JP2001290765A - ユーザ入力情報の共有方法並びにそのシステム - Google Patents

ユーザ入力情報の共有方法並びにそのシステム

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JP2001290765A
JP2001290765A JP2000101879A JP2000101879A JP2001290765A JP 2001290765 A JP2001290765 A JP 2001290765A JP 2000101879 A JP2000101879 A JP 2000101879A JP 2000101879 A JP2000101879 A JP 2000101879A JP 2001290765 A JP2001290765 A JP 2001290765A
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JP2000101879A
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Kensaku Togashi
健作 富樫
Atsushi Niimura
篤 新村
Akira Ono
朗 小野
Shinsuke Yoshizawa
伸典 吉澤
Toru Hasegawa
透 長谷川
Hideya Okazaki
秀哉 岡崎
Shogo Origasa
昇吾 折笠
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NTT Communications Corp
Hitachi Information Technology Co Ltd
Original Assignee
NTT Communications Corp
Hitachi Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IPネットワークを介した電子商取引におけ
るユーザ入力情報の共有を可能とすること。 【解決手段】 Webブラウザに表示されたユーザ入力
情報入出力部に入力された個人情報などのユーザ入力情
報をユーザ入力情報共有ソフトウェア間で送受信するこ
とにより、端末装置間で送受信されるデータ量を削減し
てユーザ入力情報の共有を行い、また、ユーザ入力情報
の送受信に際し優先権を持たせるためのトークン制御部
を端末装置に持つことにより、ユーザ入力情報の共有を
行うもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
介する電子商取引におけるユーザ入力情報の共有方法並
びにそのシステムに係り、特に電子商取引においてユー
ザ入力情報を共有することができるユーザ入力情報の共
有方法並びにそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にインターネットは、IPネットワ
ーク(インターネット網)に接続されたWWW(World
Wide Web)サーバ内の情報をIPネットワークに接続さ
れた端末装置から自由に閲覧できる、Webブラウザと
いうアプリケーションが使用されている。このWebブ
ラウザは、端末装置からWWWサーバに対して閲覧要求
を行うことにより、WWWサーバ内の様々な情報のWe
bページを閲覧することのできるアプリケーションであ
る。
【0003】このWebページは、一般にHTML(Hy
per Text Markup Language)と呼ばれる言語を使用して
作成されている。このHTMLはWebページをどのよ
うに表示するかを定義するタグの集まりであり、このタ
グは、テキスト、グラフィックス、コントロール、およ
びその他の機能の表示をサポートする機能があることが
知られている。
【0004】また、前記Webブラウザは、WWWサー
バへの情報の送信を可能にする機能を備え、WWWサー
バへ情報を送信するにあたって、その情報送信に必要な
指示を与えるためのボタンをWebブラウザ上に表示
し、Webブラウザ上のボタンがユーザによって押下
(クリック)することにより、押下されたボタンの内容
をWWWサーバに転送し、そのボタンによって特定され
る処理をWWWサーバに依頼する機能を備えている。こ
の情報送信に使用されるタグを一般にフォームタグと呼
ぶ。フォームタグは、テキスト入力、内容選択、および
情報送信のためのボタン表示などの機能を持ち、このフ
ォームタグを用いることにより、Webブラウザの操作
者がWWWサーバに対して情報を送信することができ
る。
【0005】前記フォームタグは、近年のIPネットワ
ークを介した電子商取引において使用され、例えば、W
ebブラウザ側の管理者が、製品を宣伝するWebペー
ジに、フォームタグを用いて提供される製品のリストや
Webブラウザ操作者の個人情報である住所や氏名など
をWebブラウザ操作者が入力するための入力領域を作
成しておき、顧客であるWebブラウザ操作者が、前記
Webページを閲覧しながら、購入を希望する製品を特
定する希望製品情報や個人情報を入力し、WWWサーバ
に送信することができる。尚、本明細書においては、以
下、Webブラウザ操作者が購入を希望する製品を特定
する希望製品情報および住所や氏名などの個人情報など
Webブラウザ操作者が入力する情報を、ユーザ入力情
報と呼ぶ。
【0006】また、他のIPネットワークを介した電子
商取引としては、IPネットワーク及び公衆網を用いた
音声通信により、Webブラウザ操作者が購入を希望す
る製品を特定する希望製品情報や個人情報をIPネット
ワークに接続された他方のWebブラウザ操作者に口頭
で通知することにより、電子商取引を実現する方法が知
られている。
【0007】また、インターネットに接続された端末装
置間において相互にユーザ入力情報の共有を行う方法と
して、インターネットに接続された端末装置間におい
て、Webブラウザに表示されたホームページ画面を画
像データとして送受信することにより、ユーザ入力情報
の共有を実現する方法が知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
るフォームタグを用いた電子商取引方法は、情報送信が
WWWサーバに対して情報を入力したWebブラウザか
らのみしか行われず、特にIPネットワークを介した電
子商取引において、製品を宣伝するWebページのWe
bブラウザ操作者などのIPネットワークに接続された
他方の端末装置の操作者(販売者)から製品を購入しよ
うとするWebブラウザ操作者(顧客)への情報入力の
援助を行うことはできないため、顧客が自己の個人情報
や購入を希望する製品を特定する希望製品情報など全て
の情報を入力しなければならないと言う不具合があっ
た。
【0009】また、前記フォームタグによる電子商取引
方法は、顧客がフォームタグへ入力した情報が、WWW
サーバに送信され、WWWサーバがWebブラウザ操作
者からの入力情報を受信した後でないと、販売者が前記
入力した情報を知ることができず、顧客の情報入力に際
し、入力データや入力形式の正誤判別が容易には行うこ
とができないと言う不具合があった。
【0010】また、前記電子商取引方法において、製品
を宣伝するWebページのWebブラウザ操作者(販売
者)が、顧客のフォームタグへの情報入力を援助するめ
に、既知である情報(製品名やデータベースに格納され
ている製品を購入しようとするWebブラウザ操作者の
個人情報など)を入力したWebページ画面を画像デー
タとして顧客に送信する方法も提案されているが、この
方法は、顧客は受信した画像データをもとに、受信した
データの情報と同じ情報を入力する必要があり、更に画
面データを送受信することにより、データ量が増大し、
IPネットワークへの負荷が増大するという不具合があ
った。
【0011】また前記IPネットワーク及び公衆網を用
いた音声通信を用いた電子商取引方法は、Webブラウ
ザ操作者(顧客)が購入を希望する製品を特定する希望
製品情報や個人情報をIPネットワークに接続された他
方のWebブラウザ操作者(販売者)に口頭で通知する
際、IPネットワークのネットワーク状態の悪化による
音声品質の劣化や遅延、並びに通知内容の言い間違いや
聞き間違いなどにより、販売者に確実に情報を伝えられ
ないことがあるという不具合があった。
【0012】本発明の目的は、前述の不具合を除去する
ことであり、Webブラウザ操作者の情報入力にかかる
手順を軽減し、送信されるデータの内容やデータ形式の
誤りを防ぎ、画像データ等の大容量データの送受信を行
うことなく、音声通信のみによる情報通知が失敗する可
能性を軽減したIPネットワークを介した電子商取引方
法及びその電子商取引システムに有効なユーザ入力情報
の共有方法並びにそのシステムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、Webページを蓄積し、IPネットワーク
を介して複数の端末装置からのリクエストに応じてWe
bページを送信するWebサーバと、Webページを表
示するWebブラウザを持ち、Webブラウザ操作者の
行った操作に応じて前記Webサーバに対してWebペ
ージをリクエストする複数の端末装置とを含むネットワ
ークシステムのユーザ入力情報の共有方法において、前
記複数の端末装置に、Webブラウザ操作者が入力した
購入を希望する製品を特定する希望製品情報、住所及び
氏名を含む個人情報から成るユーザ入力情報の入出力を
行うためのユーザ入力情報入出力部と、複数の端末装置
間におけるユーザ入力情報の共有を行うためのユーザ入
力情報共有ソフトウェアとを設け、一方の端末装置のユ
ーザ入力情報共有ソフトウェアが、該端末装置で閲覧中
のWebページにあるユーザ入力情報入出力部より入力
されたユーザ入力情報を他方の端末装置のユーザ入力情
報共有ソフトウェアに送信し、前記ユーザ入力情報を受
信した他方の端末装置が、受信したユーザ入力情報を、
他方の端末装置で閲覧中のWebページにあるユーザ入
力情報入出力部に表示することにより、ユーザ入力情報
の共有を行うことを第1の特徴とする。
【0014】また本発明は、前述のネットワークシステ
ムのユーザ入力情報の共有方法において、前記複数の端
末装置に、Webブラウザ操作者が入力した購入を希望
する製品を特定する希望製品情報、住所及び氏名を含む
個人情報から成るユーザ入力情報の入出力を行うための
ユーザ入力情報入出力部と、複数の端末装置間における
ユーザ入力情報の送信に際し優先権を制御するためのト
ークン制御部とを設け、一方の端末装置のユーザ入力情
報共有ソフトウェアが、該端末装置で閲覧中のWebペ
ージにあるユーザ入力情報入出力部より入力されたユー
ザ入力情報を他方の端末装置のユーザ入力情報共有ソフ
トウェアへ送信するとき、他方の端末装置のトークン制
御部にトークン取得要求を送信し、これを受信した他方
の端末装置のトークン制御部が、他方の端末装置のユー
ザ入力情報共有ソフトウェアに対して他方の端末装置で
閲覧中のWebページに含まれるユーザ入力情報入出力
部からのユーザ入力情報の入力受付を一時的に制限する
と共に、前記受信したユーザ入力情報を他方の端末装置
が閲覧中のWebページに含まれるユーザ入力情報入出
力部に表示し、ユーザ入力情報の共有を行うことを第2
の特徴とする。
【0015】更に本発明は、前記各特徴のユーザ入力情
報の共有方法において、前記ユーザ入力情報ソフトウェ
アが、IPネットワークに接続されている他の端末装置
に対し1対1、1対多数、多数対多数の形態の何れかの
接続を行うことを第3の特徴とする。
【0016】更に本発明は、Webページを蓄積し、I
Pネットワークを介して複数の端末装置からのリクエス
トに応じてWebページを送信するWebサーバと、W
ebページを表示するWebブラウザを持ち、Webブ
ラウザ操作者の行った操作に応じて前記Webサーバに
対してWebページをリクエストする複数の端末装置と
を含むネットワークシステムにおいて、前記複数の端末
装置が、Webブラウザ操作者が入力した購入を希望す
る製品を特定する希望製品情報、住所及び氏名を含む個
人情報から成るユーザ入力情報の入出力を行うためのユ
ーザ入力情報入出力部と、複数の端末装置間におけるユ
ーザ入力情報の共有を行うためのユーザ入力情報共有ソ
フトウェアとを設け、一方の端末装置のユーザ入力情報
共有ソフトウェアが、該端末装置で閲覧中のWebペー
ジにあるユーザ入力情報入出力部より入力されたユーザ
入力情報を他方の端末装置のユーザ入力情報共有ソフト
ウェアに送信し、前記ユーザ入力情報を受信した他方の
端末装置が、受信したユーザ入力情報を、他方の端末装
置で閲覧中のWebページにあるユーザ入力情報入出力
部に表示することにより、ユーザ入力情報の共有を行う
ことを第4の特徴とする。
【0017】また本発明は、前述のネットワークシステ
ムにおいて、前記複数の端末装置が、Webブラウザ操
作者が入力した購入を希望する製品を特定する希望製品
情報、住所及び氏名を含む個人情報から成るユーザ入力
情報の入出力を行うためのユーザ入力情報入出力部と、
複数の端末装置間におけるユーザ入力情報の送信に際し
優先権を制御するためのトークン制御部とを設け、一方
の端末装置のユーザ入力情報共有ソフトウェアが、該端
末装置で閲覧中のWebページにあるユーザ入力情報入
出力部より入力されたユーザ入力情報を他方の端末装置
のユーザ入力情報共有ソフトウェアへ送信するとき、他
方の端末装置のトークン制御部にトークン取得要求を送
信し、これを受信した他方の端末装置のトークン制御部
が、他方の端末装置のユーザ入力情報共有ソフトウェア
に対して他方の端末装置で閲覧中のWebページに含ま
れるユーザ入力情報入出力部からのユーザ入力情報の入
力受付を一時的に制限すると共に、前記受信したユーザ
入力情報を他方の端末装置が閲覧中のWebページに含
まれるユーザ入力情報入出力部に表示し、ユーザ入力情
報の共有を行うことを第5の特徴とする。
【0018】更に本発明は、前記第4及び第5の特徴の
ネットワークシステムにおいて、前記ユーザ入力情報ソ
フトウェアが、IPネットワークに接続されている他の
端末装置に対し1対1、1対多数、多数対多数の形態の
何れかの接続を行うことを第6の特徴とする。
【0019】また本発明は、前記第1及び第2の特徴の
ネットワークシステムにおいて、前記一方の端末装置が
顧客のユーザ入力情報を入力する顧客端末装置であり、
前記他方の端末装置がオペレータ端末装置であり、前記
顧客端末装置のユーザ入力情報入出力部に入力したユー
ザ入力情報をオペレータ端末装置のユーザ入力情報入出
力部に表示することにより、電子商取引においてユーザ
入力情報の共有を行うことを第7の特徴とする。
【0020】また本発明は、前記第4又は第5又は第6
の特徴のネットワークシステムにおいて、前記一方の端
末装置が顧客のユーザ入力情報を入力する顧客端末装置
であり、前記他方の端末装置がオペレータ端末装置であ
り、前記顧客端末装置のユーザ入力情報入出力部に入力
したユーザ入力情報をオペレータ端末装置のユーザ入力
情報入出力部に表示することにより、電子商取引におい
てユーザ入力情報の共有を行うことを第8の特徴とす
る。
【0021】更に本発明は、前記第1及び第2の特徴の
ネットワークシステムにおいて、前記一方の端末装置が
顧客のユーザ入力情報を入力する顧客端末装置であり、
前記他方の端末装置がオペレータ端末装置であり、前記
オペレータ端末装置のユーザ入力情報入出力部に入力し
たユーザ入力情報を顧客端末装置のユーザ入力情報入出
力部に表示することにより、電子商取引においてユーザ
入力情報の共有を行うことを第9の特徴とする。
【0022】また本発明は、前記第1及び第2の特徴の
ネットワークシステムにおいて、前記一方の端末装置が
顧客のユーザ入力情報を入力する顧客端末装置であり、
前記他方の端末装置がオペレータ端末装置であり、前記
オペレータ端末装置のユーザ入力情報入出力部に入力し
たユーザ入力情報を顧客端末装置のユーザ入力情報入出
力部に表示することにより、電子商取引においてユーザ
入力情報の共有を行うことを第10の特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】次に本発明によるIPネットワー
クを介した電子商取引方法並びにそのシステムを図面を
参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態
による電子商取引方法及びそのシステムが適用されるI
Pネットワークの全体構成を説明するための図である。
まず、本実施形態による電子商取引システムが適用され
るIPネットワークは、図1に示す如く、ホームページ
データ121を持つWWWサーバ120と、該ホームペ
ージデータ121を閲覧するWebブラウザ111及び
ユーザ入力情報の共有を行うユーザ入力情報共有ソフト
ウェア112を持つ端末装置A110と、同様に前記ホ
ームページデータ121を閲覧するWebブラウザ13
1及びWebページ共有処理を行うユーザ入力情報共有
ソフトウェア132を持つ端末装置B130と、前記複
数の端末装置を相互に接続するIPネットワーク(イン
ターネット網)100とから構成されている。
【0024】 この様に構成したIPネットワークは、
ユーザが端末装置A110を用いてWebブラウザ11
1及びユーザ入力情報共有ソフトウェア112を起動す
ることにより、IPネットワーク100を介してWWW
サーバ120上のホームページデータ121を閲覧する
ことができ、また、別のユーザが端末装置B130を用
いてWebブラウザ131およびユーザ入力情報共有ソ
フトウェア132を起動することにより、IPネットワ
ーク100を介してWWWサーバ120上のホームペー
ジデータ121を閲覧することができる。
【0025】特に本実施形態によるIPネットワーク
は、端末装置A110のユーザ入力情報共有ソフトウェ
ア112及び端末装置B130のユーザ入力情報共有ソ
フトウェア132により、両ソフトウェアが共に起動し
ている場合、端末装置A110のユーザ入力情報共有ソ
フトウェア112が端末装置B130のユーザ入力情報
共有ソフトウェア132に対する接続要求を行う、又
は、端末装置B130のユーザ入力情報共有ソフトウェ
ア132が端末装置A110のユーザ入力情報共有ソフ
トウェア112に対する接続要求を行うことにより、端
末装置A110のユーザ入力情報共有ソフトウェア11
2及び端末装置B130のユーザ入力情報共有ソフトウ
ェア132間における通信を確立することができ、これ
によりユーザ入力情報を共有するシステムを構成するこ
とができる。
【0026】前記ユーザ入力情報共有ソフトウェア11
2は、端末装置のユーザが自己端末装置のWebブラウ
ザのユーザ入力情報入出力部に入力したユーザ入力情報
を取得し、対抗端末装置のユーザ入力情報共有ソフトウ
ェアに対し、取得したユーザ入力情報を送信する機能
と、対抗端末装置より受信したユーザ入力情報を自己端
末装置のWebブラウザのユーザ入力情報入出力部に対
し表示要求を行う機能と、既知である対抗端末装置のI
Pアドレスを元に対抗端末装置との通信を確立する機能
とを含んでおり、ユーザ入力情報共有ソフトウェア間に
おける通信が確立された後、前記機能により、ユーザ入
力情報の共有が可能となる。
【0027】次に本発明の一実施形態によるユーザ入力
情報を共有する電子商取引システムにおけるユーザ入力
情報の共有動作を説明する。
【0028】図2に本発明の第一の実施形態による電子
商取引システムを適用するIPネットワークの一例を示
す。図2に示すシステムは、ユーザ入力情報入出力部表
示用ソース222を含むホームページデータ221を閲
覧するためのWebブラウザ211及びWebプラウザ
211によりWWWサーバ220のユーザ入力情報入出
力部表示用ソース222を含むホームページデータ22
1を閲覧した際にWebプラウザ211内に表示される
ユーザ入力情報入出力部212とユーザ入力情報の共有
を行うためのユーザ入力情報共有ソフトウェア213を
持つ端末装置A210と、該端末装置A210からの閲
覧要求に応じて端末装置A210のWebブラウザ21
1に表示するユーザ入力情報入出力部表示用ソース22
2を含むホームページデータ221を持つWWWサーバ
220と、該WWWサーバ220のユーザ入力情報入出
力部表示用ソース222を含むホームページデータ22
1を閲覧するWebブラウザ231とWebブラウザ2
31によりWWWサーバ220のユーザ入力情報入出力
部表示用ソース222を含むホームページデータ221
を閲覧した際にWebブラウザ231内に表示されるユ
ーザ入力情報入出力部232とユーザ入力情報の共有を
行うユーザ入力情報共有ソフトウェア233を持つ端末
装置B230と、前記各端末装置を接続するIPネット
ワーク(インターネット網)200とから成り、該IP
ネットワーク200を介して端末装置A210及び23
0BがWWWサーバ220のホームページデータ221
を閲覧できる様に構成されている。
【0029】次に以下図2〜図5を参照して、本発明に
よる電子商取引システムにおけるユーザ入力情報の共有
を行う第一の実施例の動作を説明する。
【0030】まず本実施形態による電子商取引システム
は、図3に示す如く、端末装置B230のWebブラウ
ザ231及び端末装置B230のユーザ入力情報共有ソ
フトウェア233を起動(ステップ301、ステップ3
02)することにより、Webブラウザ231がWWW
サーバ220に対し閲覧要求を行い(ステップ30
3)、この要求によりWWWサーバ220が、端末装置
B230のWebブラウザ231にユーザ入力情報入出
力部表示用ソース222を含むホームページデータ22
1を送信する(ステップ304)。このユーザ入力情報
入出力部表示用ソース222を含むホームページデータ
221を受信した端末装置B230のWebブラウザ2
31は、端末装置B230のWebブラウザ231にユ
ーザ入力情報入出力部232の内容を表示する(ステッ
プ305)。
【0031】前記ユーザ入力情報入出力部表示用ソース
222は、テキスト入力、内容選択、および情報送信の
ためのボタン表示など、フォームタグの機能をフォーム
タグ以外の技術である、Javaアプレット、Java
スクリプト、CGI(CommonGateway Interface)など
の技術を用いて実現するものである。尚、前記実施形態
においてはユーザ入力情報入出力部表示用ソース222
としてJava等を挙げたが、本発明はこれに限定され
るものではない。
【0032】一方、端末装置A210のWebブラウザ
211及び端末装置A210のユーザ入力情報共有ソフ
トウェア213を起動(ステップ306、ステップ30
7)することにより、端末装置A210のWebブラウ
ザ211がWWWサーバ220に対し閲覧要求を行い
(ステップ308)、WWWサーバ220が前記要求に
より、端末装置A210のWebブラウザ211にホー
ムページデータを送信(ステップ309)し、このデー
タを受信したWebブラウザ211がユーザ入力情報入
出力部表示用ソース222を含むホームページデータ2
21を自己のWebブラウザ211にユーザ入力情報入
出力部212の内容を表示する(ステップ310)。
【0033】ここで本電子商取引システムは、端末装置
B230のユーザ入力情報共有ソフトウェア233が端
末装置A210のユーザ入力情報共有ソフトウェア21
3に対して対向端末装置との接続要求を行い、端末装置
A210のユーザ入力情報共有ソフトウェア213と端
末装置B230のユーザ入力情報共有ソフトウェア23
3間の通信を確立する(ステップ311)。
【0034】尚、前記ユーザ入力情報共有ソフトウェア
間の通信については、端末装置B230のユーザが端末
装置A210のIPアドレスを既知である場合には、端
末装置B230のユーザ入力情報共有ソフトウェア23
3に端末装置A210のIPアドレスをユーザ入力など
により通知し、端末装置B230のユーザ入力情報共有
ソフトウェア233から端末装置A210のユーザ入力
情報共有ソフトウェア213に対して接続処理を行い、
ユーザ入力情報共有ソフトウェア間の通信を確立する、
といった方法が考えられる。
【0035】この様に本実施形態による電子商取引シス
テムは、端末装置B230のユーザ入力情報共有ソフト
ウェア233から端末装置A210のユーザ入力情報共
有ソフトウェア213への接続処理を行うことにより、
前記装置210と装置230間のユーザ入力情報を共有
することができる。
【0036】以下にユーザ入力情報の共有の例を示し、
その動作を具体的に説明する。
【0037】まず、ユーザ入力情報の共有は、端末装置
Aから端末装置Bへの共有と、端末装置Bから端末装置
Aへの共有の二通りがあり、ここでは端末装置Aから端
末装置Bへのユーザ入力情報の共有処理について図4を
主に参照して説明する。
【0038】まず本実施形態による電子商取引システム
は、図4に示す如く、端末装置A210のユーザ入力情
報入出力部212によりユーザ情報が入力されると(ス
テップ401)、このユーザ情報をユーザ入力情報共有
ソフトウェア213に送信し(ステップ402)、これ
により該ユーザ入力情報共有ソフトウェア213が端末
装置B230のユーザ入力情報共有ソフトウェア233
へ取得したユーザ入力情報を送信する(ステップ40
3)。
【0039】このユーザ入力情報を受信したユーザ入力
情報共有ソフトウェア233は、端末装置B230のユ
ーザ入力情報入出力部232に対してユーザ入力情報を
通知し(ステップ404)、このユーザ入力情報入出力
部232が前記要求により受信したユーザ入力情報を出
力し(ステップ405)、端末装置B230のユーザ入
力情報入出力部232に端末装置A210のユーザ入力
情報入出力部212で入力されたユーザ入力情報を表示
し、これによりユーザ入力情報を共有することができ
る。
【0040】次に端末装置Bから端末装置Aへのユーザ
入力情報の共有について図5を主に参照して説明する。
【0041】まず本実施形態による電子商取引システム
は、図5に示す如く、端末装置B230のユーザ入力情
報入出力部232よりユーザ入力情報が入力されると
(ステップ501)、該ユーザ入力情報入出力部232
がこの入力を受けて自己のユーザ入力情報共有ソフトウ
ェア233にユーザ入力情報通知を送信する(ステップ
502)。このユーザ情報が送信されたユーザ入力情報
共有ソフトウェア233は、端末装置A210のユーザ
入力情報共有ソフトウェア213へ取得したユーザ入力
情報を送信する(ステップ503)。
【0042】このユーザ入力情報を受信した端末装置A
210のユーザ入力情報共有ソフトウェア213は、自
己のユーザ入力情報入出力部212に対してユーザ入力
情報を通知し(ステップ504)、端末装置A210の
ユーザ入力情報入出力部212はこの要求により受信し
たユーザ入力情報を出力し(ステップ505)、端末装
置A210のユーザ入力情報入出力部212に端末装置
B230のユーザ入力情報入出力部232で入力したユ
ーザ入力情報を表示し、これにより前記装置間でユーザ
入力情報を共有することができる。
【0043】前記実施形態においては各端末装置のユー
ザ入力情報共有ソフトウエアのみがユーザ入力情報を転
送する例を説明したが、本発明は情報送受信の優先順位
を付けるためのトークン制御を行うトークン制御部を設
けたシステムにも適用することができ、次に該トークン
制御部を設けたシステムの実施形態を図6を参照して説
明する。
【0044】図6に示す実施形態による電子商取引シス
テムは、IPネットワーク600と、該IPネットワー
ク600を介して接続される端末装置A610、端末装
置B630及びWWWサーバ620とから構成され、端
末装置A610は、WWWサーバ620のユーザ入力情
報入出力部表示用ソース622を含むホームページデー
タ621を閲覧するWebブラウザ611と、該Web
ブラウザ611によりWWWサーバ620のユーザ入力
情報入出力部表示用ソース622を含むホームページデ
ータ621を閲覧した際にWebブラウザ611内に表
示されるユーザ入力情報入出力部612と、ユーザ入力
情報の共有を行うユーザ入力情報共有ソフトウェア61
3と、ユーザ入力情報送受信のためのトークン制御を行
うトークン制御部614とを備え、前記WWWサーバ6
20は、IPネットワークに接続された端末装置からの
閲覧要求に応じてIPネットワークに接続された端末装
置のWebブラウザに表示するユーザ入力情報入出力部
表示用ソース622を含むホームページデータ621を
備え、前記端末装置B630は、前記WWWサーバ62
0のユーザ入力情報入出力部表示用ソース622を含む
ホームページデータ621を閲覧するWebブラウザ6
31と、該Webブラウザ631によりWWWサーバ6
20のユーザ入力情報入出力部表示用ソース622を含
むホームページデータ621を閲覧した際にWebブラ
ウザ631内に表示されるユーザ入力情報入出力部63
2と、ユーザ入力情報の共有を行うユーザ入力情報共有
ソフトウェア633と、ユーザ入力情報送受信のための
トークン制御を行うトークン制御部634を備える。
【0045】この様に構成されたシステムにおける端末
装置A610のユーザ入力情報共有ソフトウェア613
と端末装置B630のユーザ入力情報共有ソフトウェア
633間の通信が行われるまでの手順を図7を参照して
説明する。
【0046】本システムは、まず端末装置A610のユ
ーザ入力情報共有ソフトウェア613にユーザ情報入力
要求(ステップ701)を行うと、該ユーザ入力情報共
有ソフトウェア613がトークン制御部614にユーザ
入力情報入力要求通知を送信し(ステップ702)、該
トークン制御部614が前記通知を受けて、端末装置B
630のトークン制御部634にトークン取得要求を送
信する(ステップ703)。
【0047】この端末装置A610のトークン制御部6
14よりトークン取得要求を受信した端末装置B630
のトークン制御部634は、端末装置B630のユーザ
入力情報共有ソフトウェア633に入力受付一時禁止要
求を通知し(ステップ704)、端末装置B630のユ
ーザ入力情報共有ソフトウェア633が前記通知を受け
て入力受付一時禁止処理を行う(ステップ705)。こ
れにより端末装置B630のユーザ入力情報共有ソフト
ウェア633は、端末装置B630のユーザ入力情報入
出力部632からのユーザ情報入力受付を一時禁止し、
端末装置A610のユーザ入力情報共有ソフトウェア6
13よりユーザ入力情報の受信を待つ。
【0048】前記入力受付の一時禁止処理を行った端末
装置B630のユーザ入力情報共有ソフトウェア633
は、端末装置B630のトークン制御部634に入力受
付一時禁止処理完了通知を通知し(ステップ706)、
端末装置B630のトークン制御部634はこの通知を
受けて端末装置A610のトークン制御部614にトー
クン取得完了通知を送信する(ステップ707)。
【0049】この端末装置B630のトークン制御部6
34よりトークン取得完了通知を受信した端末装置A6
10のトークン制御部614は、端末装置A610のユ
ーザ入力情報共有ソフトウェア613に入力可能通知を
通知し(ステップ708)、端末装置A610のユーザ
入力情報共有ソフトウェア613はこの通知を受けて入
力可能処理を行う(ステップ709)。
【0050】ここで、端末装置A610のWebブラウ
ザ入出力部612よりユーザ情報の入力が行われると
(ステップ710)、端末装置A610のユーザ入力情
報入出力部612が前記入力を受けて端末装置A610
のユーザ入力情報共有ソフトウェア613にユーザ入力
情報通知を送信し(ステップ711)、端末装置A61
0のユーザ入力情報共有ソフトウェア613が端末装置
B630のユーザ入力情報共有ソフトウェア633へ取
得したユーザ入力情報を送信する(ステップ712)。
【0051】このユーザ入力情報を受信した端末装置B
630のユーザ入力情報共有ソフトウェア633は、自
己のユーザ入力情報入出力部632に対してユーザ入力
情報を通知し(ステップ713)、これを受けたユーザ
入力情報入出力部632が前記通知により受信したユー
ザ入力情報を出力する(ステップ714)ことにより、
端末装置B630のユーザ入力情報入出力部632には
端末装置A610のユーザ入力情報入出力部612で入
力されたユーザ入力情報を表示し、ユーザ入力情報を共
有することができる。
【0052】本システムは、前述のユーザ情報の入力を
終了すると端末装置A610のユーザ入力情報共有ソフ
トウェア613に入力終了受付を行う(ステップ71
5)。この入力終了受付は、端末装置A610のユーザ
が行っても、端末装置A610のユーザ入力情報共有ソ
フトウェア613が自発的に行ってもよい。
【0053】前記端末装置A610のユーザ入力情報共
有ソフトウェア613が入力終了受付を行うと、端末装
置A610のトークン制御部614にトークン解放要求
を通知する(ステップ716)。このトークン制御部6
14は、前記通知により端末装置B630のトークン制
御部634にトークン解放通知を送信する(ステップ7
17)。端末装置B630のトークン制御部634は、
トークン解放通知を受信すると自己のユーザ入力情報共
有ソフトウェア633に入力受付一時禁止解除要求を通
知する(ステップ718)。これを受けたユーザ入力情
報共有ソフトウェア633は、前記通知により入力受付
一時禁止解除処理を行う(ステップ719)。
【0054】これにより、端末装置B630のユーザ入
力情報共有ソフトウェア633は、端末装置B630の
ユーザ入力情報入出力部632からのユーザ情報入力受
付の一時禁止を解除する。入力受付一時禁止解除処理を
行った端末装置B630のユーザ入力情報共有ソフトウ
ェア633は、端末装置B630のトークン制御部63
4に入力受付一時禁止解除完了通知を通知し(ステップ
720)、これを受けたトークン制御部634は端末装
置A610のトークン制御部614にトークン解放完了
通知を送信する(ステップ721)。このトークン解放
完了通知を受信した端末装置A610のトークン制御部
614は、端末装置A610のユーザ入力情報共有ソフ
トウェア613にトークン解放完了通知を通知する(ス
テップ722)。
【0055】この様に本実施形態によるシステムは、前
述の処理により、ユーザ入力情報の共有にトークン制御
を加えることができる。
【0056】次に本発明の第3の実施形態を図8を参照
して説明する。図8に示すシステムは、IPネットワー
クを介した電子商取引において、製品を購入しようとす
るWebブラウザ操作者が購入を希望する製品を製品の
リストから選択した内容や住所や氏名などの前記製品を
購入しようとするWebブラウザ操作者の個人情報など
のユーザ入力情報を、前記製品を購入しようとするWe
bブラウザ操作者と製品を宣伝するWebページのWe
bブラウザ操作者の間において共有する際の実施例であ
る。尚、以下の説明においては、製品を購入しようとす
るWebブラウザ操作者を顧客、その装置を顧客端末装
置と呼び、製品を宣伝するWebページのWebブラウ
ザ操作者をオペレータ、その装置をオペレータ端末装置
と呼ぶ。
【0057】図8に示す電子商品取引システムは、IP
ネットワーク800と、該IPネットワーク800を介
して接続される顧客端末装置810、オペレータ端末装
置830及びWWWサーバ820とから構成され、前記
顧客端末装置810は、IPネットワークにおいて音声
通信を行う音声通信ソフトウェア811と、WWWサー
バ820のユーザ入力情報入出力部表示用ソース822
を含むホームページデータ821を閲覧するWebブラ
ウザ812と、Webブラウザ811によりWWWサー
バ820のユーザ入力情報入出力部表示用ソース822
を含むホームページデータ821を閲覧した際にWeb
ブラウザ812内に表示されるユーザ入力情報入出力部
813と、ユーザ入力情報の共有を行うユーザ入力情報
共有ソフトウェア814を持ち、WWWサーバ820
は、IPネットワークに接続された端末装置からの閲覧
要求に応じてIPネットワークに接続された端末装置の
Webブラウザに表示するユーザ入力情報入出力部表示
用ソース822を含むホームページデータ821を持
ち、前記オペレータ端末装置830は、IPネットワー
クにおいて音声通信を行う音声通信ソフトウェア831
と、該WWWサーバ820のユーザ入力情報入出力部表
示用ソース822を含むホームページデータ821を閲
覧するWebブラウザ832と、Webブラウザ832
によりWWWサーバ820のユーザ入力情報入出力部表
示用ソース822を含むホームページデータ821を閲
覧した際にWebブラウザ832内に表示されるユーザ
入力情報入出力部833と、ユーザ入力情報の共有を行
うユーザ入力情報共有ソフトウェア834を備える。
【0058】この様に構成されたシステムにおけるユー
ザ入力情報共有ソフトウェア間の通信が行われるまでの
手順を主に図9を参照して説明する。
【0059】本システムは、まず顧客端末装置810の
音声通信ソフトウェア811及びオペレータ端末装置8
30の音声通信ソフトウェア831が起動されると(図
9のステップ901、ステップ902)、これら顧客端
末装置810の音声通信ソフトウェア811及びオペレ
ータ端末装置830の音声通信ソフトウェア831間の
接続を確立する(ステップ903)。
【0060】ここで音声通信ソフトウェア間の通信に際
し、オペレータ端末装置830のユーザが顧客端末装置
810のIPアドレスを既知である場合には、オペレー
タ端末装置830の音声通信ソフトウェア831に顧客
端末装置810のIPアドレスをユーザ入力などにより
通知し、オペレータ端末装置830の音声通信ソフトウ
ェア831から顧客端末装置810の音声通信ソフトウ
ェア811に対し接続処理を行い、音声通信ソフトウェ
ア間の通信を確立する、といった方法があるが、本発明
はその接続方法を規定するものではない。
【0061】また、本実施形態においては音声通信ソフ
トウェアは、IPネットワークを用いて音声通信を確立
する形態について記述しているが、音声通信ソフトウェ
アに際し、公衆網を用いて音声通信を確立する形態や、
公衆網とIPネットワークを用いて音声通信を確立する
形態や、ソフトウェアのみならず電話器を用いて公衆網
を用いて音声通信を確立する形態においても実施可能で
あり、本発明は音声通信を確立する形態を規定するもの
ではない。
【0062】さて、前記音声通信ソフトウェア間の接続
が確立されると、本システムは、顧客端末装置810の
Webブラウザ812を起動(ステップ904)すると
共に顧客端末装置810のユーザ入力情報共有ソフトウ
ェア814を起動し(ステップ905)、Webブラウ
ザ812がWWWサーバ820に対し閲覧要求を行い
(ステップ906)、このWWWサーバ820は前記要
求により顧客端末装置810のWebブラウザ812に
ユーザ入力情報入出力部表示用ソース822を含むホー
ムページデータ821を送信する(ステップ907)。
このホームページデータ821を受信した顧客端末装置
810のWebブラウザ812は、顧客端末装置810
のWebブラウザ812にユーザ入力情報入出力部81
3を表示する(ステップ908)。
【0063】また、ここでオペレータ端末装置830の
Webブラウザ832及びオペレータ端末装置830の
ユーザ入力情報共有ソフトウェア834が起動されると
(ステップ909、ステップ910)、本システムは、
オペレータ端末装置830のWebブラウザ832がW
WWサーバ820に対し閲覧要求を行い(ステップ91
1)、このWWWサーバ820がこの要求によりオペレ
ータ端末装置830のWebブラウザ832にホームペ
ージデータを送信する(ステップ912)。このホーム
ページデータ821を受信したオペレータ端末装置83
0のWebブラウザ832は、オペレータ端末装置83
0のWebブラウザ832にユーザ入力情報入出力部8
33を表示する(ステップ913)。
【0064】次いで本システムは、オペレータ端末装置
830のユーザ入力情報共有ソフトウェア834より顧
客端末装置810のユーザ入力情報共有ソフトウェア8
14に対して対向端末装置との接続要求を行い、接続処
理が成功すると顧客端末装置810のユーザ入力情報共
有ソフトウェア814とオペレータ端末装置830のユ
ーザ入力情報共有ソフトウェア834間の通信を確立す
る(ステップ914)。
【0065】この様に本実施形態においては、オペレー
タ端末装置830のユーザ入力情報共有ソフトウェア8
34より顧客端末装置810のユーザ入力情報共有ソフ
トウェア814への接続処理が行うことにより、顧客端
末装置とオペレータ端末装置間でユーザ入力情報を共有
することができる。
【0066】次に音声通信が確立された後のユーザ入力
情報の共有の例を示し、その動作を図10を参照して具
体的に説明する。
【0067】まず、前述した様にユーザ入力情報の共有
は、顧客端末装置からオペレータ端末装置へ音声通信に
よりユーザ入力情報の入力依頼を行った後のオペレータ
端末装置から顧客端末装置へのユーザ入力情報共有と、
オペレータ端末装置から顧客端末装置へ音声通信により
ユーザ入力情報の入力依頼を行った後の顧客端末装置か
らオペレータ端末装置へのユーザ入力情報共有の二通り
があり、ここでは顧客端末装置からオペレータ端末装置
へ音声通信によりユーザ入力情報の入力依頼後、オペレ
ータ端末装置から顧客端末装置へのユーザ入力情報共有
処理について説明する。
【0068】本実施形態によるシステムは、顧客端末装
置810のユーザが口頭により顧客端末装置810の音
声通信ソフトウェア811よりユーザ入力情報の入力依
頼を行うと(ステップ1001)、顧客端末装置810
の音声通信ソフトウェア811がオペレータ端末装置8
30の音声通信ソフトウェア831に音声を送信し(ス
テップ1002)、この音声によるユーザ入力情報の入
力依頼を音声通信ソフトウェア831より聞いたオペレ
ータ端末装置830のオペレータがユーザ入力情報入出
力部833よりユーザ情報の入力を行い(ステップ10
03)、ユーザ入力情報入出力部833が前記入力を受
けてオペレータ端末装置830のユーザ入力情報共有ソ
フトウェア834にユーザ入力情報通知を送信する(ス
テップ1004)。この通知を受信したユーザ入力情報
共有ソフトウェア834は、顧客端末装置810のユー
ザ入力情報共有ソフトウェア814へ取得したユーザ入
力情報を送信する(ステップ1005)。
【0069】次いで本システムは、前記ユーザ入力情報
を受信したユーザ入力情報共有ソフトウェア814が、
自己のユーザ入力情報入出力部813に対してユーザ入
力情報を通知し(ステップ1006)、このユーザ入力
情報入出力部813が前記要求により受信したユーザ入
力情報を出力し(ステップ1007)、顧客端末装置8
10のユーザ入力情報入出力部813にオペレータ端末
装置830のユーザ入力情報入出力部833で表示され
たユーザ入力情報を表示し、端末装置間のユーザ入力情
報を共有することができる。
【0070】次にオペレータ端末装置から顧客端末装置
へ音声通信によりユーザ入力情報の入力依頼後の顧客端
末装置からオペレータ端末装置へのユーザ入力情報共有
処理について図11を参照して説明する。
【0071】本実施形態によるシステムは、オペレータ
端末装置830のオペレータが口頭により音声通信ソフ
トウェア831を用いてユーザ入力情報の入力依頼を行
う(ステップ1101)ことにより、オペレータ端末装
置830の音声通信ソフトウェア831が顧客端末装置
810の音声通信ソフトウェア811に音声を送信し
(ステップ1102)、この音声を顧客端末装置810
の音声通信ソフトウェア811より聞いた顧客端末装置
810のユーザはユーザ入力情報入出力部813よりユ
ーザ情報の入力を行い(ステップ1103)、ユーザ入
力情報入出力部813がこの入力を受けてユーザ入力情
報共有ソフトウェア814にユーザ入力情報通知を送信
する(ステップ1104)。これを受けたユーザ入力情
報共有ソフトウェア814は、オペレータ端末装置83
0のユーザ入力情報共有ソフトウェア834へ取得した
ユーザ入力情報を送信する(ステップ1105)。
【0072】次いで本システムは、前記ユーザ入力情報
を受信したオペレータ端末装置830のユーザ入力情報
共有ソフトウェア834が、自己のユーザ入力情報入出
力部833に対してユーザ入力情報を通知し(ステップ
1106)、このユーザ入力情報入出力部833が前記
要求により受信したユーザ入力情報を出力(ステップ1
107)することにより、オペレータ端末装置830の
ユーザ入力情報入出力部833に顧客端末装置810の
ユーザ入力情報入出力部813で入力されたユーザ入力
情報が表示され、従ってユーザ入力情報の共有を行うこ
とができる。
【0073】以上、本発明を特定の実施形態に従って説
明したが、本発明は上記特定の実施形態に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な方法で
実施することが可能である。
【0074】尚、本発明は以下の挙げる実施形態として
も表すことができる。
【0075】<実施形態1>Webページを蓄積しIP
ネットワークを介して接続されている複数台の端末装置
からのリクエストに応じてWebページを送信するWe
bサーバと、Webページを表示するWebブラウザを
持ちWebブラウザ操作者の行った操作に応じてWeb
サーバに対してWebページをリクエストする端末装置
がIPネットワークを介して接続されており、前記端末
装置がIPネットワークを介して複数台接続されている
環境において、Webブラウザ操作者が入力した購入を
希望する製品を特定する希望製品情報および住所や氏名
などの個人情報から成るユーザ入力情報の入出力を行う
ためのユーザ入力情報入出力部を備えたWebページに
おいてIPネットワークに接続された複数端末装置間で
ユーザ入力情報の共有を行うIPネットワークを介した
ユーザ入力情報の共有方法であって、前記複数の端末装
置に、ユーザ入力情報の共有を行うためのユーザ入力情
報共有ソフトウェアを設け、ある端末装置Aのユーザ入
力情報共有ソフトウェアが、その端末装置Aで閲覧中の
Webページにあるユーザ入力情報入出力部より入力さ
れたユーザ入力情報を別の端末装置Bのユーザ入力情報
共有ソフトウェアに送信し、端末装置Aから送信された
ユーザ入力情報を受信した端末装置Bが、受信したユー
ザ入力情報を、端末装置Bで閲覧中のWebページにあ
るユーザ入力情報入出力部に表示し、ユーザ入力情報の
共有を行うことを特徴とするIPネットワークを介した
ユーザ入力情報の共有方法。
【0076】<実施形態2>Webページを蓄積しIP
ネットワークを介して接続されている複数台の端末装置
からのリクエストに応じてWebページを送信するWe
bサーバと、Webページを表示するWebブラウザを
持ちWebブラウザ操作者の行った操作に応じてWeb
サーバに対してWebページをリクエストする端末装置
がIPネットワークを介して接続されており、前記端末
装置がIPネットワークを介して複数台接続されている
環境において、Webブラウザ操作者が入力した購入を
希望する製品を特定する希望製品情報および住所や氏名
などの個人情報から成るユーザ入力情報の入出力を行う
ためのユーザ入力情報入出力部を備えたWebページに
おいてIPネットワークに接続された複数端末装置間で
ユーザ入力情報の共有を行うIPネットワークを介した
ユーザ入力情報の共有方法であって、前記複数の端末装
置に、ユーザ入力情報の共有を行うためのユーザ入力情
報共有ソフトウェアとユーザ入力情報の送信に際し優先
権を制御するためのトークン制御部を設け、ある端末装
置Aのユーザ入力情報共有ソフトウェアが、その端末装
置Aで閲覧中のWebページにあるユーザ入力情報入出
力部より入力されたユーザ入力情報を別の端末装置Bの
ユーザ入力情報共有ソフトウェアへの送信に際し、端末
装置Aのトークン制御部に入力要求を通知し、端末装置
Aのトークン制御部は端末装置Aのユーザ入力情報入出
力部で入力されたユーザ入力情報を優先的に送信するた
めユーザ入力情報共有ソフトウェアからのトークン取得
要求を受信すると、ユーザ入力情報の送信先である端末
装置Bのトークン制御部にトークン取得要求を送信し、
トークン取得要求を受信した端末装置Bのトークン制御
部は端末装置Bのユーザ入力情報共有ソフトウェアに入
力受付一時禁止要求を通知し、入力受付一時禁止要求を
受信した端末装置Bのユーザ入力情報共有ソフトウェア
は端末装置Bで閲覧中のWebページに含まれるユーザ
入力情報入出力部からのユーザ入力情報の入力受付を一
時的に制限し、端末装置Aからのユーザ入力情報を受信
した端末装置Bは、受信したユーザ入力情報を端末装置
Bが閲覧中のWebページに含まれるユーザ入力情報入
出力部に表示し、ユーザ入力情報の共有を行うことを特
徴とするIPネットワークを介したユーザ入力情報の共
有方法。
【0077】<実施形態3>前記ユーザ入力情報ソフト
ウェアが、IPネットワークに接続されている他の端末
装置に対し1対1および1対多数および多数対多数の形
態の接続を行うことを特徴とする実施形態1及び実施形
態2記載のIPネットワークを介したユーザ入力情報の
共有方法。
【0078】<実施形態4>Webページを蓄積しIP
ネットワークを介して接続されている複数台の端末装置
からのリクエストに応じてWebページを送信するWe
bサーバと、Webページを表示するWebブラウザを
持ちWebブラウザ操作者の行った操作に応じてWeb
サーバに対してWebページをリクエストする端末装置
がIPネットワークを介して接続されており、前記端末
装置がIPネットワークを介して複数台接続されている
環境において、Webブラウザ操作者が入力した購入を
希望する製品を特定する希望製品情報および住所や氏名
などの個人情報から成るユーザ入力情報の入出力を行う
ためのユーザ入力情報入出力部を備えたWebページに
おいてIPネットワークに接続された複数端末装置間で
ユーザ入力情報の共有を行うIPネットワークを介した
ユーザ入力情報の共有システムであって、複数の端末装
置に、ユーザ入力情報の共有を行うためのユーザ入力情
報共有ソフトウェアを設け、ある端末装置Aのユーザ入
力情報共有ソフトウェアが、閲覧中のWebページに含
まれるユーザ入力情報入出力部より入力されたユーザ入
力情報を別の端末装置Bのユーザ入力情報共有ソフトウ
ェアに送信し、ユーザ入力情報を受信した端末装置B
が、受信したユーザ入力情報を端末装置Bで閲覧中のW
ebページに含まれるユーザ入力情報入出力部に表示
し、ユーザ入力情報の共有を行うことを特徴とするIP
ネットワークを介したユーザ入力情報の共有システム。
【0079】<実施形態5>Webページを蓄積しIP
ネットワークを介して接続されている複数台の端末装置
からのリクエストに応じてWebページを送信するWe
bサーバと、Webページを表示するWebブラウザを
持ちWebブラウザ操作者の行った操作に応じてWeb
サーバに対してWebページをリクエストする端末装置
がIPネットワークを介して接続されており、前記端末
装置がIPネットワークを介して複数台接続されている
環境において、Webブラウザ操作者が入力した購入を
希望する製品を特定する希望製品情報および住所や氏名
などの個人情報から成るユーザ入力情報の入出力を行う
ためのユーザ入力情報入出力部を備えたWebページに
おいてIPネットワークに接続された複数端末装置間で
ユーザ入力情報の共有を行うIPネットワークを介した
ユーザ入力情報の共有システムであって、複数の端末装
置に、ユーザ入力情報の共有を行うためのユーザ入力情
報共有ソフトウェアとユーザ入力情報の送信に際し優先
権を制御するためのトークン制御部を設け、ある端末装
置Aのユーザ入力情報共有ソフトウェアが、端末装置A
で閲覧中のWebページに含まれるユーザ入力情報入出
力部より入力されたユーザ入力情報を別の端末装置Bの
ユーザ入力情報共有ソフトウェアへの送信に際し、端末
装置Aで入力されたユーザ入力情報を優先的に送信する
ため端末装置Aのトークン制御部に入力要求を通知し、
端末装置Aのトークン制御部はユーザ入力情報共有ソフ
トウェアからのトークン取得要求を受信すると、端末装
置Aで入力されたユーザ入力情報の送信先である端末装
置Bのトークン制御部にトークン取得要求を送信し、ト
ークン取得要求を受信した端末装置Bのトークン制御部
が端末装置Bのユーザ入力情報共有ソフトウェアに入力
受付一時禁止要求を通知し、入力受付一時禁止要求を受
信した端末装置Bのユーザ入力情報共有ソフトウェアが
端末装置Bで閲覧中のWebページに含まれるユーザ入
力情報入出力部からのユーザ入力情報の入力受付を一時
的に制限し、端末装置Aからのユーザ入力情報を受信し
た端末装置Bが、受信したユーザ入力情報を端末装置B
で閲覧中のWebページに含まれるユーザ入力情報入出
力部に表示し、ユーザ入力情報の共有を行うことを特徴
とするIPネットワークを介したユーザ入力情報の共有
システム。
【0080】<実施形態6>前記ユーザ入力情報ソフト
ウェアが、IPネットワークに接続されている他の端末
装置に対し1対1および1対多数および多数対多数の形
態の接続を行うことを特徴とする実施形態4及び実施形
態5記載のIPネットワークを介したユーザ入力情報の
共有システム。
【0081】<実施形態7>IPネットワークを介した
電子商取引におけるユーザ入力情報の共有方法であっ
て、実施形態1及び実施形態2及び実施形態3記載の方
法を用いて顧客が顧客端末装置のWebブラウザに表示
されるWebページのユーザ入力情報入出力部に入力す
るユーザ入力情報をオペレータ端末装置で閲覧中のWe
bページに含まれるユーザ入力情報入出力部に出力する
ことによりユーザ入力情報の共有を行うことを特徴とす
る方法。
【0082】<実施形態8>IPネットワークを介した
電子商取引におけるユーザ入力情報の共有方法であっ
て、実施形態1及び実施形態2及び実施形態3記載の方
法を用いてオペレータがオペレータ端末装置のWebブ
ラウザに表示されるWebページのユーザ入力情報入出
力部に入力するユーザ入力情報を顧客端末装置で閲覧中
のWebページに含まれるユーザ入力情報入出力部に出
力することによりユーザ入力情報の共有を行うことを特
徴とする方法。
【0083】<実施形態9>IPネットワークを介した
電子商取引を実現する方法であって、実施形態7及び実
施形態8記載の方法を用いてIPネットワークを介した
電子商取引を実現することを特徴とする方法。
【0084】<実施形態10>IPネットワークを介し
た電子商取引におけるユーザ入力情報の共有システムで
あって、実施形態4及び実施形態5及び実施形態6記載
のシステムを用いて顧客が顧客端末装置のWebブラウ
ザに表示されるWebページのユーザ入力情報入出力部
に入力するユーザ入力情報をオペレータ端末装置で閲覧
中のWebページに含まれるユーザ入力情報入出力部に
出力することによりユーザ入力情報の共有を行うことを
特徴とするシステム。
【0085】<実施形態11>IPネットワークを介し
た電子商取引におけるユーザ入力情報の共有システムで
あって、実施形態4及び実施形態5及び実施形態6記載
のシステムを用いてオペレータがオペレータ端末装置の
Webブラウザに表示されるWebページのユーザ入力
情報入出力部に入力するユーザ入力情報を顧客端末装置
で閲覧中のWebページに含まれるユーザ入力情報入出
力部に出力することによりユーザ入力情報の共有を行う
ことを特徴とするシステム。
【0086】<実施形態12>IPネットワークを介し
た電子商取引を実現するシステムであって、実施形態1
0及び実施形態11記載のシステムを用いてIPネット
ワークを介した電子商取引を実現することを特徴とする
システム。
【0087】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、ユーザ
入力情報を送受信してユーザ入力情報の共有を行うこと
により、ローカルで入力したユーザ入力情報をIPネッ
トワークに接続された対抗端末装置のユーザに伝えるこ
とができ、更に端末装置間で送受信するデータ量を削減
してユーザ入力情報の共有を行うことができ、更にトー
クン制御部を持つことによりユーザ入力情報送信の優先
権を持つことが可能となるユーザ入力情報の共有を行う
ことができる。
【0088】また本発明によれば、前記ユーザ入力情報
の共有を行うことにより、IPネットワークを介した電
子商取引において、顧客が行うユーザ入力情報の入力を
オペレータが援助することができ、更にユーザ入力情報
の正誤判別を容易に行うことができる等の効果を得るこ
とができる。
【0089】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一般的なシステム構成を示した図。
【図2】本発明の第一の実施形態のシステム構成を示し
た図。
【図3】図2の動作の端末装置Aのユーザ入力情報共有
ソフトウェアと端末装置Bのユーザ入力情報共有ソフト
ウェア間の通信確立までのシーケンス図。
【図4】図2の動作の端末装置Aから端末装置Bへのユ
ーザ入力情報の共有を説明するシーケンス図。
【図5】図2の動作の端末装置Bから端末装置Aへのユ
ーザ入力情報の共有を説明するシーケンス図。
【図6】本発明の第二の実施形態のシステム構成を示し
た図。
【図7】図6の動作の端末装置Aのユーザ入力情報共有
ソフトウェアと端末装置Bのユーザ入力情報共有ソフト
ウェア間の通信確立までのシーケンス図。
【図8】本発明の第三の実施形態のシステム構成を示し
た図。
【図9】図8の動作の顧客端末装置のユーザ入力情報共
有ソフトウェアとオペレータ端末装置のユーザ入力情報
共有ソフトウェア間の通信確立までのシーケンス図。
【図10】図8の動作の顧客端末装置からオペレータ端
末装置に口頭によりユーザ入力情報の入力依頼を行った
後のオペレータ端末装置から顧客端末装置へのユーザ入
力情報の共有を説明するシーケンス図。
【図11】図8の動作のオペレータ端末装置から顧客端
末装置に口頭によりユーザ入力情報の入力以来を行った
後の顧客端末装置からオペレータ端末装置へのユーザ入
力情報の共有を説明するシーケンス図。
【符号の説明】 100:IPネットワーク、110:端末装置A、11
1:Webブラウザ、112:ユーザ入力情報共有ソフ
トウェア、120:WWWサーバ、121:ホームペー
ジデータ、130:端末装置B、131:Webブラウ
ザ、 132:ユーザ入力情報共有ソフトウェア、 20
0:IPネットワーク、210:端末装置A、211:
Webブラウザ、212:ユーザ入力情報入出力部、2
13:ユーザ入力情報共有ソフトウェア、220:WW
Wサーバ、221:ホームページデータ、222:ユー
ザ入力情報入出力部表示用ソース、230:端末装置
B、231:Webブラウザ、232:ユーザ入力情報
入出力部、233:ユーザ入力情報共有ソフトウェア、
600:IPネットワーク、610:端末装置A、6
11:Webブラウザ、 612:ユーザ入力情報入出
力部、613:ユーザ入力情報共有ソフトウェア、 6
14:トークン制御部、620:WWWサーバ、62
1:ホームページデータ、622:ユーザ入力情報入出
力部表示用ソース、630:端末装置B、631:We
bブラウザ、632:ユーザ入力情報入出力部、63
3:ユーザ入力情報共有ソフトウェア、634:トーク
ン制御部、800:IPネットワーク、810:顧客端
末装置、811:音声通信ソフトウェア、812:We
bブラウザ、813:ユーザ入力情報入出力部、81
4:ユーザ入力情報共有ソフトウェア、820: WW
Wサーバ、821:ホームページデータ、822:ユー
ザ入力情報入出力部表示用ソース、830: オペレー
タ端末装置、831:音声通信ソフトウェア、832:
Webブラウザ、833:ユーザ入力情報入出力部、8
34:ユーザ入力情報共有ソフトウェア。
フロントページの続き (72)発明者 新村 篤 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町180番地 日 立通信システム株式会社内 (72)発明者 小野 朗 東京都新宿区西新宿3−20−2 東京オペ ラシティタワー21F エヌ・ティ・ティ・ コミュニケーションズ 株式会社内 (72)発明者 吉澤 伸典 東京都新宿区西新宿3−20−2 東京オペ ラシティタワー21F エヌ・ティ・ティ・ コミュニケーションズ 株式会社内 (72)発明者 長谷川 透 東京都新宿区西新宿3−20−2 東京オペ ラシティタワー21F エヌ・ティ・ティ・ コミュニケーションズ 株式会社内 (72)発明者 岡崎 秀哉 東京都千代田区内幸町1−1−6 NTT 日比谷ビル8F エヌ・ティ・ティ・コミ ュニケーションズ 株式会社内 (72)発明者 折笠 昇吾 東京都千代田区内幸町1−1−6 NTT 日比谷ビル8F エヌ・ティ・ティ・コミ ュニケーションズ 株式会社内 Fターム(参考) 5B085 BE07 BG07 CA04 5E501 AB15 AC25 AC33 BA05 CA02 DA02 EB05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Webページを蓄積し、IPネットワーク
    を介して複数の端末装置からのリクエストに応じてWe
    bページを送信するWebサーバと、Webページを表
    示するWebブラウザを持ち、Webブラウザ操作者の
    行った操作に応じて前記Webサーバに対してWebペ
    ージをリクエストする複数の端末装置とを含むネットワ
    ークシステムのユーザ入力情報の共有方法であって、 前記複数の端末装置に、Webブラウザ操作者が入力し
    た購入を希望する製品を特定する希望製品情報、住所及
    び氏名を含む個人情報から成るユーザ入力情報の入出力
    を行うためのユーザ入力情報入出力部と、複数の端末装
    置間におけるユーザ入力情報の共有を行うためのユーザ
    入力情報共有ソフトウェアとを設け、 一方の端末装置のユーザ入力情報共有ソフトウェアが、
    該端末装置で閲覧中のWebページにあるユーザ入力情
    報入出力部より入力されたユーザ入力情報を他方の端末
    装置のユーザ入力情報共有ソフトウェアに送信し、前記
    ユーザ入力情報を受信した他方の端末装置が、受信した
    ユーザ入力情報を、他方の端末装置で閲覧中のWebペ
    ージにあるユーザ入力情報入出力部に表示することによ
    り、ユーザ入力情報の共有を行うことを特徴とするIP
    ネットワークを介したユーザ入力情報の共有方法。
  2. 【請求項2】Webページを蓄積し、IPネットワーク
    を介して複数の端末装置からのリクエストに応じてWe
    bページを送信するWebサーバと、Webページを表
    示するWebブラウザを持ち、Webブラウザ操作者の
    行った操作に応じて前記Webサーバに対してWebペ
    ージをリクエストする複数の端末装置とを含むネットワ
    ークシステムのユーザ入力情報の共有方法であって、 前記複数の端末装置に、Webブラウザ操作者が入力し
    た購入を希望する製品を特定する希望製品情報、住所及
    び氏名を含む個人情報から成るユーザ入力情報の入出力
    を行うためのユーザ入力情報入出力部と、複数の端末装
    置間におけるユーザ入力情報の送信に際し優先権を制御
    するためのトークン制御部とを設け、 一方の端末装置のユーザ入力情報共有ソフトウェアが、
    該端末装置で閲覧中のWebページにあるユーザ入力情
    報入出力部より入力されたユーザ入力情報を他方の端末
    装置のユーザ入力情報共有ソフトウェアへ送信すると
    き、他方の端末装置のトークン制御部にトークン取得要
    求を送信し、これを受信した他方の端末装置のトークン
    制御部が、他方の端末装置のユーザ入力情報共有ソフト
    ウェアに対して他方の端末装置で閲覧中のWebページ
    に含まれるユーザ入力情報入出力部からのユーザ入力情
    報の入力受付を一時的に制限すると共に、前記受信した
    ユーザ入力情報を他方の端末装置が閲覧中のWebペー
    ジに含まれるユーザ入力情報入出力部に表示し、ユーザ
    入力情報の共有を行うことを特徴とするIPネットワー
    クを介したユーザ入力情報の共有方法。
  3. 【請求項3】前記ユーザ入力情報ソフトウェアが、IP
    ネットワークに接続されている他の端末装置に対し1対
    1、1対多数、多数対多数の形態の何れかの接続を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のIPネットワー
    クを介したユーザ入力情報の共有方法。
  4. 【請求項4】Webページを蓄積し、IPネットワーク
    を介して複数の端末装置からのリクエストに応じてWe
    bページを送信するWebサーバと、Webページを表
    示するWebブラウザを持ち、Webブラウザ操作者の
    行った操作に応じて前記Webサーバに対してWebペ
    ージをリクエストする複数の端末装置とを含むネットワ
    ークシステムにおいて、 前記複数の端末装置が、Webブラウザ操作者が入力し
    た購入を希望する製品を特定する希望製品情報、住所及
    び氏名を含む個人情報から成るユーザ入力情報の入出力
    を行うためのユーザ入力情報入出力部と、複数の端末装
    置間におけるユーザ入力情報の共有を行うためのユーザ
    入力情報共有ソフトウェアとを備え、 一方の端末装置のユーザ入力情報共有ソフトウェアが、
    該端末装置で閲覧中のWebページにあるユーザ入力情
    報入出力部より入力されたユーザ入力情報を他方の端末
    装置のユーザ入力情報共有ソフトウェアに送信し、前記
    ユーザ入力情報を受信した他方の端末装置が、受信した
    ユーザ入力情報を、他方の端末装置で閲覧中のWebペ
    ージにあるユーザ入力情報入出力部に表示することによ
    り、ユーザ入力情報の共有を行うことを特徴とするIP
    ネットワークを介したネットワークシステム。
  5. 【請求項5】Webページを蓄積し、IPネットワーク
    を介して複数の端末装置からのリクエストに応じてWe
    bページを送信するWebサーバと、Webページを表
    示するWebブラウザを持ち、Webブラウザ操作者の
    行った操作に応じて前記Webサーバに対してWebペ
    ージをリクエストする複数の端末装置とを含むネットワ
    ークシステムにおいて、 前記複数の端末装置が、Webブラウザ操作者が入力し
    た購入を希望する製品を特定する希望製品情報、住所及
    び氏名を含む個人情報から成るユーザ入力情報の入出力
    を行うためのユーザ入力情報入出力部と、複数の端末装
    置間におけるユーザ入力情報の送信に際し優先権を制御
    するためのトークン制御部とを備え、 一方の端末装置のユーザ入力情報共有ソフトウェアが、
    該端末装置で閲覧中のWebページにあるユーザ入力情
    報入出力部より入力されたユーザ入力情報を他方の端末
    装置のユーザ入力情報共有ソフトウェアへ送信すると
    き、他方の端末装置のトークン制御部にトークン取得要
    求を送信し、これを受信した他方の端末装置のトークン
    制御部が、他方の端末装置のユーザ入力情報共有ソフト
    ウェアに対して他方の端末装置で閲覧中のWebページ
    に含まれるユーザ入力情報入出力部からのユーザ入力情
    報の入力受付を一時的に制限すると共に、前記受信した
    ユーザ入力情報を他方の端末装置が閲覧中のWebペー
    ジに含まれるユーザ入力情報入出力部に表示し、ユーザ
    入力情報の共有を行うことを特徴とするIPネットワー
    クを介したネットワークシステム。
  6. 【請求項6】前記ユーザ入力情報ソフトウェアが、IP
    ネットワークに接続されている他の端末装置に対し1対
    1、1対多数、多数対多数の形態の何れかの接続を行う
    ことを特徴とする請求項3又は4記載のIPネットワー
    クを介したネットワークシステム。
  7. 【請求項7】前記一方の端末装置が顧客のユーザ入力情
    報を入力する顧客端末装置であり、前記他方の端末装置
    がオペレータ端末装置であり、前記顧客端末装置のユー
    ザ入力情報入出力部に入力したユーザ入力情報をオペレ
    ータ端末装置のユーザ入力情報入出力部に表示すること
    により、電子商取引においてユーザ入力情報の共有を行
    うことを特徴とする請求項1又は2又は3記載のIPネ
    ットワークを介したユーザ入力情報の共有方法。
  8. 【請求項8】前記一方の端末装置が顧客のユーザ入力情
    報を入力する顧客端末装置であり、前記他方の端末装置
    がオペレータ端末装置であり、前記顧客端末装置のユー
    ザ入力情報入出力部に入力したユーザ入力情報をオペレ
    ータ端末装置のユーザ入力情報入出力部に表示すること
    により、電子商取引においてユーザ入力情報の共有を行
    うことを特徴とする請求項4又は5又は6記載のIPネ
    ットワークを介したネットワークシステム。
  9. 【請求項9】前記一方の端末装置が顧客のユーザ入力情
    報を入力する顧客端末装置であり、前記他方の端末装置
    がオペレータ端末装置であり、前記オペレータ端末装置
    のユーザ入力情報入出力部に入力したユーザ入力情報を
    顧客端末装置のユーザ入力情報入出力部に表示すること
    により、電子商取引においてユーザ入力情報の共有を行
    うことを特徴とする請求項1又は2又は3記載のIPネ
    ットワークを介したユーザ入力情報の共有方法。
  10. 【請求項10】前記一方の端末装置が顧客のユーザ入力
    情報を入力する顧客端末装置であり、前記他方の端末装
    置がオペレータ端末装置であり、前記オペレータ端末装
    置のユーザ入力情報入出力部に入力したユーザ入力情報
    を顧客端末装置のユーザ入力情報入出力部に表示するこ
    とにより、電子商取引においてユーザ入力情報の共有を
    行うことを特徴とする請求項4又は5又は6記載のIP
    ネットワークを介したネットワークシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4824577B2 (ja) * 2003-12-12 2011-11-30 マイクロソフト コーポレーション イメージ共有機能を有するリアルタイムメッセージ通信のためのシステムおよび方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10124461A (ja) * 1996-09-27 1998-05-15 Internatl Business Mach Corp <Ibm> コンピュータ及び実行方法
JP2000057094A (ja) * 1998-08-10 2000-02-25 Fujitsu Ltd 他端末操作装置

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