JP2001297526A - 記録装置、再生装置、記録再生装置、及び記録又は再生方法 - Google Patents

記録装置、再生装置、記録再生装置、及び記録又は再生方法

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JP2001297526A
JP2001297526A JP2000115783A JP2000115783A JP2001297526A JP 2001297526 A JP2001297526 A JP 2001297526A JP 2000115783 A JP2000115783 A JP 2000115783A JP 2000115783 A JP2000115783 A JP 2000115783A JP 2001297526 A JP2001297526 A JP 2001297526A
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Kazunori Uemura
一徳 植村
Hiroaki Ono
裕明 小野
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 欠陥領域を避けて情報を記録することができ
る記録又は再生装置を提供する。 【解決手段】 動画等の連続した画像情報を再生する際
に、エラー検出を行い、エラーが検出された場合には、
記録媒体の管理情報記録領域に、欠陥領域の物理アドレ
ス情報を記録することにより、次に同一の記録媒体に記
録する場合、欠陥領域を避けて記録することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等の記
録媒体の情報を記録又は再生する装置及び記録、再生方
法に係わり、特に動画等のシーケンシャルデータを記録
又は再生する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映像信号をディジタル化して記録
再生する記録再生装置として、テープメディアを記録媒
体として使用する機器が実施されている。また、近年、
大容量の光ディスクを記録媒体として使用する記録再生
装置が実施されている。この光ディスクの容量は、数ギ
ガバイト単位を越え、映像信号を記録再生するに十分な
容量となり、テープメディアに対してランダムアクセス
ができる点で優れているため、映像信号を記録するメデ
ィアとして、種々の提案がなされている。しかしなが
ら、装置から着脱可能なディスクでは、ディスクを直接
手で触り、ディスク表面に指紋が付着することや、ディ
スク単体を放置して埃が付着することが想定されるが、
光ディスクはレーザを使用して非常に微細な情報の読み
書きを行うため、ディスク表面に指紋等の汚れが付着す
ると、読み書きが出来にくくなるという問題が発生す
る。
【0003】一般に光ディスク等の記録媒体において
は、このような問題に対し、ある記録単位でその領域に
記録できなかったり、あるいはその領域が再生出来ない
場合、又は基準以上の誤りとなる、いわゆる欠陥領域の
場合には、リニアリプレースメント(Linear R
eplacement)とよばれる交替処理の技術が用
いられている。この交替処理は、記録媒体に情報を記録
する都度、今記録した情報を読み出してチェックし、欠
陥があればその欠陥領域とは別にあらかじめ用意された
交替領域に情報を再度記録し、欠陥領域の物理アドレス
と、交替先の物理アドレスを管理情報記録領域に記録す
る。しかし、上述した交替処理では、記録後常にすべて
の情報を読み出してチェックを行わなければならない。
すなわち、ある単位領域に情報を書込み、ヘッドは1周
してこの単位領域を読み出してチェックをする。この単
位領域に欠陥が生じた場合、この情報を他のあらかじめ
定められた領域の単位領域にこれを書き込み、再びチッ
クをしてこの領域のアドレスを管理情報記録領域に書き
込む。この処理では、記録と読み出し処理にほぼ同じ時
間を必要とするため、記録だけの時間の略々2倍以上の
時間を要することとなる。また、記録再生中に欠陥領域
があった場合、交替領域へのシーク動作及びCLV、や
ゾーンCLV方式での回転が安定になるまでの待ちの動
作、交替領域の書き込み又は読み出し動作、元の位置へ
のシーク動作及び回転が安定するまでの待ちの動作とい
う一連の動作を伴うため、処理速度が著しく低下してし
まう。このため動画像等のリアルタイムの記録には不向
きである。
【0004】この問題に関し、特開平10−12500
6号公報には、記録時にアドレス欠陥を検出し、欠陥が
あれば欠陥の領域の次の領域に記録を行い、すべての記
録終了後、その欠陥領域のアドレス情報を管理情報記録
領域に記録することによって、リアルタイムで動画像等
の記録再生を行う、と記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
10−125006号公報記載の技術では、アドレス部
の欠陥のみで欠陥を検出するため、記録された情報の欠
陥を検出するものではなく、すべての欠陥に対して有効
ではない。つまり、ディスクの欠陥によって情報がEC
C(Error Correction Code)に
より誤り訂正できないといった場合(ECC Unco
rrectable)に対しては情報を正常に再生する
ことが出来なくなる。また、情報記録を行う際には、記
録する前にあらかじめ欠陥の領域が判っていれば、その
領域に関しては欠陥の検出を行わなくも、その領域を避
けて記録するれば良いため、極力記録前に欠陥情報を管
理情報記録領域に記録するのが望ましい。
【0006】本発明の目的は、以上の点を考慮し、情報
再生時に情報に誤り、すなわちエラーが検出された場
合、その欠陥領域の情報を管理情報記録領域に記録して
おくことで、次にその領域に記録を行う際には欠陥領域
を避けて記録を行うことが出来る記録又は再生技術を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、第1の発明では、所定の記録単位毎に物理アド
レスが設けられた主情報記録領域と、管理情報記録領域
とを有する記録媒体から情報をを再生する再生装置にお
いて、物理アドレスが検出できない欠陥領域に関する第
1の欠陥情報と主情報が検出できない欠陥領域に関する
第2の欠陥情報を取得する欠陥情報取得手段と、前記第
1及び前記第2の欠陥情報を前記記録媒体の前記管理情
報記録領域に記録する記録手段とを備える。第1の発明
において、記憶手段を設け、前記記憶手段に前記欠陥情
報取得手段で出力された前記第1及び前記第2の欠陥情
報を記憶させ、記憶された前記第1及び前記第2の欠陥
情報を再生終了後に前記記録媒体の前記管理情報記録領
域に記録するように構成される。
【0008】第2の発明では、所定の記録単位毎に物理
アドレスが設けられた主情報記録領域と、管理情報記録
領域とを有する記録媒体に情報を記録する記録装置にお
いて、物理アドレスが検出できない欠陥領域に関する第
1の欠陥情報と主情報が検出できない欠陥領域に関する
第2の欠陥情報が前記管理情報記録領域に記録されてい
る記録媒体から前記第1、前記第2の欠陥情報を読み出
す欠陥情報読み出し手段と、前記欠陥情報読み出し手段
の出力によって、記録用情報の物理アドレスから前記第
1及び前記第2の欠陥情報に対応する物理アドレスを除
外した後、前記記録用情報を前記記録媒体の前記主情報
記録領域に記録する記録手段とを備える。
【0009】第3の発明では、所定の記録単位毎に物理
アドレスが設けられた主情報記録領域と、管理情報記録
領域とを有する記録媒体の記録再生装置において、物理
アドレスが検出できない欠陥領域に関する第1の欠陥情
報と主情報が検出できない欠陥領域に関する第2の欠陥
情報を取得する欠陥情報取得手段と、前記第1及び前記
第2の欠陥情報を前記記録媒体の管理情報記録領域に記
録する記録手段と、物理アドレスが検出できない欠陥領
域に関する第1の欠陥情報と主情報が検出できない欠陥
領域に関する第2の欠陥情報が前記管理情報記録領域に
記録されている記録媒体から前記第1、前記第2の欠陥
情報を読み出す欠陥情報読み出し手段と、前記欠陥情報
読み出し手段の出力によって、記録用情報の物理アドレ
スから前記第1及び前記第2の欠陥情報に対応する物理
アドレスを除外した後、前記記録用情報を前記記録媒体
の前記主情報記録領域に記録する記録手段とを備える。
【0010】第4の発明では、所定の記録単位毎に物理
アドレスが設けられた主情報記録領域と、管理情報記録
領域とを有する記録媒体から情報をを再生する再生方法
において、物理アドレスが検出できない欠陥領域に関す
る第1の欠陥情報と主情報が検出できない欠陥領域に関
する第2の欠陥情報を取得すステップと、前記第1及び
前記第2の欠陥情報を前記記録媒体の前記管理情報記録
領域に記録するステップとを備える。
【0011】第5の発明では、所定の記録単位毎に物理
アドレスが設けられた主情報記録領域と、管理情報記録
領域とを有する記録媒体に情報を記録する記録方法であ
って、物理アドレスが検出できない欠陥領域に関する第
1の欠陥情報と主情報が検出できない欠陥領域に関する
第2の欠陥情報が前記管理情報記録領域に記録されてい
る記録媒体から前記第1、前記第2の欠陥情報を読み出
すステップと、記録用情報の物理アドレスから前記第1
及び前記第2の欠陥情報に対応する物理アドレスを除外
した後、前記記録用情報を前記記録媒体の前記主情報記
録領域に記録するステップとを備える。
【0012】第6の発明では、所定の記録単位毎に物理
アドレスが設けられた主情報記録領域と、管理情報記録
領域とを有する記録媒体の記録再生方法において、物理
アドレスが検出できない欠陥領域に関する第1の欠陥情
報と主情報が検出できない欠陥領域に関する第2の欠陥
情報を取得すステップと、前記第1及び前記第2の欠陥
情報を前記記録媒体の前記管理情報記録領域に記録する
ステップと、物理アドレスが検出できない欠陥領域に関
する第1の欠陥情報と主情報が検出できない欠陥領域に
関する第2の欠陥情報が前記管理情報記録領域に記録さ
れている記録媒体から前記第1、前記第2の欠陥情報を
読み出すステップと、記録用情報の物理アドレスから前
記第1及び前記第2の欠陥情報に対応する物理アドレス
を除外した後、前記記録用情報を前記記録媒体の前記主
情報記録領域に記録するステップとを備える。
【0013】第7の発明では、所定の記録単位に分割さ
れており、それぞれ物理アドレスを設けた主情報記録領
域と、管理情報記録領域とを有する記録媒体から情報を
再生する再生装置において、任意の領域の主情報記録領
域を読み出す主情報読み出し手段と、前記管理情報記録
領域に前記欠陥情報を記録する管理情報記録手段と、前
記主情報読み出し手段によって読み出した情報に誤りが
あるかを検出する誤り検出手段とを備え、前記主情報の
再生時に、前記誤り検出手段により、誤りが検出された
際には、誤りが検出された領域の物理アドレスを前記記
録媒体の欠陥情報として、前記管理情報記録領域に記録
することを特徴とする再生装置。第7の発明において、
前記誤りが検出された領域の物理アドレスを記憶する記
憶手段を有し、前記主情報の再生動作を行っている間
に、前記誤り検出手段によって誤りが検出された場合、
誤りが検出された領域の物理アドレスを前記記憶手段に
記憶しておき、再生動作終了後に、前記記憶手段に記憶
された前記物理アドレスを、前記記録媒体の前記管理情
報記録領域に記録するように構成されている。
【0014】第8の発明では、所定の記録単位に分割さ
れており、それぞれ物理アドレスを設けた主情報記録領
域と、管理情報記録領域とを有する記録媒体に情報を記
録する記録装置において、記録媒体の任意の領域の主情
報記録領域を読み出した際に得られた欠陥情報が前記管
理情報記録領域に記録された記録媒体から欠陥情報を読
み出す欠陥情報読み出し手段と、前記主情報記録領域
に、任意の情報を記録する主情報記録手段とを備え、主
情報記録手段は、前記欠陥情報読み出し手段によって読
み出した前記欠陥情報を基に欠陥位置の物理アドレスを
除外して前記主情報記録領域に前記主情報を記録するよ
うに構成される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、実施例を用い、図を参照して説明する。図1は本発
明による再生装置の一実施を示すブロック図である。図
において、101はDVD−RAMディスクなどの記録
可能な記録媒体、102は光ヘッド、103は読み出し
手段であり、記録されている主情報や再生している記録
領域のアドレスを読み出す。104はECC訂正手段、
105はECC訂正された主情報をデコードするデコー
ダ手段、106はエラー検出手段であり、107は欠陥
管理手段、108はメモリ、109は記録手段である。
【0016】図2は記録媒体の管理情報記録領域及び主
情報記録領域を説明するための模式図である。図におい
て、記録媒体101の内周や外周、又内周及び外周には
管理情報記録領域201が設けられている。主情報記録
領域202は記録トラック203から構成されている。
記録トラック203の記録単位セクタ204で示すと、
この記録単位セクタ204は書き換え不可能な物理アド
レス領域205と書き換え可能な情報記録領域206か
ら構成されている。
【0017】図1において、記録媒体101は大容量の
光ディスクであり、所定の記録単位毎のセクタ204
(図2参照)に分割され、それぞれのセクタ204の先
頭には書き換え不能の物理アドレス領域205(図2参
照)が設けられ、その後部に書き換え可能な情報記録領
域206(図2参照)が設けられる。また、通常の情報
を記録する領域とは別に管理情報記録領域201(図2
参照)を備えている。
【0018】情報再生動作時において、光ヘッド2は記
録媒体101の主情報記録領域202に記録されている
物理アドレスを検出しメモリに記憶する。この物理アド
レスの情報を利用して記録トラックを再生する。光ヘッ
ド102を介して再生された物理アドレス及び主情報は
読み出し手段103に出力され、ここで読み出される。
この時読み出された情報はECCが付加された情報であ
るので、ECC訂正手段104に出力され、ECC訂正
手段104は読み出された情報のECC訂正を行い、デ
コーダ手段105に出力される。デコーダ手段105に
入力された情報は、例えばMPEG(Moving P
icture Expert Group)方式で圧縮
された動画等の画像情報であり、デコーダ手段107
は、MPEG画像情報をデコードし、画像情報を出力す
る。
【0019】読み出し手段103は物理アドレスが検出
されなかった場合、物理アドレス検出不能と言う情報を
エラー検出手段に出力する。また、ECC訂正手段はE
CC訂正ができなかった場合にはECC訂正不能と言う
情報をエラー検出手段106に出力する。エラー検出手
段106は、読み出し手段103からの物理アドレス検
出不能情報又はECC訂正手段104からのECC訂正
不能情報があった場合、読み出しエラーを検出する。エ
ラーが検出されると、エラーを検出した領域の物理アド
レス情報を、欠陥管理手段107に出力する。欠陥管理
手段107は、得られた欠陥領域の物理アドレス情報を
メモり108に記憶させる。一連の再生動作が終了した
際、欠陥管理手段107は、メモリ108に記憶されて
いる欠陥領域の物理アドレス情報を、記録手段109、
光ヘッド102を介して、ディスクの管理情報記録領域
201に記録する。
【0020】次にエラー検出方法について図2を用いて
説明する。図2は前述のように、記録媒体101の管理
情報記録領域201及び主情報記録領域202の一部を
示した図である。情報再生時には、記録トラック203
上のセクタ204を順次読み出す。この時物理アドレス
領域205が正しく読み出せなかった場合は、読み出せ
なかったセクタの物理アドレス情報を、欠陥管理手段1
07に出力する。正しく読み出せた場合は、続く情報領
域206に記録されている情報を読み出し、ECC訂正
手段104によって、ECC訂正処理を行う。情報訂正
不能の場合、そのセクタの物理アドレス情報を欠陥管理
手段107に出力する。
【0021】以上により、画像情報再生時にエラーが検
出された際には、その欠陥領域の物理アドレス情報が、
管理情報記録領域201に記録される。以上の例では、
エラーが検出された際に、得られた欠陥領域の物理アド
レス情報を一旦メモり108に記憶し、一連の再生動作
が終了した際に管理情報記録領域201に記録する構成
であるが、エラーが検出された直後に得られた欠陥領域
の物理アドレス情報を管理情報記録領域201に記録す
る構成としても良い。
【0022】次に、再生した領域に再度画像情報を記録
する場合について図3を用いて説明する。
【0023】図3は本発明による記録装置の一実施例を
を示すブロック図である。図では、画像情報を記録する
場合を例にとって説明する。図において、301はエン
コーダ手段、302はECC付加手段、303は記録手
段、304は光ヘッド、305は読み出し手段、306
はメモリ、307は欠陥管理手段である。311は例え
ばビデオカメラなどの画像出力装置である。図1の再生
装置と図3の記録装置を一体にした記録再生装置にした
場合には、図1のメモリ108と図3のメモリ306と
を共用することができる。図3で使用する記録媒体10
1としては、図1において欠陥領域の物理アドレス情報
が管理情報記録領域201に書き込まれたものを用い
る。
【0024】情報記録時において、あらかじめ記録媒体
101の管理情報記録領域201(図2参照)を読み出
し手段305によって読み出し、欠陥領域の物理アドレ
スをメモリ306に記憶しておく。画像出力装置311
に内蔵されているホストコンピュータ又はマイコンによ
って、画像のセクタに相当する情報に対してそれぞれ論
理アドレスが付加される。この画像はエンコーダ手段3
01に入力される。この画像情報、例えば動画等の画像
情報はビデオカメラ等から供給されるデジタルデータで
ある。エンコーダ手段301はこの画像情報をMPEG
(MovingPicture Experts Gr
oup)方式でデータ圧縮を行いECC付加手段302
に出力する。ECC付加手段はMPEG画像情報に対し
ECCを付加し、記録手段303に出力する。記録手段
303は論理アドレスを物理アドレスに変換し、光ヘッ
ド304を介して記録媒体101の記録トラック203
に記録を行う。この場合、欠陥管理手段307は、メモ
リ306に記憶されている欠陥領域の物理アドレスを避
けて記録するように、記録手段303に対して指示を出
す。これにより、予め欠陥領域と判っている領域に対し
て、欠陥検出を行わなくてすみ、かつ記録時には検出で
きない欠陥領域も避けて記録を行うことが出来る。
【0025】図3において、画像出力装置311にホス
トコンピュータやマイコンが内蔵されておらず、画像に
論理アドレスを付加できない場合には、記録手段303
で物理アドレスを付加する。この場合欠陥管理手段30
7から出力される欠陥領域の物理アドレスを除いて記録
するように記録手段303に対して指示する。このよう
にして、画像に論理アドレスが付加されている場合で
も、付加されていない場合でも欠陥領域の物理アドレス
を除いたアドレスをセクタ単位の画像に付加することが
できるため、正確に記録できると共に記録時間を短縮す
ることができる。また、このようにして記録された記録
媒体101を再生する場合には、欠陥領域を再生しない
ため、再生された情報に欠落が生じない。以上述べた実
施例では、図1に再生装置をしめし、図3に記録装置を
示しそれぞれ別の装置として説明したが、同一の装置で
再生記録を行うことができる構成としても良い。
【0026】以上述べたように、本発明によれば、動画
等の連続した画像情報を再生する際に、物理アドレスが
検出ができなかった情報及び及びECC訂正ができなか
った領域の情報によりエラー検出を行い、エラーが検出
された場合には、これら情報の領域、即ち欠陥領域の物
理アドレスを記録媒体の管理情報記録領域に記録するこ
とにより、次に同一の記録媒体にに記録する場合には、
この欠陥領域を避けて記録することが出来るため、より
正確に記録を行うことが出来る。また、あらかじめ判っ
ている欠陥領域については、記録時にエラー検出する必
要がないため、より早く記録動作を行うことが出来る。
また、再生に際しては、欠落した情報がないために、正
確に再生することができる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、よ
り正確に記録を行うことが出来る。また、あらかじめ判
っている欠陥領域については、記録時にエラー検出する
必要がないため、より早く記録動作を行うことが出来
る。また、再生に際しては、より正確に再生が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による再生装置の一実施を示すブロック
図である。
【図2】記録媒体の管理情報記録領域及び主情報記録領
域を説明するための模式図である。
【図3】本発明による記録装置の一実施例をを示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
101…記録媒体、102…光ヘッド、103…読み出
し手段、104…ECC訂正手段、105…デコーダ手
段、106…エラー検出手段、107…欠陥管理手段、
108…メモリ、109…記録手段、201…管理情報
記録領域、202…主情報記録領域、203…記録トラ
ック、204…記録単位毎のセクタ、205…書き換え
不可能な物理アドレス領域、206…書き換え可能な情
報記録領域、301…エンコーダ手段、302…ECC
付加手段、303…記録手段、304…光ヘッド、30
5…読み出し手段、306…メモリ、307…欠陥管理
手段、311…画像出力装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/85 H04N 5/85 Z 5/94 5/94 Z Fターム(参考) 5C052 AA01 CC08 CC11 CC12 5C053 FA25 GA11 GB15 GB37 HB07 HB10 KA01 5D044 AB07 BC02 CC04 DE47 DE53 DE64 GK12 HL11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の記録単位毎に物理アドレスが設けら
    れた主情報記録領域と、管理情報記録領域とを有する記
    録媒体から情報を再生する再生装置において、物理アド
    レスが検出できない欠陥領域に関する第1の欠陥情報と
    主情報が検出できない欠陥領域に関する第2の欠陥情報
    を取得する欠陥情報取得手段と、前記第1及び前記第2
    の欠陥情報を前記記録媒体の前記管理情報記録領域に記
    録する記録手段とを備えることを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の再生装置において、記憶手
    段を設け、前記記憶手段に前記欠陥情報取得手段で出力
    された前記第1及び前記第2の欠陥情報を記憶させ、記
    憶された前記第1及び前記第2の欠陥情報を再生終了後
    に前記記録媒体の前記管理情報記録領域に記録すること
    を特徴とする再生装置。
  3. 【請求項3】所定の記録単位毎に物理アドレスが設けら
    れた主情報記録領域と、管理情報記録領域とを有する記
    録媒体に情報を記録する記録装置において、物理アドレ
    スが検出できない欠陥領域に関する第1の欠陥情報と主
    情報が検出できない欠陥領域に関する第2の欠陥情報が
    前記管理情報記録領域に記録されている記録媒体から前
    記第1、前記第2の欠陥情報を読み出す欠陥情報読み出
    し手段と、前記欠陥情報読み出し手段の出力によって、
    記録用情報の物理アドレスから前記第1及び前記第2の
    欠陥情報に対応する物理アドレスを除外した後、前記記
    録用情報を前記記録媒体の前記主情報記録領域に記録す
    る記録手段とを備えることを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】所定の記録単位毎に物理アドレスが設けら
    れた主情報記録領域と、管理情報記録領域とを有する記
    録媒体の記録再生装置において、物理アドレスが検出で
    きない欠陥領域に関する第1の欠陥情報と主情報が検出
    できない欠陥領域に関する第2の欠陥情報を取得する欠
    陥情報取得手段と、前記第1及び前記第2の欠陥情報を
    前記記録媒体の管理情報記録領域に記録する記録手段
    と、物理アドレスが検出できない欠陥領域に関する第1
    の欠陥情報と主情報が検出できない欠陥領域に関する第
    2の欠陥情報が前記管理情報記録領域に記録されている
    記録媒体から前記第1、前記第2の欠陥情報を読み出す
    欠陥情報読み出し手段と、前記欠陥情報読み出し手段の
    出力によって、記録用情報の物理アドレスから前記第1
    及び前記第2の欠陥情報に対応する物理アドレスを除外
    した後、前記記録用情報を前記記録媒体の前記主情報記
    録領域に記録する記録手段とを備えることを特徴とする
    記録再生装置。
  5. 【請求項5】所定の記録単位毎に物理アドレスが設けら
    れた主情報記録領域と、管理情報記録領域とを有する記
    録媒体から情報を再生する再生方法において、物理アド
    レスが検出できない欠陥領域に関する第1の欠陥情報と
    主情報が検出できない欠陥領域に関する第2の欠陥情報
    を取得するステップと、前記第1及び前記第2の欠陥情
    報を前記記録媒体の前記管理情報記録領域に記録するス
    テップとを備えることを特徴とする再生方法。
  6. 【請求項6】所定の記録単位毎に物理アドレスが設けら
    れた主情報記録領域と、管理情報記録領域とを有する記
    録媒体に情報を記録する記録方法であって、物理アドレ
    スが検出できない欠陥領域に関する第1の欠陥情報と主
    情報が検出できない欠陥領域に関する第2の欠陥情報が
    前記管理情報記録領域に記録されている記録媒体から前
    記第1、前記第2の欠陥情報を読み出すステップと、記
    録用情報の物理アドレスから前記第1及び前記第2の欠
    陥情報に対応する物理アドレスを除外した後、前記記録
    用情報を前記記録媒体の前記主情報記録領域に記録する
    ステップとを備えることを特徴とする記録方法。
  7. 【請求項7】所定の記録単位毎に物理アドレスが設けら
    れた主情報記録領域と、管理情報記録領域とを有する記
    録媒体の記録再生方法において、物理アドレスが検出で
    きない欠陥領域に関する第1の欠陥情報と主情報が検出
    できない欠陥領域に関する第2の欠陥情報を取得すステ
    ップと、前記第1及び前記第2の欠陥情報を前記記録媒
    体の前記管理情報記録領域に記録するステップと、物理
    アドレスが検出できない欠陥領域に関する第1の欠陥情
    報と主情報が検出できない欠陥領域に関する第2の欠陥
    情報が前記管理情報記録領域に記録されている記録媒体
    から前記第1、前記第2の欠陥情報を読み出すステップ
    と、記録用情報の物理アドレスから前記第1及び前記第
    2の欠陥情報に対応する物理アドレスを除外した後、前
    記記録用情報を前記記録媒体の前記主情報記録領域に記
    録するステップとを備えることを特徴とする記録再生方
    法。
  8. 【請求項8】所定の記録単位に分割されており、それぞ
    れ物理アドレスを設けた主情報記録領域と、管理情報記
    録領域とを有する記録媒体から情報を再生する再生装置
    において、任意の領域の主情報記録領域を読み出す主情
    報読み出し手段と、前記管理情報記録領域に前記欠陥情
    報を記録する管理情報記録手段と、前記主情報読み出し
    手段によって読み出した情報に誤りがあるかを検出する
    誤り検出手段とを備え、前記主情報の再生時に、前記誤
    り検出手段により、誤りが検出された際には、誤りが検
    出された領域の物理アドレスを前記記録媒体の欠陥情報
    として、前記管理情報記録領域に記録することを特徴と
    する再生装置。
  9. 【請求項9】請求項1記載の再生装置おいて、前記誤り
    が検出された領域の物理アドレスを記憶する記憶手段を
    有し、前記主情報の再生動作を行っている間に、前記誤
    り検出手段によって誤りが検出された場合、誤りが検出
    された領域の物理アドレスを前記記憶手段に記憶してお
    き、再生動作終了後に、前記記憶手段に記憶された前記
    物理アドレスを、前記記録媒体の前記管理情報記録領域
    に記録することを特徴とする再生装置。
  10. 【請求項10】所定の記録単位に分割されており、それ
    ぞれ物理アドレスを設けた主情報記録領域と、管理情報
    記録領域とを有する記録媒体に情報を記録する記録装置
    において、記録媒体の任意の領域の主情報記録領域を読
    み出した際に得られた欠陥情報が前記管理情報記録領域
    に記録された記録媒体から欠陥情報を読み出す欠陥情報
    読み出し手段と、前記主情報記録領域に、任意の情報を
    記録する主情報記録手段とを備え、主情報記録手段は、
    前記欠陥情報読み出し手段によって読み出した前記欠陥
    情報を基に欠陥位置の物理アドレスを除外して前記主情
    報記録領域に前記主情報を記録することを特徴とする記
    録装置。
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