JP2001295945A - メタルシートバタフライ弁 - Google Patents

メタルシートバタフライ弁

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JP2001295945A
JP2001295945A JP2000115063A JP2000115063A JP2001295945A JP 2001295945 A JP2001295945 A JP 2001295945A JP 2000115063 A JP2000115063 A JP 2000115063A JP 2000115063 A JP2000115063 A JP 2000115063A JP 2001295945 A JP2001295945 A JP 2001295945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve box
valve casing
box
metal sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000115063A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kunitomo
浩 國友
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設計値を超える荷重が弁箱に負荷されたり、
あるいはフランジ結合時に締結バランスが損なわれたと
しても、弁体開閉操作性の低下を確実に回避することが
できるメタルシートバタフライ弁を提供する。 【解決手段】 弁箱2を、内弁箱20と、この内弁箱2
0を収容した外弁箱21との二重構造に構成し、内弁箱
20と外弁箱21の間には、ゴムなどの弾性リング8,
8を介設する。また、内弁箱20の内面には、弁体1の
メタルシート4,4に接離するメタルシート5,5を備
え、外弁箱21の軸方向両端部にフランジ9,9を設
け、設計値を超える荷重が負荷されたり、フランジ結合
時に締結バランスが損なわれたとしても、外弁箱21の
みを変形させる。また、全閉時において弁体側のメタル
シート4が内弁箱20側のメタルシート5に接触した場
合、外弁箱21に関係なく内弁箱20のみを僅かに変形
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道配管のような
地下埋設管路に介設して使用するのに好適なメタルシー
トバタフライ弁に関する。
【0002】
【従来の技術】メタルシートバタフライ弁は、図3およ
び図4に示すように、弁体1が弁箱2の軸線C1に直交
する軸線C2を有する弁棒3に取付けられて、該弁棒3
とともにその軸まわりに回転可能に弁箱2に収容され、
弁体1の回転によって該弁体1外周部の弁体シート(メ
タルシート)4,4が弁箱2内面の弁箱シート(メタル
シート5、5に接離して開閉を行うように構成されてい
る。なお、弁箱1の内面は一様な内径の正円形を呈して
軸線C1方向にのびており、軸方向の両端部には、配管
6,6側のフランジ6Aに結合可能なフランジ7,7を
設けてある。
【0003】このように構成されたメタルシートバタフ
ライ弁では、弁体1を図4の実線で示す弁閉位置から仮
想線で示す全開位置にかけて実線矢印方向に回転させる
と、弁体1の回転角の拡大に伴って弁箱2の内面と弁体
1の外周部の回転軌跡との間隔および弁体シート4,4
と弁箱シート5、5との間隔が大きくなり、流体(たと
えば水)の通過断面積が拡大されて流量を増大させるこ
とができる。また、仮想線で示す全開位置から実線で示
す弁閉位置にかけて破線矢印方向に回転させると、弁体
1の回転角の縮小に伴って弁箱2の内面と弁体1の外周
部の回転軌跡との間隔および弁体シート4,4と弁箱シ
ート5、5との間隔が小さくなり、流体の通過断面積が
縮小されて流量を減少させ、全閉位置では流量を「0」
にすることができる。したがって、弁体1を回転角0゜
の実線で示す弁閉位置に位置決めした流量「0」の状態
から、回転角90゜の仮想線で示す全開位置に位置決め
した流量「最大」の範囲内で弁体の回転角に応じて配管
の通過流量を調整することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、メタルシー
トバタフライ弁は、全閉時において弁体シート4,4が
弁箱シート5、5に接触した場合、弁箱2を半径方向と
円周方向に僅かに変形させた状態で止水している。した
がって、メタルシートバタフライ弁を、たとえば、水道
配管のような地下埋設管路に介設して使用する場合、設
計値を超える埋設圧(土圧)が弁箱2に負荷されると、
弁箱2が変形して弁体シート4,4と弁箱シート5、5
の接触止水時に必要な弁箱2の変形を妨げることにな
り、弁体1の開閉操作性を低下させる。
【0005】一方、弁箱2両端部のフランジ7,7に、
複数のボルト・ナットからなる締結部材(図示省略)を
使用して、配管6,6側のフランジ6Aを結合する時
に、片締めされて締結バランスが損なわれた場合でも、
弁箱2に変形が生じて弁体1の開閉操作性を低下させ
る。
【0006】そこで、本発明は、水道配管のような地下
埋設管路に介設して使用した場合に、たとえ設計値を超
える土圧が弁箱に負荷されても、あるいはフランジ結合
時に締結バランスが損なわれたとしても、弁体開閉操作
性の低下を確実に回避することができるメタルシートバ
タフライ弁を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係るメタルシートバタフライ弁は、弁体が
弁箱の軸線に交差する軸線を有する弁棒に嵌合して取付
けられ、弁棒とともにその軸まわりに回転可能に弁箱に
収容されているとともに、その回転によって弁体外周部
のメタルシートが弁箱内面のメタルシートに接離して開
閉を行うように構成したメタルシートバタフライ弁にお
いて、前記弁箱が前記メタルシートを内面に備えた内弁
箱と、弾性体を介して前記内弁箱を収容した外弁箱との
複層構造で構成されているとともに、前記外弁箱の軸方
向両端部にフランジが設けられていることを特徴として
いる。
【0008】本発明によれば、地下埋設管路に介設して
使用した場合の土圧が設計値を超えたとしても、設計値
を超えた土圧は外弁箱に負荷されて、外弁箱を半径方向
と円周方向に変形させる。しかも、この変形は弾性体に
よって吸収されるので、内弁箱が変形することはない。
また、フランジ結合時に締結バランスが損なわれたとし
ても、外弁箱に変形が生じるものの、この変形は弾性体
によって吸収されるので、内弁箱が変形することはな
い。さらに、全閉時において弁体外周部のメタルシート
が内弁箱内面のメタルシートに接触した場合、外弁箱に
関係なく内弁箱を半径方向と円周方向に僅かに変形させ
ることができるので、弁体開閉操作性の低下を確実に回
避することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明に係るメタルシー
トバタフライ弁の一実施の形態を示す縦断側面図、図2
は図1のA−A線断面図である。なお、図3および図4
の従来例と同一もしくは相当部分には同一符号を付して
重複した構造および作用の説明は省略する。
【0010】図1および図2において、弁箱2は、内弁
箱20と、この内弁箱20を収容した外弁箱21との二
重構造(二層構造)になっており、内弁箱20と外弁箱
21の間には、ゴムなどの弾性リング8,8が介設され
ている。前記内弁箱20の内面には、弁体1のメタルシ
ート4,4に接離するメタルシート5,5が備えられ、
外弁箱21の軸方向両端部にフランジ9,9が設けられ
ている。また、外弁箱21は、一方の外弁箱21Aと他
方の外弁箱21Bを複数のボルト・ナットによってなる
締結部材10で分解可能に結合した二分割構造になって
いる。
【0011】前記構成のメタルシートバタフライ弁が、
たとえば、水道配管のような地下埋設管路に介設して使
用された場合、土圧が設計値を超えたとしても、設計値
を超えた土圧は外弁箱21に負荷されて、外弁箱21を
半径方向と円周方向に変形させる。しかも、この変形は
弾性リング8,8によって吸収されるので、内弁箱20
が変形することはない。また、フランジ9,9に配管
6,6側のフランジ6Aを直接結合したり、あるいは、
図示のように、管継手11,11を介して配管6,6を
結合するために、管継手11,11側のフランジ11A
をフランジ9,9に結合するのに際して、図示していな
い複数のボルト・ナットによってなる締結部材の締結バ
ランスが損なわれたとしても、外弁箱21に変形が生じ
るものの、この変形は弾性リング8,8によって吸収さ
れるので、内弁箱20が変形することはない。さらに、
全閉時において弁体1外周部のメタルシート4,4が内
弁箱20内面のメタルシート5,5に接触した場合、外
弁箱21に関係なく内弁箱20のみを半径方向と円周方
向に僅かに変形させることができるので、弁体開閉操作
性の低下を確実に回避することができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るメタ
ルシートバタフライは構成されているので、以下のよう
な格別の効果を奏する。
【0013】すなわち、地下埋設管路に介設して使用し
た時の土圧が設計値を超えた場合あるいはフランジ結合
時の締結バランスが損なわれた場合でも、外弁箱のみが
変形し、この外弁箱の変形は弾性体によって吸収されて
内弁箱に伝わらない上に、全閉時において弁体外周部の
メタルシートが内弁箱内面のメタルシートに接触した場
合、外弁箱に関係なく内弁箱のみを半径方向と円周方向
に僅かに変形させることができるので、弁体開閉操作性
の低下を確実に回避することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバタフライ弁の一実施の形態を示
す縦断側面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】従来例の縦断正面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 弁体 2 弁箱 3 弁棒 4 弁体外周部のメタルシート 5 弁箱内面のメタルシート 8 弾性リング(弾性体) 9 フランジ 20 内弁箱 21 外弁箱 C1 弁箱の軸線 C2 弁棒の軸線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁体が弁箱の軸線に交差する軸線を有す
    る弁棒に嵌合して取付けられ、弁棒とともにその軸まわ
    りに回転可能に弁箱に収容されているとともに、その回
    転によって弁体外周部のメタルシートが弁箱内面のメタ
    ルシートに接離して開閉を行うように構成したメタルシ
    ートバタフライ弁において、前記弁箱が前記メタルシー
    トを内面に備えた内弁箱と、弾性体を介して前記内弁箱
    を収容した外弁箱との複層構造で構成されているととも
    に、前記外弁箱の軸方向両端部にフランジが設けられて
    いることを特徴とするメタルシートバタフライ弁。
JP2000115063A 2000-04-17 2000-04-17 メタルシートバタフライ弁 Pending JP2001295945A (ja)

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