JP2001290837A - 価値観情報提供システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 日常生活と、インターネットとの境界をなく
すことにより、誰もが、簡単に自由にインターネットを
使えるようにする。 【解決手段】 価値観情報提供システムは、日常生活で
馴染みのある操作環境により指定可能なエージェントを
通して、ユーザ個別の嗜好対応の推薦ページをユーザ利
用の端末装置に表示させる第１の制御手段と；前記端末
装置における指定操作に応じ、前記エージェントを通し
て前記推薦ページに関連するリンク集を前記端末装置に
表示させる第２の制御手段とを備える。また、この価値
観情報提供システムは、前記ユーザ個別の嗜好を群知能
ＡＩの推測技術に基づき判断して、前記推薦ページ及び
前記リンク集を表示させる第３の制御手段を更に備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットの
検索（特に、嗜好分析対応おすすめ）における利用者の
負担をなくし、かつ利用者一人ひとり個別に欲しいと思
うサイトの情報（コンテンツ）を人工知能を用いて提供
する仕組みと、その入カエージェント（ナレッジ型リモ
コンエージェント）のデザイン、システムの技術分野に
関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の技術は、日常生活の操作方法とは
違った方法で、インターネットへの操作（アクセス）方
法を提供しているため、利用者（ユーザと記載すること
もある）に混乱を与えている。

【０００３】インターネットの世界においては、多様性
を持つ情報が数限りなく存在し、個人利用及び商用利用
を含めて情報流通などでは計り知れない利用価値が存在
するが、多様性のあまり望むページ（ホームページ）や
サイトにたどり着くには相当の労力を必要としている。

【０００４】現在、インターネットの検索システムで
は、一般的にサーチエンジンが利用されるが、使い慣れ
ないユーザには難しく、論理積（ＡＮＤ）や論理和（Ｏ
Ｒ）などの多機能検索はもとより、簡単な検索も実際面
ではなかなか使えないか、仮に使えたとしても適切で適
量の検索結果を得ることが難しい。

【０００５】ユーザがパーソナルコンピュータ（ＰＣ）
などの端末装置を利用する場合、操作はキーボードから
のキーワードなどの入力が中心であり、端末装置側の受
け取り易さを重視した、つまり使う側（人）のためのイ
ンターフェースが全く考慮されていない状態といえる。

【０００６】これでは、検索はもとより、ユーザの個々
が望むことや欲しい情報などを簡単にかつ最適に得るこ
とが困難であるばかりでなく、既存の情報を統合するイ
ンターフェースを含むインターネットを利用するための
総合的な出入り口であるコントールパネル的存在がな
い。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】したがって、手に取っ
て触れる日常生活と、バーチャルなインターネットの世
界とでは、動作や操作性で大きくかけ離れ、今まで馴染
んだ日常生活の操作習慣が役に立たないか、あってもイ
ンターネットの操作を逆に混乱させて、インターネット
を使おうとする一般ユーザのための、日常生活と融合し
たインターフェースの存在が無かったという問題があ
る。

【０００８】本発明の課題は、日常生活と、インターネ
ットとの境界をなくすことにより、誰もが、簡単に自由
にインターネットを使えるようにする手法を提供するこ
とにある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の価値観情報提供システムにおいては、日常
生活で馴染み親しまれた操作性をインターネットにもエ
ージェントとして取り入れ、インターネットの出入り口
機能、利用者に代わってのロボット機能、人工知能レコ
メンデーション（おすすめ）機能などを取り入れた、ナ
レッジエージェントを用いる。

【００１０】本発明の第１の価値観情報提供システム
は、日常生活で馴染みのある操作環境により指定可能な
エージェントを通して、ユーザ個別の嗜好対応の推薦ペ
ージをユーザ利用の端末装置装置に表示させる第１の制
御手段と；前記端末装置装置における指定操作に応じ、
前記エージェントを通して前記推薦ページに関連するリ
ンク集を前記端末装置装置に表示させる第２の制御手段
とを備える。

【００１１】本発明の第２の価値観情報提供システム
は、前記ユーザ個別の嗜好を群知能ＡＩの推測技術に基
づき判断して、前記推薦ページ及び前記リンク集を表示
させる第３の制御手段を更に備える。

【００１２】本発明の第３の価値観情報提供システム
は、前記第３の制御手段がユーザ個別にリアルタイムで
作り出すブックマークの動的変化を捉えてその文字列分
析により、要約的コードを生成し、全体グループとユー
ザ個々との位置関係を利用して、前記ユーザ個別の嗜好
を推測する。

【００１３】また、前記エージェントは、日常生活で馴
染みのある操作環境を提供するリモコン端末装置または
携帯電話端末装置である。前記第１、第２及び第３の制
御手段は、ＩＰネットワーク上の配信サーバに備えられ
ている。本発明の第１の価値観情報提供方法は、日常生
活で馴染みのある操作環境により指定可能なエージェン
トを通して、ユーザ個別の嗜好対応の推薦ページをユー
ザ利用の端末装置装置に表示させるステップと；前記端
末装置装置における指定操作に応じ、前記エージェント
を通して前記推薦ページに関連するリンク集を前記端末
装置装置に表示させるステップとを備える。

【００１４】本発明の第２の価値観情報提供方法は、前
記ユーザ個別の嗜好を群知能ＡＩの推測技術に基づき判
断して、前記推薦ページ及び前記リンク集を表示させる
ステップを更に備える。

【００１５】本発明の第３の価値観情報提供方法は、ユ
ーザ個別にリアルタイムで作り出すブックマークの動的
変化を捉えてその文字列分析により、要約的コードを生
成し、全体グループとユーザ個々との位置関係を利用し
て、前記ユーザ個別の嗜好を推測するステップを更に備
える。

【００１６】上述した各処理はコンピュータで実行可能
なプログラムとして提供され、ＣＤ−ＲＯＭやフロッピ
ー（登録商標）ディスクなどの記録媒体、さらには通信
回線を経て提供可能である。

【００１７】

【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。

【００１８】〔価値観情報提供システム〕本発明の一実
施の形態におけるシステムの構成例を示す図１を参照す
ると、この価値観情報提供システムＳＹＳにおいて、配
信サーバ１はユーザ（人）を最小単位の分類とし、群知
能ＡＩ（人工知能）で人の価値観（趣味、嗜好など）の
シンパシーをマッチングさせる検索エンジンである。ま
た、配信サーバ１は自分（ユーザ）を中心に、その人の
興味を判断して他のユーザをその人の周りに集めてくる
自動エージェント（リモコンロボットエージェント）で
ある。

【００１９】この配信サーバ１は人の価値観、特に嗜好
を自動的にコード化して、他の人との嗜好の近さ、遠さ
を数的に判断する。そのために、あるグループの中の個
性、つまり群の中の個を捕らえることにより、複雑な多
様性を解決する。配信サーバ１は価値観情報（嗜好）デ
ータベースサーバである。

【００２０】この配信サーバ１における群知能ＡＩリコ
メンデーション手法については、後に詳細に述べる。

【００２１】この配信サーバ１は、他の配信サーバ２，
３，４と同様にＷｅｂサーバとしても機能し、図示省略
のインターネットまたはイントラネットなどのＩＰ(Int
ernet Protocol)ネットワーク及び通信回線を通して、
ユーザ利用の端末装置（たとえば、Ｗｅｂクライアント
であるＰＣ）５にＷｅｂページ対応の情報（コンテン
ツ）の配信が可能である。

【００２２】配信サーバ１，２，３，４は互いに他者
（他社）が管理するサーバコンピュータであり、端末装
置５と同様に、中央制御装置、主記憶装置、外部記憶装
置としてのハードディスク装置、通信インターフェー
ス、及び表示装置としてのディスプレイ装置などから構
成されている。また、端末装置５は上記各構成要素装置
の他にキーボード及びマウスなどの入力装置を備える。
ただし、この発明の実施においては、検索のキーワード
入力のためにはキーボードを使用しない。

【００２３】配信サーバ１，２，３，４の中央制御装置
はハードディスク装置にインストールされたプログラム
に従って動作する。配信サーバ１のリモコンロボットエ
ージェントの機能をこのプログラムにより遂行する。

【００２４】ＩＰネットワーク、つまりインターネット
は配信サーバ１〜４からＨＴＴＰ（Hyper Text Transfe
r Protocol）などの所定プロトコルに則って送信された
ＨＴＭＬ（Hyper Text Markup Language）文書形式、Ｘ
ＭＬ（Extensible Markup Language）文書形式、または
ＳＧＭＬ（Standard Generalized Markup Language）文
書形式などの情報（データ）を端末装置５に伝送する。

【００２５】端末装置５の中央制御装置はハードディス
ク装置にインストールされたプログラムに従って、配信
サーバ１などから配信された情報をディスプレイ装置に
表示する。また、端末装置５の中央制御装置はマウスを
通じて入力された指定情報（ただし、ＵＲＬ：Uniform
Resource Locatorは含まない）及びコマンドを通信イン
ターフェース、通信回線及びネットワークを介して、配
信サーバ１などに送信する。

【００２６】〔ポータルサイト及びリモコンロボットエ
ージェント〕この価値観情報提供システムＳＹＳにおい
ては、図２に示すように、配信サーバ１はリモコンロボ
ットエージェント（ナレッジエージェント）２０を端末
装置５への表示ページにメニュー窓２１として導入して
いる。

【００２７】図２に示す画面は、配信サーバ１がユーザ
の嗜好を群知能ＡＩの推測技術に基づき判断して、推薦
ホームページ（おすすめのホームページ）を自動的に表
示するポータル（玄関）サイト「ウェブ・チェリー（Ｗ
ｅｂｃｈｅｒｒｙ）」の一例である。

【００２８】この画面の中央部分２２は複数のユーザに
共通のページ内容のカテゴリー分類表示である。会員登
録を済ませたユーザがこの画面において、人工知能で辿
った嗜好の内容に対応したターゲット広告表示状態のリ
モコンロボットエージェント２０の一部分をマウスクリ
ック（指定）すると、つまり「ｍｙリモコン」画面を開
くと、図３に一例を示すように、最初はおすすめ「新し
いおすすめが入りました。見ますか」が表示される。

【００２９】ここで、ユーザが丸いボタン３３を指定す
る、つまりおすすめを見るを選択すると、ホームページ
（サイト）名及びコメント、例えば「あなたに逢いたく
て」及び「恋愛について熱く語れる。見ているだけで
…」が表示される。ユーザがボタン３３を再度指定する
と、その内容（リンク集）が例えば、英字ボタン「Ｅ」
対応のチャネルに最大１８個順次に登録される。

【００３０】ユーザがボタン３１を指定した場合は、次
の（別の）おすすめのホームページ名及びコメントが表
示される。おすすめのホームページ名及びコメントの表
示を拒否する場合、またはおすすめの表示内容を戻す場
合は、ボタン３２を指定する。

【００３１】図４はおすすめのホームページの表示の一
例を示している。この例では、おすすめのホームページ
のリンク集として、１：恋愛通信、２：Ｃｈａｎｃｅ
ｉｔ！、……、６：お弁当日記の６つのメニューが窓部
分３０に表示されている。この場合、コメントの表示は
しない。

【００３２】この表示状態において、数字ボタン「１〜
６」のいずれかを指定すると、窓部分３０に数字対応の
登録内容が表示される。英字ボタン「Ａ〜Ｆ」はチャネ
ル切り替え、つまりニュース、スポーツなどのカテゴリ
ーの切り替えのための指定ボタンである。同一英字ボタ
ンを２回連続指定すると、そのカテゴリーの一覧表が図
２に示す端末装置５の画面内に（窓部分３０内でもよ
い）表示される。

【００３３】また、「リスト」ボタンはおすすめ、手動
登録、チャネルなど窓機能の切り替えに使用する。「Ｔ
ＯＰ」ボタンはリンク集のトップページへ戻るときに指
定する。「Ｃ」及び「Ｗ」ボタンはおすすめに表示する
カテゴリー（詳細は図２の画面下部に示す）の登録内容
の変更に使用する。

【００３４】上述したリモコンロボットエージェント２
０は窓部分３０に表示する見出し文字を通してユーザに
会話型ガイドを送る構成であるが、図５に示すように、
音声分析・合成及び認識技術を利用したキャラクタ（ペ
ット）５０を通してユーザと実際に会話しながら、検索
を進めていく構成を採ることもできる。

【００３５】また、上述したリモコンロボットエージェ
ント２０はポータル（玄関）サイトの画面内にメニュー
窓２１として設けたが、着脱可能なリモコン端末または
携帯電話端末の機能の一部として実施することが可能で
ある。この場合、リモコンロボットエージェント２０と
してのリモコン端末または携帯電話端末と端末装置５と
の間は赤外線または無線周波数信号によって接続され
る。

【００３６】このように、日常生活で親しみのあるリモ
コン端末や携帯電話端末の操作をインターネットの世界
に持ち込むことにより、誰もが簡単に、いつでもインタ
ーネットを使用することを可能にする。

【００３７】〔群知能ＡＩリコメンデーション手法〕次
に、上述した価値観情報提供システムＳＹＳの配信サー
バ１における群知能ＡＩリコメンデーション手法につい
て述べる。図６は群知能ＡＩリコメンデーション手法の
処理手順（Ｓ６１〜Ｓ６５）を示す。

【００３８】この群知能ＡＩリコメンデーションは、ユ
ーザ一人ひとりに、リアルタイムで作り出すブックマー
クの動的変化を捉えてその文字列分析により、要約的コ
ード（ｔａｓｔｅ ｃｏｄｅ）を生成し全体グループと
ユーザ個々との位置関係を利用してユーザ個々の嗜好を
推測する手法である。

【００３９】既にある人工知能理論とは全く違い、個の
動的変化と群全体の動的変化とから、個の嗜好を推測す
ると言う技術を用いる。この理論を成立させるには、１
と言う個では捉えることができず、必ず複数の個（群）
が存在する必要があり、逆に言えば個の数（母数＝群）
が多くなればなる程、推測は更に的確なものになる。言
い換えれば、多様な価値観をマッチングさせて推測して
いるとも言える。この面でも既存理論とは全く違ってい
ると言える。

【００４０】例えば、ユーザＵｘさんの嗜好を捕らえる
には、このコードを一定のルールでソートすると、全ユ
ーザの中の、Ｕｘさんがどの位置にいるかを判断して、
Ｕｘさんの前後のＵｘ−１さん及びＵｘ＋１さんのコー
ド内容及びブックマーク内容と比較してＵｘさんの嗜好
を推測する。

【００４１】ユーザ一人ひとり専用のブックマークが存
在し、そこに表示されたサイト名をクリックすると、リ
アルタイム（利用頻度順と利用時間順（利用履歴））に
その順番が変わる。

【００４２】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
誰にでも、何時でも、簡単に操作できるため、このエー
ジェント機能を用いることにより、インターネットの普
及及び利用を加速させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の一実施の形態の価値観情報提供シス
テムの構成を示すブロック図。

【図２】 推薦ホームページ（おすすめのホームペー
ジ）を自動的に表示するポータル（玄関）サイトの一例
を示す。

【図３】 リモコンロボットエージェントの機能を説明
するための図。

【図４】 リモコンロボットエージェントにおけるおす
すめホームページの表示例を示す。

【図５】 リモコンロボットエージェントにおけるキャ
ラクタ利用例を示す。

【図６】 群知能ＡＩリコメンデーション手法の処理手
順を示す。

【符号の説明】

ＳＹＳ 価値観情報提供システム １ 配信サーバ ２，３，４ 配信サーバ ５ 端末装置 ２０ リモコンロボットエージェント ２１ メニュー窓 ２２ 共通ぺージ

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 日常生活で馴染みのある操作環境により
   指定可能なエージェントを通して、ユーザ個別の嗜好対
   応の推薦ページをユーザ利用の端末装置に表示させる第
   １の制御手段と；前記端末装置における指定操作に応
   じ、前記エージェントを通して前記推薦ページに関連す
   るリンク集を前記端末装置に表示させる第２の制御手段
   と；を備える価値観情報提供システム。
2. 【請求項２】 前記ユーザ個別の嗜好を群知能ＡＩの推
   測技術に基づき判断して、前記推薦ページ及び前記リン
   ク集を表示させる第３の制御手段を更に備える請求項１
   記載の価値観情報提供システム。
3. 【請求項３】 前記第３の制御手段は、ユーザ個別にリ
   アルタイムで作り出すブックマークの動的変化を捉えて
   その文字列分析により、要約的コードを生成し、全体グ
   ループとユーザ個々との位置関係を利用して、前記ユー
   ザ個別の嗜好を推測する請求項２記載の価値観情報提供
   システム。
4. 【請求項４】 前記エージェントは、日常生活で馴染み
   のある操作環境を提供するリモコン端末または携帯電話
   端末である請求項１記載の価値観情報提供システム。
5. 【請求項５】 前記第１、第２及び第３の制御手段は、
   ＩＰネットワーク上の配信サーバに備えられている請求
   項２記載の価値観情報提供システム。
6. 【請求項６】 日常生活で馴染みのある操作環境により
   指定可能なエージェントを通して、ユーザ個別の嗜好対
   応の推薦ページをユーザ利用の端末装置に表示させるス
   テップと；前記端末装置における指定操作に応じ、前記
   エージェントを通して前記推薦ページに関連するリンク
   集を前記端末装置に表示させるステップと；を備える価
   値観情報提供方法。
7. 【請求項７】 前記ユーザ個別の嗜好を群知能ＡＩの推
   測技術に基づき判断して、前記推薦ページ及び前記リン
   ク集を表示させるステップを更に備える請求項６記載の
   価値観情報提供方法。
8. 【請求項８】 ユーザ個別にリアルタイムで作り出すブ
   ックマークの動的変化を捉えてその文字列分析により、
   要約的コードを生成し、全体グループとユーザ個々との
   位置関係を利用して、前記ユーザ個別の嗜好を推測する
   ステップを更に備える請求項６記載の価値観情報提供方
   法。
9. 【請求項９】 コンピュータに、 日常生活で馴染みのある操作環境により指定可能なエー
   ジェントを通して、ユーザ個別の嗜好対応の推薦ページ
   をユーザ利用の端末装置に表示させるステップと；前記
   端末装置における指定操作に応じ、前記エージェントを
   通して前記推薦ページに関連するリンク集を前記端末装
   置に表示させるステップと；を実行させるためのプログ
   ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
10. 【請求項１０】 前記ユーザ個別の嗜好を群知能ＡＩの
    推測技術に基づき判断して、前記推薦ページ及び前記リ
    ンク集を表示させるステップを更に実行させるためのプ
    ログラムを記録した請求項９記載のコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
11. 【請求項１１】 ユーザ個別にリアルタイムで作り出す
    ブックマークの動的変化を捉えてその文字列分析によ
    り、要約的コードを生成し、全体グループとユーザ個々
    との位置関係を利用して、前記ユーザ個別の嗜好を推測
    するステップを更に実行させるためのプログラムを記録
    した請求項９記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。