JP2001290039A - 分岐光検出装置および光信号スペクトル監視装置 - Google Patents

分岐光検出装置および光信号スペクトル監視装置

Info

Publication number
JP2001290039A
JP2001290039A JP2000105429A JP2000105429A JP2001290039A JP 2001290039 A JP2001290039 A JP 2001290039A JP 2000105429 A JP2000105429 A JP 2000105429A JP 2000105429 A JP2000105429 A JP 2000105429A JP 2001290039 A JP2001290039 A JP 2001290039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveguide
receiving element
light
light receiving
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000105429A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Ryu
史郎 笠
Shinsuke Tanaka
信介 田中
Masakatsu Hotta
昌克 堀田
Tomomoto Yazaki
智基 矢崎
Yuichi Matsushima
裕一 松島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2000105429A priority Critical patent/JP2001290039A/ja
Publication of JP2001290039A publication Critical patent/JP2001290039A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光導波路と光検出器とを一体に形成すること
により、低コスト、低損失、かつコンパクトに実現でき
る分岐光検出装置を提供することにある。 【解決手段】 半導体基板1上に積層された半導体層
に、下部光導波路10と上部光導波路11が形成され、
これらの導波路の一部が上下に重なるように積層されて
光結合部12が構成されている。該光結合部12には回
折格子13が設けられており、下部光導波路10には、
上部光導波路11を伝送される信号光のうちの特定の波
長の信号光が抽出される。前記半導体層の一部は切欠さ
れ、その切り欠き部21上に受光素子22が形成されて
いる。受光素子22の光吸収層は、下部光導波路10ま
たはその開放端に、近接または接触させて配置されてい
る。本発明では、受光素子が前記半導体層に集積化され
ているので、コンパクトかつ低損失の装置を提供でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は分岐光検出装置お
よび光信号スペクトル監視装置に関し、特に伝送ネット
ワークの任意の場所で、低コスト、低損失、かつコンパ
クトに実現できる分岐光検出装置および光信号スペクト
ル監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光通信においては、異なる波長を
有する複数の光信号を一本の光ファイバで伝送すること
により伝送容量を増加する、波長分割多重(WDM)方
式による光通信システムの開発に力が注がれている。こ
の光通信システムは、多波長の光信号を多重化して光伝
送路を伝送するものであるので、該多波長の光信号の光
量が不均一になっていないか、あるいは光量不足となっ
て受信不能となっている光信号が存在しないか等を監視
し、もしこのような不具合が発生したなら、緊急にこれ
に対処する必要がある。
【0003】光ファイバ伝送路中を伝送されている光信
号を分岐し、監視する装置の従来例として、例えば、特
開平9−218316号公報、あるいは特開平10−1
3345号公報に開示されているものがある。前者の公
報には、上下の層のそれぞれに上部光導波路と下部光導
波路とを形成し、これらが上下に平行かつ近接して積層
された結合部を設け、また該結合部に回折格子からなる
フィルタ手段を設けることにより、一方の光導波路を伝
送する多周波の光信号から特定の周波数の光信号を他方
の光導波路に分岐するようにする技術が開示されてい
る。また、後者の公報には、光伝送路に回折格子を形成
し、該光伝送路を伝送する多周波の光信号から特定の周
波数の光信号を外部に取出し、光検出器で検出するよう
にした光信号監視装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た前者の公報には、分岐された光信号を監視する手段に
ついては何ら開示されておらず、また後者の公報には、
光伝送路に対して光検出器をどのように配置するかの具
体的な構成について、何ら配慮されていないという問題
があった。
【0005】この発明の目的は、光導波路と光検出器と
を一体に形成することにより、低コスト、低損失、かつ
コンパクトに実現できる分岐光検出装置および光信号ス
ペクトル監視装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために、本発明は、半導体基板の垂直方向に積層された
半導体層を利用し、各々所定の間隔をあけて形成された
第1の導波路および第2の導波路と、該第1の導波路と
第2の導波路の一部を隣接させて形成された光結合部
と、該光結合部に形成された波長フィルタと、該波長フ
ィルタにより前記第2の導波路に抽出された光信号を受
光する受光素子とを具備し、該受光素子を、前記半導体
基板上の一部に、かつ前記第2の導波路またはその開放
端に、近接または接触させて配置した点に第1の特徴が
ある。
【0007】この特徴によれば、受光素子を、半導体基
板上の一部に集積化したので、分岐光検出装置をコンパ
クト、低損失に形成できると共に、装置の信頼性を向上
させることができる。
【0008】また、本発明は、前記第1の特徴の分岐光
検出装置を複数個並列に設け、該複数個の分岐光検出装
置の出力から光パワーを求め、該分岐光検出装置に入射
される光信号の波長と前記光パワーとから光スペクトル
を求めるようにした点に第2の特徴がある。
【0009】この特徴によれば、光信号スペクトル監視
装置を、コンパクト、低損失に形成できると共に、装置
の信頼性を向上させることができる。また、光信号スペ
クトルを短時間に得ることができるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を詳細に説明する。図1(a) 、(b) 、および(c) は、そ
れぞれ、本発明の一実施形態の概略平面図、(a) 図のA
−A' 線断面図、および斜視図を示す。
【0011】(c) 図に示されているように、本実施形態
の分岐光検出装置は、n型のInP基板1の上に、順次
形成された、n型InP層2、u−InGaAsP層3
(なお、u−は"undoped" を示す。以下でも同様)、u
−InP層4、およびu−InGaAsP層5を有し、
前記u−InGaAsP層3の下面には下方に延出する
隆起部3aが線路状に形成され、u−InGaAsP層
3内の隆起部3aに沿う線路状部分に下部光導波路10
が構成され、また前記u−InGaAsP層5の上面に
は上方に突出してu−InP層6が線路状に形成され、
該u−InP層6内のu−InP層6に沿う線路状部分
に上部光導波路11が構成されている。該u−InP層
6の上面には、(b) 図に示されているように、u−In
GaAsPからなるキャップ層7が形成され、前記u−
InGaAsP層5の上面、u−InP層6の側面、お
よびキャップ層7の上、側面は、SiNの絶縁膜8で被
覆されている。
【0012】(a) 図、(c) 図に示されているように、下
部光導波路10は、第1直線部10aと滑らかな湾曲部
10bと第2の直線部10cからなり、また上部光導波
路11は、第1の直線部11aと湾曲部10bとは逆方
向の湾曲部11bと第2の直線部11cからなる。前記
下部光導波路10および上部光導波路11の第2の直線
部10cと11cは、上下に平行かつ近接して積層され
た光結合部12を構成し、該第2の直線部10cと11
cの間のu−InP層4に、波長フィルタとして機能す
る回折格子13が形成されている。該回折格子13は、
u−InP層4内に、例えばInGaAsPからなる複
数の棒状部を所定の周期で平行に埋設することにより形
成されることができる。
【0013】また、図示されているように、前記u−I
nGaAsP層3、u−InP層4、およびu−InG
aAsP層5は、例えば矩形に切り欠かれた切り欠き部
21を有し、該切り欠き部12に受光素子22が配置さ
れている。該受光素子22は、導電性のn型InP層2
の露出面の一部に順次積層して形成された、u−InG
aAs層22a、p型InP層22b、p型InGaA
sP層22c、該p型InGaAsP層22cの上面中
央に電気的に接続され周辺部をSiN層22dで絶縁さ
れたAu等で形成されたp側電極23、およびn型In
P層2の露出面の他の一部に形成され前記n型InP層
2と電気的に接続されその周辺部をSiN層22eで絶
縁されたAu等で形成されたn側電極24から構成され
ている。該受光素子22のu−InGaAs層22aの
一方の側面は、前記下部光導波路10の第1の直線部1
0aの開放端10a' と空間的にわずかな間隙をおいて
または接触して対向している。
【0014】本実施形態では、上部光導波路11が主光
導波路(第1の導波路)であり、下部光導波路10が副
光導波路つまり分岐光導波路(第2の導波路)として機
能するものであり、多周波の信号光が上部光導波路11
を伝送されると、前記結合部12の回折格子13にてろ
波された特定の波長の光信号が下部光導波路10に分岐
される。分岐された光信号は、下部光導波路10の湾曲
部10bを経て第1の直線部10aに進み、その開放端
10a' で空間に放射され、受光素子22の光吸収層で
ある前記u−InGaAs層22aに吸収される。該u
−InGaAs層22aに吸収された光量は、受光素子
22のp側電極23とn側電極24間で発生する電気量
として検出されることができる。
【0015】以上のように、本実施形態によれば、下部
光導波路10と上部光導波路11とが形成されている同
一の基板1上に、下部光導波路10の開放端10a' と
近接または接触して受光素子22を形成しているので、
コンパクトに分岐光検出装置を実現することができるよ
うになる。また、低コスト、かつ低損失に実現できるよ
うになる。
【0016】次に、本発明の第2実施形態を、図2(a)
、(b) 、および(c) を参照して説明する。図2(a) 、
(b) 、および(c) は、それぞれ、本実施形態の概略平面
図、(a) 図のA−A' 線断面図、および斜視図を示す。
なお、図1と同一の符号は、同一または同等物を示す。
【0017】この実施形態は、前記第1の実施形態に比
べて、下部光導波路10が主光導波路であり、上部光導
波路11が副光導波路つまり分岐光導波路として機能す
る点、切り欠き部21は、u−InGaAsP層5を切
り欠くことにより形成され、また導電性のn型InP層
4a上に受光素子22が形成されている点で異なる。本
実施形態では、受光素子22のu−InGaAs層22
aの一方の側面は、前記上部光導波路11の開放端11
a' とわずかな間隙をおいてまたは接触して対向してい
る。
【0018】そこで、多周波の信号光が下部光導波路1
0を伝送されると、前記結合部12の回折格子13にて
ろ波された特定の波長の光信号が上部光導波路11に分
岐される。分岐された光信号は、上部光導波路11の湾
曲部11bを経て第1の直線部11aに進み、その開放
端11a' で空間に放射され、受光素子22の光吸収層
である前記u−InGaAs層22aに吸収される。該
u−InGaAs層22aに吸収された光量は、受光素
子22のp側電極23とn側電極24間で発生する電気
量として検出することができる。
【0019】この実施形態においても、前記第1の実施
形態と同様に、分岐光検出装置をコンパクトに、また低
コスト、かつ低損失に実現することができる。
【0020】次に、本発明の第3実施形態を、図3(a)
、(b) 、および(c) を参照して説明する。図3(a) 、
(b) 、および(c) は、それぞれ、本実施形態の概略平面
図、(a) 図のA−A' 線断面図、および斜視図を示す。
なお、図1、図2と同一の符号は、同一または同等物を
示す。
【0021】この実施形態は、前記第1の実施形態に比
べて、切り欠き部21は、u−InP層4およびu−I
nGaAsP層5を切り欠くことにより形成され、また
受光素子22が下部光導波路10を構成する導電性のn
型InGaAsP層3b上に形成されている点、また下
部光導波路10の第1の直線部10aが受光素子22の
下方に延出されている点で異なる。
【0022】本実施形態によれば、下部光導波路10に
分岐された信号光は受光素子22の光吸収層であるu−
InGaAs層22aの下面から面吸収される。該u−
InGaAs層22aに吸収された光量は、受光素子2
2のp側電極23とn側電極24間で発生する電気量と
して検出することができる。
【0023】この実施形態においては、前記第1の実施
形態の効果に加えて、分岐光が受光素子22の下面から
面吸収されるので、受光素子22に吸収される光量の損
失をさらに低減することができるようになる。
【0024】次に、本発明の第4実施形態を、図4(a)
、(b) 、および(c) を参照して説明する。図4(a) 、
(b) 、および(c) は、それぞれ、本実施形態の概略平面
図、(a) 図のA−A' 線断面図、および斜視図を示す。
なお、図1、図2、図3と同一の符号は、同一または同
等物を示す。
【0025】この実施形態は、前記第2の実施形態に比
べて、分岐光検出装置の最上層を導電性のあるn型In
GaAsP層5aで構成し、その一角に受光素子を配置
した点、および上部光導波路6の第1の直線部11aの
開放端11a' が受光素子22のu−InGaAs層2
2aの側面に接触して配置されている点で異なる。
【0026】本実施形態においては、下部光導波路10
が主導波路であり、上部光導波路11が副導波路である
ので、分岐光は上部光導波路11を開放端11a' に向
かって進み、該開放端11a' から空間に放射されるこ
となく受光素子22の光吸収層であるu−InGaAs
層22aに吸収される。該u−InGaAs層22aに
吸収された光量は、受光素子22のp側電極23とn側
電極24間で発生する電気量として検出することができ
る。
【0027】この実施形態においては、前記第2の実施
形態の効果に加えて、分岐光が受光素子22に面吸収さ
れるので、受光素子22に吸収される光量の損失をさら
に低減することができるようになる。
【0028】次に、本発明の第5実施形態を、図5を参
照して説明する。この実施形態は、前記第1〜4の実施
形態のいずれかの受光素子22を用いて、光検出器22
a,22b,22c,22d,…を構成し、WDM光信
号スペクトル監視装置を形成した点に特徴がある。
【0029】主導波路41は複数の副導波路42a,4
2b,42c,42d,…と光結合しており、各光結合
部には異なる周波数の光信号を抽出する回折格子からな
る波長フィルタ43a,43b,43c,43d,…が
設けられている。また、該副導波路42a,42b,4
2c,42d,…の各他端は、前記第1〜4の実施形態
のいずれかの受光素子22に結合され、該副導波路に分
岐された光信号の光量を検出できるように構成されてい
る。
【0030】いま、主導波路41の入力ポート41aか
ら、異なる波長λ1 ,λ2 ,λ3 ,λ4 ,…のWDM光
信号が入力し図の矢印方向に伝送されてくるとし、前記
波長フィルタ43a,43b,43c,43d,…がそ
れぞれ波長λ1',λ2',λ3',λ4',…の光信号を抽出
するとすると、該抽出された光信号はそれぞれ光検出器
22a,22b,22c,22d,…に入力し、電気信
号に変換される。この電気信号は、制御回路51の光パ
ワー測定回路51aに送られ、光パワーのデータに変換
される。スペクトル表示回路51bには、予め前記波長
フィルタ43a,43b,43c,43d,…で抽出さ
れる光の波長λ1',λ2',λ3',λ4',…が記憶されて
いるので、前記光パワ測定回路51aの出力である光パ
ワーデータをスペクトル表示回路51bに送ることによ
り、スペクトル表示をすることができるようになる。
【0031】この第5実施形態によれば、光検出器22
a,22b,22c,22d,…として、前記第1〜4
の実施形態のいずれかの受光素子22を用いるようにし
たので、WDM光信号スペクトル監視装置を小形化する
ことができると共に、精度の良いスペクトル表示を実現
することができるようになる。
【0032】なお、前記実施形態では、半導体材料とし
て、InP系のものを用いたが、GaAs系の材料を用
いてもよい。また、絶縁膜としてSiNを用いたが、S
iO2 その他の誘電体膜を用いても実施可能である。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、半導体基板の垂直方向に積層された半導体層
を利用し、各々所定の間隔をあけて形成された第1の導
波路および第2の導波路と、該第1の導波路と第2の導
波路の一部を隣接させて形成された光結合部と、該光結
合部に形成された波長フィルタと、該波長フィルタによ
り前記第2の導波路に抽出された光信号を受光する受光
素子とを集積化したので、分岐光検出装置をコンパクト
に形成でき、かつ分岐光の検出精度を向上させることが
できるようになる。
【0034】また、第2の導波路と受光素子とが別体の
従来装置では、装置への組み合わせ時に光軸合わせをす
る必要があるが、本発明の受光素子は第1、第2の導波
路と一体化されているので、第2の導波路と受光素子の
位置関係を調節する必要がなくなり、従来装置に比べて
光軸合わせの工程を削減することができるようになり、
低コスト化を図ることができる。
【0035】また、本発明によれば、コンパクト、低損
失に形成でき、かつ装置の信頼性を向上させることがで
きる光信号スペクトル監視装置を提供することができ
る。また、光信号スペクトルを短時間に得ることができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の平面図、断面図、お
よび斜視図である。
【図2】 本発明の第2実施形態の平面図、断面図、お
よび斜視図である。
【図3】 本発明の第3実施形態の平面図、断面図、お
よび斜視図である。
【図4】 本発明の第4実施形態の平面図、断面図、お
よび斜視図である。
【図5】 本発明の第5実施形態の構成を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
10…下部光導波路、11…上部光導波路、12…光結
合部、13…回折格子、21…切り欠き部、22…受光
素子、22a〜22d…光検出器、23…p側電極、2
4…n側電極、41…主導波路、42a〜42d…副導
波路、43a〜43d…波長フィルタ、51…制御回
路。
フロントページの続き (72)発明者 堀田 昌克 埼玉県上福岡市大原2−1−15 株式会社 ケイディディ研究所内 (72)発明者 矢崎 智基 埼玉県上福岡市大原2−1−15 株式会社 ケイディディ研究所内 (72)発明者 松島 裕一 埼玉県上福岡市大原2−1−15 株式会社 ケイディディ研究所内 Fターム(参考) 2H047 KA04 KA11 KB03 KB08 LA01 LA12 MA07 QA02 RA01 TA01 TA31 5F088 AA03 AB07 BA15 BA20 BB01 FA05 GA05 HA12 JA13 JA14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の垂直方向に積層された半導
    体層を利用し、各々所定の間隔をあけて形成された第1
    の導波路および第2の導波路と、 該第1の導波路と第2の導波路の一部を隣接させて形成
    された光結合部と、 該光結合部に形成された波長フィルタと、 該波長フィルタにより前記第2の導波路に抽出された光
    信号を受光する受光素子とを具備し、 該受光素子を、前記半導体基板上の一部に、かつ前記第
    2の導波路またはその開放端に、近接または接触させて
    配置したことを特徴とする分岐光検出装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の導波路が上部導波路、前記第
    2の導波路が下部導波路であり、 前記受光素子は、第2の導波路の開放端を空間に露出す
    るように前記半導体層を切り欠いた切り欠き部に形成さ
    れ、該第2の導波路の開放端と受光素子の光吸収層との
    間に間隙が設けられていることを特徴とする請求項1に
    記載の分岐光検出装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の導波路が上部導波路、前記第
    2の導波路が下部導波路であり、 前記受光素子は、第2の導波路の一部を空間に露出する
    ように前記半導体層を切り欠いた切り欠き部であって、
    該第2の導波路の一部と重なるように接触させて形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の分岐光検出
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の導波路が下部導波路、前記第
    2の導波路が上部導波路であり、 前記受光素子は、第2の導波路の開放端を空間に露出す
    るように前記半導体層を切り欠いた切り欠き部に形成さ
    れ、該第2の導波路の開放端と受光素子の光吸収層との
    間に間隙が設けられていることを特徴とする請求項1に
    記載の分岐光検出装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の導波路が下部導波路、前記第
    2の導波路が上部導波路であり、 前記受光素子は、第2の導波路が形成される前記半導体
    層層と同じ層上であって、該第2の導波路の開放端と接
    触して形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の分岐光検出装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1〜5に記載のいずれかの分
    岐光検出装置を複数個並列に設け、該複数個の分岐光検
    出装置の出力から光パワーを求め、該分岐光検出装置に
    入射される光信号の波長と前記光パワーとから光スペク
    トルを求めるようにしたことを特徴とする光信号スペク
    トル監視装置。
JP2000105429A 2000-04-06 2000-04-06 分岐光検出装置および光信号スペクトル監視装置 Pending JP2001290039A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000105429A JP2001290039A (ja) 2000-04-06 2000-04-06 分岐光検出装置および光信号スペクトル監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000105429A JP2001290039A (ja) 2000-04-06 2000-04-06 分岐光検出装置および光信号スペクトル監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001290039A true JP2001290039A (ja) 2001-10-19

Family

ID=18618786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000105429A Pending JP2001290039A (ja) 2000-04-06 2000-04-06 分岐光検出装置および光信号スペクトル監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001290039A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1381090A1 (en) * 2002-07-11 2004-01-14 Agilent Technologies, Inc. - a Delaware corporation - Wavelength detector apparatus and method therefor
US8411026B2 (en) 2004-09-27 2013-04-02 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Methods and devices for lighting displays
CN105161550A (zh) * 2015-06-23 2015-12-16 中国科学院半导体研究所 光电探测器组件
WO2022059061A1 (ja) * 2020-09-15 2022-03-24 日本電信電話株式会社 光電変換装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1381090A1 (en) * 2002-07-11 2004-01-14 Agilent Technologies, Inc. - a Delaware corporation - Wavelength detector apparatus and method therefor
US8411026B2 (en) 2004-09-27 2013-04-02 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Methods and devices for lighting displays
CN105161550A (zh) * 2015-06-23 2015-12-16 中国科学院半导体研究所 光电探测器组件
WO2022059061A1 (ja) * 2020-09-15 2022-03-24 日本電信電話株式会社 光電変換装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6714566B1 (en) Tunable laser source with an integrated wavelength monitor and method of operating same
CN101356699B (zh) 用于集成光子器件的监控光检测器
JP3672202B2 (ja) 空間光伝送装置及び空間光伝送方法
JPH04344601A (ja) 複数の異なる波長チャネルの分波のための集積光学装置とその製造方法
US7599586B2 (en) Integrated chip
WO2003043247A2 (en) Tunable optical add/drop multiplexer with multi-function optical amplifiers
EP0953146B1 (en) Multi-wavelength optical drive/sense readout for resonant microstructure
JPH07264138A (ja) 光通信方式及びそれを用いた光通信システム
US8907266B2 (en) Light-receiving device array, optical receiver module, and optical transceiver
EP1159774B1 (en) A tunable laser source with an integrated wavelength monitor and method of operating same
JP2007258657A (ja) 面発光レーザ装置、受光装置及びそれを用いた光通信システム
CN112913158B (zh) 光电探测器芯片、光接收及收发组件、光模块及通讯设备
US20020190261A1 (en) Method and apparatus for bit-rate and format insensitive performance monitoring of lightwave signals
JP2001290039A (ja) 分岐光検出装置および光信号スペクトル監視装置
JP3149979B2 (ja) 光検出装置及び発光装置
JPS6289008A (ja) 光通信用モジユ−ル
JP3394741B2 (ja) 分岐光掃引検出装置およびwdm光信号スペクトル監視装置
JPH06109935A (ja) 波長選択受光装置
JPH0923022A (ja) 光電変換装置
JP3276347B2 (ja) 光・電気相互変換素子、光信号送受信装置及び光信号送受信システム
KR100265858B1 (ko) 반도체 레이저와 광검출기가 단일칩에 집적된 파장 분할 다중화 소자
JPH11103088A (ja) 半導体導波路型受光素子
JP2700262B2 (ja) 光検出方法
US20030213895A1 (en) Optical power and performance monitoring of a PLC chip using sensors mounted on the chip
EP1381090A1 (en) Wavelength detector apparatus and method therefor