JP2001292182A - ディジタル放送受信機 - Google Patents

ディジタル放送受信機

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JP2001292182A
JP2001292182A JP2000102166A JP2000102166A JP2001292182A JP 2001292182 A JP2001292182 A JP 2001292182A JP 2000102166 A JP2000102166 A JP 2000102166A JP 2000102166 A JP2000102166 A JP 2000102166A JP 2001292182 A JP2001292182 A JP 2001292182A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスラインを複数系統設けることなく且つ制
御システムを複雑化することなく、高受信品質を維持す
るディジタル放送受信機を提供する。 【解決手段】 本発明のディジタル放送受信機は、局部
発振信号を生成する局部発振回路4と、マイクロコンピ
ュータ14からの選局情報に基づいて、上記局部発振信
号が選局すべきチャンネルに対応する周波数を有するよ
うに、上記局部発振回路4をPLL制御する選局用PL
L回路12と、上記マイクロコンピュータ14と上記選
局用PLL回路12を接続するシステム制御バス18を
オン/オフするスイッチ13とを備えている。このスイ
ッチ13は、ディジタル復調のシステムリセット信号1
9によってオン/オフが制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、あらゆるタイプの
デジタル放送チューナに適用でき、PLL周波数シンセ
サイザによってチャンネル選局を行うディジタル放送受
信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のPLL周波数シンセサイザによる
チャンネル選局を行う受信機のブロック構成を図7に示
す。図7に示す受信機において、ディジタル変調された
RF信号は受信機入力端1を介して入力され、入力フィ
ルタ2及びRF−AGC増幅回路3を介してミキサ回路
4に入力される。ミキサ回路4に入力された信号は、受
信周波数(選局周波数)に応じた局部発振信号とミキシ
ングされ、バンドパスフィルタ5を介してIF(中間周
波信号)信号に周波数変換される。
【0003】上記局部発振信号は次のようにして生成さ
れる。すなわち、マイクロコンピュータ14から伝送さ
れてくる制御データ信号を受信すると、選局用PLL回
路12は、局部発振回路11の発振周波数を受信制御デ
ータ信号および該局部発振回路11の出力に基づいてP
LL制御し、局部発振信号増幅回路10を介して上記局
部発振信号として上記ミキサ回路4に送る。
【0004】周波数変換されたIF信号は、IF−AG
C増幅回路6を介してA/Dコンバータ7に送られ、こ
こでディジタル信号に変換された後、ディジタル復調回
路8にてディジタル復調が施されて元のディジタルデー
タに復調される。ここで、周波数変換に用いられる局部
発振信号は、選局用PLL回路12にてPLL制御さ
れ、その周波数設定はマイクロコンピュータ14よりシ
ステム制御バス18を介して送信される制御データ信号
にて行われる。
【0005】又、ディジタル復調回路8には、復調パラ
メータ設定のため、マイクロコンピュータ14からシス
テム制御バス18を介して復調制御データが送信され
る。あるいは、逆に、ディジタル復調回路8からマイク
ロコンピュータ14にステータス情報を返すこともあ
る。また、マイクロコンピュータ14は、選局用ディジ
タルデータやディジタル復調設定データのみではなく、
同一バスを用いてその他のシステム制御にも使用され
る。
【0006】しかしながら、図7で示す従来技術では、
システム制御バス18が、チャンネル選局用バスとディ
ジタル復調制御バスあるいはその他のシステムバスを兼
ねているため、チャンネル選局時以外にも選局用PLL
回路12にその他の制御データが伝送されることにな
る。このようにチャンネル選局時以外に伝送されてきた
制御データは、選局用PLL回路12及び局部発振回路
11において雑音信号となり、その結果、局部発振回路
11の発振周波数が変動をおこし、図8に示すようにI
F信号のスペクトラムに変動が生じ、最終的にディジタ
ル復調出力(ディジタル復調回路8の出力)においてエ
ラーが発生するという問題があった。
【0007】そこで、上記問題点を克服するものとし
て、図9に示す他の従来技術が知られている。なお、図
7の従来技術と同じ機能を有する部材には同じ参照符号
を付記し、詳細な説明を省略する。
【0008】図9に示す従来技術によれば、受信機入力
端1からディジタル復調回路8までの構成は図7に示す
従来技術と同じであるが、チャンネル選局のための選局
用制御バス18aは、ディジタル復調制御バス18bと
分離され、単独の制御バスとしての機能している点で異
なっている。
【0009】つまり、図9に示す従来技術によれば、選
局用PLL回路12を制御するマイクロコンピュータ1
4からの選局用制御バス18a(PLL制御バス)がデ
ィジタル復調制御バス18bから分離されるので、チャ
ンネル選局時以外に選局に係る制御データ信号以外が選
局用PLL回路12に伝送されることはない。したがっ
て、チャンネル選局時以外にマイクロコンピュータ14
からの送信データに起因して局部発振信号の雑音特性が
劣化しなくなり、その結果、ビット誤り率が劣化して受
信品質が悪くなることが回避される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、図9に
示す従来技術の構成によれば、選局用制御バス18a
と、ディジタル復調制御バス18bとが互いに分離され
ているので、図7の受信機に固有の上記問題を克服でき
る。
【0011】しかしながら、図9に示す従来技術の構成
では、選局用制御バス18aと、ディジタル復調制御バ
ス18bを含むその他のシステムバスとを互いに分離す
るために、複数系統のバスラインが必要である。これ
は、マイクロコンピュータ14において必要とされるI
/Oポート数(無制限にI/Oポート数があるわけでは
なくて、制限がある。)が多くなるという問題点や、バ
スラインを複数系統設けることに伴って制御システムが
複雑化するという問題点を招来する。
【0012】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的は、バスラインを複数系統設けること
なく且つ制御システムを複雑化することなく、高受信品
質を維持するディジタル放送受信機を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る発明のディ
ジタル放送受信機は、上記課題を解決するために、ディ
ジタル変調信号と局部発振信号とをミキシングして中間
周波信号に周波数変換し、この中間周波信号に基づいて
元のディジタル信号に復調するディジタル放送受信機に
おいて、以下の措置を講じたことを特徴としている。
【0014】即ち、上記ディジタル放送受信機は、上記
局部発振信号を生成する局部発振回路と、マイクロコン
ピュータからの選局情報に基づいて、上記局部発振信号
が選局すべきチャンネルに対応する周波数を有するよう
に、上記局部発振回路をPLL制御する選局用PLL回
路と、上記マイクロコンピュータと上記選局用PLL回
路を接続するバスを断接する断接手段とを備えたことを
特徴としている。
【0015】上記の発明によれば、局部発振信号が局部
発振回路によって生成される。選局用PLL回路は、マ
イクロコンピュータから選局情報を受け、この選局情報
に基づいて上記局部発振回路をPLL制御する。この制
御により、局部発振回路から出力される局部発振信号の
周波数は、選局すべきチャンネルに対応したものとな
る。このようにして得られた局部発振信号と、入力信号
であるディジタル変調信号とがミキシングされて中間周
波信号に周波数変換され、この中間周波信号に基づいて
元のディジタル信号に復調される。
【0016】従来のディジタル放送受信機は、雑音信号
による発振周波数の変動がチャンネル選局時以外に生じ
ることを回避するために、選局情報と、その他の情報と
は別々のバスを介して伝送されていた。そのため、複数
系統のバスが必要となり、マイクロコンピュータにおい
て必要とされるI/Oポート数(無制限にI/Oポート
数があるわけではなくて、制限がある。)が多くなると
いう問題点や、バスを複数系統設けることに伴って制御
システムが複雑化するという問題点を招来していた。
【0017】そこで、上記ディジタル放送受信機によれ
ば、マイクロコンピュータと選局用PLL回路を接続す
るバスを断接する断接手段が設けられているので、上記
選局情報は該断接手段を介してマイクロコンピュータか
ら選局用PLL回路に伝送されることになる。つまり、
断接手段が接状態にあるときには選局情報がマイクロコ
ンピュータから選局用PLL回路に伝送されるが、断状
態にあるときには選局情報は伝送されなくなる。
【0018】このように、断接手段が断状態にあるとき
には選局情報が選局用PLL回路に伝送されないので、
チャンネル選局時以外に発振周波数に変動が生じること
を回避できる。また、上記従来のように複数系統のバス
を設ける必要がないので、マイクロコンピュータのI/
Oポート数も一つのバス分だけ用意すればよいと共に、
制御システムを複雑化することを確実に回避できる。
【0019】上記断接手段の断接は、チャンネル選局中
はアクティブである一方チャンネル選局完了後にノンア
クティブになるリセット信号によって制御され、上記断
接手段は、上記リセット信号がアクティブのときに接状
態になる一方、ノンアクティブのときに断状態になると
共に、上記リセット信号がノンアクティブのときに上記
復調動作は維持される一方、上記リセット信号がアクテ
ィブからノンアクティブになるときに上記復調動作がリ
セットされることが好ましい。
【0020】この場合、唯一のリセット信号は、復調動
作の制御と断接手段の断接動作の制御の双方に共用され
る。つまり、従来から復調動作の制御に使用されていた
リセット信号を断接手段の断接動作の制御にも利用でき
るので、断接手段の制御用に別途新たな制御信号を用意
する必要がない。したがって、回路構成や制御システム
を複雑化することなく、所望の選局制御が高精度に行え
る。
【0021】上記リセット信号は、選局情報が伝送され
る期間中アクティブであることが好ましい。この場合、
一部が欠落することなく確実に選局情報が選局用PLL
回路に伝送され、適切なPLL制御を行うことが可能と
なる。
【0022】上記断接手段は、伝送方向が、上記マイク
ロコンピュータから上記選局用PLLへの1方向のみで
あってもよい。この場合、例えば、上記断接手段は、上
記リセット信号と上記選局情報を入力し、論理積演算を
行う論理積演算回路で実現することができる。
【0023】また、上記断接手段は、伝送方向が、上記
マイクロコンピュータと上記選局用PLLとの間で双方
向であってもよい。この場合、例えば、上記断接手段
は、双方向のアナログスイッチで実現することができ
る。
【0024】また、上記断接手段は、ソースが第1電源
電圧にプルアップされ、ドレインが第2電源電圧にプル
アップされ、ゲートに上記リセット信号が印加されるF
ETで実現することもできる。
【0025】この場合、ゲートに入力されるリセット信
号がアクティブのときは、FETはオンし、マイクロコ
ンピュータから選局情報が選局用PLL回路に伝送され
るか、又はこれとは逆向きの伝送が行われる。しかも、
伝送の結果、マイクロコンピュータ側の信号レベル(第
1電源電圧〜グランドレベル)を選局用PLL回路側の
信号レベル(第2電源電圧〜グランドレベル)にレベル
変換するか、又はこの逆のレベル変換を行うことが可能
となる。
【0026】これに対して、ゲートに入力されるリセッ
ト信号がノンアクティブのときは、FETはオフし、マ
イクロコンピュータから選局情報が選局用PLL回路に
伝送されることはないし、またこれと逆向きの伝送もな
されない。
【0027】以上のように、上記断接手段をFETで上
記のように構成すれば、選局用PLL回路がマイクロコ
ンピュータからデータを受信する場合のみならず、選局
用PLL回路がマイクロコンピュータに送信する場合に
も使用できる。すなわち、マイクロコンピュータと選局
用PLL回路の間で双方向にデータ信号が伝送されるア
プリケーションにおいて使用できる。しかも、この場
合、マイクロコンピュータ側と選局用PLL回路側とで
信号レベルが異なる(動作電源が異なる)システムのア
プリケーションにおいて使用可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1乃至図6に基づいて説明すれば、以下のとおりであ
る。なお、前述の図7と同じ機能を有する部材について
は同じ参照符号を付記する。
【0029】本実施の形態に係るディジタル放送受信機
は、図1に示すように、RF(Radio Frequency )信号
が受信機入力端1を介して入力される。このRF信号
は、入力フィルタ2及びRF−AGC(Automatic Gain
Control)増幅回路3を介してミキサ回路4に入力され
る。ミキサ回路4に入力された信号は、受信周波数(選
局周波数)に応じて変化する局部発振信号(局部発振回
路11の出力)とミキシングされ、バンドパスフィルタ
5を介してIF信号(中間周波信号)に周波数変換され
る。
【0030】上記局部発振信号は、次のようにして生成
される。すなわち、マイクロコンピュータ14から伝送
されてくるクロック信号及びデータ信号を受信すると、
選局用PLL回路12は、局部発振回路11の発振周波
数を受信データ信号および該局部発振回路11の出力に
基づいてPLL制御し、局部発振信号増幅回路10を介
して上記局部発振信号として上記ミキサ回路4に送る。
【0031】周波数変換された上記IF信号は、IF−
AGC増幅回路6を介してA/Dコンバータ7に入力さ
れ、ディジタル信号に変換された後、ディジタル復調回
路8にてディジタル復調が施されて元のディジタルデー
タに復調される。ここで、周波数変換に用いられる局部
発振信号は、選局用PLL回路12にてPLL制御さ
れ、その周波数設定は、マイクロコンピュータ14より
システム制御バス18を介して送信される制御データ信
号(選局情報)によって行われる。
【0032】また、ディジタル復調回路8には、復調パ
ラメータ設定のため、マイクロコンピュータ14よりシ
ステム制御バス18を介して復調制御データが送信され
るようになっている。あるいは逆に、ディジタル復調回
路8からマイクロコンピュータ14にステータス情報を
返すこともある。また、マイクロコンピュータ14は選
局用ディジタルデータ(選局情報)やディジタル復調設
定データのみではなく、同一バスを用いてその他のシス
テム制御にも使用される。
【0033】システム制御用のマイクロコンピュータ1
4は、選局用PLL回路12やディジタル復調回路8あ
るいは他のシステム回路(図示しない)と1系統のバス
ライン(システム制御バス18)で接続され、マイクロ
コンピュータ14と選局用PLL回路12の間には、遮
断/伝送(通過)を切り替えるためのスイッチ回路13
(断接手段)が設けられている。
【0034】スイッチ回路13のオン/オフの切替制御
には、ディジタル復調のシステムリセット信号19が用
いられる。このディジタル復調のシステムリセット信号
19は、マイクロコンピュータ14からディジタル復調
回路8にも伝送される。
【0035】ここで、選局用PLL回路12に対する制
御データは、クロック信号とデータ信号から構成されて
いるとする。また、ディジタル復調のシステムリセット
信号19は、ハイレベルからローレベルに立ち下がると
きにアクティブになるものとする。つまり、ディジタル
復調のシステムリセット信号19がローレベルではリセ
ット動作が行われずに通常の復調動作状態が維持される
一方、ハイレベルからローレベルに立ち下がるときにリ
セット動作が行われる。
【0036】上記リセット動作は、チャンネル選局動作
ごとに行われ、且つチャンネル選局動作が終了した後に
行われる。また、ディジタル復調のシステムリセット信
号19は、ハイレベルの期間が図2に示すようにPLL
制御データ(選局情報)の伝送期間を完全に含むように
しておくことが好ましい。これにより、一部が欠落する
ことなく確実にPLL制御データが選局用PLL回路1
2に伝送され、適切なPLL制御が行われることにな
る。
【0037】マイクロコンピュータ14と選局用PLL
回路12の間に設けられた遮断/伝送(通過)を切り替
えるスイッチ回路13は、ディジタル復調のシステムリ
セット信号19を切替の制御信号として利用しており、
これがハイレベルのときに伝送(通過)状態となる一
方、ローレベルのときに遮断状態となるように動作する
とする。
【0038】ここで、ディジタル放送受信機がチャンネ
ル選局を行うとき、ディジタル復調のシステムリセット
信号19はハイレベルとなり、スイッチ回路13は伝送
(通過)状態となる。このとき、スイッチ回路13を介
してチャンネル選局用のクロック信号とデータ信号が選
局用PLL回路12に伝送され、局部発振回路11の発
振周波数が選局周波数に応じた周波数に設定され、希望
チャンネルが選局される。
【0039】チャンネル選局動作が完了した後、ディジ
タル復調のシステムリセット信号19は、ハイレベルか
らローレベルに立ち下がり、ディジタル復調回路8がリ
セットされ、ローレベル状態で通常の復調動作モードが
維持される。このとき、ディジタル復調のシステムリセ
ット信号19は、ローレベルであるため、スイッチ回路
13は遮断状態にある。この状態で、マイクロコンピュ
ータ14からディジタル復調回路8やその他のシステム
に制御データが送られたり、逆にマイクロコンピュータ
14にステータス情報が送られたりしても、スイッチ回
路13は遮断状態にあるため、送信側から受信側へデー
タ等が伝送されることはない。その結果、スイッチ回路
13が遮断状態にある間は、局部発振回路11におい
て、スイッチ回路13を介して行われるデータ信号の送
受信に起因するノイズが発生することはない。
【0040】図3は、上記スイッチ回路13をAND回
路15及び16で構成した場合の具体例を示すディジタ
ル放送受信機の構成ブロック図である。
【0041】図3に示すように、マイクロコンピュータ
14のI/Oポート(図示しない)はANDゲート15
及び16の各第1入力端子に入力され、またANDゲー
ト15及び16の各第2入力端子には、ディジタル復調
回路8に入力されるディジタル復調のシステムリセット
信号19が供給される。
【0042】ディジタル復調のシステムリセット信号1
9は、ANDゲート15及び16のゲートの開閉を制御
する制御信号の役割を果たしている。すなわち、入力さ
れるディジタル復調のシステムリセット信号19がハイ
レベルのときにANDゲート15及び16はゲートが開
かれた状態となり、クロック信号及びデータ信号がそれ
ぞれそのまま選局用PLL回路12に伝送される。これ
に対して、入力されるディジタル復調のシステムリセッ
ト信号19がローレベルのときにANDゲート15及び
16はゲートが閉じられた状態となり、クロック信号及
びデータ信号は選局用PLL回路12に伝送されること
はない(ANDゲート15及び16からはローレベルが
選局用PLL回路12に伝送される。)。
【0043】より具体的には、上記の構成によれば、A
NDゲート15及び16に入力されるディジタル復調の
システムリセット信号19がハイレベルで、且つマイク
ロコンピュータ14からの送信データ信号がハイレベル
のときは、ANDゲート15及び16の出力はハイレベ
ルとなり、また、ディジタル復調のシステムリセット信
号19がハイレベルで、且つ、マイクロコンピュータ1
4からの送信データ信号がローレベルのときは、AND
ゲート15および16の出力はローレベルとなる。これ
は、マイクロコンピュータ14からのデータ信号が選局
用PLL回路12に入力されることを意味する。
【0044】これに対して、ディジタル復調のシステム
リセット信号19がローレベルのときは、マイクロコン
ピュータ14からの送信データ信号がハイレベルでもロ
ーレベルでも、ANDゲート15及び16の出力は常に
ローレベルとなる。これは、マイクロコンピュータ14
からの送信データ信号が選局用PLL回路12に伝送さ
れないことを意味する。
【0045】図3に示す例は、選局用PLL回路12が
データ受信する場合のみに使用できる。即ち、マイクロ
コンピュータ14から選局用PLL回路12に単方向
(1方向)に伝送されるアプリケーションにおいて使用
できる。
【0046】ここで、図4を参照しながら、上記スイッ
チ回路13をアナログスイッチ17で構成した場合の具
体例を示すディジタル放送受信機の構成例について説明
する。
【0047】図4に示すように、マイクロコンピュータ
14のI/Oポート(図示しない)は双方向のアナログ
スイッチ17に入力され、またアナログスイッチ17の
出力端子は選局用PLL回路12のデータ入力端子に接
続される。更に、アナログスイッチ17のコントロール
端子には、ディジタル復調回路8に入力されるディジタ
ル復調のシステムリセット信号19が制御信号として供
給される。ディジタル復調のシステムリセット信号19
がハイレベルのときはアナログスイッチ17がオンする
一方、ローレベルのときはオフするとする。
【0048】この場合、アナログスイッチ17のコント
ロール端子に、ハイレベルのディジタル復調のシステム
リセット信号19が入力されると、マイクロコンピュー
タ14からのクロック信号及びデータ信号が選局用PL
L回路12に伝送されるか、又は、これとは逆に、選局
用PLL回路12からステータス情報等がマイクロコン
ピュータ14に伝送される。
【0049】これに対して、ローレベルのシステムリセ
ット信号19が入力されると、マイクロコンピュータ1
4からのクロック信号及びデータ信号が選局用PLL回
路12に伝送されることはないし、また、これとは逆
に、選局用PLL回路12からステータス情報等がマイ
クロコンピュータ14に伝送されることもない。
【0050】以上のように、図4に示す例は、選局用P
LL回路12がマイクロコンピュータ14からデータを
受信する場合のみならず、選局用PLL回路12がマイ
クロコンピュータ14にステータス情報等を送信する場
合にも使用できる。すなわち、マイクロコンピュータ1
4と選局用PLL回路12の間で双方向にデータ信号が
伝送されるアプリケーションにおいて使用できる。
【0051】図5は、上記スイッチ回路13をNMOS
FETであるQ1及びQ2で構成した場合の具体例を示
すディジタル放送受信機の構成ブロック図である。
【0052】マイクロコンピュータ14のI/Oポート
(図示しない)は、図5に示すように、NMOSFET
であるQ1及びQ2(以下、説明の便宜上、FETQ1
及びFETQ2と称す。)のそれぞれのソースに接続さ
れる。又、これらソースは抵抗R5及びR6を介して第
1電源電圧B1にそれぞれプルアップされている。FE
TQ1及びQ2のドレインは、抵抗R1及び抵抗R2を
介して第2電源電圧B2にそれぞれプルアップされてい
る。また、FETQ1及びQ2のドレインは、選局用P
LL回路12のデータ入力端子に接続されている。FE
TQ1及びQ2のゲートには、ディジタル復調回路8に
入力されるディジタル復調のシステムリセット信号19
がそれぞれ供給される。
【0053】この場合、各ゲートに入力されるディジタ
ル復調のシステムリセット信号19がハイレベルのとき
は、FETQ1及びQ2はそれぞれオンし、マイクロコ
ンピュータ14からクロック信号とデータ信号とが選局
用PLL回路12に伝送されるか、又はこれとは逆に、
選局用PLL回路12からステータス情報等がマイクロ
コンピュータ14に伝送される。
【0054】しかも、伝送の結果、マイクロコンピュー
タ14側の信号レベル(第1電源電圧B1〜グランドレ
ベル)を選局用PLL回路12側の信号レベル(第2電
源電圧B2〜グランドレベル)にレベル変換するか、こ
の逆のレベル変換を行うことが可能となる。
【0055】これに対して、それぞれゲートに入力され
るディジタル復調のシステムリセット信号19がローレ
ベルのときは、FETQ1及びQ2はそれぞれオフし、
マイクロコンピュータ14からクロック信号とデータ信
号とが選局用PLL回路12に伝送されることはない
し、またこれとは逆に、選局用PLL回路12からステ
ータス情報等がマイクロコンピュータ14に伝送される
こともない。
【0056】以上のように、図5に示す例は、選局用P
LL回路12がマイクロコンピュータ14からデータを
受信する場合のみならず、選局用PLL回路12がマイ
クロコンピュータ14にステータス情報等を送信する場
合にも使用できる。すなわち、マイクロコンピュータ1
4と選局用PLL回路12の間で双方向にデータ信号が
伝送されるアプリケーションにおいて使用できる。
【0057】しかも、図5に示す例は、マイクロコンピ
ュータ14側と選局用PLL回路12側とで信号レベル
が異なる(動作電源が異なる)システムのアプリケーシ
ョンにおいて使用可能となる。
【0058】図6は、以上説明の各スイッチ回路13を
備えたディジタル放送受信機のIF信号のスペクトラム
波形図である。図8の従来技術の場合と比較して、安定
したスペクトラム波形が得られた。
【0059】以上は、ディジタル復調のシステムリセッ
ト信号19がローレベルで通常動作状態を維持し、ハイ
レベルからローレベルに立ち下がるときにリセット動作
が行われる場合について説明しているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば、逆に、ディジタル
復調のシステムリセット信号19はハイレベルで通常動
作状態を維持し、ローレベルからハイレベルに立ち上が
るときにリセット動作が行われる場合、スイッチ回路1
3のコントロール信号としてディジタル復調のシステム
リセット信号19を反転した信号を用いることによっ
て、同じ作用、効果を奏する。
【0060】上記実施の形態に係るディジタル放送受信
機は、以上のように、マイクロコンピュータ14から選
局用PLL回路12につながるバスラインにおいて遮断
/伝送(通過)を切り替えるスイッチ回路13を設け、
この切替制御をディジタル復調のシステムリセット信号
19によって行い、ディジタル復調のシステムリセット
期間にスイッチ回路13を伝送(通過)状態にして選局
用PLLデータをマイクロコンピュータ14から選局用
PLL回路12に伝送することによって、所望チャンネ
ルの選局を行い、それ以外の期間はスイッチ回路13を
遮断状態にすることによって、スイッチ回路13を介し
て行われるデータ等の伝送を行わない構成を有してい
る。
【0061】上記ディジタル放送受信機によれば、チャ
ンネル選局時にのみマイクロコンピュータ14から選局
用PLL回路12にデータを伝送することによってチャ
ンネル選局を行うことができるため、1系統のシステム
バスラインによって受信システムを構成しても他の制御
データによって局部発振信号が影響されない受信システ
ムを構築できる。
【0062】本発明に係る第1ディジタル放送受信機
は、以上のように、PLL制御された局部発振回路と周
波数変換回路にてディジタル変調された任意のチャンネ
ル信号を選局してIF信号に周波数変換する選局部とI
F信号をA/D変換した後ディジタル信号に復調を行う
ディジタル復調部から構成されるディジタル放送受信機
であって、PLL周波数設定のためマイクロコンピュー
タからPLL回路に接続されるデータバスラインに遮断
/伝送(通過)を切り替えるスイッチを設け、そのスイ
ッチの切替制御をシステムリセット信号(ディジタル復
調システムリセット信号)によって行うものである。
【0063】本発明に係る第2ディジタル放送受信機
は、以上のように、上記の第1ディジタル放送受信機に
おいて、システムリセット期間に上記スイッチを伝送
(通過)状態にして選局用PLLデータを選局用PLL
回路に伝送して選局を行い、それ以外の期間は上記スイ
ッチを遮断状態にすることを特徴としている。
【0064】本発明に係る第3ディジタル放送受信機
は、以上のように、上記の第1ディジタル放送受信機に
おいて、上記スイッチとして入力から出力方向への1方
向のみの伝送素子を用い、上記マイクロコンピュータか
ら選局用PLL回路への1方向のみのデータ伝送を行う
ことを特徴としている。
【0065】本発明に係る第4ディジタル放送受信機
は、以上のように、上記の第1ディジタル放送受信機に
おいて、上記スイッチとして入出力双方向の伝送素子を
用い、上記マイクロコンピュータと選局用PLL回路の
間の双方向データ伝送を行うことを特徴としている。
【0066】本発明に係る第5ディジタル放送受信機
は、以上のように、上記の第1ディジタル放送受信機に
おいて、上記スイッチとしてFETを用い、上記システ
ムリセット信号でFETのゲートを制御し、またドレイ
ンに抵抗を介して第1のデータ信号レベルを動作させる
ための第1の電源電圧を加え、またソースに抵抗を介し
て第2のデータ信号レベルを動作させるための第2の電
源電圧を加え、マイクロコンピュータ出力信号レベルと
PLLデータ入力信号レベルとで異なる信号レベルに対
しても信号レベルシフトを行い、かつドレイン−ソース
間の伝送/遮断の切替を行うことを特徴としている。
【0067】上記第1乃至第5ディジタル放送受信機に
よれば、スイッチがマイクロコンピュータと選局用PL
L回路の間に設けられているので、1系統のシステム制
御バスラインにおいて他のシステム制御データによる影
響を受けることなく、PLL選局を行うことが可能とな
るので、安価で高性能なディジタル放送受信機を実現す
ることができる。
【0068】
【発明の効果】本発明に係る発明のディジタル放送受信
機は、以上のように、ディジタル変調信号と局部発振信
号とをミキシングして中間周波信号に周波数変換し、こ
の中間周波信号に基づいて元のディジタル信号に復調す
るディジタル放送受信機において、上記局部発振信号を
生成する局部発振回路と、マイクロコンピュータからの
選局情報に基づいて、上記局部発振信号が選局すべきチ
ャンネルに対応する周波数を有するように、上記局部発
振回路をPLL制御する選局用PLL回路と、上記マイ
クロコンピュータと上記選局用PLL回路を接続するバ
スを断接する断接手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0069】上記の発明によれば、局部発振信号が局部
発振回路によって生成される。選局用PLL回路は、マ
イクロコンピュータから選局情報を受け、この選局情報
に基づいて上記局部発振回路をPLL制御する。この制
御により、局部発振回路から出力される局部発振信号の
周波数は、選局すべきチャンネルに対応したものとな
る。このようにして得られた局部発振信号と、入力信号
であるディジタル変調信号とがミキシングされて中間周
波信号に周波数変換され、この中間周波信号に基づいて
元のディジタル信号に復調される。
【0070】従来のディジタル放送受信機は、チャンネ
ル選局時以外に雑音信号により発振周波数に変動が生じ
ることを回避するために、選局情報と、その他の情報と
は別々のバスを介して伝送されていた。そのため、複数
系統のバスが必要となり、マイクロコンピュータにおい
て必要とされるI/Oポート数(無制限にI/Oポート
数があるわけではなくて、制限がある。)が多くなると
いう問題点や、バスを複数系統設けることに伴って制御
システムが複雑化するという問題点を招来していた。
【0071】そこで、上記ディジタル放送受信機によれ
ば、マイクロコンピュータと選局用PLL回路を接続す
るバスを断接する断接手段が設けられているので、上記
選局情報は該断接手段を介してマイクロコンピュータか
ら選局用PLL回路に伝送されることになる。つまり、
断接手段が接状態にあるときには選局情報がマイクロコ
ンピュータから選局用PLL回路に伝送されるが、断状
態にあるときには選局情報は伝送されなくなる。
【0072】このように、断接手段が断状態にあるとき
には選局情報が選局用PLL回路に伝送されないので、
チャンネル選局時以外に発振周波数に変動が生じること
を回避できる。また、上記従来のように複数系統のバス
を設ける必要がないので、マイクロコンピュータのI/
Oポート数も一つのバス分だけ用意すればよいと共に、
制御システムを複雑化することを回避できるという効果
を奏する。
【0073】上記断接手段の断接は、チャンネル選局中
はアクティブである一方チャンネル選局完了後にノンア
クティブになるリセット信号によって制御され、上記断
接手段は、上記リセット信号がアクティブのときに接状
態になる一方、ノンアクティブのときに断状態になると
共に、上記リセット信号がノンアクティブのときに上記
復調動作は維持される一方、上記リセット信号がアクテ
ィブからノンアクティブになるときに上記復調動作がリ
セットされることが好ましい。
【0074】この場合、唯一のリセット信号は、復調動
作の制御と断接手段の断接動作の制御の双方に共用され
る。つまり、従来から復調動作の制御に使用されていた
リセット信号を断接手段の断接動作の制御にも利用でき
るので、断接手段の制御用に別途新たな制御信号を用意
する必要がない。したがって、回路構成や制御システム
を複雑化することなく、所望の選局制御が高精度に行え
るという効果を併せて奏する。
【0075】上記リセット信号は、選局情報が伝送され
る期間中アクティブであることが好ましい。この場合、
一部が欠落することなく確実に選局情報が選局用PLL
回路に伝送され、適切なPLL制御を行うことが可能と
なるという効果を併せて奏する。
【0076】上記断接手段は、伝送方向が、上記マイク
ロコンピュータから上記選局用PLLへの1方向のみで
あってもよい。この場合、例えば、上記断接手段は、上
記リセット信号と上記選局情報を入力し、論理積演算を
行う論理積演算回路で実現することができる。
【0077】また、上記断接手段は、伝送方向が、上記
マイクロコンピュータと上記選局用PLLとの間で双方
向であってもよい。この場合、例えば、上記断接手段
は、双方向のアナログスイッチで実現することができ
る。
【0078】また、上記断接手段は、ソースが第1電源
電圧にプルアップされ、ドレインが第2電源電圧にプル
アップされ、ゲートに上記リセット信号が印加されるF
ETで実現することもできる。
【0079】この場合、ゲートに入力されるリセット信
号がアクティブのときは、FETはオンし、マイクロコ
ンピュータから選局情報が選局用PLL回路に伝送され
るか、又はこれとは逆向きの伝送が行われる。しかも、
伝送の結果、マイクロコンピュータ側の信号レベル(第
1電源電圧〜グランドレベル)を選局用PLL回路側の
信号レベル(第2電源電圧〜グランドレベル)にレベル
変換するか、又はこの逆のレベル変換を行うことが可能
となる。
【0080】これに対して、ゲートに入力されるリセッ
ト信号がノンアクティブのときは、FETはオフし、マ
イクロコンピュータから選局情報が選局用PLL回路に
伝送されることはないし、またこれと逆向きの伝送もな
されない。
【0081】以上のように、上記断接手段をFETで上
記のように構成すれば、選局用PLL回路がマイクロコ
ンピュータからデータを受信する場合のみならず、選局
用PLL回路がマイクロコンピュータに送信する場合に
も使用できる。すなわち、マイクロコンピュータと選局
用PLL回路の間で双方向にデータ信号が伝送されるア
プリケーションにおいて使用できる。しかも、この場
合、マイクロコンピュータ側と選局用PLL回路側とで
信号レベルが異なる(動作電源が異なる)システムのア
プリケーションにおいて使用可能となるという効果を併
せて奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタル放送受信機の構成例を
示すブロック図である。
【図2】上記ディジタル放送受信機において使用される
ディジタル復調のシステムリセット信号とPLL制御デ
ータとの関係を示すタイミングチャート図である。
【図3】上記ディジタル放送受信機において、スイッチ
回路の具体的構成例を示すブロック図である。
【図4】上記ディジタル放送受信機において、スイッチ
回路の他の具体的構成例を示すブロック図である。
【図5】上記ディジタル放送受信機において、スイッチ
回路の更に他の具体的構成例を示すブロック図である。
【図6】上記ディジタル放送受信機のIF信号のスペク
トラム波形図である。
【図7】従来のPLL周波数シンセサイザによるチャン
ネル選局を行う受信機のブロック構成図である。
【図8】図7の従来の受信機のIF信号のスペクトラム
波形図である。
【図9】従来の他のPLL周波数シンセサイザによるチ
ャンネル選局を行う受信機のブロック構成図である。
【符号の説明】
1 受信機入力端 2 入力フィルタ 3 RF−AGC増幅回路 4 ミキサ回路 5 バンドパスフィルタ 6 IF−AGC増幅回路 7 A/Dコンバータ 8 ディジタル復調回路 10 局部発振信号増幅回路 11 局部発振回路 12 選局用PLL回路 13 スイッチ回路(断接手段) 14 マイクロコンピュータ 18 システム制御バス 19 ディジタル復調のシステムリセット信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル変調信号と局部発振信号とをミ
    キシングして中間周波信号に周波数変換し、この中間周
    波信号に基づいて元のディジタル信号に復調するディジ
    タル放送受信機において、 上記局部発振信号を生成する局部発振回路と、 マイクロコンピュータからの選局情報に基づいて、上記
    局部発振信号が選局すべきチャンネルに対応する周波数
    を有するように、上記局部発振回路をPLL制御する選
    局用PLL回路と、 上記マイクロコンピュータと上記選局用PLL回路を接
    続するバスを断接する断接手段とを備えたことを特徴と
    するディジタル放送受信機。
  2. 【請求項2】上記断接手段の断接は、チャンネル選局中
    はアクティブである一方、チャンネル選局完了後にノン
    アクティブになるリセット信号によって制御され、 上記断接手段は、上記リセット信号がアクティブのとき
    に接状態になる一方、ノンアクティブのときに断状態に
    なると共に、 上記リセット信号がノンアクティブのときに上記復調動
    作は維持される一方、上記リセット信号がアクティブか
    らノンアクティブになるときに上記復調動作がリセット
    されることを特徴とする請求項1に記載のディジタル放
    送受信機。
  3. 【請求項3】上記リセット信号は、選局情報が伝送され
    る期間中アクティブであることを特徴とする請求項2に
    記載のディジタル放送受信機。
  4. 【請求項4】上記断接手段は、伝送方向が、上記マイク
    ロコンピュータから上記選局用PLLへの1方向のみで
    あることを特徴とする請求項1、2、又は3に記載のデ
    ィジタル放送受信機。
  5. 【請求項5】上記断接手段は、上記リセット信号と上記
    選局情報を入力し、論理積演算を行う論理積演算回路か
    らなることを特徴とする請求項4に記載のディジタル放
    送受信機。
  6. 【請求項6】上記断接手段は、伝送方向が、上記マイク
    ロコンピュータと上記選局用PLLとの間で双方向であ
    ることを特徴とする請求項1、2、又は3に記載のディ
    ジタル放送受信機。
  7. 【請求項7】上記断接手段は、双方向のアナログスイッ
    チであることを特徴とする請求項6に記載のディジタル
    放送受信機。
  8. 【請求項8】上記断接手段は、ソースが第1電源電圧に
    プルアップされ、ドレインが第2電源電圧にプルアップ
    され、ゲートに上記リセット信号が印加されるFETで
    あることを特徴とする請求項1、2、又は3に記載のデ
    ィジタル放送受信機。
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