JP2001297589A - フラッシュメモリ書換え制御方法 - Google Patents

フラッシュメモリ書換え制御方法

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JP2001297589A
JP2001297589A JP2000110285A JP2000110285A JP2001297589A JP 2001297589 A JP2001297589 A JP 2001297589A JP 2000110285 A JP2000110285 A JP 2000110285A JP 2000110285 A JP2000110285 A JP 2000110285A JP 2001297589 A JP2001297589 A JP 2001297589A
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JP
Japan
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flash memory
sector
data
write
writing
Prior art date
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JP2000110285A
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English (en)
Inventor
Koichiro Tsuruno
幸一郎 鶴野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッシュメモリのセクタ消去、データ書込
みに時間がかかっている。フラッシュメモリを備えた組
込みシステムにおいて、セクタ消去時間及びデータ書込
み時間を短縮できるフラッシュメモリ書換え制御方法を
提供することを目的としている。 【解決手段】 データを書込む前の消去された状態の値
と同じデータを書込む際に、そのまま書込まず、書込み
シーケンスをスキップすることによって、データ書込み
時間を短縮することが出来る。また、フラッシュメモリ
への書込み状態を管理することにより、必要最低限のセ
クタを消去することにより、セクタ消去時間を節約でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュメモリ
を備えたマイクロプロセッサ組込み装置におけるフラッ
シュメモリ書換え制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フラッシュメモリは、電気的に書換え可
能なEEPROMの一種で、データを書込む前に、書込
む領域の消去処理が必要である。データを消去するに
は、セクタと呼ばれる複数の論理的な小領域単位で、ひ
とつずつ消去していくセクタ消去処理により、以前書込
まれたデータに対してセクタ消去を行い、その後、全て
のデータを書込んでいく。
【0003】以下、図面を参照して従来方法を説明す
る。図6は従来のフラッシュメモリのメモリイメージを
示した図、図7は従来のフラッシュメモリのセクタイメ
ージを示した図、図8は従来のフラッシュメモリのデー
タ書込みフローチャート、図9は従来のフラッシュメモ
リのセクタ消去フローチャートである。
【0004】図6において、従来は、全てのデータを書
込むために、書込みシーケンスを(1〜8)までのデー
タ数分すべて行っていた。図8において、データ書込み
処理では、まず、カウンタを0で初期化する(ステップ
1)。1バイトずつ書込みシーケンスを行う(ステップ
2)。次に、カウンタを1カウントアップする(ステッ
プ3)。カウンタが8になったか判定し、8なら終了、
8より小さければ、ステップ2へ戻る(ステップ4)。
【0005】また図7において、従来は、2番目以降の
全セクタ(18〜21)を消去してから、データ書込み
を行っていた。図9において、セクタ消去処理では、ま
ず、カウンタを1で初期化する(ステップ10)。1セ
クタずつ消去シーケンスを行う(ステップ11)。次
に、カウンタを1カウントアップする(ステップ1
2)。カウンタが5になったか判定し、5なら終了、5
より小さければ、ステップ11へ戻る(ステップ1
3)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、書込むデータの値にかかわらず、全てのデー
タを書込んでいたので、データ数に比例した書き込み時
間がかかっていた。また、書換えを行う領域(セクタ)
の消去も書き換えるデータにかかわらず、書き換える全
てのセクタを消去して、消去に時間がかかっていた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で,データ書込みのスキップと書込まれたデータの管理
により、必要最低限のセクタ消去を行うことができるよ
うにしたフラッシュメモリ書換え制御方法を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、フラッシュメモリを備えた組込みシステム
において、データを書込む前の消去された状態の値と同
じデータを書込む際に、そのまま書込まず、書込みシー
ケンスをスキップするようにした。
【0009】本発明によれば、データ書込みのスキップ
と書込まれたデータの管理により、必要最低限のセクタ
消去を行うことができるようにしたフラッシュメモリ書
換え制御方法を実現できる。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、フラッ
シュメモリを備えた組込みシステムにおいて、データを
書込む前の消去された状態の値と同じデータを書込む際
に、そのまま書込まず、書込みシーケンスをスキップす
るものであり、これによりフラッシュメモリに書込むデ
ータをフラッシュメモリを消去したときの値と比較し、
同じであれば、書込みシーケンスをスキップし、データ
書込み時間を短縮できる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、フラッシュメモリへの書込み状態を管理
することにより、必要最低限のセクタを消去するもので
あり、これにより書込まれたデータを管理し、必要最低
限のセクタ消去だけを行うことにより、データ消去時間
を短縮できる。
【0012】以下、本発明の実施の形態について説明す
る。図1は本発明の一実施の形態におけるフラッシュメ
モリのメモリイメージを示した図、図2は本発明の一実
施の形態におけるフラッシュメモリのセクタイメージを
示した図、図3は本発明の一実施の形態におけるフラッ
シュメモリのセクタ管理情報のイメージを示した図、図
4は本発明の一実施の形態におけるフラッシュメモリの
データ書込みフローチャート、図5は本発明の一実施の
形態におけるフラッシュメモリのセクタ消去フローチャ
ートである。
【0013】便宜上、メモリを1バイト構成の8つの領
域からなり、1バイトずつデータ書込みを行うこととす
る。図6の従来の方法では、全てのデータを書込むため
に、書込みシーケンスを(1〜8)までのデータ数分す
べて行っていた。一方、図1の本発明では、セクタが消
去された時の値(0xFF)と同じ値のデータを書込も
うとしたとき(10,15,16)は、書込みシーケン
スをスキップする。よって、スキップしたデータの分だ
け、書込みシーケンスを行う回数を減らすことができ
る。つまり、書込みシーケンスを減らした分だけ、デー
タ書込み時間を短縮できることになる。
【0014】図4に本発明のデータ書込み処理のフロー
チャートを示す。本発明のデータ書込み処理では、カウ
ンタを0で初期化する(ステップ5)。次に、書込むデ
ータがセクタが消去された時の値0xFFかどうか判定
する。データが0xFFならステップ8へ、それ以外な
らステップ7へ移行する(ステップ6)。1バイトずつ
書込みシーケンスを行う(ステップ7)。次に、カウン
タを1カウントアップする(ステップ8)。カウンタが
8になったか判定し、8なら終了、8より小さければ、
ステップ6へ戻る(ステップ9)。
【0015】次に、セクタ消去について説明する。フラ
ッシュメモリは、メモリ全領域をセクタと呼ばれる複数
の論理的な領域に分かれており、セクタ毎の消去処理を
行うことができる。よって、データを書き換える際は、
書込み開始アドレス以降のセクタを全て消去してから、
書込みを行っていた。
【0016】そこで、データがどのセクタに書込まれる
かという情報を管理することにより、次にデータを書き
換える際に、消去すべきセクタだけを見つけ出し、その
セクタだけを消去することにより、セクタ消去処理シー
ケンスの回数を削減することができる。
【0017】図2にセクタ消去を説明するために、セク
タイメージ図を示す。例えば、5個のセクタに分かれた
フラッシュメモリがあり、3番目(19、24)、5番
目(21、26)のセクタには、何もデータが書かれて
いなかったとする。次に、データを2番目(18、2
3)のセクタから、書き出すこととする。図7の従来の
方法では、2番目以降の全セクタ(18〜21)を消去
してから、データ書込みを行っていた。一方、図2で
は、3番目(24)、5番目(26)のセクタにデータ
が書かれていないことを管理しているので、消去するセ
クタは、2番目(23)以降のセクタで、3番目(2
4)、5番目(26)を除いたセクタの消去を行うので
ある。そこで、セクタ消去2回分の処理シーケンスを節
約し、処理時間を短縮を行うことができる。
【0018】図5に本発明のセクタ消去処理のフローチ
ャートを示す。本発明のセクタ消去処理では、カウンタ
を1で初期化する(ステップ14)。次に、カウンタ値
の示すセクタにデータが書込まれているかどうか判定す
る。データ書込みなし(EMPTY)なら、ステップ1
7へ、それ以外なら、ステップ16へ移行する(ステッ
プ15)。1セクタずつ消去シーケンスを行う(ステッ
プ16)。次に、カウンタを1カウントアップする(ス
テップ17)。カウンタが5になったか判定し、5なら
終了、5より小さければ、ステップ15へ戻る(ステッ
プ18)。
【0019】図3にセクタ管理情報のイメージ図を示
す。セクタ管理情報(32〜36)は、次にフラッシュ
メモリを書き換える際に、どのセクタがデータとして使
用されていて、どのセクタが空きなのかを示す情報であ
る。すべてのセクタに対して、初期値は、空きである。
フラッシュメモリが書き換えられる際に、データが書込
まれたアドレスから使用されたセクタ番号(27〜3
1)を判定し、対応したセクタ番号のセクタ情報にデー
タありを示すデータを書込む。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フラッシ
ュメモリ書込み時間、セクタ消去時間を短縮することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるフラッシュメモ
リのメモリイメージを示した図
【図2】本発明の一実施の形態におけるフラッシュメモ
リのセクタイメージを示した図
【図3】本発明の一実施の形態におけるフラッシュメモ
リのセクタ管理情報のイメージを示した図
【図4】本発明の一実施の形態におけるフラッシュメモ
リのデータ書込みフローチャート
【図5】本発明の一実施の形態におけるフラッシュメモ
リのセクタ消去フローチャート
【図6】従来のフラッシュメモリのメモリイメージを示
した図
【図7】従来のフラッシュメモリのセクタイメージを示
した図
【図8】従来のフラッシュメモリのデータ書込みフロー
チャート
【図9】従来のフラッシュメモリのセクタ消去フローチ
ャート
【符号の説明】
1、9 フラッシュメモリ第1番地 2、10 フラッシュメモリ第2番地 3、11 フラッシュメモリ第3番地 4、12 フラッシュメモリ第4番地 5、13 フラッシュメモリ第5番地 6、14 フラッシュメモリ第6番地 7、15 フラッシュメモリ第7番地 8、16 フラッシュメモリ第8番地 17、22 フラッシュメモリ第1セクタ 18、23 フラッシュメモリ第2セクタ 19、24 フラッシュメモリ第3セクタ 20、25 フラッシュメモリ第4セクタ 21、26 フラッシュメモリ第5セクタ 27 フラッシュメモリセクタ管理情報セクタ番号1 28 フラッシュメモリセクタ管理情報セクタ番号2 29 フラッシュメモリセクタ管理情報セクタ番号3 30 フラッシュメモリセクタ管理情報セクタ番号4 31 フラッシュメモリセクタ管理情報セクタ番号5 32 フラッシュメモリセクタ管理情報セクタ番号1セ
クタ情報 33 フラッシュメモリセクタ管理情報セクタ番号2セ
クタ情報 34 フラッシュメモリセクタ管理情報セクタ番号3セ
クタ情報 35 フラッシュメモリセクタ管理情報セクタ番号4セ
クタ情報 36 フラッシュメモリセクタ管理情報セクタ番号5セ
クタ情報

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フラッシュメモリを備えた組込みシステム
    において、データを書込む前の消去された状態の値と同
    じデータを書込む際に、そのまま書込まず、書込みシー
    ケンスをスキップすることを特徴とするフラッシュメモ
    リ書換え制御方法。
  2. 【請求項2】フラッシュメモリへの書込み状態を管理す
    ることにより、必要最低限のセクタを消去することを特
    徴とする請求項1記載のフラッシュメモリ書換え制御方
    法。
JP2000110285A 2000-04-12 2000-04-12 フラッシュメモリ書換え制御方法 Pending JP2001297589A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003228513A (ja) * 2001-11-28 2003-08-15 Access:Kk メモリ制御方法および装置
JP2007294105A (ja) * 2007-07-09 2007-11-08 Renesas Technology Corp マイクロコンピュータ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003228513A (ja) * 2001-11-28 2003-08-15 Access:Kk メモリ制御方法および装置
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JP4666394B2 (ja) * 2007-07-09 2011-04-06 ルネサスエレクトロニクス株式会社 データ処理装置

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