JPH103774A - ディスクカートリッジ - Google Patents
ディスクカートリッジInfo
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- JPH103774A JPH103774A JP15466196A JP15466196A JPH103774A JP H103774 A JPH103774 A JP H103774A JP 15466196 A JP15466196 A JP 15466196A JP 15466196 A JP15466196 A JP 15466196A JP H103774 A JPH103774 A JP H103774A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cartridge
- recording
- recording capacity
- disk
- disk cartridge
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 情報信号の記録容量を容易且つ確実に識別す
ることを可能とする。 【解決手段】 カートリッジ挿入方向に平行な両側面
に、第1の記録容量識別孔28A及び第2の記録容量識
別孔28Bが設けられるとともに、これら第1及び第2
の記録容量識別孔28A、28Bと同一直線上に位置し
て第3及び第4の記録容量28C、28Dが設けられた
下ハーフ5を備えて構成される。
ることを可能とする。 【解決手段】 カートリッジ挿入方向に平行な両側面
に、第1の記録容量識別孔28A及び第2の記録容量識
別孔28Bが設けられるとともに、これら第1及び第2
の記録容量識別孔28A、28Bと同一直線上に位置し
て第3及び第4の記録容量28C、28Dが設けられた
下ハーフ5を備えて構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、磁気ディ
スク等の円盤状記録媒体が回転自在に収納されたディス
クカートリッジに関する。
スク等の円盤状記録媒体が回転自在に収納されたディス
クカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ディスクや光磁気ディスク等
の円盤状記録媒体が収納されたディスクカートリッジ9
0は、図8及び図9に示すように、一対の上ハーフ91
と下ハーフ92とを組み合わせてカートリッジ本体が構
成されている。このカートリッジ本体には、内部に形成
された図示しないディスク収納部に円盤状記録媒体が回
転自在に収納されている。
の円盤状記録媒体が収納されたディスクカートリッジ9
0は、図8及び図9に示すように、一対の上ハーフ91
と下ハーフ92とを組み合わせてカートリッジ本体が構
成されている。このカートリッジ本体には、内部に形成
された図示しないディスク収納部に円盤状記録媒体が回
転自在に収納されている。
【0003】また、カートリッジ本体には、図示しない
記録再生用開口部が互いに対向してそれぞれ開設されて
おり、この記録再生用開口部にシャッタ部材93が開閉
自在に組み付けられている。
記録再生用開口部が互いに対向してそれぞれ開設されて
おり、この記録再生用開口部にシャッタ部材93が開閉
自在に組み付けられている。
【0004】下ハーフ92には、ディスク収納部の中央
部に、記録及び/又は再生装置側のターンテーブルが進
入するテーブル進入用開口部94が開設されている。こ
のテーブル進入用開口部94は、カートリッジ本体に収
納された円盤状記録媒体の中心部に取り付けられたセン
ターハブ95を下ハーフ92から外方に臨ませている。
部に、記録及び/又は再生装置側のターンテーブルが進
入するテーブル進入用開口部94が開設されている。こ
のテーブル進入用開口部94は、カートリッジ本体に収
納された円盤状記録媒体の中心部に取り付けられたセン
ターハブ95を下ハーフ92から外方に臨ませている。
【0005】また、上ハーフ92及び下ハーフ93に
は、円盤状記録媒体に情報信号が誤って記録されること
によって情報信号が消去されることを防止するための誤
消去防止部材96が、開口部97、98にスライド移動
自在に配設されている。さらに、上ハーフ92及び下ハ
ーフ93には、収納された円盤状記録媒体の記録容量を
識別するための記録容量識別孔99A、99Bが開設さ
れている。
は、円盤状記録媒体に情報信号が誤って記録されること
によって情報信号が消去されることを防止するための誤
消去防止部材96が、開口部97、98にスライド移動
自在に配設されている。さらに、上ハーフ92及び下ハ
ーフ93には、収納された円盤状記録媒体の記録容量を
識別するための記録容量識別孔99A、99Bが開設さ
れている。
【0006】そして、近年のマルチメディア化の動きに
伴い、扱われる画像データや音声データ等の情報信号が
多様化かつ巨大化しており、ディスクカートリッジ90
の記録容量は増加している。このため、ディスクカート
リッジ90には、情報信号の高記録密度化が必要とされ
ており、記録容量等の仕様が異なる多種のディスクカー
トリッジがある。
伴い、扱われる画像データや音声データ等の情報信号が
多様化かつ巨大化しており、ディスクカートリッジ90
の記録容量は増加している。このため、ディスクカート
リッジ90には、情報信号の高記録密度化が必要とされ
ており、記録容量等の仕様が異なる多種のディスクカー
トリッジがある。
【0007】したがって、ディスクカートリッジ90
は、記録及び/又は再生装置等に装填する際、記録容量
等の仕様が異なる他のディスクカートリッジと明確に識
別される必要がある。
は、記録及び/又は再生装置等に装填する際、記録容量
等の仕様が異なる他のディスクカートリッジと明確に識
別される必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のディスクカート
リッジについて、記録容量を識別する状態を図面を参照
して説明する。なお、上述したディスクカートリッジ9
0と構成がほぼ同一であるため、同一部材、箇所には、
同一符号を付して説明を省略する。
リッジについて、記録容量を識別する状態を図面を参照
して説明する。なお、上述したディスクカートリッジ9
0と構成がほぼ同一であるため、同一部材、箇所には、
同一符号を付して説明を省略する。
【0009】記録容量が1メガバイト(MB)以下のデ
ィスクカートリッジ101は、図10に示すように、シ
ャッタ部材93等に表示された容量表示に従って使用さ
れている。
ィスクカートリッジ101は、図10に示すように、シ
ャッタ部材93等に表示された容量表示に従って使用さ
れている。
【0010】また、図11に示すように、記録容量が2
MBのディスクカートリッジ102は、下ハーフ102
Aに、記録容量が異なる2MB以下の他のディスクカー
トリッジと識別するために、上述した誤消去防止部材9
6が設けられた側面側と対向する側面側に位置して、記
録容量識別孔110が設けられている。記録容量が2M
Bのディスクカートリッジ102は、記録及び/又は再
生装置に装填された際、記録及び/又は再生装置が記録
容量識別孔110を検出することによって、記録容量の
識別が行われている。
MBのディスクカートリッジ102は、下ハーフ102
Aに、記録容量が異なる2MB以下の他のディスクカー
トリッジと識別するために、上述した誤消去防止部材9
6が設けられた側面側と対向する側面側に位置して、記
録容量識別孔110が設けられている。記録容量が2M
Bのディスクカートリッジ102は、記録及び/又は再
生装置に装填された際、記録及び/又は再生装置が記録
容量識別孔110を検出することによって、記録容量の
識別が行われている。
【0011】さらに、図12に示すように、記録容量が
4MBのディスクカートリッジ103には、下ハーフ1
03Aに、2MBのディスクカートリッジ102と識別
するために、記録容量識別孔111が、2MBのディス
クカートリッジ102に設けられた記録容量識別孔11
0の位置とずらして設けられている。
4MBのディスクカートリッジ103には、下ハーフ1
03Aに、2MBのディスクカートリッジ102と識別
するために、記録容量識別孔111が、2MBのディス
クカートリッジ102に設けられた記録容量識別孔11
0の位置とずらして設けられている。
【0012】また、図13及び図14に示すように、記
録容量が13MBのディスクカートリッジ104及び2
1MBのディスクカートリッジ105には、下ハーフ1
04A、105Aに、上述した記録容量が異なる他のデ
ィスクカートリッジ101、102、103と識別する
ために、これら他のディスクカートリッジ101、10
2、103に設けられた誤消去防止部材97と記録容量
識別孔110との位置を入れ換えた位置に、誤消去防止
部材106及び記録容量識別孔112がそれぞれ設けら
れている。また、誤消去防止部材106は、下ハーフ1
04A、105Aに開設された開口部107に移動自在
に配設されている。
録容量が13MBのディスクカートリッジ104及び2
1MBのディスクカートリッジ105には、下ハーフ1
04A、105Aに、上述した記録容量が異なる他のデ
ィスクカートリッジ101、102、103と識別する
ために、これら他のディスクカートリッジ101、10
2、103に設けられた誤消去防止部材97と記録容量
識別孔110との位置を入れ換えた位置に、誤消去防止
部材106及び記録容量識別孔112がそれぞれ設けら
れている。また、誤消去防止部材106は、下ハーフ1
04A、105Aに開設された開口部107に移動自在
に配設されている。
【0013】さらに、これら13MBのディスクカート
リッジ104及び21MBのディスクカートリッジ10
5は、図13及び図14に示すように、記録容量の違い
を互いに識別するために、シャッタ部材93のスライド
方向の一側端に隣接して、第2の記録容量識別孔11
3、114が設けられている。13MBのディスクカー
トリッジ104には、カートリッジ本体の側面寄りに位
置して第2の記録容量識別孔113が設けられており、
また21MBのディスクカートリッジ105には、シャ
ッタ部材93寄りに位置して第2の記録容量識別孔11
4が設けられている。
リッジ104及び21MBのディスクカートリッジ10
5は、図13及び図14に示すように、記録容量の違い
を互いに識別するために、シャッタ部材93のスライド
方向の一側端に隣接して、第2の記録容量識別孔11
3、114が設けられている。13MBのディスクカー
トリッジ104には、カートリッジ本体の側面寄りに位
置して第2の記録容量識別孔113が設けられており、
また21MBのディスクカートリッジ105には、シャ
ッタ部材93寄りに位置して第2の記録容量識別孔11
4が設けられている。
【0014】なお、これら13MBのディスクカートリ
ッジ104及び21MBのディスクカートリッジ105
に設けられた記録容量識別孔112は、4MB以下のデ
ィスクカートリッジにおいて書き込み禁止であると判断
される状態と同一になるように設定されている。すなわ
ち、これらディスクカートリッジ104、105は、4
MB以下のディスクカートリッジに適合する記録及び/
又は再生装置に装填された際、書き込み禁止状態とされ
るため、情報信号が書き込まれることにより情報信号が
誤って消去されることはない。
ッジ104及び21MBのディスクカートリッジ105
に設けられた記録容量識別孔112は、4MB以下のデ
ィスクカートリッジにおいて書き込み禁止であると判断
される状態と同一になるように設定されている。すなわ
ち、これらディスクカートリッジ104、105は、4
MB以下のディスクカートリッジに適合する記録及び/
又は再生装置に装填された際、書き込み禁止状態とされ
るため、情報信号が書き込まれることにより情報信号が
誤って消去されることはない。
【0015】そして、上述したように、従来のディスク
カートリッジ102乃至105には、記録容量識別孔1
10、111、112及び第2の記録容量識別孔11
3、114が、カートリッジ本体を構成する下ハーフ1
02A乃至105Aの主面上の様々な位置に設けられて
いる。
カートリッジ102乃至105には、記録容量識別孔1
10、111、112及び第2の記録容量識別孔11
3、114が、カートリッジ本体を構成する下ハーフ1
02A乃至105Aの主面上の様々な位置に設けられて
いる。
【0016】したがって、従来のディスクカートリッジ
101乃至105は、ユーザーが記録容量を識別する場
合、シャッタ部材93やカートリッジ本体に印刷等によ
り表示された容量表示を目視する必要があり、記録容量
を迅速に識別することが困難であるという問題があっ
た。
101乃至105は、ユーザーが記録容量を識別する場
合、シャッタ部材93やカートリッジ本体に印刷等によ
り表示された容量表示を目視する必要があり、記録容量
を迅速に識別することが困難であるという問題があっ
た。
【0017】また、従来のディスクカートリッジ101
乃至105は、ユーザーが記録容量を識別する場合、記
録容量表示を目視する以外に記録容量を識別することが
できないという問題があった。
乃至105は、ユーザーが記録容量を識別する場合、記
録容量表示を目視する以外に記録容量を識別することが
できないという問題があった。
【0018】そして、ディスクカートリッジは、記録容
量の増大が要求されており、21MB以上のディスクカ
ートリッジと上述した従来のディスクカートリッジ10
1乃至105とが明確に識別される必要があった。
量の増大が要求されており、21MB以上のディスクカ
ートリッジと上述した従来のディスクカートリッジ10
1乃至105とが明確に識別される必要があった。
【0019】そこで、本発明は、記録容量や仕様が異な
る他のディスクカートリッジと容易且つ確実に識別する
ことが可能とされるディスクカートリッジを提供するこ
とを目的とする。
る他のディスクカートリッジと容易且つ確実に識別する
ことが可能とされるディスクカートリッジを提供するこ
とを目的とする。
【0020】
【課題を達成するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明に係るディスクカートリッジは、カートリ
ッジ本体のカートリッジ挿入方向に平行な側面に、仕様
識別部が設けられる。
ため、本発明に係るディスクカートリッジは、カートリ
ッジ本体のカートリッジ挿入方向に平行な側面に、仕様
識別部が設けられる。
【0021】また、本発明に係る記録及び/又は再生装
置は、カートリッジ挿入方向に平行な側面に仕様識別部
が設けられたカートリッジ本体を有するディスクカート
リッジに対して情報信号の記録及び/又は再生を行う。
そして、この記録及び/又は再生装置は、カートリッジ
本体の仕様識別部を検出する検出手段を備える。
置は、カートリッジ挿入方向に平行な側面に仕様識別部
が設けられたカートリッジ本体を有するディスクカート
リッジに対して情報信号の記録及び/又は再生を行う。
そして、この記録及び/又は再生装置は、カートリッジ
本体の仕様識別部を検出する検出手段を備える。
【0022】以上のように構成したディスクカートリッ
ジは、仕様識別部によって、情報信号の記録容量等の仕
様が識別される。
ジは、仕様識別部によって、情報信号の記録容量等の仕
様が識別される。
【0023】また、記録及び/又は再生装置は、ディス
クカートリッジに対して情報信号の記録及び/又は再生
を行う際、検出手段によって、カートリッジ本体の仕様
識別部を検出する。すなわち、この記録及び/又は再生
装置は、検出手段が、挿入されたディスクカートリッジ
の情報信号の記録容量等の仕様を識別する。
クカートリッジに対して情報信号の記録及び/又は再生
を行う際、検出手段によって、カートリッジ本体の仕様
識別部を検出する。すなわち、この記録及び/又は再生
装置は、検出手段が、挿入されたディスクカートリッジ
の情報信号の記録容量等の仕様を識別する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
について、ディスクカートリッジを図面を参照して説明
する。実施の形態のディスクカートリッジ1は、図1に
示すように、3.5インチ径の磁気ディスク2が回転自
在に収納されたディスクカートリッジ1である。このデ
ィスクカートリッジ1は、合成樹脂材料によって成形さ
れた方形略浅皿状の上ハーフ4と下ハーフ5とを突き合
わせて結合することによって、全体薄箱状のカートリッ
ジ本体3を構成している。
について、ディスクカートリッジを図面を参照して説明
する。実施の形態のディスクカートリッジ1は、図1に
示すように、3.5インチ径の磁気ディスク2が回転自
在に収納されたディスクカートリッジ1である。このデ
ィスクカートリッジ1は、合成樹脂材料によって成形さ
れた方形略浅皿状の上ハーフ4と下ハーフ5とを突き合
わせて結合することによって、全体薄箱状のカートリッ
ジ本体3を構成している。
【0025】上ハーフ4及び下ハーフ5の外周部には、
互いに突き合わされてカートリッジ本体3の外周壁を構
成する立上り周壁6、7がそれぞれ一体に突出形成され
ている。また、これら上ハーフ4及び下ハーフ5の相対
向する内壁には、立上り周壁6、7に略内接する複数の
壁として形成されて、互いに突き合わされて円形状のデ
ィスク収納部8を構成するディスク収納部形成壁9、1
0と、複数の突き合わせ嵌合突起11、12とがそれぞ
れ一体に立設されている。
互いに突き合わされてカートリッジ本体3の外周壁を構
成する立上り周壁6、7がそれぞれ一体に突出形成され
ている。また、これら上ハーフ4及び下ハーフ5の相対
向する内壁には、立上り周壁6、7に略内接する複数の
壁として形成されて、互いに突き合わされて円形状のデ
ィスク収納部8を構成するディスク収納部形成壁9、1
0と、複数の突き合わせ嵌合突起11、12とがそれぞ
れ一体に立設されている。
【0026】以上のように構成された上ハーフ4と下ハ
ーフ5とは、各立上り周壁6、7及び各ディスク収納部
形成壁9、10とを突き合わせるようにして組み付ける
とともに、各突き合わせ嵌合突起11、12を嵌合し
て、これら突き合わせ嵌合突起11、12を超音波溶着
することによって一体化され、カートリッジ本体3が構
成される。
ーフ5とは、各立上り周壁6、7及び各ディスク収納部
形成壁9、10とを突き合わせるようにして組み付ける
とともに、各突き合わせ嵌合突起11、12を嵌合し
て、これら突き合わせ嵌合突起11、12を超音波溶着
することによって一体化され、カートリッジ本体3が構
成される。
【0027】下ハーフ5には、ディスク収納部8の中心
穴を構成するように円形状のテーブル進入用開口部13
が開設されている。このテーブル進入用開口部13に
は、記録再生装置にディスクカートリッジ1を装填した
際、カートリッジ本体3に収納された磁気ディスク2を
駆動する記録再生装置側のターンテーブルが進入する。
そして、このテーブル進入用開口部13は、カートリッ
ジ本体3に収納された磁気ディスク2のセンター孔2A
を閉塞するようにして取付けリング15を介して取り付
けられたセンターハブ14を下ハーフ5から外方に臨ま
せる。
穴を構成するように円形状のテーブル進入用開口部13
が開設されている。このテーブル進入用開口部13に
は、記録再生装置にディスクカートリッジ1を装填した
際、カートリッジ本体3に収納された磁気ディスク2を
駆動する記録再生装置側のターンテーブルが進入する。
そして、このテーブル進入用開口部13は、カートリッ
ジ本体3に収納された磁気ディスク2のセンター孔2A
を閉塞するようにして取付けリング15を介して取り付
けられたセンターハブ14を下ハーフ5から外方に臨ま
せる。
【0028】センターハブ14は、磁気ディスク2のセ
ンター孔2Aの孔径とほぼ同径の嵌合部の外周部にフラ
ンジ部が一体に張り出して設けられた全体略カップリン
グ状に形成されている。また、センターハブ14には、
ディスクカートリッジ1が記録再生装置に装填された状
態において、テーブル進入用開口部13から進入する記
録再生装置側のターンテーブルに設けられたスピンドル
軸が嵌合するスピンドル軸穴31及びチャッキング凸部
が嵌合するチャッキング穴32とが設けられている。
ンター孔2Aの孔径とほぼ同径の嵌合部の外周部にフラ
ンジ部が一体に張り出して設けられた全体略カップリン
グ状に形成されている。また、センターハブ14には、
ディスクカートリッジ1が記録再生装置に装填された状
態において、テーブル進入用開口部13から進入する記
録再生装置側のターンテーブルに設けられたスピンドル
軸が嵌合するスピンドル軸穴31及びチャッキング凸部
が嵌合するチャッキング穴32とが設けられている。
【0029】また、上ハーフ4及び下ハーフ5には、デ
ィスク収納部8に収納された磁気ディスク2の少なくと
も信号記録領域の一部を内外周に亘ってカートリッジ本
体3の外方に臨ませる記録再生用開口部16、17が相
対向して開設されている。これら記録再生用開口部1
6、17は、図1に示すように、テーブル進入用開口部
13に隣接する位置からカートリッジ本体3の前面側に
亘って上ハーフ4及び下ハーフ5の幅方向の略中央に位
置して矩形状に形成されている。
ィスク収納部8に収納された磁気ディスク2の少なくと
も信号記録領域の一部を内外周に亘ってカートリッジ本
体3の外方に臨ませる記録再生用開口部16、17が相
対向して開設されている。これら記録再生用開口部1
6、17は、図1に示すように、テーブル進入用開口部
13に隣接する位置からカートリッジ本体3の前面側に
亘って上ハーフ4及び下ハーフ5の幅方向の略中央に位
置して矩形状に形成されている。
【0030】カートリッジ本体3には、合成樹脂材料に
よって成形され互いに平行に対峙する一体のシャッタ部
19、20と、これらシャッタ部19、20の基端側を
連結する連結部21とからなる全体を以て断面コ字状に
形成されたシャッタ部材18が移動自在に組み付けられ
ている。また、シャッタ部19、20には、記録再生用
開口部16、17とほぼ同形状の開口部22A、22B
が、互いに対向して開設されている。
よって成形され互いに平行に対峙する一体のシャッタ部
19、20と、これらシャッタ部19、20の基端側を
連結する連結部21とからなる全体を以て断面コ字状に
形成されたシャッタ部材18が移動自在に組み付けられ
ている。また、シャッタ部19、20には、記録再生用
開口部16、17とほぼ同形状の開口部22A、22B
が、互いに対向して開設されている。
【0031】シャッタ部材18は、下ハーフ5の前方側
の一方コーナ部に配設されたシャッタスプリング23の
弾性力によって、開口部22A、22Bが記録再生用開
口部16、17に対応位置しないように付勢されてい
る。したがって、シャッタ部材18は、ディスクカート
リッジ1の未使用時、記録再生用開口部16、17から
塵挨等がディスク収納部8内に進入して収納された磁気
ディスク2に付着することを防止し、或いは磁気ディス
ク2の傷付きを防止するように作用する。
の一方コーナ部に配設されたシャッタスプリング23の
弾性力によって、開口部22A、22Bが記録再生用開
口部16、17に対応位置しないように付勢されてい
る。したがって、シャッタ部材18は、ディスクカート
リッジ1の未使用時、記録再生用開口部16、17から
塵挨等がディスク収納部8内に進入して収納された磁気
ディスク2に付着することを防止し、或いは磁気ディス
ク2の傷付きを防止するように作用する。
【0032】また、シャッタ部材18は、ディスクカー
トリッジ1が記録再生装置に装填された際、カートリッ
ジ本体3の前面側に沿って移動動作する記録再生装置側
のシャッタ駆動部材が係合されて、シャッタスプリング
23の弾性力に抗してカートリッジ本体3に沿って移動
されることによって、開口部22A、22Bが記録再生
用開口部16、17に対応位置して開放状態とする。
トリッジ1が記録再生装置に装填された際、カートリッ
ジ本体3の前面側に沿って移動動作する記録再生装置側
のシャッタ駆動部材が係合されて、シャッタスプリング
23の弾性力に抗してカートリッジ本体3に沿って移動
されることによって、開口部22A、22Bが記録再生
用開口部16、17に対応位置して開放状態とする。
【0033】下ハーフ5の背面側の一方コーナ部には、
誤消去防止部材24Aが移動自在に組み付けられてい
る。この誤消去防止部材24Aは、上ハーフ4及び下ハ
ーフ5に開設された誤消去検出孔24Bを開放する第1
の位置と、閉塞する第2の位置とに移動操作される。デ
ィスクカートリッジ1は、誤消去防止部材24Aが誤消
去検出孔24Bを開放した第1の位置に移動された状態
で記録再生装置に装填された際、記録再生装置の誤消去
検出手段によって誤消去検出孔24Bが検出されて、磁
気ディスク2への情報信号の記録が禁止される。このた
め、ディスクカートリッジ1は、磁気ディスク2に記録
された情報信号が誤って消去されることが防止される。
また、ディスクカートリッジ1は、誤消去防止部材24
Aが誤消去検出孔24Bを閉塞した第2の位置に移動さ
れた状態において、誤消去検出手段によって誤消去検出
孔24Bの検出が行われないため、磁気ディスク2への
情報信号の記録が可能とされる。
誤消去防止部材24Aが移動自在に組み付けられてい
る。この誤消去防止部材24Aは、上ハーフ4及び下ハ
ーフ5に開設された誤消去検出孔24Bを開放する第1
の位置と、閉塞する第2の位置とに移動操作される。デ
ィスクカートリッジ1は、誤消去防止部材24Aが誤消
去検出孔24Bを開放した第1の位置に移動された状態
で記録再生装置に装填された際、記録再生装置の誤消去
検出手段によって誤消去検出孔24Bが検出されて、磁
気ディスク2への情報信号の記録が禁止される。このた
め、ディスクカートリッジ1は、磁気ディスク2に記録
された情報信号が誤って消去されることが防止される。
また、ディスクカートリッジ1は、誤消去防止部材24
Aが誤消去検出孔24Bを閉塞した第2の位置に移動さ
れた状態において、誤消去検出手段によって誤消去検出
孔24Bの検出が行われないため、磁気ディスク2への
情報信号の記録が可能とされる。
【0034】上ハーフ4の内壁と磁気ディスク2及び下
ハーフ5の内壁と磁気ディスク2との間には、それぞれ
上ハーフ4及び下ハーフ5に接合固定された上ライナー
25と下ライナー26とが配設されている。また、これ
ら上ライナー25及び下ライナー26は、磁気ディスク
2とそれぞれほぼ同径であって、中心部に、磁気ディス
ク2のセンター孔2Aの孔径より大径とされた中心孔2
5A、26Aが設けられた環状に形成されている。ま
た、上ライナー25及び下ライナー26には、外周部か
ら中心孔25A、26Aに隣接した位置に向かって半径
方向の切欠き25B、26Bが設けられている。これら
切欠き25B、26Bは、上ハーフ4及び下ハーフ5に
それぞれ設けられた記録再生用開口部16、17の開口
寸法よりやや大とされて切り欠かれている。
ハーフ5の内壁と磁気ディスク2との間には、それぞれ
上ハーフ4及び下ハーフ5に接合固定された上ライナー
25と下ライナー26とが配設されている。また、これ
ら上ライナー25及び下ライナー26は、磁気ディスク
2とそれぞれほぼ同径であって、中心部に、磁気ディス
ク2のセンター孔2Aの孔径より大径とされた中心孔2
5A、26Aが設けられた環状に形成されている。ま
た、上ライナー25及び下ライナー26には、外周部か
ら中心孔25A、26Aに隣接した位置に向かって半径
方向の切欠き25B、26Bが設けられている。これら
切欠き25B、26Bは、上ハーフ4及び下ハーフ5に
それぞれ設けられた記録再生用開口部16、17の開口
寸法よりやや大とされて切り欠かれている。
【0035】上ハーフ4には、下ハーフ5のテーブル進
入用開口部13に対応して、内壁中央部に図示しない環
状リブが一体に突出形成されている。この環状リブは、
磁気ディスク2のセンターハブ14の内径寸法に対して
僅かに小径とされた外径寸法を有している。また、環状
リブは、互いに突き合わされてディスクカートリッジ1
の外周壁を構成する立上り周壁6、7の高さ寸法よりも
やや小とされた高さ寸法を有している。したがって、環
状リブは、上ハーフ4と下ハーフ5とを結合した状態に
おいて、カートリッジ本体3に回転自在に収納された磁
気ディスク2に対して、センターハブ14の内周壁に沿
って延在される。磁気ディスク2は、環状リブによって
センターハブ14の内周壁が全周に亘って規制されて直
径方向及び厚さ方向の遊動が防止されることにより、カ
ートリッジ本体3の内部で円滑に回転動作する。
入用開口部13に対応して、内壁中央部に図示しない環
状リブが一体に突出形成されている。この環状リブは、
磁気ディスク2のセンターハブ14の内径寸法に対して
僅かに小径とされた外径寸法を有している。また、環状
リブは、互いに突き合わされてディスクカートリッジ1
の外周壁を構成する立上り周壁6、7の高さ寸法よりも
やや小とされた高さ寸法を有している。したがって、環
状リブは、上ハーフ4と下ハーフ5とを結合した状態に
おいて、カートリッジ本体3に回転自在に収納された磁
気ディスク2に対して、センターハブ14の内周壁に沿
って延在される。磁気ディスク2は、環状リブによって
センターハブ14の内周壁が全周に亘って規制されて直
径方向及び厚さ方向の遊動が防止されることにより、カ
ートリッジ本体3の内部で円滑に回転動作する。
【0036】下ハーフ5には、合成樹脂製のシート材を
略へ字状に折曲して形成されたリフター29が組付け固
定されている。このリフター29は、立上り端部が下ハ
ーフ5の内壁に溶着固定された下ライナー26の下面を
突き上げるようにして接触することによって、下ライナ
ー26を磁気ディスク2の下面に押し付けるように作用
する。また、上ハーフ4の内壁には、中心部に位置し
て、耐摩耗性を有する合成樹脂材料によって成形された
センタープレート30が接合固定されている。センター
プレート30は、ディスクカートリッジ1を記録再生装
置に装填した際、下ハーフ5に開設されたテーブル進入
用開口部13から進入するターンテーブルのスピンドル
軸の突き当て高さを規制するとともに、磁気ディスク2
のセンター孔2Aに組み付けられたセンターハブ14の
上面部の受け部を構成して、上ハーフ4の摩耗、傷付き
を防止する。
略へ字状に折曲して形成されたリフター29が組付け固
定されている。このリフター29は、立上り端部が下ハ
ーフ5の内壁に溶着固定された下ライナー26の下面を
突き上げるようにして接触することによって、下ライナ
ー26を磁気ディスク2の下面に押し付けるように作用
する。また、上ハーフ4の内壁には、中心部に位置し
て、耐摩耗性を有する合成樹脂材料によって成形された
センタープレート30が接合固定されている。センター
プレート30は、ディスクカートリッジ1を記録再生装
置に装填した際、下ハーフ5に開設されたテーブル進入
用開口部13から進入するターンテーブルのスピンドル
軸の突き当て高さを規制するとともに、磁気ディスク2
のセンター孔2Aに組み付けられたセンターハブ14の
上面部の受け部を構成して、上ハーフ4の摩耗、傷付き
を防止する。
【0037】ディスクカートリッジ1は、記録再生装置
に装填されて記録操作或いは再生操作が行われて磁気デ
ィスク2が回転されると、リフター29の作用によって
上ライナー25及び下ライナー26が軽い接触圧を以て
磁気ディスク2の上下面を摺擦する。磁気ディスク2
は、これら上ライナー25及び下ライナー26の接触圧
によってトルク制動が行われ、回転ムラ等を生じること
なく円滑な回転が行われる。
に装填されて記録操作或いは再生操作が行われて磁気デ
ィスク2が回転されると、リフター29の作用によって
上ライナー25及び下ライナー26が軽い接触圧を以て
磁気ディスク2の上下面を摺擦する。磁気ディスク2
は、これら上ライナー25及び下ライナー26の接触圧
によってトルク制動が行われ、回転ムラ等を生じること
なく円滑な回転が行われる。
【0038】また、下ハーフ5には、主面上に、記録再
生装置のカートリッジ装填部に対する位置決めを行うた
めに、一対の位置決め孔27A、27Bがそれぞれ形成
されている。ディスクカートリッジ1は、記録再生装置
に挿入された際、位置決め孔27A、27Bに、記録再
生装置側の位置決め用突起が挿入されることによって、
カートリッジ装填部に対する位置決めが確実に行われ
る。
生装置のカートリッジ装填部に対する位置決めを行うた
めに、一対の位置決め孔27A、27Bがそれぞれ形成
されている。ディスクカートリッジ1は、記録再生装置
に挿入された際、位置決め孔27A、27Bに、記録再
生装置側の位置決め用突起が挿入されることによって、
カートリッジ装填部に対する位置決めが確実に行われ
る。
【0039】そして、下ハーフ5には、図2及び図3に
示すように、ディスク収納部8に対応する領域を除く主
面上に位置して、カートリッジ装填方向に臨む面に対向
する面である背面側に位置する第1の設定領域A1内
と、カートリッジ装填方向に平行な両側に位置する第2
の設定領域A2内、及びカートリッジ装填方向に臨む面
側に位置する第3の設定領域A3内に、磁気ディスク2
の記録容量を識別するための記録容量識別孔を設けるこ
とが可能とされている。
示すように、ディスク収納部8に対応する領域を除く主
面上に位置して、カートリッジ装填方向に臨む面に対向
する面である背面側に位置する第1の設定領域A1内
と、カートリッジ装填方向に平行な両側に位置する第2
の設定領域A2内、及びカートリッジ装填方向に臨む面
側に位置する第3の設定領域A3内に、磁気ディスク2
の記録容量を識別するための記録容量識別孔を設けるこ
とが可能とされている。
【0040】なお、第3の設定領域A3内に設けられる
記録容量識別孔は、第3の設定領域A3が摺動するシャ
ッタ部材18に隣接しているため、シャッタ部材18と
の干渉を充分に考慮して配設する必要がある。
記録容量識別孔は、第3の設定領域A3が摺動するシャ
ッタ部材18に隣接しているため、シャッタ部材18と
の干渉を充分に考慮して配設する必要がある。
【0041】そして、下ハーフ5には、図4に示すよう
に、各位置決め孔27A、27Bの中心を結ぶ直線より
前面側に位置して、円形状の第1の記録容量識別孔28
A乃至第4の記録容量識別孔28Dがそれぞれ設けられ
ている。なお、各記録容量識別孔28は、円形状に形成
されたが、楕円形状、矩形状等の他の外形状に形成され
ても良いことは勿論である。
に、各位置決め孔27A、27Bの中心を結ぶ直線より
前面側に位置して、円形状の第1の記録容量識別孔28
A乃至第4の記録容量識別孔28Dがそれぞれ設けられ
ている。なお、各記録容量識別孔28は、円形状に形成
されたが、楕円形状、矩形状等の他の外形状に形成され
ても良いことは勿論である。
【0042】ところで、従来のディスクカートリッジの
構成する下ハーフには、カートリッジ挿入方向の両側面
に、断面半円状の凹部がそれぞれ形成されている。これ
らの凹部は、記録及び/又は再生装置のオートローディ
ング時やカートリッジの自動交換時等にカートリッジ本
体を把持するために利用されている。そして、第1の記
録容量識別孔28A及び第2の記録容量識別孔28B
は、上述した凹部と同一箇所に位置して形成されてい
る。
構成する下ハーフには、カートリッジ挿入方向の両側面
に、断面半円状の凹部がそれぞれ形成されている。これ
らの凹部は、記録及び/又は再生装置のオートローディ
ング時やカートリッジの自動交換時等にカートリッジ本
体を把持するために利用されている。そして、第1の記
録容量識別孔28A及び第2の記録容量識別孔28B
は、上述した凹部と同一箇所に位置して形成されてい
る。
【0043】すなわち、下ハーフ5に設けられる記録容
量識別孔28は、従来のディスクカートリッジと識別す
るために、第1の記録容量識別孔28A又は第2の記録
容量識別孔28Bの少なくともいずれか一方が、カート
リッジ本体3の側面及び一方主面に面一に形成される、
或いはカートリッジ本体3の厚さ方向に貫通して形成さ
れている必要がある。
量識別孔28は、従来のディスクカートリッジと識別す
るために、第1の記録容量識別孔28A又は第2の記録
容量識別孔28Bの少なくともいずれか一方が、カート
リッジ本体3の側面及び一方主面に面一に形成される、
或いはカートリッジ本体3の厚さ方向に貫通して形成さ
れている必要がある。
【0044】したがって、このディスクカートリッジ1
は、第1の記録容量識別孔28A及び第2の記録容量識
別孔28Bによる開閉パターンが、第1の記録容量識別
孔28A又は第2の記録容量識別孔28Bのいずれか一
方が閉塞されている状態と、第1及び第2の記録容量識
別孔28A、28Bがそれぞれ閉塞されている状態との
3通りがある。
は、第1の記録容量識別孔28A及び第2の記録容量識
別孔28Bによる開閉パターンが、第1の記録容量識別
孔28A又は第2の記録容量識別孔28Bのいずれか一
方が閉塞されている状態と、第1及び第2の記録容量識
別孔28A、28Bがそれぞれ閉塞されている状態との
3通りがある。
【0045】そして、このディスクカートリッジ1は、
第3及び第4の記録容量識別孔28C、28Dの2個に
ついて、孔の有無である2通りがあるため、22 =4通
りの開閉パターンを設定することができる。したがっ
て、このディスクカートリッジ1によれば、表1に示す
ように、3×4=12通りの開閉パターンを設定するこ
とが可能とされる。
第3及び第4の記録容量識別孔28C、28Dの2個に
ついて、孔の有無である2通りがあるため、22 =4通
りの開閉パターンを設定することができる。したがっ
て、このディスクカートリッジ1によれば、表1に示す
ように、3×4=12通りの開閉パターンを設定するこ
とが可能とされる。
【0046】
【表1】
【0047】すなわち、この開閉パターンによれば、順
次#1のディスクカートリッジ乃至#12のディスクカ
ートリッジまで、予め記録容量ごとに設定することによ
って、記録容量が異なる12通りのディスクカートリッ
ジを識別することが可能になる。
次#1のディスクカートリッジ乃至#12のディスクカ
ートリッジまで、予め記録容量ごとに設定することによ
って、記録容量が異なる12通りのディスクカートリッ
ジを識別することが可能になる。
【0048】また、上述した記録容量識別孔28を検出
するために記録再生装置側に配設されて用いられる識別
孔検出装置40について図6を参照して説明する。この
識別孔検出装置40は、図10に示すように、記録容量
識別孔28に挿通される検出部40Aと、この検出部4
0Aの基端部を揺動自在に支持する基体部40Bとを備
えている。
するために記録再生装置側に配設されて用いられる識別
孔検出装置40について図6を参照して説明する。この
識別孔検出装置40は、図10に示すように、記録容量
識別孔28に挿通される検出部40Aと、この検出部4
0Aの基端部を揺動自在に支持する基体部40Bとを備
えている。
【0049】検出部40Aは、略矩形板状に形成されて
おり、先端部に記録容量識別孔28に挿通される検出片
40Cが折り曲げて形成されている。基体部40Bは、
図示しない検出回路に接続配線されており、記録容量識
別孔28に挿通されることによって揺動される検出部4
0Aの変位量に応じて検出信号を図示しない検出回路に
出力する。この検出信号により、記録再生装置は、記録
容量識別孔28の開閉パターンを識別する。そして、こ
の識別孔検出装置40は、記録容量識別孔28に対し
て、向き等の位置を高精度に調整してそれぞれ配設され
る必要がある。
おり、先端部に記録容量識別孔28に挿通される検出片
40Cが折り曲げて形成されている。基体部40Bは、
図示しない検出回路に接続配線されており、記録容量識
別孔28に挿通されることによって揺動される検出部4
0Aの変位量に応じて検出信号を図示しない検出回路に
出力する。この検出信号により、記録再生装置は、記録
容量識別孔28の開閉パターンを識別する。そして、こ
の識別孔検出装置40は、記録容量識別孔28に対し
て、向き等の位置を高精度に調整してそれぞれ配設され
る必要がある。
【0050】本実施の形態のディスクカートリッジ1に
は、下ハーフ5の背面に平行な直線L上に位置して、記
録容量識別孔28がそれぞれ配設されている。このた
め、ディスクカートリッジ1によれば、記録容量識別孔
28の個数及びピッチ寸法に適合させて、予め複数の識
別孔検出装置40が一体に組み合わされた識別孔検出装
置41を採用することが可能となり、上述したように各
識別孔検出装置40の向き等の位置を調整することが不
要とされる。
は、下ハーフ5の背面に平行な直線L上に位置して、記
録容量識別孔28がそれぞれ配設されている。このた
め、ディスクカートリッジ1によれば、記録容量識別孔
28の個数及びピッチ寸法に適合させて、予め複数の識
別孔検出装置40が一体に組み合わされた識別孔検出装
置41を採用することが可能となり、上述したように各
識別孔検出装置40の向き等の位置を調整することが不
要とされる。
【0051】したがって、ディスクカートリッジ1によ
れば、図7に示すように、下ハーフ5の背面に平行な直
線Lを基準とすることによって、記録容量識別孔28に
対する識別孔検出装置41の高精度な位置決めを容易に
行うことができる。
れば、図7に示すように、下ハーフ5の背面に平行な直
線Lを基準とすることによって、記録容量識別孔28に
対する識別孔検出装置41の高精度な位置決めを容易に
行うことができる。
【0052】以上のように構成されたディスクカートリ
ッジ1について、第1の記録容量識別孔28A乃至第4
の記録容量識別孔28Dによって、記録再生装置が記録
容量が異なる他のディスクカートリッジと識別する状態
を説明する。
ッジ1について、第1の記録容量識別孔28A乃至第4
の記録容量識別孔28Dによって、記録再生装置が記録
容量が異なる他のディスクカートリッジと識別する状態
を説明する。
【0053】まず、ディスクカートリッジ1は、記録再
生装置側の識別孔検出装置41によって、第1の記録容
量識別孔28A及び第2の記録容量識別孔28Bが検出
されて、前述した従来のディスクカートリッジ101乃
至105の記録容量と異なるいわゆる大容量カートリッ
ジであることが識別される。
生装置側の識別孔検出装置41によって、第1の記録容
量識別孔28A及び第2の記録容量識別孔28Bが検出
されて、前述した従来のディスクカートリッジ101乃
至105の記録容量と異なるいわゆる大容量カートリッ
ジであることが識別される。
【0054】つぎに、ディスクカートリッジ1は、第3
及び第4の記録容量識別孔28C、28Dの開閉パター
ンによって、大容量カートリッジと識別されたカートリ
ッジの中で、異なる記録容量のカートリッジであること
を識別する。
及び第4の記録容量識別孔28C、28Dの開閉パター
ンによって、大容量カートリッジと識別されたカートリ
ッジの中で、異なる記録容量のカートリッジであること
を識別する。
【0055】また、上述した実施の形態のディスクカー
トリッジ1には、下ハーフ5に第1の記録容量識別孔2
8A及び第2の記録容量識別孔28Bが、グリップ凹部
に位置して、下ハーフ5の外周部から切り欠かれて設け
られる構成とされたが、図5に示すように、主面上に位
置して各記録容量識別孔をそれぞれ設ける構成としても
良い。他の実施の形態の下ハーフ55について、図5を
参照して説明する。なお、上述した下ハーフ5と構成が
ほぼ同一とされるため、同一部材については、同一符号
を付して説明を省略する。
トリッジ1には、下ハーフ5に第1の記録容量識別孔2
8A及び第2の記録容量識別孔28Bが、グリップ凹部
に位置して、下ハーフ5の外周部から切り欠かれて設け
られる構成とされたが、図5に示すように、主面上に位
置して各記録容量識別孔をそれぞれ設ける構成としても
良い。他の実施の形態の下ハーフ55について、図5を
参照して説明する。なお、上述した下ハーフ5と構成が
ほぼ同一とされるため、同一部材については、同一符号
を付して説明を省略する。
【0056】この下ハーフ55には、図6に示すよう
に、位置決め孔27A、27Bの中心を結ぶ直線より前
面側に位置して、円形状の第1の記録容量識別孔33A
乃至第4の記録容量識別孔33Dがそれぞれ設けられて
いる。また、これら第1の記録容量識別孔33A乃至第
4の記録容量識別孔33Dは、カートリッジ挿入方向に
直交する直線L上に位置してそれぞれ配設されている。
に、位置決め孔27A、27Bの中心を結ぶ直線より前
面側に位置して、円形状の第1の記録容量識別孔33A
乃至第4の記録容量識別孔33Dがそれぞれ設けられて
いる。また、これら第1の記録容量識別孔33A乃至第
4の記録容量識別孔33Dは、カートリッジ挿入方向に
直交する直線L上に位置してそれぞれ配設されている。
【0057】上述したように、実施の形態のディスクカ
ートリッジ1は、下ハーフ5に、仕様識別孔28が設け
られたことによって、記録容量が異なる他のディスクカ
ートリッジと容易且つ確実に識別することが可能とされ
る。
ートリッジ1は、下ハーフ5に、仕様識別孔28が設け
られたことによって、記録容量が異なる他のディスクカ
ートリッジと容易且つ確実に識別することが可能とされ
る。
【0058】なお、本実施の形態に係るディスクカート
リッジ1においては、仕様識別孔が記録容量識別孔2
8、33として適用されたが、記録容量を識別するため
のみに限定されるものでなく、例えば、記録及び/又は
再生手段等の異なる仕様を識別するために適用されても
良いことは勿論である。また、記録容量識別孔28、3
3を構成する孔数は、必要に応じて適宜設定されて良
い。
リッジ1においては、仕様識別孔が記録容量識別孔2
8、33として適用されたが、記録容量を識別するため
のみに限定されるものでなく、例えば、記録及び/又は
再生手段等の異なる仕様を識別するために適用されても
良いことは勿論である。また、記録容量識別孔28、3
3を構成する孔数は、必要に応じて適宜設定されて良
い。
【0059】
【発明の効果】上述したように本発明に係るディスクカ
ートリッジによれば、カートリッジ本体のカートリッジ
挿入方向に平行な側面に、仕様識別部が設けられたこと
によって、情報信号の記録容量等の仕様を容易且つ確実
に識別することが可能とされる。
ートリッジによれば、カートリッジ本体のカートリッジ
挿入方向に平行な側面に、仕様識別部が設けられたこと
によって、情報信号の記録容量等の仕様を容易且つ確実
に識別することが可能とされる。
【0060】また、本発明に係る記録及び/又は再生装
置によれば、ディスクカートリッジに対する情報信号の
記録及び/又は再生を行う際、ディスクカートリッジの
カートリッジ挿入方向に平行な側面に設けられた仕様識
別部を検出する検出手段を備えることによって、ディス
クカートリッジの情報信号の記録容量等の仕様を容易且
つ確実に識別することが可能とされる。
置によれば、ディスクカートリッジに対する情報信号の
記録及び/又は再生を行う際、ディスクカートリッジの
カートリッジ挿入方向に平行な側面に設けられた仕様識
別部を検出する検出手段を備えることによって、ディス
クカートリッジの情報信号の記録容量等の仕様を容易且
つ確実に識別することが可能とされる。
【図1】本発明に係る実施の形態のディスクカートリッ
ジを示す分解斜視図である。
ジを示す分解斜視図である。
【図2】上記ディスクカートリッジを構成する下ハーフ
を内方側から示す平面図である。
を内方側から示す平面図である。
【図3】上記ディスクカートリッジを構成する下ハーフ
を外方側から示す平面図である。
を外方側から示す平面図である。
【図4】上記ディスクカートリッジを下ハーフ側から示
す平面図である。
す平面図である。
【図5】他の実施の形態のディスクカートリッジを下ハ
ーフ側から示す平面図である。
ーフ側から示す平面図である。
【図6】記録容量識別孔を識別するために用いられる識
別孔検出装置を示す斜視図である。
別孔検出装置を示す斜視図である。
【図7】上記識別孔検出装置を説明するために示す平面
図である。
図である。
【図8】従来のディスクカートリッジを上ハーフ側から
示す平面図である。
示す平面図である。
【図9】従来のディスクカートリッジを下ハーフ側から
示す平面図である。
示す平面図である。
【図10】従来のディスクカートリッジを下ハーフ側か
ら示す平面図である。
ら示す平面図である。
【図11】従来のディスクカートリッジに設けられた記
録容量識別孔を説明するために示す平面図である。
録容量識別孔を説明するために示す平面図である。
【図12】従来のディスクカートリッジに設けられた記
録容量識別孔を説明するために示す平面図である。
録容量識別孔を説明するために示す平面図である。
【図13】従来のディスクカートリッジに設けられた記
録容量識別孔を説明するために示す平面図である。
録容量識別孔を説明するために示す平面図である。
【図14】従来のディスクカートリッジに設けられた記
録容量識別孔を説明するために示す平面図である。
録容量識別孔を説明するために示す平面図である。
1 ディスクカートリッジ、2 磁気ディスク、3 カ
ートリッジ本体、4上ハーフ、5 下ハーフ、28 記
録容量識別孔、41 識別孔検出装置
ートリッジ本体、4上ハーフ、5 下ハーフ、28 記
録容量識別孔、41 識別孔検出装置
Claims (9)
- 【請求項1】 円盤状記録媒体と、この円盤状記録媒体
が回転自在に収納されたカートリッジ本体とを有するデ
ィスクカートリッジにおいて、 カートリッジ本体には、カートリッジ挿入方向に平行な
側面に、仕様識別部が設けられたことを特徴とするディ
スクカートリッジ。 - 【請求項2】 上記仕様識別部は、カートリッジ挿入方
向に平行な上記カートリッジ本体の少なくとも一方側面
部に位置して、上記カートリッジ本体の厚さ方向に貫通
して形成された溝部、或いは側面及び一方主面が外周面
に面一に形成された平坦部を有することを特徴とする請
求項1に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項3】 上記仕様識別部は、カートリッジ挿入方
向に平行なカートリッジ本体の一方側面部に位置して、
側面及び一方主面に開放された凹部と、 カートリッジ挿入方向に平行なカートリッジ本体の他方
側面部に位置して、側面及び一方主面が外周面に面一に
形成された平坦部とを有することを特徴とする請求項1
に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項4】 上記仕様識別部は、カートリッジ挿入方
向に平行な上記カートリッジ本体の一方側面部に位置し
て、側面及び一方主面に開放された凹部と、 カートリッジ挿入方向に平行な上記カートリッジ本体の
他方側面部に位置して、上記カートリッジ本体の厚さ方
向に貫通して形成された溝部とを有することを特徴とす
る請求項1に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項5】 上記カートリッジ本体には、記録及び/
又は再生装置のカートリッジ装填部に装填された際、カ
ートリッジ装填部に対して上記カートリッジ本体を位置
決めする位置決め孔が設けられ、 上記仕様識別部は、この位置決め孔の位置より上記カー
トリッジ本体の前方側に位置して設けられた複数の仕様
識別孔を有することを特徴とする請求項1に記載のディ
スクカートリッジ。 - 【請求項6】 上記仕様識別孔は、カートリッジ挿入方
向に臨む上記カートリッジ本体の前面に対して平行な直
線上に位置して設けられたことを特徴とする請求項1に
記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項7】 上記カートリッジ本体には、カートリッ
ジ挿入方向に臨む上記カートリッジ本体の前面部に対向
する背面側の一方コーナ部に位置して、円盤状記録媒体
に情報信号が記録されることを規制する誤消去防止部材
が配設されたことを特徴とする請求項1に記載のディス
クカートリッジ。 - 【請求項8】 上記カートリッジ本体には、カートリッ
ジ挿入方向に臨む上記カートリッジ本体の前面部に対向
する背面側の他方コーナ部に位置して、情報信号の記録
容量を識別するための記録容量識別孔が開設されたこと
を特徴とする請求項1に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項9】 カートリッジ挿入方向に平行な側面に仕
様識別部が設けられたカートリッジ本体を有するディス
クカートリッジに対して情報信号の記録及び/又は再生
を行う記録及び/又は再生装置において、 上記仕様識別部を検出する検出手段を備えることを特徴
とする記録及び/又は再生装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15466196A JPH103774A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | ディスクカートリッジ |
US08/872,468 US5995344A (en) | 1996-06-14 | 1997-06-10 | Disc cartridge having design parameters of a recording and/or reproduction medium housed therein |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15466196A JPH103774A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | ディスクカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH103774A true JPH103774A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15589131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15466196A Pending JPH103774A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | ディスクカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH103774A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6307712B1 (en) * | 1997-04-04 | 2001-10-23 | Sony Corporation | Assembly for discrimination disc storage capacity in a disc cartridge |
US6700851B1 (en) * | 1999-11-12 | 2004-03-02 | Sony Corporation | Disk cartridge device for universally mounting and positioning disk cartridges having disks of different size diameters |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP15466196A patent/JPH103774A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6307712B1 (en) * | 1997-04-04 | 2001-10-23 | Sony Corporation | Assembly for discrimination disc storage capacity in a disc cartridge |
US6700851B1 (en) * | 1999-11-12 | 2004-03-02 | Sony Corporation | Disk cartridge device for universally mounting and positioning disk cartridges having disks of different size diameters |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |