JP2001292550A - ブラシレス交流発電機 - Google Patents

ブラシレス交流発電機

Info

Publication number
JP2001292550A
JP2001292550A JP2000104668A JP2000104668A JP2001292550A JP 2001292550 A JP2001292550 A JP 2001292550A JP 2000104668 A JP2000104668 A JP 2000104668A JP 2000104668 A JP2000104668 A JP 2000104668A JP 2001292550 A JP2001292550 A JP 2001292550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
pulley
outer ring
brushless
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000104668A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4035753B2 (ja
Inventor
Shigenobu Nakamura
中村  重信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2000104668A priority Critical patent/JP4035753B2/ja
Publication of JP2001292550A publication Critical patent/JP2001292550A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4035753B2 publication Critical patent/JP4035753B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ブラシレス交流発電機の体格当たりの出力を向
上すること。 【解決手段】回転継鉄部221と静止継鉄部(グランド
プレート)231との間の界磁磁路の一部をなしつつ回
転軸21を回転自在に支持する軸受け5の内輪51、外
輪52は、0.9〜1.1wt%の珪素含有率を有する
ので、炭素鋼からなる静止継鉄部(フレーム)7の軸受
けボックス71と軸受け5との間の嵌めあいのゆるみを
招くことなく、軸受け5の透磁率向上を実現し、界磁束
が流れる磁気回路の磁気抵抗を減らして出力を向上する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば農建機用
車両等に搭載されるブラシレス交流発電機に関する。
【0002】
【従来の技術】コンバインやブルドーザーなどの農建機
用車両の発電機、例えば交流発電機は、塵埃の厳しい環
境で使われることやメンテナンスフリー化への対応のた
め、磨耗部品であるブラシを持たないブラシレス交流発
電機が用いられることが多い。
【0003】このブラシレス交流発電機はいわゆる界磁
子回転型発電機であって、特表平9−507375号に
開示されるように、回転子は複数の磁極(界磁鉄心の磁
極をなす部分)が電機子に対面しつつ回転し、ギャップ
を介して磁極に囲まれる界磁コイルはフレームに固定さ
れる。各磁極は、周方向一定ピッチで極性交互に配置さ
れた状態で非磁性リング(ステンレスなど)によって相
互に固定され、一体に回転する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このブラシレス交流発
電機は、同一体格のブラシ付き交流発電機に対して本質
的に体格当たりの出力が低いという欠点をもつ。その理
由は、ブラシレス発電機の界磁束の磁気回路は大きな磁
気抵抗となる直列ギャップ数が増加し、その磁気抵抗増
大により界磁束量が減少するためである。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みな
されたものであり、信頼性の低下を招くことなくブラシ
レス交流発電機の体格当たりの出力を向上することをそ
の目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のブラシレス交流発電機は、周方向極性交互
に一定ピッチで一体に配置されて電機子に面する複数の
磁極部と、一方の極性の前記磁極部と一体に形成されて
回転軸に嵌着される回転継鉄部と、他方の極性の前記磁
極部及び前記回転継鉄部の間に介設される静止継鉄部と
を有する界磁鉄心と、回転不能に前記界磁鉄心に囲包さ
れる界磁コイルとを備えるブラシレス交流発電機におい
て、前記回転継鉄部と前記静止継鉄部との間の界磁磁路
の一部をなしつつ前記回転軸を回転自在に支持する軸受
けを有し、前記回転軸は、プ−リを介してエンジンによ
って回転駆動され、前記軸受けは、プ−リ−側と反プ−
リ側とに配置され、前記反プ−リ側の軸受けの内、外輪
の少なくとも一方は、前記プ−リ側の軸受けより高い珪
素含有率を有することを特徴としている。
【0007】このようにすれば、回転継鉄部と静止継鉄
部との間に位置して界磁磁路の一部としても機能する軸
受けの透磁率を増やすことによって、その磁気抵抗を低
減し、これにより界磁磁路全体の磁気抵抗値に反比例す
る界磁束量を増加して出力向上を図ることができる。
【0008】請求項2記載の構成によれば請求項1記載
のブラシレス交流発電機において、前記プ−リ側の外輪
は、前記反プーリ側軸受けの外輪より高い珪素含有率を
有し、前記反プーリ側軸受けの外輪の端面は、前記回転
継鉄部の端面と対向していることを特徴としていること
を特徴としている。
【0009】プ−リ側の軸受けは、ベルト駆動によるプ
−リ荷重を大きく分担するため、フレームに外輪を強固
に保持する必要が有り、このためリテ−ナプレ−トなど
の介設部材を用いる。この結果、プーリ側軸受けは回転
子の磁路である回転継鉄部から離れる。
【0010】これに対し、反プーリ側軸受けは、分担す
るプ−リ荷重が小さいため上記介設部材などを必要とせ
ず、回転子の回転継鉄部に近接配置することができ、磁
路とした場合にその磁気抵抗を低減することができ、出
力向上に寄与することができる。更に、大プ−リ荷重を
分担するために体格が大きいプーリ側軸受けは標準品と
することができるので、製造コストの増大を抑止するこ
ともできる。
【0011】請求項3記載の構成によれば請求項1又は
2記載のブラシレス交流発電機において、前記反プーリ
側軸受けの内、外輪は、0.9〜1.1wt%の珪素含
有率を有することを特徴としている。
【0012】すなわち、回転継鉄部と静止継鉄部との間
の界磁磁路の一部をなしつつ回転軸を回転自在に支持す
る反プーリ側軸受けの内、外輪は、通常の軸受け用炭素
クロム鋼(たとえばの珪素含有率が0.2〜0.35w
t%であるのに対し、0.9〜1.1wt%の珪素含有
率を有する。
【0013】珪素含有率が上記範囲を下まわると透磁率
の減少を招き、上まわると加工性の低下及び熱膨張率の
低下による弊害が増大する。軸受けの熱膨張率の低下
は、高温運転時において、通常は安価な炭素鋼で形成さ
れてこの軸受けを支承するフレームの軸受けボックスと
反プーリ側軸受けの外輪との間の嵌めあいのゆるみを招
き、この部分が摩耗する問題を派生する。この問題は本
発明の珪素含有率の変更という単純な手法で解決するこ
とができる。
【0014】請求項4記載の構成によれば請求項2記載
のブラシレス交流発電機において、前記反プーリ側軸受
けの外輪と、この外輪を保持するフレ−ムの軸受けボッ
クスとの間に樹脂製円筒部材が介設されていることを特
徴としている。
【0015】これにより、高温運転時においてもフレー
ムの軸受けボックスと反プーリ側軸受けの外輪との間の
嵌めあいのゆるみを低減し、摩耗低減などにより信頼
性、耐久性を一層向上することができる。
【0016】請求項5記載の構成によれば請求項2記載
のブラシレス交流発電機において、前記反プーリ側軸受
けの外輪を保持するフレ−ムの軸受けボックスは、珪素
含有率が0.9〜1.1wt%とされた略円筒鉄部材に
より構成され、前記フレ−ムとの一体成形品であること
を特徴としている。
【0017】これにより、高温運転時においてもフレー
ムの軸受けボックスと反プーリ側軸受けの外輪との間の
嵌めあいのゆるみを低減し、摩耗低減などにより信頼
性、耐久性を一層向上することができる。
【0018】請求項6記載の構成によれば請求項2記載
のブラシレス交流発電機において、前記反プーリ側軸受
けの外輪を保持するフレ−ムの軸受けボックスの外側に
近接して、冷却通路が配設されていることを特徴として
いる。
【0019】これにより、高温運転時においてもフレー
ムの軸受けボックスと反プーリ側軸受けの外輪との間の
嵌めあいのゆるみを低減し、摩耗低減などにより信頼
性、耐久性を一層向上することができる。
【0020】上記の結果、簡単で安価な構成で界磁束の
磁気回路における磁気抵抗を低減することができ、界磁
束増加による出力向上を図ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明を車両用ブラシレ
ス発電機に適用した実施例を図面を参照して説明する。
【0022】(第一実施形態)第一実施形態を図1に示
す。図1は本実施形態の車両用ブラシレス発電機の軸方
向断面図である。
【0023】車両用ブラシレス発電機1は、界磁子とし
て働く回転子2の磁極鉄心221、222と、磁極に取
り囲まれる位置に固定された界磁コイル23と、電機子
として機能する固定子3と、回転子2の回転軸であるシ
ャフト21を回転自在に支持する球軸受けである一対の
軸受け4、5と、フレーム6、7と、固定子3に電気的
に接続されて交流電力を直流に変換する整流器8等から
構成されている。少なくともフレーム7は、高透磁率を
もつ軟鉄を素材として形成されている。
【0024】磁極鉄心221は、ボス部(回転継鉄部)
2210とその先端部に設けられた爪状磁極部(磁極
部)とを有し、回転子2のシャフト21に相対回転不能
に嵌着されている。磁極鉄心221の磁極部には、爪状
磁極部(磁極部)をなす磁極鉄心222が非磁性金属リ
ング223を各爪状磁極部に溶接やろう付けするなどし
て一体化されている。
【0025】フレーム(静止継鉄部の一部)7の内端面
にはリング状のグランドプレート(静止継鉄部の一部)
231が嵌合、固定されている。グランドプレート23
1の内周面は磁極鉄心221のボス部2210の外周面
に小ギャップ2312を介して面して、グランドプレー
ト231の外周面は磁極鉄心222の径内側表面に小ギ
ャップ2312を介して面し、これにより、グランドプ
レート231は界磁磁束が流れる磁気回路の通路(界磁
磁路)の一部を形成する。
【0026】界磁コイル23は樹脂ボビン230に巻装
され、樹脂ボビン230はグランドプレート231の内
周面に嵌入され、これにより界磁コイル23はグランド
プレート231を通じてフレーム7に固定されている。
【0027】9は、界磁コイル23に流す界磁電流を調
整して発電量を制御するレギュレータであり、界磁コイ
ルリード線232を経由してタ−ミナル233に接続さ
れている。
【0028】固定子3は、固定子巻線31が巻装された
固定子鉄心32を有し、固定子鉄心32の内周面はギャ
ップ300を介して回転子2の外周と対向している。
【0029】フレーム6、7は、固定子3の鉄心を挟ん
で図示しないスル−ボルトで軸方向へ一体に締結されて
おり、フレーム6は軸受け4を通じて、フレーム7は軸
受け5を通じてシャフト21を回転自在に支承してい
る。
【0030】軸受け4の外輪42は、フレーム6の軸受
けボックス61に保持され、軸受け4の内輪41は、シ
ャフト21を回転自在に支持している。軸受け5の内輪
51はシャフト21に嵌着され、軸受け5の外輪52は
フレーム7の軸受けボックス71に支承されている。フ
レーム6から外部に突出するシャフト21の前端部には
プ−リ9が固着され、プ−リ9は図示しないエンジンに
より駆動されている。
【0031】この実施例では特に、プーリ側の軸受け4
の内輪41及び外輪42は高炭素クロム軸受け鋼(SA
E52100)よりなり、珪素を0.25wt%含んで
いる。これに対して、反プーリ側の軸受け5の内輪51
及び外輪52は、上記SUJ2材の4倍に相当する1w
t%の珪素を含有している。
【0032】この装置の界磁束の磁気回路を以下に説明
する。
【0033】界磁コイル23の界磁電流と巻き数の積で
ある起磁力をAT、この磁気回路全体の磁気抵抗をRm
とすれば、発電に寄与する界磁束φは、φ=AT/Rm
となり、周知のように磁気抵抗Rmを低減することで界
磁束φを増加させ、それに応じて出力を増大することが
できる。
【0034】この磁気回路において、磁極鉄心221の
ボス部(回転継鉄部)2210を流れた界磁束φの多く
は、磁極鉄心221の外周面からギャップ2312、グ
ランドプレート(静止継鉄部の一部)231、ギャップ
2311を順次通じて磁極鉄心2222へ流れる。
【0035】また、シャフト21及び磁極鉄心221の
ボス部2210を流れた界磁束φの一部は、軸受け5、
フレーム7(静止継鉄部の一部)を通じてグランドプレ
ート231に流れ、グランドプレート231からギャッ
プ2311を通じて磁極鉄心222に流れる。なお、シ
ャフト21及び磁極鉄心221のボス部2210からで
て軸受け5を通じてフレーム7に流れる界磁束は、一部
がシャフト21から軸受け5の内輪51、ボ−ル、外輪
52を通じてフレーム7に流れ、残りはボス部2210
からギャップを通じて軸受け5の外輪52に流れ、その
後、フレーム7に達する。
【0036】この実施例では、反プーリ側の軸受け5の
内輪51、外輪52は珪素含有率を従来のもの(SAE
52100)より特に増大している。具体的には、0.
9〜1.1、更に好ましくは0.95〜1.05wt%
としている。このため、軸受け5の透磁率を改善でき、
その分だけ従来より出力を向上することができる。これ
により、外輪52の熱膨張率の低下による軸受け5の外
輪52の回転を抑止しつつ、上記出力向上を果たすこと
ができる。
【0037】(変形態様1)上記第一実施形態では、反
プーリ側のフレーム7に界磁コイル23を固定したが、
図2に示すように、プーリ側のフレーム6によって固定
してもよい。この時、グランドプレート231と磁極鉄
心222との間のギャップは、プーリ側の軸受け4の近
傍に配置されることとなり、反プーリ側の軸受け5は平
坦な磁極鉄心221の軸方向端面と対面するように配置
されるので、磁束の流れの乱れも少なく、安定した並列
磁気回路を形成して、全体の磁気抵抗の低減を実現でき
る。
【0038】(変形態様2)図4に示すこの変形態様
は、図2に示す変形態様1において、フレーム7にカバ
−700を取り付けたものである。カバ−700は、フ
レーム7のリア側の端面に所定間隙を隔てて対面しつつ
それを囲覆する。この間隙は水充填室701となってお
り、外部のポンプにより水が循環している。
【0039】このようにすれば、軸受けボックス71及
び外輪52の温度上昇を低減し、珪素含有率の増加によ
る外輪52の熱膨張率が低下しても外輪52と軸受けボ
ックス71との間の相対回動を抑止することができる。
【0040】(変形態様3)図5に示すこの変形態様
は、図1に示す実施例1において、軸受け5の外輪52
と、フレーム7と一体に形成されたフレーム7から軸方
向へ突出する軸受けボックス71との間に、樹脂(ここ
ではポリアミド)製のスリ−ブ100を介設したもので
ある。
【0041】このようにすれば、珪素含有率の増加に伴
い、外輪52の熱膨張率低下に対して樹脂製スリーブ1
00の熱膨張によって外輪52と軸受けボックス71と
の間の相対回動を抑止することができる。なお、このス
リ−ブ100に磁性金属粉を混入させて磁気抵抗を低減
することも可能である。
【0042】(変形態様4)図6に示すこの変形態様
は、図1に示す実施例1において、軸受け5の外輪52
と、フレーム7と一体に形成されたフレーム7から軸方
向へ突出する軸受けボックス71との間に、珪素含有率
が0.9〜1.1wt%の金属(ここでは鋼板)製のフ
ランジ部材101を介設したものである。
【0043】このようにすれば、珪素含有率の増加に伴
い、外輪52の熱膨張率低下に対してフランジ部材10
1の熱膨張も同様に低下するので、外輪52と軸受けボ
ックス71との間の相対回動を抑止することができる。
なお、このフランジ部材101は、磁気抵抗を低減する
ために高透磁性とされる。
【0044】(第二実施形態)第二実施形態を図3に示
す。図3は本実施形態の車両用ブラシレス交流発電機の
軸方向要部拡大断面図である。
【0045】この実施例のブラシレス交流発電機は、図
1に示す第一実施形態の軸受けを有するブラシレス交流
発電機において、磁極鉄心221、222及びグランド
プレート231の形状を変更した点をその特徴とする。
【0046】すなわち、この実施例では、小ギャップ2
311、2312の面積を増大するために図3に示すよ
うに、グランドプレート231と磁極鉄心221のとの
軸方向対向ギャップ2313をラビリンス構造とし、同
じくグランドプレート231と磁極鉄心222との間の
軸方向対向ギャップ2314をラビリンス構造とした点
をその特徴とする。
【0047】更に詳しく説明すれば、静止継鉄部のなす
グランドプレート231の径内側において、ギャップ2
313を挟んで磁極鉄心221のボス部2210と対面
するグランドプレート231の端面には環状の凹部23
18が設けられ、これに応じて磁極鉄心221のボス部
2210の後端面は凹部2318にギャップ2313を
余して嵌入される環状突起2218を有している。
【0048】同様に、静止継鉄部のなすグランドプレー
ト231の径外側において、ギャップ2314を挟んで
磁極鉄心(爪状磁極部)222と対面するグランドプレ
ート231の端面には環状の凹部2319が設けられ、
この凹部2318にギャップ2314を余して磁極部2
22が嵌入されている。
【0049】このようにすれば、グランドプレート23
1両側のギャップ2313、2314の面積を増大でき
るので界磁回路の磁気抵抗を更に大幅に低減することが
でき、出力増大を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の車両用ブラシレス発電機の軸方向断
面図である。
【図2】図1の発電機の変形態様1を示す軸方向断面図
である。
【図3】実施例2の車両用ブラシレス発電機の軸方向要
部拡大断面図である。
【図4】図1の発電機の変形態様2を示す軸方向断面図
である。
【図5】図1の発電機の変形態様3を示す軸方向要部拡
大断面図である。
【図6】図1の発電機の変形態様4を示す軸方向要部拡
大断面図である。
【符号の説明】
1 車両用ブラシレス発電機 2 回転子 21 シャフト 221 磁極鉄心(磁極部、回転継鉄部) 222 磁極鉄心(磁極部) 23 界磁コイル 231 グランドプレート(静止継鉄部) 5 軸受け 51 内輪 52 外輪 7 フレ−ム(静止継鉄部)
フロントページの続き Fターム(参考) 5H605 BB03 CC04 DD05 DD07 DD09 EB10 EB16 EC01 FF06 FF14 GG06 GG21 5H607 AA12 BB02 BB07 BB14 CC01 DD03 EE28 FF22 GG01 GG08 JJ05 5H619 AA01 BB02 BB17 PP01 PP02 PP22 PP30

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周方向極性交互に一定ピッチで一体に配置
    されて電機子に面する複数の磁極部と、一方の極性の前
    記磁極部と一体に形成されて回転軸に嵌着される回転継
    鉄部と、他方の極性の前記磁極部及び前記回転継鉄部の
    間に介設される静止継鉄部とを有する界磁鉄心と、 回転不能に前記界磁鉄心に囲包される界磁コイルと、 を備えるブラシレス交流発電機において、 前記回転継鉄部と前記静止継鉄部との間の界磁磁路の一
    部をなしつつ前記回転軸を回転自在に支持する軸受けを
    有し、 前記回転軸は、プ−リを介してエンジンによって回転駆
    動され、 前記軸受けは、プ−リ−側と反プ−リ側とに配置され、
    前記反プ−リ側の軸受けの内、外輪の少なくとも一方
    は、前記プ−リ側の軸受けより高い珪素含有率を有する
    ことを特徴とするブラシレス交流発電機。
  2. 【請求項2】請求項1記載のブラシレス交流発電機にお
    いて、 前記プ−リ側の外輪は、前記反プーリ側軸受けの外輪よ
    り高い珪素含有率を有し、 前記反プーリ側軸受けの外輪の端面は、前記回転継鉄部
    の端面と対向していることを特徴としていることを特徴
    とするブラシレス交流発電機。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のブラシレス交流発電
    機において、 前記反プーリ側軸受けの内、外輪は、0.9〜1.1w
    t%の珪素含有率を有することを特徴とするブラシレス
    交流発電機。
  4. 【請求項4】請求項2記載のブラシレス交流発電機にお
    いて、 前記反プーリ側軸受けの外輪と、この外輪を保持するフ
    レ−ムの軸受けボックスとの間に樹脂製円筒部材が介設
    されていることを特徴とするブラシレス交流発電機。
  5. 【請求項5】請求項2記載のブラシレス交流発電機にお
    いて、 前記反プーリ側軸受けの外輪を保持するフレ−ムの軸受
    けボックスは、珪素含有率が0.9〜1.1wt%とさ
    れた略円筒鉄部材により構成され、前記フレ−ムとの一
    体成形品であることを特徴とするブラシレス交流発電
    機。
  6. 【請求項6】請求項2記載のブラシレス交流発電機にお
    いて、 前記反プーリ側軸受けの外輪を保持するフレ−ムの軸受
    けボックスの外側に近接して、冷却通路が配設されてい
    ることを特徴とするブラシレス交流発電機。
JP2000104668A 2000-04-06 2000-04-06 ブラシレス交流発電機 Expired - Fee Related JP4035753B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000104668A JP4035753B2 (ja) 2000-04-06 2000-04-06 ブラシレス交流発電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000104668A JP4035753B2 (ja) 2000-04-06 2000-04-06 ブラシレス交流発電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001292550A true JP2001292550A (ja) 2001-10-19
JP4035753B2 JP4035753B2 (ja) 2008-01-23

Family

ID=18618172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000104668A Expired - Fee Related JP4035753B2 (ja) 2000-04-06 2000-04-06 ブラシレス交流発電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4035753B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6967423B2 (en) 2003-09-01 2005-11-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Brushless alternator field coil bobbin apparatus
US7619338B2 (en) 2007-07-26 2009-11-17 Denso Corporation Brushless AC generator for use in automotive vehicle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6967423B2 (en) 2003-09-01 2005-11-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Brushless alternator field coil bobbin apparatus
US7619338B2 (en) 2007-07-26 2009-11-17 Denso Corporation Brushless AC generator for use in automotive vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JP4035753B2 (ja) 2008-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100271561B1 (ko) 차량용 교류발전기
JP3709582B2 (ja) 車両用交流発電機
US7893594B2 (en) Alternating-current dynamo-electric machine
JP3117019B2 (ja) 車両用回転電機の回転子
JP2011120419A (ja) 回転電機
US20080012448A1 (en) Brushless alternator for vehicles
US7671508B2 (en) Automotive alternator having improved structure for effectively cooling field coil
US6433457B1 (en) Brushless AC generator
JP3724416B2 (ja) 軸方向分割混成磁極型ブラシレス回転電機
US5015905A (en) DC dynamoelectric machine with interpoles having magnetic flux bypassing members
US7687952B2 (en) Brushless alternator with stationary shaft
JP2924184B2 (ja) 交流発電機
US7514837B2 (en) Brushless alternator
JP4035753B2 (ja) ブラシレス交流発電機
JP4121083B2 (ja) ブラシレスオルタネータ用界磁コイルのボビン装置
JP3237647B2 (ja) 車両用交流発電機
JPH01318532A (ja) ブラシレス交流発電機の回転子
JP4556408B2 (ja) クローポール形回転機
JP2004132447A (ja) 発電機能付き軸受
US7078837B1 (en) Method and apparatus for contamination protection for bearing assembly
GB2408154A (en) Stator/rotor arrangement and exciter for an axial flux AC machine
JPH07227058A (ja) 軸受装置及び交流発電機の軸受装置
JP4406812B2 (ja) 界磁巻線静止型ブラシレス回転電機
JPH104660A (ja) 交流発電機
JPH0538111A (ja) 車両用交流発電機の回転子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060516

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070719

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4035753

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131109

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees