JP2001292015A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JP2001292015A
JP2001292015A JP2000104625A JP2000104625A JP2001292015A JP 2001292015 A JP2001292015 A JP 2001292015A JP 2000104625 A JP2000104625 A JP 2000104625A JP 2000104625 A JP2000104625 A JP 2000104625A JP 2001292015 A JP2001292015 A JP 2001292015A
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antenna
reflector
pole
support
antenna device
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JP2000104625A
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Yoshio Yamamoto
吉男 山本
Tsuneo Takahashi
恒夫 高橋
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Nippon Antenna Co Ltd
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Nippon Antenna Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビームチルト角を容易に微調整できるように
する。 【解決手段】 アンテナ装置1をアンテナポール10に
固着している上部取付金具11の雌ネジ部11bを角度
調整用長ネジ11aに対して回転させると、アンテナ装
置1の上部とアンテナポール10との間隔が変更され
る。これにより、アンテナ装置1のアンテナポール10
に対する角度が調整されて、アンテナ装置1によるビー
ムのチルト角を調整することができるようになる。雌ネ
ジ部11bを回転させることにより、チルト角の微調整
を行えるので、その微調整を容易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、移動通信システム
の基地局に備えられるアンテナ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】セルラーシステム等に用いられる基地局
用アンテナは、ゾーン構成に応じたサービスエリアに向
けて送信したり、到達された弱い受信信号を受信してい
る。このため、基地局用アンテナはサービスエリアに応
じた水平面内ビーム幅を形成していると共に、所望の利
得を得るために垂直方向に多段にアンテナエレメントを
配列している。また、ゾーン間干渉を低減して周波数利
用効率を向上するために、垂直面内において主ビーム方
向を水平方向より下に向けるビームチルトが行われてい
る。
【0003】サービスエリアの形状は移動体が移動する
範囲を網羅することから、その形状は一般に複雑な形状
となる。例えば、図6(a)に示すように基地局100
をほぼ中心として囲むような形状のサービスエリア10
1とされる場合がある。このような形状のサービスエリ
ア101とされる場合は、基地局100に備えられる基
地局用アンテナ100aがほぼ円形とされた水平面内の
放射パターン102を形成している。また、図6(b)
に示すように基地局200から扇状に広がる形状のサー
ビスエリア201とされる場合がある。このような形状
のサービスエリア201とされる場合は、基地局200
に備えられる基地局用アンテナ200aが水平面内に形
成する放射パターンは、基地局200から前方のみへ放
射される放射パターン202とされる。このように、前
方のみへ放射される放射パターン202を基地局用アン
テナ200aで形成するために、基地局用アンテナ20
0aをエレメント部とエレメント部の後方に配置した反
射器で構成することが知られている。さらに、前記した
ように主ビーム方向を水平方向より下に向けるビームチ
ルトを行うために、基地局用アンテナ200aは、支持
されているポールに対して傾けて固着される構成とされ
ている。
【0004】このような構成の従来の反射器を備える基
地局用アンテナの構成を図7および図8に示す。ただ
し、図8はビームチルトした際の構成を示す図である。
これらの図に示す基地局用アンテナは、アンテナポール
310とアンテナポール310に取り付けられたアンテ
ナ部300とから構成されている。そして、アンテナ部
300は、上部取付金具311と下部取付金具312に
よりアンテナポール310に傾けて固着できるようにさ
れている。アンテナ部300はエレメント部303と反
射器部302とからなり、エレメント部303の上端部
と下端部との2カ所に支持金具を用いて反射器部302
が固着されている。エレメント部303の上端部はエレ
メント抱持金具311cにより抱持されており、エレメ
ント部303の下端部は第2アンテナ支持具312bに
より抱持されている。
【0005】一方、アンテナポール310は、上部取付
金具311を構成しているエレメント抱持金具311c
に対向する位置がポール抱持金具311bにより抱持さ
れており、エレメント抱持金具311cとポール抱持金
具311bとが、角度調整用支持具311aにより固着
されている。この角度調整用支持具311aは2枚の細
長く形成された金属板をボルトで固着することにより、
ボルトを緩めた状態で互いに回動できるように構成され
ている。すなわち、ボルトを緩めた状態で2枚の角度調
整用支持具311aの互いのなす角度を変えることによ
り、図8に示すようにエレメント抱持金具311cとポ
ール抱持金具311bとの間隔を調整することができる
ようになる。このように、角度調整用支持具311aを
調整してエレメント抱持金具311cとポール抱持金具
311bとの間隔を調整することにより、アンテナ部3
00のアンテナポール310に対する角度を調整してビ
ームチルト角を調整することができる。
【0006】また、下部取付金具312を構成している
第2アンテナ支持具312bに対向するアンテナポール
310の位置に、第1アンテナ支持具312aが取り付
けられている。第2アンテナ支持具312bと第1アン
テナ支持具312aとはボルトで固着されており、ボル
トを緩めた状態で互いに回動できるように構成されてい
る。この際に、第2アンテナ支持具312bには長孔部
312cが形成されて、この長孔部312cに第1アン
テナ支持具312aに固着されたボルトが係合してい
る。これにより、角度調整用支持具311aによりビー
ムチルト角を調整する際に、図8に示すようにボルトを
緩めることにより長孔部312c内をボルトが摺動する
ように回動される。このように、下部取付金具312を
支点としてアンテナ部300を回動してビームチルト角
を調整した後は、上部取付金具311および下部取付金
具312におけるボルトを締着する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】基地局用アンテナのビ
ームチルト角は約10度程度の角度とされるが、ビーム
チルト角が1度異なるとサービスエリアが大きく変わる
ようになることから、1度以内でビームチルト角を微調
整する必要がある。しかし、従来の基地局用アンテナに
おけるアンテナ部300では2枚の金属板からなる角度
調整用支持具311aをボルトで回動可能に軸支するこ
とによりビームチルト角を調整していることから、微調
整することが困難であった。さらに、基地局用アンテナ
はアンテナポール310の高所に取り付けられることか
ら、ビームチルト角を調整する作業は高所で行う必要が
あり、微調整する作業がより困難な作業となっていた。
また、ビームチルト角の調整をした後は、ボルトを締着
してビームチルト角が変化しないようにしていたが、2
枚の金属板からなる角度調整用支持具311a間の締着
力以上の加重が上部取付金具311に印加された際に、
ビームチルト角が変更されてしまうおそれがあった。こ
のような大きな加重は強風時の風圧により印加されるこ
とがある。特に、基地局用アンテナは高所に設置される
ことから大きな風圧を受けることになる。
【0008】そこで、本発明はビームチルト角を容易に
微調整することができると共に、設定されたビームチル
ト角が変更されないようにしたアンテナ装置を提供する
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のアンテナ装置は、細長いエレメントを備え
るアンテナ手段と、該アンテナ手段を傾けてポールに取
り付け可能な上部取付金具と下部取付金具とからなるア
ンテナ取付手段とを備え、前記下部取付金具は前記ポー
ルに対して前記アンテナ手段を回動可能に支持してお
り、前記上部取付金具は前記ポールと前記アンテナ手段
との間隔を調整することができるように長ネジ手段を備
えている。
【0010】また、上記アンテナ装置において、前記ア
ンテナ手段は反射器部と、該反射器部と所定間隔離隔し
て固着されたエレメント部からなり、前記反射器部は前
記エレメント部を支持できる径とされた反射器により支
持されており、該反射器が前記アンテナ取付手段により
前記ポールに取り付けられていてもよい。さらに、上記
アンテナ装置において、前記上部取付金具において、前
記長ネジ手段の頭部が回動可能に前記反射器に支持され
ており、前記長ネジ手段に螺合している雌ネジ手段が回
動可能に前記ポールに支持されていてもよい。
【0011】このような本発明によれば、上部取付金具
はポールとアンテナ部との間隔を調整することができる
長ネジ手段を備えており、この長ネジ手段の長さを調整
することによりポールとアンテナ部との間隔を調整する
ことができる。長ネジ手段の長さは長ネジ手段に螺合す
る雌ネジ手段を回転することにより行え、回転した際の
ビームチルト角はわずかずつ変更されるようになりビー
ムチルト角の微調整を容易に行うことができる。また、
この調整作業を高所で行っても長ネジ手段の長さを調整
するだけでよいため、その調整作業を容易に行うことが
できるようになる。さらに、長ネジ手段は雌ネジ手段が
回動されない限りその長さは変化しないことから、大き
な加重が印加された際にも長ネジ手段によりビームチル
ト角が狂うことなく維持され、ビームチルト角が変化す
ることを防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のアンテナ装置の実施の形
態の全体構成を図1および図2に示す。ただし、図1
(a)は本発明のアンテナ装置の平面図であり、同図
(b)はその上面図であり、図2は本発明のアンテナ装
置の正面図である。これらの図に示すように、本発明の
アンテナ装置1はエレメント部3と、エレメント部3の
後方に配置された反射器部2から構成されている。この
反射器部2は、図2に示すように第1反射器21と、中
央反射器22と、第2反射器23との3本の反射器によ
り構成されている。このうちの中央反射器22は機械的
強度が向上されており、その径が太くされている。これ
は、中央反射器22を後述するアンテナポール10に取
り付けることにより、アンテナ装置1をアンテナポール
10に固着するためである。
【0013】反射器部2にエレメント部3は取り付けら
れており、反射器部2の上端部とエレメント部3の上端
部とが上部支持具4により固着されており、反射器部2
の下端部とエレメント部3の下部とが下部支持具5によ
り固着されている。これにより、反射器部2にエレメン
ト部3が所定の間隔で取り付けられるようになる。な
お、エレメント部3の下端はエレメント部3に給電する
給電部31とされている。細長い筒状とされたエレメン
ト部3は、内部に放射エレメントが収納された電波透過
性のレドームにより放射エレメントの全体が覆われてい
る。このレドームは、FRP等の高強度の合成樹脂製と
されており、その内部に放射エレメントが収納されてい
ることからエレメント部3は、その上端部と下部におい
て支持具を取り付けるようにしている。
【0014】反射器部2の上端部とエレメント部3の上
端部とを固着している三角形の板が上部に形成されてい
る上部支持具4は上部反射器支持具24と一体とされて
おり、この上部反射器支持具24により径が太くされた
中央反射器22に第1反射器21と第2反射器23が支
持される。さらに、径が太くされた中央反射器22に第
1反射器21と第2反射器23とが、中央部反射器支持
具25および下部反射器支持具26により支持されてい
る。
【0015】次に、図1および図2に示す本発明のアン
テナ装置1を基地局用アンテナに適用した際の実施の形
態の全体構成を図3および図4に示す。ただし、図4は
ビームチルトした際の構成を示す図である。これらの図
に示す本発明のアンテナ装置1は、上部取付金具11と
下部取付金具12によりアンテナポール10に傾けて固
着できるようにされている。エレメント部3と反射器部
2とからなるアンテナ装置1は、反射器部2における中
央反射器22に上部取付金具11における第2回動支持
具11dが上部に固着されており、中央反射器22の下
部に下部取付金具12における第2アンテナ支持具12
cが固着されている。また、アンテナポール10には上
部取付金具11における第1回動支持板11cが2本の
取付ボルト11eにより固着されていると共に、下部取
付金具12における第1アンテナ支持具12aが4本の
取付ボルト12bにより固着されている。
【0016】上部取付金具11における第2回動支持具
11dには、角度調整用長ネジ11aの頭部が回動可能
に支持されている。ただし、回動可能に支持するボルト
を締着することにより回動できないようにすることがで
きる。この角度調整用長ネジ11aには雌ネジ部11b
が螺合されており、この雌ネジ部11bは角度調整用長
ネジ11aに対して回転できると共に、垂直面内におい
て回動可能に第1回動支持板11cの先端に支持されて
いる。ただし、第1回動支持板11cに回動可能に支持
するボルトを締着することにより回動できないようにす
ることができる。また、雌ネジ部11bを回転できない
ようにする際にはロックナットを設けるようにする。
【0017】また、下部取付金具12における第1アン
テナ支持具12aの先端部には長孔部12eが形成され
ており、この長孔部12eに挿通されたボルトと、この
ボルトに対向するボルトが第2アンテナ支持具12cか
ら、第1アンテナ支持具12aを挟持するよう長ワッシ
ャ12dに挿通されている。これにより、長孔部12e
に挿通されたボルトが他のボルトを支点として長孔部1
2eを摺動しながら回動可能となる。ただし、2本のボ
ルトを締着することにより回動できないようにすること
ができる。
【0018】ここで、上部取付金具11および下部取付
金具12は上記したように構成されており、それらのボ
ルトを緩めて雌ネジ部11bを角度調整用長ネジ11a
に対して回転していくようにする。雌ネジ部11bが角
度調整用長ネジ11aの先端に移動していく回転方向に
雌ネジ部11bを回転することにより、アンテナ装置1
が垂直面内において回動されて次第にアンテナ装置1の
上部とアンテナポール10との間隔が広がるようにな
る。この場合、アンテナ装置1は下部取付金具12のボ
ルトを支点として回動するようになる。このように雌ネ
ジ部11bを回転していくことにより、図4に示すよう
に所定のビームチルト角が得られるようにアンテナ装置
1のアンテナポール10に対する角度を設定することが
できる。
【0019】なお、雌ネジ部11bの回転による角度調
整用長ネジ11aに対する移動量はわずかとされること
から、雌ネジ部11bを回転することによりアンテナ装
置1の角度の微調整を容易に行うことができる。また、
アンテナポール10がビル等の屋上に設置されてアンテ
ナ装置1が高所に取り付けられていても、雌ネジ部11
bを回動するだけでビームチルト角の微調整を行えるた
め、調整作業を容易に行うことができる。そして、調整
後には上部取付金具11および下部取付金具12のボル
トを締着することにより、大きな加重がアンテナ装置1
に印加された際にもアンテナ装置1のアンテナポール1
0に対する角度は狂うことなく維持されるようになる。
すなわち、雌ネジ部11bが角度調整用長ネジ11aに
対して回転しない限り、アンテナ装置1とアンテナポー
ル10との間隔は変わらないことから、風圧等の耐加重
を向上することができる。例えば、本発明のアンテナ装
置1によれば風速90m/sにも対応可能とすることが
できる。
【0020】なお、本発明のアンテナ装置1では、反射
器部2における中央反射器22の径を太くして、この中
央反射器22に第2回動支持具11dと第2アンテナ支
持具12cが固着されることにより、アンテナ装置1は
アンテナポール10に対して傾けられて固着できるよう
にされている。中央反射器22は太い径の金属パイプで
構成されているため、中央反射器22の任意の位置に第
2回動支持具11dと第2アンテナ支持具12cを固着
することができる。これにより、第2回動支持具11d
と第2アンテナ支持具12cとの間隔を小さくすると、
支点である下部取付金具12に接近して角度調整用長ネ
ジ11aが配置されるため、ビームチルト角の調整角度
範囲を大きくすることができる。逆に、第2回動支持具
11dと第2アンテナ支持具12cとの間隔を大きくす
ると、ビームチルト角の調整角度範囲を小さくして微調
整をより容易にすることができる。さらに、長孔部12
eに沿って角度目盛りを施すようにすると、この角度目
盛りを見ながらビームチルト角を調整することができる
ようになる。
【0021】次に、アンテナ装置1におけるエレメント
部3の構成例を図5(a)(b)に示す。図5(a)に
示すエレメント部3は、多段にエレメントが垂直方向に
配列された同軸ダイポールアンテナとされている。この
同軸ダイポールアンテナは同軸を構成する外被導体に使
用周波数の波長の約1/4波長の長さの折り返し部を設
けることにより図示するように1段のダイポールエレメ
ント34が構成されている。このダイポールエレメント
34が垂直方向に多段に配列されることにより、ハイゲ
インのエレメント部3とされている。このような構成の
同軸ダイポールアンテナは、細長い筒状のレドーム35
により全体が収納されてエレメント部3とされており、
その下端に給電部31が設けられている。
【0022】また、図5(b)に示すエレメント部3は
多段にエレメントが垂直方向に配列されたコリニアアン
テナとされている。このコリニアアンテナは使用周波数
の波長の約1/2波長の同軸構成が多段に接続されて構
成されている。先端導体41は第1接続導体43により
2段目の同軸構成の中心導体と接続されている。2段目
の外被導体42は第3接続導体45により3段目の同軸
構成の中心導体と接続され、2段目の中心導体は第2接
続導体44により3段目の外被導体と接続されている。
このように、各段毎に中心導体と外被導体とが交互に接
続されている。これにより、放射素子である外被導体4
2および先端導体41に同相の電流が流れるようにな
り、ハイゲインのエレメント部3とされる。このような
構成のコリニアアンテナは、細長い筒状のレドーム35
により全体が収納されてエレメント部3とされており、
その下端に給電部31が設けられている。なお、本発明
のアンテナ装置1では図5(a)(b)に示すいずれの
構成のエレメント部3を採用してもよい。
【0023】
【発明の効果】上記説明したように本発明によれば、上
部取付金具はポールとアンテナ部との間隔を調整するこ
とができる長ネジ手段を備えており、この長ネジ手段の
長さを調整することによりポールとアンテナ部との間隔
を調整することができる。長ネジ手段の長さは長ネジ手
段に螺合する雌ネジ手段を回転することにより行え、回
転した際のビームチルト角はわずかずつ変更されるよう
になりビームチルト角の微調整を容易に行うことができ
る。また、この調整作業を高所で行っても長ネジ手段の
長さを調整するだけでよいため、その調整作業を容易に
行うことができるようになる。さらに、長ネジ手段は雌
ネジ手段が回動されない限りその長さは変化しないこと
から、大きな加重が印加された際にも長ネジ手段により
ビームチルト角が狂うことなく維持され、ビームチルト
角が変化することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンテナ装置の実施の形態の全体構成
を示す平面図および上面図である。
【図2】本発明のアンテナ装置の実施の形態の全体構成
を示す正面図である。
【図3】本発明のアンテナ装置を基地局用アンテナに適
用した際の実施の形態の全体構成を示す図である。
【図4】本発明のアンテナ装置を基地局用アンテナに適
用した際に、ビームチルトした構成を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態にかかるアンテナ装置にお
けるエレメント部の構成を示す図である。
【図6】基地局用アンテナを説明するためのサービスエ
リアを示す図である。
【図7】従来の基地局用アンテナの構成を示す図であ
る。
【図8】従来の基地局アンテナにおいてビームチルトし
た際の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ装置、2 反射器部、3 エレメント部、
4 上部支持具、5 下部支持具、10 アンテナポー
ル、11 上部取付金具、11a 角度調整用長ネジ、
11b 雌ネジ部、11c 第1回動支持板、11d
第2回動支持具、11e 取付ボルト、12 下部取付
金具、12a 第1アンテナ支持具、12b 取付ボル
ト、12c 第2アンテナ支持具、12d 長ワッシ
ャ、12e長孔部、21 第1反射器、22 中央反射
器、23 第2反射器、24 上部反射器支持具、25
中央部反射器支持具、26 下部反射器支持具、31
給電部、34 ダイポールエレメント、35 レドー
ム、41 先端導体、42外被導体、43 第1接続導
体、44 第2接続導体、45 第3接続導体、10
0,200 基地局、100a,200a 基地局用ア
ンテナ、101,201 サービスエリア、102,2
02 放射パターン、300 アンテナ部、302 反
射器部、303 エレメント部、310 アンテナポー
ル、311cエレメント抱持金具、311b ポール抱
持金具、311 上部取付金具、311a 角度調整用
支持具、312 下部取付金具、312a 第1アンテ
ナ支持具、312b 第2アンテナ支持具、312c
長孔部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J020 AA03 BA02 BA04 BA17 BC04 BC09 CA01 DA03 5J047 AA01 AA05 AB07 BF04 BG02 BG10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長いエレメントを備えるアンテナ手段
    と、 該アンテナ手段を傾けてポールに取り付け可能な上部取
    付金具と下部取付金具とからなるアンテナ取付手段とを
    備え、 前記下部取付金具は前記ポールに対して前記アンテナ手
    段を回動可能に支持しており、前記上部取付金具は前記
    ポールと前記アンテナ手段との間隔を調整することがで
    きるように長ネジ手段を備えていることを特徴とするア
    ンテナ装置。
  2. 【請求項2】 前記アンテナ手段は反射器部と、該反射
    器部と所定間隔離隔して固着されたエレメント部からな
    り、前記反射器部は前記エレメント部を支持できる径と
    された反射器により支持されており、該反射器が前記ア
    ンテナ取付手段により前記ポールに取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 前記上部取付金具において、前記長ネジ
    手段の頭部が回動可能に前記反射器に支持されており、
    前記長ネジ手段に螺合している雌ネジ手段が回動可能に
    前記ポールに支持されていることを特徴とする請求項2
    記載のアンテナ装置。
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