JP2001297021A - データ復元方法及びデータ復元方法を実行させるプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

データ復元方法及びデータ復元方法を実行させるプログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2001297021A
JP2001297021A JP2000110502A JP2000110502A JP2001297021A JP 2001297021 A JP2001297021 A JP 2001297021A JP 2000110502 A JP2000110502 A JP 2000110502A JP 2000110502 A JP2000110502 A JP 2000110502A JP 2001297021 A JP2001297021 A JP 2001297021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
stored
hard disk
recovery
storage means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000110502A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Yamamoto
康幸 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Software Hokkaido Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Software Hokkaido Ltd filed Critical NEC Software Hokkaido Ltd
Priority to JP2000110502A priority Critical patent/JP2001297021A/ja
Publication of JP2001297021A publication Critical patent/JP2001297021A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 OSやアプリケーション等がプリインストー
ルされているコンピュータにおいて、バックアップする
データの容量を低減することができるデータ復元方法を
提供すること。 【解決手段】 ハードディスク3に対するデータの復元
方法であって、バックアップの際に、ハードディスク3
に記憶されているデータと所定のリカバリCD8に記憶
されているデータとを比較して、異なるデータの場合に
は当該データを予備記憶手段9に保存し、同一のデータ
の場合にはそのデータのファイル名のみ予備記憶手段9
に保存し、リストアの際にはリカバリCD8及び予備記
憶手段9に保存された情報に基づいてデータの復元をす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータのハ
ードディスクに保存されているデータの復元方法及びそ
の復元方法を実行させるプログラムを記録した記録媒体
に係り、特に、データの復元のためのバックアップ容量
を低減できるデータの復元方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、企業で使用されるワークステ
ーションや個人に使用されるパーソナルコンピュータに
おいては、ハードディスク装置の障害に備え、定期的に
磁気テープにハードディスクのデータをコピーすること
により、バックアップが行われている。特に近年におい
ては、ハードディスクの機械的な故障だけでなく、ネッ
トワークの発達からコンピュータウイルスによって、デ
ータが破壊されることもしばしばあり、バックアップの
重要性は日増しに高まっている。
【0003】ここで、一般的なコンピュータについて説
明する。コンピュータは、必要な演算処理を行うCPU
と、多数のデータを保存しているハードディスクと、新
しいソフトウェアをインストールする場合等に用いるC
D−ROMドライブ等を備えている。また、コンピュー
タには、必要に応じてバックアップデータを記憶保持す
る予備記憶手段(リムーバブルメディアとしてのMO,
CD−RW,磁気テープ装置等)が接続され、さらには
ディスプレイ,キーボード等が接続されている。
【0004】このようなコンピュータシステムにおい
て、一般的なコンピュータは、販売される段階から既に
オペレーティングシステム(以下「OS」という)がイ
ンストールされた、いわゆるプリインストールモデルで
ある。プリインストールモデルのコンピュータは、OS
のみならず多数のアプリケーションもインストールされ
ている場合がある。このため、ハードディスクに保存さ
れているデータの数は膨大である。
【0005】そして、コンピュータのハードディスク
は、長期間の使用によりいわゆるクラッシュと呼ばれる
障害を起こしたり、何らかの衝撃を受けてデータの読み
出しができなくなる場合がある。このような不慮の事態
を想定して、ハードディスクに保存されているデータを
定期的にバックアップすることが行われている。このと
き、ハードディスクの中の全てのデータをバックアップ
する場合において、プリインストールされていたデータ
なのか、使用開始後に新たに保存されたデータなのかの
違いにかかわらず、全てのデータをバックアップして保
存していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例には以下のような不都合があった。即ち、ハードデ
ィスクに保存されているデータのうち、プリインストー
ルされたデータは、コンピュータにCD−ROM等の形
態で添付されているにもかかわらず、バックアップされ
てしまう。このため、バックアップのデータの容量が大
きなものとなっていた。
【0007】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に、OSやアプリケーション等がプリイン
ストールされているコンピュータにおいて、バックアッ
プするデータの容量を低減することができるデータ復元
方法を提供することを、その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本発明は、ハードディスクに対するデータの復元
方法であって、バックアップの際にハードディスクに記
憶されているデータと所定のリカバリCDに記憶されて
いるデータとを比較して、これらが相互に異なるデータ
の場合には当該データを予備記憶手段に保存し、同一の
データの場合にはそのデータのファイル名のみ予備記憶
手段に保存し、リストアの際にはリカバリCD及び予備
記憶手段に保存された情報に基づいてデータの復元をす
るという手段を採っている。
【0009】以上のように構成されたことで、バックア
ップの際にはリカバリCDに保存されているデータは予
備記憶手段にバックアップされない。そして、ハードデ
ィスクにのみ保存されているデータが予備記憶手段に保
存される。よってデータが確保されている。
【0010】
【発明の実施の形態】[全体概要]図1に基づいて、本
発明の一実施形態について説明する。本実施形態では、
プリインストールモデルのコンピュータ1は、多数のデ
ータを記憶するハードディスク3と、新たにアプリケー
ションソフトをインストールする場合等に使用するCD
−ROMドライブ5と、データのバックアップを行う予
備記憶手段7とを備えている。また、予備記憶手段7に
は、バックアップされたデータとリカバリCDから復元
するデータの一覧情報13が記憶されるようになってい
る。
【0011】[ハードディスク]ハードディスク3に
は、OSやアプリケーションソフトのほか、使用者がコ
ンピュータ1の購入後に作成した文書ファイル等の種々
のデータが保存されている。ハードディスク3はコンピ
ュータ1を使用する場合に、最も頻繁にデータの読み書
きが行われる記録媒体である。このため、コンピュータ
1の使用に際して用いられるデータが全て保存されてい
る。
【0012】ハードディスク3は通常、多数のディスク
板(図示略)が所定間隔で積み重ねられ、それぞれのデ
ィスク板に対してデータの読み書きをするヘッドスライ
ダ(図示略)が設けられている。ハードディスク3の容
量は製品によってそれぞれ異なるが、近年は6G(ギ
ガ)バイト程度のものから50G程度のものもある。更
にそれ以上容量の大きなものもある。
【0013】次に、ハードディスク3内に保存されてい
るデータについて説明する。上述したように、ハードデ
ィスク3内には、OSの他アプリケーションソフトや使
用者が作成したファイルなどのデータが保存されてい
る。そして更に、使用者がコンピュータ1を購入した後
に、独自にインストールしたソフトウェアも保存されて
いる。ここで、OSはコンピュータ1を制御する基本ソ
フトであり、指令された演算処理やデータの読み書きを
することはもちろんである。しかしこの他、コンピュー
タ1に接続された周辺機器(スキャナ,プリンタ,外付
けハードディスク等)の動作も制御する機能を有してい
る。
【0014】一般にOSは、コンピュータ1にプリイン
ストールされているが、ハードディスク3が障害を受け
た場合等を想定して、CD−ROMに保存されてコンピ
ュータに添付されている。これを一般にリカバリCD8
という。使用者はハードディスク3が障害を受けた場合
には、このリカバリCD8を使って、OSを再インスト
ールするようになっている。従って、このOSは特にバ
ックアップをしておく必要はない。
【0015】また、ハードディスク3内には、上記した
ようにアプリケーションソフトも保存されている。プリ
インストールモデルのコンピュータ1では、アプリケー
ションソフトも上記したリカバリCD8に保存されてい
る場合が多い。このため、リカバリCD8に保存されて
いるアプリケーションソフトについても、バックアップ
をする必要はない。
【0016】一方、使用者がコンピュータ1の購入後
に、新しいアプリケーションソフトをコンピュータ1に
インストールした場合には、上記と異なる。例えば、イ
ンターネットを経由してソフトウェアをダウンロードし
た場合には、そのソフトウェアはハードディスク3以外
には保存されていない。なぜならば、新しく導入したア
プリケーションソフトについては、当然リカバリCD8
に含まれていないからである。従って、このように事後
的に導入してハードディスクに保存したデータに関して
は、バックアップ作業が必要となる。
【0017】また、使用者が独自に作成したデータに関
してもバックアップが必要である。即ち、使用者は種々
のアプリケーションソフトを用いて文書や図面等のデー
タを作成する。これらのデータは特別にバックアップし
ていない限り、ハードディスク3にのみ保存されている
ものである。従って、ハードディスク3が障害を受けて
データが読み出せなくなった場合には、もはやこれらの
データを取り出すことはできなくなる。
【0018】[CD−ROMドライブ]次に、CD−R
OMドライブ7について説明する。CD−ROMドライ
ブ7は、CD−ROMの形態で供給されるアプリケーシ
ョンソフト等をハードディスク3にインストールする場
合に用いる。また、ハードディスク3が障害をうけた場
合等には、上記したリカバリCD8をCD−ROMドラ
イブ7に入れ、OSやその他のアプリケーションソフト
がインストールされる。
【0019】[リカバリCD]次に、リカバリCD8に
ついて説明する。リカバリCD8とは、一般にコンピュ
ータ1が販売された時のハードディスクの状態に戻すた
めに、種々のデータが保存されているものである。即
ち、プリインストールモデルのコンピュータ1が販売さ
れた状態では、ハードディスク3内にOSやアプリケー
ションソフト等がプリインストールされている。このよ
うなOSやアプリケーションソフトが、CD−ROMに
保存されており、必要に応じてハードディスク3に再イ
ンストールすることができるようになっている。
【0020】[予備記憶手段]次に、データの予備記憶
手段9について説明する。データのバックアップに用い
る予備記憶手段9には種々のものが考えられる。例え
ば、増設用のハードディスクや光磁気(以下「MO」と
いう)ディスク、CD−Rや磁気テープ等である。MO
ディスクはMOドライブから取り外すことが可能であ
り、いわゆるリムーバブルメディアと呼ばれている。こ
のリムーバブルメディアは必要に応じてディスクを差し
替えることができるので、バックアップするデータの種
類に応じて複数のディスクを使い分けるといったことが
可能である。
【0021】また、予備記憶手段9として用いることが
できるものとしては他に、リムーバブルハードディスク
やスーパーディスクと呼ばれるようなものもある。これ
らの各予備記憶手段は、バックアップしたいデータの容
量に応じて適切なものが選択される。尚、MOディスク
は、230MBから1GBを超えるものまで市販されて
いるので、予備記憶手段9としては有力である。この
他、DVD−RAMもバックアップ用の予備記憶手段と
して利用することは可能である。
【0022】[データバックアップの工程]次に本実施
形態の動作について詳細に説明する。図2はデータのバ
ックアップを行う場合のフローチャートを示す。データ
のバックアップを行う場合は、図2に示すように、先ず
CD−ROMドライブ7にリカバリCD8が挿入される
(ステップS1)。次に、ハードディスク3の中とリカ
バリCD8の中に保存されているデータとが比較される
(ステップS2)。具体的には、それぞれのデータが同
一か否かが判断される(ステップS3)。比較の結果、
リカバリCD8とハードディスク3に保存されているデ
ータが同一でないと判断された場合には、そのデータ1
1が予備記憶手段9にバックアップデータ11として保
存される(ステップS4)。
【0023】一方、比較の結果、そのデータが同一であ
ると判断された場合には、予備記憶手段9の「リカバリ
CDから復元するデータの一覧情報13」に、そのデー
タのファイル名及びディレクトリが保存される。
【0024】バックアップの工程についてより詳しく説
明すると、先ずバックアップが開始される条件として、
リカバリCD8がCD−ROMドライブ7に挿入される
と共に、データのバックアップ開始指令が発行されるこ
とが条件となる。バックアップ開始指令は、コンピュー
タ1の使用者が手動で入力しても良いし、OSが定期的
に自動で発行するようにしてもよい。OSが自動的にバ
ックアップ開始指令を発行する場合には、例えば、毎日
決まった時間に発行するとか、1週間に1回発行すると
か、様々な場合が考えられる。バックアップ指令を発行
する時間としては、コンピュータが使用されていない時
間が望ましい。
【0025】そして、上記したリカバリCD8とバック
アップ開始指令の条件が満たされた場合に、バックアッ
プが開始される。先ず最初に、ハードディスク3内に保
存されているデータとリカバリCD8内に保存されてい
るデータとの比較が行われる。具体的には、ハードディ
スク3内に保存されている全データのファイル名が読み
出される。そして、このファイル名がコンピュータ1の
メモリに記憶される。このとき、データの最新更新日時
も同時に記憶しておくことが望ましい。これは、同じフ
ァイル名でも、最新更新日時が異なるデータは、バック
アップをした方がよい場合があるからである。
【0026】次に、リカバリCD8内に保存されている
全データのファイル名が読み出され、この情報もコンピ
ュータのメモリに記憶される。このとき、ハードディス
ク3内のデータと同様に、最新更新日時も読み出してお
くことが望ましい。ここで、リカバリCD8は一般にC
D−ROMの形態で供給されることから内容は変更され
ない。従って、リカバリCD8内に保存されているデー
タの情報を一旦読み出した場合には、これを保存してお
き、次回のバックアップ作業時に用いるようにしてもよ
い。こうすることで、次回からリカバリCD8内のデー
タのファイル名等を呼び出す作業が必要なくなる。
【0027】続いて、上記したメモリに保存されている
データのファイル名が個別に比較される。そして、ファ
イル名が同一のものと異なるものとにそれぞれ分類され
る。このとき、同じファイル名でも最新更新日時が異な
るものは、異なるデータとして分類する。なぜならば、
同じファイル名であっても、いわゆるアップデートなど
により、個々のデータが更新されており、リカバリCD
8に保存されているデータよりも新しくなっている場合
があるからである。従って、同じファイル名であって
も、ハードディスク3に保存されたデータの方が最新更
新日時が新しい場合には、異なるデータとして分類す
る。そして、リカバリCD8に保存されているデータよ
り逆に古い場合には同一のデータとして分類する。しか
し、最新更新日時が新しいデータに不具合が生じている
場合もあるので、必要に応じて最新更新日時が古いデー
タも異なるデータとして分類することが望ましい。
【0028】次に、ファイル名の比較によって異なるデ
ータであると分類されたバックアップデータ11は、予
備記憶手段9に保存される。これは、上記した比較工程
で分類されたデータのファイル名に基づいて、このファ
イル名のデータを予備記憶手段9にコピーするものであ
る。このとき、バックアップデータ11は所定のディレ
クトリ構造に従ってハードディスク3に保存されている
ので、予備記憶手段9に保存する場合にも、同じような
ディレクトリ構造のまま保存することが望ましい。
【0029】一方、ハードディスク3に保存されている
データのうち、リカバリCD8にも保存されているデー
タに関しては、直接バックアップは行われない。即ち、
リカバリCD8に保存されているデータに関しては、そ
のファイル名とそのデータが保存されているディレクト
リ名が予備記憶手段9に保存される。ファイル名とディ
レクトリ名だけであれば、データを丸ごと保存する場合
に比べて、保存に必要な容量を飛躍的に削減することが
可能となる。
【0030】[データリストアの工程]次に、データリ
ストアについて説明する。図3は、データリストアを行
う場合のフローチャートである。データリストアは、リ
カバリCD8がCD−ROMドライブ7に挿入されてい
ること及びリストア開始指令が発行されていることが条
件となる。リストア作業は一般的にハードディスク3が
障害を受けた場合等に、元の状態に復帰する作業である
ので、リストア開始指令はバックアップの場合と異な
り、使用者の手動指令によって発行される。
【0031】そして、上記したリカバリCD8とリスト
ア開始指令の条件が満たされた場合に、リストアが開始
される。具体的には、先ず予備記憶手段9に保存されて
いる「リカバリCDから復元するデータの一覧情報1
3」に保存されているファイル名を読み出し、このファ
イル名に対応したデータがリカバリCD8からハードデ
ィスク3にコピーされる。このとき、予備記憶手段9に
は、データがハードディスク3に保存されていたときの
ディレクトリ名も記憶されているので、これらのディレ
クトリ名に基づいてリカバリCD8からデータがコピー
される。
【0032】次に、リカバリCD8のデータが全てコピ
ーされた後には、予備記憶手段9に記憶されているバッ
クアップデータ11がハードディスク3にコピーされ
る。全てのデータがコピーされると、前回のバックアッ
プ時のハードディスク3に保存されていたデータが全て
復元されることになる。
【0033】[コンピュータプログラムによるデータの
復元]以上のような一連のバックアップ及びリストア作
業は、コンピュータプログラムによって達成することも
できる。即ち、コンピュータ1の最も基本的な動作を制
御するいわゆるBIOSにバックアップ・リストアのた
めのプログラムを組み込む。BIOSは通常ROMに記
憶されているので、ハードディスク3が障害を受けても
影響を受けることはない。そして、ハードディスク3が
障害をうけた後には、ハードディスク3が一旦初期化
(フォーマット)される。このとき、ハードディスク3
が物理的な要因で障害をうけた場合には、新しいハード
ディスクが装填される。一方、ハードディスク3がソフ
ト的に障害をうけた場合には、フォーマットだけで再使
用が可能となる。
【0034】そして、リカバリCD8をCD−ROMド
ライブ7に挿入しておく。コンピュータ1が起動される
と、BIOSが起動し様々なハードウェアの設定がされ
た後に、リストア作業が開始される。具体的には、ハー
ドディスク3内にOSが存在しない場合には、自動的に
リストア開始指令が発効される。そして、CPUがBI
OSからの指令に基づいて、リカバリCD8に保存され
ているデータをハードディスク3にコピーするようにC
D−ROMドライブ7に指令する。
【0035】上記工程でリカバリCD8のデータが全て
コピーされた後、CPUはBIOSの指令に基づいて、
予備記憶手段9からハードディスク3にバックアップデ
ータ11をコピーするように指令する。これによって、
予備記憶手段9に記憶されているバックアップデータ1
1の全て(リカバリCDに含まれているデータ以外)が
ハードディスク3にコピーされ、リストアが完了する。
【0036】また、ハードディスク3が障害をうけた場
合に限らず、何らかの理由でリストアを行うことも考え
られる。この場合には、リストア開始指令をコンピュー
タ1の使用者が直接手動で入力することにより、リスト
ア作業を開始させる。使用者がリストア開始指令を入力
する場合でも、リストアの工程は自動の場合と同様であ
る。
【0037】データの復元をするプログラムは、BIO
Sとして機能させる他、フロッピー(登録商標)ディス
クなどの記録媒体の形態で供給してもよい。即ち、修復
ディスクや起動ディスクと呼ばれるような形で用いても
よい。
【0038】[変形例]以上は、リストア作業におい
て、リカバリCD8のデータを先に復元して、その後に
予備記憶手段9のバックアップデータを復元するもので
ある。しかしながら、本発明はこれに限定されるもので
はなく、先に予備記憶手段9のバックアップデータ11
を復元して、その後にリカバリCD8のデータを復元す
るようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はリカバリ
CDに保存されているデータはバックアップしないの
で、プリインストールモデルのコンピュータにて、ハー
ドディスクの中を全てバックアップをとる場合に、バッ
クアップデータの容量を低減することができる、という
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係るコンピュータの
概要を示すブロック図である。
【図2】本発明のデータの復元方法におけるバックアッ
プ工程を説明するフローチャートである。
【図3】本発明のデータの復元方法におけるリストア工
程を説明するフローチャートである。
【符号の説明】 1 コンピュータ 3 ハードディスク 7 CD−ROMドライブ 8 リカバリCD 9 予備記憶手段 11 バックアップデータ 13 リカバリCDから復元するデータの一覧情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 301 G06F 13/00 301P Fターム(参考) 5B018 GA04 HA03 KA03 KA22 MA12 PA01 QA20 RA14 5B065 BA01 BA04 BA07 CA40 EA02 EA12 EA21 EA23 EA34 5B082 DC05 DE06 GA04 5B083 AA09 BB01 BB03 CC04 CC06 CD11 EE08 EF11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハードディスクに対するデータの復元方
    法であって、 バックアップの際に、前記ハードディスクに記憶されて
    いるデータと所定のリカバリCDに記憶されているデー
    タとを比較して、異なるデータの場合には当該データを
    予備記憶手段に保存し、同一のデータの場合にはそのデ
    ータのファイル名のみ前記予備記憶手段に保存し、 リストアの際には前記リカバリCD及び予備記憶手段に
    保存された情報に基づいてデータの復元をすることを特
    徴としたデータ復元方法。
  2. 【請求項2】 前記リストアの際には、前記予備記憶手
    段に保存されている前記ファイル名のデータを前記リカ
    バリCDから前記ハードディスクに復元すると共に、前
    記予備記憶手段に記憶されているデータを前記ハードデ
    ィスクに復元することを特徴とした請求項1記載のデー
    タ復元方法。
  3. 【請求項3】 前記リカバリCDには、コンピュータを
    制御する基本ソフトのデータが保存されていることを特
    徴とした請求項1又は2記載のデータの復元方法。
  4. 【請求項4】 データバックアップの際にハードディス
    クに記憶されているデータと所定のリカバリCDに記憶
    されているデータとを比較するステップと、前記比較ス
    テップで異なるデータと判断された場合には当該データ
    を予備記憶手段に保存すると共に、同一のデータと判断
    された場合にはそのデータのファイル名のみ前記予備記
    憶手段に保存するステップと、 リストアの際には前記リカバリCD及び予備記憶手段に
    保存された情報に基づいてデータの復元をするステップ
    と、 を有するデータの復元方法をコンピュータに実行させる
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  5. 【請求項5】 前記リストアの際には前記予備記憶手段
    に保存されている前記ファイル名のデータを前記リカバ
    リCDから前記ハードディスクに復元すると共に、前記
    予備記憶手段に記憶されているデータを前記ハードディ
    スクに復元するステップを有することを特徴とした請求
    項4記載のデータの復元方法をコンピュータに実行させ
    るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
JP2000110502A 2000-04-12 2000-04-12 データ復元方法及びデータ復元方法を実行させるプログラムを記録した記録媒体 Pending JP2001297021A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000110502A JP2001297021A (ja) 2000-04-12 2000-04-12 データ復元方法及びデータ復元方法を実行させるプログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000110502A JP2001297021A (ja) 2000-04-12 2000-04-12 データ復元方法及びデータ復元方法を実行させるプログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001297021A true JP2001297021A (ja) 2001-10-26

Family

ID=18622997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000110502A Pending JP2001297021A (ja) 2000-04-12 2000-04-12 データ復元方法及びデータ復元方法を実行させるプログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001297021A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6892255B2 (en) 2002-04-23 2005-05-10 Casio Computer Co., Ltd. Program install method, file renewal method, program and computer system
WO2014201915A1 (zh) * 2013-06-19 2014-12-24 腾讯科技(深圳)有限公司 软件修复方法和装置、计算机可读存储介质
JP2015170015A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 富士通株式会社 データ処理プログラム、データ処理装置及びデータ処理方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6892255B2 (en) 2002-04-23 2005-05-10 Casio Computer Co., Ltd. Program install method, file renewal method, program and computer system
WO2014201915A1 (zh) * 2013-06-19 2014-12-24 腾讯科技(深圳)有限公司 软件修复方法和装置、计算机可读存储介质
JP2015170015A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 富士通株式会社 データ処理プログラム、データ処理装置及びデータ処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040098426A1 (en) Backup system, backup method, program for backup, and backup service provision system
US10592354B2 (en) Configurable recovery states
CN107463467B (zh) 一种可快速还原虚拟化平台的方法及系统
JP3003619B2 (ja) 装置内部設定情報バックアップ装置及び方法並びに装置内部設定情報バックアップ制御プログラムを記憶した記憶媒体
KR100692473B1 (ko) 정보 처리 장치, 정보 처리 장치 제어 프로그램 및 정보처리 장치 제어 방법
JP2008515074A (ja) コンピュータにソフトウェアプログラムをインストールする方法
JP2001297021A (ja) データ復元方法及びデータ復元方法を実行させるプログラムを記録した記録媒体
US10564894B2 (en) Free space pass-through
JPH11143690A (ja) インストールシステム
CA2746602C (en) Partial fault tolerance in an embedded appliance
JPH04205038A (ja) ファイル内容変更方法
JP2000035920A (ja) システムの障害復旧方法およびシステムの障害復旧用プログラムを記憶した記憶媒体
KR100792786B1 (ko) 백업 이미지 파일을 이용한 컴퓨터의 최적화 운영체제 복구방법
US20030028868A1 (en) Information processor, method for processing information and computer-readable recording medium recorded with program code for controlling a computer to process information
KR20010046058A (ko) 데스크탑 컴퓨터의 전체 시스템 백업/복구 방법
JP4471274B2 (ja) ハードディスクイメージファイルからosを起動する方法
EP1096381A2 (en) Recovery system and method for computer operating systems
JP2008287585A (ja) データ処理装置及びその停電対策方法
JP3022011B2 (ja) データバックアップシステム
JPH11212845A (ja) バックアップデータ管理装置、バックアップデータ管理方法、及び記録媒体
JP2005099902A (ja) コンピュータ保守システム及び方法
JP3133525B2 (ja) データバックアップシステム
JP2000347920A (ja) 障害発生時のディスク復旧装置とそのディスク復旧方法および情報記録媒体
JPH05225018A (ja) 画像処理装置
JP2001022563A (ja) 情報処理装置及びプログラム更新方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040810

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041214