JP2001296938A - データ転送器 - Google Patents

データ転送器

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JP2001296938A
JP2001296938A JP2000110394A JP2000110394A JP2001296938A JP 2001296938 A JP2001296938 A JP 2001296938A JP 2000110394 A JP2000110394 A JP 2000110394A JP 2000110394 A JP2000110394 A JP 2000110394A JP 2001296938 A JP2001296938 A JP 2001296938A
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JP2000110394A
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Koji Ueda
浩司 植田
Yutaka Takashige
豊 高茂
Shinichi Masuda
愼一 増田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源スイッチを不要にして、電気機器からの
起動信号を受信したときに起動できるように電力供給を
開始する。 【解決手段】 電気機器Bの制御装置1からの起動信号
を受信する信号検知部2を設ける。信号検知部2は、起
動信号を受信すると、スイッチ部11をオン動作させ
る。電源ライン10が導通状態となって、電源部9から
マイコン3に電力が供給され、マイコン3が起動する。
その後、送信ライン6および受信ライン7を通じてマイ
コン3と制御装置1との間でデータの送受信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジ、冷蔵
庫、洗濯機、炊飯器、空気調和機、テレビジョン、ビデ
オ装置等の家電製品、あるいはパーソナルコンピュータ
等の情報機器といった電気機器に対してデータの伝送を
行うデータ転送器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に家庭で用いられる電気機器には、
マイクロコンピュータおよびメモリが内蔵されており、
これらにプログラムやデータ(以下、これらを総称して
データと言う)が蓄積され、電気機器はデータに基づい
て動作している。
【0003】ところで、マイクロコンピュータおよびメ
モリのデータを書き換えたり、あるいは追加するといっ
た変更によって、電気機器の性能向上を図れる。しかし
ながら、マイクロコンピュータおよびメモリの書き換え
や交換は、一般の家庭ではできないので、電気機器の性
能向上のためには、新しく機器を買い替える必要があ
る。
【0004】そこで、内蔵のマイクロコンピュータおよ
びメモリに外部からデータを取り込むことができるよう
に、電気機器にデータ伝送用の外部端子を設けると、こ
れにデータ転送器を接続すれば、データを書き換えるこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ転送器で
は、データのやり取りを行なう前に電源投入を行って、
入力信号待機状態にする必要がある。そのため、手動の
電源スイッチを用いた場合、非動作時の待機電力が小さ
くなるメリットがある。しかし、電源スイッチを用いず
にリーク電流による消費電力だけになるならば、電源ス
イッチの操作がない方が簡便である。なぜなら、通信前
に電源スイッチを入れ忘れたり、通信後切り忘れるとい
った操作面からのデメリットがある。さらに、データ転
送器の電源として電池を使用する場合、切り忘れによる
電力消費が増大して、電池の寿命が短くなってしまう。
【0006】また、電気機器の中には、消費電力が数1
0ワットの機器とは違って消費電力が数100〜100
0ワット以上で動作するものが多く、大電流、高電圧を
扱うので、外部へ端子を出す場合は安全のために絶縁構
造を持たせる必要がある。そのため、データ転送器の接
続用の外部端子にも、電気的な絶縁が必要となり、頻繁
に使うことのない端子にまでコストをかけなければなら
なくなる。
【0007】そこで、本発明は、上記に鑑み、電源スイ
ッチの操作を不要にしながら、消費電力の低減を図ると
ともに、電気機器に接続するに際して簡単な構造で電気
的な絶縁を図れるデータ転送器の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、データ転送のために電気機器との接続を行う接続
手段と、接続手段を介して電気機器との間でデータを送
受信する制御手段と、制御手段に電力供給を行う電力供
給手段と、外部からの入力信号を検知する信号検知手段
とを備えたものである。
【0009】そして、信号検知手段が、待機時に電気機
器から入力信号を受信したとき、電力供給手段を作動さ
せることによって、電源部と制御手段とを結ぶ電源ライ
ンが導通状態になって、制御手段への電力供給が開始さ
れる。また、制御手段に信号検知手段の機能を付加させ
てもよく、外部から入力信号を受信したときに、電力供
給手段を作動させて、他の電子回路部品への電力供給を
開始する。
【0010】ここで、信号検知手段あるいは制御手段へ
外部から入力信号を送信する場合、データ転送器に専用
のラインを設けてもよいが、データを送受信するための
伝送ラインを利用すれば、少ないライン数となり、接続
用の端子を不要にできる。また、電力供給を開始させて
起動するための起動信号を送信する専用ラインを別に設
けてもよい。電気機器を遠隔操作するためのリモート送
信機を上記構成にすることで転用できる。
【0011】電力の供給開始後においては、制御手段は
起動しているので、この制御手段によって電力供給手段
を制御すればよい。すなわち、データの送受信中は電力
供給動作を継続するように制御を行い、データの送受信
が終了すると、電源ラインを非導通状態にして、電力供
給を停止させる。
【0012】これによって、外部から入力信号を受信す
るだけで、電源スイッチを手動で操作することなく、自
動的に電力の供給が行われ、データ転送器を用いたデー
タの書き換え等のデータ伝送、あるいはデータ転送器自
身が保有するデータの書き換え等のデータ伝送を行うこ
とができる。
【0013】ところで、データ転送器と電気機器との接
続に際して、ケーブル等の有線で接続する場合、電気的
な絶縁を図るためには、非接触で信号伝達を行えるよう
にすれば、簡単な構造で絶縁できる。そのため、光学素
子による光伝送を採用する。例えば、電気機器内にフォ
トカプラを設けるか、あるいはデータ転送器内にフォト
カプラを設け、フォトカプラを駆動することによってデ
ータの送受信を行う。他の方法として、光ファイバーを
用いて、データ転送器と電気機器との接続を行ってもよ
く、電気的に絶縁されながら、信号伝達は可能となる。
【0014】また、データ転送器と電気機器との間で、
無線によって信号伝達を行えば、両者は接触していない
ので、電気的な絶縁を図れる。具体的には、光等の電磁
波、超音波を利用して、両者に発信素子および受信素子
をそれぞれ設け、発信素子と受信素子との間でデータの
送受信を行う。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)第1実施形態の
電気機器用のデータ転送器を図1に示す。このデータ転
送器Aは、電気機器Bに接続されて、電気機器Bに内蔵
されたマイクロコンピュータおよびメモリからなる制御
装置1のデータの書き換え、変更、追加等を行うもので
あって、電気機器Bの制御装置1との接続を行う接続手
段と、接続手段を介して制御装置との間でデータを送受
信する制御手段と、制御手段に電力供給を行う電力供給
手段と、制御装置1からの入力信号を検知して、この入
力を受信したとき電力供給手段を作動させるための駆動
信号を出力する信号検知部2とを備えている。
【0016】データ転送器Aには、一対の送受信用端子
とコモン端子とが設けられ、電気機器Bにも同様に3つ
の端子が設けられ、各端子をそれぞれケーブルを用いた
有線方式で接続することによって、データ転送器Aと電
気機器Bとが接続され、これらによって接続手段が構成
される。このとき、各端子には、電気的な絶縁構造を施
しておく。
【0017】制御手段は、マイクロコンピュータ(マイ
コン)3およびメモリからなり、図中「その他IC」と
して示す電子回路部品4とともに回路基板5に搭載され
る。この回路基板5と各端子とは、それぞれ送信ライン
6、受信ライン7、コモンライン8によって接続され
る。
【0018】電力供給手段は、電源部9と、これと回路
基板5とを接続する電源ライン10に介装されたスイッ
チ部11とからなる。電源部9としては、内蔵の電池が
用いられる。なお、電源部9は、直流電源であればよい
ので、外部の商用電源からの交流電圧を直流電圧に変換
する変換回路を設けてもよい。スイッチ部11は、電源
部9と直列に接続され、トランジスタ等のスイッチング
素子あるいはリレーを用い、オン動作によって電源ライ
ン10を導通状態として、電源起動が行われ、オフ動作
によって電源ライン10を非導通状態として、電源遮断
が行われる。
【0019】信号検知部2は、電気機器Bの制御装置1
からの入力信号に基づいてスイッチ部11を駆動するも
のである。ここで、制御装置1は、データ転送器Aが接
続されているとき、受信ライン7を通じて入力信号を送
信する機能を有している。なお、送信するタイミング
は、電気機器B側のスイッチが操作されたときか、ある
いはデータ転送器Aが接続されたことを検出する検出器
を設けて、これが接続を検出したときに送信すればよ
い。
【0020】送信された入力信号は、受信ライン7を通
じて信号検知部2に伝送され、信号検知部2は、入力信
号を受信したときスイッチ部11をオン動作させるため
のオン信号を出力する。このように、受信ライン7を利
用して、入力信号を信号検知部2に伝送しているので、
電源起動用の信号を伝送するためのケーブル等の通信線
を不要にでき、端子数も減らすことができる。
【0021】そして、マイコン3は、電源起動によって
電力が供給されたときに起動して、スイッチ部11に対
してオン動作を継続させるための電源保持信号を出力す
る。この電源保持信号は、制御装置1との信号の送受信
が終了した時点でその出力が停止されるようになってい
る。すなわち、スイッチ部11がオフ動作して、電源が
遮断される。ここで、入力信号として、図2に示すよう
に、電力供給を開始させるための起動信号と、この後に
送出されるデータ信号を含んでおり、起動信号は数ミリ
秒間常にLow信号が出力されたものであり、データ信
号はLow、Highを繰り返して出力される信号とさ
れる。信号検知部2は、起動信号を検知すると、オン信
号を出力するようになっており、オン信号の出力中、ス
イッチ部11のオン動作が維持され、起動信号が終了す
るとオン信号の出力が停止される。
【0022】ここで、信号検知部2の具体的な構成を図
3に示す。信号検知部2は、複数のトランジスタとバイ
アス用等の抵抗より構成される。なお、スイッチ部11
としては、メイントランジスタ20が設けられている。
すなわち、第1トランジスタ21では、ベースが受信ラ
イン7に接続され、エミッタが電源ラインVddに接続
され、コレクタに第2トランジスタ22のベースが接続
される。第2トランジスタ22では、コレクタは電源ラ
インVddに接続され、エミッタは接地される。第3ト
ランジスタ23では、ベースが第2トランジスタ22の
コレクタと電源ラインVddとの中間点に接続され、エ
ミッタが電源ラインVddに接続され、コレクタがメイ
ントランジスタ20のベースに接続される。メイントラ
ンジスタ20は、エミッタ−コレクタが電源ラインVs
sに挿入される。また、マイコン3からの電源保持信号
を出力するための第4トランジスタ24が設けられ、マ
イコン3にベースが接続され、エミッタが電源ラインV
ddに接続され、コレクタがメイントランジスタ20の
ベースに接続される。
【0023】そして、データ転送器Aと電気機器Bとの
接続に際して、電気機器Bによっては安全上、電気的な
絶縁を図ることが好ましい。そこで、電気的に絶縁され
た状態で接続するために、光学素子を用いて、両者の接
続を行う。両者の間では、電気的に絶縁されているが、
光伝送により信号伝達を行うことができる。
【0024】すなわち、電気機器Bに送信用および受信
用のフォトカプラ25、26をそれぞれ設ける。送信用
フォトカプラ25では、発光素子25aがデータ転送器
Aの送信ライン6に接続され、受光素子25bが制御装
置1に接続される。受信用フォトカプラ26では、発光
素子26aが制御装置1に接続され、受光素子26bが
受信ライン7に接続される。なお、送信用フォトカプラ
25の発光素子25aおよび受信用フォトカプラ26の
受光素子26bは、コモンライン8にも接続されてい
る。また、27はデータ受信のためのドライブ用抵抗で
あり、データ転送器Aに設けられる。
【0025】他の形態として、発光素子および受光素子
を単独に用いてもよい。すなわち、図4に示すように、
データ転送器Aに送信用の発光素子30、受信用の受光
素子31を設け、発光素子30は送信ライン6に接続さ
れ、受光素子31は受信ライン7に接続される。同様に
電気機器Bに送信用の発光素子32、受信用の受光素子
33を設け、それぞれ制御装置1に接続する。その他の
構成は上記の図4と同じである。この場合、データ転送
器Aと電気機器Bとは無線方式によって接続され、両者
の間で光伝送が行われるので、接続用の端子やケーブル
が不要となり、データ転送器Aや電気機器Bの小型化を
図れるとともに、接続作業も不要となって、使いやすく
なる。
【0026】次に、データ転送器Aを用いて、電気機器
Bの制御装置1のデータの書き換え、変更等を行うとき
の手順を説明する。まず、図5に示すように、データ転
送器Aに書き換え用のデータを電気機器の1つである外
部の情報機器Cから入力しなければならない。情報機器
Cとしては、例えばパーソナルコンピュータ、携帯情報
端末があげられ、これにデータ転送器Aを接続する。こ
の場合、信号検知部2を作動させるために起動信号ライ
ン35用の端子が設けられ、情報機器Cから起動信号を
出力して、起動信号ライン35を介して信号検知部2に
伝送する。なお、この端子には、電気的な絶縁はしなく
てもかまわない。
【0027】信号検知部2が情報機器Cからの起動信号
を受信すると、オン信号を出力して、スイッチ部11の
メイントランジスタ20がオン動作する。これにより、
マイコン3に電源部9からの電力が供給され、マイコン
3が起動する。そして、情報機器Cとの間で信号を送受
信して、情報機器Cからデータ信号を受信するか、ある
いは情報機器Cを通じてインターネットからデータを受
信する。データ信号は、情報機器Cに応じたドライバレ
シーバIC36を利用して送受信され、信号レベルを調
整しながら、書き換えに必要なデータをメモリに記憶す
る。なお、信号を送受信している間、情報機器Cからは
起動信号が出力され続け、電力供給動作は継続され、デ
ータの転送が終了すると、起動信号が停止して、電力供
給が断たれる。
【0028】そして、データを保存したデータ転送器A
を電気機器Bに接続すると、電気機器Bの制御装置1か
らの入力信号が受信ライン7を通じて信号検知部2に入
力される。例えば、図3に示す場合において、入力信号
のうち起動信号の受信によって、第1トランジスタ21
がオンする。さらに、第2トランジスタ22がオンし
て、次に第3トランジスタ23がオンすることにより、
メイントランジスタ20が最終的にオンする。これによ
って、電源ライン10が導通状態となって、マイコン3
に電源部9から電力が供給される。
【0029】マイコン3はすぐには起動しないので、一
定時間だけ起動信号が出力され続ける。マイコン3が起
動すると、メイントランジスタ20に対して電源保持信
号を出力する。すなわち、第4トランジスタ24がオン
することによって、メイントランジスタ24がオンす
る。マイコン3が電源保持信号を出力して少し経過する
まで起動信号が出力するように、起動信号の出力期間が
設定されており、マイコン3の起動が遅れても、電力供
給をしばらくの間、保持できるようになっている。
【0030】起動信号の出力が終了すると、続いてデー
タ信号が出力され、データ転送器Aでは、保存している
データの転送を開始する。電気機器Bの制御装置1のデ
ータが新しいデータに書き換えられ、データ転送器Aと
制御装置Bとの間での信号の送受信が終了する。そし
て、マイコン3は電源保持信号の出力を停止して、これ
に伴ってメイントランジスタ20がオフ動作し、電力供
給は停止する。電気機器Bでは、制御装置1のデータが
最新のデータに変更され、製品としての性能が向上す
る。
【0031】その後、データ転送器Aを電気機器Bから
取り外す。非動作時のデータ転送器Aでは、マイコン3
には電力が供給されていないので、メインクロックや回
路基板5内の回路はすべて動作を停止している。そのた
め、非動作時における電力損失はリーク電流のみによる
ものとなり、非動作時の待機電力を大幅に低減できる。
したがって、電源として、電池を使用する場合は、電池
寿命を長くすることができ、商用電源を使用する場合で
も、待機電力の消費が少なくなる。
【0032】(第2実施形態)本実施形態では、図6に
示すように、信号検知部の機能をマイコン3でソフト的
に処理を行うようにしたものである。マイコン3には電
源部9が接続されて、電力が供給されており、データ転
送器Aを動作させるために必要なその他の電子回路部品
4に対してスイッチ部11を介して電源ライン10が接
続される。そして、マイコン3は、電気機器Bの制御装
置1からの入力信号に応じて電源保持信号をスイッチ部
11に出力して、スイッチ部11を直接オン、オフする
ようになっている。すなわち、入力信号を検知したとき
に電源保持信号を出力し、入力信号が検知されていない
ときには電源保持信号を出力しない。その他の構成は上
記実施形態と同じである。
【0033】これにより、マイコン3が電気機器Bの制
御装置1から入力信号を受信したとき、電源保持信号を
スイッチ部11に出力する。すると、スイッチ部11の
メイントランジスタ20がオンして、電源ライン10が
導通状態となり、電子回路部品4に電力が供給される。
そして、制御装置1とデータ転送器Aとの間で信号が送
受信され、制御装置1のデータの書き換えが終了する
と、マイコン3からの電源保持信号の出力が停止して、
スイッチ部11がオフし電力供給が絶たれる。
【0034】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多く
の修正および変更を加え得ることは勿論である。例え
ば、情報機器からのデータ転送器への信号伝達に際し
て、ケーブル等による有線方式に代わって、赤外線等の
光伝送を利用した無線方式を採用してもよい。また、デ
ータ転送器と電気機器との間での信号伝達において、ケ
ーブルに代わって光ファイバーを用いてもよい。
【0035】また、データ転送器に通信装置を内蔵させ
るか、あるいは携帯電話等の通信端末機器を接続できる
ようにする。これによって、外部の情報機器からデータ
を取り込みながら、即座に電気機器にそのデータを転送
することができ、データを書き換えるために要する時間
を短縮できる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、待機時に外部からの入力信号を受信したとき、
電力供給が開始されて、データ転送器が起動されるの
で、電源スイッチを不要にできる。これによって、電源
スイッチの切り忘れによる無駄な電力消費を防止できる
とともに、電源スイッチの入れ忘れといった操作ミスも
防ぐことができ、操作性を向上できる。
【0037】また、待機時には、内蔵された各部品の動
作は停止しているので、半導体素子のリーク電流しか発
生しないことになる。したがって、待機時における消費
電力を低減でき、電源として電池を使用している場合に
は、電池の寿命を延ばすことができ、商用電源を利用し
ている場合には、待機電力を少なくすることができ、省
エネルギーとなる。
【0038】そして、電気的な絶縁構造をとることによ
り、機器取り扱いの安全性を確保できる。このとき、絶
縁方法として光学素子を用いれば、接続作業を不要にす
ることも可能となる。
【0039】さらにまた、電源を立ち上げるための信号
を受信するラインとしてデータ入力用の伝送ラインを共
用したり、あるいは専用ラインを設けることにより、デ
ータ転送器と電気機器とを簡単に接続でき、入力信号の
終了によって電力供給動作を停止させることによって、
制御を簡便化することが可能となる。ここで、電気機器
として情報機器を接続する場合、伝送ラインが減少する
メリットは少ないが、専用ラインを設ければ、制御の簡
便さを優先できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の電気機器に接続された
データ転送器の概略構成図
【図2】入力信号と電源動作のタイムチャート
【図3】信号検知部および接続手段の回路構成図
【図4】他の形態の信号検知部および接続手段の回路構
成図
【図5】情報機器に接続されたデータ転送器の概略構成
【図6】第2実施形態の電気機器に接続されたデータ転
送器の概略構成図
【符号の説明】
1 制御装置 2 信号検知部 3 マイコン 6 送信ライン 7 受信ライン 9 電源部 10 電源ライン 11 スイッチ部 A データ転送器 B 電気機器 C 情報機器
フロントページの続き (72)発明者 増田 愼一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5B011 DA06 DB11 DB27 DC06 EA08 EA10 KK14 LL06 MA12 5B014 EB01 FA14 GC01 GD22 GD23 HC13

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器に内蔵された制御装置のデータ
    または自己のデータの書き換えを行うために前記電気機
    器との間でデータの送受信を行うデータ転送器であっ
    て、データ転送のために前記電気機器との接続を行う接
    続手段と、該接続手段を介して前記電気機器との間でデ
    ータを送受信する制御手段と、該制御手段に電力供給を
    行う電力供給手段と、外部からの入力信号を検知する信
    号検知手段とを備え、該信号検知手段は、前記制御手段
    への電力供給を開始するために、前記入力信号を受信し
    たとき前記電力供給手段を作動させることを特徴とする
    データ転送器。
  2. 【請求項2】 電気機器に内蔵された制御装置のデータ
    または自己のデータの書き換えを行うために前記電気機
    器との間でデータの送受信を行うデータ転送器であっ
    て、前記電気機器に対して電気的に絶縁された状態で前
    記制御装置との接続を行う接続手段と、該接続手段を介
    して前記制御装置との間でデータを送受信する制御手段
    と、該制御手段に電力供給を行う電力供給手段と、前記
    制御装置からの入力信号を検知する信号検知手段とを備
    え、該信号検知手段は、前記入力信号を受信したとき前
    記制御手段への電力供給を開始するために、前記電力供
    給手段を作動させることを特徴とするデータ転送器。
  3. 【請求項3】 電力供給手段は、電源部と、該電源部か
    ら制御手段への電源ラインの開閉を行うスイッチ部とか
    らなり、信号検知手段は、入力信号を受信したとき、前
    記制御手段への電力供給を開始するために前記スイッチ
    部をオン動作させて前記電源ラインを導通状態にするこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のデータ転送器。
  4. 【請求項4】 電力供給によって制御手段が起動したと
    き、該制御手段は、電力供給手段の電力供給動作を継続
    させるための保持信号を前記電力供給手段に出力するこ
    とを特徴とする請求項3記載のデータ転送器。
  5. 【請求項5】 電気機器に内蔵された制御装置のデータ
    または自己のデータの書き換えを行うために前記電気機
    器との間でデータの送受信を行うデータ転送器であっ
    て、電力供給用の電力供給手段と、データ転送のために
    前記電気機器との接続を行う接続手段と、該接続手段を
    介して前記電気機器との間でデータを送受信するととも
    に前記電力供給手段の動作を制御する制御手段とを備
    え、該制御手段は、外部から入力信号を受信したとき前
    記電力供給手段を作動させて電力供給を開始することを
    特徴とするデータ転送器。
  6. 【請求項6】 電力供給手段は、制御手段およびこれ以
    外の電子回路部品に電力を供給するための電源部と、該
    電源部から前記電子回路部品への電源ラインの開閉を行
    うスイッチ部とからなり、前記制御手段は、入力信号を
    受信したとき、前記電源ラインを導通状態として電力供
    給を行うために前記スイッチ部をオン動作させることを
    特徴とする請求項5記載のデータ転送器。
  7. 【請求項7】 接続手段は、データを送受信するための
    伝送ラインを備え、電気機器から電源を立ち上げるため
    の信号を受信する場合、データ入力用の前記伝送ライン
    を共用することを特徴とする請求項1、2または5記載
    のデータ転送器。
  8. 【請求項8】 接続手段は、データを送受信するための
    伝送ラインを備え、電気機器から電源を立ち上げるため
    の信号を受信する場合、データ入力用の前記伝送ライン
    以外に前記信号を受信するための専用ラインを備えたこ
    とを特徴とする請求項1、2または5記載のデータ転送
    器。
  9. 【請求項9】 接続手段として、絶縁を図るために光学
    素子が用いられたことを特徴とする請求項1、2または
    5記載のデータ転送器。
  10. 【請求項10】 入力信号は、電力供給を開始させるた
    めの起動信号とデータ信号とを含み、制御手段は、デー
    タ信号の終了によって電力供給動作を停止させることを
    特徴とする請求項1、2または5記載のデータ転送器。
  11. 【請求項11】 内蔵された制御装置のデータの変更を
    行うためのデータ転送器と接続を行う接続手段を備え、
    前記制御装置は、前記接続手段を介して前記データ転送
    器を起動するための起動信号を出力する手段を有し、該
    起動信号の送信によって前記データ転送器を起動させる
    ことを特徴とする電気機器。
JP2000110394A 2000-04-12 2000-04-12 データ転送器 Pending JP2001296938A (ja)

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KR20160075648A (ko) * 2013-12-28 2016-06-29 인텔 코포레이션 저전력 모드에 진입하기 위한 제어기를 갖는 전자 디바이스

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