JP2001297500A - 情報記録再生装置 - Google Patents
情報記録再生装置Info
- Publication number
- JP2001297500A JP2001297500A JP2000116270A JP2000116270A JP2001297500A JP 2001297500 A JP2001297500 A JP 2001297500A JP 2000116270 A JP2000116270 A JP 2000116270A JP 2000116270 A JP2000116270 A JP 2000116270A JP 2001297500 A JP2001297500 A JP 2001297500A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- recording
- key
- memory
- broadcast program
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 正時間と異なる放送番組の開始時刻に合わせ
たタイマー予約の情報記録を行い、情報記録媒体の有効
利用ができるうえ、記録情報の再生時に利用者が無為な
時間を過ごすことのない情報記録再生装置を提供する。 【解決手段】 入力手段1に設けられた時間決定キー1
aと、前記入力手段1のチャンネルキーの選択操作に基
づいて放送番組を受信中、前記時間決定キー1aが操作
されたとき、この操作時点が正時間でないときは、この
操作時点に最も近い正時間のデータを基準時間としてメ
モリ10aの所定エリヤに記憶した後、予約用キー1b
でチャンネルに続き、記録開始時間が入力されると、前
記メモリ10aの所定エリヤから当該選択チャンネルの
基準時間データを読み出して前記メモリ10aに記録開
始時間として記憶する制御手段10と、を備えた。
たタイマー予約の情報記録を行い、情報記録媒体の有効
利用ができるうえ、記録情報の再生時に利用者が無為な
時間を過ごすことのない情報記録再生装置を提供する。 【解決手段】 入力手段1に設けられた時間決定キー1
aと、前記入力手段1のチャンネルキーの選択操作に基
づいて放送番組を受信中、前記時間決定キー1aが操作
されたとき、この操作時点が正時間でないときは、この
操作時点に最も近い正時間のデータを基準時間としてメ
モリ10aの所定エリヤに記憶した後、予約用キー1b
でチャンネルに続き、記録開始時間が入力されると、前
記メモリ10aの所定エリヤから当該選択チャンネルの
基準時間データを読み出して前記メモリ10aに記録開
始時間として記憶する制御手段10と、を備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン放送
の番組を録画するビデオテープレコーダ(VTR)等の
情報記録再生装置に係り、特に、正時間と異なる放送番
組の開始時刻に合わせた録画を可能とする情報記録再生
装置に関する。
の番組を録画するビデオテープレコーダ(VTR)等の
情報記録再生装置に係り、特に、正時間と異なる放送番
組の開始時刻に合わせた録画を可能とする情報記録再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】VTRでビデオテープに放送番組を予約
録画する場合、リモコンに配設された専用キーによりチ
ャンネル、録画開始および終了時間等を入力すると、メ
モリに各データが記憶されて放送番組のタイマー予約が
なされる。そして、タイマーの時間計測により、録画開
始時刻になったときに予約チャンネルの放送番組を受信
してビデオテープに録画する。このようなタイマー予約
録画の一例として、録画予約の設定操作を簡単にするこ
とを目的とした磁気記録再生装置が知られている(特開
平5−314578号公報参照)。
録画する場合、リモコンに配設された専用キーによりチ
ャンネル、録画開始および終了時間等を入力すると、メ
モリに各データが記憶されて放送番組のタイマー予約が
なされる。そして、タイマーの時間計測により、録画開
始時刻になったときに予約チャンネルの放送番組を受信
してビデオテープに録画する。このようなタイマー予約
録画の一例として、録画予約の設定操作を簡単にするこ
とを目的とした磁気記録再生装置が知られている(特開
平5−314578号公報参照)。
【0003】この磁気記録再生装置は、タイマー予約録
画に必要な情報を入力する手段と、入力された情報を表
示する手段と、入力された情報を格納する手段(メモ
リ)と、格納された情報を次のタイマー録画情報として
読み出す手段(メモリ読出スイッチ)とを備えて構成さ
れている。そして、タイマー予約録画をする際に、曜
日、時間等の内容を設定した段階で、メモリ内にその内
容を記憶しておき、再び同じ内容のタイマー予約録画を
行う場合には、メモリ読出スイッチを扱ってメモリから
情報を読み出し、その内容を表示手段により確認したう
えで、タイマースイッチを扱うことにより、タイマー予
約録画の設定を行う。従って、同一時間帯の番組をタイ
マー予約録画するとき、同じ設定を繰り返す煩わしさが
なく、また、読み出した情報の変更にも容易に応ずるこ
とができるため、タイマー予約録画の操作性を簡易化し
得るというものである。
画に必要な情報を入力する手段と、入力された情報を表
示する手段と、入力された情報を格納する手段(メモ
リ)と、格納された情報を次のタイマー録画情報として
読み出す手段(メモリ読出スイッチ)とを備えて構成さ
れている。そして、タイマー予約録画をする際に、曜
日、時間等の内容を設定した段階で、メモリ内にその内
容を記憶しておき、再び同じ内容のタイマー予約録画を
行う場合には、メモリ読出スイッチを扱ってメモリから
情報を読み出し、その内容を表示手段により確認したう
えで、タイマースイッチを扱うことにより、タイマー予
約録画の設定を行う。従って、同一時間帯の番組をタイ
マー予約録画するとき、同じ設定を繰り返す煩わしさが
なく、また、読み出した情報の変更にも容易に応ずるこ
とができるため、タイマー予約録画の操作性を簡易化し
得るというものである。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】ところで、上記従来の
磁気記録再生装置は、同一時間帯の番組をタイマー予約
録画するときの煩瑣な問題を低減するものであるが、チ
ャンネル毎に、また、時間帯によって異なる放送番組の
開始時間に応じたきめ細かいタイマー予約録画を行えな
いものであった。例えば、夜間のテレビ番組は、19
時、20時、21時といった各正時間丁度に放送が開始
されることはなく、コマーシャルや短いニュース、天気
予報等の放送後になるのが一般であり、正時間の前後で
3〜6分程度のズレが生じる。このような放送番組をリ
モコンのキー入力操作またはGコード入力により、タイ
マー予約録画する場合、通常、放送番組の開始時刻が各
正時間とされるため、ビデオテープには放送番組以外の
コマーシャル等も記録されることになる。すると、1番
組あたり数分間の余計な録画がなされることから、1本
のビデオテープに複数の番組を録画したときは合計数十
分にもなり、これが無駄になるために、ビデオテープを
有効利用できないという欠点があった。また、このビデ
オテープの録画番組を聴視する場合、不要なコマーシャ
ルや天気予報等も再生することになり、この再生時には
利用者が無為な時間を過ごさねばならなかった。
磁気記録再生装置は、同一時間帯の番組をタイマー予約
録画するときの煩瑣な問題を低減するものであるが、チ
ャンネル毎に、また、時間帯によって異なる放送番組の
開始時間に応じたきめ細かいタイマー予約録画を行えな
いものであった。例えば、夜間のテレビ番組は、19
時、20時、21時といった各正時間丁度に放送が開始
されることはなく、コマーシャルや短いニュース、天気
予報等の放送後になるのが一般であり、正時間の前後で
3〜6分程度のズレが生じる。このような放送番組をリ
モコンのキー入力操作またはGコード入力により、タイ
マー予約録画する場合、通常、放送番組の開始時刻が各
正時間とされるため、ビデオテープには放送番組以外の
コマーシャル等も記録されることになる。すると、1番
組あたり数分間の余計な録画がなされることから、1本
のビデオテープに複数の番組を録画したときは合計数十
分にもなり、これが無駄になるために、ビデオテープを
有効利用できないという欠点があった。また、このビデ
オテープの録画番組を聴視する場合、不要なコマーシャ
ルや天気予報等も再生することになり、この再生時には
利用者が無為な時間を過ごさねばならなかった。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みて創案されたも
ので、正時間と異なる放送番組の開始時刻に合わせたタ
イマー予約の情報記録を行い、情報記録媒体の有効利用
ができるうえ、記録情報の再生時に利用者が無為な時間
を過ごすことのない情報記録再生装置を提供することを
目的としている。
ので、正時間と異なる放送番組の開始時刻に合わせたタ
イマー予約の情報記録を行い、情報記録媒体の有効利用
ができるうえ、記録情報の再生時に利用者が無為な時間
を過ごすことのない情報記録再生装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、入力手段に
設けられた予約用キーでチャンネル、記録開始および終
了時間等を入力すると、メモリに各データが記憶されて
放送番組の記録予約がなされ、この記録時間になると予
約チャンネルの放送番組を受信して情報記録媒体に記録
する情報記録再生装置において、前記入力手段に設けら
れた時間決定キーと、前記入力手段のチャンネルキーの
選択操作に基づいて放送番組を受信中、前記時間決定キ
ーが操作されたとき、この操作時点が正時間でないとき
は、この操作時点に最も近い正時間のデータを基準時間
として前記メモリの所定エリヤに記憶した後、前記予約
用キーでチャンネルに続き、記録開始時間が入力される
と、前記メモリの所定エリヤから当該選択チャンネルの
基準時間データを読み出して前記メモリに記録開始時間
として記憶する制御手段と、を備えたことを特徴として
いる。また、請求項2に記載の発明は、前記時間決定キ
ーが、放送番組の受信中、任意の時間に操作されると、
その時点で前記放送番組を前記情報記録媒体に記録させ
る記録専用キーであり、この記録専用キーが連続して2
回操作されたとき、この操作時点が正時間でないとき
は、前記制御手段が、この操作時点に最も近い正時間の
データを基準時間として前記メモリに記憶させることを
特徴としている。また、請求項3に記載の発明は、前記
情報記録媒体が、磁気テープであることを特徴としてい
る。
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、入力手段に
設けられた予約用キーでチャンネル、記録開始および終
了時間等を入力すると、メモリに各データが記憶されて
放送番組の記録予約がなされ、この記録時間になると予
約チャンネルの放送番組を受信して情報記録媒体に記録
する情報記録再生装置において、前記入力手段に設けら
れた時間決定キーと、前記入力手段のチャンネルキーの
選択操作に基づいて放送番組を受信中、前記時間決定キ
ーが操作されたとき、この操作時点が正時間でないとき
は、この操作時点に最も近い正時間のデータを基準時間
として前記メモリの所定エリヤに記憶した後、前記予約
用キーでチャンネルに続き、記録開始時間が入力される
と、前記メモリの所定エリヤから当該選択チャンネルの
基準時間データを読み出して前記メモリに記録開始時間
として記憶する制御手段と、を備えたことを特徴として
いる。また、請求項2に記載の発明は、前記時間決定キ
ーが、放送番組の受信中、任意の時間に操作されると、
その時点で前記放送番組を前記情報記録媒体に記録させ
る記録専用キーであり、この記録専用キーが連続して2
回操作されたとき、この操作時点が正時間でないとき
は、前記制御手段が、この操作時点に最も近い正時間の
データを基準時間として前記メモリに記憶させることを
特徴としている。また、請求項3に記載の発明は、前記
情報記録媒体が、磁気テープであることを特徴としてい
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、本発明に
係る情報記録再生装置の電気的構成を示すブロック線図
である。この情報記録再生装置は、普及型のVTRに適
用したもので、本例では、キー操作により放送番組の録
画予約を行う構成となっている。同図において、1はリ
モコン送信器(リモコン)であり、キー入力部にRE
C、PLAY、FF、REWおよびSTOP等の基本的
な機能キーを配設している。なお、RECキー1aは、
録画専用であるが、時間決定キーとしても用いられ、1
回操作されたときに通常の録画開始指令信号を出力し、
連続して2回操作されたときに時間決定指令信号を出力
すようになっている。また、このリモコン1は、予約日
付、開始時刻、終了時刻、チャンネルおよび標準/3倍
速切換等といったタイマー録画用の予約キー1bを設け
ている。
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、本発明に
係る情報記録再生装置の電気的構成を示すブロック線図
である。この情報記録再生装置は、普及型のVTRに適
用したもので、本例では、キー操作により放送番組の録
画予約を行う構成となっている。同図において、1はリ
モコン送信器(リモコン)であり、キー入力部にRE
C、PLAY、FF、REWおよびSTOP等の基本的
な機能キーを配設している。なお、RECキー1aは、
録画専用であるが、時間決定キーとしても用いられ、1
回操作されたときに通常の録画開始指令信号を出力し、
連続して2回操作されたときに時間決定指令信号を出力
すようになっている。また、このリモコン1は、予約日
付、開始時刻、終了時刻、チャンネルおよび標準/3倍
速切換等といったタイマー録画用の予約キー1bを設け
ている。
【0008】これら機能キーや録画予約キー1bは、信
号変換部を介して制御回路に接続されている。この制御
回路には、内蔵電池の出力が供給されており、送信部や
液晶表示素子からなる表示部が接続されている。そし
て、機能キーおよび録画予約キー1bの何れかが押キー
操作されると、その操作内容に応じた指令信号が制御回
路に送出される。前記録画予約キー1bが操作されて、
放送日、放送開始時刻、終了時刻および放送番組のチャ
ンネル等が入力されると、制御回路から録画予約情報が
送信部に送出される。この送信部は、録画予約情報また
は前記機能キーの入力操作に基づく指令信号を赤外線信
号としてVTR側に送信する。
号変換部を介して制御回路に接続されている。この制御
回路には、内蔵電池の出力が供給されており、送信部や
液晶表示素子からなる表示部が接続されている。そし
て、機能キーおよび録画予約キー1bの何れかが押キー
操作されると、その操作内容に応じた指令信号が制御回
路に送出される。前記録画予約キー1bが操作されて、
放送日、放送開始時刻、終了時刻および放送番組のチャ
ンネル等が入力されると、制御回路から録画予約情報が
送信部に送出される。この送信部は、録画予約情報また
は前記機能キーの入力操作に基づく指令信号を赤外線信
号としてVTR側に送信する。
【0009】2はVTRの受信部であり、出力が制御部
10に接続されていて、リモコン1からの赤外線信号を
受けると、ディジタルの伝送信号を制御部10側に送出
するようになっている。4は、アンテナ3で受信された
放送信号が導入されるチューナ部であり、制御部10の
出力信号が導かれ、Y/C/A分離回路5に出力が接続
されている。このチューナ部4は、制御部10からの選
局信号を受けて、選択した放送局の受信信号をY/C/
A分離回路5側に送出する。このY/C/A分離回路5
には、録音再生処理部6、信号入出力端子(図示省略)
および制御部10が接続されている。このY/C/A分
離回路5は、受信信号を映像信号と音声信号とに分離
し、録音再生処理部6および信号入出力端子側に出力す
る。なお、この信号入出力端子には、テレビの信号入出
力端子が接続されており、選局されたチャンネルの映像
音声信号がテレビ側へ送出される構成になっている。
10に接続されていて、リモコン1からの赤外線信号を
受けると、ディジタルの伝送信号を制御部10側に送出
するようになっている。4は、アンテナ3で受信された
放送信号が導入されるチューナ部であり、制御部10の
出力信号が導かれ、Y/C/A分離回路5に出力が接続
されている。このチューナ部4は、制御部10からの選
局信号を受けて、選択した放送局の受信信号をY/C/
A分離回路5側に送出する。このY/C/A分離回路5
には、録音再生処理部6、信号入出力端子(図示省略)
および制御部10が接続されている。このY/C/A分
離回路5は、受信信号を映像信号と音声信号とに分離
し、録音再生処理部6および信号入出力端子側に出力す
る。なお、この信号入出力端子には、テレビの信号入出
力端子が接続されており、選局されたチャンネルの映像
音声信号がテレビ側へ送出される構成になっている。
【0010】録音再生処理部6には、メカ制御回路7が
接続され、制御部10とは双方向性に接続されている。
この録音再生処理部6は、制御部10の制御に基づいて
映像音声信号をビデオテープに記録させる。また、この
ビデオテープから再生された映像音声信号を信号入出力
端子側に伝送する。7はメカ制御回路であって、サーボ
回路およびテープ走行機構等と接続されており、制御部
10からの制御信号が導かれている。このメカ制御回路
7は、制御部10の制御信号に従って、サーボ回路やテ
ープ走行機構等を含む記録系および再生系の動作を制御
し、録画や再生処理を行うようになっている。8は表示
コントローラであり、制御部10からの表示制御に基づ
いて、液晶表示素子の表示部9に日時、チャンネル、予
約情報および動作状態等を表示させる。
接続され、制御部10とは双方向性に接続されている。
この録音再生処理部6は、制御部10の制御に基づいて
映像音声信号をビデオテープに記録させる。また、この
ビデオテープから再生された映像音声信号を信号入出力
端子側に伝送する。7はメカ制御回路であって、サーボ
回路およびテープ走行機構等と接続されており、制御部
10からの制御信号が導かれている。このメカ制御回路
7は、制御部10の制御信号に従って、サーボ回路やテ
ープ走行機構等を含む記録系および再生系の動作を制御
し、録画や再生処理を行うようになっている。8は表示
コントローラであり、制御部10からの表示制御に基づ
いて、液晶表示素子の表示部9に日時、チャンネル、予
約情報および動作状態等を表示させる。
【0011】制御部10は、CPU、ROM、RAMお
よびタイマからなるマイクロコンピュータであって、前
記各回路部および他の回路各部とその機能に応じて一方
向または双方向性に接続されている。なお、ROMに
は、RECキー1aが2回操作された時点が正時間でな
いとき、この操作時点に最も近い正時間を演算で求める
ための換算値が予め記憶されている。また、RAMは、
録画予約用のワークメモリ10aであり、制御部10の
制御に従って、録画予約日付、開始時刻、終了時刻、チ
ャンネルおよび標準/3倍速切換等といったタイマー録
画時の予約データを記憶する。さらに、このメモリ10
aの所定エリヤに、正時間および/または正時間と異な
る時分データを録画開始時刻の基準時間として記憶す
る。
よびタイマからなるマイクロコンピュータであって、前
記各回路部および他の回路各部とその機能に応じて一方
向または双方向性に接続されている。なお、ROMに
は、RECキー1aが2回操作された時点が正時間でな
いとき、この操作時点に最も近い正時間を演算で求める
ための換算値が予め記憶されている。また、RAMは、
録画予約用のワークメモリ10aであり、制御部10の
制御に従って、録画予約日付、開始時刻、終了時刻、チ
ャンネルおよび標準/3倍速切換等といったタイマー録
画時の予約データを記憶する。さらに、このメモリ10
aの所定エリヤに、正時間および/または正時間と異な
る時分データを録画開始時刻の基準時間として記憶す
る。
【0012】このように構成された制御部10は、リモ
コン1からの送信信号に基づいてVTR全体の動作を制
御し、ビデオテープに映像音声信号を記録させ、あるい
は記録された信号を再生する動作制御を行う。また、リ
モコン1のチャンネルキーの選択操作に基づいて放送番
組を受信中、RECキー1aが2回操作されて指令信号
が送出されてきたとき、この操作時点が正時間か否かを
判別し、正時間でないときにこの操作時点に最も近い正
時間のデータを基準時間として前記メモリ10aの所定
エリヤに記憶させる。この後、前記録画予約キー1bで
チャンネルに続き、記録開始時間が入力されて録画予約
情報が送出されてくると、メモリ10aの所定エリヤか
ら当該選択チャンネルの基準時間データを読み出してメ
モリ10aに記録開始時間として記憶することにより、
タイマー予約の処理を実行するようになっている。
コン1からの送信信号に基づいてVTR全体の動作を制
御し、ビデオテープに映像音声信号を記録させ、あるい
は記録された信号を再生する動作制御を行う。また、リ
モコン1のチャンネルキーの選択操作に基づいて放送番
組を受信中、RECキー1aが2回操作されて指令信号
が送出されてきたとき、この操作時点が正時間か否かを
判別し、正時間でないときにこの操作時点に最も近い正
時間のデータを基準時間として前記メモリ10aの所定
エリヤに記憶させる。この後、前記録画予約キー1bで
チャンネルに続き、記録開始時間が入力されて録画予約
情報が送出されてくると、メモリ10aの所定エリヤか
ら当該選択チャンネルの基準時間データを読み出してメ
モリ10aに記録開始時間として記憶することにより、
タイマー予約の処理を実行するようになっている。
【0013】次に、上記情報記録再生装置の動作につい
て、図2および図3のフローチャートを参照しつつ説明
する。ここでは、ユーザーが標準で120分用のビデオ
テープを3倍速モードにしてテープのヘッド部分から放
送番組を連続録画する場合について説明する。まず、ユ
ーザーが、リモコン1で所望のチャンネル、例えば民放
の“8Ch”を選択操作すると、制御部10はこのチャ
ンネルの放送番組を受信して、テレビの画面に映像を表
示しスピーカから音声を放音させる。続いて、RECキ
ー1aが1回操作されたか否かを判別し(ステップS1
1)、1回操作されたときに当該選択チャンネルの録画
動作を開始させる(ステップS12)。これにより、ビ
デオテープには、リアルタイムで放送番組等が録画され
る。
て、図2および図3のフローチャートを参照しつつ説明
する。ここでは、ユーザーが標準で120分用のビデオ
テープを3倍速モードにしてテープのヘッド部分から放
送番組を連続録画する場合について説明する。まず、ユ
ーザーが、リモコン1で所望のチャンネル、例えば民放
の“8Ch”を選択操作すると、制御部10はこのチャ
ンネルの放送番組を受信して、テレビの画面に映像を表
示しスピーカから音声を放音させる。続いて、RECキ
ー1aが1回操作されたか否かを判別し(ステップS1
1)、1回操作されたときに当該選択チャンネルの録画
動作を開始させる(ステップS12)。これにより、ビ
デオテープには、リアルタイムで放送番組等が録画され
る。
【0014】この後、STOPキーが操作されたか否か
を判別し(ステップS13)、このキーが操作された時
点で録画動作を終了する。一方、RECキー1aが1回
の操作でないときは、所定の時間内に連続して2回操作
されたか否かを判別し(ステップS14)、2回操作さ
れたときに、この操作時点が正時間か否かを判別する
(ステップS15)。RECキー1aの操作時点が、例
えば17時、18時、19時といった1時間単位または
30分単位の正時間であるときは、ステップS17に進
み、メモリ10aの所定エリヤに当該選択チャンネルの
放送番組の録画開始時刻として記憶する。この操作時点
が正時間でないとき、例えば、コマーシャルが放送され
るために、実際のテレビ番組が20時03分頃に始まる
場合は、制御部10がこの時刻に最も近い正時間を演算
により求める(ステップS16)。
を判別し(ステップS13)、このキーが操作された時
点で録画動作を終了する。一方、RECキー1aが1回
の操作でないときは、所定の時間内に連続して2回操作
されたか否かを判別し(ステップS14)、2回操作さ
れたときに、この操作時点が正時間か否かを判別する
(ステップS15)。RECキー1aの操作時点が、例
えば17時、18時、19時といった1時間単位または
30分単位の正時間であるときは、ステップS17に進
み、メモリ10aの所定エリヤに当該選択チャンネルの
放送番組の録画開始時刻として記憶する。この操作時点
が正時間でないとき、例えば、コマーシャルが放送され
るために、実際のテレビ番組が20時03分頃に始まる
場合は、制御部10がこの時刻に最も近い正時間を演算
により求める(ステップS16)。
【0015】ここでは、操作時点の入力値が、ROMに
予め記憶してある換算値の範囲内であるときのみ、その
時間帯の正時間とする。この換算値は、本例では、各正
時間の前後10分内に設定してあり、前述のように操作
時点が20時03分のときや、20時の6分前である1
9時54分の場合においても、20時台の基準時刻とし
てメモリ10aの所定エリヤに記憶する(ステップS1
7)。なお、このような録画開始時刻の設定操作は、予
約録画したいチャンネルの放送番組について、テレビの
映像を見ながらその都度行っておくと、メモリ10aの
所定エリヤに順次記憶されてゆく。
予め記憶してある換算値の範囲内であるときのみ、その
時間帯の正時間とする。この換算値は、本例では、各正
時間の前後10分内に設定してあり、前述のように操作
時点が20時03分のときや、20時の6分前である1
9時54分の場合においても、20時台の基準時刻とし
てメモリ10aの所定エリヤに記憶する(ステップS1
7)。なお、このような録画開始時刻の設定操作は、予
約録画したいチャンネルの放送番組について、テレビの
映像を見ながらその都度行っておくと、メモリ10aの
所定エリヤに順次記憶されてゆく。
【0016】この後、リモコン1の録画予約キー1bの
何れかが押キー操作されると、タイマー予約モードに入
り(ステップS18)、放送日、放送開始・終了時刻お
よび放送番組のチャンネル等が入力されたか否かを判別
する(ステップS19)。そして、これら録画予約のデ
ータが入力したとき、制御部10は録画予約データとし
てメモリ10aに記憶する(ステップS20)。この
際、放送開始時刻のデータが入力した時点でメモリ10
aの所定エリヤから当該選択チャンネルの基準時間デー
タを読み出し、メモリ10aに録画予約の記録開始時間
として記憶する(ステップS21)。前記放送開始時刻
を20時として入力したしたときは、20時03分が実
際の記録開始時間となる。このように、ユーザーのリモ
コン操作で録画予約情報が入力されると、放送番組のタ
イマー予約が終了する。この予約後、制御部10はメモ
リ10aのデータに基づいて、録画開始時刻か否かを判
別し(ステップS22)、録画開始時刻になった時点で
予約チャンネルの放送番組を受信する(ステップS2
3)。
何れかが押キー操作されると、タイマー予約モードに入
り(ステップS18)、放送日、放送開始・終了時刻お
よび放送番組のチャンネル等が入力されたか否かを判別
する(ステップS19)。そして、これら録画予約のデ
ータが入力したとき、制御部10は録画予約データとし
てメモリ10aに記憶する(ステップS20)。この
際、放送開始時刻のデータが入力した時点でメモリ10
aの所定エリヤから当該選択チャンネルの基準時間デー
タを読み出し、メモリ10aに録画予約の記録開始時間
として記憶する(ステップS21)。前記放送開始時刻
を20時として入力したしたときは、20時03分が実
際の記録開始時間となる。このように、ユーザーのリモ
コン操作で録画予約情報が入力されると、放送番組のタ
イマー予約が終了する。この予約後、制御部10はメモ
リ10aのデータに基づいて、録画開始時刻か否かを判
別し(ステップS22)、録画開始時刻になった時点で
予約チャンネルの放送番組を受信する(ステップS2
3)。
【0017】そして、各部の録画動作を開始させ、受信
チャンネルの放送番組をビデオテープに3倍速で記録さ
せる(ステップS24)。この後、録画終了時刻か否か
を判別し(ステップS25)、終了時刻が例えば、22
時になった時点で録画動作を終了する。これにより、ビ
デオテープには、“8Ch”の放送番組が20時03分
から22時までの約2時間分録画される。このような予
約録画が繰り返されると、正時間を基準にして予約録画
した場合に比較して実質的に数分間の短縮がなされ、同
一のビデオテープであると6時間分では数十分の残余時
間が生じることになる。
チャンネルの放送番組をビデオテープに3倍速で記録さ
せる(ステップS24)。この後、録画終了時刻か否か
を判別し(ステップS25)、終了時刻が例えば、22
時になった時点で録画動作を終了する。これにより、ビ
デオテープには、“8Ch”の放送番組が20時03分
から22時までの約2時間分録画される。このような予
約録画が繰り返されると、正時間を基準にして予約録画
した場合に比較して実質的に数分間の短縮がなされ、同
一のビデオテープであると6時間分では数十分の残余時
間が生じることになる。
【0018】従って、3倍速により360分間の録画が
可能なビデオテープには、未だ数十分間の余裕があり、
この残余部分にもう1時間分の放送番組を録画するとい
ったことも可能になる。また、前述のように、2時間番
組を予約録画する場合に限らず、30分または1時間番
組を連続もしくはアトランダムに録画する際の同様であ
る。さらに、標準120分でなく、140分や160分
のビデオテープを使用してもよく、この場合は残余時間
も多くなるので、録画可能時間もそれだけ長くなる。
可能なビデオテープには、未だ数十分間の余裕があり、
この残余部分にもう1時間分の放送番組を録画するとい
ったことも可能になる。また、前述のように、2時間番
組を予約録画する場合に限らず、30分または1時間番
組を連続もしくはアトランダムに録画する際の同様であ
る。さらに、標準120分でなく、140分や160分
のビデオテープを使用してもよく、この場合は残余時間
も多くなるので、録画可能時間もそれだけ長くなる。
【0019】なお、上記実施の形態においては、録画開
始時刻を入力する時間決定キーにRECキー1aを使用
する場合について説明したが、この代わりに専用の時間
決定キーをリモコン1またはVTR本体に設けてもよ
い。また、RECキー1aの入力操作によりタイマー予
約する例を示したが、Gコード入力タイプの機種にも採
用可能であり、このGコードによるタイマー予約録画に
おいてもビデオテープの有効利用ができる。また、VT
Rにてテレビの放送番組をビデオテープに記録する場合
について説明したが、光ディスクに情報を記録・再生す
るプレイヤーにより放送番組をタイマー予約で記録する
際にも適用可能である。
始時刻を入力する時間決定キーにRECキー1aを使用
する場合について説明したが、この代わりに専用の時間
決定キーをリモコン1またはVTR本体に設けてもよ
い。また、RECキー1aの入力操作によりタイマー予
約する例を示したが、Gコード入力タイプの機種にも採
用可能であり、このGコードによるタイマー予約録画に
おいてもビデオテープの有効利用ができる。また、VT
Rにてテレビの放送番組をビデオテープに記録する場合
について説明したが、光ディスクに情報を記録・再生す
るプレイヤーにより放送番組をタイマー予約で記録する
際にも適用可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に記載の発明は、予約用キー1bでチャンネルに続
き、記録開始時間を入力すると、メモリの所定エリヤに
予め記憶された当該選択チャンネルの基準時間データを
読み出し、メモリに放送番組の記録開始時間として記憶
するため、正時間と異なる放送番組の開始時刻に合わせ
たタイマー予約の情報記録を行うことができ、従来のよ
うに正時間とのズレ時間分が記録されないから、情報記
録媒体の有効利用が図られるうえ、記録情報の再生時に
利用者が無為な時間を過ごすこともなくなるといった効
果がある。また、請求項2に記載の発明は、時間決定キ
ーが受信中の放送番組を情報記録媒体に記録させる記録
専用キーであるため、この記録専用キーを特別に設ける
必要がなく、従来のキーを有効利用できるうえ、利用者
が操作し易いという利点がある。また、請求項3に記載
の発明は、情報記録媒体が磁気テープであるから、磁気
記録再生装置により放送番組を記録する場合、磁気テー
プを無駄なく使用することができる利点がある。
項1に記載の発明は、予約用キー1bでチャンネルに続
き、記録開始時間を入力すると、メモリの所定エリヤに
予め記憶された当該選択チャンネルの基準時間データを
読み出し、メモリに放送番組の記録開始時間として記憶
するため、正時間と異なる放送番組の開始時刻に合わせ
たタイマー予約の情報記録を行うことができ、従来のよ
うに正時間とのズレ時間分が記録されないから、情報記
録媒体の有効利用が図られるうえ、記録情報の再生時に
利用者が無為な時間を過ごすこともなくなるといった効
果がある。また、請求項2に記載の発明は、時間決定キ
ーが受信中の放送番組を情報記録媒体に記録させる記録
専用キーであるため、この記録専用キーを特別に設ける
必要がなく、従来のキーを有効利用できるうえ、利用者
が操作し易いという利点がある。また、請求項3に記載
の発明は、情報記録媒体が磁気テープであるから、磁気
記録再生装置により放送番組を記録する場合、磁気テー
プを無駄なく使用することができる利点がある。
【図1】本発明の実施の形態に係る情報記録再生装置の
電気的構成を示すブロック線図である。
電気的構成を示すブロック線図である。
【図2】情報記録再生装置の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図3】同情報記録再生装置の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
1a 時間決定キー 1b 予約用キー 10 制御手段 10a メモリ
Claims (3)
- 【請求項1】 入力手段に設けられた予約用キーでチャ
ンネル、記録開始および終了時間等を入力すると、メモ
リに各データが記憶されて放送番組の記録予約がなさ
れ、この記録時間になると予約チャンネルの放送番組を
受信して情報記録媒体に記録する情報記録再生装置にお
いて、 前記入力手段に設けられた時間決定キーと、 前記入力手段のチャンネルキーの選択操作に基づいて放
送番組を受信中、前記時間決定キーが操作されたとき、
この操作時点が正時間でないときは、この操作時点に最
も近い正時間のデータを基準時間として前記メモリの所
定エリヤに記憶した後、前記予約用キーでチャンネルに
続き、記録開始時間が入力されると、前記メモリの所定
エリヤから当該選択チャンネルの基準時間データを読み
出して前記メモリに記録開始時間として記憶する制御手
段と、を備えた情報記録再生装置。 - 【請求項2】 前記時間決定キーが、放送番組の受信
中、任意の時間に操作されると、その時点で前記放送番
組を前記情報記録媒体に記録させる記録専用キーであ
り、この記録専用キーが連続して2回操作されたとき、
この操作時点が正時間でないときは、前記制御手段が、
この操作時点に最も近い正時間のデータを基準時間とし
て前記メモリに記憶させることを特徴とする請求項1に
記載の情報記録再生装置。 - 【請求項3】 前記情報記録媒体が、磁気テープである
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報記録再
生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000116270A JP2001297500A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | 情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000116270A JP2001297500A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | 情報記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001297500A true JP2001297500A (ja) | 2001-10-26 |
Family
ID=18627752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000116270A Pending JP2001297500A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | 情報記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001297500A (ja) |
-
2000
- 2000-04-18 JP JP2000116270A patent/JP2001297500A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6233390B1 (en) | Apparatus and method for recording and reproducing data | |
JP3332756B2 (ja) | テレビジョン放送信号の記録再生装置 | |
CN100515059C (zh) | 在广播记录器中的频道转换方法 | |
JP2847112B2 (ja) | 放送プログラムの自動予約レコーディング及び再生方法 | |
JPH06133235A (ja) | 映像音響機器 | |
JP2000041210A (ja) | タイマー予約装置 | |
JPH09163298A (ja) | ビデオ装置 | |
EP1353328B1 (en) | Recording medium player apparatus | |
JP2002152652A (ja) | 放送受信記録再生方法及び放送受信記録再生装置 | |
JP2001297500A (ja) | 情報記録再生装置 | |
JPH10150626A (ja) | 記録装置 | |
JPH08168046A (ja) | 双方向放送システムの端末装置 | |
KR100370003B1 (ko) | 티브이의 예약 녹화장치 및 방법 | |
JP3072265U (ja) | 録画制御装置 | |
JP3089164U (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH07231421A (ja) | テレビジョン受信機 | |
JP2000057652A (ja) | 情報記録再生装置 | |
JP2558948B2 (ja) | 記録再生装置 | |
KR20060059127A (ko) | 방송 프로그램의 광고 스킵 제어 방법 | |
JP2004015821A (ja) | データを記録再生する装置および方法 | |
JP2002135728A (ja) | 録画再生装置 | |
JP2003163868A (ja) | 情報記録再生装置 | |
KR0152586B1 (ko) | 장시간녹화시 비디오테이프의 영상/음성녹화처리장치와 그 방법 | |
JP3258967B2 (ja) | ビデオカセットレコーダ | |
KR0159371B1 (ko) | 비디오 카세트 레코더의 재생방법 |