JP4146581B2 - フラッシュメモリ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、書き換え回数を記録するフラッシュメモリ、フラッシュメモリ書き換え回数記憶方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、特に、フラッシュメモリ内に書き換え回数を記録するフラッシュメモリ、フラッシュメモリ書き換え回数記憶方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、書き込み可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリが広く用いられるようになってきている。フラッシュメモリは、安価で、高速であるが、その書き換え回数に制限があるので、書き換え回数を記録して管理する必要がある。ところで、従来のフラッシュメモリとして、フラッシュメモリ内に書き換え回数を記録するものが知られている。
【0003】
図12は、従来におけるフラッシュメモリの概略構成を示す説明図である。従来のフラッシュメモリでは、メモリ全体50中の任意のブロック51を、フラッシュメモリの書き換え回数を記憶するために使用する。つぎに、従来のフラッシュメモリの動作について説明する。従来のフラッシュメモリにおいては、書き換えを行なうたびに、ユーザがプログラムするユーザソフトウェアにより、ブロック51に、書き換えを示す情報の書き込みを行なう。ここで、従来のフラッシュメモリでは、一つの書き込み単位に対する追加書き込みが許されていないので、1回の書き換えを示す情報の書き込みは、一つの書き込み単位分のメモリ領域を必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術によれば、書き換えを行なうたびにブロック51への書き込みを行なう機能を、ユーザがプログラムするユーザソフトウェアで実現するため、ユーザおよびユーザソフトウェアの負荷を増大させるといった問題点があった。また、フラッシュメモリの書き換え回数を記憶するブロック51が汎用的なブロックであるため、誤書き込み等により、書き換え回数を消してしまう可能性が高く、書き換え回数情報(書き換え回数を示す情報)の信頼性が低下するといった問題点があった。さらに、1回のフラッシュメモリの書き換えを示す情報の書き込みは、一つの書き込み単位分のメモリ領域を必要とするため、書き換え回数と書き込み単位とを掛け合わした大きなメモリ領域が必要となり、コストが上昇するといった問題点があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザおよびユーザソフトウェアの負荷を軽減し、書き換え回数情報の信頼性を向上し、また、書き換え回数記憶用のメモリ領域を減少させて、コストを低減するフラッシュメモリ、フラッシュメモリ書き換え回数記憶方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるフラッシュメモリにあっては、各種データを記憶する通常記憶手段と、前記通常記憶手段とは別に設けられ、前記通常記憶手段の書き換え回数を記憶し、消去動作を実行に移すまでのセキュリティー機能が前記通常記憶手段よりも高い回数記憶手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
この発明によれば、通常に使用される通常記憶手段とは別に設けられ、セキュリティー機能が高い回数記憶手段が、通常記憶手段の書き換え回数を記憶する。これにより、誤書き込み等によって書き換え回数情報(書き換え回数を示す情報)が消失する可能性を低減することができる。
【0008】
つぎの発明にかかるフラッシュメモリにあっては、各種のデータを記憶する通常記憶手段と、前記通常記憶手段とは別に設けられ、前記通常記憶手段の書き換え回数を記憶し、ユーザによる消去機能を持たない回数記憶手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、通常に使用される通常記憶手段とは別に設けられ、ユーザによる消去機能を持たない回数記憶手段が、通常記憶手段の書き換え回数を記憶する。これにより、誤書き込み等によって書き換え回数情報が消失する可能性を低減することができる。
【0010】
つぎの発明にかかるフラッシュメモリにあっては、前記回数記憶手段は、追加書き込みが可能なことを特徴とする。
【0011】
この発明によれば、回数記憶手段に対する追加書き込みが可能であり、書き込み単位ごとではなく、1ビットごとの書き込みが可能となる。
【0012】
つぎの発明にかかるフラッシュメモリにあっては、各種のデータを記憶する通常記憶手段と、前記通常記憶手段の書き換え回数を記憶する回数記憶手段と、前記通常記憶手段の書き換えの際に、前記回数記憶手段に記憶された書き換え回数を更新する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、ユーザソフトウェアではなく、制御手段が、通常に使用される通常記憶手段とは別に設けられた回数記憶手段の記憶する書き換え回数を更新する。これにより、ユーザソフトウェアによって書き換え回数の更新機能を実現する必要が無くなり、また、プログラムミスによる誤書き込み等が防がれ、書き換え回数情報が消失する可能性を低減することができる。
【0014】
つぎの発明にかかるフラッシュメモリにあっては、前記回数記憶手段は、追加書き込みが可能であり、前記制御手段は、前記データ記憶手段の書き換えが行なわれるたびに、前記回数記憶手段の、書き込まれたビットと書き込まれていないビットとの境界を検索し、前記回数記憶手段への1ビットの書き込みを所定の順序で行なうことを特徴とする。
【0015】
この発明によれば、回数記憶手段に対する追加書き込みが可能であり、制御手段が、データ記憶手段の書き換えが行なわれるたびに、回数記憶手段の、書き込まれたビットと書き込まれていないビットとの境界を検索することによって書き込みを行なうビットを決定し、順次、1ビットの書き込みを行なう。これにより、書き込み単位ごとではなく、1ビットごとの書き込みが可能となる。
【0016】
つぎの発明にかかるフラッシュメモリにあっては、前記回数記憶手段は、一つのブロックであることを特徴とする。
【0017】
この発明によれば、回数記憶手段を一つのブロックとした場合において、誤書き込み等によって書き換え回数情報が消失する可能性を低減することができる。
【0018】
つぎの発明にかかるフラッシュメモリにあっては、前記回数記憶手段は、一つのワード線領域であることを特徴とする。
【0019】
この発明によれば、回数記憶手段を一つのワード線領域とした場合においても、誤書き込み等によって書き換え回数情報が消失する可能性を低減することができる。
【0020】
つぎの発明にかかるフラッシュメモリにあっては、前記回数記憶手段は、複数のワード線領域であり、各ワード線領域は、それぞれ、前記書き換え回数の各桁に対応することを特徴とする。
【0021】
この発明によれば、複数のワード線領域が書き換え回数の各桁に対応する。これにより、さらに、書き換え回数記憶用のメモリ領域を減少させることができる。
【0022】
つぎの発明にかかるフラッシュメモリにあっては、さらに、前記回数記憶手段の記憶する書き換え回数が、予め設定された回数を超えた場合に、アラームを発するアラーム手段を備えることを特徴とする。
【0023】
この発明によれば、アラーム手段が、回数記憶手段の記憶する書き換え回数が、予め設定された回数を超えた場合に、アラームを発する。これにより、書き換え回数が書き換え保証回数を超えたことをユーザに知らせることができる。
【0024】
つぎの発明にかかるフラッシュメモリにあっては、前記回数記憶手段は、前記通常記憶手段の、書き換えを許可しているブロックごとに前記書き換え回数を記憶することを特徴とする。
【0025】
この発明によれば、回数記憶手段が、通常記憶手段の、書き換えを許可しているブロックごとに、それぞれの書き換え回数を記憶し、ブロックごとに書き換え回数を管理することができる。
【0026】
つぎの発明にかかるフラッシュメモリ書き換え回数記憶方法にあっては、書き換え回数を記憶する回数記憶手段を備えたフラッシュメモリに、書き換え回数を記憶させるフラッシュメモリ書き換え回数記憶方法であって、前記フラッシュメモリの書き換えが行なわれるたびに、前記回数記憶手段の、書き込まれたビットと書き込まれていないビットとの境界を検索する検索工程と、前記検索工程での検索結果に基いて前記回数記憶手段への1ビットの書き込みを所定の順序で行なう更新工程と、を含むことを特徴とする。
【0027】
この発明によれば、フラッシュメモリの書き換えが行なわれるたびに、回数記憶手段の、書き込まれたビットと書き込まれていないビットとの境界を検索して書き込みビットを決定し、順次、回数記憶手段への1ビットの書き込みを行なう。これにより、書き込み単位ごとではなく、1ビットごとの書き込みが可能となる。
【0028】
つぎの発明にかかるフラッシュメモリ書き換え回数記憶方法にあっては、前記回数記憶手段は、書き換え回数の各桁に対応する複数のワード線領域からなり、前記更新工程では、桁上がりの際に、下位の桁に対応するワード線領域をクリアして、上位の桁に対応するワード線領域に1ビットを書き込むことを特徴とする。
【0029】
この発明によれば、複数のワード線領域を、書き換え回数の各桁に割り当て、桁上がりの際に、下位の桁に対応するワード線領域をクリアして、上位の桁に対応するワード線領域に1ビットを書き込む。これにより、さらに、書き換え回数記憶用のメモリ領域を減少させることができる。
【0030】
つぎの発明にかかるコンピュータ読み取り可能な記録媒体にあっては、前述した発明にかかる方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴とする。
【0031】
この発明によれば、前述した発明にかかる方法をコンピュータに実行させて、書き換え回数記憶用のメモリ領域を減少させることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるフラッシュメモリ、フラッシュメモリ書き換え回数記憶方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0033】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかるフラッシュロム(フラッシュメモリ)の概略構成を示すブロック図である。実施の形態1のフラッシュロム1は、各種データを記憶する通常のフラッシュロム領域2と、通常のフラッシュロム領域2の書き換え(以下、「単に書き換え」と呼ぶ場合がある)回数を記憶するモニタメモリ領域3と、フラッシュロム1の制御を行なう制御部4と、前記各部を接続するデータ・アドレスバス5と、を備えている。モニタメモリ領域3は一つのワード線領域で構成されており、追加書き込みを許可するように設定されている。
【0034】
モニタメモリ領域3への書き換え回数情報(通常のフラッシュロム領域2の書き換え回数を示す情報)の書き込みは、ユーザがプログラムするユーザソフトウェアによって行なわれる。ここで、ユーザソフトウェアが誤って書き換え回数情報を消してしまわないように、モニタメモリ領域3は、通常のフラッシュロム領域2とは別に設けられており、消去動作を実行に移すまでのセキュリティー機能が通常のフラッシュロム領域2よりも高く設定されている。具体的には、消去の手順を通常のフラッシュロム領域2とは、異なるものにしたり、ユーザによる消去機能を無くし、ユーザから消去動作を行なうことができないようにしたりする。なお、通常のフラッシュロム領域2は、本発明の通常記憶手段に対応し、モニタメモリ領域3は、本発明の回数記憶手段対応する。
【0035】
以上の構成において、実施の形態1の動作について、図2,3および4を参照して説明する。図2は、実施の形態1にかかるユーザソフトウェアによる書き換え動作の流れを示すフローチャートである。ユーザソフトウェアは、まず、モニタメモリ領域3への書き込み処理を行ない(S1)、その後、通常のフラッシュロム領域2の書き換えを行なう(S2)。すなわち、通常のフラッシュロム領域2の書き換えが行なわれるたびに、モニタメモリ領域3への書き込み処理を行なう。
【0036】
モニタメモリ領域3では、追加書き込みを許可し、ワード線単位で1ビットごとに書き換え回数を示すことにより、メモリ使用量を最小限とすることができる。追加書き込みを許可することによる信頼性の問題は、最後の書き込みデータが保証されるので、書き換えの際に、前回の書き込みビットを検索するようにすることで解決することができる。図3は、実施の形態1にかかるモニタメモリ領域3への書き込み処理の流れを示すフローチャートである。モニタメモリ領域3への書き込み処理において、ユーザソフトウェアは、まず、すでに書き込まれたビットと書き込まれていないビットとの境界を検索する(S3)。続いて、検索結果に基き、固定された所定の順序に従い、書き込みを行なうビットを決定してモニタメモリ領域3への1ビットの書き込みをで行なう(S4)。
【0037】
モニタメモリ領域3への書き込み処理においては、たとえば、ワード線領域の端から、順次、1ビットの書き込みを行ない、これと逆方向から検索を行なって、書き込み済みのビットと未書き込みのビットとの境界を検出する。図4は、実施の形態1にかかるモニタメモリ領域3への書き込み処理を説明するための説明図であり、4回書き換えがあった後、5回目の書き換えの際における書き込み処理の例を示している。この場合、検索の結果、4ビット目と3ビット目の間に境界を検出し、4ビット目に書き込みを行なう。
【0038】
前述したように、実施の形態1によれば、通常のフラッシュロム領域2とは別に設けられ、消去動作を実行に移すまでのセキュリティー機能が高いモニタメモリ領域3に、書き換え回数情報の書き込みを行なうため、誤書き込み等により、書き換え回数を消してしまう可能性を低減し、書き換え回数情報の信頼性を高めることができる。また、モニタメモリ領域3の追加書き込みを可能にし、書き込み済みのビットと未書き込みのビットとの境界を逆順に検索し、順次、書き込みを行なうビットを指定するため、書き換え回数記憶用のメモリ領域を減少させて、コストを低減することができ、かつ、何度も同じセルに書き換えを行なうことを防いで、書き換え回数情報の信頼性を高めることができる。
【0039】
実施の形態2.
実施の形態2のフラッシュロムは、実施の形態1のフラッシュロム1と基本的に同様の構成であって、モニタメモリ領域3に代えて、後述するモニタメモリ領域10を設けたものである。実施の形態1のように、ワード線単位で書き換え情報を記録していく場合、最大値は、そのワード線に接続されるビット数に依存するが、実施の形態2では、複数のワード線領域を使用し、あるワード線領域は、書き換え回数1回ごとに書き込みを行ない、そのワード線領域が全て使用された場合に、別のワード線領域に1ビットの情報を桁上がりとして記録し、全て使用されたワード線領域をクリア(消去)するようにして、少ない領域に、多くの書き換え回数を記録できるようにしている。
【0040】
図5は、本発明の実施の形態2にかかるモニタメモリ領域10の概略構成を示す説明図である。実施の形態2にかかるモニタメモリ領域10は、書き換え回数の各桁に対応する複数のワード線領域10a,10b〜10cで構成される。モニタメモリ領域10は、実施の形態1にかかるモニタメモリ領域3と同様に、セキュリティー機能が高く、追加書き込みが可能となっている。この例では、一つのワード線領域が8ビットなので、ワード線領域10a,10b〜10cは、それぞれ、8進数の各桁に対応することになる。
【0041】
以上の構成において、実施の形態2の動作について、図6,7を参照して説明する。図6は、実施の形態2にかかるモニタメモリ領域10への書き込み処理の流れを示すフローチャートである。なお、実施の形態2の動作は、実施の形態1の動作と基本的に同様であるので、図3と同一の部分には、同一の符号を付して、その説明を省略する。モニタメモリ領域10への書き込み処理において、ユーザソフトウェアは、まず、最下位桁に対応するワード線領域10aで、すでに書き込まれたビットと書き込まれていないビットとの境界を検索する(S3)。
【0042】
つぎに、検索結果から、ワード線領域10aが全て使用されているか否か、すなわち、全て書き込みがされているか否かを判定する(S5)。全て書き込み済みの場合は、ワード線領域10aをクリアし、上位桁に対応するワード線領域10bに1ビットの情報を桁上がりとして記憶させて(S6)、処理を終了する。一方、全て書き込み済みでない場合は、ワード線領域10aへの書き込みを行ない(S4)、処理を終了する。
【0043】
図7は、実施の形態2にかかるモニタメモリ領域10への書き込み処理を説明するための説明図であり、8回書き換え後、9回目の書き換えの場合における例を示している。モニタメモリ領域10への書き込み処理において、8回書き換え後、ワード線領域10aの全てのビットは書き込み済みとなる。このため、9回目の書き換えの際は、ワード線領域10aをクリアして、ワード線領域10bに1ビットの書き込みを行なう。
【0044】
前述したように、実施の形態2によれば、モニタメモリ領域10が、書き換え回数の各桁に対応する複数のワード線領域からなり、桁上がりの際に、下位の桁に対応するワード線領域をクリアして、上位の桁に対応するワード線領域に1ビットを書き込むため、さらに、書き換え回数記憶用のメモリ領域を減少させて、コストを低減することができる。また、モニタメモリ領域10は、書き換えが行なわれる通常のフラッシュロム領域2に対し、一つのワード線に接続されるビット数分の1回以下の書き換えが行なわれるだけなので、書き換え回数情報の信頼性が向上する。
【0045】
実施の形態3.
実施の形態3のフラッシュロムは、実施の形態1のフラッシュロム1と同様の構成であって、モニタメモリ領域3に代えて、後述するモニタメモリ領域22を設けたものである。図8は、本発明の実施の形態3にかかるフラッシュロムの概略構成を示す説明図である。実施の形態3にかかるフラッシュロムは、サブメモリ領域20と、メインメモリ領域21と、一つのブロックからなるモニタメモリ領域22と、を備えている。モニタメモリ領域22は、モニタメモリ領域3と同様に、セキュリティー機能が高く、追加書き込みが可能となっている。
【0046】
ここで、たとえば、サブメモリ領域20の書き換えが非常に多い場合など、メインメモリ領域21内にモニタメモリ領域22を置くことで、書き換え回数の少ないブロックでの記録による信頼度の高い書き換え回数のモニタが可能となる。この場合、ワード線を特定する必要が無くなる。
【0047】
以上の構成において、実施の形態3の動作について、図9を参照して説明する。図9は、実施の形態3にかかるモニタメモリ領域22への書き込み処理を説明するための説明図である。実施の形態3にかかるモニタメモリ領域22への書き込み処理においても、実施の形態1と同様に、書き込み順を固定化し、書き換え時のビット検索を逆順で行なうことにより、モニタメモリ領域22のメモリ量を削減することができる。
【0048】
前述したように、実施の形態3によれば、一つのブロックをモニタメモリ領域とすることも可能であり、このブロックへの誤書き込み等にる書き換え回数の消去の可能性を低減し、書き換え回数情報の信頼性を高めることができる。
【0049】
実施の形態4.
実施の形態4のフラッシュロムは、前述した実施の形態1のフラッシュロム1と同様の構成であって、モニタメモリ領域3に代えて、後述するモニタメモリ領域30を設けたものである。図10は、本発明の実施の形態4にかかるモニタメモリ領域30の概略構成を示す説明図である。実施の形態4にかかるモニタメモリ領域30は、通常フラッシュロム領域2内の、書き換えを許可している各ブロックごとの書き換え回数を記憶するモニタメモリ領域31,32〜33を有している。また、セキュリティー機能が高く、追加書き込みが可能となっている。
【0050】
モニタメモリ領域31,32〜33は、実施の形態1にかかるモニタメモリ領域3と同様に、一つのワード線領域から構成されていてもよいし、実施の形態2にかかるモニタメモリ領域10と同様に、書き換え回数の各桁に対応する複数のワード線領域から構成されていてもよい。さらに、モニタメモリ領域30は、実施の形態3にかかるモニタメモリ領域22と同様に、一つのブロックであってもよい。書き換えがあった場合、ユーザソフトウェアが、実施の形態1〜3と同様の処理を行ない、書き換えのあったブロックに対応するモニタメモリ領域の書き換え回数を更新する。
【0051】
前述したように、実施の形態4によれば、通常フラッシュロム領域2の、書き換えを許可している各ブロックごとの書き換え回数を記憶するため、各ブロックごとに、書き換え回数を管理することができる。
【0052】
実施の形態5.
図11は、本発明の実施の形態5にかかるフラッシュロムの概略構成を示すブロック図である。なお、実施の形態5にかかるフラッシュロムは、実施の形態1にかかるフラッシュロムと、基本的に同一の構成であるので、同一の部分には、同一の符号を付してその説明を省略する。実施の形態5にかかるフラッシュロム41は、通常のフラッシュロム領域2と、モニタメモリ領域3と、フラッシュロム41の制御を行なう制御部42と、データ・アドレスバス5と、を備えている。
【0053】
また、制御部42は、モニタメモリ領域3への書き込み処理を制御する回数更新部44、および、予め設定された規定回数を書き換え回数が超えたことを知らせるアラーム信号を出力するアラーム部43を有している。なお、モニタメモリ領域3に代えて、実施の形態2にかかるモニタメモリ領域10を用いてもよいし、実施の形態3にかかるモニタメモリ領域22を用いてもよいし、実施の形態4にかかるモニタメモリ領域30を用いてもよい。
【0054】
以上の構成において、実施の形態5の動作について説明する。なお、実施の形態5の動作は、実施の形態1〜4と基本的に同様であるので、異なる部分についてのみ説明する。回数更新部44は、実施の形態1〜4でユーザソフトウェアが行なっていたモニタメモリ領域3への書き込み処理を、フラッシュロム41内部で行なう。すなわち、フラッシュロム41においては、ユーザソフトウェアによりモニタメモリ領域3への書き込み処理を行なうのではなく、フラッシュロム41内部の回数更新部44により、実施の形態1〜4と同様にして、モニタメモリ領域3への書き込み処理を行なう。
【0055】
これにより、ユーザソフトウェアで、モニタメモリ領域3への書き込み処理を行なう必要が無くなり、ユーザおよびユーザソフトウェアの負担を軽減することができる。また、ユーザのプログラムミス等で誤書き込みが発生することを防ぐことができ、書き換え回数情報の信頼性を向上させることができる。
【0056】
アラーム部43は、モニタメモリ領域3に記憶された書き換え回数が、フラッシュロム41の書き換え保証回数等の規定回数を超過したか否かの判定を行なう。そして、書き換え回数が書き換え保証回数を超えた場合に、図示しない外部のCPUへの割り込み等のアラーム信号を出力する。これにより、ユーザに対し、書き換え回数が書き換え保証回数を超えたことを知らせ、プログラム的対処などを促すことができる。書き換え回数が規定回数を超過したか否かの判定は、たとえば、書き込み済みのビットと未書き込みのビットとの境界の検索の際に行なうようにしてもよい。
【0057】
前述したように、実施の形態5によれば、実施の形態1〜4と同様の効果に加え、さらに、ユーザソフトウェアではなく、回数更新部44が、モニタメモリ領域3への書き込み処理を行なうため、ユーザおよびユーザソフトウェアの負荷を軽減することができ、書き換え回数情報の信頼性を向上させることができる。また、アラーム部43が、フラッシュロム41の書き換え保証回数等の規定回数を超過したか否かの判定を行ない、ユーザに対し、書き換え回数が書き換え保証回数を超えたことを知らせるため、ユーザが気付かないうちに書き換え保証回数を超えてしまい、予期しないエラーを発生する可能性を低減することができる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したとおり、この発明によれば、通常に使用される通常記憶手段とは別に設けられ、セキュリティー機能が高い回数記憶手段が、通常記憶手段の書き換え回数を記憶する。これにより、誤書き込み等によって書き換え回数情報(書き換え回数を示す情報)が消失する可能性を低減することができるため、書き換え回数情報の信頼性を向上することができる、という効果を奏する。
【0059】
つぎの発明によれば、通常に使用される通常記憶手段とは別に設けられ、ユーザによる消去機能を持たない回数記憶手段が、通常記憶手段の書き換え回数を記憶する。これにより、誤書き込み等によって書き換え回数情報が消失する可能性を低減することができるため、書き換え回数情報の信頼性を向上することができる、という効果を奏する。
【0060】
つぎの発明によれば、回数記憶手段に対する追加書き込みが可能であり、書き込み単位ごとではなく、1ビットごとの書き込みが可能となるため、書き換え回数記憶用のメモリ領域を減少させて、コストを低減することができる、という効果を奏する。
【0061】
つぎの発明によれば、ユーザソフトウェアではなく、制御手段が、通常に使用される通常記憶手段とは別に設けられた回数記憶手段の記憶する書き換え回数を更新する。これにより、ユーザソフトウェアによって書き換え回数の更新機能を実現する必要が無くなり、また、プログラムミスを防ぎ、誤書き込み等による書き換え回数情報の消失の可能性を低減することができるため、ユーザおよびユーザソフトウェアの負荷を軽減し、また、書き換え回数情報の信頼性を向上することができる、という効果を奏する。
【0062】
つぎの発明によれば、回数記憶手段に対する追加書き込みが可能であり、制御手段が、データ記憶手段の書き換えが行なわれるたびに、回数記憶手段の、書き込まれたビットと書き込まれていないビットとの境界を検索することによって書き込みを行なうビットを決定し、順次、1ビットの書き込みを行なう。これにより、書き込み単位ごとではなく、1ビットごとの書き込みが可能となるため、書き換え回数記憶用のメモリ領域を減少させて、コストを低減することができる、という効果を奏する。
【0063】
つぎの発明によれば、回数記憶手段を一つのブロックとした場合において、誤書き込み等によって書き換え回数情報が消失する可能性を低減することができるため、回数記憶手段を一つのブロックとした場合においても、書き換え回数情報の信頼性を向上することができる、という効果を奏する。
【0064】
つぎの発明によれば、回数記憶手段を一つのワード線領域とした場合において、誤書き込み等によって書き換え回数情報が消失する可能性を低減することができるため、回数記憶手段を一つのワード線領域とした場合においても、書き換え回数情報の信頼性を向上することができる、という効果を奏する。
【0065】
つぎの発明によれば、複数のワード線領域が書き換え回数の各桁に対応するため、さらに、書き換え回数記憶用のメモリ領域を減少させることができ、書き換え回数記憶用のメモリ領域を減少させて、コストを低減することができる、という効果を奏する。
【0066】
つぎの発明によれば、アラーム手段が、回数記憶手段の記憶する書き換え回数が、予め設定された回数を超えた場合に、アラームを発する。これにより、書き換え回数が書き換え保証回数等の予め設定された回数を超えたことをユーザに知らせることができるため、ユーザが気付かないうちに書き換え保証回数を超えてしまい、予期しないエラーを発生する可能性を低減することができる、という効果を奏する。
【0067】
つぎの発明によれば、回数記憶手段が、通常記憶手段の、書き換えを許可しているブロックごとに、それぞれの書き換え回数を記憶し、ブロックごとに書き換え回数を管理することができるため、各ブロックの書き換え回数情報の信頼性を向上することができる、という効果を奏する。
【0068】
つぎの発明によれば、フラッシュメモリの書き換えが行なわれるたびに、回数記憶手段の、書き込まれたビットと書き込まれていないビットとの境界を検索して書き込みビットを決定し、順次、回数記憶手段への1ビットの書き込みを行なう。これにより、書き込み単位ごとではなく、1ビットごとの書き込みが可能となるため、書き換え回数記憶用のメモリ領域を減少させて、コストを低減することができる、という効果を奏する。
【0069】
つぎの発明によれば、複数のワード線領域を、書き換え回数の各桁に割り当て、桁上がりの際に、下位の桁に対応するワード線領域をクリアして、上位の桁に対応するワード線領域に1ビットを書き込むため、さらに、書き換え回数記憶用のメモリ領域を減少させることができ、書き換え回数記憶用のメモリ領域を減少させて、コストを低減することができる、という効果を奏する。
【0070】
つぎの発明によれば、前述した発明にかかる方法をコンピュータに実行させるため、書き換え回数記憶用のメモリ領域を減少させて、コストを低減することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1にかかるフラッシュロム(フラッシュメモリ)の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1にかかるユーザソフトウェアによる書き換え動作の流れを示すフローチャートである。
【図3】 実施の形態1にかかるモニタメモリ領域への書き込み処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】 実施の形態1にかかるモニタメモリ領域への書き込み処理を説明するための説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態2にかかるモニタメモリ領域の概略構成を示す説明図である。
【図6】 実施の形態2にかかるモニタメモリ領域への書き込み処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】 実施の形態2にかかるモニタメモリ領域への書き込み処理を説明するための説明図である。
【図8】 本発明の実施の形態3にかかるフラッシュロムの概略構成を示す説明図である。
【図9】 実施の形態3にかかるモニタメモリ領域への書き込み処理を説明するための説明図である。
【図10】 本発明の実施の形態4にかかるモニタメモリ領域の概略構成を示す説明図である。
【図11】 本発明の実施の形態5にかかるフラッシュロムの概略構成を示すブロック図である。
【図12】 従来におけるフラッシュメモリの概略構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1,41 フラッシュロム、2 通常のフラッシュロム領域、3,10,22,30 モニタメモリ領域、4,42 制御部、5 データ・アドレスバス、43 アラーム部、20 サブメモリ領域、21 メインメモリ領域、44 回数更新部。
Claims (2)
- 各種のデータを記憶する通常記憶手段と、
前記通常記憶手段の書き換え回数を書き込みビットの数に基づき記憶する回数記憶手段と、
前記通常記憶手段の書き換えの際に、前記回数記憶手段に記憶された書き換え回数を更新する制御手段と、
を備え、
前記回数記憶手段は、追加書き込みが可能であり、前記制御手段は、前記データ記憶手段の書き換えが行なわれるたびに、前記回数記憶手段の、書き込まれたビットと書き込まれていないビットとの境界を書き込みとは逆の順に検索し、前記回数記憶手段への1ビットの書き込みを所定の順序で行なうことを特徴とするフラッシュメモリ。 - 前記回数記憶手段は、書き換え回数の各桁に対応する複数のワード線領域からなり、前記制御手段は、前記回数記憶手段への1ビットの書き込みを所定の順序で行なうとき、桁上がりの際に、下位の桁に対応するワード線領域をクリアして、上位の桁に対応するワード線領域に1ビットを書き込むことを特徴とする請求項1に記載のフラッシュメモリ。
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