JP2001297843A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
すること。 【解決手段】 コンタクト10,10′の支点部13,
13′がインシュレータ20,30に遊嵌状態に設けら
れており、前記コンタクト10,10の第1の接点部1
1、11′の移動を規制できるようにストッパー手段1
4,14′、22c,22c′を前記第1の接点部1
1,11′の近傍に備え、前記コンタクト10,10の
第2の接点部12、12′の移動を規制できるようにス
トッパー手段15,15′、32c,32c′を前記第
2の接点部12,12′の近傍に備えている。
Description
体同士を導通接続するコンタクトを有するコネクタに属
する。
示すように、絶縁材料からなるコネクタボディ111
と、板状金属材料からなる複数の接触端子113,11
3′とを有している。
長辺面を二つの開口部111a,111bと、開口部1
11a,111bと垂直な二面に対向して設けられた複
数の溝111gとを有している。接触端子113,11
3′は、中間部分がコネクタボディ111の内部で固定
されている保持部113a,113a′と、保持部11
3a,113a′の両側で二つの開口部111a,11
1bの方向へそれぞれ延びかつ二つの開口部111a,
111bからそれぞれ挿入するプリント配線板118
a,118bの弾性によって接触を行うばね性部114
a,114b,114a′,114b′とを有してい
る。プリント配線板118a,118bの両面には、ば
ね性部114a,114b,114a′,114b′に
接触するパターン126a,126bを有している。
ぞれ挿入したプリント配線板118a,118bは、ば
ね性部114a,114b,114a′,114b′を
押し広げつつパターン126a,126bがばね性部1
14a,114b,114a′,114b′に接触す
る。この際、接触端子113,113′の保持部113
a,113a′は、コネクタボディ111に固定されて
いるので、プリント配線板118a,118bによる大
きな挿入力によって変位して接触する(例えば、実開昭
63−129982号公報を参照)。
ト配線板118a,118bをばね性部114a,11
4b,114a′,114b′間に挿入するときの挿入
力は、非常に大きいため挿入力を低い力に下げることが
できないという問題がある。
4a′,114b′は、コネクタボディ111に固定さ
れているので、バネを有効に使うことができず、全体形
状を短くできないという問題がある。
挿入される時の挿入力を低い力に下げることができ、か
つ形状全体を短くできるコネクタを提供することにあ
る。
のコンタクトと、該コンタクトを組み付けたインシュレ
ータとを含むコネクタにおいて、前記コンタクトは第1
の接続対象物と接続する第1の接点部と、第2の接続対
象物と接続する第2の接点部と、前記第1及び第2の接
点部間に位置する支点部とを有し、該支点部が前記イン
シュレータに遊嵌状態に保持されていることを特徴とす
るコネクタ、が得られる。
インシュレータへ嵌合した状態で、第2の接続対象物体
をインシュレータへ嵌合させたときには、第2の接点部
の変位が支点部によって第1の接点部の接触力を強める
ように働く。
続対象物体だけを嵌合した状態で第2の接点部が移動し
難いようにしている。コンタクトの支点部は、コンタク
トからの反力を受けるようになっている。第1の接点部
は、第1の接続対象物体によって互いに離れる方向であ
る外側に押し広げられる。
互いに近づく方向である内側に移動しようとするがスト
ッパー手段が互いに干渉するため、支点部の移動は僅か
である。第2の接点部は、第2の接続対象物体によって
外側に押し広げられる。このとき、第1の接点部の接触
力は大きくなる。したがって、第1の接点部の接触力は
従来のコネクタの接触力より大幅に減少させた設定とな
る。よって、第1の接続対象物体の挿入時における挿入
力を大幅に減少する。
圧入固定部がないようにも構成できるので、コンタクト
全体をバネとして働かせることができるため、コネクタ
を嵌合方向に短く構成できる。
実施の形態例を説明する。図1乃至図4は、第1の実施
の形態例におけるカードエッジタイプのコネクタを示し
ている。
対が対向して配置されている導電性のコンタクト10,
10′と、一対のコンタクト10,10′の複数組みを
並列して所定間隔に組み付け配置したインシュレータ2
0,30とを有している。コンタクト10,10′は、
導電板を長板形状に打ち抜いた後、曲げ加工を施すこと
によって作られている。
一方端部付近には、図3に示した回路基板のような第1
の接続対象物70の導電部(導電パターン)と接続する
ための第1の接点部11が形成されている。一方のコン
タクト10の長手方向における他方端部付近には、図4
に示した回路基板のような第2の接続対象物80の導電
部と接続するための第2の接点部12が形成されてい
る。このコンタクト10の長手方向の中間部分には、支
点部13が形成されている。
における一方端部には、第1のストッパー部14が形成
されている。一方のコンタクト10の長手方向における
他方端部には、第2のストッパー部15が形成されてい
る。
る一方端部付近には、図3に示した第1の接続対象物7
0と接続するための第1の接点部11′が形成されてい
る。他方のコンタクト10′の長手方向における他方端
部近傍には、図4に示した第2の接続対象物80と接続
するための第2の接点部12′が形成されている。この
コンタクト10′の長手方向の中間部分には、支点部1
3′が形成されている。さらに、他方のコンタクト1
0′の長手方向における他方端部には、第2のストッパ
ー部15′が形成されている。
は、図1に示したように、コンタクト10,10′が同
じ形状に作られている。そして、コンタクト10,1
0′がインシュレータ20,30に組み付けられている
状態では、第1の接点部11,11′間の対向間隔、及
び第2の接点部12,12′の対向間隔が略同等の寸法
間隔で配置されており、対向しているコンタクト10,
10′間では最も狭い間隔となっている。
は、第1の接点部11,11′間の対向間隔、及び第2
の接点部12,12′の対向間隔よりもかなり大きい間
隔の寸法で配置されている。さらに、第1及び第2のス
トッパー部14,14′及び15,15′間におけるそ
れぞれの対向間隔は、支点部13,13′間の対向間隔
と略同等の寸法となっている。
10,10′の板幅寸法は、支点部13,13′のそれ
ぞれにおける板幅寸法が最も広い幅寸法であり、第1の
ストッパー部14,14′、第2のストッパー部15,
15′のそれぞれの板幅寸法が、第1及び第2の支点部
13,13′及び15,15′それぞれの板幅寸法より
も若干狭い幅寸法となっている。
支点部13,13′から第1のストッパー部14,1
4′までの板幅寸法は、第1のストッパー部14,1
4′の板幅寸法よりも狭い板幅寸法となっている。同様
に、第2の接点部12,12′を有する支点部13,1
3′から第2のストッパー部15,15′までの板幅寸
法は、第2のストッパー部15,15′の板幅寸法より
も狭い板幅寸法となっている。
13,13′端から第1のストッパー部14,14′ま
では、バネ性をもって変位可能な第1の接触バネ部分
A,A′を構成している。また、コンタクト10,1
0′の支点部13,13′端から第2のストッパー部1
5,15′までは、バネ性をもって変位可能な第2の接
触バネ部分B,B′を構成している。
たように、支点部13,13′の一方側端部と、第1の
接触バネ部分A,A′とを収容し、前面に第1の接続対
象物70を挿抜可能に受け入れる開口部20a及びこの
開口部20aとは反対側の対向側開口部20bを含む大
きな貫通穴となっている第1の収容部21を有してい
る。
容部21において、第1の接触バネ部分A,A′が変位
することによって第1の接触バネ部分A,A′間の間隔
が変化する方向に対して平行に延びている一対の仕切壁
22,22′と、第1の接触バネ部分A,A′が変位す
ることによって第1の接触バネ部分A,A′間の間隔が
変化する方向に対向する一対の内壁23,23′とが形
成されている。一対の内壁23,23′の間隔は、開口
部20aから対向側開口部20b側へ次第に狭まったテ
ーパ形状となっている。
図2に示すように、コンタクト10,10′が自然状態
(第1の接続対象物体70が第1の収容部21へ挿入さ
れていない未嵌合状態)にあるときに、第1のストッパ
ー部14,14′が当接する第1のストッパー壁部22
c,22c′が形成されている。第1のストッパー壁部
22c,22c′は、コンタクト10,10′の第1の
ストッパー部14,14′間が狭まる方向へ移動するの
を阻止する役目を果す。
側開口部20bの中央から第1の接点部11,11′に
対して平行な方向には、中央壁部20cが形成されてい
る。この中央壁部20cは、第1の接続対象物体70が
開口部20aから第1の収容部21へ挿入されたとき
に、その最終の挿入操作を所定位置で受ける役目を果
す。
たように、支点部13,13′の他方側端部と、第1の
接触バネ部分B,B′とを収容し、前面に第2の接続対
象物80を挿抜可能に受け入れる開口部30a及びこの
開口部30aとは反対側の対向側開口部30bを含む大
きな貫通穴となっている第2の収容部31を有してい
る。
容部31において、第2の接触バネ部分B,B′が変位
することによって第2の接触バネ部分B,B′間の間隔
が変化する方向に対して平行に延びている一対の仕切壁
32,32′と、第2の接触バネ部分B,B′が変位す
ることによって第2の接触バネ部分B,B′間の間隔が
変化する方向に対向する一対の内壁33,33′とが形
成されている。一対の内壁33,33′の間隔は、開口
部30aから対向側開口部30b側へ次第に狭まったテ
ーパ形状となっている。
図2に示すように、コンタクト10,10′が自然状態
(第2の接続対象物体80が第2の収容部31へ挿入さ
れていない未嵌合状態)にあるときに、第2のストッパ
ー部15,15′が当接する第2のストッパー壁部32
c,32c′が形成されている。第2のストッパー壁部
32c,32c′は、コンタクト10,10′の第2の
ストッパー部15,15′間が狭まる方向へ移動するの
を阻止する役目を果す。
側開口部30bの中央から第2の接点部12,12′に
平行な方向には、中央壁部30cが形成されている。こ
の中央壁部30cは、第2の接続物体80が開口部30
aから第2の収容部31へ挿入されたときに、その最終
の挿入操作を所定位置で受ける役目を果す。
は、互いに対向側開口部30a,30b側で合わされて
いる。支点部13,13′は、図2に示すように、一方
及び他方のインシュレータ20,30の対向側開口部3
0a,30b側に形成されているへこみ部20f,30
fに遊嵌状態に保持されている。
は、図3に示すように、第1の接続対象物70とコンタ
クト10,10′の第1の接点部11,11′とが接続
する際に、第2の接点部12、12′の移動を第2のス
トッパー部15,15′及び第2のストッパー壁部32
c,32c′によって規制できるように第2の接点部1
2,12′の近傍に備えた構成となっている。
の接続対象物80とコンタクト10,10′の第2の接
点部12,12′とが接続する際に、第1の接点部1
1、11′の移動を第1のストッパー部14,14′及
び第1のストッパー壁部22c,22c′によって規制
できるように第1の接点部11,11′の近傍に備えた
構成となっている。
物体70が一方のインシュレータ20へ嵌合した状態
で、第2の接続対象物体80を他方のインシュレータ3
0へ嵌合させたときには、第2の接点部12,12′の
変位が支点部13、43によって第1の接点部11,1
1′の接触力を強めるように働く。
のストッパー壁部32c,32c′は、第1の接続対象
物体70だけを嵌合した状態で第2の接点部12,1
2′が移動し難いように設けられているものである。第
1のストッパー部14,14′及び第1のストッパー壁
部22c,22c′は、第2の接続対象物体80だけを
嵌合した状態で第2の接点部12,12′が移動し難い
ようにすることができる。
び第2のストッパー部15,15′は、別の部分にあっ
てもよい。また、インシュレータ20,30は、挿抜方
向で2つに分割されているが、支点部13,13′の構
成によっては一体でもよい。この実施の形態例の場合
は、支点部13,13′は板幅寸法が他の部分に比べて
広く構成される。そして、支点部13,13′は、幅広
形状に形成されているへこみ部20f,30fに装着さ
れ、インシュレータ20,30に対して挿抜方向にガタ
ツキをもって遊嵌状態でコンタクト10,10′が組み
立てられる。
3′は、コンタクト10,10′からの反力を受けるよ
うになっている。第1のストッパー壁部22c,22
c′間及び第2のストッパー壁部32c,32c′間
は、幅狭に構成されているので、第1のストッパー部1
4,14′及び第2のストッパー部15,15′が内側
に入り込むのを押さえている。この部分は、自然状態
(未嵌合状態)で第1のストッパー部14,14′及び
第2のストッパー部15,15′から第1のストッパー
壁部22c,22c′及び第2のストッパー壁部32
c,32c′へに力を加えていないか、又は僅かに力を
加えている状態である。この状態から第1の接続対象物
体70を嵌合したのが、先に説明した図3の状態であ
る。
対象物体70によって互いに離れる方向である外側に押
し広げられる。ここで、図2において支点部13,1
3′より下の第2の接点部12,12′は、互いに近づ
く方向である内側に移動しようとするが第2のストッパ
ー部15,15′と第2のストッパー壁部32c,32
c′が互いに干渉するため、接点部12,12′の移動
は僅かである。この状態でさらに第2の接続対象物体8
0を嵌合したのが図4の状態である。
部12,12′は、第2の接続対象物体80によって外
側に押し広げられる。このとき、支点部13,13′は
回転可能であるため、(インシュレータ20,30に少
し逃がしがある)第1の接点部11,11′の接触力
は、図3の状態よりも大きくなる。第1の接点部11,
11′の信頼性を確保するための接触力は、図3の状態
で設定しているため、図3の第1の接点部11,11′
の接触力は従来のコネクタの接触力より大幅に減少させ
た設定となる。したがって、第1の接続対象物体70の
挿入時における挿入力を大幅に減少することができる。
ュレータ20,30への圧入固定部がなく、コンタクト
10,10′全体をバネとして働かせることができるた
め、コネクタを少なくとも嵌合方向において短く構成で
きる。
形態例を示している。図9乃至図11は、コネクタの断
面を示している。なお、このコネクタにおいても第1の
実施の形態例によって示した第1及び第2の接続対象物
体70,80と同じものを接続するものである。
対が対向して配置されている導電性のコンタクト40,
40′と、これらのコンタクト40,40′の複数組み
を並列に所定間隔に配置させて組み付けた一つのインシ
ュレータ60とを有している。コンタクト40,40′
は、導電板を長板形状に打ち抜いた後、曲げ加工を施す
ことによってクリップ形状に作られている。
1と、第2の接点部42と、第1及び第2の接点部4
1,42間に位置している支点部43と、長手方向の一
方端部に形成されている第1のストッパー部44と、イ
ンシュレータ60に圧入固定される保持部46と、保持
部46から延長されている第2のストッパー部45と、
第2の接点部42及びストッパー部45を接続している
略U字形状の曲げ部47とを有している。
び第1の接点部41に対向して位置している。第2の接
点部42は、第2のストッパー部45に対向して位置さ
れている。
示した第1の接続対象物70と接続する部分である。第
2の接点部42は、図11に示した第2の接続対象物8
0と接続する部分である。
41′と、第2の接点部42′と、第1及び第2の接点
部41′,42′間に位置している支点部43′と、長
手方向の一方端部に形成されている第1のストッパー部
44′と、インシュレータ60に圧入固定される保持部
46′と、保持部46′から延長されている第2のスト
ッパー部45′と、第2の接点部42′及び第2のスト
ッパー部45′を接続している略U字形状の曲げ部4
7′とを有している。
4′及び第1の接点部41′に対向して位置されてい
る。第2の接点部42′は、第2のストッパー部45′
に対向して位置している。
に示した第2の接続対象物80と接続する部分である。
第2の接点部42′は、図11に示した第2の接続対象
物80と接続する部分である。
は、図1に示したように、長手方向で若干の寸法が異な
るものの、コンタクト40,40′が略同じ形状に作ら
れている。そして、コンタクト40,40′がインシュ
レータ60に組み付けられている状態では、第1の接点
部41,41′、支点部43,43′及び第1及び第2
のストッパー部44,44′,42,42′が上下方向
でで少し位置ずれした形状関係となるように配置されて
いる。
隔、及び第2の接点部42,42′の対向間隔は略同等
の寸法で配置されており、対向しているコンタクト4
0,40′間では最も狭い間隔となっている。
3,43′が上下方向で少し位置ずれして配置されてお
り、支点部43,43′間の対向間隔は第1の接点部4
1,41′間の対向間隔、及び第2の接点部42,4
2′の対向間隔よりもかなり大きい間隔の寸法で配置さ
れている。
間隔は、第1の接点部41,41′間の対向間隔、及び
第2の接点部42,42′の対向間隔よりも大きい寸法
となっている。第2のストッパー部44,44′間の対
向間隔は、支点部43,43′間の対向間隔よりも大き
い寸法となっている。
法は、支点部43,43′のそれぞれにおける板幅寸法
が最も広い幅寸法であり、第1のストッパー部44,4
4′、第2のストッパー部45,45′のそれぞれの板
幅寸法が、第1及び第2の支点部43,43′の板幅寸
法よりも大きい幅寸法となっている。
支点部43,43′から第1のストッパー部44,4
4′までの板幅寸法は、第1のストッパー部44,4
4′の板幅寸法よりも狭い板幅寸法となっている。同様
に、第2の接点部42,42′を有する支点部43,4
3′から第2のストッパー部45,45′までの板幅寸
法は、第2のストッパー部45,45′の板幅寸法より
も狭い板幅寸法となっている。
ストッパー部44,44′から保持部46,46′との
接続部分までは、バネ性をもって変位可能な第1の接触
バネ部分A,A′を構成している。
に、コンタクト40,40′を収容し、上面に第1の接
続対象物70を挿抜可能に受け入れる開口部60aが形
成されており、この開口部60aとは反対側である下面
に対向側開口部60bが形成されて大きな貫通穴となっ
ている収容部61を有している。
変位することによって接触バネ部分A,A′間の間隔が
変化する方向に対して平行に延びている一対の仕切壁6
2,62′と、接触バネ部分A,A′が変位することに
よって接触バネ部分A,A′間の間隔が変化する方向に
対向する一対の内壁63,63′とが形成されている。
一対の内壁63,63′の間隔は、収容部61に下部分
において開口部60a側から対向側開口部60b側へ次
第に狭まったテーパ形状となっている。
ンタクト40,40′が自然状態(第1の接続対象物体
70が収容部61へ挿入されていない未嵌合状態)にあ
るときに、第1のストッパー部44,44′が当接する
第1のストッパー壁部61c,61c′が形成されてい
る。第1のストッパー壁部61c,61c′は、コンタ
クト40,40′の第1のストッパー部44,44′間
が狭まる方向へ移動するのを阻止する役目を果す。
には、その中央の上下に中央壁部62cが形成されてい
る。この中央壁部62cは、第1及び第2の接続物体7
0,80が開口部60a及び対向開口部60bから収容
部61へ挿入されたときに、その最終の挿入操作を所定
位置で受ける役目を果す。
状態に位置している。
は、図10に示すように、第1の接続対象物70とコン
タクト40,40′の第1の接点部41,41′とが接
続する際に、第2の接点部42、42′の移動を第2の
ストッパー部45,45′によって規制できるように第
2の接点部42,42′の近傍に備えた構成となってい
る。
の接続対象物80とコンタクト40,40′の第2の接
点部42,42′とが接続する際に、第1の接点部4
1、41′の移動を第1のストッパー部44,44′及
び第1のストッパー壁部61c,61c′によって規制
できるように第1の接点部41,41′の近傍に備えた
構成となっている。
70がインシュレータ60へ嵌合した状態で、第2の接
続対象物体80をインシュレータ60へ嵌合させたとき
には、第2の接点部42,42′の変位が支点部43、
43によって第1の接点部41,41′の接触力を強め
るように働く。
の接続対象物体70だけを嵌合した状態で第2の接点部
42,42′が移動し難いように設けられているもので
ある。第1のストッパー部44,44′は、第2の接続
対象物体80だけを嵌合した状態で第2の接点部42,
42′が移動し難いようにすることができる。
3′は、コンタクト40,40′からの反力を受けるよ
うになっている。第1のストッパー壁部62c,62
c′間は、幅狭に構成されているので、第1のストッパ
ー部44,44′が内側に入り込むのを押さえている。
この部分は、自然状態(未嵌合状態)で第1のストッパ
ー部44,44′及び第2のストッパー部45,45′
から第1のストッパー壁部42c,42c′に力を加え
ていないか、又は僅かに力を加えている状態である。こ
の状態から第1の接続対象物体70を嵌合したのが、先
に説明した図10の状態である。
対象物体70によって互いに離れる方向である外側に押
し広げられる。ここで、図10において支点部43,4
3′より下の第2の接点部42,42′は、互いに近づ
く方向である内側に移動しようとするが第2のストッパ
ー部45,45′が互いに干渉するため、接点部42,
42′の移動は僅かである。
3′は、第1の接続対象物体70が嵌合する時に保持部
46,46′の部分に当接する。支点部43,43′か
らの力は、コンタクト40,40′自身が受ける。但
し、この力は支点部43,43′を介しインシュレータ
60が受けることになる。第1の接続対象物体70及び
第2の接続対象物体80両方を接続したときは、第1の
実施の形態例と同じであり、第1の接点部41,41′
の接触力は図10の状態よりも図11の状態のほうが大
きくなる。
2の接続対象物体80を嵌合したときには、図11にお
いて明らかなように、第2の接点部42,42′が、第
2の接続対象物体80によって外側に押し広げられる。
このとき、支点部43,43′は回転可能であるため、
第1の接点部41,41′の接触力は、図10の状態よ
りも大きくなる。 したがって、第1及び第2の接点部
41,41′,42,42′の信頼性を確保するための
接触力は、従来のコネクタの接触力より大幅に減少させ
た設定となる。よって、第1の接続対象物体70の挿入
時における挿入力を大幅に減少する。
ュレータ60へ圧入されている保持部46,46′の部
分以外をバネとして働かせることができるため、コネク
タ形状が嵌合方向に短い構成となる。
称ではないが第1の接続対象物体70,第2の接続対象
物体80の挿入順序が逆でも同様な効果がでる。この実
施の形態例は、第1及び第2の接点部41,41′,4
2,42′の位置の違う2種類のコンタクト40,4
0′を交互に並べ、挿入力を下げてる。なお、コンタク
ト40,40′は、インシュレータ60へ上から組み込
まれる。コンタクトは第2のストッパー部45の部分が
接触バネ部A,A′よりも板幅が広くなっている。
接続対象物体70を示している。第1の接続対象物体7
0には、その端辺の両面に複数の導電部72が所定のピ
ッチ間隔で設けられており、第1の接点部11,11′
若しくは41,41′に接続する。図14及び図154
は、第2の接続対象物体80を示している。第2の接続
対象物体80には、その端辺の両面に複数の導電部72
が所定のピッチ間隔で設けられており、第2の接点部1
2,12′若しくは42,42′に接続する。
によれば、コンタクトの支点部がインシュレータに遊嵌
状態に設けられており、第2の接点部の移動を第2のス
トッパー部及び第2のストッパー壁部によって規制でき
るように、第2の接点部の近傍に備え、第1の接点部の
移動を第1のストッパー部及び第1のストッパー壁部に
よって規制できるように第1の接点部の近傍に備え、第
2の接点部が第2の接続対象物体によって外側に押し広
げられ、支点部が回転可能であるため第1の接点部の接
触力は大きくなり、第1の接点部の接触力が従来のコネ
クタの接触力より大幅に減少させた設定となる。したが
って、第1の接続対象物体の挿入時における挿入力を大
幅に減少することができる。
たコネクタのコンタクトは、インシュレータへの圧入固
定部がなく、コンタクト全体をバネとして働かせること
ができるため、形状全体を嵌合方向に短く構成できる。
が対向間で干渉するのを防ぐことができ、第2の接続対
象物体の挿入力が上がらないようにできる。
を示す断面図である。
ある。
嵌合した状態を示す断面図である。
嵌合した状態を示す断面図である。
の外観を示す正面図である。
ある。
を嵌合した状態を示す断面図である。
体を嵌合した状態を示す断面図である。
ある。
−XII線断面図である。
ある。
である。
る。
パー壁部 30a 開口部 30b 対向側開口部 31 第2の収容部 32,32′,62,62′ 仕切壁 32c,32c′ 第2のストッパー壁部 33,33′ 内壁 46,46′ 保持部 47,47′ 曲げ部 61 収容部 70 第1の接続対象物 80 第2の接続対象物 111 コネクタボディ 113,113′ 接触端子 111a,111b 開口部 113a,113a′ 保持部 118a,118b プリント配線板 114a,114b,114a′,114b′ ば
ね性部
Claims (4)
- 【請求項1】 導電性のコンタクトと、該コンタクトを
組み付けたインシュレータとを含むコネクタにおいて、
前記コンタクトは第1の接続対象物と接続する第1の接
点部と、第2の接続対象物と接続する第2の接点部と、
前記第1及び第2の接点部間に位置する支点部とを有
し、該支点部が前記インシュレータに遊嵌状態に保持さ
れていることを特徴とするコネクタ。 - 【請求項2】 請求項1記載のコネクタにおいて、前記
コンタクトはクリップ形状に形成されており、前記コン
タクトの一端部側に前記第1の接続対象物と接続する前
記第1の接点部が設けられており、前記コンタクトの前
記クリップ形状の曲げ部近傍に前記第2の接続対象物と
接続する前記第2の接点部が設けられており、さらに、
前記第1及び第2の接点部間に前記支点部が設けられて
おり、前記第1及び第2の接続対象物の少なくとも一方
と接続する際に前記支点部が前記コンタクトの保持部又
はインシュレータに当接することを特徴とするコネク
タ。 - 【請求項3】 請求項1記載のコネクタにおいて、前記
第2の接点部近傍と前記インシュレータとには、前記第
1の接続対象物と接続する際に前記第2の接点部の移動
を規制するストッパー手段が設けられていることを特徴
とするコネクタ。 - 【請求項4】 請求項3記載のコネクタにおいて、前記
第1の接点部近傍と前記インシュレータとには、前記第
2の接続対象物と接続する際に前記第1の接点部の移動
を規制するストッパー手段が設けられていることを特徴
とするコネクタ。
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CN102396116A (zh) * | 2009-02-16 | 2012-03-28 | 莫列斯公司 | 共边缘连接器 |
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2000
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TWI552451B (zh) * | 2009-06-30 | 2016-10-01 | 日本莫仕股份有限公司 | 連接器及具有連接器之半導體測試裝置(一) |
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