JP2001297350A - 硬貨投入口及びそれを有する自動取引装置 - Google Patents
硬貨投入口及びそれを有する自動取引装置Info
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Abstract
異物投入防止用の仕切板と硬貨投入口の側壁の間に硬貨
が詰まることを防止する。 【解決手段】 仕切板2を硬貨投入口にばね5a、5
b、7a、7bを介して取り付け、利用者が硬貨を投入
した際に挟まったときは硬貨を押すことにより、仕切板
2が動き硬貨が装置内部に落下する。
Description
可能な硬貨投入口の構造と、それを用いた自動取引装置
に関する。
られる自動取引装置などの金融自動化機器や、交通機関
で用いられる自動券売機などがある。この種の自動取引
装置101では、顧客の指示に応じて紙幣や硬貨の入金
・出金を行なう。
ル付き表示装置14、硬貨投入口15、紙幣入出金口1
6、硬貨排出口18などがあり、顧客は必要に応じてタ
ッチパネル付き表示装置14を操作し、ガイダンスに従
って、紙幣入出金口16、硬貨投入口15から入金を行
ない、あるいは紙幣入出金口16、硬貨排出口18から
出金された紙幣や硬貨を受け取る。
の装置では同時に複数枚の硬貨の受入れが可能となって
おり、図9に複数枚の硬貨21が投入されている様子を
示す。19は硬貨投入口の側壁であり、20は仕切板で
ある。仕切板20は異物の投入を防止したり、指を内部
に入れられないようにするために設けられている。
引装置101では、硬貨入金口15に複数枚の硬貨21
を同時に投入する場合、硬貨21が詰まってしまうとい
う問題があった。これは、図9で示すように硬貨投入口
の幅L±ΔLと複数枚の硬貨の合計幅a、あるいは幅L'
±ΔL'と硬貨の合計の幅a'がほぼ同一であると硬貨が
詰まってしまうということである。ここで、ΔL及びΔ
L'は装置の製造誤差を示す。
決するために、複数の硬貨が同時投入可能な硬貨投入口
において、前記硬貨投入口に仕切板を設け、前記仕切板
によって仕切られた幅が可変な構造であることを特徴と
するようにしたものである。
面を参照して説明する。図1はこの発明を適用した自動
取引装置の硬貨投入口を正面から見た図であり、図2は
硬貨投入口の機構を示す図である。また、図3は硬貨投
入口を下側から見た断面図である。
へ動くことが出来る。3は投入された硬貨を示してい
る。5a、5b、7a、7bは弾性部材としてのばねで
あり、案内軸9、10に沿って移動し、それぞれ仕切板
2を押圧するようになっている。仕切板2は上部をばね
5a、5bで、下部をばね7a、7bで押圧しており、
硬貨投入口のほぼ中央で停止している。つまり、上部、
下部の4つのばねで独立に押圧している。6a、6b、
8a、8bはストッパであり、仕切板2が一定量以上動
かないようにするために設けられている。仕切板2の上
部をストッパ6a、6bで、下部をストッパ8a、8b
で規制している。そのため、ストッパ6a、6b、8
a、8bによって仕切板2の左右方向への移動範囲が規
制されるので異物の投入等を防止出来る。なお、移動範
囲は具体的には硬貨1ないし2枚分の厚み程度で良い。
やパチンコ玉等の異物を利用者が挿入しても仕切板2に
当たり、異物を入れることは出来ない。もし利用者が仕
切板2を押して異物を挿入しようとしても、ストッパ6
a、6b、8a、8bにより仕切板2の移動が規制さ
れ、異物を入れることは出来ない。ここで利用者が複数
の硬貨(ここでは4枚である)を側壁1と仕切板2の間
に投入すると、図1で示すように同時投入される硬貨3
の組み合わせや、あるいは硬貨投入口と仕切板の間隔に
よって引っかかってしまうことがある。
内部に押し込むと仕切板2は硬貨3によって右方向に押
されて動き、その結果硬貨3は硬貨投入口内部に落下す
る。つまり、仕切板4は硬貨投入の方向とは垂直の方向
に動く。
かってしまう場合を説明したが、仕切板2の右側で引っ
かかった場合でも、仕切板2が左側に動くことにより、
硬貨3は内部に落下する。
においては、異物挿入防止用の仕切板2をばね5a、5
b、7a、7bを介して硬貨投入口に設けたので、硬貨
を複数枚同時投入した場合に、仕切板2と硬貨投入口の
側壁1との間で硬貨が挟まってしまっても仕切板が移動
することにより内部に硬貨が落下し、硬貨の詰まりを防
ぐことが出来るという効果が得られる。
明する。図4は第2の実施例の硬貨投入口を正面から見
た図であり、11は側壁、12は仕切板で弾性部材であ
るゴムで構成されている。この状態で側壁11と仕切板
12の間に利用者が異物を投入しようとしても仕切板1
2が存在することにより投入は規制される。また、仕切
板12を無理に押圧して異物を投入しようとしても、仕
切板12は僅かに変形するだけのため、投入は防止され
る。ここで、図5で示されるように、利用者が複数の硬
貨13(ここでは4枚である)を側壁11と仕切板12
の間に投入すると、同時投入される硬貨13の組み合わ
せや、あるいは硬貨投入口と仕切板の間隔によって引っ
かかってしまうことがある。
に内部に押し込むと仕切板12はゴムであるので硬貨1
3によって右方向に押されて点線で示されるように撓
み、その結果硬貨13は硬貨投入口内部に落下する。
かかってしまう場合を説明したが、仕切板12の右側で
引っかかった場合でも、仕切板12が左側に撓むことに
より、硬貨3は内部に落下する。また、硬貨13が仕切
板12の両側に引っかかった場合は、利用者が硬貨13
を押すことにより、図6の点線で示すように仕切板12
が圧縮変形して硬貨13は硬貨投入口内部に落下する。
入防止用の仕切板12を弾性材料にしたので、硬貨を複
数枚同時投入した場合に、仕切板12と硬貨投入口の側
壁11との間で硬貨が挟まってしまっても仕切板が撓む
ことにより内部に硬貨が落下する。また、仕切板12の
両側と側壁11との間に硬貨が詰まっても、仕切板12
が圧縮されることにより硬貨が内部に落下し、硬貨の詰
まりを防ぐことが出来るという効果がある。
した例を示したが、本発明はそれに限らない。発券機な
どにも適応できるほか、両替機や自動販売機など複数枚
の硬貨を同時投入する硬貨投入口を持つ装置にも適用可
能である。
硬貨投入口に異物挿入防止用の仕切板を設け、その仕切
板によって仕切られる幅を変更できるようにしたので、
硬貨を複数枚同時投入した場合に、仕切板と硬貨投入口
の側壁との間で硬貨が挟まってしまっても仕切板の仕切
られる幅が変化することにより内部に硬貨が落下し、硬
貨の詰まりを防ぐことが出来るという効果が得られる。
また、この硬貨投入口を設けた自動取引装置では、硬貨
投入口での硬貨の詰まりが無くなるため、障害となって
使用不能となる時間が減少するため顧客サービスが向上
し、さらに係員対応が少なくなることから運用コストを
減らすことが出来るという効果を奏する。
見た図である。
す図である。
す断面図である。
見た図である。
す図である。
す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の硬貨が同時投入可能な硬貨投入口
において、 前記硬貨投入口に仕切板を設け、 前記仕切板によって仕切られた幅が可変な構造であるこ
とを特徴とする硬貨投入口。 - 【請求項2】 請求項1記載の硬貨投入口において、 前記仕切板は弾性部材によって支持されることを特徴と
する硬貨投入口。 - 【請求項3】 請求項2記載の硬貨投入口において、 前記仕切板はばねによってその両端を2本ずつ独立に支
持されることを特徴とする硬貨投入口。 - 【請求項4】 請求項1記載の硬貨投入口において、 前記仕切板は弾性部材で構成されていることを特徴とす
る硬貨投入口。 - 【請求項5】 請求項4記載の硬貨投入口において、 前記弾性部材はゴムであることを特徴とする硬貨投入
口。 - 【請求項6】 請求項1から5記載の硬貨投入口を有す
ることを特徴とする自動取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000114559A JP4370675B2 (ja) | 2000-04-17 | 2000-04-17 | 硬貨投入口及びそれを有する自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001297350A true JP2001297350A (ja) | 2001-10-26 |
JP4370675B2 JP4370675B2 (ja) | 2009-11-25 |
Family
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Family Applications (1)
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Country | Link |
---|---|
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003144615A (ja) * | 2001-11-13 | 2003-05-20 | Omron Corp | コイン繰出方法とその装置、及び遊技機 |
JP2003275386A (ja) * | 2002-03-22 | 2003-09-30 | Omron Corp | メダル排出装置および遊技機 |
JP2004135906A (ja) * | 2002-10-18 | 2004-05-13 | Omron Corp | メダル排出装置および遊技機 |
JP2008012193A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Olympia:Kk | メダル貸出機 |
JP2017102982A (ja) * | 2017-03-08 | 2017-06-08 | 東芝テック株式会社 | 硬貨投入口および硬貨処理装置 |
-
2000
- 2000-04-17 JP JP2000114559A patent/JP4370675B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP4370675B2 (ja) | 2009-11-25 |
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