JP2001291122A - 交通違反切符発行機及び携帯型端末装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 交通違反者に対して交通違反切符を発行する
交通違反切符発行機において、入力作業を簡単にするこ
と。 【解決手段】 タッチパネル付きＬＣＤ、運転免許証の
画像データを読み取る画像読み取り部及び交通違反切符
を印字する印字部とを備え、交通違反者に対して交通違
反切符を発行する 交通違反切符発行機において、上記
タッチパネルを操作するタッチペン及び交通違反切符２
６に印刷されているバーコードを読み取るバーコードリ
ーダとを兼ね備えたタッチペン型スキャナ３１とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、交通違反切符を発
行する交通違反切符発行機及び他の記録用紙を発行可能
な携帯型端末装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】交通違反者の運転免許証に記載されてい
るデータをスキャナで読み取り、その読み取ったデータ
を違反切符に印刷して、違反切符を発行するようにした
交通違反切符発行機が知られている。

【０００３】図８に示すように、交通違反切符発行機１
には、タッチパネル付きＬＣＤ（液晶表示装置）２、運
転免許証の画像データを読み取るスキャナ３及び交通違
反切符を発行するプリンタ４が設けられている。

【０００４】違反切符を発行する際には、タッチペン５
を使用してタッチパネル付きＬＣＤ２からキー入力、メ
ニュー選択、手書き文字に入力等を行なう。そして、違
反切符固有のシリアル番号がバーコード６としてプレ印
刷されている違反切符７のバーコード６を外付けのバー
コードリーダ８で読み取る。次に、違反切符７をプリン
タ４にセットして、スキャナ３で読み取った運転免許証
データを違反切符７に印刷する。

【０００５】このように、タッチペン５とバーコードリ
ーダ８とが別体となっているので、警察官はタッチペン
５を交通違反切符発行機１を片方の手で握った状態で、
他方の手でタッチペン５を持ってタッチパネル付きＬＣ
Ｄ２からデータを入力する。次に、違反切符７にプレ印
刷されているバーコード６をバーコードリーダ８で読ま
せる場合には、他方の手をバーコードリーダ８に持ち替
えていた。

【０００６】このように持ち替え作業が発生すること
は、作業性が悪いという問題があった。そればかりでな
く、バーコードリーダ８でバーコード６を読み取った違
反切符７をプリンタ４にセットしてスキャナ３で読み取
った運転免許証データを印刷した場合に、バーコード６
を読み取った違反切符７以外の違反切符にスキャナ３で
読み取った運転免許証データを印刷してしまうという不
測の自体が発生し得る。このような自体が発生すると、
バーコードリーダ８で読み取った違反切符固有のシリア
ル番号とスキャナ３で読み取った運転免許証データとの
整合性がとれなくなり、違反切符発行処理に支障をきた
すことになる。

【０００７】さらに、図９（Ａ）に示すようにバーコー
ドリーダが交通違反切符発行機１１の背面の読み取り窓
１２の内側に設置されている場合がある。このような交
通違反切符発行機１１を用いて、違反切符７のバーコー
ド６を読み取る場合には、交通違反切符発行機１１若し
くは違反切符７をバーコード６に沿ってスライドさせる
必要があった。この場合には、交通違反切符発行機１１
若しくは違反切符７をバーコード６に沿って確実にスラ
イドさせることが難しいため、バーコード６の読み取り
精度が上がらないという問題があった。

【０００８】このような問題は、交通違反切符発行機に
限らず、タッチパネル付きＬＣＤ、対象物の画像データ
を読み取る画像読み取り部及び記録用紙を印字する印字
部とを備えた携帯型端末装置においても同様に発生し得
る。

【０００９】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、タッチパネル付きＬＣＤ、運転免許証の画像データ
を読み取る画像読み取り部及び交通違反切符を印字する
印字部とを備え、交通違反者に対して交通違反切符を発
行する交通違反切符発行機において、タッチペンとバー
コードリーダを１つにすることにより入力作業を簡単に
すると共に、画像読み取り部で読み取った運転免許証デ
ータに基づいて作成された印字データとバーコードリー
ダで読み取った違反切符にバーコードでプレ印刷された
シリアル番号との整合性を確実に取ることができる交通
違反切符発行機を提供及び携帯型端末装置を提供するこ
とにある。

【００１０】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の交通違反
切符発行機は、タッチパネル付きＬＣＤ、運転免許証の
画像データを読み取る画像読み取り部及び交通違反切符
を印字する印字部とを備え、交通違反者に対して交通違
反切符を発行する交通違反切符発行機において、上記タ
ッチパネルを操作するタッチペン及び上記交通違反切符
に印刷されているバーコードを読み取るバーコードリー
ダとを兼ね備えたタッチペン型バーコードリーダとを具
備したことを特徴とする。

【００１１】請求項２記載の交通違反切符発行機は、請
求項１記載のタッチペン型バーコードリーダのケーブル
は上記発行機の筐体内に設けられた巻き取り装置により
巻き取り可能であることを特徴とする。

【００１２】請求項３記載の交通違反切符発行機は、タ
ッチパネル付きＬＣＤ、運転免許証の画像データを読み
取る画像読み取り部及び交通違反切符を印字する印字部
とを備え、交通違反者に対して交通違反切符を発行する
交通違反切符発行機において、上記タッチパネルを操作
するタッチペン及び上記交通違反切符にバーコード印刷
されている切符固有識別情報を読み取るバーコードリー
ダとを兼ね備えたタッチペン型バーコードリーダと、上
記印字部にセットされた交通違反切符に印刷されている
切符固有識別情報を上記バーコードリーダにより正常に
読み込まれた場合のみ、少なくとも上記画像読み取り部
により読み取られた運転免許証の画像データに基づいて
作成された印字データを上記交通違反切符に印字する制
御手段とを具備したことを特徴とする。

【００１３】請求項４記載の携帯型端末装置は、タッチ
パネル付きＬＣＤ、対象物の画像データを読み取る画像
読み取り部及び記録用紙を印字する印字部とを備えた携
帯型端末装置において、上記タッチパネルを操作するタ
ッチペン及び上記記録用紙にバーコード印刷された記録
用紙固有識別情報を読み取るバーコードリーダとを兼ね
備えたタッチペン型バーコードリーダと、上記印字部に
セットされた記録用紙に印刷されている記録用紙固有識
別情報を上記バーコードリーダにより正常に読み込まれ
た場合のみ、少なくとも上記画像読み取り部により読み
取られた対象物の画像データに基づいて作成された印字
データを上記記録用紙に印字する制御手段とを具備した
ことを特徴とする。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態について説明する。図１は交通違反切符発行
機の斜視図、図２は交通違反切符発行機の平面図、図３
はタッチペン型バーコードリーダのコードの巻き取り装
置を示す断面図である。

【００１５】図１及び図２において、２１は交通違反切
符発行機の筐体である。この筐体２１の上面には、タッ
チパネル付きＬＣＤ２２が設けられている。このタッチ
パネル付きＬＣＤ２２からは、タッチペンによるキー入
力、メニューの選択及び手書き文字の入力を行なうこと
ができる。

【００１６】さらに、筐体２１の上面の上端部には、断
面が略台形形状の棒状突起部２３がＸ方向に沿って設け
られている。筐体２１の上面には、棒状突起部２３を挟
んで用紙給入口２４及び用紙排出口２５が設けられてい
る。この用紙給入口２４からは図５に示すような交通違
反切符２６が挿入可能である。この交通違反切符２６の
右上肩部には、切符固有識別情報としてシリアル番号が
バーコード２７でプレ印刷されている。この交通違反切
符２６は例えば、４枚複写用紙により構成されている。
なお、用紙給入口２４と用紙排出口２５との間の筐体２
１内には、交通違反切符２６を搬送する搬送ローラ、サ
ーマルヘッド等が配設されている。

【００１７】さらに、棒状突起部２３の両側面には、運
転免許証を挿入する挿入口２８及び運転免許証を排出す
る排出口２９が配設されている。挿入口２８と排出口２
９との間の棒状突起部２３内には、挿入口２８から挿入
された運転免許証を搬送する搬送ローラ、運転免許証の
画像データを読み取る画像読み取り部としてのイメージ
センサ等が配設されている。

【００１８】また、用紙給入口２４が設けられている筐
体２１の側面には、図３に示すように、タッチペン型バ
ーコードリーダとしてのタッチペン型スキャナ３１のコ
ード３２を巻き取る巻き取り装置３３が埋設されてい
る。この筐体２１の側面には、コード３２を完全に巻き
取った状態でタッチペン型スキャナ３１を筐体２１内に
収納するための収納部３４が設けられている。また、こ
の巻き取り装置３３はコード３２を長さをどの位置でも
停止させておく機構を備えている。

【００１９】次に、図４を参照して本交通違反切符発行
機を制御するための制御ブロックについて説明する。

【００２０】図４において、４１は本交通違反切符発行
機を統括して制御するためのＭＰＵ（Micro Processor
Unit）である。このＭＰＵ４１には、図７に示す制御
プログラムの他、後述するイメージセンサ５５で読み取
られた運転免許証の画像データより運転免許証に記載さ
れている文字等を認識する認識プログラム等を記憶する
ＲＯＭ４２、各種作業エリアの他に図６に示すように、
交通違反者に発行した交通違反切符２６にバーコード２
７でプレ印刷されているシリアル番号とその交通違反切
符２６に印字した印字データとを整合させて記憶してい
る記憶領域を有するＲＡＭ４３、ＰＣカードスロット４
４、コンパクトフラッシュスロット４５が接続されてい
る。

【００２１】さらに、このＭＰＵ４１には、タッチパネ
ル付きＬＣＤ２２への表示制御を行なうＬＣＤコントロ
ーラ４６、プリンタＣＰＵ４７、スキャナコントローラ
４８、バーコードデコードＩＣ４９が接続されている。

【００２２】タッチパネル付きＬＣＤ２２からＭＰＵ４
１には、タッチパネルの操作信号ａがＭＰＵ４１に出力
されている。タッチパネル付きＬＣＤ２２には確認ボタ
ンが設けられている。

【００２３】プリンタＣＰＵ４７には、各種プリンタ制
御用プログラムを記憶しているＲＯＭ５０、各種作業エ
リアの他印字データを記憶する印字パッファが設けられ
ているＲＡＭ５１、用紙給入口２４と用紙排出口２５と
の間の筐体２１内に配設されているサーマルヘッド５
２、用紙給入口２４と用紙排出口２５との間で交通違反
切符の搬送等を行なうモータ５３が接続されている。

【００２４】スキャナコントローラ４８には、挿入口２
８から挿入された運転免許証を排出口方向に搬送するロ
ーラの駆動源としてのモータ５４、運転免許証の画像デ
ータを読み取るイメージセンサ５５、このイメージセン
サ５５で読み取った運転免許証の画像データを一時記憶
するＲＡＭ５６が接続されている。

【００２５】バーコードデコードＩＣ４９には、タッチ
ペン型スキャナ３１が接続されている。このバーコード
デコードＩＣ４９はタッチペン型スキャナ３１で読み取
られたバーコード２７をデコードして交通違反切符２６
のシリアル番号を検出している。

【００２６】次に、上記のように構成された本発明の一
実施の形態の動作について図７のフローチャートを参照
しながら説明する。交通違反切符を発行する警察官は図
１に示す本交通違反切符発行機を所持している。そし
て、交通違反切符を発行する場合には、まず、交通違反
者の運転免許証を挿入口２８から挿入する。そして、こ
の運転免許証をスキャンする免許証スキャン処理がなさ
れる（ステップＳ１）。この免許証スキャン処理によ
り、運転免許証の画像データはイメージセンサ５５で撮
像され、その画像データはＲＡＭ５６に一時記憶され
る。さらに、この運転免許証の画像データはＭＰＵ４１
の制御により文字認識され、運転免許証に記載されてい
る文字が認識されて、運転免許証データとしてＲＡＭ４
３に一時記憶される。

【００２７】さらに、警察官は交通違反切符発行機の筐
体２１の一部を片方の手で持った状態で、他方の手でタ
ッチペン型スキャナ３１を収納部３４から取り出して、
タッチペン型スキャナ３１の先端でタッチパネル付きＬ
ＣＤ２２に触れることにより、違反切符を発行するのに
必要な各項目データの入力やその訂正を行なう（ステッ
プＳ２）。

【００２８】次に、図５に示した交通違反切符２を用紙
給入口２４にセットする（ステップＳ３）。この結果、
用紙給入口２４から挿入された交通違反切符２６は、図
１に示すように交通違反切符２６の右上肩部にプレ印刷
されているバーコード２７が用紙排出口２５を少し通過
した位置まで搬送される。

【００２９】さらに、警察官は他方の手で握っているタ
ッチペン型スキャナ３１の先端を交通違反切符２６の右
上肩部にプレ印刷されているバーコード２７の配列方向
に走査することにより、バーコード２７を入力する処理
を行なう（ステップＳ４）。

【００３０】そして、ステップＳ２乃至Ｓ４の処理が正
常に行なわれた場合には、警察官は他方の手で握ってい
るタッチペン型スキャナ３１の先端タッチパネル付きＬ
ＣＤ２２の確認ボタンを操作する。この確認ボタンが操
作されない場合には、ステップＳ５の判定で「ＮＧ」と
判定されるためステップＳ２乃至Ｓ４の処理を再度実行
することが可能である。

【００３１】ところで、ステップＳ５の判定で、確認ボ
タンが操作されて、確認が「ＯＫ」であると判定された
場合には、バーコードは入力されているか判定される
（ステップＳ６）。この判定は、タッチペン型スキャナ
３１で読み取られたバーコードがバーコードデコードＩ
Ｃ４９でデコードされて、正常に交通違反切符２６のシ
リアル番号が検出されたかを判定している。

【００３２】このステップＳ６の判定で「ＮＯ」と判定
された場合には、再度警察官はバーコード２７をタッチ
ペン型スキャナ３１の先端で走査してバーコード２７を
入力する処理を再度行なう（ステップＳ４）。

【００３３】一方、ステップＳ６の判定で「ＹＥＳ」と
判定された場合には、ＲＡＭ４３に一時記憶されている
運転免許証データとタッチペン付きＬＣＤ２２から入力
されたデータに基づいて交通違反切符２６に印字する印
字データが作成されてＲＡＭ５１の印字バッファに送ら
れ、サーマルヘッド５２の通電制御がなされて、印字デ
ータが交通違反切符２６に印刷される（ステップＳ
７）。

【００３４】さらに、ステップＳ７で印刷された交通違
反切符２６のシリアル番号と交通違反切符２６に印字さ
れた印字データは整合性を保たれるように、図６に示す
むようにＲＡＭ４３に記憶される（ステップＳ８）。

【００３５】このように、交通違反切符２６を用紙吸入
口２４から挿入して図１に示す状態に停止させて後、交
通違反切符２６の右上肩部にプレ印刷されているバーコ
ード２７をタッチペン型スキャナ３１の先端で走査する
ことによりバーコード入力を行ない、バーコード２７の
読み取りが正常に行なわれて交通違反切符２６のシリア
ル番号が検出された場合のみ、交通違反切符２６に印字
データを印字するようにしたので、交通違反切符２６と
印字データとの整合性を確実に保つことができる。

【００３６】さらに、警察官は、交通違反切符発行機の
筐体２１の一部を片方の手で持った状態で他方の手でタ
ッチペン型スキャナ３１の先端でタッチパネル付きＬＣ
Ｄ２２に触れることにより、違反切符を発行するのに必
要な各項目データの入力やその訂正を行なうことができ
ると共に、交通違反切符２６にプレ印刷されているバー
コード２７をスキャンする走査も手を持ちかえることな
く行なうことができるので、交通違反切符を発行させる
作業の操作性を向上させることができる。

【００３７】さらに、タッチペン型スキャナ３１のコー
ド３２は筐体２１内に設けられた巻き取り装置３３によ
り巻き取り可能であるので、タッチペン型スキャナ３１
を使用しないときには収納部３４に収納させておくこと
により、タッチペン型スキャナ３１が邪魔になることは
ない。さらに、タッチペン型スキャナ３１を取り出す場
合には、コード３２の長さを適当な長さのところで止め
ておくことができるので、警察官の体格によって、必要
なコード３２の長さを調節することができる。

【００３８】なお、上記した実施の形態では、交通違反
切符を発行する交通違反切符発行機を一例に上げたが、
本発明は交通違反切符発行機に限るものではなく、タッ
チパネル付きＬＣＤ、対象物の画像データを読み取る画
像読み取り部及び記録用紙を印字する印字部とを備えた
携帯型端末装置についても同様に実施可能である。

【００３９】

【発明の効果】請求項１ないし請求項３記載の発明よれ
ば、タッチパネル付きＬＣＤ、運転免許証の画像データ
を読み取る画像読み取り部及び交通違反切符を印字する
印字部とを備え、交通違反者に対して交通違反切符を発
行する交通違反切符発行機において、タッチペンとバー
コードリーダを１つにすることにより入力作業を簡単に
すると共に、少なくとも画像読み取り部で読み取った運
転免許証データに基づいた印字データとバーコードリー
ダで読み取った違反切符にバーコードでプレ印刷されシ
リアル番号との整合性を確実に取ることができる。

【００４０】請求項４記載の発明によれば、交通違反切
符以外の記録用紙を発行する場合でも請求項１ないし請
求項３と同様な効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施の形態に係わる交通違反切符発
行機の斜視図。

【図２】同交通違反切符発行機の平面図。

【図３】タッチペン型スキャナのコードを巻き取る巻き
取り装置を構造を説明するための要部断面図。

【図４】交通違反切符発行機の制御ブロックを示す図。

【図５】交通違反切符の平面図。

【図６】交通違反切符のシリアル番号と印字データとの
対応関係を説明るための図。

【図７】本発明の一実施の形態の動作を説明するための
フローチャート。

【図８】従来の交通違反切符発行機を説明するための
図。

【図９】従来の交通違反切符発行機を説明するための
図。

【符号の説明】

２１…筐体、 ２２…タッチパネル付きＬＣＤ、 ２３…棒状突起部、 ２４…用紙給入口、 ２５…用紙排出口、 ２６…交通違反切符、 ２７…バーコード、 ２８…挿入口、 ２９…排出口、 ３１…タッチペン型スキャナ、 ３２…コード、 ３３…巻き取り装置、 ３４…収納部、

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０７Ｂ 5/00 Ｇ０７Ｂ 5/00 Ｄ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 タッチパネル付きＬＣＤ、運転免許証の
   画像データを読み取る画像読み取り部及び交通違反切符
   を印字する印字部とを備え、交通違反者に対して交通違
   反切符を発行する交通違反切符発行機において、 上記タッチパネルを操作するタッチペン及び上記交通違
   反切符に印刷されているバーコードを読み取るバーコー
   ドリーダとを兼ね備えたタッチペン型バーコードリーダ
   とを具備したことを特徴とする交通違反切符発行機。
2. 【請求項２】 上記タッチペン型バーコードリーダのケ
   ーブルは上記発行機の筐体内に設けられた巻き取り装置
   により巻き取り可能であることを特徴とする請求項１記
   載の交通違反切符発行機。
3. 【請求項３】 タッチパネル付きＬＣＤ、運転免許証の
   画像データを読み取る画像読み取り部及び交通違反切符
   を印字する印字部とを備え、交通違反者に対して交通違
   反切符を発行する交通違反切符発行機において、 上記タッチパネルを操作するタッチペン及び上記交通違
   反切符にバーコード印刷されている切符固有識別情報を
   読み取るバーコードリーダとを兼ね備えたタッチペン型
   バーコードリーダと、 上記印字部にセットされた交通違反切符に印刷されてい
   る切符固有識別情報を上記バーコードリーダにより正常
   に読み込まれた場合のみ、少なくとも上記画像読み取り
   部により読み取られた運転免許証の画像データに基づい
   て作成された印字データを上記交通違反切符に印字する
   制御手段とを具備したことを特徴とする交通違反切符発
   行機。
4. 【請求項４】 タッチパネル付きＬＣＤ、対象物の画像
   データを読み取る画像読み取り部及び記録用紙を印字す
   る印字部とを備えた携帯型端末装置において、 上記タッチパネルを操作するタッチペン及び上記記録用
   紙にバーコード印刷された記録用紙固有識別情報を読み
   取るバーコードリーダとを兼ね備えたタッチペン型バー
   コードリーダと、 上記印字部にセットされた記録用紙に印刷されている記
   録用紙固有識別情報を上記バーコードリーダにより正常
   に読み込まれた場合のみ、少なくとも上記画像読み取り
   部により読み取られた対象物の画像データに基づいて作
   成された印字データを上記記録用紙に印字する制御手段
   とを具備したことを特徴とする携帯型端末装置。