JP2001292878A - 卓上鏡 - Google Patents

卓上鏡

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JP2001292878A
JP2001292878A JP2000110252A JP2000110252A JP2001292878A JP 2001292878 A JP2001292878 A JP 2001292878A JP 2000110252 A JP2000110252 A JP 2000110252A JP 2000110252 A JP2000110252 A JP 2000110252A JP 2001292878 A JP2001292878 A JP 2001292878A
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JP
Japan
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mirror
insertion hole
shaft
sides
fitting
Prior art date
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Application number
JP2000110252A
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English (en)
Inventor
Masaharu Saka
雅晴 坂
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MERUSHII KK
Original Assignee
MERUSHII KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 台部と左右一対の支柱部と鏡とからなる卓上
鏡の部品数を最小に止めて組立易くするともに、部材相
互の嵌め合いを強固にし、かつ、不可逆的に抜け止めす
る 【構成】 台部1は上面の両側に沿って扁平で筒形の差
込み孔4を備え、左右一対の支柱部2は、差込み孔4に
対応させて扁平な脚部5を備えるとともに、脚部の下端
に、台部の内側に向けて突出する逆止爪6を設け、外側
面に下端を細く形成した楔形部7を設けて、差込み孔4
との嵌合状態において、逆止爪を差込み孔の内側の下縁
に掛止させ、その掛止状態を、楔形部と差込み孔とによ
る外側からの圧迫によって逆止状態に保持させて、支柱
部を抜け止めする。また、支柱部の上端に抜け止めピン
9を備えたヒンジ軸8を設け、鏡3の両側に切欠部10
付きの軸孔11を設け、両者の嵌合により、鏡の嵌め込
みを抜け止めするともに、使用傾斜角度を保持できるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、卓上鏡に関し、
支柱部と台部と鏡とからなる部材相互の嵌め込み状態を
逆止状に抜け止めすることによって、強固な組立状態を
保持できるようにしたことを特長とするものである。
【0002】
【従来の技術】台部と支柱部と鏡との3部材からなる卓
上鏡にあっては、部材相互の結合が容易にできて、か
つ、強固に結合することが従来から種々行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、一般的な卓上鏡
の部材間の結合方法としてはネジ止めがあるが、プラス
チックの成形体で構成されている場合には、ねじの使用
が困難で、部品点数が多くなるとともに、部材相互の嵌
合部が破損し易いという組立上、使用上の問題がある。
【0004】このようなことから本発明が解決しようと
する課題は、プラスチック製品でできたこれらの部材の
破損を回避しつつ組み立て易くすることにある。また、
強固な部材相互の結合ができるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、机面上に置かれる台部と、台部上面の両
側に立設される左右一対の支柱部と、両側を支柱部の上
端に軸受けされるとともに傾斜可能に保持される鏡を備
えた卓上鏡において、前記台部は、上面の両側に沿って
扁平で筒形の差込み孔を備え、前記支柱部は、上記差込
み孔に差し込まれる扁平な脚部を備えるとともに、脚部
の下端に、台部の内側に向けて突出する逆止爪を設け、
該脚部の外側面に、下端を細く形成した楔形部を設け
て、上記差込み孔との嵌合状態において、逆止爪を差込
み孔の内側の下縁に掛止させ、その掛止状態を、楔形部
と差込み孔とによる外側からの圧迫によって逆止状態に
保持させ、支柱部を抜け止めするようにしたことを特徴
とする卓上鏡を提供するものである。
【0006】上記のように構成した本発明卓上鏡は、ね
じを使わずに台部に対する支柱部の強固な立設ができ
る。すなわち、互いに扁平な台部の差込み孔と支柱部の
脚部が嵌合すると、図2に示すように、脚部の逆止爪が
差込み孔の内側の下縁に掛止されて抜け止めされる。こ
の抜け止め状態は、該脚部の外側面に下端を細く形成し
た楔形部が差込み孔に嵌入するのにつれて差込み孔の側
面との間に拡開を生ずる楔効果によって不可逆的に保持
される。
【0007】脚部の逆止爪の嵌入初期は、楔形部の厚さ
が薄いことによってきわめてスムーズにできるが、所定
の深さに嵌入するまでに楔効果が徐々に高まるので、最
終的には素材の有する弾性により逆止爪が孔の下端に達
した時点では背面側から圧迫され、差込み孔の下縁側に
弾発して掛止される状態となり、スムーズな組立と共
に、不可逆的で強固な結合が得られる。
【0008】次に請求項2の発明は、支柱部と鏡との結
合構造に係るもので、図1に示すように、支柱部は、上
端に、内側に向けて突出するヒンジ軸を設け、該軸の側
面の適宜位置に、軸線と直交する方向に小さく突出する
抜け止めピンを具えている。一方、鏡の両側には、ヒン
ジ軸と共に抜け止めピンを嵌合する切欠部付きの軸孔が
設けられている。
【0009】鏡は、組立に際して、図1の状態から18
0°回転させて直立している支柱部の間に位置させる
と、ヒンジ軸の側面の抜け止めピンに軸孔の切欠部を正
対させることができる。このとき若干支柱上端を外側に
開けば、軸と軸孔との嵌合が可能になる。そして、開い
ていた支柱部をもとに戻すと、抜け止めピンの位置が軸
孔の厚さと対応した位置に設けられていることにより、
軸孔の裏側の縁に該ピンを接しさせることができる。し
かる後に、鏡の回転を元に戻せば、軸孔の切り欠きの位
置とピンの位置とが食い違って、嵌め込み時の位置に鏡
を戻さない限り、ヒンジ軸から軸孔が脱出することはな
く、回転可能に保持される。さらに、ヒンジ軸の付け根
と、軸孔の裏側で縁と接する抜け止めピンは、軸孔を表
裏から挟圧する関係を持つので、該ピンと軸孔の裏側の
縁との間に形成される摩擦により、鏡の傾斜は所望の使
用傾斜角度に保持される。以上のようにして本発明は、
前記の課題を解決したものである。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面について説明す
る。図1は、実施例の分解斜視図、図2は、支柱部の取
付け状態と鏡の取付け状態を示す一部切欠拡大正面図、
図3は、支柱部の脚部と台部の差込み孔を示す一部切欠
分解正面図、図4は、実施例の組立状態を示す一部切欠
拡大側面図である。
【0011】同上図中、1は、机面上に置かれる台部、
2は、台部1の上面の両側に立設される左右一対の支柱
部、3は、両側を支柱部2の上端に軸受けされるととも
に傾斜可能に保持される鏡である。
【0012】図1および図2、3に示すように、台部1
は、上面の両側に沿って扁平で筒形の差込み孔4を備
え、支柱部2は、差込み孔4内に差し込まれる扁平な脚
部5を備えるとともに、脚部5の下端に、台部1の内側
(脚部5が互いに向かい合う側)に向けて突出する逆止
爪6を扁平な脚部5の手間側と向こう側との前後に設け
ている。また、該脚部5の外側面(逆止爪6の背面側)
には、下端を細く形成したリブ状の楔形部7を設けてい
る。
【0013】左右一対の支柱部2は、図1に示すよう
に、上端に、互いに内側に向けて突出するヒンジ軸8を
それぞれ設け、該軸8の側面の適宜位置(後述の軸孔1
1の深さに対応する位置)に、軸線と直交する方向に小
さく突出する抜け止めピン9を具えている。一方、鏡3
の両側には、ヒンジ軸8と共に抜け止めピン9を嵌合す
る切欠部10付きの軸孔11が設けられている。
【0014】分解状態で図1に示すように鏡面12を正
面側に表わしている鏡3は、組立に際して180°回転
すると軸孔11の背面側に具えた切欠部10が図示手前
側に突出している抜け止めピン9と正対するので、支柱
部2の上端を弾性的に外側に撓めて、一方の支柱部2の
ヒンジ軸8に軸孔11を嵌合させ、次いで他方の軸孔1
1とヒンジ軸8を嵌合させる。
【0015】次の組立操作として、鏡3を任意の角度例
えば180°戻すと、軸孔11の切欠部10が、抜け止
めピン9の位置から外れ、代わりに軸孔11の内側の縁
が抜け止めピン9と接することになって、ヒンジ軸8と
軸孔11とが抜け止めされると同時に、鏡3は、軸孔1
1の深さに対応して設けられている抜け止めピン9とヒ
ンジ軸8の付け根との間で弾性的に両側を挟持され、回
転を可能にするとともに、軸孔11の縁と抜け止めピン
9との間の摩擦によって、所望の使用傾斜角度を維持で
きるように枢着される。
【0016】上記のように構成したこの卓上鏡は、さし
たる労力を要さずに簡単に台部1と左右一対の支柱部2
との嵌め込みによる組立ができ、かつ、強固に、不可逆
的に抜け止めされる。また、支柱部2と鏡3との結合に
もそれほどの力を要さず、部材間の損傷もないスムーズ
な組立ができるとともに、鏡3の使用傾斜角度の保持も
確実である。
【0017】なお、本発明の実施に際し、台部1、左右
一対の支柱部および鏡3の形状とともに、差し込み孔4
と脚部5の形状、ヒンジ軸8と軸孔11の形状等は、実
施例の態様に限定されるものではなく、本発明の要旨に
そって適宜に設計変更することができることはいうまで
もない。
【0018】
【発明の効果】前記のように構成され、上記のように用
いられるようにした本発明卓上鏡は、組立がスムーズに
できること、各部材間の嵌め込みに損傷をともなわず強
固に抜け止めされること、鏡の傾斜角度の保持に耐久性
があることなど、多くの優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施例の分解斜視図
【図2】図2は支柱部の取付け状態と鏡の取付け状態を
示す一部切欠拡大正面図
【図3】図3は支柱部の脚部と台部の差込み孔を示す一
部切欠分解正面図
【図4】図4は実施例の組立状態を示す一部切欠拡大側
面図である。
【符号の説明】
1 台部 2 支柱部 3 鏡 4 差し込み孔 5 脚部 6 逆止爪 7 楔形部 8 ヒンジ軸 9 抜け止めピン 10 切欠部 11 軸孔 12 鏡面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机面上に置かれる台部と、台部上面の両
    側に立設される左右一対の支柱部と、両側を支柱部の上
    端に軸受けされるとともに傾斜可能に保持される鏡を備
    えた卓上鏡において、前記台部は、上面の両側に沿って
    扁平で筒形の差込み孔を備え、前記支柱部は、上記差込
    み孔に差し込まれる扁平な脚部を備えるとともに、脚部
    の下端に、台部の内側に向けて突出する逆止爪を設け、
    該脚部の外側面に、下端を細く形成した楔形部を設け
    て、上記差込み孔との嵌合状態において、逆止爪を差込
    み孔の内側の下縁に掛止させ、その掛止状態を、楔形部
    と差込み孔とによる外側からの圧迫によって逆止状態に
    保持させ、支柱部を抜け止めするようにしたことを特徴
    とする卓上鏡。
  2. 【請求項2】 前記支柱部は、上端に、内側に向けて突
    出するヒンジ軸を設け、該軸の側面の適宜位置に、軸線
    と直交する方向に小さく突出する抜け止めピンを備え、
    前記鏡の両側には、上記ヒンジ軸と共に抜け止めピンを
    嵌合する切欠部付きの軸孔を設け、上記ヒンジ軸と軸孔
    との嵌合状態を、該軸孔の内側縁と上記抜け止めピンの
    側面との圧接により保持するとともに、鏡の使用角度の
    傾斜保持を行わせるように構成したことを特徴とする請
    求項1記載の卓上鏡。
JP2000110252A 2000-04-12 2000-04-12 卓上鏡 Pending JP2001292878A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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