参照)とすることで、通路の雰囲気の向上を
図ることができる。
【0060】その他の構成及び作用は、実施の形態1と
同様であるので、その説明を省略する。
【0061】
【発明の効果】以上説明してきたように、太陽電池モジ
ュールを透光可能としたので、採光でき屋内が明るくな
り、また、屋外の景色も見えるようになる。
【0062】また、表面ガラスの裏面側にはセルを当接
させて接合させるので、位置ずれを起こすことなく所定
の位置に接合できる。そして、その上に止水性を有する
フィルムを接合するので、外気の湿度の侵入を遮断して
セル劣化を防止することができる。
【0063】また、従来から使用していた内側ガラス板
を省略したので軽量となり、特に屋根部の重量軽減に寄
与して建築物の剛性が減らせてコストの低減が図れる。
【0064】また、太陽電池モジュールを強靭なフィル
ムで被覆させたので、表面ガラス等が破損しても飛散を
防止することができる。したがって、傷害を与えない。
【0065】さらに、透光性を有する太陽電池モジュー
ル部と建物構造材との間に、絶縁性を持たせて締結させ
るようにしたので、レール電位を有するプラットフォー
ム上屋にも装着することが可能となった。したがって、
プラットフォーム全体が屋根部で覆われても採光ができ
るので明るく、照明が節約できる上に、安全で快適なエ
リアとなった。
【0066】また、アーケイド用に透光部を有する太陽
電池モジュールを使用することによって、照明が節約で
きる上に、デザイン的な表示部も設けられ、また天候の
変化も取り入れることができて、通路や商店街の雰囲気
の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る透光部を有する太
陽電池モジュールを備えた建築物を示す説明図である。
【図2】同実施の形態1に係る透光部を有する太陽電池
モジュールを示す図であり、図2(a)は平面図、図2
(b)は図2(a)の一部拡大した要部断面図、図2
(c)は図2(b)の裏面に細孔を有するカバーシート
を備えた一部拡大の断面図である。
【図3】同実施の形態1に係る図2の変形例1を示す図
であり、図3(a)は平面図、図3(b)は図3(a)
の要部断面図である。
【図4】同実施の形態1に係る図2の変形例2を示す図
であり、図4(a)は一部拡大した平面図、図4(b)
は図4(a)の要部断面図である。
【図5】同実施の形態2に係るプラットフォーム上屋に
装着した透光部を有する太陽電池モジュールを示す図で
あり、図5(a)は斜視図、図5(b)は図5(a)の
C部の要部断面図で、図5(c)は図5(b)の締結部
の別の構成を示す説明図である。
【図6】同実施の形態3に係る通路上屋に装着した透光
部を有する太陽電池モジュールを示す説明図である。
【図7】従来技術に係る透光部を有する太陽電池モジュ
ールを示す図であり、図7(a)は一部拡大した平面
図、図7(b)は図7(a)の要部断面図、図7(c)
は太陽電池モジュールの装着部を示す断面図である。
【符号の説明】
21…透光部を有する太陽電池モジュール 23…セル 24…表面ガラス板 26…フィルム 30…建築物 31…屋根部 32…サッシュ 32B…絶縁板 60…プラットフォーム上屋 70…通路上屋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 久司 東京都港区芝浦4−4−44 株式会社横河 ブリッジ内 (72)発明者 柚原 尚 東京都港区芝浦4−4−44 株式会社横河 ブリッジ内 Fターム(参考) 2E108 KK01 KK02 LL01 MM00 NN07 5F051 BA03 BA16 EA01 EA18 JA02 JA05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面側から太陽光を受ける透明な表面ガ
    ラス板と、この表面ガラス板の裏面に対面させて設けた
    透明な内側ガラス板と、これら前記表面・内側ガラス板
    の間に接合させてセルを介在させ、これら前記セルを介
    在させた前記表面・内側ガラス板を金属製サッシュや取
    付具を介して建築物等に取付けるようにした透光部を有
    する太陽電池モジュールにおいて、 透明な前記表面ガラス板に接合させた前記セルを、透光
    手段を介して透光可能としたセルを覆うように、前記表
    面ガラス板の裏面に透明や半透明のフィルムを接合させ
    て一体に形成すると共に、この一体に形成した前記フィ
    ルム接合の前記表面ガラス板を金属や非金属のサッシュ
    や取付具を介して所定の箇所に取付可能としたことを特
    徴とする透光部を有する太陽電池モジュール。
  2. 【請求項2】 前記透光手段は、前記表面ガラス板に接
    合させた前記セルを所定の箇所で所定の形状に取り除
    き、前記表面ガラス板の裏面側から前記透明や半透明の
    フィルムを全面に接合して、透光部を形成させたことを
    特徴とする請求項1に記載の透光部を有する太陽電池モ
    ジュール。
  3. 【請求項3】 前記透明や半透明のフィルムは、二枚の
    透明ポリふっ化ビニルフィフムの間に透明又は半透明の
    ポリエチレンテレフタレートフィルムを一体に溶着させ
    て、多層に形成したことを特徴とする請求項1又は2に
    記載の太陽電池ジュール。
  4. 【請求項4】 前記表面ガラス板の裏面に前記透明や半
    透明のフィルムを接合させて一体に形成した、該透明や
    半透明のフィルムの裏面側を覆うように、細孔を有する
    不燃性の防火用カバーシートを装着させたことを特徴と
    する請求項1、2又は3に記載の透光部を有する太陽電
    池モジュール。
  5. 【請求項5】 前記カバーシートは、パンチングメタル
    又は金網としたことを特徴とする請求項4に記載の透光
    部を有する太陽電池モジュール。
  6. 【請求項6】 前記取付具は、ネジとナットの機構によ
    り高さ方向位置調整可能に前記金属製サッシュと梁間と
    を固着させると共に、 電車線からの誘導や電車電流や高圧架設線等による電位
    の影響を遮断するために、前記金属製サッシュと前記取
    付具との間に絶縁板を介在させ、かつ該絶縁板を締結す
    る締結部品も絶縁体としたことを特徴とする請求項1に
    記載の透光部を有する太陽電池モジュール。
  7. 【請求項7】 前記電位の影響を遮断するために、前記
    金属製サッシュを強化プラスチックで形成させたことを
    特徴とする請求項1に記載の透光部を有する太陽電池モ
    ジュール。
  8. 【請求項8】 屋根部や壁部や窓部に、表面ガラス板の
    裏面にセルを接合させ、その裏面側から透明や半透明の
    フィルムを接合させて一体に形成した、透光部を有する
    太陽電池モジュールを備えたことを特徴とする建築物、
    プラットフォーム上屋並びに通路上屋。
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