JP2005182882A - オフトラック検出方法、及びこれを用いた光ディスク記録再生装置 - Google Patents

オフトラック検出方法、及びこれを用いた光ディスク記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 光ディスクの記録において、記録中にオフトラックが検出できない場合に本来記録するべきトラックに隣接するトラックに記録してしまう、また追記記録処理等において、不要な未記録領域や重ね書き領域が発生するという不具合を解消すること。
【解決手段】 光ディスク101に対して記録、または記録された信号の読み取りを行う光学ヘッド102と、光ディスク101から得られる現在の位置を示す取得位置情報を検出する位置情報取得部107と、記録終了後に取得が期待される第2の位置情報を生成する期待位置情報生成部106と、前記記録終了後の再生状態において、前記取得した位置情報と、期待位置情報とを比較し、該比較結果に基づいて記録がオフトラックしたかどうかを判断するオフトラック判定手部109と、を設け、オフトラック判定部109において、現在の物理アドレスと記録終了後に予想される期待アドレスとを比較する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、記録再生装置のオフトラック検出方法、及び光ディスク記録再生装置に関し、特に、記録可能な光ディスク、例えばDVD−R/RW等に対して動画や静止画、音声データ等のデータを記録することのできるトラック検出方法、及びこれを用いた光ディスク記録再生装置に関するものである。
従来の記録装置は、記録中に光学ヘッドのトラックに対する追従状態を監視し、トラック飛びが発生して隣接トラックに誤って記録が行われると判断した時点で記録を停止する構成になっている。また、光学ヘッドが所定のトラックから他のトラックに飛んだ事(以降、オフトラックと呼ぶ)を検出するために、サーボ制御用途の信号を使用する場合がある(例えば、特許文献1参照)。また、ディスクに予め埋め込まれているアドレス情報を使用する方法がある(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−84271号公報 特開平8−185631号公報
従来のオフトラック検出方法、及びそれを用いた光ディスク記録再生装置は以上のように構成されており、ディスク状媒体に記録を行う場合、トラックに沿って記録を行う必要がある。しかし、記録媒体の記録面における傷や埃、指紋等の影響や、振動や衝撃等を受けた場合に、レーザースポットが隣接トラックに飛んでしまう場合がある。そこで、上記特許文献1(特開平6−84271号公報)では、トラッキング信号、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号等のサーボ制御信号を使用し、オフトラックの検出を行っている。しかし、各サーボ制御信号を使用し、オフトラックの検出レベルを検出しやすい方向に調整すると、記録面の傷や埃、指紋等がある場所を光学ヘッドが通過する時に、実際にはオフトラックが発生していないにもかかわらずオフトラックの発生があったと誤判定し、記録が度々中断されてしまうという問題点がある。また、DVD−R/RW,+R/RWや、CD−R/RW等の光ディスクにおいては、その記録の形態として、ディスク内周から外周にかけて一筆書きで記録する場合が多いため、ガードバンド領域を設けることができず、実用的でないという問題点がある。
また、特許文献2(特開平8−185631号公報)によれば、記録中のディスクから得られるアドレスを使用しているが、例えば、DVD−R/RWなどの光ディスクにおいては、記録中にアドレスを取得することは困難であり、実際には、記録中にアドレスを取得できていない場合が多い。そのため、実際には記録中のアドレスの連続性によりオフトラックを検出することは困難であるものであり、また、アドレスが読めない場合に記録を中断してしまうシステムでは、度々記録が中断されてしまい、実用的でないという問題点がある。
そのため、記録中にオフトラックが発生した場合においても、これを正常に検出することができずに記録を続けてしまい、その結果、記録済みであるべき領域に未記録領域が残って再生互換の低下が発生したり、記録範囲を超えて記録してしまうことで既存データの破壊が発生したりする。また、記録に失敗したと判断し、そのディスク自体が使用できなくなってしまう場合もある。
図6は、記録中にディスクの外周にオフトラックした場合の一例を示す図である。図中の矢印は、光学ヘッドによる記録位置(レーザー位置)の移動を示したものである。ディスク内周から外周にかけて記録する動作において、外周にオフトラックした場合、サーボ制御信号でこれを検出することは困難であり、また、記録中のアドレスの取得が困難であるため、オフトラックしたことを検出することは困難となる。そのため、オフトラック後も記録を続けてしまうこととなる。また、図示はしていないが、オフトラックが発生した場所においては、ディスク上のアドレスに対して、記録データが不連続になってしまい、未記録領域や、重ね書き領域が発生してしまう。また、図6には、外周にオフトラックした場合を記載しているが、内周にオフトラックした場合も同様に、オフトラックしたことを検出することは困難である。
この発明は以上のような問題点を解消するためになされたもので、記録中にオフトラックしたことを精度よく検出することのできるオフトラック検出方法、及びそれを用いた光ディスク記録再生装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1にかかるオフトラック検出方法は、記録可能な光ディスクに対して記録動作中におけるオフトラックの検出を行うオフトラック検出方法であって、前記光ディスクに記録を行うステップと、前記光ディスクから得られる現在の位置を示す位置情報である取得位置情報を検出するステップと、前記記録のステップの終了後に取得が期待される位置情報である期待位置情報を生成するステップと、前記記録の動作の終了後の再生状態において、前記取得位置情報と、前記期待位置情報とを比較するステップと、前記取得位置情報と前記期待位置情報との比較の結果に基づいて記録がオフトラックしたかどうかを判断するステップと、を含むものである。
本発明の請求項2にかかるオフトラック検出方法は、請求項1記載のオフトラック検出方法において、前記取得位置情報として、前記光ディスクの現在の物理アドレスを使用し、前記期待位置情報として、前記記録の動作の終了後に取得が期待されるアドレスを使用するものである。
本発明の請求項3にかかるオフトラック検出方法は、請求項1記載のオフトラック検出方法において、前記取得位置情報として、前記光ディスクに記録済みデータのデータアドレスを使用し、前記期待位置情報として、前記記録の動作の終了後に取得が期待されるアドレスを使用するものである。
本発明の請求項4にかかる光ディスク記録再生装置は、請求項1記載のオフトラック検出方法において、前記光ディスクに記録を行うステップは、所定の長さ毎に、該各所定の長さの記録間に、記録の中断期間をはさんで、記録を行うものであるものである。
本発明の請求項5にかかるオフトラック検出方法は、記録可能な光ディスクに対して記録動作中におけるオフトラックの検出を行う光ディスク記録再生装置であって、前記光ディスクに対して記録を行う、または記録された信号の読み取りを行う光学ヘッドと、前記光ディスクから得られる現在の位置を示す位置情報である取得位置情報を検出する位置情報取得手段と、前記記録の動作の終了後に取得が期待される位置情報である期待位置情報を生成する期待位置情報生成手段と、前記記録の動作の終了後の再生状態において、前記取得位置情報と、前記期待位置情報とを比較し、該比較結果に基づいて記録がオフトラックしたかどうかを判断するオフトラック判定手段と、前記取得位置情報の示すアドレスが前記期待位置情報の示すアドレスより小さい場合、前記取得位置情報の示すアドレスから前記期待位置情報の示すアドレスまでの区間に、ダミーデータを追記記録するように前記光学ヘッドを制御する制御手段と、を備えたものである。
本発明の請求項6にかかる光ディスク記録再生装置は、記録可能な光ディスクに対して記録動作中におけるオフトラックの検出を行う光ディスク記録再生装置であって、前記光ディスクに対して記録を行う、または記録された信号の読み取りを行う光学ヘッドと、前記光ディスクから得られる現在の位置を示す位置情報である取得位置情報を検出する位置情報取得手段と、前記記録の動作の終了後に取得が期待される位置情報である期待位置情報を生成する期待位置情報生成手段と、前記記録の動作の終了後の再生状態において、前記取得位置情報と、前記期待位置情報とを比較し、該比較結果に基づいて記録がオフトラックしたかどうかを判断するオフトラック判定手段と、前記取得位置情報の示すアドレスが前記期待位置情報の示すアドレスより小さい場合、次回の追記記録時に、前記取得位置情報の示すアドレスから前記期待位置情報の示すアドレスまでの区間に、所定の間隔毎の各位置に、所定量のダミーデータを記録するように前記光学ヘッドを制御する制御手段と、を備えたものである。
本発明の請求項7にかかる光ディスク記録再生装置は、記録可能な光ディスクに対して記録動作中におけるオフトラックの検出を行う光ディスク記録再生装置であって、前記光ディスクに対して記録を行う、または記録された信号の読み取りを行う光学ヘッドと、前記光ディスクから得られる現在の位置を示す位置情報である取得位置情報を検出する位置情報取得手段と、前記記録の動作の終了後に取得が期待される位置情報である期待位置情報を生成する期待位置情報生成手段と、前記記録の動作の終了後の再生状態において、前記取得位置情報と、前記期待位置情報とを比較し、該比較結果に基づいて記録がオフトラックしたかどうかを判断するオフトラック判定手段と、前記取得位置情報の示すアドレスが前記期待位置情報の示すアドレスより大きい場合、前記記録を行った範囲内において未記領域の探索を行い、検出した未記録領域に対してダミーデータを記録するように前記光学ヘッドを制御する制御手段と、を備えたものである。
本発明の請求項8にかかる光ディスク記録再生装置は、記録可能な光ディスクに対して記録動作中におけるオフトラックの検出を行う光ディスク記録再生装置であって、前記光ディスクに対して記録を行う、または記録された信号の読み取りを行う光学ヘッドと、前記光ディスクから得られる現在の位置を示す位置情報である取得位置情報を検出する位置情報取得手段と、前記記録の動作の終了後に取得が期待される位置情報である期待位置情報を生成する期待位置情報生成手段と、前記記録の動作の終了後の再生状態において、前記取得位置情報と、前記期待位置情報とを比較し、該比較結果に基づいて記録がオフトラックしたかどうかを判断するオフトラック判定手段と、前記取得位置情報の示すアドレスが前記期待位置情報の示すアドレスより大きい場合、前記記録を行った範囲内における、データアドレスが不連続な領域に対して、ダミーデータを記録するように前記光学ヘッドを制御する制御手段と、を備えたものである。
本発明の請求項9にかかる光ディスク記録再生装置は、記録可能な光ディスクに対して記録動作におけるオフトラックの検出を行う光ディスク記録再生装置であって、前記光ディスクに対して記録を行う、または記録された信号の読み取りを行う光学ヘッドと、前記光ディスクから得られる現在の位置を示す位置情報である取得位置情報を検出する位置情報取得手段と、前記記録の動作の終了後に取得が期待される位置情報である期待位置情報を生成する期待位置情報生成手段と、前記記録の動作の終了後の再生状態において、前記取得位置情報と、前記期待位置情報とを比較し、該比較結果に基づいて記録がオフトラックしたかどうかを判断するオフトラック判定手段と、前記取得位置情報の示すアドレスが前記期待位置情報の示すアドレスより大きい場合、次回の追記記録時に、実際の記録終了位置のアドレスから、追記記録時の期待位置情報の示す記録終了予定位置アドレスの区間にのみ、データを記録するように前記光学ヘッドを制御する制御手段と、を備えたものである。
本発明の請求項1にかかるオフトラック検出方法によれば、記録可能な光ディスクに対して記録動作中におけるオフトラックの検出を行うオフトラック検出方法であって、前記光ディスクに記録を行うステップと、前記光ディスクから得られる現在の位置を示す位置情報である取得位置情報を検出するステップと、前記記録のステップの終了後に取得が期待される位置情報である期待位置情報を生成するステップと、前記記録の動作の終了後の再生状態において、前記取得位置情報と、前記期待位置情報とを比較するステップと、前記取得位置情報と前記期待位置情報との比較の結果に基づいて記録がオフトラックしたかどうかを判断するステップと、を含むものとしたので、記録後の再生状態において位置情報の取得を行うことで、記録中の様々な要因、例えば、マークとスペースのレーザーパワーの過渡応答による影響等が発生せず、安定して位置情報の取得が行え、その結果、オフトラックの判定が確実に行える効果がある。
本発明の請求項2にかかるオフトラック検出方法によれば、請求項1記載のオフトラック検出方法において、前記取得位置情報として、前記光ディスクの現在の物理アドレスを使用し、前記期待位置情報として、前記記録の動作の終了後に取得が期待されるアドレスを使用するものとしたので、記録終了後のディスク上の位置を一意に特定でき、オフトラックの判定を定量的に行えるという効果がある。
本発明の請求項3にかかるオフトラック検出方法によれば、請求項1記載のオフトラック検出方法において、前記取得位置情報として、前記光ディスクに記録済みデータのデータアドレスを使用し、前記期待位置情報として、前記記録の動作の終了後に取得が期待されるアドレスを使用するものとしたので、例えばDVD−RW等の書き換え可能なメディアに対して、記録終了位置に既にデータが書かれていれば、そのデータのデータアドレスを取得することで記録終了位置の特定を行うことができる。ここで、DVD−RW等のメディアにおいては、物理アドレスを取得するためには、複数セクタに渡って予めディスクに埋め込まれている情報のデコード処理を行うことが必要であるが、データアドレスを使用することで、1セクタでアドレスが取得できるため、処理時間の短縮につながるという効果が得られる。
本発明の請求項4にかかるオフトラック検出方法によれば、請求項1記載のオフトラック検出方法において、前記光ディスクに記録を行うステップは、所定の長さ毎に、該各所定の長さの記録間に、記録の中断期間をはさんで、記録を行うものとしたので、オフトラックの早期検出が可能であり、また、バッファーアンダーラン発生時等においてもオフトラックの検出をすることが可能となる効果がある。
本発明の請求項5にかかる光ディスク記録再生装置によれば、記録可能な光ディスクに対して記録動作中におけるオフトラックの検出を行う光ディスク記録再生装置であって、前記光ディスクに対して記録を行う、または記録された信号の読み取りを行う光学ヘッドと、前記光ディスクから得られる現在の位置を示す位置情報である取得位置情報を検出する位置情報取得手段と、前記記録の動作の終了後に取得が期待される位置情報である期待位置情報を生成する期待位置情報生成手段と、前記記録の動作の終了後の再生状態において、前記取得位置情報と、前記期待位置情報とを比較し、該比較結果に基づいて記録がオフトラックしたかどうかを判断するオフトラック判定手段と、前記取得位置情報の示すアドレスが前記期待位置情報の示すアドレスより小さい場合、前記取得位置情報の示すアドレスから前記期待位置情報の示すアドレスまでの区間に、ダミーデータを追記記録するように前記光学ヘッドを制御する制御手段と、を備えたものとしたので、記録中に内周にオフトラックしてしまった場合にも、実際の記録終了位置と、期待する記録終了位置との差に相当する領域にダミーデータを記録することで、再生機等で再生した場合に、サーボが外れてしまうことを抑制することが可能となる効果がある。
本発明の請求項6にかかる光ディスク記録再生装置によれば、記録可能な光ディスクに対して記録動作中におけるオフトラックの検出を行う光ディスク記録再生装置であって、前記光ディスクに対して記録を行う、または記録された信号の読み取りを行う光学ヘッドと、前記光ディスクから得られる現在の位置を示す位置情報である取得位置情報を検出する位置情報取得手段と、前記記録の動作の終了後に取得が期待される位置情報である期待位置情報を生成する期待位置情報生成手段と、前記記録の動作の終了後の再生状態において、前記取得位置情報と、前記期待位置情報とを比較し、該比較結果に基づいて記録がオフトラックしたかどうかを判断するオフトラック判定手段と、前記取得位置情報の示すアドレスが前記期待位置情報の示すアドレスより小さい場合、次回の追記記録時に、前記取得位置情報の示すアドレスから前記期待位置情報の示すアドレスまでの区間に、所定の間隔毎の各位置に、所定量のダミーデータを記録するように前記光学ヘッドを制御する制御手段と、を備えたものとしたので、記録中に内周にオフトラックしてしまった場合にも、実際の記録終了位置と、期待する記録終了位置との差に相当するデータ量を、追記記録処理における記録長を増やすことで補充することにより、総記録長を調整することが可能となり、動画や音声データ等におけるデータの不連続性の発生を抑えることができ、再生時の映像の乱れや、ノイズ等を軽減することが可能となる効果がある。
本発明の請求項7にかかる光ディスク記録再生装置によれば、記録可能な光ディスクに対して記録動作中におけるオフトラックの検出を行う光ディスク記録再生装置であって、前記光ディスクに対して記録を行う、または記録された信号の読み取りを行う光学ヘッドと、前記光ディスクから得られる現在の位置を示す位置情報である取得位置情報を検出する位置情報取得手段と、前記記録の動作の終了後に取得が期待される位置情報である期待位置情報を生成する期待位置情報生成手段と、前記記録の動作の終了後の再生状態において、前記取得位置情報と、前記期待位置情報とを比較し、該比較結果に基づいて記録がオフトラックしたかどうかを判断するオフトラック判定手段と、前記取得位置情報の示すアドレスが前記期待位置情報の示すアドレスより大きい場合、前記記録を行った範囲内において未記領域の探索を行い、検出した未記録領域に対してダミーデータを記録するように前記光学ヘッドを制御する制御手段と、を備えたものとしたので、記録中に外周にオフトラックしてしまった場合にも、前回の記録範囲内に絞ってオフトラックの検出を行うことができ、オフトラック位置の検出時間を短縮することができる。また、未記録部分に対して、ダミーデータを記録するようにしているため、再生機等で再生した場合にサーボが外れてしまうことを抑制することができる効果がある。
本発明の請求項8にかかる光ディスク記録再生装置によれば、記録可能な光ディスクに対して記録動作中におけるオフトラックの検出を行う光ディスク記録再生装置であって、前記光ディスクに対して記録を行う、または記録された信号の読み取りを行う光学ヘッドと、前記光ディスクから得られる現在の位置を示す位置情報である取得位置情報を検出する位置情報取得手段と、前記記録の動作の終了後に取得が期待される位置情報である期待位置情報を生成する期待位置情報生成手段と、前記記録の動作の終了後の再生状態において、前記取得位置情報と、前記期待位置情報とを比較し、該比較結果に基づいて記録がオフトラックしたかどうかを判断するオフトラック判定手段と、前記取得位置情報の示すアドレスが前記期待位置情報の示すアドレスより大きい場合、前記記録を行った範囲内における、データアドレスが不連続な領域に対して、ダミーデータを記録するように前記光学ヘッドを制御する制御手段と、を備えたものとしたので、記録中に外周にオフトラックしてしまった場合にも、前回の記録範囲内に絞ってオフトラックの検出を行うことが可能で、オフトラック位置の検出時間を短縮することができる。また、データアドレスが不連続な領域に対してダミーデータを記録することが可能で、該ダミーデータとして、その領域の前後のデータを使用すれば、動画や音声データ等においてデータの不連続性を抑えることができ、再生時の映像の乱れや、ノイズ等を軽減することが可能となる効果がある。
本発明の請求項9にかかる光ディスク記録再生装置によれば、記録可能な光ディスクに対して記録動作におけるオフトラックの検出を行う光ディスク記録再生装置であって、前記光ディスクに対して記録を行う、または記録された信号の読み取りを行う光学ヘッドと、前記光ディスクから得られる現在の位置を示す位置情報である取得位置情報を検出する位置情報取得手段と、前記記録の動作の終了後に取得が期待される位置情報である期待位置情報を生成する期待位置情報生成手段と、前記記録の動作の終了後の再生状態において、前記取得位置情報と、前記期待位置情報とを比較し、該比較結果に基づいて記録がオフトラックしたかどうかを判断するオフトラック判定手段と、前記取得位置情報の示すアドレスが前記期待位置情報の示すアドレスより大きい場合、次回の追記記録時に、実際の記録終了位置のアドレスから、追記記録時の期待位置情報の示す記録終了予定位置アドレスの区間にのみ、データを記録するように前記光学ヘッドを制御する制御手段と、を備えたものとしたので、記録中に外周にオフトラックしてしまった場合にも、実際の記録終了位置と、期待する記録終了位置の差に相当するデータ量を、追記処理における記録長を減らすことで削減することにより、総記録長を調整することが可能であり、また、追記処理等において、本来の記録終了位置を越えて記録することがないため、既に記録済みのアドレスに対して、重ね書き等によるデータ破壊を抑制することができる効果がある。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1にかかるオフトラック検出方法、及びそれを用いた光ディスク記録再生装置について、図面を用いて説明する。
図7は、本実施の形態1に係る光ディスク記録再生装置の全体構成を示すブロック図である。
図7において、102はスピンドルモータであり、光ディスク101を回転駆動するものである。103は光学ヘッドであり、レーザーの照射、および反射光の受光により、光ディスク101に対するデータの記録、および再生を行うものである。104はレーザー制御部であり、上記光学ヘッド103に対してレーザーパワー等の制御を行うものである。105は記録再生制御部であり、上記光学ヘッド103より取得できる信号に対して、データのデコード・誤り訂正等の制御を行うものである。また、記録動作においては、パリティデータの付与や、図示はしていないが、各種ゲート信号等を生成し、上記光学ヘッド103に対して記録時の制御を行うものである。
また、106は期待位置情報生成部であり、上記記録再生制御部105より取得した情報と、光学ヘッド103から取得した情報とを使用し、記録終了以降において、取得が期待される期待位置情報を生成するものである。
107は位置情報取得部であり、上記光学ヘッド103より得られる情報をデコードし、現在追従している位置情報である取得位置情報を取得するものである。例えば、位置情報として、物理アドレス情報や、記録済みデータのデータアドレス情報を取得することが可能である。
108はCPU(中央演算装置)であり、記録再生制御部105に対して記録再生動作の制御を行う。また、図示はしていないが、外部とのデータの送受信の制御等も行う。またオフトラック判定部109からオフトラック判定結果を取得し、オフトラック発生時にリペア処理の制御を行う。
オフトラック判定部109は、期待位置情報生成部106で生成された期待位置情報と、位置情報取得部107で取得した取得位置情報を比較し、オフトラックの判定を行うものである。
次に以上のような構成を有する光ディスク記録再生装置における、本実施の形態1によるオフトラック検出方法について説明する。図1は、本実施の形態1によるオフトラック検出方法において、位置情報としてアドレス情報を使用した場合の手順である。
ステップF001は、記録が終了した地点を開始位置とするステップである。光ディスク101においてはトラックがスパイラル状に形成されているため、記録終了後はトラックに沿って再生している状態となる。
ステップF002は、期待位置情報生成部106による、記録終了地点の期待されるアドレス、または、それ以降において期待されるアドレスを生成するためのステップである。例えば、記録終了地点の期待アドレスは、記録開始時のアドレスと記録長を使用して生成することが可能である。また、記録終了地点以降の期待アドレスは、例えば、一定時間毎に期待値をインクリメントする方法や、ディスクにあるウォブル等をカウントし、所定の周期毎に期待値をインクリメントする方法などがある。
ステップF003は、位置情報取得部107により、ディスク101から現在のアドレスを取得するステップである。ステップF003では、物理アドレスと記載しているが、例えば、既に記録済みのデータがあった場合は、データアドレスを使用してもよい。また、ステップF004は、ステップF003でアドレスを取得できたかどうかを判断するステップである。アドレスが取得できなかった場合は、ステップF002へ戻り、期待アドレスを再度生成する。
ステップF005は、オフトラック判定部109において、期待アドレスと取得アドレスとを比較するステップである。期待アドレスと、取得アドレスとが一致している場合は、前回の記録においてオフトラックが発生していないと判断し、ステップF007へ移行する。このステップF007では、オフトラックは発生していないと判断し、後述のステップF011へ進む。
また、ステップF005において、光ディスクの特性上、隣接トラックにオフトラックした場合、アドレスとして数十セクタほどの差が生じる。そのため、期待アドレスと、取得アドレスとの差が所定量以下の場合は、オフトラックは発生していないと判断することも可能である。
上記ステップF005において、期待アドレスと、取得アドレスとが一致していなかった場合は、ステップF006へ移行する。このステップF006では、期待アドレスと取得アドレスの大小関係を比較する。なお、ステップF006では、取得アドレスが期待アドレスより大きいことを調べているが、大小関係を比較できればその手段は特定されない。ステップF006で取得アドレスが期待アドレスより大きいと判断した場合、ステップF008へ移行する。ステップF008は、先の記録において、外周にオフトラックしたと判断し、オフトラック量、例えば、セクタ数、を計算する。
一方、上記ステップF006で取得アドレスが期待アドレスよりも小さいと判断した場合、ステップF009へ移行する。このステップF009では、先の記録において内周にオフトラックしたと判断し、オフトラック量、例えば、セクタ数、を計算する。
ステップF010は、オフトラックの方向(内周か、外周か)等を判定し、オフトラック量に応じたリペア処理を行う処理である。リペア処理とはオフトラックした未記録区間も正常に再生ができるように修復するために当該領域へ行なう追加記録処理であり、詳細については後述する。ステップF011は、オフトラック検出方法における終了処理である。
次に、図2ないし図5を用いて、従来の動作と、本実施の形態1におけるオフトラック検出方法を用いた光ディスク記録再生装置のリペア処理について説明する。
図2ないし図5は、ディスク状のトラックをイメージとして記載したものであり、それぞれ紙面右側がディスクの外周を示している。またディスクの状態として未記録、記録済み、重ね書き等の状態をイメージしている。また、軸上のメモリは所定の間隔、例えば、セクタやエラー訂正を行うまとまり等を示している。
図3は、内周にオフトラックした場合における従来の装置による動作例を示すものである。図3の紙面上段において、記録中に内周にオフトラックした場合、記録終了位置(実際の記録終了アドレス1)が、期待した記録終了位置(期待した記録終了アドレス1)よりも小さいことを示している。また、内周にオフトラックした地点においては、重ね書きが発生していることを示している。図3の紙面中段は、図3の紙面上段の状態において、ディスクの物理アドレスを使用して追記記録処理(リンキング)をした場合の動作を示している。図3では、オフトラックが発生したことを検出できないため、追記記録処理において、期待した記録終了アドレス1から追記記録を開始している。記録の開始位置と終了位置では記録を正常に行えるが、実際の記録終了アドレス1と、期待した記録終了アドレス1との間には、未記録領域が残る動作となる。図3の紙面下段は、図3の紙面上段の状態において、先の記録で記録したデータのデータアドレスを使用して追記記録処理(リンキング)を行った場合を示す。追記記録開始地点において、未記録領域は発生しないが、追記記録終了後は、実際の記録終了アドレス2が期待した記録終了アドレス2よりも小さくなってしまい、本来記録しなければいけない領域に、未記録領域が残る動作となる。
図2は、内周にオフトラックした場合における本実施の形態1によるオフトラック検出方法を用いた記録動作を示す例である。図2の紙面上段において、記録中に内周にオフトラックした場合、記録終了位置(実際の記録終了アドレス1)が、期待した記録終了位置(期待した記録終了アドレス1)よりも小さくなってしまうが、記録終了後に位置情報(図1では物理アドレスと記載している)を取得し、期待する位置情報と比較することで、オフトラックの発生を検出することができる。記録終了後は、しばらくはアドレスが取得できない区間が発生する可能性があるが、アドレスが取得できた時点で、その時点における期待アドレスと比較し、オフトラック量の計算を行うことが可能である。また、アドレスが取得できた地点より逆算することで、記録終了アドレスを計算することが可能である。図2の紙面上段においては、『期待した記録終了アドレス1>実際の記録終了アドレス1』であるため、両者の差に相当する量だけ、内周にオフトラックしたことが分かる。図2の紙面中段では、図2の紙面上段で検出したオフトラックの情報を使用し、追記記録処理において所定間隔で後述するダミーデータを記録することで、記録長を伸ばしている。その結果、追記記録は、期待した記録終了アドレス2で記録を終了することが可能であり、これ以降の追記処理において、記録位置ずれ等を防止している。また、記録長を伸ばすための1つの方法として、追記記録処理において所定の記録長毎に、所定量のダミーデータを追加する方法がある。この結果、本来とは異なったデータの発生分布を平均化し、動画や静止画、音声データ等において、画像の乱れやノイズ等の発生を抑えることができる。
また、図2の紙面下段は、上記ダミーデータの別の記録方法を用いた場合を示し、図2の紙面上段で検出したオフトラックの情報を使用し、期待した記録終了アドレス1までダミーデータを先に追記し、以降、追記記録を行なって期待した記録終了アドレス2で追記記録が終了するように処理することにより、これ以降の追記処理において、記録位置ずれ等を防止している。
図5は、外周にオフトラックした場合における従来の装置における動作例である。図5の紙面上段において、記録中に外周にオフトラックした場合、記録終了位置(実際の記録終了アドレス1)が、期待した記録終了位置(期待した記録終了アドレス1)よりも大きいことを示している。また、外周にオフトラックした地点では、記録していない領域が発生していることを示している。図5では、未記録領域として記載しているが、例えば、DVD−RWにおいて、重ね書き記録をしている場合は、オフトラックした地点(区間)では、以前に記録してあるデータが残ることになる。図5の紙面中段では、図5の紙面上段の状態において、ディスクの物理アドレスを使用して追記記録処理(リンキング)をした場合の動作である。オフトラックが発生したことを検出できないため、追記記録処理において、期待した記録終了アドレス1から追記記録を開始している。その結果、追記記録先頭部分において、重ね書きが発生し、データの破壊が発生する。図5の紙面下段では、図5の紙面上段の状態において、先の記録で記録したデータのデータアドレスを使用して追記記録処理(リンキング)を行った場合である。追記記録開始地点において、重ね書き領域は発生しないが、追記記録終了後は、実際の記録終了アドレス2が期待した記録終了アドレス2よりも大きくなってしまい、すでに記録済みのデータがあった場合、既存のデータが破壊されてしまうことになる。
図4は、外周にオフトラックした場合における本実施の形態1によるオフトラック検出方法を用いた記録動作の例を示す図である。図4の紙面上段において、記録中に外周にオフトラックした場合、記録終了位置(実際の記録終了アドレス1)が、期待した記録終了位置(期待した記録終了アドレス1)よりも大きくなってしまうが、記録終了後に位置情報(図1では物理アドレスと記載)を取得し、期待する位置情報と比較することで、オフトラックの発生を検出することができる。記録終了後は、しばらくはアドレスが取得できない区間が発生する可能性があるが、アドレスが取得できた時点で、その時点における期待アドレスと比較し、オフトラック量の計算を行うことが可能である。またアドレスが取得できた地点より逆算することで、記録終了アドレスを計算することが可能である。図4の紙面上段においては、『期待した記録終了アドレス1<実際の記録終了アドレス1』であるため、両者の差に相当する量だけ、外周にオフトラックしたことが分かる。図4の紙面中段では、図4の紙面上段で検出したオフトラックの情報を使用し、追記記録処理において記録長を減らしている。その結果、追記記録は、期待した記録終了アドレス2で記録を終了することが可能であり、既存データの破壊や、これ以降の追記処理において、記録位置ずれ等を防止している。また、記録長を減らすための1つの方法として、追記記録処理において所定の記録長毎に、所定量のデータを削除する方法がある。この結果、データの欠如の発生分布を平均化し、動画や静止画、音声データ等において、画像の乱れやノイズ等の発生を抑えることができる。
図4の紙面下段は、追記記録時の追記データの別の記録方法を示した図であり、図4の紙面上段で検出したオフトラックの情報を使用し、追記記録処理において、先頭から実際の記録終了アドレス1までに相当するデータを記録しないことで、記録長の削減を行い、追記記録処理が期待したアドレス2で記録を終了するようにできる。そのため、これ以降の追記処理において、記録位置ずれ等を防止している。
また、上記図4の紙面中段と、紙面下段において、先の記録範囲においてオフトラックの発生位置を探索し、追記記録の対象となる区間においてダミーデータを記録することができる。オフトラックの発生位置の探索としては、DVD−R等においては、未記録領域を探索することで可能である。また、DVD−RW等において、重ね書き等における記録においては、データアドレスの連続性を調べることで探索を行うことが可能である。または、物理アドレスと、データアドレスとの比較によってもオフトラック位置を調べることが可能である。
上記図2、および図4で記載しているダミーデータとしては、特定の固定パターンや、無音データに相当するデータを記録する場合や、その前後に記録してあるデータと同じデータを繰り返し記録する場合がある。このようにすることによって、動画や静止画、音声データ等において、画像の乱れやノイズ等の発生を抑えることができる。
また、本発明の光ディスク記録再生装置において、所定の間隔で記録動作を停止して、オフトラックの検出を行なうことにより、オフトラックを早期検出することが可能である。また、ドライブの書き込み速度にデータの転送が追いつかず、書き込みが途中で中断してしまう、いわゆるバッファーアンダーラン発生時等においても、オフトラックの検出を行うことが可能である。
このように本実施の形態1によれば、光ディスク101に対して記録を行う、または記録された信号の読み取りを行う光学ヘッド102と、光ディスク101から得られる現在の位置を示す位置情報である取得位置情報を検出する位置情報取得部107と、記録終了後に取得が期待される位置情報である期待位置情報を生成する期待位置情報生成部106と、前記記録終了後の再生状態において、前記取得位置情報と、期待位置情報とを比較し、該比較結果に基づいて記録がオフトラックしたかどうかを判断するオフトラック判定手部109と、を設け、オフトラック判定部109において、現在の物理アドレスと、記録終了後に予想される期待アドレスとを比較することで、オフトラックの有無を精度よく検出することができる。
本発明のオフトラック検出方法、及びそれを用いた光ディスク記録再生装置は、動画や静止画、音声データ等のデータを記録することのできる光ディスク記録再生装置に利用可能である。または、AV用途向け記録再生装置、例えば、DVDレコーダー等にも応用できる。
本発明の実施の形態1による光ディスク記録再生装置において、位置情報としてアドレスを使用した場合のオフトラック判定手順の一例を示す図。 内周にオフトラックした場合における、本実施の形態1におけるオフトラック検出方法を用いた記録動作を示す図。 内周にオフトラックした場合における、従来の光ディスク記録再生装置の動作例を説明するための図。 外周にオフトラックした場合における、本実施の形態1におけるオフトラック検出方法を用いた記録動作を示す図。 外周にオフトラックした場合における、従来の光ディスク記録再生装置の動作例を説明するための図。 光ディスクにおいて外周にオフトラックした場合の、本実施の形態1におけるオフトラック検出方法を用いた記録動作を示す図。 本発明の実施の形態1による光ディスク記録再生装置の構成を示すブロック図。
符号の説明
101 光ディスク
102 スピンドルモータ
103 光学ヘッド
104 レーザー制御部
105 記録再生制御部
106 期待位置情報生成部
107 位置情報取得部
108 CPU
109 オフトラック判定部

Claims (9)

  1. 記録可能な光ディスクに対して記録動作中におけるオフトラックの検出を行うオフトラック検出方法であって、
    前記光ディスクに記録を行うステップと、
    前記光ディスクから得られる現在の位置を示す位置情報である取得位置情報を検出するステップと、
    前記記録のステップの終了後に取得が期待される位置情報である期待位置情報を生成するステップと、
    前記記録の動作の終了後の再生状態において、前記取得位置情報と、前記期待位置情報とを比較するステップと、
    前記取得位置情報と前記期待位置情報との比較の結果に基づいて記録がオフトラックしたかどうかを判断するステップと、を含む、
    ことを特徴とするオフトラック検出方法。
  2. 請求項1記載のオフトラック検出方法において、
    前記取得位置情報として、前記光ディスクの現在の物理アドレスを使用し、
    前記期待位置情報として、前記記録の動作の終了後に取得が期待されるアドレスを使用する、
    ことを特徴とするオフトラック検出方法。
  3. 請求項1記載のオフトラック検出方法において、
    前記取得位置情報として、前記光ディスクに記録済みデータのデータアドレスを使用し、
    前記期待位置情報として、前記記録の動作の終了後に取得が期待されるアドレスを使用する、
    ことを特徴とするオフトラック検出方法。
  4. 請求項1記載のオフトラック検出方法において、
    前記光ディスクに記録を行うステップは、所定の長さ毎に、該各所定の長さの記録間に、記録の中断期間をはさんで、記録を行うものである、
    ことを特徴とするオフトラック検出方法。
  5. 記録可能な光ディスクに対して記録動作中におけるオフトラックの検出を行う光ディスク記録再生装置であって、
    前記光ディスクに対して記録を行う、または記録された信号の読み取りを行う光学ヘッドと、
    前記光ディスクから得られる現在の位置を示す位置情報である取得位置情報を検出する位置情報取得手段と、
    前記記録の動作の終了後に取得が期待される位置情報である期待位置情報を生成する期待位置情報生成手段と、
    前記記録の動作の終了後の再生状態において、前記取得位置情報と、前記期待位置情報とを比較し、該比較結果に基づいて記録がオフトラックしたかどうかを判断するオフトラック判定手段と、
    前記取得位置情報の示すアドレスが前記期待位置情報の示すアドレスより小さい場合、前記取得位置情報の示すアドレスから前記期待位置情報の示すアドレスまでの区間に、ダミーデータを追記記録するように前記光学ヘッドを制御する制御手段と、を備えた、
    ことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  6. 記録可能な光ディスクに対して記録動作中におけるオフトラックの検出を行う光ディスク記録再生装置であって、
    前記光ディスクに対して記録を行う、または記録された信号の読み取りを行う光学ヘッドと、
    前記光ディスクから得られる現在の位置を示す位置情報である取得位置情報を検出する位置情報取得手段と、
    前記記録の動作の終了後に取得が期待される位置情報である期待位置情報を生成する期待位置情報生成手段と、
    前記記録の動作の終了後の再生状態において、前記取得位置情報と、前記期待位置情報とを比較し、該比較結果に基づいて記録がオフトラックしたかどうかを判断するオフトラック判定手段と、
    前記取得位置情報の示すアドレスが前記期待位置情報の示すアドレスより小さい場合、次回の追記記録時に、前記取得位置情報の示すアドレスから前記期待位置情報の示すアドレスまでの区間に、所定の間隔毎の各位置に、所定量のダミーデータを記録するように前記光学ヘッドを制御する制御手段と、を備えた、
    ことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  7. 記録可能な光ディスクに対して記録動作中におけるオフトラックの検出を行う光ディスク記録再生装置であって、
    前記光ディスクに対して記録を行う、または記録された信号の読み取りを行う光学ヘッドと、
    前記光ディスクから得られる現在の位置を示す位置情報である取得位置情報を検出する位置情報取得手段と、
    前記記録の動作の終了後に取得が期待される位置情報である期待位置情報を生成する期待位置情報生成手段と、
    前記記録の動作の終了後の再生状態において、前記取得位置情報と、前記期待位置情報とを比較し、該比較結果に基づいて記録がオフトラックしたかどうかを判断するオフトラック判定手段と、
    前記取得位置情報の示すアドレスが前記期待位置情報の示すアドレスより大きい場合、前記記録を行った範囲内において未記領域の探索を行い、検出した未記録領域に対してダミーデータを記録するように前記光学ヘッドを制御する制御手段と、を備えた、
    ことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  8. 記録可能な光ディスクに対して記録動作中におけるオフトラックの検出を行う光ディスク記録再生装置であって、
    前記光ディスクに対して記録を行う、または記録された信号の読み取りを行う光学ヘッドと、
    前記光ディスクから得られる現在の位置を示す位置情報である取得位置情報を検出する位置情報取得手段と、
    前記記録の動作の終了後に取得が期待される位置情報である期待位置情報を生成する期待位置情報生成手段と、
    前記記録の動作の終了後の再生状態において、前記取得位置情報と、前記期待位置情報とを比較し、該比較結果に基づいて記録がオフトラックしたかどうかを判断するオフトラック判定手段と、
    前記取得位置情報の示すアドレスが前記期待位置情報の示すアドレスより大きい場合、前記記録を行った範囲内における、データアドレスが不連続な領域に対して、ダミーデータを記録するように前記光学ヘッドを制御する制御手段と、を備えた、
    ことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  9. 記録可能な光ディスクに対して記録動作におけるオフトラックの検出を行う光ディスク記録再生装置であって、
    前記光ディスクに対して記録を行う、または記録された信号の読み取りを行う光学ヘッドと、
    前記光ディスクから得られる現在の位置を示す位置情報である取得位置情報を検出する位置情報取得手段と、
    前記記録の動作の終了後に取得が期待される位置情報である期待位置情報を生成する期待位置情報生成手段と、
    前記記録の動作の終了後の再生状態において、前記取得位置情報と、前記期待位置情報とを比較し、該比較結果に基づいて記録がオフトラックしたかどうかを判断するオフトラック判定手段と、
    前記取得位置情報の示すアドレスが前記期待位置情報の示すアドレスより大きい場合、次回の追記記録時に、実際の記録終了位置のアドレスから、追記記録時の期待位置情報の示す記録終了予定位置アドレスの区間にのみ、データを記録するように前記光学ヘッドを制御する制御手段と、を備えた、
    ことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
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