JPH07113472A - 偏芯型バタフライ弁における弁座装置 - Google Patents

偏芯型バタフライ弁における弁座装置

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JPH07113472A
JPH07113472A JP25823493A JP25823493A JPH07113472A JP H07113472 A JPH07113472 A JP H07113472A JP 25823493 A JP25823493 A JP 25823493A JP 25823493 A JP25823493 A JP 25823493A JP H07113472 A JPH07113472 A JP H07113472A
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Masashi Moriya
政志 森谷
Juzo Konishi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁匣10内におけるバタフライ型弁体11の
外周を球形面11aに形成し、このバタフライ型弁体の
回転中心を前記球形面における半径の中心から適宜距離
だけ偏芯した部位に位置し、前記弁匣内に、肉厚状円筒
形のシート部15とその一端から外向きに湾曲状に延び
る肉薄状の支持部16とを一体的に備えた金属製リング
状弁シート部材14を固着した偏芯型バタフライ弁にお
いて、前記弁シート部材14によるシール性を、耐久性
の低下、回動操作力の増加を招来することなく、向上す
る。 【構成】 前記シート部15の一端における内周面に、
前記バタフライ弁体における球形面に接当するシール部
17を造形し、前記弁匣内に、前記シート部の他端にお
ける外周面に接当して、当該シート部の他端における径
大への拡張及び弁匣の軸線方向への移動を規制するよう
にした規制面24を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外周面を球形面にした
バタフライ型弁体における回転中心を、前記球形面にお
ける半径の中心から偏芯した部位に位置して成るいわゆ
る偏芯型のバタフライ弁において、前記バタフライ型弁
体に対するメタルタッチ式弁座装置の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のバタフライ弁は、図8
に示すように、弁匣1内に配設した金属製バタフライ型
弁体2の外周を、半径Rの球形面2aに形成し、このバ
タフライ型弁体2を前記弁匣1に対して支持する弁軸3
の中心Cを、前記球形面2aにおける半径Rの中心Oか
ら適宜距離Eだけ偏芯した部位に位置し、前記バタフラ
イ型弁体2を、前記弁軸3にて矢印A方向に回転して、
当該バタフライ型弁体2の外周における球形面2aを、
前記弁匣1内に設けたリング状弁シート部材4に対して
接当することによって閉作動する一方、前記弁軸3にて
矢印B方向に回転することによって開作動するように構
成している。
【0003】ところで、このバタフライ弁を、そのリン
グ状弁シート部材4を金属製にしたメタルタッチ式弁座
構造にする場合には、前記バタフライ弁体2とリング状
弁シート部材4との機械加工に際してのその間における
加工寸法誤差等を吸収した状態のもとで、確実なシール
性を確保することのために、前記金属製リング状弁シー
ト部材4のうちバタフライ弁体2における球形面2aが
接当する部分を、当該部分における軸線が前記弁匣1に
おける軸線と直角方向にその弾性に抗して変位するよう
に構成する(これを求心性と称する)と共に、当該部分
における内径をその弾性に抗して径大に拡張できるよう
に構成しなければならないのである。
【0004】そこで、従来の偏芯型バタフライ弁におい
て、これをメタルタッチ式弁座構造にする場合には、実
開昭61−19245号公報及び実開平5−8140号
公報等に記載され、且つ、図8に示すように、リング状
弁シート部材4を、金属板製にて、前記バタフライ弁体
2における球形面2aに外接する円錐形のシート部4a
と環状の支持部4bとを一体化して成る断面略L字状に
形成して、前記シート部4aを自由に変形できる状態に
するために、その環状の支持部4bにおいて、前記弁匣
1内に対して押圧リング5等にて固着すると言う構成に
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、金属製のリン
グ状弁シート部材4を、前記のように構成した場合、こ
のリング状弁シート部材4における弾力性は、当該リン
グ状弁シート部材4における板厚さに比例するものであ
って、その板厚さを薄くすることにより、前記求心性が
高くなって、バタフライ弁体2及びリング状弁シート部
材4の機械加工に際してのその間における加工寸法誤差
等を容易に吸収することができるが、その反面、バタフ
ライ弁体2における球形面2aに対する接触圧力が低く
なってシール性が低下することになるし、また、前記リ
ング状弁シート部材4における板厚さを厚くすることに
より、バタフライ弁体2における球形面2aに対する接
触圧力を高くできるが、その反面、前記求心性が低くな
って、バタフライ弁体2及びリング状弁シート部材4の
加工に際してのその間における加工寸法誤差等を容易に
吸収できないので、これまたシール性が低下することに
なるから、確実なシール性を確保することができず、換
言すると、シール性が低いのである。
【0006】また、別の先行技術としての実開昭49−
25024号公報は、リング状弁シート部材のうちバタ
フライ弁体に対して接当する円筒形のシート部を肉厚状
にして、バタフライ弁体における球形面に対する接触圧
力を高くする一方、このシート部の一端から半径方向の
外向きに一体的に湾曲状に延びる支持部を、薄肉状にす
ることによって、求心性を確保することを提案してい
る。
【0007】しかし、このものは、バタフライ弁体を閉
じたとき、このバタフライ弁体によって、肉厚状のシー
ト部の全体を、その弾性に抗して一斉に径大に拡張する
ものであることにより、その弾力性が著しく低いから、
バタフライ弁体における球形面及びシート部の内面に磨
耗が発生し易くて、耐久性が低いと共に、バタフライ弁
体における球形面に対する接触圧力に不均一が発生する
ことになる。
【0008】しかも、前記シート部における全体の径大
への拡張に大きな力を必要とするから、バタフライ弁体
2の回動操作が著しく重くなるばかりか、前記シート部
が、前記薄肉状支持部における弾性変形によって、バタ
フライ弁体の回動と一緒に弁匣の軸線方向に移動するこ
とにより、この分だけ前記シート部に対する径大への拡
張作用が低下することになるから、前記接触圧力の不均
一と相俟って、十分なシール性を確保することができな
いのであった。
【0009】本発明は、これらの問題を解消したメタル
タッチ式の弁座装置を提供することを技術的課題とする
ものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この技術的課題を達成
するため本発明は、「弁匣内に配設した金属製のバタフ
ライ型弁体の外周を、適宜半径の球形面に形成し、この
バタフライ型弁体を前記弁匣に対して支持する弁軸を、
前記球形面における半径の中心から適宜距離だけ前記弁
匣の軸線と直角方向に偏芯した部位に位置する一方、前
記弁匣内に、前記バタフライ弁体における球形面に対す
る肉厚状円筒形又は円錐形のシート部とこのシート部の
一端から半径方向の外向きに湾曲状に延びる肉薄状の支
持部とを一体的に備えた金属製のリング状弁シート部材
を、その支持部において弁匣に固着するように配設して
成る偏芯型バタフライ弁において、前記シート部の一端
における内周面に、前記バタフライ弁体における球形面
に接当するシール部を造形する一方、前記弁匣内に、前
記シート部の他端における外周面に接当して、当該シー
ト部の他端における径大への拡張及び弁匣の軸線方向へ
の移動を規制するようにした規制面を設ける。」と言う
構成にした。
【0011】
【作 用】この構成において、バタフライ弁体を閉方
向に回動することにより、このバタフライ弁体における
球形面が、リング状弁シート部材のうち肉厚状円筒形又
は円錐形のシート部における一端内周面のシール部に接
当する。この場合において、前記シート部は、その他端
の外周面が弁匣内に設けた規制面に接当している一方、
その一端が半径方向の外向きに湾曲状に延びる肉薄状の
支持部に一体的に繋がっていることにより、前記半径方
向の外向きに湾曲状に延びる肉薄状の支持部における弾
性変形によって、当該シート部における求心性を確保す
ることができるのである。
【0012】しかも、前記シート部は、その他端が規制
面への接当によって径大に拡張されることなく、その一
端のみが弾性に抗して径大に拡張されることになるか
ら、このシート部に、バタフライ弁体の球形面に対する
高い接触圧力を保った状態のもとで、前記従来のよう
に、当該シート部をその全体にわたって径大に拡張する
場合よりも遙かに大きい弾力性を付与することができる
のであり、その上、前記シート部の一端における径大へ
の拡張に際して、当該シート部が、バタフライ弁体の回
動と一緒に弁匣の軸線方向に移動することを、前記規制
面によって確実に低減することができるのである。
【0013】
【発明の効果】従って、本発明によると、リング状弁シ
ート部材における肉厚状円筒形又は円錐形のシート部に
対して、確実な求心性を確保した状態で、大きな弾力性
を付与することができ、且つ、バタフライ弁体の回動に
伴う弁匣の軸線方向への移動量を小さくすることができ
るから、メタルタッチ式弁座装置におけるシール性を、
そのバタフライ弁体における回動操作を著しく重くする
ことなく、且つ、耐久性の低下を招来することなく、大
幅に向上できる効果を有する。
【0014】ところで、前記リング状弁シート部材のシ
ート部における他端外周面を、弁匣内における規制面に
接当したことにより、このリング状弁シート部材の外周
部には、密閉空間が形成され、この密閉空間内に、流体
が充満し、バタフライ弁体の開閉位置にかかわらず管内
の流体を排出したときにおいて、前記密閉空間内の流体
が体積膨張することによって、前記密閉空間内の圧力が
上昇して、リング状弁シート部材の破損を誘発すること
になり、特に、この問題は流体が、LNG等の超低温流
体である場合に顕著になるが、この問題の発生は、前記
リング状弁シート部材におけるシート部のうちその一端
と他端との間の部位に、当該シート部の外側と内側とを
連通するベント孔を穿設することにより、解消すること
ができるのである。
【0015】更にまた、前記バタフライ弁体における球
形面に、クロム等の硬質金属メッキ層を形成する一方、
前記リング状弁シート部材におけるシート部の内面のう
ち少なくともシール用突起部の表面に銀又は銅等の軟質
金属メッキ層を形成することにより、バタフライ弁体に
おける球形面とリング状弁シート部材におけるシール用
突起部とのなじみが良くなるから、シール性の更なる向
上と、耐久性の更なる向上とを図ることができるのであ
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面について説明
する。図1〜図4は、第1の実施例を示す。この図にお
いて符号10は、円筒形した金属製の弁匣を、符号11
は、前記弁匣10内に配設したバタフライ弁体を各々示
し、このバタフライ弁体11における外周は、半径Rの
球形面11aに形成され、この球形面11aに、クロム
又はニッケル等の硬質金属メッキ層(図示せず)を形成
し、且つ、このバタフライ型弁体11は、その裏面に上
下方向に延びるように固着した上下一対の弁軸12,1
3を前記弁匣10を貫通して軸支することにより、回転
自在に構成されている。この場合において、前記両回転
軸12,13の中心Cを、平面視(図2)において、前
記球形面11aにおける半径Rの中心Oから適宜距離E
だけ前記弁匣10における軸線と直角方向に偏芯した部
位に位置し、前記バタフライ型弁体11を、前記両弁軸
12,13のうち一方の弁軸12にて矢印A方向に回転
して、当該バタフライ型弁体11の外周における球形面
11aを、前記弁匣10内に設けたリング状弁シート部
材14に対して接当することによって閉作動する一方、
前記一方の弁軸12にて矢印B方向に回転することによ
って開作動するように構成している。
【0017】そして、前記リング状弁シート部材14
を、線膨張係数が前記バタフライ弁体11と略同じの金
属にて、シート部15とこのシート部15の一端から半
径方向の外向きに湾曲状に延びる支持部16を一体的に
備えた断面略L字状に形成し、このリング状弁シート部
材14におけるシート部15を肉厚状の円筒形に、支持
部16を肉薄状に形成する一方、前記シート部15の一
端における内周面に、前記バタフライ弁体11における
球形面11aに接当するシール部17を造形して、この
シール部17の表面に、銀又は銅等の軟質金属メッキ層
(図示せず)を形成する。
【0018】また、前記リング状弁シート部材14にお
ける支持部16の外周部16aを肉厚状にして、この外
周部16aを、前記弁匣10内に造形した段付き面18
と、弁匣10内に挿入した押圧リング体19との間に、
当該支持部16の外周部16aにガスケット20を密接
した状態で介挿したのち、前記押圧リング体19を、弁
匣10内に止め金21にて固定の受けリング体22に螺
合した複数本のボルト23のねじ込みにて、前記段付き
面18に対して押圧することによって、前記リング状弁
シート部材14を弁匣10内に固定するように構成す
る。
【0019】更にまた、前記押圧リング体19の内面
に、円錐状の規制面24を設けて、この円錐状の規制面
24に対して、前記リング状弁シート部材14のシート
部15における他端の外周面に接当するように構成する
一方、前記リング状弁シート部材14におけるシート部
15には、その一端と他端との間の部位に、当該シート
部15の外側と内側とを連通するベント孔25を円周方
向の一箇所又は複数箇所に穿設する。
【0020】この構成において、バタフライ弁体11を
矢印Aの閉方向に回動することにより、このバタフライ
弁体11における球形面11aが、リング状弁シート部
材14のうち肉厚状円筒形又は円錐形のシート部15に
おける一端内周面のシール部17に接当する。この場合
において、前記シート部15は、その他端の外周面が弁
匣10内における押圧リング体19に設けた円錐状の規
制面24に接当している一方、その一端が半径方向の外
向きに湾曲状に延びる肉薄状の支持部16に一体的に繋
がっていることにより、前記半径方向の外向きに湾曲状
に延びる肉薄状の支持部16における弾性変形によっ
て、当該シート部15における求心性を確保することが
できるのである。
【0021】しかも、前記シート部15は、その他端が
規制面24への接当によって径大に拡張されることな
く、その一端のみが弾性に抗して径大に拡張されること
になるから、このシート部に、バタフライ弁体11の球
形面11aに対する高い接触圧力を保った状態のもと
で、前記従来のように、当該シート部15をその全体に
わたって径大に拡張する場合よりも遙かに大きい弾力性
を付与することができるのであり、その上、前記シート
部15の一端における径大への拡張に際して、当該シー
ト部15が、バタフライ弁体11の回動と一緒に弁匣1
0の軸線方向に移動することを、前記規制面24によっ
て確実に低減することができるのである。
【0022】なお、前記リング状弁シート部材14にお
けるシート部15は、前記実施例のように肉厚状に円筒
形に形成することに限らず、肉厚状の円錐形に形成して
も良いのである。また、前記実施例のように、リング状
弁シート部材14における支持部16の肉厚状外周部1
6aを、押圧リング体19の側面に形成した凹所19a
内に嵌め込み式に形成する一方、前記押圧リング体19
の外径を、弁匣10に内径よりも小径にして、押圧リン
グ体10の外周面と弁匣10の内周面との間に隙間26
を設けると言う構成にしたことにより、以下に述べるよ
うに、リング状弁シート部材14を、バタフラ弁体11
に対して心合わせしながら組み立る場合の作業性を向上
できる。
【0023】すなわち、先づ、バタフライ弁体11を全
閉位置にセットし、次いで、弁匣10内に、予め側面に
おける凹所19a内にリング状弁シート部材14におけ
る支持部16の外周部16aを嵌めた押圧リング体19
を挿入することにより、この押圧リング19の外周面と
弁匣10の内周面との間に隙間26が存在することで、
前記押圧リング体19内におけるリング状弁シート部材
14を、そのシート部15におけるシール用突起部17
がバタフライ弁体11における球形面11aの全周にわ
たって接触するように、バタフライ弁体11に対して自
動的に心合わせすることができるから、この状態で、受
けリング体22を固定したのち、複数本のボルト23の
ねじ込みによって、リング状弁シート部材14における
支持部16をガスケット20と一緒に締め付けるだけで
良く、この組み立てに際しての作業性を向上できるので
ある。この場合、押圧リング19を押圧手段としては、
前記の実施例のように構成することに代えて、その他の
手段を適用しても良く、また、前記支持部16の外周部
16aを、当該支持部16と同じ肉薄状のままにしても
良い。
【0024】なお、リング状弁シート部材14における
シート部15に対する規制面24としては、前記実施例
のように、当該規制面24を円錐面とすることに限ら
ず、図5に示す第2の実施例のように、弁匣10の軸線
と平行な第1規制面24a′と、弁匣10の軸線と直角
の第2規制面24a″とで構成して、この第2規制面2
4a″と、シート部15の端面との間に僅かな寸法Kの
隙間を設けるようにしても良いのである。
【0025】また、第3の実施例としては、図6及び図
7に示すように、リング状弁シート部材14における肉
薄状の支持部16′を、断面略横向きにU又はV字状に
湾曲した形状に構成しても良いので、このように構成す
ることにより、リング状弁シート部材14のシート部1
5における求心性をより向上できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施例を示す縦断正面図
である。
【図2】図1のII−II視断面図である。
【図3】図1の要部拡大断面図である。
【図4】第1の実施例に使用するリング状弁シート部材
及び押圧リング体の断面図である。
【図5】本発明における第2の実施例を示す要部拡大断
面図である。
【図6】本発明における第3の実施例を示す要部拡大断
面図である。
【図7】第3の実施例に使用するリング状弁シート部材
の縦断正面図である。
【図8】従来におけるバタフライ弁の縦断正面図であ
る。
【符号の説明】
10 弁匣 11 バタフライ弁体 11a 球形面 12,13 弁軸 14 リング状弁シート部材 15 シート部 16,16a 支持部 17 シール部 19 押圧リング体 24,24a′,24a″ 規制面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁匣内に配設した金属製のバタフライ型弁
    体の外周を、適宜半径の球形面に形成し、このバタフラ
    イ型弁体を前記弁匣に対して支持する弁軸を、前記球形
    面における半径の中心から適宜距離だけ前記弁匣の軸線
    と直角方向に偏芯した部位に位置する一方、前記弁匣内
    に、前記バタフライ弁体における球形面に対する肉厚状
    円筒形又は円錐形のシート部とこのシート部の一端から
    半径方向の外向きに湾曲状に延びる肉薄状の支持部とを
    一体的に備えた金属製のリング状弁シート部材を、その
    支持部において弁匣に固着するように配設して成る偏芯
    型バタフライ弁において、前記シート部の一端における
    内周面に、前記バタフライ弁体における球形面に接当す
    るシール部を造形する一方、前記弁匣内に、前記シート
    部の他端における外周面に接当して、当該シート部の他
    端における径大への拡張及び弁匣の軸線方向への移動を
    規制するようにした規制面を設けたことを特徴とする偏
    芯型バタフライ弁における弁座装置。
  2. 【請求項2】前記リング状弁シート部材におけるシート
    部のうちその一端と他端との間の部位に、当該シート部
    の外側と内側とを連通するベント孔を穿設したことを特
    徴とする「請求項1」に記載した偏芯型バタフライ弁に
    おける弁座装置。
  3. 【請求項3】前記バタフライ弁体における球形面に、ク
    ロム等の硬質金属メッキ層を形成する一方、前記リング
    状弁シート部材におけるシート部の内面のうち少なくと
    もシール部の表面に銀又は銅等の軟質金属メッキ層を形
    成したことを特徴とする「請求項1」に記載した偏芯型
    バタフライ弁における弁座装置。
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