JP2001297865A - 電磁調理器 - Google Patents

電磁調理器

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JP2001297865A
JP2001297865A JP2000109500A JP2000109500A JP2001297865A JP 2001297865 A JP2001297865 A JP 2001297865A JP 2000109500 A JP2000109500 A JP 2000109500A JP 2000109500 A JP2000109500 A JP 2000109500A JP 2001297865 A JP2001297865 A JP 2001297865A
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勇市 奥村
Tatsuya Fuchizaki
達也 淵▲崎▼
Hirokazu Kusuura
弘和 楠浦
Akinobu Horii
昭伸 堀井
Yoshihiko Ninomiya
良彦 二宮
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁調理器において、ユーザに不快感を与え
ずに十分に吸排気を行なう。 【解決手段】 本体10は、主に、天板3と回路収納部
2と風送り板4とから構成される。回路基板等の部品
は、回路収納部2に収納される。回路収納部2の底面後
部には、吸気孔が形成され、回路収納部2の前面20に
は、排気孔26が形成されている。本体10の前方か
ら、左右の風送り板4の間を通り、吸気孔を介して、回
路収納部2内に空気が導かれる。該導かれた空気は、回
路収納部2の内部を、後方から前方に移動し、排気孔2
6を介して、回路収納部2の外に排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁調理器に関
し、特に、装置の内部に外気を取込んで、該装置内部で
循環させた後、装置内から装置外に空気を排出する、電
磁調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁調理器は、直接炎を出さず、誘導加
熱により食品を加熱できる、クリーンな加熱調理器とし
て、注目されている。
【0003】なお、誘導加熱に用いる加熱コイルへの通
電等のため、電磁調理器の本体の内部には、電気回路が
備えられる。そして、従来から、電磁調理器は、該電気
回路を冷却するため、本体の内部に外気を取込み、該空
気を本体内部で循環させた後、本体内から本体外に空気
を排出するように、構成されていた。
【0004】図20に、従来の電磁調理器の一例の斜視
図を示す。電磁調理器100は、本体101の上面に、
上面板103が載置されている。上面板103上であっ
て、本体101の上面の中央部分には、食品を載置させ
るための天板102が、配設されている。本体101の
内部であって、天板102の下には、加熱コイルが配設
されている。該加熱コイルに通電されることにより、天
板102上に載置された鍋等が加熱される。本体101
の前面には、コントロールパネル106が設けられてい
る。コントロールパネル106には、電磁調理器100
を操作するための、種々のスイッチが設けられている。
【0005】本体101の内部には、加熱コイルや、該
加熱コイルへの通電回路を含めた電気回路を実装された
回路基板が収納されている。このことから、本体101
の内部には、冷却ファンが搭載され、本体101の外部
と、矢印x,y,zで示すような、空気のやり取りが行
なわれていた。以下に、この空気のやり取りについて、
説明する。
【0006】電磁調理器100では、本体101の前面
に吸気孔105が形成され、上面板103の後部に排気
孔104が形成されている。そして、矢印xで示すよう
に、吸気孔105を介して、本体101の外部から内部
に空気が導入される。また、導入された空気は、本体1
01内を前方から後方に循環された後、矢印y,zで示
すように、上面板103上において、排気孔104を介
して、上方または後方に向けて排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電磁調理器100では、本体101内部からの排気が、
鍋等の調理対象が配置される上面板103上で行なわれ
るため、ユーザに不快感を与えるという問題があった。
【0008】なお、排気孔104を、本体101の左右
側面や後面に設ければ、上記の問題を解決できると考え
られる。
【0009】しかし、電磁調理器100は、本体101
の左右側面や後面を、壁や、別の電磁調理器と密着させ
て設置される場合が多い。したがって、本体101の左
右側面や後面に排気孔104を設けても、多くの場合、
電磁調理器100において十分に吸排気が行なわれない
と考えられる。つまり、本体101の左右側面や後面に
排気孔104を設けることは、上記の問題の解決策とは
言い難い。
【0010】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、ユーザに不快感を与えず、か
つ、十分に吸排気を行なえる電磁調理器を提供すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に従った電磁調理
器は、加熱コイルと、前記加熱コイルに通電するための
通電回路とを含む電磁調理器であって、前記電磁調理器
の外郭を構成する本体を含み、前記本体は、当該本体の
上面に被加熱物を載置できるように構成され、前記通電
回路を収納する回路収納部を備え、当該本体の前面に、
前記回路収納部の内部に導通する第一の開口部を形成さ
れ、かつ、前記第一の開口部の下部に前記回路収納部の
内部に導通する第二の開口部を形成され、前記第一の開
口部と前記第二の開口部を分離する分離部材を備え、さ
らに、前記第一の開口部と前記第二の開口部とによっ
て、風路を形成されている、ことを特徴とする。
【0012】本発明によると、電磁調理器において、本
体の前面より吸気され、かつ、本体の前面から排気され
る。
【0013】したがって、電磁調理器において、被加熱
物の配置される面に排気することがないため不快感を与
えることなく、かつ、側面や後面ではなく前面を介して
吸排気するため十分に吸排気を行なえる。
【0014】また、本発明に従った電磁調理器は、前記
回路収納部は、所定の方向について、一方側に吸気孔を
形成され、他方側に排気孔を形成されることが好まし
い。
【0015】これにより、回路収納部における風路を、
所定の方向の一方側から他方側に向けた単純なものとで
きる。
【0016】また、本発明に従った電磁調理器は、前記
本体は、前記第一の開口部または第二の開口部から前記
回路収納部の吸気孔に空気を導く導風部材をさらに備え
ることが好ましい。
【0017】これにより、電磁調理器において、吸気
が、効率良く行なわれる。また、本発明に従った電磁調
理器は、前記回路収納部に対して着脱可能に設けられ、
当該回路収納部の吸気孔を覆うフィルタと、前記フィル
タに取付けられた把手と、前記フィルタを、前記回路収
納部に装着された状態で支持する支持部材とをさらに含
み、前記支持部材は、前記第一の開口部または前記第二
の開口部の近傍に、前記把手と係合する係合部を備え、
前記把手が前記支持部材の係合部に係合されることによ
り、前記フィルタは前記回路収納部に装着された状態と
なることが好ましい。
【0018】これにより、フィルタの装着された状態
を、係合部における係合状態を確認することにより、間
接的に、かつ、より容易に、確認できる。
【0019】また、本発明に従った電磁調理器は、前記
回路収納部は、後方側であって、かつ、当該回路収納部
の底面に、吸気孔を形成され、前記吸気孔を、前記底面
の第一の面側から着脱可能に覆うフィルタと、前記フィ
ルタを、前記底面の第一の面に沿って、当該回路収納部
の前方側から、前記吸気孔を覆う装着位置に移動させる
ためのレールと、前記通電回路が実装される回路基板
と、前記回路基板を、前記底面の第一の面とは異なる前
記底面の第二の面側に固定するための固定部材とをさら
に含み、前記固定部材は、前記底面の第一の面におい
て、前記レールに従って前記フィルタが移動する領域の
外に突出するように、配置されることが好ましい。
【0020】これにより、フィルタを、レールに従って
装着位置へと移動させる際、スムーズに移動させること
ができる。
【0021】また、本発明に従った電磁調理器は、前記
回路収納部は、当該回路収納部の前面に、吸気または排
気のための孔である、前面孔を形成され、前記前面孔と
前記通電回路を構成する所定の部品との間に配置され、
水平方向について前記前面孔と所定の間隔を有しつつ対
向して下方に延在する、第一の部材を備えることが好ま
しい。
【0022】これにより、回路収納部の前面から内部に
水が侵入した場合でも、当該侵入した水は、通電回路の
所定の部品に到達する前に、第一の部材に突き当たる。
【0023】したがって、第一の部材によって、回路収
納部の前面から内部に侵入した水が、通電回路を構成す
る所定の部品に到達することを回避できる。なお、第一
の部材と前面孔とは、所定の間隔を有しているため、第
一の部品が、前面孔を介した吸気または排気における空
気の流れを阻害することはない。
【0024】また、本発明に従った電磁調理器は、前記
回路収納部は、前記第一の部材の少なくとも一部におい
て当該第一の部材よりも下方に、前記通電回路を構成す
る特定の部品を収納し、前記第一の部材の少なくとも一
部において当該第一の部材の下端よりも下方で、かつ、
前記特定の部品の上方で当該特定の部品を覆うように前
記第一の部材と交わる方向に延在するように配置された
第二の部材をさらに備えることが好ましい。
【0025】これにより、回路収納部の前面から内部に
水が侵入した場合でも、当該侵入した水は、まず第一の
部材に突き当たり、当該第一の部材を伝って下方に移動
した後、特定の部品が存在する高さにまで移動する前
に、第二の部材により、特定の部材の存在する領域以外
の領域に移動させることができる。
【0026】したがって、第一の部材と第二の部材によ
って、回路収納部の前面から内部に侵入した水が、特定
の部品に到達することを回避できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態で
ある電磁調理器について、図面を参照しつつ説明する。
図1〜図6は、電磁調理器を示す図である。詳しくは、
図1は斜視図であり、図2は正面図であり、図3は平面
図であり、図4は右側面図であり、図5は背面図であ
り、図6は底面図である。
【0028】まず、図1〜図6を参照して、電磁調理器
1は、その外郭を本体10から構成されている。本体1
0は、主に、回路収納部2と、回路収納部2の上面に配
置される天板3と、回路収納部2の左右両下端に位置す
る風送り板4により構成される。天板3の上面には、被
加熱物が載置される。天板3の上面には、被加熱物が載
置されるのに好ましい場所に、その旨を示すための印刷
が施されている。
【0029】風送り板4は、それぞれほぼ垂直に延びる
板体であり、該風送り板4の下端は、ぞれぞれ、本体1
0の内側に向けて、ほぼ水平方向に折り曲げられてい
る。そして、それぞれの風送り板40の、該ほぼ水平方
向に折り曲げられた部分には、前後に1つずつ、たとえ
ばゴムからなる、脚40が取付けられている。
【0030】回路収納部2の前面20は、上段部20a
と下段部20bとから構成される。上段部20aは、下
段部20bよりも前面に突出すように構成されている。
上段部20aには、複数の排気孔26が形成されてい
る。排気孔26は、回路収納部2の内部に導入された空
気を、回路収納部2の外部に排出するための孔である。
【0031】下段部20bには、コントロールパネル2
1が取付けられている。コントロールパネル20bに
は、右から、加熱コイル(後述する加熱コイル30)の
加熱動作の入/切を切替える加熱スイッチ22と、電磁
調理器2における加熱出力を調整するための火力調整つ
まみ23と、加熱が行なわれていることを示すための加
熱ランプ24と、電源が投入されている状態にあること
を示す電源ランプ25が設けられている。
【0032】図7は、前面20を一部破断させた、電磁
調理器2の正面図である。図8は、回路収納部2の側面
を一部破断させた、電磁調理器2の側面図である。
【0033】図7および図8をさらに参照して、天板3
の外周は、天板枠3aで囲まれている。回路収納部2の
内部であって、天板3の真下には、加熱コイル30が配
置されている。加熱コイル30は、コイル載置板31上
に載置されている。
【0034】回路収納部2の底面28には、ネジ44に
より、該底面28と隙間を有するように、基板取付け板
43が取付けられている。基板取付け板43には、ネジ
42により、回路基板41が取付けられている。回路基
板41は、加熱スイッチ22,火力調整つまみ23の操
作等に基づいて加熱コイル30に通電するための電気回
路、および、加熱ランプ24,電源ランプ25の点灯/
消灯を制御する電気回路を含む電気回路を構成する部品
が実装されている基板である。なお、基板取付け板43
には、支柱によって、コイル載置板31も固定されてい
る。
【0035】回路収納部2の底面28の後方部分には、
フィルタ50が配置されている。ここで、図9に、フィ
ルタ50を省略した状態での、電磁調理器2の底面図を
示す。特に図9を参照して、回路収納部2の底面28の
後方部分には、複数の吸気孔29が形成されている。そ
して、図1〜図8、特に、図6を併せて参照すると、フ
ィルタ50は、吸気孔29を覆うように、取付けられて
いる。
【0036】なお、フィルタ50は、長方形の板状の網
により構成されている。そして、フィルタ50には、該
フィルタ50の長手方向に垂直に延びる、棒状の把手5
0aが取付けられている。把手50aの一端は、フィル
タ50に固定されている。把手50aの他端は、図2等
から理解されるように、把手50aの他の部分に対して
垂直に折り曲げられ、突出し部50bとされている。つ
まり、把手50aの大部分は、水平方向に延びているの
に対して、把手50aの他端(突出し部50b,電磁調
理器2の前部に位置する部分)は、垂直方向に延びてい
る。
【0037】底面28の前方部分には、回路収納部2の
幅方向に延びる板体である、把手保持板52が取付けら
れている。把手保持板52と底面28の間には、隙間が
設けられている。また、把手保持板52には、前方から
奥行き方向の中心付近まで延びる通り孔52aと、該通
り孔52aに連結し、把手保持板52の左方に入り込む
ように形成された嵌込み孔52bが形成されている。さ
らに、底面28の風送り板より内側の部分の左右両端に
は、把手保持板52の後端と底面28の後端付近とを結
ぶように、レール51が取付けられている。レール51
と底面28との間には、フィルタ50の左右両端を嵌込
むことのできる程度の隙間が存在する。
【0038】回路収納部2にフィルタ50が取付けられ
る場合、まず、フィルタ50は、把手保持板52と回路
収納部2の底面28との間を、通される。そして、フィ
ルタ50の左右両端をレール51と底面28との間に嵌
込みながら、把手50aを後方に向けて押圧することに
より、フィルタ50を、レール51に従って、後方に移
動させる。底面28の後端には、フィルタ50を底面2
8の後端で保持するためのストッパ53が取付けられて
いる。そして、フィルタ50は、その後端がストッパ5
3に当接する状態となるまで、レール51に従って後方
に、底面28に沿うように、移動される。フィルタ50
の後端(フィルタ50が前方から後方に移動されるとき
は、移動の先端)がストッパ53に当接する直前で、把
手50aの突出し部50bは、通り孔52aに従って把
手保持板52の中央付近に導かれた後、嵌込み孔52b
に嵌込まれる。これにより、把手50aは、突出し部5
0bが嵌込み孔52bに嵌込まれた状態で、固定され
る。
【0039】なお、突出し部50bが嵌込み孔52bに
嵌込まれた状態は、フィルタ50の後端がストッパ53
に当接して吸気孔29の全体を覆っている状態(特に図
6参照)に相当する。また、図2や図7から理解される
ように、突出し部50bが嵌込み孔52bに嵌込まれた
状態は、電磁調理器1の前方から、容易に視認できる。
つまり、電磁調理器1では、吸気孔29が電磁調理器1
の後部に形成されていても、フィルタ50が吸気孔29
の全体を覆っている状態を、間接的にではあるが、該電
磁調理器1の前方から容易に視認できる。これは、フィ
ルタ50よりも前方であって第二の開口部近傍に、把手
50aの突出し部50bと把手保持板52の係合部位で
ある嵌込み孔52bが配置されているためである。な
お、第二の開口部とは、上述したように、本体10の前
面であって、回路収納部2の下端と風送り板4により囲
まれた部分を言う。
【0040】図10に、電磁調理器1の、天板3,天板
枠3a,加熱コイル30,コイル載置板31,ファン4
5,ダクト47のそれぞれを一部破断させた状態での平
面図を示す。以下に、図10をさらに参照して、電磁調
理器1の構成を、より詳細に説明する。
【0041】前述のように、回路収納部2の底面28の
後部には、複数の吸気孔29が形成されている。そし
て、底面28の下側には、フィルタ50が、吸気孔29
を覆うように、取付けられている。
【0042】回路収納部2の内部であって、吸気孔29
の真上には、ファン45,46が取付けられている。フ
ァン45,46が駆動することにより、吸気孔29を介
して、回路収納部2の外部から内部に、空気が導入され
る。ファン45,46が駆動することによって導入され
た空気は、回路基板41の上面等を通って、前方に移動
し、排気孔26を介して、回路収納部2の外部に排出さ
れる。
【0043】ここで、図11に、回路収納部2内の部材
を省略した状態での、図3のXI−XI線に沿う矢視断
面図を示す。ここで、図11をさらに参照して、電磁調
理器1における空気の流れを、より詳細に説明する。
【0044】ファン45,46が駆動すると、本体10
の前面から、回路収納部2の底面28と風送り板4とに
よって囲まれた部分を通るように、回路収納部2の吸気
孔29に空気が送り込まれる(特に、図7の矢印A,B
参照)。電磁調理器1では、回路収納部2の底面28と
風送り板4とによって、本体10の前面から吸気孔29
への空気の流れを円滑にするダクトの役割がなされてい
る。つまり、電磁調理器1では、風送り板4により、本
体の第一の開口部または第二の開口部から回路収納部の
吸気孔に空気を導く導風部材が構成されている。なお、
第一の開口部は、排気孔26により構成され、第二の開
口部は、本体10の前面であって、回路収納部2の下端
と風送り板4により囲まれた部分により構成される。さ
らに、下段部20bにより、第一の開口部と第二の開口
部とを分離する分離部材が構成される。
【0045】また、電磁調理器1において、吸気孔29
を介して回路収納部2内に導かれた空気は、回路基板4
1の上面等に沿うように、電磁調理器1の前方に進み
(特に、図7の矢印C,D参照)、回路収納部2の前面
20の排気孔26を介して、回路収納部2の外部に排出
される(特に、図7の矢印E参照)。つまり、回路収納
部2内では、後方から空気が導入され、前方に向けて一
方向に該空気が導かれた後、前面20から該空気が排出
される、というように、空気の流れがシンプルなものと
されている。これにより、回路収納部2内の回路基板4
1等の冷却効率を高いものとすることができる。
【0046】つまり、電磁調理器1では、回路収納部2
において空気を循環させる際、本体10の前面から吸気
され、本体10の前面に排気される。これにより、電磁
調理器1では、被加熱物の載置される面(本体10の上
面)、および、電磁調理器1の使用時に他の電磁調理器
や壁と当接される左右両側面や背面では、吸排気を行な
う必要がない。したがって、ユーザに不快感を与えるこ
となく、かつ、より確実に、吸排気を行なうことができ
る。
【0047】また、電磁調理器1では、底面28の下面
の、フィルタ50がその取付けの際にスライドされる領
域(具体的には、把手保持板52に対向する領域および
レール51の間にある領域:以下、「スライド領域」と
略す)には、ネジ等の部材が突出しないように構成され
ている。これは、回路基板41が基板取付板43にネジ
止され、該基板取付板43が底面28にネジ止されてい
るからである。つまり、回路基板41を、底面28にネ
ジ止して該底面28に直接固定するのではなく、基板取
付板43を介して間接的に底面28に固定しているため
である。
【0048】このことを、より詳細に説明する。回路基
板41を底面28に直接固定した場合には、底面28の
スライド領域にネジ止する必要が生じる。この一方で、
回路基板41を、基板取付板43の任意の場所にネジ止
し、該基板取付板43を底面28のスライド領域以外の
場所でネジ止する。これにより、電磁調理器1におい
て、回路基板41を回路収納部2内で確実に固定しつ
つ、底面28のスライド領域でフィルタ50をスムーズ
に移動させることができる。
【0049】なお、電磁調理器1では、排気孔26を介
して回路収納部2の内部に水が侵入することにより、回
路基板41等の部品に水が付着するおそれがある。そし
て、電磁調理器1では、当該部品への水の付着を防ぐた
めに、対向部材80および受け板90(図12等参照)
を備えている。以下に、対向部材80および受け板90
について、特に図12〜図15を参照して、説明する。
図12は、天板3および天板枠3aを一部破断させた、
電磁調理器1の平面図である。図13は、回路収納部2
の側面を一部破断させた、電磁調理器1の側面図であ
る。
【0050】まず、図12および図13を参照して、回
路収納部2の内部であって、前面20には、対向部材8
0および受け板90が取付けられている。ここで、図1
4に、回路収納部2の内側から見た、前面20,対向部
材80および受け板90の斜視図を示す。
【0051】さらに、図14を参照して、対向部材80
は、前面20に取付けられている取付部85と、前面2
0に対して略垂直方向に後方に向けて延びる延長部81
と、排気孔26に水平方向について対向する対向部8
3,84を備えている。ここで、「水平方向について対
向する」とは、排気孔26を介して回路収納部2の内部
を水平方向に覗いた場合に、対向部83,84により、
その視野を遮られることを言い、また、排気孔26と同
じ高さに位置することを言う。なお、対向部83,84
は、それぞれ、略垂直方向に延びているが、若干、下方
に行くほど前方に寄るように構成されている。また、対
向部83と対向部84は一体的に構成されているが、対
向部84の下端は、対向部83の下端よりも下方に位置
している。
【0052】前面20には、加熱スイッチ22の動作を
検出する部品22a、火力調整つまみ23の動作を検出
する部品23a、および、加熱ランプ24,電源ランプ
25の動作を制御する部品24aが取付けられている。
【0053】受け板90は、対向部83の下端と部品2
2a〜24aの間に配置された垂直に延びる板体である
受け部91と、該受部91の後端に該受け部91に対し
て垂直上向きに取付けられた切り立ち部92とを備えて
いる。
【0054】電磁調理器1では、排気孔26から回路収
納部2に水が侵入した場合、該水は、対向部83,84
の排気孔26に対向する面に当たり、そのまま対向部8
3,84を伝って下方に移動する。対向部83を伝って
下方に移動した水は、受け部91上に移動し、受け部9
1の左端または右端から、底面28に移動する。対向部
84を伝って下方に移動した水は、対向部84の下端か
ら、底面28に移動する。底面28に移動した水は、底
面28と回路収納部2の側面の接合部に隙間等を介し
て、回路収納部2外に排出される。なお、底面28に、
水を排出するための孔を形成すれば、より効率良く、水
を排出できると考えられる。
【0055】電磁調理器1では、受け板90が存在する
ことにより、部品22a〜24aに水が付着することを
回避できる。また、対向部83,84が存在することに
より、回路基板41等に、水が付着することを回避でき
る。
【0056】なお、回路収納部2の前面20に、対向部
材80および受け板90が取付けられても、回路収納部
2では、排気孔26を介して、十分に排気できる。図1
5に、図14の斜視図に排気孔26付近の空気の流れを
表す矢印を加えた図を示す。
【0057】排気孔26付近では、主に矢印P,Q,R
で示す3つの空気の流れがある。矢印Pは、対向部83
の後方から、受け板90の受け部91と対向部83の下
端との間、対向部83の前方を順に通って、排気孔26
に進む空気の流れである。矢印Qは、対向部83,84
の後方から、対向部83,84の上方を通って、左右の
延長部81の間に流れ込み、そこから排気孔26に進む
空気の流れである。矢印Rは、対向部84の後方から、
対向部84の下端と回路収納部2の底面28との間、対
向部84の前方を順に通って、排気孔26に進む空気の
流れである。
【0058】本実施の形態では、部品22a〜24aに
より、通電回路を構成する特定の部品が構成され、回路
基板41上に実装されている電気部品により、通電回路
を構成する所定の部品が構成されている。また、対向部
材80により、回路収納部の前面に形成された前面孔と
通電回路を構成する所定の部品との間に配置され、水平
方向について前面孔と所定の間隔を有しつつ対向して下
方に延在する第一の部材が構成されている。そして、受
け板90により、第一の部材の少なくとも一部において
第一の部材の下端よりも下方で、かつ、特定の部品の上
方で特定の部品を覆うように第一の部材と交わる方向に
延在するように配置された第二の部材が構成されてい
る。
【0059】また、以上説明した本実施の形態では、電
磁調理器1において、本体10の前面から底面28の吸
気孔29に、より効率良く、空気を送るため、回路収納
部2の下方に、風送り板4を取付けていた。ただし、回
路収納部2の下方に、空気を送れる隙間があれば良く、
必ずしも、ダクトを構成するような風送り板4を取付け
る必要はない。
【0060】図16,図17は、電磁調理器1の変形例
の正面図,側面図である。そして、図16,図17に示
すように、回路収納部2の底面には、上脚部6と、該上
脚部6の底に接続された脚40とが、前後2つずつ、合
計4つ、取付けられている。このように、風送り板4の
代わりに上脚部6を取付けても、吸気孔29から回路収
納部2内に空気を取込むことはできる。
【0061】なお、電磁調理器1では、加熱スイッチ2
2として、ON/OFF式のスイッチが用いられてい
る。また、加熱スイッチ22は、電磁調理器1の動作を
全体的に制御するマイクロコンピュータ(以下、マイコ
ンと略す)に接続されており、加熱スイッチ22に対し
て操作がなされると、その旨が、該マイコンによって検
出される。
【0062】図18に、電磁調理器1の動作を制御する
ための回路の中の、加熱スイッチ22に対する操作に関
連のある部分を示す。また、図19は、図18に示すマ
イコン90の各ポートにおける信号の入出力のタイミン
グを示す図である。
【0063】図18および図19を参照して、電磁調理
器1の動作を全体的に制御するマイコン90には、出力
ポートPO1と、出力ポートPO2と、入力ポートPI
N1と、入力ポートPIN2とが含まれる。出力ポート
PO1と入力ポートPIN1とは、スイッチ91を介し
て接続されている。出力ポートPO1と入力ポートPI
N2とは、論理回路92を介して接続されている。な
お、論理回路92には、発信器93が接続されている。
【0064】加熱スイッチ22が加熱を行なうように操
作されると、スイッチ91は、図18に示す回路を開
く。一方、加熱スイッチ22が加熱を停止するように操
作されると、スイッチ91は、図18に示す回路を閉じ
る。
【0065】発信器93の発信周期毎に、発信器93か
ら論理回路92に信号が出力されることにより、マイコ
ン90の入力ポートPIN2に、発信器93の発信周期
毎に、信号が入力される。また、スイッチ91が回路を
閉じると、マイコン90の入力ポートPIN1に、信号
が入力される。
【0066】そして、マイコン90は、入力ポートPI
N2にのみ信号が入力された場合は、加熱動作を実行
し、入力ポートPIN1および入力ポートPIN2に信
号が入力された場合には、加熱動作を停止させる。つま
り、電磁調理器1では、加熱動作を停止させるための条
件が、加熱動作を実行させるための条件よりも優先され
ている。
【0067】電磁調理器1がこのように構成されている
ことにより、加熱スイッチ22としてON/OFF式の
スイッチが用いられた場合でも、加熱動作を実行させる
ための信号が出力され続け、電磁調理器が正常に動作で
きなくなる、という不具合を回避できる。
【0068】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である電磁調理器の斜
視図である。
【図2】 図1に示す電磁調理器の正面図である。
【図3】 図1に示す電磁調理器の平面図である。
【図4】 図1に示す電磁調理器の右側面図である。
【図5】 図1に示す電磁調理器の背面図である。
【図6】 図1に示す電磁調理器の底面図である。
【図7】 図1に示す電磁調理器の、回路収納部の前面
を一部破断させた、正面図である。
【図8】 図1に示す電磁調理器の、回路収納部の側面
を一部破断させた、側面図である。
【図9】 図1に示す電磁調理器の、フィルタを省略し
た、底面図である。
【図10】 図1に示す電磁調理器の、種々の要素を一
部破断させた、平面図である。
【図11】 図1に示す電磁調理器の、回路収納部内の
部材を省略した、図3のXI−XI線に沿う矢視断面図
である。
【図12】 図1に示す電磁調理器の、天板および天板
枠を一部破断させた、平面図である。
【図13】 図1に示す電磁調理器の、回路収納部の側
面を一部破断させた、側面図である。
【図14】 図12に示す電磁調理器の、回路収納部の
前面,対向部材および受け板の斜視図である。
【図15】 図14の斜視図に、排気孔付近の空気の流
れを表す矢印を加えた図である。
【図16】 図1に示す電磁調理器の、変形例である電
磁調理器の正面図である。
【図17】 図1に示す電磁調理器の、変形例である電
磁調理器の側面図である。
【図18】 図1に示す電磁調理器の動作を制御するた
めの回路の中の、加熱スイッチに対する操作に関連のあ
る部分を示す図である。
【図19】 図18に示す各ポートにおける信号の入出
力のタイミングを示す図である。
【図20】 従来の電磁調理器の一例の斜視図である。
【符号の説明】 1 電磁調理器、2 回路収納部、3 天板、4 風送
り板、10 本体、20 ケース前面、26 排気孔、
28 底面、29 吸気孔、30 加熱コイル、41
回路基板、42,44 ネジ、43 基板取付板、4
5,46 ファン、50 フィルタ、51 レール、5
2 把手保持板、80 対向部材、90受け板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 淵▲崎▼ 達也 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 楠浦 弘和 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 堀井 昭伸 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 二宮 良彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3K051 AB09 AB12 CD42

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱コイルと、前記加熱コイルに通電す
    るための通電回路とを含む電磁調理器であって、 前記電磁調理器の外郭を構成する本体を含み、 前記本体は、 当該本体の上面に被加熱物を載置できるように構成さ
    れ、 前記通電回路を収納する回路収納部を備え、 当該本体の前面に、前記回路収納部の内部に導通する第
    一の開口部を形成され、かつ、前記第一の開口部の下部
    に前記回路収納部の内部に導通する第二の開口部を形成
    され、 前記第一の開口部と前記第二の開口部を分離する分離部
    材を備え、さらに、 前記第一の開口部と前記第二の開口部とによって、風路
    を形成されている、電磁調理器。
  2. 【請求項2】 前記回路収納部は、所定の方向につい
    て、一方側に吸気孔を形成され、他方側に排気孔を形成
    される、請求項1に記載の電磁調理器。
  3. 【請求項3】 前記本体は、前記第一の開口部または第
    二の開口部から前記回路収納部の吸気孔に空気を導く導
    風部材をさらに備える、請求項2に記載の電磁調理器。
  4. 【請求項4】 前記回路収納部に対して着脱可能に設け
    られ、当該回路収納部の吸気孔を覆うフィルタと、 前記フィルタに取付けられた把手と、 前記フィルタを、前記回路収納部に装着された状態で支
    持する支持部材とをさらに含み、 前記支持部材は、前記第一の開口部または前記第二の開
    口部の近傍に、前記把手と係合する係合部を備え、 前記把手が前記支持部材の係合部に係合されることによ
    り、前記フィルタは前記回路収納部に装着された状態と
    なる、請求項2または請求項3に記載の電磁調理器。
  5. 【請求項5】 前記回路収納部は、後方側であって、か
    つ、当該回路収納部の底面に、吸気孔を形成され、 前記吸気孔を、前記底面の第一の面側から着脱可能に覆
    うフィルタと、 前記フィルタを、前記底面の第一の面に沿って、当該回
    路収納部の前方側から、前記吸気孔を覆う装着位置に移
    動させるためのレールと、 前記通電回路が実装される回路基板と、 前記回路基板を、前記底面の第一の面とは異なる前記底
    面の第二の面側に固定するための固定部材とをさらに含
    み、 前記固定部材は、前記底面の第一の面において、前記レ
    ールに従って前記フィルタが移動する領域の外に突出す
    るように、配置される、請求項1〜請求項4のいずれか
    1項に記載の電磁調理器。
  6. 【請求項6】 前記回路収納部は、 当該回路収納部の前面に、吸気または排気のための孔で
    ある、前面孔を形成され、 前記前面孔と前記通電回路を構成する所定の部品との間
    に配置され、水平方向について前記前面孔と所定の間隔
    を有しつつ対向して下方に延在する、第一の部材を備え
    る、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の電磁調
    理器。
  7. 【請求項7】 前記回路収納部は、 前記第一の部材の少なくとも一部において当該第一の部
    材よりも下方に、前記通電回路を構成する特定の部品を
    収納し、 前記第一の部材の少なくとも一部において当該第一の部
    材の下端よりも下方で、かつ、前記特定の部品の上方で
    当該特定の部品を覆うように前記第一の部材と交わる方
    向に延在するように配置された第二の部材をさらに備え
    る、請求項6に記載の電磁調理器。
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