JP2001296209A - エンジンのピストン誤組付検出装置 - Google Patents

エンジンのピストン誤組付検出装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダブロックに組み込まれたピストンに
係わる誤組付を、簡単な装置で迅速且つ精度良く検出す
る。 【解決手段】 検査時、制御ユニット50にIDカード
10のデータを読み込み、固定ユニット30の押圧部材
31をクランクシャフト2に押圧してピストン4を規定
位相に固定し、シリンダブロック1のヘッド側の端面A
に保持部材43の平面Bを密着させて検知バー41の先
端部41aをピストン4の頭部に当接させる。そして、
検知バー41の後端部41bの遮光部41cが投光器4
2a−1,42a−2,42a−3から投光される光を
遮断し、出力信号がOFFとなる受光器の位置からシリ
ンダブロック1のヘッド側端面Aからピストン4の頭部
までの距離を検出し、検出した距離とIDカード10か
ら読み込んだデータに基づいて算出される距離とを照合
してピストンに係わる誤組付を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダブロック
に組み付けられたピストンに係わる誤組付を検出するエ
ンジンのピストン誤組付検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンの組み立てラインでは、
エンジン形式毎に規定の仕様の部品を組付けなければな
らず、搬送ラインに別仕様の類似の部品が混入すると、
誤組付が発生する可能性がある。特に、シリンダブロッ
クへ組付けられるピストンは、燃焼室形状の相違から同
じシリンダブロックに対してピストン頭部の形状が異な
るものが数種類ある場合が多く、自動組立機や手作業に
よる組付けの際の誤組付に対処するため、出荷前検査で
の確認が必要であった。
【0003】このようなエンジン組付け部品の誤組付を
防止する先行技術としては、特開平7−146216号
公報に開示の技術があり、この先行技術では、エンジン
を駆動した状態で潤滑オイルの通路内に流体(エア)を
供給し、この流体の供給量とあらかじめ設定された設定
供給量とを比較することにより、潤滑オイルの供給通路
途中に装着された取付部品としての軸受メタルの誤組付
を検出するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
先行技術は、軸受けメタルの誤組付検出に関するもので
あり、エンジンを駆動可能状態まで組み立てた後、部品
の相違による潤滑油量の相違から誤組付を検出するよう
にしているため、先行技術を適用してシリンダブロック
に誤組付されたピストンを検出しようとすると、気筒毎
の燃焼室の容積の相違を検出せねばならず、装置が大掛
かりとなるばかりでなく、検査効率及び検出精度を確保
することは困難である。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、シリンダブロックに組み込まれたピストンに係わる
誤組付を、簡単な装置で迅速且つ精度良く検出すること
のできるエンジンのピストン誤組付検出装置を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、シリンダブロックに組み付
けられたピストンに係わる誤組付を検出するエンジンの
ピストン誤組付検出装置であって、上記ピストンを規定
の位相に固定する固定手段と、上記ピストンが上記規定
の位相に固定された状態で上記シリンダブロックのヘッ
ド側端面から上記ピストンの頭部までの距離を検出する
距離検出手段と、上記ピストンの頭部までの距離の検出
値と部品データとを照合し、上記ピストンに係わる誤組
付を判別する誤組付判別手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0007】すなわち、請求項1記載の発明は、シリン
ダブロックに組み付けられたピストンを規定の位相に固
定した状態でシリンダブロックのヘッド側端面からピス
トンの頭部までの距離を検出し、検出した距離と部品デ
ータとを照合してピストンに係わる誤組付を判別する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図4は本発明の実施の一形
態に係わり、図1はピストン誤組付検出装置の全体構成
図、図2は図1のII−II断面図、図3は誤組付検出処理
のフローチャート、図4は検知バーによるピストン検査
の説明図である。
【0009】図1において、符号1はエンジンのシリン
ダブロックであり、本形態においては直列4気筒エンジ
ンのシリンダブロックを示す。このシリンダブロック1
は、クランクシャフト2にコネクティングロッド3及び
ピストン4を連結した組立体が図示しない自動機等によ
り組み付けられた後、各部品のシリアル番号や仕様等の
データを記録したIDカード10と共にピストン誤組付
検出装置20に搬送される。
【0010】ピストン誤組付検出装置20は、シリンダ
ブロック1に、エンジン形式に応じた正規の仕様のピス
トンが組み付けられているか否かを検査するものであ
り、ピストン4を規定の位相の検査位置に固定する固定
手段としての固定ユニット30と、シリンダブロック1
のヘッド側端面Aからピストン4の頭部までの距離を検
出する距離検出手段としての距離検出ユニット40と、
各ユニット30,40を制御すると共にIDカード10
からのデータを読み取り、シリンダブロック1に組み付
けられたピストン4がエンジン形式に適合した正規品で
あるか否かを判別する誤組付判別手段としての制御ユニ
ット50とを主要構成としている。
【0011】固定ユニット30は、クランクシャフト2
のバランスウエイト部2aを押圧して回動させることで
全てのクランクピン位置をピストン4の摺動軸と直交す
る平面上に配置させ、4気筒分のピストン4を規定位相
の検査位置に整列させて固定するための押圧部材31
と、押圧部材31に連設されて押圧部材31を前進/後
退させるエアシリンダ(以下、便宜上、「固定用エアシ
リンダ」と称する)32と、固定用エアシリンダ32の
前進/後退を切り換える方向制御弁33とを備えて構成
される。
【0012】尚、ピストン4の検査位置は、例えば、2
気筒を上死点、他の2気筒を下死点とする位相でも良い
が、装置及び処理が煩雑化することから、本形態では、
正規のピストンアッセンブリが組み込まれている場合、
シリンダブロック1のヘッド側端面Aからピストン頭部
までの距離が同一となるピストン位相、すなわち全ての
クランクピン位置がピストン摺動軸と直交する平面上に
なる位相とする。
【0013】距離検出ユニット40は、ピストン頭部に
当接される検知バー41が配設されると共に、検知バー
41の後端位置を検出するための光電センサが配設され
る保持部材43と、保持部材43に連設されて保持部材
を前進/後退させ、検査時に保持部材43の検知バー4
1が突出する平面部Bをシリンダブロック1のヘッド側
端面Aに密着させるためのエアシリンダ(以下、便宜
上、「検査用エアシリンダ」と称する)44と、検査用
エアシリンダ44の前進/後退を切り換える方向制御弁
45とを備えて構成される。
【0014】本形態では、シリンダブロック1の4気筒
分のピストンに対応して、形状及び長さが同一の検知バ
ー41がシリンダ間隔と同一間隔で4本配設され、保持
部材43に軸方向摺動自在に取り付けられている。検知
バー41のピストン頭部に当接される先端部41aの基
部と保持部材43との間には、検知バー41を保持部材
43から突出させる方向に付勢するスプリング46が介
装されている。
【0015】また、光電センサは、投光器42aと受光
器42bとからなり、検知バー41の後端部41bが突
出される側で保持部材43にステー47を介して取り付
けられている。図2に示すように、投光器42a及び受
光器42bは、その光軸が検知バー41の摺動軸と直交
し且つ検知バー41の摺動軸から外れるようオフセット
して配置され、対応する検知バー41の後端部41b
は、光軸に対応して、摺動軸から偏芯し摺動軸に直交す
る方向に延出され、投光器42aからの光を遮光する遮
光部41cを備えている。
【0016】本形態では、受光器42bの出力は、投光
器42aからの光を受光したときONになるものとし、
図においては、3種類のピストンに対応して検知バー4
1の後端部41bの位置を3段階で検出可能なよう、ス
テー47の3段階の位置で、投光器42a−1及び受光
器42b−1、投光器42a−2及び受光器42b−
2、投光器42a−3及び受光器42b−3が順に取り
付けられている。
【0017】すなわち、1種類のシリンダブロック1に
組み付け可能なピストンが3種類あるとすると、各ピス
トンを規定位相(本形態では、全てのクランクピン位置
がピストン摺動軸に直交する平面上となるピストン位
相)とした状態で、シリンダブロック1のヘッド側端面
Aから各種類のピストン頭部までの距離は既値であり、
且つシリンダブロック1のヘッド側の端面Aを基準とし
て保持部材43の平面Bを当接させたとき、検知バー4
1の後端部41bの位置が各種類のピストンに対応して
一義的に定まるため、予め各位置に3組の光電センサを
配設しておくことで、3段階の距離が検出可能となる。
【0018】制御ユニット50は、マイクロコンピュー
タ等から構成されるものであり、IDカード10のデー
タ読込み機能を備え、入力側に3組の受光器42b−
1,42b−2,42b−3等が接続され、出力側に、
方向制御弁33,45、3組の投光器42a−1,42
a−2,42a−3等が接続されている。
【0019】制御ユニット50では、方向制御弁33,
45を駆動してエアシリンダ32,44の前進/後退を
制御すると共に投光器42a−1,42a−2,42a
−3を駆動し、受光器42b−1,42b−2,42b
−3からの各信号を入力してシリンダブロック1のヘッ
ド側端面Aからピストン頭部までの距離を検出する。そ
して、検出した距離とIDカード10から読み込んだデ
ータに基づいて算出される距離とを照合し、ピストンに
係わる誤組付を判別する。
【0020】以下、ピストン誤組付検出装置20におけ
るピストン誤組付検出処理について、図3のフローチャ
ートを用いて説明する。
【0021】クランクシャフト2、コネクティングロッ
ド3、ピストン4を組み付けたシリンダブロック1がI
Dカード10と共に搬送され、ピストン誤組付検出装置
20にセットされると、図3に示すピストン誤組付検出
処理が実行される。
【0022】このピストン誤組付検出処理は、例えば、
IDカード10を制御ユニット50にセットし、図示し
ないスタートスイッチを押す等して開始され、先ず、ス
テップS1で、IDカード10から正規に組み立てるべ
き各部品に関するデータを読み込み、これらのデータに
基づき、ステップS2で、ピストン4が連設されるクラ
ンクシャフト2のクランクピン位置を同一面上に配置・
固定した状態でのシリンダブロック1のヘッド側端面A
からピストン4の頭部までの距離を算出する。
【0023】次いで、ステップS3へ進み、方向制御弁
33を切り換えて固定用エアシリンダ32へライン圧を
供給し、固定用エアシリンダ32を前進させ、押圧部材
31によってクランクシャフト2のバランスウエイトを
押圧・回動させ、全てのクランクピン位置をピストン摺
動軸と直交する平面上に配置させる。
【0024】続くステップS4では、方向制御弁45を
切り換えて検査用エアシリンダ44へライン圧を供給
し、検査用エアシリンダ44を前進させて保持部材43
の検知バー41が突出する平面Bを、シリンダブロック
1のヘッド側端面Aに密着させる。
【0025】その後、ステップS5へ進み、各投光器4
2a−1,42a−2,42a−3による投光を行い、
3段の受光器42b−1,42b−2,42b−3から
の各信号を読み込むと、ステップS6で、読み込んだ各
信号に基づいてシリンダブロック1のヘッド側端面Aか
らピストン4の頭部までの距離を検出する。
【0026】すなわち、検知バー41の先端部41aが
ピストン4の頭部に当接して初期位置から後退すると、
検知バー41の後端部41bの遮光部41cが投光器4
2a−1,42a−2,42a−3から投光される光の
いずれかを遮断し、該当する受光器の出力信号がOFF
となる。
【0027】従って、信号がOFFである受光器の位置
から検知バー41の移動量を知り、検知バー41が初期
位置にある状態での保持部材43の平面Bから先端部4
1aまでの既値の距離から移動量を減算することで、シ
リンダブロック1のヘッド側端面Aから実際に組み付け
られているピストン4の頭部までの距離を検出すること
ができる。
【0028】そして、ステップS7で、シリンダブロッ
ク1のヘッド側端面Aからピストン4の頭部までの実際
の検出距離と、正規組立状態で各部品のデータから算出
されるシリンダブロック1のヘッド側端面Aからピスト
ン4の頭部までの距離とを照合し、組み付けられている
ピストン4がIDカード10に記録されている仕様に合
った正規部品であり、誤組付がないか否かを判別する。
【0029】例えば、図4に示すように、シリンダブロ
ック1に組みつけられる正規のピストン4に対し、異な
る種類のピストン4Aが誤組付されている場合、1段目
の受光器42b−1の出力信号と2段目の受光器42b
−2の出力信号とが共にOFFとなり、2種類の距離が
検出されるが、IDカード10のデータから1段目の受
光器42b−1によって検出される距離が正規のピスト
ン4に対応するものであり、2段目の受光器42b−2
によって検出される距離はピストン4Aの誤組付による
ものであることがわかる。
【0030】通常、コネクティングロッド3を含むピス
トン4の組立体は、自動機によってシリンダブロック1
に組み付けられるため、4気筒のうちの1気筒ないし3
気筒のピストンの部分的な誤組付が発生する可能性は低
く、誤組付の可能性があるとすれば4気筒のピストン全
てが同時に誤組付される場合である。すなわち、4気筒
分全てについてピストン4Aが誤組付された場合には、
シリンダブロック1のヘッド側端面Aからピストン4A
の頭部までの距離は全て同じ距離となり、2段目の受光
器42b−2からの信号のみがOFFとなるが、このよ
うな場合にも、実際に検出される距離がIDカード10
のデータから算出される距離と異なるため、ピストンが
誤組付されていることがわかる。
【0031】更には、正規のピストン4が用いられてい
るにも拘わらず、万一コネクティングロッドが誤組付さ
れ、シリンダブロック1のヘッド側端面Aからピストン
頭部までの距離が全て同じとなって2段目の受光器42
b−2からの信号のみがOFFとなった場合にも、同様
に、実際に検出される距離がIDカード10のデータか
ら算出される距離と異なり、ピストン周りに誤組付があ
ることがわかる。
【0032】実際には、シリンダブロック1のヘッド側
端面Aからピストン頭部までの実際の検出距離と、正規
組立状態での各部品のデータから算出されるシリンダブ
ロック1のヘッド側端面Aからピストン頭部までの仕様
上の距離とを直接比較するまでもなく、仕様上の距離と
検知バー41及び受光器の位置関係から、検知バー41
をピストン頭部に当接させての検査時、どの位置の受光
器の出力信号がOFFとなるべきかがステップS2にお
ける距離算出の段階で既知となる。このため、上述のス
テップS6を省略し、ステップS7では、3段の受光器
42b−1,42b−2,42b−3の出力信号のO
N,OFFのパターンから迅速に誤組付の有無を判別す
ることができる。
【0033】すなわち、3段の受光器42b−1,42
b−2,42b−3のうち、IDカード10のデータか
ら算出される仕様上の距離に対応する受光器の出力信号
のみがOFFで、他の受光器の出力信号がONである場
合にのみ、誤組付がなく正規の部品で組み立てられてお
り、それ以外の場合には、ピストン周りに何らかの誤組
付が有る場合である。
【0034】そして、ステップS7において、誤組付が
ないと判別された場合には、ステップS8で、制御ユニ
ット50の表示パネル或いは図示しない緑色ランプの点
灯等により検査結果がOKである旨の表示を行い、誤組
付有りと判別された場合、ステップS9で、制御ユニッ
ト50のパネル或いは図示しない赤色ランプの点灯等に
より検査結果がNGである旨の表示を行う。
【0035】その後、検査を終了すべくステップS8或
いはステップS9からステップS10へ進み、方向制御
弁45を切り換えて検査用エアシリンダ44から排気し
て検査用エアシリンダ44を後退させ、保持部材43を
シリンダブロック1から離間させる。さらに、ステップ
S11で、方向制御弁33を切り換えて固定用エアシリ
ンダ32から排気して固定用エアシリンダ32を後退さ
せ、押圧部材31をクランクシャフト2から離間させて
処理を終了する。
【0036】その結果、正規に組み立てられたシリンダ
ブロックのみが次工程へ搬送され、誤組付されたシリン
ダブロックは、組み立て工程へ戻され、正規の部品で再
組み立てされる。
【0037】これにより、シリンダブロックに取り付け
られたピストン周りの部品の誤組付を迅速且つ確実に判
別し、製品の信頼性を向上すると共に製品検査工程を簡
略化して生産性の向上を図ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、シリンダブロックに組み付けられたピスト
ンを規定の位相に固定した状態でシリンダブロックのヘ
ッド側端面からピストンの頭部までの距離を検出し、検
出した距離と部品データとを照合してピストンに係わる
誤組付を判別するので、簡単な装置でピストン周りの部
品の誤組付を迅速且つ確実に判別することができ、製品
の信頼性を向上すると共に製品検査工程を簡略化して生
産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピストン誤組付検出装置の全体構成図
【図2】図1のII−II断面図
【図3】誤組付検出処理のフローチャート
【図4】検知バーによるピストン検査の説明図
【符号の説明】
1 …シリンダブロック 4 …ピストン 20…ピストン誤組付検出装置 30…固定ユニット(固定手段) 40…距離検出ユニット(距離検出手段) 50…制御ユニット(誤組付判別手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダブロックに組み付けられたピス
    トンに係わる誤組付を検出するエンジンのピストン誤組
    付検出装置であって、 上記ピストンを規定の位相に固定する固定手段と、 上記ピストンが上記規定の位相に固定された状態で上記
    シリンダブロックのヘッド側端面から上記ピストンの頭
    部までの距離を検出する距離検出手段と、 上記ピストンの頭部までの距離の検出値と部品データと
    を照合し、上記ピストンに係わる誤組付を判別する誤組
    付判別手段とを備えたことを特徴とするエンジンのピス
    トン誤組付検出装置。
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