JP2001295442A - 連続手摺用自在継ぎ手 - Google Patents
連続手摺用自在継ぎ手Info
- Publication number
- JP2001295442A JP2001295442A JP2000110711A JP2000110711A JP2001295442A JP 2001295442 A JP2001295442 A JP 2001295442A JP 2000110711 A JP2000110711 A JP 2000110711A JP 2000110711 A JP2000110711 A JP 2000110711A JP 2001295442 A JP2001295442 A JP 2001295442A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- universal joint
- connecting member
- fixing screw
- rotation fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】手摺部材の連結角度に自在に対応でき、かつ、
構造が簡単で手摺取り付け時においても作業が簡単に行
いうる連続手摺用自在継ぎ手とすること。 【解決手段】2つの手摺部材を連続して連結する自在継
ぎ手に以下の手段を採用する。第1に、切断した略半球
形状の連結部材を切断面を当接させて使用する。第2
に、切断面に対し手摺部材差込方向が傾きを有する嵌合
受け部を形成する。第3に、一方の連結部材の中心軸か
ら、他方の連結部材の中心軸に向かって挿入穴を形成す
る。第4に、挿入穴が回動固定用ねじとの間に間隙が生
じる大きさで、かつ挿入口が回動固定用ねじのねじ頭よ
り小径に形成する。第5に、挿入穴より他方の連結部材
に回動固定用ねじを挿入し両嵌合部の角度を調節した
後、該回動固定用ねじを固定する。
構造が簡単で手摺取り付け時においても作業が簡単に行
いうる連続手摺用自在継ぎ手とすること。 【解決手段】2つの手摺部材を連続して連結する自在継
ぎ手に以下の手段を採用する。第1に、切断した略半球
形状の連結部材を切断面を当接させて使用する。第2
に、切断面に対し手摺部材差込方向が傾きを有する嵌合
受け部を形成する。第3に、一方の連結部材の中心軸か
ら、他方の連結部材の中心軸に向かって挿入穴を形成す
る。第4に、挿入穴が回動固定用ねじとの間に間隙が生
じる大きさで、かつ挿入口が回動固定用ねじのねじ頭よ
り小径に形成する。第5に、挿入穴より他方の連結部材
に回動固定用ねじを挿入し両嵌合部の角度を調節した
後、該回動固定用ねじを固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二本の手摺部材を
連続して連結するための継ぎ手であって、特に連結部材
を切断面を当接させて回転させることにより二本の手摺
部材の延長線が交差する角度に合わせて利用可能な連続
手摺用自在継ぎ手に関するものである。
連続して連結するための継ぎ手であって、特に連結部材
を切断面を当接させて回転させることにより二本の手摺
部材の延長線が交差する角度に合わせて利用可能な連続
手摺用自在継ぎ手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年バリアフリーの要請から階段や廊下
等に用いられる手摺も図4の手摺の説明図に示されるよ
うに連続して連結する必要が生じてきた。この連続連結
のための継ぎ手は各種角度に応じた形状の継ぎ手を用意
するのが通常であったが、この不便さを解消するため、
手摺部材の連結角度を変更可能な自在継ぎ手も開発され
てきた。しかし、この種の自在継ぎ手は構造が複雑であ
り製作コストが高く、かつ、手摺取り付け作業時におい
ても使い勝手が良いものではなかった。
等に用いられる手摺も図4の手摺の説明図に示されるよ
うに連続して連結する必要が生じてきた。この連続連結
のための継ぎ手は各種角度に応じた形状の継ぎ手を用意
するのが通常であったが、この不便さを解消するため、
手摺部材の連結角度を変更可能な自在継ぎ手も開発され
てきた。しかし、この種の自在継ぎ手は構造が複雑であ
り製作コストが高く、かつ、手摺取り付け作業時におい
ても使い勝手が良いものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、手摺部材を
連続して連結する継ぎ手であって、手摺部材の連結角度
に自在に対応でき、かつ、構造が簡単で手摺取り付け時
においても作業が簡単に行いうる連続手摺用自在継ぎ手
を提供せんとするものである。
連続して連結する継ぎ手であって、手摺部材の連結角度
に自在に対応でき、かつ、構造が簡単で手摺取り付け時
においても作業が簡単に行いうる連続手摺用自在継ぎ手
を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、2つの手摺部材を連続して連結する自在継ぎ
手に以下の手段を採用する。第1に、切断した略半球形
状の連結部材を切断面を当接させて使用する自在継ぎ手
とする。第2に、連結部材の外周に切断面に対し手摺部
材差込方向が傾きを有する嵌合受け部を形成する。
するため、2つの手摺部材を連続して連結する自在継ぎ
手に以下の手段を採用する。第1に、切断した略半球形
状の連結部材を切断面を当接させて使用する自在継ぎ手
とする。第2に、連結部材の外周に切断面に対し手摺部
材差込方向が傾きを有する嵌合受け部を形成する。
【0005】第3に、一方の連結部材の中心軸から、他
方の連結部材の中心軸に向かって回動固定用ねじを挿入
固定する挿入穴を形成する。第4に、挿入側の連結部材
の挿入穴が回動固定用ねじとの間に間隙が生じる大きさ
で、かつ挿入口が回動固定用ねじのねじ頭より小径に形
成する。第5に、第1の連結部材の挿入穴より他方の連
結部材に回動固定用ねじを挿入し両嵌合部の角度を調節
した後、該回動固定用ねじを固定する。
方の連結部材の中心軸に向かって回動固定用ねじを挿入
固定する挿入穴を形成する。第4に、挿入側の連結部材
の挿入穴が回動固定用ねじとの間に間隙が生じる大きさ
で、かつ挿入口が回動固定用ねじのねじ頭より小径に形
成する。第5に、第1の連結部材の挿入穴より他方の連
結部材に回動固定用ねじを挿入し両嵌合部の角度を調節
した後、該回動固定用ねじを固定する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施例と共に発明実
施の形態について説明する。図1は、本発明に係る自在
継ぎ手の正面説明図である。本発明は、第1の手摺部材
1と第2の手摺部材2を連続して連結する自在継ぎ手3
であって、略球形体を等分に切断した略半球形状の第1
の連結部材4と第2の連結部材5とよりなるものであ
る。実施例における自在継ぎ手3は木材を使用して製作
されたものであるが、金属及び樹脂(プラスチック及び
ビニール)を利用することができる。
施の形態について説明する。図1は、本発明に係る自在
継ぎ手の正面説明図である。本発明は、第1の手摺部材
1と第2の手摺部材2を連続して連結する自在継ぎ手3
であって、略球形体を等分に切断した略半球形状の第1
の連結部材4と第2の連結部材5とよりなるものであ
る。実施例における自在継ぎ手3は木材を使用して製作
されたものであるが、金属及び樹脂(プラスチック及び
ビニール)を利用することができる。
【0007】第1および第2の連結部材4,5の外周に
は、図2の分解断面図に示されるように切断面6,7に
対し手摺部材1,2の差込方向が傾きを有する嵌合受け
部8,9が形成されている。該傾きは、切断面6,7に
対して嵌合受け部8,9の手摺部材1,2差込方向が約
135度の傾きにすることが実用上好ましい。
は、図2の分解断面図に示されるように切断面6,7に
対し手摺部材1,2の差込方向が傾きを有する嵌合受け
部8,9が形成されている。該傾きは、切断面6,7に
対して嵌合受け部8,9の手摺部材1,2差込方向が約
135度の傾きにすることが実用上好ましい。
【0008】上記角度にすれば嵌合受け部8,9が作り
出す角度は90度から180度となる。手摺りが通常取
り付けられる壁面のなす角度は90度より鋭角となるこ
とはなく、上記角度で十分対応しうるものである。勿論
この角度に限定されるわけではない。尚、実施例におけ
る嵌合受け部8,9は、第1および第2の連結部材4,
5と一体に形成されている。
出す角度は90度から180度となる。手摺りが通常取
り付けられる壁面のなす角度は90度より鋭角となるこ
とはなく、上記角度で十分対応しうるものである。勿論
この角度に限定されるわけではない。尚、実施例におけ
る嵌合受け部8,9は、第1および第2の連結部材4,
5と一体に形成されている。
【0009】第1の連結部材4の中心軸から、第2の連
結部材5の中心軸に向かって回動固定用ねじ10の挿入
穴11が形成される。実施例における回動固定用ねじ1
0には木ねじが利用されている。回動固定用ねじ10の
挿入側の第1の連結部材4の挿入穴11は回動固定用ね
じ10との間に間隙が生じる大きさで挿入口12が回動
固定用ねじ10のねじ頭13より小径の大きさに形成さ
れている。
結部材5の中心軸に向かって回動固定用ねじ10の挿入
穴11が形成される。実施例における回動固定用ねじ1
0には木ねじが利用されている。回動固定用ねじ10の
挿入側の第1の連結部材4の挿入穴11は回動固定用ね
じ10との間に間隙が生じる大きさで挿入口12が回動
固定用ねじ10のねじ頭13より小径の大きさに形成さ
れている。
【0010】尚、図2に現れるように実施例では第2の
連結部材5にも挿入穴14が穿設されているが、この挿
入穴14は、回動固定用ねじ10の径と合致する。ま
た、連結部材4,5が実施例のごとく木材等の軟質材料
の場合には、この挿入穴14は必ずしも必要ではない。
回動固定用ねじ10が木ねじであれば、回転させながら
第2の連結部材5に押し込むことができるからである。
連結部材5にも挿入穴14が穿設されているが、この挿
入穴14は、回動固定用ねじ10の径と合致する。ま
た、連結部材4,5が実施例のごとく木材等の軟質材料
の場合には、この挿入穴14は必ずしも必要ではない。
回動固定用ねじ10が木ねじであれば、回転させながら
第2の連結部材5に押し込むことができるからである。
【0011】以下、本発明に係る連続手摺用自在継ぎ手
の利用方法について説明する。第1の連結部材4の挿入
穴11より回動固定用ねじ10を第2の連結部材5に向
かって回転挿入する。第2の連結部材5に回動固定用ね
じ10が挿入された状態で、第1の連結部材4と第2の
連結部材5は連結されるれるが、挿入穴11と回動固定
用ねじ10との間には間隙があるので、第1の連結部材
4は回動固定用ねじ10を支軸に自由に角度を変化させ
ることができるのである。
の利用方法について説明する。第1の連結部材4の挿入
穴11より回動固定用ねじ10を第2の連結部材5に向
かって回転挿入する。第2の連結部材5に回動固定用ね
じ10が挿入された状態で、第1の連結部材4と第2の
連結部材5は連結されるれるが、挿入穴11と回動固定
用ねじ10との間には間隙があるので、第1の連結部材
4は回動固定用ねじ10を支軸に自由に角度を変化させ
ることができるのである。
【0012】両嵌合受け部8,9の連結角度を決定した
後、さらに回動固定用ねじ10を回転させ押し込むと、
ねじ頭13が、挿入穴11の挿入口12内面に押しつけ
られ、第1の連結部材4と第2の連結部材5とは固定さ
れるのである。
後、さらに回動固定用ねじ10を回転させ押し込むと、
ねじ頭13が、挿入穴11の挿入口12内面に押しつけ
られ、第1の連結部材4と第2の連結部材5とは固定さ
れるのである。
【0013】
【発明の効果】本発明は如上のように構成されるため手
摺部材を連続して連結する継ぎ手において、手摺部材の
連結角度に自在に対応でき、かつ、構造が簡単で手摺取
り付け時においても作業が簡単な連続手摺用自在継ぎ手
となった。
摺部材を連続して連結する継ぎ手において、手摺部材の
連結角度に自在に対応でき、かつ、構造が簡単で手摺取
り付け時においても作業が簡単な連続手摺用自在継ぎ手
となった。
【0014 】さらに、本発明は切断した略半球形状の
連結部材を切断面を当接させて使用するものであるた
め、手摺利用者が手で接する部分の表面が丸くなってお
り、安全な連続手摺用自在継ぎ手となった。
連結部材を切断面を当接させて使用するものであるた
め、手摺利用者が手で接する部分の表面が丸くなってお
り、安全な連続手摺用自在継ぎ手となった。
【図1】本発明に係る自在継ぎ手の正面説明図
【図2】自在継ぎ手の断面図
【図3】本発明の角度調節を示す説明図
【図4】本発明を利用した手摺の説明図
1,2.......手摺部材 3.........自在継ぎ手 4,5.......連結部材 6,7.......切断面 8,9.......嵌合受け部 10........回動固定用ねじ 11,14.....挿入穴 12........挿入口 13........ねじ頭
Claims (2)
- 【請求項1】2つの手摺部材を連続して連結する自在継
ぎ手において、切断した略半球形状の連結部材を切断面
を当接させて使用する自在継ぎ手とし、連結部材の外周
に切断面に対し手摺部材差込方向が傾きを有する嵌合受
け部を形成し、一方の連結部材の中心軸から、他方の連
結部材の中心軸に向かって回動固定用ねじを挿入固定す
る挿入穴を形成し、挿入側の連結部材の挿入穴が回動固
定用ねじとの間に間隙が生じる大きさで、かつ挿入口が
回動固定用ねじのねじ頭より小径に形成され、該挿入穴
より他方の連結部材に回動固定用ねじを挿入し両嵌合部
の角度を調節した後固定することを特徴とする連続手摺
用自在継ぎ手。 - 【請求項2】切断面に対する嵌合受け部の傾きが約13
5度である請求項1記載の連続手摺用自在継ぎ手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000110711A JP2001295442A (ja) | 2000-04-12 | 2000-04-12 | 連続手摺用自在継ぎ手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000110711A JP2001295442A (ja) | 2000-04-12 | 2000-04-12 | 連続手摺用自在継ぎ手 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003002158U Continuation JP3097274U6 (ja) | 2003-04-18 | 連続手摺用自在継ぎ手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001295442A true JP2001295442A (ja) | 2001-10-26 |
Family
ID=18623178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000110711A Pending JP2001295442A (ja) | 2000-04-12 | 2000-04-12 | 連続手摺用自在継ぎ手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001295442A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008180067A (ja) * | 2006-08-22 | 2008-08-07 | Nakazawa Chuzo Hanbai Kk | 手摺のエンドキャップおよび手摺の連接構造並びに連結構造 |
JP2010048006A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Asahi Woodtec Corp | 手摺の連結構造 |
-
2000
- 2000-04-12 JP JP2000110711A patent/JP2001295442A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008180067A (ja) * | 2006-08-22 | 2008-08-07 | Nakazawa Chuzo Hanbai Kk | 手摺のエンドキャップおよび手摺の連接構造並びに連結構造 |
JP2010048006A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Asahi Woodtec Corp | 手摺の連結構造 |
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