JP2001293500A - 糞尿分離方法及びその装置 - Google Patents
糞尿分離方法及びその装置Info
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- JP2001293500A JP2001293500A JP2000112153A JP2000112153A JP2001293500A JP 2001293500 A JP2001293500 A JP 2001293500A JP 2000112153 A JP2000112153 A JP 2000112153A JP 2000112153 A JP2000112153 A JP 2000112153A JP 2001293500 A JP2001293500 A JP 2001293500A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 濃厚な糞尿液であっても希釈することなく良
好に固液分離でき、また微細な固形分も分離回収でき、
且つ糞尿液の性状に関係なく使用でき、分離後の液体分
及び固形分の処理方法に応じて最適な状態で固液分離を
行うことができ、しかも装置もコンパクトに構成できる
糞尿分離装置を得る。 【解決手段】 スクリーン２１の上に糞尿を供給して固
液分離を行うスクリーン式糞尿分離機２の糞尿供給側と
固形物排出側にスクリュープレス式糞尿分離機１、３を
一体に設け、スクリーン式糞尿分離機の前後でスクリュ
ープレス式糞尿分離機で前分離及び後分離を行う。スク
リーン式糞尿分離機２は、前記スクリーンの上面に供給
された糞尿液を下方から上方にスクレーパー２４により
スクリーン上面を搬送し、搬送物の固液分離及び水切り
を行う。
好に固液分離でき、また微細な固形分も分離回収でき、
且つ糞尿液の性状に関係なく使用でき、分離後の液体分
及び固形分の処理方法に応じて最適な状態で固液分離を
行うことができ、しかも装置もコンパクトに構成できる
糞尿分離装置を得る。 【解決手段】 スクリーン２１の上に糞尿を供給して固
液分離を行うスクリーン式糞尿分離機２の糞尿供給側と
固形物排出側にスクリュープレス式糞尿分離機１、３を
一体に設け、スクリーン式糞尿分離機の前後でスクリュ
ープレス式糞尿分離機で前分離及び後分離を行う。スク
リーン式糞尿分離機２は、前記スクリーンの上面に供給
された糞尿液を下方から上方にスクレーパー２４により
スクリーン上面を搬送し、搬送物の固液分離及び水切り
を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、豚舎や牛舎等の畜
舍から排泄される糞尿汚水を固液分離する糞尿分離方法
及びその装置に関する。
舍から排泄される糞尿汚水を固液分離する糞尿分離方法
及びその装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、家畜の糞尿を固液分離する糞尿分
離装置は、種々の形式のものが知られており、大別する
と豚舎用としては振動篩式、傾斜スクリーン式、ベルト
スクリーン式、ドラムスクリーン式等の篩式分離機が一
般的に用いられている。また、牛舎用としては多板式、
ローラプレス式、スクリュープレス式等の圧搾式分離機
が用いられている。しかしながら、篩式分離機の場合、
金網が豚の毛等で目詰まりを起こし易いため、それを防
ぐために糞尿を水で希釈した希釈糞尿汚水を供給するの
が一般的である。そのため、汚水量が増大する問題点が
ある。さらに、スクリーンに付着した糞尿がバクテリヤ
で糊状となり易く、糊状となると糞尿はスクリーンから
滑り落ち、スクリーンが固液分離機能を果たさなくなっ
てしまう。そのため、スクリーンの洗浄等を頻繁に行う
必要があり、メンテナンスが面倒である等の欠点があ
る。
離装置は、種々の形式のものが知られており、大別する
と豚舎用としては振動篩式、傾斜スクリーン式、ベルト
スクリーン式、ドラムスクリーン式等の篩式分離機が一
般的に用いられている。また、牛舎用としては多板式、
ローラプレス式、スクリュープレス式等の圧搾式分離機
が用いられている。しかしながら、篩式分離機の場合、
金網が豚の毛等で目詰まりを起こし易いため、それを防
ぐために糞尿を水で希釈した希釈糞尿汚水を供給するの
が一般的である。そのため、汚水量が増大する問題点が
ある。さらに、スクリーンに付着した糞尿がバクテリヤ
で糊状となり易く、糊状となると糞尿はスクリーンから
滑り落ち、スクリーンが固液分離機能を果たさなくなっ
てしまう。そのため、スクリーンの洗浄等を頻繁に行う
必要があり、メンテナンスが面倒である等の欠点があ
る。
【０００３】また、スクリュープレス式の場合は、固形
分の含水率を低く押さえて分離できる利点があるが、反
面分離対象物に圧力を加えて圧搾するので、微細な固形
物が分離回収できない欠点がある。従来、家畜の糞尿処
理装置としてその用途に応じて何れかの固液分離方式が
採用されているが、それぞれの利点と欠点を有し、濃厚
な糞尿液であっても希釈することなく良好に固液分離で
き、また微細な固形分も分離回収でき、且つ糞尿液の性
状に関係なく使用でき、分離後の液体分及び固形分の処
理方法に応じて最適な状態で固液分離を行う糞尿分離装
置は未だ提案されてない。
分の含水率を低く押さえて分離できる利点があるが、反
面分離対象物に圧力を加えて圧搾するので、微細な固形
物が分離回収できない欠点がある。従来、家畜の糞尿処
理装置としてその用途に応じて何れかの固液分離方式が
採用されているが、それぞれの利点と欠点を有し、濃厚
な糞尿液であっても希釈することなく良好に固液分離で
き、また微細な固形分も分離回収でき、且つ糞尿液の性
状に関係なく使用でき、分離後の液体分及び固形分の処
理方法に応じて最適な状態で固液分離を行う糞尿分離装
置は未だ提案されてない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑み創案されたものであって、篩い式（スクリーン式）
及びスクリュープレス式の両者の利点を備え、濃厚な糞
尿液であっても希釈することなく良好に固液分離でき、
また微細な固形分も分離回収でき、且つ糞尿液の性状に
関係なく使用でき、分離後の液体分及び固形分の処理方
法に応じて最適な状態で固液分離を行うことができ、し
かも処理装置もコンパクトに構成できる糞尿分離装置を
提供することを目的とする。
鑑み創案されたものであって、篩い式（スクリーン式）
及びスクリュープレス式の両者の利点を備え、濃厚な糞
尿液であっても希釈することなく良好に固液分離でき、
また微細な固形分も分離回収でき、且つ糞尿液の性状に
関係なく使用でき、分離後の液体分及び固形分の処理方
法に応じて最適な状態で固液分離を行うことができ、し
かも処理装置もコンパクトに構成できる糞尿分離装置を
提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決する本
発明の糞尿分離方法は、スクリーン式固液分離機で糞尿
分離する前に、前分離としてスクリュープレス式糞尿分
離機で固形物を分離する前分離を行い、搾汁液のみを前
記スクリーン式固液分離機でさらに糞尿分離を行い、前
記スクリーン式固液分離機から排出される固形分をさら
にスクリュープレス式糞尿分離機で固液分離する後分離
を行うことを特徴とする。
発明の糞尿分離方法は、スクリーン式固液分離機で糞尿
分離する前に、前分離としてスクリュープレス式糞尿分
離機で固形物を分離する前分離を行い、搾汁液のみを前
記スクリーン式固液分離機でさらに糞尿分離を行い、前
記スクリーン式固液分離機から排出される固形分をさら
にスクリュープレス式糞尿分離機で固液分離する後分離
を行うことを特徴とする。
【０００６】そして、上記糞尿分離方法を達成する本発
明の糞尿分離装置は、スクリーンの上に糞尿を供給して
固液分離を行うスクリーン式糞尿分離機の糞尿供給側と
固形物排出側にスクリュープレス式糞尿分離機を設け、
前記スクリーン式糞尿分離機は、前記スクリーンの上面
に供給された糞尿液を下方から上方にスクレーパーによ
りスクリーン上面を搬送し、搬送物の固液分離及び水切
りを行うことを特徴とするものである。
明の糞尿分離装置は、スクリーンの上に糞尿を供給して
固液分離を行うスクリーン式糞尿分離機の糞尿供給側と
固形物排出側にスクリュープレス式糞尿分離機を設け、
前記スクリーン式糞尿分離機は、前記スクリーンの上面
に供給された糞尿液を下方から上方にスクレーパーによ
りスクリーン上面を搬送し、搬送物の固液分離及び水切
りを行うことを特徴とするものである。
【０００７】前記スクリーン式糞尿分離機と、糞尿供給
側のスクリュープレス式糞尿分離機及び固形物排出側に
スクリュープレス式糞尿分離機を一体に設けることによ
って、コンパクトに構成することができ望ましい。ま
た、スクリュープレス式糞尿分離機は、スクリューケー
シングの下流端部近傍の内壁が搾出汚水が透過できるパ
ンチングメタル壁で形成され、その外周部に円筒の搾出
汚水回収槽となっていることにより、従来のスクリュー
プレス式糞尿分離機に比べて非常にコンパクトに構成で
きて望ましい。さらに、前記スクリーン式糞尿分離機の
スクリーンは、樋状の本体ケーシングの床面と間隔を於
いて支持された網目の粗いスクリーン支持ネットの上面
に、巻き取り可能に支持することによって、固液分離の
処理方法に応じて網目の違うスクリーンと簡単に交換す
ることができ、メンテナンスも容易である。
側のスクリュープレス式糞尿分離機及び固形物排出側に
スクリュープレス式糞尿分離機を一体に設けることによ
って、コンパクトに構成することができ望ましい。ま
た、スクリュープレス式糞尿分離機は、スクリューケー
シングの下流端部近傍の内壁が搾出汚水が透過できるパ
ンチングメタル壁で形成され、その外周部に円筒の搾出
汚水回収槽となっていることにより、従来のスクリュー
プレス式糞尿分離機に比べて非常にコンパクトに構成で
きて望ましい。さらに、前記スクリーン式糞尿分離機の
スクリーンは、樋状の本体ケーシングの床面と間隔を於
いて支持された網目の粗いスクリーン支持ネットの上面
に、巻き取り可能に支持することによって、固液分離の
処理方法に応じて網目の違うスクリーンと簡単に交換す
ることができ、メンテナンスも容易である。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を詳細に
説明する。図面は、本発明の実施形態に係る糞尿分離装
置を示している。本実施形態に係る糞尿分離装置は、ス
クリーン式糞尿分離機での固液分離の前後において、そ
の前後に一体に設けられたスクリュープレス式糞尿分離
機で前分離及び後分離を行うようになっている。即ち、
固液分離を３段階で順次行うことができるようになって
おり、第１段階と第３段階の分離はスクリュープレス式
糞尿分離機１、３、第２段階の分離はスクリーン式糞尿
分離機２でそれぞれ構成され、それらの糞尿分離機が順
に連接されている。本実施形態では、図１に明示するよ
うに、スクリーン式糞尿分離機２が上流側から下流側に
上昇傾斜するように形成され、その上流側端部フレーム
に前記第１段階のスクリュープレス式糞尿分離機１が固
定され、且つ下流側端部フレームに第３段階のスクリュ
ープレス式糞尿分離機３が固定され、全体が一体化して
コンパクトに構成されている。
説明する。図面は、本発明の実施形態に係る糞尿分離装
置を示している。本実施形態に係る糞尿分離装置は、ス
クリーン式糞尿分離機での固液分離の前後において、そ
の前後に一体に設けられたスクリュープレス式糞尿分離
機で前分離及び後分離を行うようになっている。即ち、
固液分離を３段階で順次行うことができるようになって
おり、第１段階と第３段階の分離はスクリュープレス式
糞尿分離機１、３、第２段階の分離はスクリーン式糞尿
分離機２でそれぞれ構成され、それらの糞尿分離機が順
に連接されている。本実施形態では、図１に明示するよ
うに、スクリーン式糞尿分離機２が上流側から下流側に
上昇傾斜するように形成され、その上流側端部フレーム
に前記第１段階のスクリュープレス式糞尿分離機１が固
定され、且つ下流側端部フレームに第３段階のスクリュ
ープレス式糞尿分離機３が固定され、全体が一体化して
コンパクトに構成されている。
【０００９】第１段階（即ち、前分離）のスクリュープ
レス式糞尿分離機１は、糞尿供給側に設けられ、スクリ
ューケーシング４の上流側上部に糞尿汚水供給口５を有
し、該スクリューケーシングの内部にスクリュー６（図
３）が設けられ、その回転駆動軸が図に於いてスクリュ
ーケーシング４の左側に固定されたモータ７により送り
方向に回転駆動される。スクリューケーシング４の下流
端部近傍は、内壁が搾出汚水が透過できるパンチングメ
タル壁８で形成され、その外周部に円筒の搾出汚水回収
槽９が設けられている。それにより、スクリューケーシ
ング内でスクリューと後述する開閉弁の相互作用により
圧搾される圧搾汚水液は、パンチングメタル壁８を通過
して搾出汚水回収槽９に流出し、搾出汚水パイプ１０を
介して、次工程のスクリーン式糞尿分離機２に供給され
るようになっている。
レス式糞尿分離機１は、糞尿供給側に設けられ、スクリ
ューケーシング４の上流側上部に糞尿汚水供給口５を有
し、該スクリューケーシングの内部にスクリュー６（図
３）が設けられ、その回転駆動軸が図に於いてスクリュ
ーケーシング４の左側に固定されたモータ７により送り
方向に回転駆動される。スクリューケーシング４の下流
端部近傍は、内壁が搾出汚水が透過できるパンチングメ
タル壁８で形成され、その外周部に円筒の搾出汚水回収
槽９が設けられている。それにより、スクリューケーシ
ング内でスクリューと後述する開閉弁の相互作用により
圧搾される圧搾汚水液は、パンチングメタル壁８を通過
して搾出汚水回収槽９に流出し、搾出汚水パイプ１０を
介して、次工程のスクリーン式糞尿分離機２に供給され
るようになっている。
【００１０】そして、ケーシング４の下流端、即ちパン
チングメタル壁の下流端は、開口して圧搾滓である固形
物を排出する固形物吐出口１１となっている。該固形物
吐出口１１には、錘１３により開閉力を調整することが
できる開閉弁１２が開閉可能に設けられている。錘１３
は、開閉弁１２から突出して設けられた螺子杆１４に着
脱自在且つ位置調節可能に設けられており、該錘の重量
又は螺子杆１４への固定位置を調節することによって、
吐出圧を自在に調節することができる。それにより、ス
クリューにより圧搾される固形物の含水率を任意に調節
できる。
チングメタル壁の下流端は、開口して圧搾滓である固形
物を排出する固形物吐出口１１となっている。該固形物
吐出口１１には、錘１３により開閉力を調整することが
できる開閉弁１２が開閉可能に設けられている。錘１３
は、開閉弁１２から突出して設けられた螺子杆１４に着
脱自在且つ位置調節可能に設けられており、該錘の重量
又は螺子杆１４への固定位置を調節することによって、
吐出圧を自在に調節することができる。それにより、ス
クリューにより圧搾される固形物の含水率を任意に調節
できる。
【００１１】スクリーン式固液分離機２は、下流側に向
かって上昇する傾斜樋状のケーシング本体２０を有し、
該ケーシング本体内にステンレス製のスクリーン２１が
ケーシングの本体の床面２２と一定間隔の隙間を有して
配置されている。そして、汚水分離用スクリーン２１面
の上方には、無端チェーン２３に汚水分離用スクリーン
２１面を掻くようにスクレーパー２４を一定間隔で配置
したスクレーパーコンベヤ２５が設けられ、モータ２６
により上昇傾斜するスクリーン上の糞尿を押し上げ搬送
する。
かって上昇する傾斜樋状のケーシング本体２０を有し、
該ケーシング本体内にステンレス製のスクリーン２１が
ケーシングの本体の床面２２と一定間隔の隙間を有して
配置されている。そして、汚水分離用スクリーン２１面
の上方には、無端チェーン２３に汚水分離用スクリーン
２１面を掻くようにスクレーパー２４を一定間隔で配置
したスクレーパーコンベヤ２５が設けられ、モータ２６
により上昇傾斜するスクリーン上の糞尿を押し上げ搬送
する。
【００１２】本実施形態では、前記スクリーン２１は、
固液分離の処理方法等に応じて分離する固形物の大きさ
の調節を可能にするために、あるいはメンテナンスを容
易にするために、網目の違うスクリーンや新しいスクリ
ーンと簡単に交換できるように着脱可能に支持されてお
り、その支持構造が図４及び図５に明示されている。本
体ケーシング２０は、その断面が図５に示されているよ
うに、スクリーン取付部が長手方向の両側部に沿って断
面コ字状に膨出している。該断面コ字状膨出部３４の内
部に長手方向に沿って配置された角パイプ材からなる縦
枠３５に、網目の粗いネットで構成されたスクリーン支
持ネット３６が固定されて、スクリーン支持体３７を構
成している。縦枠３５は、本体ケーシングの床面に設け
られた複数個の取付ボルト３８で上下調節可能に支持さ
れており、スクリーン支持体の上面にスクリーン２１を
広げ、且つ縦枠３５の上面に位置するスクリーンの両側
端に沿ってパッキン材３９を載せて取付ボルト３８を締
め付けると、前記パッキン材３９がコ字状膨出部の上部
壁に突き当たり、パッキン材３９と縦枠３５とでスクリ
ーンの両端部を挾持する。なお、図４において、４０は
スクリーン２１の巻心パイプであり、スクリーン支持体
３７の一方端に支持され、４１は交換するときにスクリ
ーンを巻き取る巻き取りパイプであり、スクリーン支持
体３７の他方端に支持されている。上記構造により、ス
クリーン交換時にスクリーンを巻き取って簡単に交換す
ることができる。
固液分離の処理方法等に応じて分離する固形物の大きさ
の調節を可能にするために、あるいはメンテナンスを容
易にするために、網目の違うスクリーンや新しいスクリ
ーンと簡単に交換できるように着脱可能に支持されてお
り、その支持構造が図４及び図５に明示されている。本
体ケーシング２０は、その断面が図５に示されているよ
うに、スクリーン取付部が長手方向の両側部に沿って断
面コ字状に膨出している。該断面コ字状膨出部３４の内
部に長手方向に沿って配置された角パイプ材からなる縦
枠３５に、網目の粗いネットで構成されたスクリーン支
持ネット３６が固定されて、スクリーン支持体３７を構
成している。縦枠３５は、本体ケーシングの床面に設け
られた複数個の取付ボルト３８で上下調節可能に支持さ
れており、スクリーン支持体の上面にスクリーン２１を
広げ、且つ縦枠３５の上面に位置するスクリーンの両側
端に沿ってパッキン材３９を載せて取付ボルト３８を締
め付けると、前記パッキン材３９がコ字状膨出部の上部
壁に突き当たり、パッキン材３９と縦枠３５とでスクリ
ーンの両端部を挾持する。なお、図４において、４０は
スクリーン２１の巻心パイプであり、スクリーン支持体
３７の一方端に支持され、４１は交換するときにスクリ
ーンを巻き取る巻き取りパイプであり、スクリーン支持
体３７の他方端に支持されている。上記構造により、ス
クリーン交換時にスクリーンを巻き取って簡単に交換す
ることができる。
【００１３】また、図１及び図２おいて、２７は本体ケ
ーシング２０の上流側上部に設けられた略三角形状の糞
尿汚水供給ケーシングであって、その上部に前記スクリ
ュープレス式糞尿分離機１が固定され、該スクリュープ
レス式糞尿分離機１に連結された搾出汚水パイプ１０の
下流端が、該糞尿汚水供給ケーシング２７に設けられた
糞尿汚水供給口２８にフランジ継ぎ手２９を介して連結
されている。なお、糞尿汚水供給ケーシング２７には糞
尿汚水供給口２８の外に別の糞尿汚水供給口３０が設け
られている。該糞尿汚水供給口３０は、スクリュープレ
ス式糞尿分離機１を介さずに、直接スクリーン式糞尿分
離機に糞尿汚水を供給する場合用に設けられたものであ
り、通常は閉塞されている。
ーシング２０の上流側上部に設けられた略三角形状の糞
尿汚水供給ケーシングであって、その上部に前記スクリ
ュープレス式糞尿分離機１が固定され、該スクリュープ
レス式糞尿分離機１に連結された搾出汚水パイプ１０の
下流端が、該糞尿汚水供給ケーシング２７に設けられた
糞尿汚水供給口２８にフランジ継ぎ手２９を介して連結
されている。なお、糞尿汚水供給ケーシング２７には糞
尿汚水供給口２８の外に別の糞尿汚水供給口３０が設け
られている。該糞尿汚水供給口３０は、スクリュープレ
ス式糞尿分離機１を介さずに、直接スクリーン式糞尿分
離機に糞尿汚水を供給する場合用に設けられたものであ
り、通常は閉塞されている。
【００１４】本体ケーシング下流端部は、スクリーン２
１の上端部を超えて延びており、スクリーン２１の上端
部が面する下方は開口して、糞尿汚水から分離された固
体分を排出する固体分排出口３１となっている。該固体
分排出口に、図３に明示するように、第３段階のスクリ
ュープレス式糞尿分離機３が設けられている。該スクリ
ュープレス式糞尿分離機３は、スクリューケーシングに
設けられた糞尿水供給口の形状が前記スクリーン式糞尿
分離機２の固体分排出口３１の形状に合わせて形成され
ている以外は、前記スクリュープレス式糞尿分離機１と
同様な構造であるので、同一部分には同一符号を付し、
詳細な説明は省略する。なお、図中３３はスクリーン２
１で固体分から分離されて床面２２上に流下した汚水を
集めて排出する汚水排出口である。また、３２は、本体
ケーシング２０の上面に設けられた、保守用扉であり、
内部のスクレーパーコンベヤやスクリーンの保守点検や
清掃をするときに開くことができるようになっている。
１の上端部を超えて延びており、スクリーン２１の上端
部が面する下方は開口して、糞尿汚水から分離された固
体分を排出する固体分排出口３１となっている。該固体
分排出口に、図３に明示するように、第３段階のスクリ
ュープレス式糞尿分離機３が設けられている。該スクリ
ュープレス式糞尿分離機３は、スクリューケーシングに
設けられた糞尿水供給口の形状が前記スクリーン式糞尿
分離機２の固体分排出口３１の形状に合わせて形成され
ている以外は、前記スクリュープレス式糞尿分離機１と
同様な構造であるので、同一部分には同一符号を付し、
詳細な説明は省略する。なお、図中３３はスクリーン２
１で固体分から分離されて床面２２上に流下した汚水を
集めて排出する汚水排出口である。また、３２は、本体
ケーシング２０の上面に設けられた、保守用扉であり、
内部のスクレーパーコンベヤやスクリーンの保守点検や
清掃をするときに開くことができるようになっている。
【００１５】本実施形態の糞尿分離機は以上のように構
成され、つぎのようにして糞尿分離が行われる。畜舍か
ら排出された糞尿が混在する汚水を第１の固液分離機１
の汚水供給口５に供給することによって、汚水はスクリ
ュープレス式固液分離機のスクリューによって前方に圧
送される。スクリューケーシング４の下流端には、錘１
３によって所定の荷重が付加された開閉弁１２が設けら
れているので、スクリューによって圧送される糞尿は開
閉弁の閉止力以上の押圧力が付与されるまで堰き止めら
れ、押圧力が開閉弁の閉止力を超えると開閉弁が押し開
かれ、固形物が固形物吐出口１１より排出される。固形
物排出中も固形物排出位置に達する固形物には常時所定
の圧力が付加されるので、糞尿汚水は所定の圧力で圧搾
されることになる。従って、錘１３を調節することによ
って、糞尿汚水の圧搾力、換言すれば固体分の含水率を
任意に調節することができる。分離された汚水は、パン
チングメタル壁８の位置で搾出汚水回収槽９に流出す
る。また、固形分は固形物吐出口１１から排出され、図
示していないが別に回収され堆肥等、適宜の処理がなさ
れる。
成され、つぎのようにして糞尿分離が行われる。畜舍か
ら排出された糞尿が混在する汚水を第１の固液分離機１
の汚水供給口５に供給することによって、汚水はスクリ
ュープレス式固液分離機のスクリューによって前方に圧
送される。スクリューケーシング４の下流端には、錘１
３によって所定の荷重が付加された開閉弁１２が設けら
れているので、スクリューによって圧送される糞尿は開
閉弁の閉止力以上の押圧力が付与されるまで堰き止めら
れ、押圧力が開閉弁の閉止力を超えると開閉弁が押し開
かれ、固形物が固形物吐出口１１より排出される。固形
物排出中も固形物排出位置に達する固形物には常時所定
の圧力が付加されるので、糞尿汚水は所定の圧力で圧搾
されることになる。従って、錘１３を調節することによ
って、糞尿汚水の圧搾力、換言すれば固体分の含水率を
任意に調節することができる。分離された汚水は、パン
チングメタル壁８の位置で搾出汚水回収槽９に流出す
る。また、固形分は固形物吐出口１１から排出され、図
示していないが別に回収され堆肥等、適宜の処理がなさ
れる。
【００１６】前分離として、スクリーン式固液分離機２
での固液分離の前にスクリュープレス式糞尿分離機１で
固形物の除去を行い、搾出汚水だけが、図１に示すよう
に、スクリーン式固液分離機２のスクリーン２１の上流
面上に自動的に流下供給される。スクリーン２１上に流
下した搾出汚水は、ステンレス製のスクリーン上面をス
クレーパー２４で下方から上方に搬送され、搬送中にさ
らに糞尿汚水分離及び水切りがなされる。分離された汚
水は、床面を流下して汚水排出口３３から外部に流出し
てタンク等に回収される。また、固体分は、スクリーン
２１の上端から落下して、固体分排出口３１を通って第
３段階の固液分離であるスクリュープレス式糞尿分離機
３に供給される。
での固液分離の前にスクリュープレス式糞尿分離機１で
固形物の除去を行い、搾出汚水だけが、図１に示すよう
に、スクリーン式固液分離機２のスクリーン２１の上流
面上に自動的に流下供給される。スクリーン２１上に流
下した搾出汚水は、ステンレス製のスクリーン上面をス
クレーパー２４で下方から上方に搬送され、搬送中にさ
らに糞尿汚水分離及び水切りがなされる。分離された汚
水は、床面を流下して汚水排出口３３から外部に流出し
てタンク等に回収される。また、固体分は、スクリーン
２１の上端から落下して、固体分排出口３１を通って第
３段階の固液分離であるスクリュープレス式糞尿分離機
３に供給される。
【００１７】第３段階のスクリュープレス式糞尿分離機
３では、第２段階のスクリーン式固液分離機２から排出
された固体分をさらに前記第１の分離機と同様な原理で
糞尿分離が行われる。
３では、第２段階のスクリーン式固液分離機２から排出
された固体分をさらに前記第１の分離機と同様な原理で
糞尿分離が行われる。
【００１８】以上のように、本実施形態では、スクリー
ン式固液分離機２で糞尿分離する前に、前分離としてス
クリュープレス式糞尿分離機１で第１分離を行い、さら
にスクリーン式固液分離機２で糞尿分離後に、排出され
た固形分をさらに後分離としてスクリュープレス式糞尿
分離機３で第３の固液分離を行っている。そのため、ス
クリーン式糞尿分離機での糞尿分離は、該スクリーン式
糞尿分離機に供給される前にスクリュープレス式糞尿分
離機で固形分の除去を行い搾汁だけをスクリーン式糞尿
分離機に供給できるので、従来の供給糞尿液を希釈して
供給するのと同様の効果が得られ、スクリーンの目詰ま
り防止となる。従って、希釈水を添加する必要がないの
で、直接スクリーンに糞尿を供給する場合と比べて、汚
水量を増やさなくてすみ、経済的であると共に処理設備
の小型化を図ることができる。また、スクリーン上に供
給される前に、前分離で砂や針金、家畜の毛、ワラ屑等
の粗粒固形物が除去できるので、スクリーンの保護にも
なる。なお、供給糞尿中の固形物が少ない、即ち希釈状
態となっている場合には、前分離を行わずに直接スクリ
ーン式糞尿分離機に供給して使用することも可能であ
る。
ン式固液分離機２で糞尿分離する前に、前分離としてス
クリュープレス式糞尿分離機１で第１分離を行い、さら
にスクリーン式固液分離機２で糞尿分離後に、排出され
た固形分をさらに後分離としてスクリュープレス式糞尿
分離機３で第３の固液分離を行っている。そのため、ス
クリーン式糞尿分離機での糞尿分離は、該スクリーン式
糞尿分離機に供給される前にスクリュープレス式糞尿分
離機で固形分の除去を行い搾汁だけをスクリーン式糞尿
分離機に供給できるので、従来の供給糞尿液を希釈して
供給するのと同様の効果が得られ、スクリーンの目詰ま
り防止となる。従って、希釈水を添加する必要がないの
で、直接スクリーンに糞尿を供給する場合と比べて、汚
水量を増やさなくてすみ、経済的であると共に処理設備
の小型化を図ることができる。また、スクリーン上に供
給される前に、前分離で砂や針金、家畜の毛、ワラ屑等
の粗粒固形物が除去できるので、スクリーンの保護にも
なる。なお、供給糞尿中の固形物が少ない、即ち希釈状
態となっている場合には、前分離を行わずに直接スクリ
ーン式糞尿分離機に供給して使用することも可能であ
る。
【００１９】また、中間では、スクリーン式糞尿分離機
によって固形分離を行っているので、微細な固形物も分
離回収できる。即ち、篩い分離方式は、分離対象物に不
要な圧力、負荷を加えない自然濾過方式なので分離固形
物の含水率は高くなるが、固形物の回収率が良く、微細
な固形物まで分離回収することが可能である。しかも、
本実施形態では、被分離物を下から上にスクレーパーで
搬送するので、水切り効果が高く糞尿分離効果が高い。
さらに、篩いがステンレス製であるので、錆びることが
なく、メンテナンスが容易である。
によって固形分離を行っているので、微細な固形物も分
離回収できる。即ち、篩い分離方式は、分離対象物に不
要な圧力、負荷を加えない自然濾過方式なので分離固形
物の含水率は高くなるが、固形物の回収率が良く、微細
な固形物まで分離回収することが可能である。しかも、
本実施形態では、被分離物を下から上にスクレーパーで
搬送するので、水切り効果が高く糞尿分離効果が高い。
さらに、篩いがステンレス製であるので、錆びることが
なく、メンテナンスが容易である。
【００２０】さらに、スクリーン式糞尿分離機での糞尿
分離後スクリュープレス式糞尿分離機による後分離を行
っているので、スクリーン式糞尿分離機により分離され
た固形物は、糞尿液の状態で圧搾されるのとは違い微細
固形物と粗い固形物が混合状態なので、圧搾されても微
細固形物が搾汁と一緒に流出することが少なく固形物の
回収率が良くなる。また、本実施形態のスクリュープレ
ス式糞尿分離機は、開閉弁を抑える力を錘により簡単に
調節することができるので、糞尿分離後のそれぞれの処
理方法に応じて最適なように固形物の含水率を調節する
ことができる。
分離後スクリュープレス式糞尿分離機による後分離を行
っているので、スクリーン式糞尿分離機により分離され
た固形物は、糞尿液の状態で圧搾されるのとは違い微細
固形物と粗い固形物が混合状態なので、圧搾されても微
細固形物が搾汁と一緒に流出することが少なく固形物の
回収率が良くなる。また、本実施形態のスクリュープレ
ス式糞尿分離機は、開閉弁を抑える力を錘により簡単に
調節することができるので、糞尿分離後のそれぞれの処
理方法に応じて最適なように固形物の含水率を調節する
ことができる。
【００２１】例えば、搾汁液を活性汚泥処理する場合
は、処理装置の負担を少なくするために固形物の含水率
が高くなっても搾汁液が少なくなるように開閉弁の押さ
えを弱くしたり、開閉弁を開放したりして分離固形物に
圧力がかからないようにする。また、搾汁液を液状肥料
として利用する場合は、搾汁液が多くなるように開閉弁
の押さえを強くして強い圧力で搾るようにする。さら
に、分離固形物を堆肥化する場には、発酵に最適な水分
が確保できるように含水率が６０〜７０％になるように
調節すれば、そのまま堆肥化が可能である。
は、処理装置の負担を少なくするために固形物の含水率
が高くなっても搾汁液が少なくなるように開閉弁の押さ
えを弱くしたり、開閉弁を開放したりして分離固形物に
圧力がかからないようにする。また、搾汁液を液状肥料
として利用する場合は、搾汁液が多くなるように開閉弁
の押さえを強くして強い圧力で搾るようにする。さら
に、分離固形物を堆肥化する場には、発酵に最適な水分
が確保できるように含水率が６０〜７０％になるように
調節すれば、そのまま堆肥化が可能である。
【００２２】以上本発明の一実施形態を示したが、本発
明の糞尿分離装置はそれに限るものでなく、その技術的
思想の範囲内で種々の設計変更が可能である。例えば、
スクリーンの支持構造は必ずしもスクリーン支持ネット
を設ける必要はなく、スクリーン自体を直接枠体で支持
するようにしても良い。
明の糞尿分離装置はそれに限るものでなく、その技術的
思想の範囲内で種々の設計変更が可能である。例えば、
スクリーンの支持構造は必ずしもスクリーン支持ネット
を設ける必要はなく、スクリーン自体を直接枠体で支持
するようにしても良い。
【００２３】
【発明の効果】以上のように、本発明の糞尿分離方法及
び装置によれば、濃厚な糞尿液であっても希釈すること
なく良好に固液分離できるので、汚水量を増やすことが
ない。また微細な固形分も分離回収でき、且つ糞尿液の
性状に関係なく使用でき、分離後の液体分及び固形分の
処理方法に応じて最適な状態で固液分離を行うことがで
き、しかも処理装置もコンパクトに構成できる等格別の
効果を奏する。また、請求項４の構成によれば、固液分
離の処理方法に応じて網目の違うスクリーンと簡単に交
換することができ、メンテナンスも容易である。
び装置によれば、濃厚な糞尿液であっても希釈すること
なく良好に固液分離できるので、汚水量を増やすことが
ない。また微細な固形分も分離回収でき、且つ糞尿液の
性状に関係なく使用でき、分離後の液体分及び固形分の
処理方法に応じて最適な状態で固液分離を行うことがで
き、しかも処理装置もコンパクトに構成できる等格別の
効果を奏する。また、請求項４の構成によれば、固液分
離の処理方法に応じて網目の違うスクリーンと簡単に交
換することができ、メンテナンスも容易である。
【図１】本発明の実施形態に係る糞尿分離装置の正面図
である。
である。
【図２】図１の左側面図である。
【図３】図１の右側面図である。
【図４】スクリーン式糞尿分離機のスクリーン部の平面
図である。
図である。
【図５】図１のＡ−Ａ断面における要部拡大図である。
１、３ スクリュープレス式糞尿分離機 ２ スクリ
ーン式糞尿分離機 ４ スクリューケーシング ４ スクリ
ューケーシング ５ 糞尿汚水供給口 ６ スクリ
ュー ７ モータ ８ パンチ
ングメタル壁 ９ 搾出汚水回収槽 １１ 固形物
吐出口 １２ 開閉弁 １３ 錘 ２０ ケーシング本体 ２１ スク
リーン ２５ スクレーパーコンベヤ ２７ 糞尿
汚水供給ケーシング ２８、３０ 糞尿汚水供給口 ３１ 固体
分排出口 ３６ スクリーン支持ネット ３９ パッ
キン材
ーン式糞尿分離機 ４ スクリューケーシング ４ スクリ
ューケーシング ５ 糞尿汚水供給口 ６ スクリ
ュー ７ モータ ８ パンチ
ングメタル壁 ９ 搾出汚水回収槽 １１ 固形物
吐出口 １２ 開閉弁 １３ 錘 ２０ ケーシング本体 ２１ スク
リーン ２５ スクレーパーコンベヤ ２７ 糞尿
汚水供給ケーシング ２８、３０ 糞尿汚水供給口 ３１ 固体
分排出口 ３６ スクリーン支持ネット ３９ パッ
キン材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ０１Ｄ 36/02 Ｂ０１Ｄ 29/04 ５１０Ｃ ５２０Ｄ ５３０Ｄ 29/30 ５０１
Claims (4)
- 【請求項１】 スクリーン式固液分離機で糞尿分離する
前に、前分離としてスクリュープレス式糞尿分離機で固
形物を分離する前分離を行い、搾汁液のみを前記スクリ
ーン式固液分離機でさらに糞尿分離を行い、前記スクリ
ーン式固液分離機から排出される固形分をさらにスクリ
ュープレス式糞尿分離機で固液分離する後分離を行うこ
とを特徴とする糞尿分離方法。 - 【請求項２】 スクリーンの上に糞尿を供給して固液分
離を行うスクリーン式糞尿分離機の糞尿供給側と固形物
排出側にスクリュープレス式固液分離機を設け、前記ス
クリーン式糞尿分離機は、前記スクリーンの上面に供給
された糞尿液を下方から上方にスクレーパーによりスク
リーン上面を搬送し、搬送物の固液分離及び水切りを行
うことを特徴とする糞尿分離装置。 - 【請求項３】 前記スクリーン式糞尿分離機と、糞尿供
給側のスクリュープレス式糞尿分離機及び固形物排出側
にスクリュープレス式糞尿分離機が一体に設けられてい
る請求項２記載の糞尿分離装置。 - 【請求項４】 前記スクリーン式糞尿分離機のスクリー
ンは、樋状の本体ケーシングの床面と間隔を於いて支持
された網目の粗いスクリーン支持ネットの上面に、巻き
取り可能に支持されている請求項２又は３記載の糞尿分
離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000112153A JP2001293500A (ja) | 2000-04-13 | 2000-04-13 | 糞尿分離方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000112153A JP2001293500A (ja) | 2000-04-13 | 2000-04-13 | 糞尿分離方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001293500A true JP2001293500A (ja) | 2001-10-23 |
Family
ID=18624369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000112153A Withdrawn JP2001293500A (ja) | 2000-04-13 | 2000-04-13 | 糞尿分離方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001293500A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103230688A (zh) * | 2013-05-09 | 2013-08-07 | 龙岩市顺添环保科技有限公司 | 移动式固液分离机 |
| CN104667607A (zh) * | 2014-02-21 | 2015-06-03 | 漳州联南强环保设备有限公司 | 一种振动式固液分离机 |
| CN107283898A (zh) * | 2017-07-20 | 2017-10-24 | 张家港市中南化工机械有限公司 | 一种螺旋挤压式固液分离机 |
| WO2018179569A1 (ja) * | 2017-03-30 | 2018-10-04 | メタウォーター株式会社 | スクリュー型分離装置及び排水処理システム |
| CN115715899A (zh) * | 2022-12-23 | 2023-02-28 | 定州市福源食品有限公司 | 一种生猪屠宰污水处理设备 |
-
2000
- 2000-04-13 JP JP2000112153A patent/JP2001293500A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103230688A (zh) * | 2013-05-09 | 2013-08-07 | 龙岩市顺添环保科技有限公司 | 移动式固液分离机 |
| CN103230688B (zh) * | 2013-05-09 | 2015-06-03 | 龙岩市顺添环保科技有限公司 | 移动式固液分离机 |
| CN104667607A (zh) * | 2014-02-21 | 2015-06-03 | 漳州联南强环保设备有限公司 | 一种振动式固液分离机 |
| WO2018179569A1 (ja) * | 2017-03-30 | 2018-10-04 | メタウォーター株式会社 | スクリュー型分離装置及び排水処理システム |
| JPWO2018179569A1 (ja) * | 2017-03-30 | 2020-02-06 | メタウォーター株式会社 | スクリュー型分離装置及び排水処理システム |
| JP7016859B2 (ja) | 2017-03-30 | 2022-02-07 | メタウォーター株式会社 | スクリュー型分離装置及び排水処理システム |
| US11655175B2 (en) | 2017-03-30 | 2023-05-23 | Metawater Co., Ltd. | Screw type separation device and wastewater treatment system |
| CN107283898A (zh) * | 2017-07-20 | 2017-10-24 | 张家港市中南化工机械有限公司 | 一种螺旋挤压式固液分离机 |
| CN115715899A (zh) * | 2022-12-23 | 2023-02-28 | 定州市福源食品有限公司 | 一种生猪屠宰污水处理设备 |
| CN115715899B (zh) * | 2022-12-23 | 2023-07-18 | 定州市福源食品有限公司 | 一种生猪屠宰污水处理设备 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070703 |