JP2001296371A - ゲート装置 - Google Patents

ゲート装置

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JP2001296371A
JP2001296371A JP2000115333A JP2000115333A JP2001296371A JP 2001296371 A JP2001296371 A JP 2001296371A JP 2000115333 A JP2000115333 A JP 2000115333A JP 2000115333 A JP2000115333 A JP 2000115333A JP 2001296371 A JP2001296371 A JP 2001296371A
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Tadashi Takashita
正 高下
Hideki Noda
英樹 野田
Masao Murakami
正雄 村上
Takuya Hirota
卓也 廣田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属探知機付きのゲート装置での通行性を高
める。 【解決手段】 入口4と出口6とを有する通路2の入口
側に金属製の入口ゲート8が設けられている。通路2の
出口6側に出口ゲート10が設けられている。入口4側に
近い位置に金属探知機28が設けられ、入口4からの通行
者が金属を所持しているか否かを探知する。開指令に応
動して入口ゲート8を開き、入口ゲート制御部18が、金
属探知機28における通行者の金属非携帯であるとの判定
結果に応動して、入口ゲート8を閉じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通路の入口と出口
にそれぞれゲートを設け、通路への出入りを規制するゲ
ート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通行許可を受けた人間のみが、危険物を
所持していないことを条件として、内部に入ることがで
きる施設がある。このような施設としては、例えば原子
力発電所がある。原子力発電所では、通行者の手荷物に
危険物が含まれているか否かを例えばX線監視装置でチ
ェックする。通行者が危険なものを所持しているか否か
を金属探知機でチェックする。通行者が通行許可を受け
た者であるか否かを、照合装置付きのゲート装置によっ
てチェックする。これら全てのチェックで合格して、初
めてゲート装置を通って施設の内部に通行者が入ること
ができる。しかし、このシステムでは、X線監視装置、
金属探知機及びゲート装置が個別の装置であるので、各
機器にそれぞれ監視員が付く必要があった。
【0003】そのため、最近、省人化を図るため、金属
探知機を一体化した照合装置付きゲート装置が提案され
ている。このゲート装置は、通路の入口側と出口側にゲ
ートを設け、通路には入口側から出口側に向かって、金
属探知機と照合装置とが設けられている。通行者が存在
しない状態では、両ゲートによって入口及び出口は閉じ
られている。通行者が来ると、入口ゲートを開いて、通
路内に通行者を入れ、入口ゲートを閉じる。金属探知機
で通行者が金属を所持していないことがチェックでき、
さらに照合装置に通行者が例えばIDカードを挿入し、
このIDカードから通行可能者であることをチェックで
きたとき、出口ゲートが開いて、通行者が施設の内部に
入ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このゲート装
置では、通行者が通路内に入って、入口ゲートを閉じて
から、金属探知機でのチェックが行われる。金属探知機
は、検出コイルの内部及び近傍において金属が移動する
ことによって、コイルに電圧が誘起されることを利用し
ている。入口ゲートは、金属製であることが多い。通行
者を通路内に入れるために、金属製の入口ゲートを開閉
した場合、金属製入口ゲートは振動することがある。こ
の振動が収束した後でないと、金属探知機が、金属製入
口ゲートを検出することがある。そのため、金属製入口
ゲートの振動が収束した後でなければ、金属探知機を作
動させることができず、通行者一人当たりのチェックに
要する時間が長くなり、ゲート装置を速やかに多くの通
行者を通行させることができない。即ち、通行性が低下
する。
【0005】本発明は、通行性を高めた金属探知機付き
のゲート装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるゲート装置
は、入口と出口とを有する通路を有している。この通路
の入口側に金属製の入口ゲートが設けられている。この
入口ゲートは、前記入口を開閉可能であって、通常状
態、例えば通行者が存在しない状態では前記入口を閉じ
ている。前記通路の出口側に出口ゲートが設けられてい
る。この出口ゲートは、前記出口を開閉可能であって、
通常状態では前記出口を閉じている。前記入口側に近い
位置に金属探知機が設けられている。この金属探知機
は、前記入口からの通行者が金属を所持しているか否か
を探知する。開指令に応動して前記入口ゲートを入口ゲ
ート制御部が開き、前記金属探知機における前記通行者
が金属非携帯であるとの判定結果に応動して入口ゲート
制御部が、前記入口ゲートを閉じる。
【0007】前記開指令は、例えば通行者が開指令信号
発生手段を手動で操作することによって発生させること
もできるし、入口ゲート近傍の通路の外側に通行者検出
手段を設け、この検出手段が、通行者を検出したときに
開指令を生成するように構成することもできる。また、
通路における金属探知機よりも出口側に近い位置に判定
装置を設けることもできる。この判定装置は、例えば通
行者が認識カードを挿入したり、パスワードをキーボー
ドの操作によって入力したりするというような、通行者
がなんらかの手動操作を行うものとすることができる。
また、判定装置は、金属探知機において通行者が金属非
携帯と判定されたときに作動し、或いは、金属探知機に
おいて通行者が金属携帯と判定されたときに非作動とさ
れるものとできる。金属探知機によって通行者が金属を
所持していると判定されたとき、例えば開いている入口
から通路外に退去することを視覚または聴覚によって求
める退去指示手段を設けることもできる。さらに、この
退去時に通路外に通行者が退去したことを検出する検出
手段を設け、この検出手段の検出信号に基づいて入口ゲ
ートを入口ゲート制御部に閉じさせることもできる。
【0008】このゲート装置では、開指令によって入口
ゲートが開かれると、入口から通行者が通路内に入る。
このとき、入口ゲートが開かれた状態が維持されてい
る。従って、金属探知機によって通行者が金属を所持し
ているか否かの判定を行う前に、入口ゲートは既に静止
しており、直ちに金属探知機による判定を開始すること
ができる。これによって、入口ゲートが静止するまで金
属探知機による判定を待つ必要がなく、一人の通行者を
チェックするのに要する時間を短縮でき、通路を速やか
に多くの通行者が通行することができる。通行者が金属
を所持していないと判定されたとき、入口ゲートが閉じ
られる。この状態で出口ゲートが開かれる場合もある
し、更に判定装置によって判定が行われ、合格した場合
に、出口ゲートが開かれる場合もある。通行者が金属を
所持していると金属探知機によって判定されたとき、入
口は開いたままであり、この入口から速やかに通行者は
退去することができる。
【0009】また、金属探知機は、通行者検出センサを
有するものとできる。このセンサが通行者を検出したと
き、金属探知機が作動する。通行者検出センサは、金属
探知機の内部に設けることもできるし、金属探知機の近
傍に設けることもできる。金属探知機が通行者検出セン
サを有すると、入口ゲートが開いたままの状態であって
も、センサが通行者を検知したときに、金属探知機が作
動を開始するので、金属探知機を作動させるタイミング
を確実にとることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態のゲート装
置は、図1(c)に示すように、通路2を有している。
この通路2は、高さ寸法が大きい2つの壁2a、2bを
所定の間隔を隔てて床面に対して垂直に且つ互いに平行
に配置したもので、その壁2a、2bの端部に、入口4
と出口6とを有している。
【0011】入口4には、2枚の入口ゲート8、8が設
けられている。出口6にも2枚の出口ゲート10、10
が設けられている。
【0012】入口ゲート8、8は、概略長方形状の金属
製の枠体で、図1(a)及び(b)に示すように、壁2
a、2b側に設けた回転軸12、12に固定されてい
る。これら回転軸12、12は、床面側に設けた軸受け
14、14に回転自在に支持され、天井15内に設けた
駆動部16、16に結合されている。これら入口ゲート
8、8は、天井15内の制御部18からの制御信号が駆
動部16、16に供給されることによって回転し、図1
(b)及び(c)に示すように入口4を閉じた状態と、
入口4を開いた状態とのうち、一方の状態を取る。な
お、入口4を開いた状態では、通行者に入口ゲート8が
衝突するのを防止するため、通路2内側に入口ゲート
8、8は回転する。
【0013】入口ゲート8、8を開放するための開指令
信号を制御部18に供給するために、壁2bの入口側端
部には、図1(b)及び(c)に示すように、起動スイ
ッチ、例えば入口押釦スイッチ19が設けられている。
この押釦スイッチ19は、例えば通路2を通過しようと
する通行者が押す。
【0014】入口ゲート8、8よりも外側の壁2a、2
bの部分には、一旦、通路2内に入った通行者が入口4
から通路2の外部に出たときに、これを検出するために
入口センサ、例えば入口光電センサ20a、20bが設
けられている。入口光電センサ20a、20bが通行者
を検出すると、制御部18が駆動部16を駆動して、入
口ゲート8、8を回転させて、入口4を閉じる。
【0015】出口ゲート10、10も概略長方形状の金
属製の枠体で、入口ゲート8、8と同一の大きさであ
る。出口ゲート10、10は、図1(a)に示す回転軸
21、21に固定され、これら回転軸21、21が軸受
け22、22に回転自在に支持され、天井23内に設け
た駆動部24、24に結合されている。駆動部24、2
4は、天井23内の制御部26によって制御される。出
口ゲート10、10は、制御部26からの制御信号が駆
動部24、24に供給されることによって回転し、出口
10を閉じた状態と、出口10を開いた状態とのうち、
一方の状態を取る。なお、出口6を開いた状態では、通
行者に出口ゲート10、10が衝突するのを防止するた
め、通路2の外側に出口ゲート10、10が回転する。
【0016】出口ゲート10、10よりも外側にある壁
2a、2bの部分には、出口6が開かれて、通路2の外
に通行者が出たことを検出するための出口センサ、例え
ば出口光電センサ27a、27bが設けられている。こ
の出口光電センサ27a、27bが通行者を検出する
と、制御部26が駆動部24によって出口ゲート10、
10を回転させて、出口6を閉じる。
【0017】通路2内における入口ゲート8、8と出口
ゲート10、10との間に金属探知機28が設けられて
いる。この金属探知機28の構成は公知のものであるの
で、その詳細な構成の説明は省略する。この金属探知機
28の内部に入った通行者が金属を所持していると、金
属探知機28は金属検出信号を発生する。この金属探知
機28は、図1(c)に示すように、金属探知機28内
に設けた探知機起動センサ、例えば探知機起動用光電セ
ンサ30a、30bが通行者を検知したときに、金属探
知を開始する。なお、入口4が開かれた状態では、入口
ゲート8、8が金属探知機28に接近しているので、例
えば通行者を通路2内に入れるために、入口ゲート8、
8が通路2内側に回転した後、入口ゲート8、8が再び
入口4を閉じたなら、入口ゲート8、8が回転したこと
によって、誤って金属検出信号を発生する可能性があ
る。
【0018】金属探知機28よりも出口6に近い位置の
壁2aには、通行者の判別装置、例えば照合装置32が
設けられている。この照合装置32は、通路2内に入っ
た通行者が携帯している識別カードを挿入し、その識別
カードが通路2を通過して内部に入ることが許可されて
いるものであるか否かをチェックする。照合装置32に
よって、通行者が通行できるものと判別されると、出口
ゲートの制御部26に出口ゲート開信号が、この照合装
置32から供給され、出口6が開かれる。もし、照合装
置32によって、通行者が通路2を通過できないもので
あると判別されたなら、識別カードを照合装置32から
排出し、識別カードを通行者に返却する。この照合装置
32は、通行者が金属を所持していないと金属探知機2
8が判別したときに、識別カードのチェックを行うもの
が望ましい。
【0019】照合装置32としては、識別カードを照合
するものに他に、照合装置32にテンキーを設け、この
テンキーによってパスワードを入力し、このパスワード
が通行を許可されたものであるとき、出口ゲート10、
10の開信号を制御部26に供給するものとしてもよ
い。
【0020】図1(b)及び(c)に示すように、通路
2の壁2bの外側には、携帯物品監視装置、例えばX線
透視監視装置34が設けられている。X線透視監視装置
34は、通行者が携帯している手荷物、例えば鞄等の中
に危険物が含まれていないかどうかを監視するためのも
ので、コンベヤを備え、このコンベヤ上に手荷物等を載
せて搬送させると、X線によって手荷物の内部が透視さ
れ、その透視画像が、離れた場所に設けたモニターの画
面に映し出される。この画面を監視員が見て、危険物が
含まれている可能性があると判断したなら、監視員が、
この通路2まで来て、目視で再確認を行う。
【0021】通路2の入口側の天井15の端面には、通
行表示灯36が設けられている。この通行表示灯36
は、通路2内に既に通行者がいる場合には、新たな通行
者は入ることができないことを表示するために、罰点を
表示し、通路2内に通行者がいない場合には、新たな通
行者が通路2内に入ることができるので、丸を表示す
る。この通行表示灯36のこのような制御は、図示して
いない通行表示灯制御部によって行われ、これには、入
口押釦スイッチ19、入口光電センサ20a、20b及
び出口光電センサ27a、27bからの信号が入力され
ている。
【0022】このように構成されたゲート装置では、図
2に示すように、通路2を通過しようとする通行者は、
まず携帯している手荷物や、所持していると金属探知機
28によって探知される可能性のある金属物を、X線透
視監視装置34のコンベヤ上に置く(ステップS2)。
これによって、上述したように、透視検査が手荷物等に
対して行われる。
【0023】これに続いて、通行者は、入口側押釦スイ
ッチ19を押す(ステップS4)。これによって、上述
したように入口側の制御部18によって駆動部16が駆
動され、入口ゲート8、8が回転し、入口4が開かれる
(ステップS6)。
【0024】次に、入口側押釦スイッチ19が押された
ことに基づいて、通行表示灯36には表示灯制御部によ
って罰点が表示される(ステップS8)。これによっ
て、現在、通行者のチェックが行われており、このゲー
ト装置に新たな通行者は進出することができない旨が表
示される。ステップS6において、入口4が開かれてい
るので、これを通って通行者が通路2内に直進する(ス
テップS10)。
【0025】通行者が直進することによって、探知機起
動用光電センサ30a、30bがオンとなって、通行者
を検知し(ステップS12)、金属探知機28が起動さ
れる。そして、金属探知機28によって金属探知が行わ
れる(ステップS14)。この金属探知の結果、金属を
所持していないと判定されると、制御部18によって、
入口ゲート8、8が回転させられ、入口4が閉じられる
(ステップS16)。このように通行者が入口側押釦ス
イッチ19を押すことによって開かれた入口4は、金属
探知によって金属物を不携帯であることが確認されて、
初めて閉じられる。即ち、入口ゲート8、8は、内側に
回転させたままの状態を今まで維持している。よって、
金属製の入口ゲート8、8が回転したことによって発生
していた入口ゲート8、8の振動も、金属探知が開始さ
れる前に収束し、静止している。例えば、従来のものの
ように、入口4を開くために入口ゲート8、8を回転さ
せた後に、入口4を閉じるために入口ゲート8、8を反
対方向に回転させた場合、金属探知機28で金属探知を
開始しようとしたとき、入口ゲート8、8の振動が収束
してなく、入口ゲート8、8を誤って検出する可能性が
ある。しかし、この実施の形態では、入口ゲート8、8
は、入口4を開くように回転した後、そのままま停止し
ているので、上述したように金属探知が行われる場合に
は、入口ゲート8、8の振動は収束している。従って、
金属探知に入口ゲート8、8が影響を与えることはな
い。しかも、金属探知は、探知機起動用光電センサ30
a、30bによって通行者が確認された時点で開始され
るので、たとえ入口ゲート8、8によって入口4が閉じ
られなくても、金属探知の開始のタイミングを確実にと
れる。なお、金属探知機28による金属を所持していな
いとの判別結果に基づいて、X線透視監視装置34によ
る監視が開始される。
【0026】金属探知の結果、通行者が金属物を所持し
ていると判別されると、図示していない放送装置が、
「入口4から退去し、金属物を透視監視装置のコンベヤ
に載せてから入り直すことを求める」アナウンスを行
う。同時に、X線透視監視装置34のコンベヤが逆転
し、入口側に手荷物等を戻し、入口2から出た通行者が
携帯している金属物を先に載せた手荷物等と一緒にコン
ベヤに載せられるようにする。
【0027】これに従って、通行者が入口4から通路2
外に出る(ステップS18)と、入口光電センサ20
a、20bがオンとなり、通行者を検出する(ステップ
S20)。この通行者の検出によって、制御部18によ
って、入口ゲート8、8が回転させられ、入口4が閉じ
られる(ステップS22)。このとき、入口光電センサ
20a、20bがオンとなったことにより、通行表示灯
制御部によって、通行表示灯36には丸が表示される
(ステップS24)。この表示によって、現在、ゲート
装置では、チェックは行われてなく、通行者はゲート装
置に進むことができる旨が表示される。これに続いて、
再びステップS2以降が実行される。但し、通行者が携
帯している金属物は、X線透視監視装置34に載せられ
る。
【0028】ステップS16において、金属物を携帯し
ていないと判断されると、照合装置32が照合可能状態
となる(ステップS26)。これは、常に照合可能状態
としていると、金属を携帯した通行者が、そのまま照合
装置32を操作して、出口6を開いて、内部に入る可能
性があるからである。
【0029】次に、図3に示すように、照合装置32に
おいて、通行者が通行を許可できるものであるかの判断
が行われる(ステップS28)。この照合の結果、通行
を許可できるものであると判断され、かつ、X線透視監
視装置34によって危険物がないと判断されると、制御
部26に出口開指令信号が供給され、出口ゲート10、
10が回転し、出口6が開かれる(ステップS30)。
この開かれた出口6を通って、通行者が通路2から出る
(ステップS32)。このとき、出口光電センサ27
a、27bがオンとなり、通行者を検出する(ステップ
S34)。この検出によって制御部26が出口ゲート1
0、10を回転させて、出口6を閉じる(ステップS3
6)。そして、通行表示灯制御部が、通行表示灯36に
丸を表示させ(ステップS38)、次の通行者が新たに
ゲート装置によってチェックを受けることができること
を表示する。
【0030】なお、X線透視監視装置34において、危
険物があると判断されると、たとえ照合装置32が通行
可能者であると判断しても、出口6は閉じたままであ
る。監視員が透視監視装置34の出口側に来て、目視で
危険物であるか否かを確認し、危険物でなければ、手動
によって出口6を開く。危険物であれば、入口4及び出
口6が共に閉じられているので、通行者は通路2内に閉
じこめられたままとなり、警備活動が行われる。
【0031】照合装置32において、通行者が通行許可
できないものであると判断された場合、入口ゲートの制
御部18に入口開信号が供給され、入口ゲート8、8が
回転して、入口4が開かれる(ステップS40)。この
とき、退出を促すアナウンスが放送装置によって行われ
る。開かれた入口4を出て、通行者が通路2の外に出る
(ステップS42)。このとき、入口光電センサ20
a、20bがオンとなって、通行者が入口4から出たこ
とが検出される。これによって、制御部18が入口ゲー
ト8、8を回転し、入口4を閉じる(ステップS4
6)。さらに、通行表示灯制御部が、通行表示灯36に
丸を表示させ、次の通行者のチェックを新たに行えるこ
とを表示する。
【0032】図4に第2の実施の形態のゲート装置を示
す。このゲート装置は、X線透視監視装置34に代え
て、所持品搬送装置34aを設けた点が異なる以外、第
1の実施形態のゲート装置と同様に構成されている。同
等部分には、同一符号を付して、その説明を省略する。
この所持品搬送装置34aを使用する場合、この装置3
34aの側に監視員がいて、目視で所持品を監視し、危
険物であると判断すると、図示しない手動スイッチを操
作して、出口6が開かないようにする。
【0033】上記の2つの実施形態では、X線透視監視
装置32や所持品搬送装置32aを設けたが、これらを
除去してもよい。また、上記の2つの実施の形態では、
照合装置32を用いたが、これを除去し、金属探知機2
8によって金属を所持していないと判断されると、出口
6を開くように構成してもよい。上記の2つの実施形態
では、入口押釦スイッチ19を操作することによって、
入口4を開いたが、入口光電センサ20a、20bによ
って通行者を検出したとき、入口4を開くように構成し
てもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明によるゲート装置
では、、通行者を通路内に入れるために入口を開いた
ら、そのままの状態で金属探知を行うので、金属製の入
口ゲートの振動が収束しており、直ちに金属探知を行
え、振動の収束を待つ必要がなく、通行者一人当たりの
チェックに要する時間が短くなり、速やかに多くの通行
者を通行させることができ、通行性を高めることができ
る。さらに、金属探知機が通行者検出センサを有する
と、金属探知機が金属探知を開始するタイミングを確実
に取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のゲート装置の側面
図、正面図及び平面図である。
【図2】図1のゲート装置の動作フローチャートの一部
を示す図である。
【図3】図1のゲート装置の動作フローチャートの残り
の部分を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態のゲート装置の平面図
である。
【符号の説明】
2 通路 4 入口 6 出口 8 入口ゲート 10 出口ゲート 18 26 制御部 28 金属探知機
フロントページの続き (72)発明者 村上 正雄 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町35番地 株式 会社ナブコ甲南工場内 (72)発明者 廣田 卓也 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町35番地 株式 会社ナブコ甲南工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口と出口とを有する通路の入口側に設
    けられ、前記入口を開閉可能であって、通常状態では前
    記入口を閉じている金属製の入口ゲートと、 前記通路の出口側に設けられ、前記出口を開閉可能であ
    って、通常状態では前記出口を閉じている出口ゲート
    と、 前記入口側に近い位置に設けられ、前記入口からの通行
    者が金属を所持しているか否かを探知する金属探知機
    と、 開指令に応動して前記入口ゲートを開き、前記金属探知
    機における前記通行者が金属非携帯であるとの判定結果
    に応動して前記入口ゲートを閉じる入口ゲート制御部と
    を、具備するゲート装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のゲート装置において、前
    記金属探知機が通行者検出センサを有し、このセンサが
    通行者を検出したとき、前記金属探知機が作動するゲー
    ト装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100465487B1 (ko) * 2002-03-12 2005-01-13 주식회사 방산테크노로지 도어 고정 장치를 구비한 총기류 검색 시스템
CN113646665A (zh) * 2019-01-29 2021-11-12 亚历山大·曼内斯基 用于定位存在金属物体的改进金属探测器装置

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