JP2001297553A - ディスクカートリッジ及びドライブ装置 - Google Patents
ディスクカートリッジ及びドライブ装置Info
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Abstract
て、ドライブ装置との適合性を位置決め穴によって直ち
に判別し得るディスクカートリッジ、ならびに、当該デ
ィスクカートリッジに情報を読書きするドライブ装置を
提供する。 【解決手段】 ディスクカートリッジは、膜面入射方式
のディスク(2)をケース(1)に収容して成り、ケー
ス(1)には、ドライブ装置の位置決めピンを嵌合させ
る位置決め穴(6)が設けられる。位置決め穴(6)に
は、位置決めピンとの嵌合関係によってドライブ装置に
ディスク(2)の適合性を判別させる機能が備えられ
る。また、ドライブ装置は、ディスクカートリッジの位
置決め穴(6)に嵌合する位置決めピンを備えており、
当該位置決めピンが嵌合したディスクカートリッジに対
してのみ光学ヘッドをアクセスする。
Description
ッジ及びドライブ装置に関するものであり、詳しくは、
膜面入射方式のディスクカートリッジであって、ドライ
ブ装置との適合性を位置決め穴によって直ちに判別し得
るディスクカートリッジ、ならびに、当該ディスクカー
トリッジに情報を読書きするドライブ装置に関するもの
である。
記録媒体としてのディスクをケースに収容して構成され
る。ディスクカートリッジは、ディスクの多様化に伴
い、同一外形のケースに異なる種類のディスクを収容し
たものも多く、適合しないドライブ装置に挿入された場
合は、不適切な記録再生条件によるアクセスによってデ
ィスク上のデータを破損する危険性がある。そこで、ド
ライブ装置に対する誤挿入を防止するための手段あるい
は誤挿入された場合にディスクの相違を区別するための
手段として、カートリッジのケースの一部には、ドライ
ブ装置側のガイド機構などによって適合性を判別するた
めの特定の形状部分がディスクの種類に応じて設けられ
る。
トリッジの一部分を示す平面図であり、図2に示す様
に、例えば、HSやZipなどのディスクカートリッジ
では、側面下部に切り欠き(8)が設けられる。また、
90mmの光磁気ディスクカートリッジでは、シャッタ
ー開閉面にノッチが設けられたり、ケースの角部に面取
りが施される。
される新たなディスクとしては、記録面側に光学ヘッド
を位置させ、直接、記録層に光を照射して読書きする膜
面入射方式が検討されている。膜面入射方式は、基板の
厚さ誤差や、光学ヘッドに対するディスク基板面の傾き
誤差による光スポットの収差がさほど増大しないため、
光学ヘッドの対物レンズの開口数を大きく設計でき、光
スポットを一層小さく出来る。その結果、記録容量を一
層増大でき、読み書きの速度をより高速化し得る。
ートリッジにおいて、上記の様な新たなディスクを使用
するには、ディスクやドライブ装置の破損防止のため、
前述した様に、不適合なドライブ装置に対する挿入規制
手段または不適合なドライブ装置における光学ヘッドの
アクセス規制手段を新たに設ける必要がある。しかしな
がら、判別用の形状部分を新たに勘案し、専用のケース
を設計するには、金型の製作などに多大な費用を必要と
する。しかも、ドライブ装置の内部構造も新たに設計す
る必要がある。
トリッジの適合性は、ディスクに直接アクセスし、記録
情報の読出しの可否によって判別することも出来るが、
仮に、膜面入射方式のドライブ装置に従来の基板面入射
方式のディスクを誤って挿入した場合には、フォーカス
制御の際のレンズの作動距離と焦点位置の相違のため、
記録情報を読取る以前に、ディスクの基板面に光学ヘッ
ドを衝突させる危険がある。
であり、その目的は、膜面入射方式のディスクカートリ
ッジであって、ドライブ装置に対する適合性を直ちに判
別し得る判別手段がケースに備えられ、かつ、当該判別
手段が従来のケース形状を大幅に設計変更することなく
簡単に構成できるディスクカートリッジ、ならびに、当
該ディスクカートリッジに情報を読書きするドライブ装
置を提供することにある。
め、本発明のディスクカートリッジは、情報記録媒体と
してのディスクをケースに収容して成り且つドライブ装
置の位置決めピンを嵌合させる位置決め穴がケースに設
けられたディスクカートリッジにおいて、前記ディスク
が、膜面入射方式の光ディスクであり、かつ、前記位置
決め穴には、ドライブ装置の位置決めピンとの嵌合関係
によってドライブ装置に前記ディスクの適合性を判別さ
せる機能が備えられていることを特徴とする。
いて、特定の機能を備えた位置決め穴は、ドライブ装置
に挿入された際、位置決めピンが嵌合するか否かによっ
てディスクの適合性をドライブ装置に判別させるため、
本発明のディスクカートリッジは、適合する膜面入射方
式のドライブ装置に挿入した場合にのみディスクにアク
セスすることが出来る。
ための上記ディスクカートリッジの好ましい態様におい
ては、位置決め穴が、方形または略円形の穴であり、そ
の短辺の長さ又は直径(L1)は、1mm以上で且つケ
ースの一辺の長さの1/10以下であり、しかも、短辺
の長さ又は直径(L1)は、ディスクの種類の異なる他
のディスクカートリッジにおける位置決め穴の短辺の長
さ又は直径(L2)に対し、0.5mm≦L1−L2≦
4.0mmの関係を有している。
い他の態様においては、位置決め穴が、方形または略円
形の穴であり、その短辺の長さ又は直径(L1)は、1
mm以上で且つケースの一辺の長さの1/10以下であ
り、しかも、位置決め穴の中心位置は、ディスクの種類
の異なる他のディスクカートリッジにおける位置決め穴
の中心位置に対し、0.5〜4.0mmずれていてもよ
い。
態様のディスクカートリッジに対して情報を読書きする
ドライブ装置であって、ディスクカートリッジの位置決
め穴に嵌合する位置決めピンを備え、かつ、当該位置決
めピンが嵌合したディスクカートリッジに対してのみ光
学ヘッドをアクセスする様になされていることを特徴と
する。
ジの実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発
明に係るディスクカートリッジの主な構成を示す平面図
である。図1に示す様に、本発明のディスクカートリッ
ジは、外観は従来の可搬式のカートリッジと略同様であ
り、情報記録媒体としてのディスク(2)を扁平な箱状
のケース(1)に収容して構成される。
ABS樹脂、ポリプロピレン樹脂などの射出成形によっ
て各一体成形された上側ケース部材と下側ケース部材を
組み合わせて構成される。ケース(1)には、情報の読
書きのためにディスク(2)を露出させるアクセス窓
(3)が設けられ、アクセス窓(3)は、ばねによって
常時閉じる方向に付勢されたシャッター(4)によって
封止される。シャッター(4)は、ドライブ装置(情報
記録再生装置)のガイド機構などによって挿入時に開放
される様になされている。
は、膜面入射方式の光情報記録媒体(光ディスク)が使
用される。膜面入射方式のディスク(2)は、ポリカー
ボネート系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリオレフィン
系樹脂、ノルボルネン系樹脂、ポリメチルメタクリレー
ト系樹脂などの樹脂基板の一面側または両面側に記録層
を形成して成り、かつ、レンズ・コイル一体型の光学ヘ
ッドを記録面側に位置させ、記録層側から直接光を照射
して読書きする方式のディスクである。
3.5インチ等の従来の規格に基づいて設定される。す
なわち、ディスク(2)は、ISO規格に準じた130
mmディスク(ISO規格;ISO/IEC1008
9)、90mmディスク(ISO/IEC10090)
等とされる。また、ディスク(2)の中心部には、従来
の基板面入射方式のディスクと同様に、ドライブ装置に
おいてチャッキングするためのハブ(5)が設けられ
る。
ケース(1)には、従来のディスクカートリッジと同様
に、ドライブ装置へ挿入した際にドライブ装置の位置決
めピンを嵌合させる位置決め穴(6)が設けられる。位
置決め穴(6)は、ドライブ装置に挿入した際にドライ
ブ装置内のチャック機構などに対して相対的な位置関係
を保持するために設けられる。位置決め穴(6)は、1
箇所でもよいが、位置決め精度を高めるため、従来のデ
ィスクカートリッジと同様に、ロケーションホール(6
a)とアライメントホール(6b)の一対の位置決め穴
が各々設けられる。両面記録型の場合は、これらロケー
ションホール(6a)とアライメントホール(6b)が
ケース(1)の0面側および1面側に各々設けられる。
ジを正確に位置決めするため、対応するドライブ装置の
位置決めピンが正確に嵌合する大きさに形成される。そ
して、本発明の特徴は、上記の位置決め穴(6)を利用
し、ドライブ装置との適合性を判別する様になされてい
る点にある。すなわち、本発明のディスクカートリッジ
において、位置決め穴(6)には、ドライブ装置の位置
決めピンとの嵌合関係によってドライブ装置にディスク
(2)の適合性を判別させる機能が備えられている。
決め穴(6)としては、基板面入射方式などの従来のド
ライブ装置に設けられたISO規格の位置決めピンより
も大きな外径の位置決めピンに嵌合する位置決め穴、な
らびに、従来のドライブ装置に設けられたISO規格の
位置決めピンと異なる位置に配置された位置決めピンに
嵌合する位置決め穴の2つの態様が挙げられる。
の態様においては、位置決め穴(6)が、方形または略
円形の穴であり、その短辺の長さ又は直径(L1)は、
1mm以上で且つケース(1)の一辺(短手方向の一
辺)の長さの1/10以下であり、しかも、短辺の長さ
又は直径(L1)は、ディスクの種類の異なる他のディ
スクカートリッジにおける位置決め穴(9)の短辺の長
さ又は直径(L2)に対し、0.5mm≦L1−L2≦
4.0mmの関係を有している。
ル(6a)は、例えば、正方形の穴として形成され、そ
の一辺の長さ(L1)は、1mm以上で且つケース
(1)の一辺の長さの1/10以下に形成され、しか
も、従来のロケーションホール(9a)の一辺の長さ
(L2)との関係において、0.5mm≦L1−L2≦
4.0mmとなる様に形成される。また、アライメント
ホール(6b)の短辺は、ロケーションホール(6a)
の上記の一辺と同等の長さ(L1)に設定される。
に準じた本発明のディスクカートリッジにおいて、ロケ
ーションホール(6a)の一辺およびアライメントホー
ル(6b)の短辺の長さ(L1)は、従来のディスクカ
ートリッジの位置決め穴(9)の一辺の長さ(L2)が
4mmであるのに対して4.5mm以上で且つ8mm以
下とされるのが好ましく、例えば5mmに拡大される。ま
た、ロケーションホール(6a)又はアライメントホー
ル(6b)の一方だけが拡大されてもよい。
定する理由は次の通りである。すなわち、位置決め穴
(6)の短辺の長さ又は直径(L1)が1mm以下の場
合は、樹脂成形において所要の寸法精度を確保するのが
困難であり、また、ケース(1)の一辺の長さの1/1
0以上の場合は、ケース(1)表面に占める位置決め穴
(6)の開口面積が大きくなり過ぎる。更に、このよう
な樹脂成形において許容される寸法公差が±0.1mm程
度であること、ならびに、製造上のばらつき及びドライ
ブ装置側の位置決めピンの配置精度を考慮すると、従来
の規格と確実に区別可能な寸法差は0.5mm以上にす
るのが好ましく、また、寸法差を4.0mmよりも大き
くすると上記と同様に開口面積が大きくなり過ぎる。
って作製され、その際に使用される金型は、各形状部分
に相当する幾つかの「入れ子」と称する金型部品を金型
本体に組付けて構成される。従って、本発明のディスク
カートリッジにおいて、従来の寸法よりも大きな上記の
様な位置決め穴(6)は、ロケーションホール(6a)
及びアライメントホール(6b)に該当する金型部品を
入れ替えるだけで容易に形成できる。
と、第2の態様においては、位置決め穴(6)が、方形
または略円形の穴であり、その短辺の長さ又は直径(L
1)は、1mm以上で且つケース(1)の一辺(短手方
向の一辺)の長さの1/10以下であり、しかも、位置
決め穴(6)の中心位置は、ディスクの種類の異なる他
のディスクカートリッジにおける位置決め穴(9)の中
心位置に対し、0.5〜4.0mmずれている。
ル(6a)は、例えば、第1の態様と同様の正方形の穴
として形成され、かつ、上記と同様の理由から、ロケー
ションホール(6a)の一辺およびアライメントホール
(6b)の短辺の長さ(L1)を1mm以上で且つケー
ス(1)の一辺の長さの1/10以下に設定される。し
かも、従来のディスクカートリッジに比べ、ロケーショ
ンホール(6a)とアライメントホール(6b)は、各
々0.5〜4.0mmずれた位置に形成される。
に準じた本発明のディスクカートリッジにおいて、ロケ
ーションホール(6a)とアライメントホール(6b)
の中心間距離(M1)は、従来のディスクカートリッジ
のロケーションホール(9a)とアライメントホール
(9b)の中心間距離(M2)が122mmであるのに対
して114mm以上で且つ121.5mm以下とされる
のが好ましく、例えば120mmに縮小される。換言すれ
ば、ロケーションホール(6a)とアライメントホール
(6b)は、1mmづつ中心寄りに形成される。
位置決め穴(9)に対し、ロケーションホール(6a)
又はアライメントホール(6b)の一方だけがずれた状
態に形成されてもよく、また、ケース(1)表面におい
て上下あるいは左右の何れの方向にずれていてもよい。
位置決め穴(6)の位置を上記の様に設定する理由は、
前述したのと同様に、樹脂成形において許容される寸法
公差、製造上のばらつき及びドライブ装置側の位置決め
ピンの配置精度に起因する。
ィスクカートリッジにおいて、従来の位置と異なる位置
の上記の様な位置決め穴(6)は、ロケーションホール
(6a)及びアライメントホール(6b)に該当する金
型部品の取付位置を変更するだけで容易に形成できる。
なお、本発明のディスクカートリッジにおいて、位置決
め穴(6)は、上記の第1の態様と第2の態様を組み合
わせた形態であってもよい。
態様の膜面入射方式のディスクカートリッジに対して情
報を読書きするドライブ装置であり、ディスクカートリ
ッジの位置決め穴(6)に嵌合する位置決めピンを備
え、かつ、当該位置決めピンが嵌合したディスクカート
リッジに対してのみ光学ヘッドをアクセスする様になさ
れている。上記のドライブ装置は、前述の様に記録面側
に位置し且つ記録層側に直接光を照射するレンズ・コイ
ル一体型の光学ヘッド、および、所要のファームウェア
を備えている点を除き、ディスクカートリッジを装填・
排出するためのガイド機構、チャック機構、回転機構な
どは従来の情報記録再生装置と同様に構成される。
ンは、ディスクカートリッジの位置決め穴(6)に正確
に嵌合し得る形状であれば、適宜の断面形状に形成でき
るが、通常は円形断面に形成される。そして、例えば、
ISO規格の130mmディスクに準じた膜面入射方式
のディスクカートリッジであって、位置決め穴(6)が
上記の様に従来の規格よりも大きく形成されたディスク
カートリッジに情報を読書きするドライブ装置において
は、従来の位置決めピンの直径が4mmであるのに対し
て5mmに拡大される。
射方式のディスクカートリッジであって、位置決め穴
(6)の中心間距離(M1)が短く、ロケーションホー
ル(6a)とアライメントホール(6b)が上記の様に
従来の規格よりも中心寄りに形成されたディスクカート
リッジに情報を読書きするドライブ装置においては、従
来の位置決めピンの中心間距離が122mmであるのに対
して120mmに縮小される。位置決めピンは、通常、独
立部品としてドライブ装置内に取り付けられるため、上
記の様な位置決めピンの直径の変更や配置の変更は極め
て容易である。
ブ装置においては、位置決め穴(6)の判別機能により
次の様な効果が奏せられる。すなわち、本発明のディス
クカートリッジは、仮に、基板面入射方式のドライブ装
置に誤って挿入された場合、ISO規格の位置決めピン
よりも大きな外径の位置決めピンに嵌合する大きな位置
決め穴(6)を備えており、正確に位置決めできないた
め、チャッキング出来ないか、あるいは、たとえチャッ
キング出来たとしてもディスク(2)上の情報を読取る
ことが出来ない。従って、不良ディスクの扱いに準じて
排出させることが出来る。また、基板面入射方式のドラ
イブ装置においては、ディスクに対するアクセス時の光
学ヘッドの距離が比較的離れているため、ディスク
(2)に光学ヘッドを接触させる危険はない。
置においては、位置決めピンの直径を上記の様に拡大さ
れ、あるいは、位置決めピンの中心間距離を上記の様に
縮小されている。従って、仮に、基板面入射方式の従来
のディスクカートリッジが誤って上記の膜面入射方式の
ドライブ装置に挿入された場合でも、位置決め穴(9)
に位置決めピンが勘合しないために規定位置に装着でき
ない。そして、ディスクカートリッジが装着できない場
合には、ディスク装着検出器(ディスクの有無を検出す
るセンサー)によって装着不良を検出できるため、ドラ
イブ装置から排出するか又は光学ヘッドのアクセスを規
制することが出来る。
において、特定の機能を備えた位置決め穴(6)は、ド
ライブ装置に挿入された際、位置決めピンが嵌合するか
否かによってディスク(2)の適合性をドライブ装置に
判別させるため、本発明のディスクカートリッジは、適
合する膜面入射方式のドライブ装置に挿入した場合にの
みディスク(2)にアクセスすることが出来る。換言す
れば、本発明のディスクカートリッジは、位置決め穴
(6)によってドライブ装置に対する適合性を直ちに判
別でき、しかも、従来のケース(1)形状を大幅に設計
変更することなく、判別手段としての位置決め穴(6)
を簡単に構成できる。
特定の位置決め穴(6)に嵌合する位置決めピンを備え
ており、当該位置決めピンが嵌合したディスクカートリ
ッジに対してのみ光学ヘッドをアクセスする。換言すれ
ば、適合する膜面入射方式のディスクカートリッジに対
してのみ光学ヘッドを近接させ、基板面入射方式の書き
換え型光ディスクやWORM型光ディスク等の種類の異なる
ディスクカートリッジに対しては光学ヘッドを作動させ
ることがないため、ディスクと光学ヘッドの衝突を確実
に防止できる。しかも、本発明のドライブ装置は、位置
決めピンの仕様を変更するだけで構成でき、従前の装置
からの設計変更が極めて容易である。
ば、特定の機能を備えた位置決め穴によってドライブ装
置に対する適合性を直ちに判別でき、しかも、従来のケ
ース形状を大幅に設計変更することなく、判別手段とし
ての位置決め穴を簡単に構成できる。また、本発明のド
ライブ装置によれば、上記の特定の位置決め穴に嵌合す
る位置決めピンを備えており、ディスクの種類の異なる
ディスクカートリッジに対して光学ヘッドを作動させる
ことがないため、ディスクと光学ヘッドの衝突を確実に
防止でき、しかも、位置決めピンの仕様を変更するだけ
で構成でき、従前の装置からの設計変更が極めて容易で
ある。
を示す平面図
部分を示す平面図
Claims (7)
- 【請求項1】 情報記録媒体としてのディスク(2)を
ケース(1)に収容して成り且つドライブ装置の位置決
めピンを嵌合させる位置決め穴(6)がケース(1)に
設けられたディスクカートリッジにおいて、ディスク
(2)が、膜面入射方式の光ディスクであり、かつ、位
置決め穴(6)には、ドライブ装置の位置決めピンとの
嵌合関係によってドライブ装置にディスク(2)の適合
性を判別させる機能が備えられていることを特徴とする
ディスクカートリッジ。 - 【請求項2】 位置決め穴(6)が、方形または略円形
の穴であり、その短辺の長さ又は直径(L1)は、1m
m以上で且つケース(1)の一辺の長さの1/10以下
であり、しかも、短辺の長さ又は直径(L1)は、ディ
スクの種類の異なる他のディスクカートリッジにおける
位置決め穴(9)の短辺の長さ又は直径(L2)に対
し、0.5mm≦L1−L2≦4.0mmの関係を有し
ている請求項1に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項3】 位置決め穴(6)が、方形または略円形
の穴であり、その短辺の長さ又は直径(L1)は、1m
m以上で且つケース(1)の一辺の長さの1/10以下
であり、しかも、位置決め穴(6)の中心位置は、ディ
スクの種類の異なる他のディスクカートリッジにおける
位置決め穴(9)の中心位置に対し、0.5〜4.0m
mずれている請求項1に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項4】 ディスクの種類の異なる他のディスクカ
ートリッジが、ISO規格のISO/IEC10089
に準拠したディスクカートリッジである請求項2又は3
に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項5】 ディスク(2)の直径が約130mmで
あり、位置決め穴(6)が方形の穴であり、そして、位
置決め穴(6)の短辺の長さ(L1)が4.5mm以上
で且つ8.0mm以下である請求項1〜4の何れかに記
載のディスクカートリッジ。 - 【請求項6】 ディスク(2)の直径が約130mmで
あり、2つの位置決め穴(6a)及び(6b)の中心間
距離(M1)が114mm以上且つ121.5mm以下
である請求項1〜5の何れかに記載のディスクカートリ
ッジ。 - 【請求項7】 請求項1〜6の何れかに記載のディスク
カートリッジに対して情報を読書きするドライブ装置で
あって、ディスクカートリッジの位置決め穴(6)に嵌
合する位置決めピンを備え、かつ、当該位置決めピンが
嵌合したディスクカートリッジに対してのみ光学ヘッド
をアクセスする様になされていることを特徴とするドラ
イブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000112941A JP3988352B2 (ja) | 2000-04-14 | 2000-04-14 | ディスクカートリッジ及びドライブ装置 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001297553A true JP2001297553A (ja) | 2001-10-26 |
JP3988352B2 JP3988352B2 (ja) | 2007-10-10 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3988352B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004310829A (ja) * | 2003-04-03 | 2004-11-04 | Sony Corp | ディスクカートリッジ |
-
2000
- 2000-04-14 JP JP2000112941A patent/JP3988352B2/ja not_active Expired - Lifetime
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US7237248B2 (en) | 2003-04-03 | 2007-06-26 | Sony Corporation | Disk cartridge |
KR101017308B1 (ko) * | 2003-04-03 | 2011-02-28 | 소니 주식회사 | 디스크 카트리지 |
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