JP2001296564A - 反射型表示装置 - Google Patents
反射型表示装置Info
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Abstract
装置を提供する。 【解決手段】 第1基板1と、それに対して所定のギャ
ップを介して対向配置される透明な第2基板3と、その
上の第1基板1側に形成される複数の電極15と、第1
基板1と第2基板3との間に挟持された分散媒5と、分
散媒5と第2基板3との界面近傍の分散媒3中に浮遊す
る多数の微粒子17と、複数の電極15の隣接する電極
間に電圧を印加することができる電圧印加手段18とを
含む。
Description
びその製造方法に関し、特に、微粒子分散型電気泳動表
示装置に関する。
は、一対の電極間に直流電圧を印加することにより、色
素中に分散された微粒子が片側の電極に電気泳動するこ
とにより表示を切り替えるものである。
な原理に基づく微粒子分散型電気泳動表示装置を用いる
と、以下のような問題が生じる。
黒表示とのコントラスト比を大きくすることができな
い。すなわち、色素が微粒子に吸着すると、微粒子の移
動による白表示(微粒子が観察者側の電極に移動し、微
粒子による入射光の散乱による反射光が表示に寄与した
場合)と、色(黒)表示(微粒子が観察者側とは逆の電
極に移動し、色素の色が表示に寄与した場合)の差がは
っきりと現れない。
時間溶媒中に分散させておくためには、溶媒と微粒子
(もしくは色素)の比重を完全に一致させる必要があ
る。
時間分散させることが難しい。微粒子が分散媒中におい
て沈殿もしくは浮遊するため、微粒子が片側の電極に移
動し、良好な表示を維持することが難しかった。
すれば、微粒子を分散媒中に長時間にわたって分散させ
ておくことができる。しかしながら、微粒子の粒径をあ
まり小さくしすぎると、十分な散乱が起こらず、反射光
の強度が十分でないという問題があった。
色素中に分散している微粒子を電気泳動により片側の電
極に移動させることで表示を切り替える方式では、セル
厚が十分に厚いか、もしくは色素濃度が十分高くない
と、光が色素により完全には吸収されず、良好な色
(黒)表示を得ることができない。
させる場合の応答時間が異常に遅くなるという問題点が
生じる。
媒)中に色素が析出するという問題が起こりやすい。色
素の析出は、特に低温時に発生しやすいため、表示装置
としての信頼性に影響を与える。一旦、色素の析出が起
こると、高温処理などを行う必要があり問題となる。 5)従来の方式では、セル厚のバラツキがそのまま表示
(色(黒)表示)のバラツキにつながるという問題点が
あった。この問題は、表示のバラツキを均一にすること
が容易ではないということを意味する。
ば、第1基板と、前記第1基板に対して所定のギャップ
を介して対向配置される透明な第2基板と、前記第2基
板の前記第1基板側表面上に形成される複数の電極と、
前記第1基板と前記第2基板との間に挟持された分散媒
と、前記分散媒と前記第2基板との界面近傍の前記分散
媒中に浮遊する多数の微粒子と、前記複数の電極の隣接
する電極間に電圧を印加することができる電圧印加手段
とを含む反射型表示装置が提供される。
前記第1基板上に形成されるストライプ状の複数の第1
電極と、前記第1基板に対して所定のギャップを有して
対向配置される透明な第2基板と、前記第1電極と対向
し前記第2基板上に前記第1電極と交差する方向に形成
されるストライプ状の複数の第2電極と、前記第1基板
と前記第2基板との間に挟持された分散媒と、前記分散
媒と前記第2基板との界面近傍の前記分散媒中に浮遊す
る多数の微粒子と、前記第1電極と前記第2電極との間
に電圧を印加することができる電圧印加手段とを含む反
射型表示装置が提供される。
うち、一方の基板(例えば上側基板、すなわち観察者側
の基板)の近傍のみに光散乱体として働く微粒子をほぼ
均一に浮遊させることを思いついた。
中に3次元的に均一に分布させるよりも、基板の界面近
傍に2次元的に浮遊させる方が均一性を保持しやすい。
に均一に浮遊させれば、入射光は微粒子により散乱され
て白を表示し、基板面に沿って電位差を生じさせて微粒
子を電気泳動により横方向に移動させれば入射光は散乱
されずに吸収又は透過して黒表示することができる。
参照して説明する。
る。
示す断面図である。
下側に設けられている第1の基板1と、上側に設けられ
ている第2の基板3と、第1の基板1と第2の基板3と
の間に挟持された分散媒5とを有している。
れている。第2の基板3の下面に、所定の間隔を開けて
電極15が複数形成されている。さらに、電極15間に
電圧を印加することができる電圧印加手段18が形成さ
れている。横方向に隣接する電極15間に電圧を印加す
ると電極間に電位差が生じる。
媒5中に、多数の微粒子17が浮遊する。
ィルムなど任意の透明な材料で形成される。
りではなく、金属や半導体などの不透明な材料を用いる
こともできる。
に制限はない。但し、表示装置自体を薄くしたい場合は
基板も薄い方が好ましい。
用いられる黒色顔料、カーボンブラックなど、光を吸収
しやすい材料で形成されている。例えば、LCD用ブラ
ックマリクスに用いられる黒色顔料(例えば、フジフィ
ルムオーリン社製COLORMOSAIC CK)を用
いた。
ルキルベンゼン等のベンゼン系の溶媒、テトラクロロエ
チレン系、フェニルキシリルエタン系、シリコーンオイ
ル等の溶媒を用いることができる。
iO2、SiO2、ZnO等の金属酸化物又はその中空
体、ラテックス、プラスチックボール(例えば、ミクロ
パール)、ポリスチレンボール等の有機物を用いること
ができる。
シルベンゼンを、微粒子17として粒径が0.5ミクロ
ンのポリスチレン中空体を用いた。
055(粒径500nm)、JSR社製の0640(粒
径240nm)を用いることができる。
5ミクロンであるが、多数の微粒子が凝集することがあ
り、この場合には約2ミクロンから10ミクロンの実効
粒径を有することになる場合がある。
に形成されている。電極材料としては、ITOのような
透明電極でもA1、Mo等の透明でない電極材料でも良
い。
より形成しても良い(この場合、IPS−LCD用TF
Tと同様な電極構成にすればよい)。
レン中空体の比重が溶媒5の比重よりも小さいため、溶
媒5内に均一に分散するのではなく、第2基板近傍に浮
遊した状態で分散する。
レン中空体の比重は例えば0.47である。
から延びる端子T1、T2、T3間に、電圧を印加する
ことができるように構成されている。
DCから延びる正負の2つの端子T4とT5とを有して
いる。さらに、端子T4と端子T5とは、端子T1、T
2、T3との間で結線できるように構成されている。す
なわち、直流電源DCからの直流電圧が、端子T3、T
4、T4を通して3つの第2電極間の任意の2端子間に
印加できるように構成されている。
に説明する。
る。第2の基板3の表面に、所定の間隔を開けて電極1
5をストライプ状に複数形成する。電極15間に電圧を
印加することができる電圧印加手段18を形成する。
し、それらの外周部を囲むシール材により分散媒収容空
間を形成する。
とを注入する。分散媒収容空間内を封止する。
るための概略的な図である。
場合は、隣接する電極15aと電極15bとの間に直流
電圧を印加する。横方向に並ぶ電極15aと電極15b
との間に電位差が生じる。電気泳動により微粒子17が
片側の電極(負電極)15aに集まる。より具体的に
は、負電極15aの電極端部に微粒子17が集中する。
11により吸収されるために第1基板1により反射され
ず、第2基板3側から光は出射しない。電極15a、1
5b間では黒表示を行う。吸収層11の代わりに透過層
を設けた場合も同様の動作をする。従ってY1領域は黒
表示を行う。
5b、15c間に均一に分布した時点で直流の印加を停
止すれば良い。Y2領域は、電極15b、15c間に微
粒子が分布する。第2基板側から入射した入射光が微粒
子17によって散乱され、散乱光が第2基板3側から出
射する。
ル厚15ミクロンのセルを用いた場合に、電極15a、
15b間の距離を60ミクロンにし、片側の電極15a
に60V印加した場合、150msecの電圧印加時間
により負電極15a側端部付近に微粒子17が完全に移
動した。
には、最も表示が白くなった。
50msecとの間で適当な時間だけ直流を印加してお
けばよい。直流電圧の印加時間が長いほど黒表示に近づ
く。
光を透過する光透過層を用いても良い。
いて説明する。
配置を示す。
ある。図3(b)は、反射型表示装置の平面図であり、
第1電極と第2電極の配置を示す。
下側に設けられている第1の基板31と、上側に設けら
れている第2の基板33と、第1の基板31と第2の基
板33との間に挟持された分散媒35とを有している。
が形成されている。第2の基板33の表面に、所定の間
隔を開けて第1電極45が複数形成されている。隣接す
る第1電極45間に第2の光吸収層57が任意に形成さ
れる。
基板33側に偏って浮遊している。
間に、第2電極51が形成されている。第1の光吸収層
41の上に、第1の高分子層53が形成されている。
が形成されている。
材料は、ガラス、プラスチック、フィルムなど透明な材
料が好ましい。
材料は、ガラスなどの透明基板だけでなく、金属、半導
体などの透明でない材料を用いることができる。
に用いられる黒の顔料やカーボンブラックなど、ほとん
ど光を反射せず光を吸収するものであればよい。
部とオーバーラップしていてもよい。
吸収層としてLCD用ブラックマトリクスにも使われて
いる黒色顔料(フジフィルムオーリン社製COLOR
MOSAIC CK)を用いた。
分子を用いる。
等の各種金属酸化物やその中空体、スチレンボール等の
有機物を用いることができる。
を有するネマチック液晶材料を用いた。微粒子37とし
て、粒径が0.5ミクロンのポリスチレン中空体を用い
た。他の材料を用いても良い。
液晶を用いた。
不明であるが、発明者は、液晶配向(ダイレクタ)の動
きが微粒子を動かすものと推測している。
電極45は、ストライプ状に複数本形成されている。第
2電極51も、ストライプ状に複数本形成されている。
第1電極45と第2電極51とは、交差するよう方向に
延びている。交差角度は、好ましくは90度である。
は、例えばITO等の透明電極を用いるのが好ましい。
等の透明電極を用いても良いが、Al、Mo等の透明で
ない電極を用いても良い。例えば薄膜トランジスタ(T
FT)のようなアクティブ素子により形成しても良い。
一般的なTFT−LCD用のTFT(用画素電極)と同
様の電極構成にすればよい。
第1電極45と第2電極51との間には、任意の第1電
極と第2電極との間に電圧を印加することができる電圧
印加手段58が形成されている。電圧印加手段58は、
電極間にパルス電圧を印加することができる。
えばポリイミドにより形成することができる。布やナイ
ロンなどで高分子層53、55を擦るいわゆるラビング
処理或いは斜め方向からUV光を照射するいわゆる光配
向処理等の配向処理を行う。
プ状の第1電極45が延びる方向と直交する方向にす
る。
場合には、第1基板31上のストライプ状の第2の電極
51が延びる方向と180度異なる方向にする。上下基
板間で逆方向になるようにする。
スイッチングにより配向方向に移動する。微粒子が移動
する機構についての詳細は不明であるが、並進方向は、
界面の液晶分子の配向方向と印加するパルスの極性に依
存することがわかっている。
ッチングにより微粒子が回転し、その回転に応じて移動
するものと推測される。
するパルス電圧を印加した場合の方が、微粒子は速く移
動する現象がみられる。このことから、分散媒が液晶の
場合に、電極間に生じた電界の影響で微粒子は移動し、
加えて液晶の配向(ダイレクタ)が変化することにより
微粒子を移動させるのを助けるものと推測される。
必ずしも必要ではないが、高分子層を設けた方が微粒子
の移動速度や移動状態の均一性が向上する。
子(0.5ミクロン径のポリスチレン中空体)の比重が
分散媒より軽いため、溶媒中に均一に分散するのではな
く、図3に示すように溶媒の第2基板33側に浮遊した
状態で分散している。
第2電極51とは90度の交差角度で交差している。微
粒子は、平面上にほぼ均等に分布している。
圧印加手段58により単極性の矩形パルスを印加する。
パルス電圧は、ピーク電圧をプラス80Vとし、ボトム
電圧を0Vとする。
り、電極45aと交差する領域において電極45a側
(上側)に浮遊していた微粒子37が、電気泳動により
電極51(負電極)端部に集まり黒表示がされる。
と第2電極51との交差領域X1、X2に分布していた
微粒子が、交差領域X1、X2の外周端部近傍に集ま
り、領域X1内、X2内の微粒子が減少し黒表示にな
る。
電極45b、45c間の領域の半分付近まで移動した時
点でパルス印加を停止すればよい。微粒子は電極45
b、45c間において、第2基板33側の界面近傍に面
方向にほぼ均一に浮遊した状態となる。
に、2つの電極のうち一方の電極45bの端部に微粒子
が集まっている状態で黒表示される。この微粒子を他方
の電極45cに向けて移動させてゆくと、2つの電極4
5b、45c間のちょうど中間付近まで微粒子が移動す
ると、中間表示、すなわち灰色の表示になる。
b、45c間の全領域を覆うようになると、光は微粒子
で反射され白表示となる。他方の電極45cに微粒子が
移動し終わると、再び黒表示がなされる。
が2つの電極45b、45c間の領域の半分付近まで移
動した時点でパルス印加を停止すればよいとの記載にお
いて、微粒子が半分まで移動した状態とは、2つの電極
45b、45c間の全領域を微粒子が覆う状態のことを
指す。
ル厚は15ミクロンであり、電極幅は60ミクロンであ
る。上下の電極45、51間に80Vの単極性矩形パル
ス(周波数1kHz)を印加した場合、微粒子37は、
1000msecで片側の電極45bの端部から反対側
の電極45aの端部に完全に移動した。
て集まるメカニズムについてはよくわかっていないが、
発明者は、電極の端部よりも内側の部分においては微粒
子を動かす力が働かなくなり、まず先に到着した粒子が
電極の端部で停止する。その後に移動してきた微粒子
は、既に端部に凝集している微粒子によって移動を遮ら
れ、結局、電極端部に微粒子が集まるものと考えてい
る。
00msec印加した場合、微粒子が均等に分布し、表
示が最も白になった。中間調表示を行う場合は、500
msecと1000msecとの間において適当な時間
だけパルスを印加すればよい。
過する透過層を用いても良い。
示装置について図面を参照して説明する。
は、第1及び第2実施例による反射型表示装置A又はB
に対して、マイクロプリズムを設けた装置である。
について説明する。
構造を示す。
リズム間に溝(溝部)61が形成されている。稜線部6
3と溝部61との間の幅は10μm、高さの差は5μm
である。
溝部61との間の幅は、好ましくは0.5μmから10
0μmの間であり、更に好ましくは2μmから20μm
の間であることが望ましい。
61との間の高さの差は、好ましくは0.5μmから5
0μmの間であり、更に好ましくは1μmから10μm
の間であることが望ましい。
SR社(日本)製(オプトマーNN700,MFR−3
10)、富士フィルムオーリン製(CSPシリーズ)な
どの光硬化型レジストで透明性の高い材料が用いられ
る。或いは、金型などにより作製されたマイクロプリズ
ムシート(ポリエチレンテレフタレート:PET等)で
も良い。
プトマーNN700(屈折率1.53)を用い、図5に
示すサイズになるようにフォトリソグラフィー工程によ
り作製した。露光技術としては斜方露光を用いた。
えば上記のネガ型材料を基板上に塗布し、幅の狭いスリ
ット開口を有するマスクを用いて露光を行う。第一回目
の露光を行う際には、スリット開口からの紫外線の入射
方向を斜めにする。第二回目の露光を行う際には、スリ
ット開口からの紫外線の入射方向を第一回目の露光の際
とは反対の方向から斜め露光を行う。スリット開口に近
い表面付近においては、ネガ型レジストの露光領域の幅
は狭いが、基板方向に向けて露光領域の幅は広くなる。
露光後に現像を行うと、基板側に向けて幅の広い三角柱
状のマイクロプリズムが形成できる。
の構造を示す。
マクロプリズムMPが、第2基板3側の電極15表面
に、溝61が第1基板1の方向に向けて延びるように設
けられている。尚、図6は、図1のVIa−VIb線断
面に対応する図である。
イクロプリズムMPの溝61が延在する方向に沿って微
粒子が移動しやすくなる。
の間に散乱板を形成すれば、反射型表示装置の表示特性
は格段に向上する。
し、法線方向から測定した場合の特性は、反射率80%
(標準白色板を100%とする)、コントラスト比50
程度の非常に優れた特性を示す。
れば、反射率はさらに向上する。電極15の界面(実際
にはマイクロプリズムの界面)に、界面活性剤層などを
形成しても良い。界面活性剤により微粒子が吸着しにく
くなると、微粒子の移動がさらにスムースになる。
の構造を示す。
マクロプリズムMPが、第2基板33側の第2高分子層
55表面に、溝61が第1基板31の方向に向く方向に
設けられている。尚、図7は、図3のVIIa−VII
b線断面に対応する図である。
イクロプリズムMPの溝61が延在する方向に沿って微
粒子が移動する。
との間に散乱板を形成すれば、反射型表示装置の表示特
性は格段に向上する。第3実施例の場合と同様の非常に
優れた表示特性を示した。
れば、反射率はさらに向上する。電極の界面(実際には
マイクロプリズムの界面)に、界面活性剤層などを形成
しても良い。界面活性剤により微粒子が吸着しにくくな
ると、微粒子の移動がさらにスムースになる。
反射型液晶装置を用いれば、以下のような効果が得られ
る。
め、色素が微粒子に吸着することによって生じる表示の
劣化が生じない。色素自体の信頼性の問題も考慮しなく
て良くなる。
いるため、分散媒中に微粒子を分散させる場合と異な
り、分散媒と微粒子との比重を完全に一致させる必要が
ない。従って、材料選択の範囲も広がる。
した状態を維持するため、良好な表示を永続的に得るこ
とができる。
られるため、分散媒に対し比重の軽い微粒子を選べば良
く、粒径をあまり小さくする必要もない。そのため十分
な散乱反射特性が得られる比較的大きな粒径の微粒子を
用いることも可能となる。
示を切り替える際に、微粒子は基板面と平行な方向(横
方向)に移動するため、第1基板(下側基板)上に吸収
層を設ければ、入射光をほぼ完全に吸収することがで
き、極めて良好な黒表示を得ることができる。
って、セル厚の均一性に対する要求が緩く製造上有利で
ある。加えて、マイクロプリズムと組み合わせることに
より、表示品位を一層向上させることができる。
できる。
1基板の表面近傍にまで達するように形成しても良い。
或いは、電極の下に第1基板の表面近傍にまで達する仕
切り板を形成しても良い。第2基板の表面上に浮遊する
微粒子の面密度をより均一にすることができるであろ
う。
全般、児童用玩具等、紙(電子の紙)の代替品全般な
ど、極めて広汎な製品に適用することができる。
が、その他、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能な
ことは当業者には自明であろう。
反射型表示装置が得られた。
構造を示す断面図である。
動作を説明するための図である。
構造図であり、図3(a)は断面図、図3(b)は電極
の配置を示す平面図である。
動作を説明するための図であり、図4(a)は断面図、
図4(b)は電極と微粒子の配置を示す平面図である。
構造を示す断面図である。
構造を示す断面図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 第1基板と、 前記第1基板に対して所定のギャップを介して対向配置
される透明な第2基板と、 前記第2基板の前記第1基板側表面上に形成される複数
の電極と、 前記第1基板と前記第2基板との間に挟持された分散媒
と、 前記分散媒と前記第2基板との界面近傍の前記分散媒中
に浮遊する多数の微粒子と、 前記複数の電極の隣接する電極間に電圧を印加すること
ができる電圧印加手段とを含む反射型表示装置。 - 【請求項2】 第1基板と、 前記第1基板上に形成されるストライプ状の複数の第1
電極と、 前記第1基板に対して所定のギャップを有して対向配置
される透明な第2基板と、 前記第1電極と対向し前記第2基板上に前記第1電極と
交差する方向に形成されるストライプ状の複数の第2電
極と、 前記第1基板と前記第2基板との間に挟持された分散媒
と、 前記分散媒と前記第2基板との界面近傍の前記分散媒中
に浮遊する多数の微粒子と、 前記第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加するこ
とができる電圧印加手段とを含む反射型表示装置。 - 【請求項3】 前記微粒子の重力は、前記分散媒中にお
ける浮力よりも小さい請求項1又は2に記載の反射型表
示装置。 - 【請求項4】 前記微粒子は中空体である請求項1から
3までのいずれかに記載の反射型表示装置。 - 【請求項5】 前記複数の電極は、ストライプ状に形成
されている請求項1に記載の反射型表示装置。 - 【請求項6】 前記第1基板上に、光を吸収する吸収層
が形成されている請求項1又は2に記載の反射型表示装
置。 - 【請求項7】 前記第1基板上に、光を透過する透過層
が形成されている請求項1又は2に記載の反射型表示装
置。 - 【請求項8】 前記分散媒は液晶性を有する請求項1又
は2に記載の反射型表示装置。 - 【請求項9】 前記第2基板上に配向膜が形成されてい
る請求項1又は2に記載の反射型表示装置。 - 【請求項10】 前記第2基板上に配向膜が形成されて
おり、 前記配向膜の配向処理の方向は、前記ストライプ状の複
数の第2電極が延在する方向と直交する方向である請求
項1又は2に記載の反射型表示装置。 - 【請求項11】 前記電圧印加手段は、前記複数の電極
の間にパルス電圧を印加する請求項1に記載の反射型表
示装置。 - 【請求項12】 前記電圧印加手段は、前記第1電極と
前記第2電極との間にパルス電圧を印加する請求項2に
記載の反射型表示装置。 - 【請求項13】 さらに、前記第2基板の内側表面上
に、前記ストライプ状の複数の第2電極が延在する方向
と直交する方向に延び、溝部と稜線部とを交互に有する
多数のマイクロプリズムが設けられている請求項2に記
載の反射型表示装置。 - 【請求項14】 前記微粒子は、前記第2基板の外側か
ら入射する光を散乱する光散乱体である請求項1又は2
に記載の反射型表示装置。
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