JP2001289946A - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

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JP2001289946A
JP2001289946A JP2000103978A JP2000103978A JP2001289946A JP 2001289946 A JP2001289946 A JP 2001289946A JP 2000103978 A JP2000103978 A JP 2000103978A JP 2000103978 A JP2000103978 A JP 2000103978A JP 2001289946 A JP2001289946 A JP 2001289946A
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Rei Ito
礼 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目標画像を出力し、目標の類別をするレーダ
装置において、1合成開口時間分の画像では、目標から
の反射信号の揺らぎや、レーダ装置と目標間の位置関係
により目標類別に必要な特徴物情報が得られない場合が
ある。 【解決手段】 複数の合成開口時間の目標画像を各画素
単位で加算、蓄積する手段を備えることにより、目標類
別に必要な特徴物情報を目標画像に含めることが出来、
目標類別の確度向上を図ったレーダ装置を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、目標を画像化
し、その目標を類別することを目的とするいわゆる画像
レーダと呼ばれるレーダ装置に関し、特に目標類別の確
度向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のレーダ装置は、一般に逆合成開
口レーダ(以下、Inverse SyntheticAperture Radarを
簡略してISARと適宜呼ぶ )という技術により目標を画
像化する。ISARは、合成開口レーダ(Synthetic Apertu
re Radar)の一種であり、例えば、D.R.Wehner,"High R
esolution Radar," Artech House,Norwood,1987等の文
献にその動作原理が記載されている。
【0003】この種のレーダ装置は、目標のレンジ方向
をパルス圧縮等の技術により高い分解能でサンプリング
し、サンプリングされた各レンジビンごとに目標運動に
よるドップラ周波数でクロスレンジ方向(レンジと直交
する方向)に分解することにより目標の画像を生成す
る。
【0004】レンジ分解能は、レーダの帯域で決定され
るが、クロスレンジ分解能は、目標運動に基づくドップ
ラ周波数分解能によるため、所望のクロスレンジ分解能
を得るためには相応の時間(合成開口時間)分の観測
(パルス照射)が必要である。つまり、1合成開口時間
当り1枚の目標の画像が得られる。
【0005】そして、これらのレーダ装置の最終的な目
的は目標を類別することにある。従来は、図13に示す
ように、合成開口時間毎に得られた目標画像の中から、
1枚を選択しその画像から目標の類別処理を行ってい
た。
【0006】しかし、この場合、得られた目標画像が1
合成開口時間のスナップショット的な画像であるため、
目標反射信号の揺らぎや、レーダ装置と目標との間の位
置関係により、目標類別に必要な特徴物情報(例えば、
目標の全長、特徴的な構造物の位置等)が正確に得られ
ないと言う問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
レーダ装置では、1合成開口時間に得られた画像を用い
て目標類別をしようとすると目標からの反射信号の揺ら
ぎや、レーダ装置と目標間の位置関係により、鮮明な画
像が得られても最終目的とする目標類別に必要な特徴物
情報が十分でないという課題があった。
【0008】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、目標類別に必要な特徴物情報を
目標画像に含め目標類別の確度向上を図ったレーダ装置
を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の請求項1に係るレーダ装置は、受信信
号に対し画像化処理を行って目標画像を出力し、その目
標が何であるかを類別するレーダ装置において、上記受
信信号から1合成開口時間毎にISAR画像を生成する
ISAR画像処理部と、上記ISAR画像処理部の出力
とその1合成開口時間前に下記画像メモリに蓄えられた
目標画像とを画素単位で加算し目標画像を出力する加算
器と、上記加算器出力の1合成開口時間分の目標画像を
蓄える画像メモリと、を備えたことを特徴とする。
【0010】また、この発明の請求項2に係るレーダ装
置は、請求項1記載のレーダ装置において、上記画像メ
モリの加算器への出力端に、上記ISAR画像処理部の
出力と、その1合成開口時間前に蓄えられた目標画像と
の加算を制御するスイッチを備え、且つ上記1合成開口
時間分の目標画像を蓄える画像メモリは、外部より消去
信号を得てメモリ内容を消去する特性を備えていること
を特徴とする。
【0011】また、この発明の請求項3に係るレーダ装
置は、請求項1記載のレーダ装置において、上記画像メ
モリの加算器への出力端に、上記1合成開口時間前に画
像メモリに蓄えられた目標画像に1より小の係数を乗算
する乗算器を備え、上記ISAR画像処理部の出力と上
記乗算器の出力とを加算することを特徴とする。
【0012】また、この発明の請求項4に係るレーダ装
置は、請求項3記載のレーダ装置において、上記画像メ
モリの加算器への出力端に設けた1より小の係数を乗算
する乗算器の代りに、外部から制御可能な1より小の係
数を乗算する乗算器を備えたことを特徴とする。
【0013】また、この発明の請求項5に係るレーダ装
置は、受信信号に対し画像化処理を行って目標画像を出
力し、その目標が何であるかを類別するレーダ装置にお
いて、上記受信信号から1合成開口時間毎にISAR画
像を生成するISAR画像処理部と、上記ISAR画像
処理部の出力の1合成開口時間分を蓄える画像メモリを
n個(nは正の整数)連結してn合成開口時間分を蓄え
る画像メモリ群と、上記ISAR画像処理部の出力と、
上記n個の各画像メモリの出力とを画素単位で加算し目
標画像を出力する加算器と、を備えたことを特徴とす
る。
【0014】また、この発明の請求項6に係るレーダ装
置は、請求項5記載のレーダ装置において、上記n個の
各画像メモリの加算器への出力端に、加算制御回路を備
え、上記ISAR画像処理部の出力に対し、所要数の画
像メモリの出力を画素単位で加算し目標画像を出力する
ことを特徴とする。
【0015】また、この発明の請求項7に係るレーダ装
置は、請求項5記載のレーダ装置において、上記ISA
R画像処理部と上記n個の各画像メモリの加算器への出
力端に重み付け乗算器を備え、上記の各乗算器の出力を
画素単位で加算し、目標画像を出力することを特徴とす
る。
【0016】また、この発明の請求項8に係るレーダ装
置は、請求項7記載のレーダ装置において、上記ISA
R画像処理部と上記n個の各画像メモリの加算器への出
力端に設けた重み付け乗算器の替りに外部から可変の重
み付け乗算器を備えたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示す要部構成図である。図1において、
1はレーダ装置の受信信号から1合成開口時間毎にIS
AR画像を生成するISAR画像処理部、2は上記IS
AR画像処理部1の出力とその1合成開口時間前に画像
メモリ3に蓄えられた目標画像とを画素単位で加算し目
標画像を出力する加算器、3は目標画像の1合成開口時
間分を蓄える画像メモリである。
【0018】図1のように構成されたレーダ装置の動作
概要について図2を参照して説明する。ここで、図2上
に合成開口時間と記した時間に注目する。ISAR画像
処理部1ではこの時間内に1枚のISAR画像を生成
し、加算器2では上記ISAR画像に対し、1合成開口
時間前に画像メモリ3に蓄えられた目標画像を画素単位
で加算し、目標画像を図1に図示していない目標表示,
目標類別部へ出力する。目標画像は目標表示と目標類別
に用いられ、図2では目標表示に用いるものから1画像
を選択して目標類別に用いる例を示しているがこれに限
るものではない。
【0019】ここで、たとえば、目標を船舶とする場
合、上記船舶の船首や船尾が当該レーダ装置との位置関
係により、1合成開口時間内では画像に現れなかった
り、また、目標からの反射信号の揺らぎ等により特徴的
な構造物であるマストが消滅しているような場合でも、
引続く別の合成開口時間で、画像に含まれていれば、複
数の目標画像を画素単位で加算することにより、目標類
別に必要な特徴物情報である全長や、マスト位置も正確
に得ることができる。以上の実施の形態1によれば、複
数の合成開口時間の目標画像を画素単位で加算、蓄積す
ることにより、1合成開口時間だけでは現れなかった目
標類別に必要な特徴物情報や、目標からの反射信号の揺
らぎ等により消滅していた目標類別に必要な特徴物情報
を目標画像に含めることが出来、目標類別の確度向上が
図れる。
【0020】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2を示す要部構成図である。図3において、ISAR
画像処理部1,加算器2は実施の形態1において説明し
たものと同様であり、画像メモリ3はメモリ消去信号を
得て消去が可能なものである。4は画像メモリ3の加算
器2への出力端に設けたスイッチである。以上の実施の
形態2によれば、実施の形態1に説明したと同様の効果
を得ることが出来るとともに、複数の合成開口時間の目
標画像を画素単位で加算、蓄積の新規開始の制御を行
え、運用上の適応性を向上する。
【0021】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3を示す要部構成図である。図4において、ISAR
画像処理部1,加算器2,画像メモリ3は実施の形態1
において説明したものと同様である。5は1合成開口時
間前に画像メモリ3に蓄えられた目標画像を出力する際
に係数:K( K<1)を乗ずる乗算器である。図4の
ように構成されたレーダ装置の動作概要について図5を
参照して説明する。ここで、図5上に合成開口時間と記
した時間に注目する。ISAR画像処理部1ではこの時
間内に1枚のISAR画像を生成し、加算器2では上記
ISAR画像に対して、1合成開口時間前に画像メモリ
3に蓄えられた目標画像を出力する際に係数:K( K
<1)を乗じたものを画素単位で加算する。目標画像を
図4に図示していない目標表示,目標類別部へ出力す
る。以上の実施の形態3によれば、実施の形態1に説明
したと同様の効果を得ることが出来、さらに、複数の合
成開口時間の目標画像に係数:K( K<1)を乗じた
ものを画素単位で加算するようにしたことにより、画像
メモリ3が飽和するのを緩和することが出来る。
【0022】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4を示す要部構成図である。図6において、 ISA
R画像処理部1,加算器2,画像メモリ3は実施の形態
1において説明したものと同様である。5は 画像メモ
リ3に蓄えられた1合成開口時間前の目標画像を出力す
る際に係数:K( K<1)を乗ずる乗算器であり、外
部からこの係数は制御可能になっている。以上の実施の
形態4によれば、実施の形態3に説明したと同様の効果
を得ることが出来るとともに、さらにISAR画像処理
部の出力と1合成開口時間前の目標画像を出力する際に
外部から制御可能な係数:K( K<1)を乗じたもの
を画素単位で加算することにより、画像メモリ3が飽和
するのを緩和する運用上の適応性を向上できる。
【0023】実施の形態5.図7はこの発明の実施の形
態5を示す要部構成図である。図7において、1はレー
ダ装置の受信信号から1合成開口時間毎にISAR画像
を生成するISAR画像処理部、3はISAR画像処理
部の出力とを1合成開口時間分を蓄える画像メモリ、6
はISAR画像処理部1の出力とn個(nは正の整数)
の各画像メモリ3の出力とを画素単位で加算し目標画像
を出力する加算器である。
【0024】図7のように構成されたレーダ装置の動作
概要について図8を参照して説明する。(n=1の場
合) ここで、図8上に合成開口時間と記した時間に注目す
る。ISAR画像処理部1ではこの時間内に1枚のIS
AR画像が生成される。このISAR画像処理部1の出
力とその1合成開口時間前に画像メモリ3に蓄積された
ISAR画像と画素単位で加算され、目標画像を図7に
図示していない目標表示,目標類別部へ出力する。目標
画像は目標表示と目標類別に用いられ、図8では目標表
示に用いるものから1画像を選択して目標類別に用いる
例を示しているがこれに限るものではない。図7におい
て、 画像メモリ3がn個(nは正の整数)の場合は、
ISAR画像処理部出力のISAR画像と上記n個(n
は正の整数)の画像メモリ群に蓄積されたISAR画像
が画素単位で加算、蓄積される。以上の実施の形態5に
よれば、 複数の合成開口時間の目標画像を画素単位で
加算、蓄積することにより、1合成開口時間だけでは現
れなかった目標類別に必要な特徴物情報や、目標からの
反射信号の揺らぎ等により消滅していた目標類別に必要
な特徴物情報を目標画像に含めることが出来、目標類別
の確度向上が図れる。
【0025】実施の形態6.図9はこの発明の実施の形
態6を示す要部構成図である。図9において、 ISA
R画像処理部1、画像メモリ3,加算器6は実施の形態
5において説明したものと同様である。7はn個(nは
正の整数)の画像メモリ3の加算器6への出力端に設け
た加算制御回路のOn/Off制御回路で、m合成開口時間分
のISAR画像を蓄える画像メモリ(mはm≦n+1な
る正の整数)の出力、及びISAR画像処理部出力を加
算器に送る。以上の実施の形態6によれば、実施の形態
5に説明したと同様の効果を得ることが出来るととも
に、外部から画像メモリの出力の加算数を決める加算制
御回路を備え、上記ISAR画像処理部の出力に所要の
合成開口時間分の画像メモリの出力を、画素単位で加算
し目標画像を出力することが出来る。
【0026】実施の形態7.図10はこの発明の実施の
形態7を示す要部構成図である。図10において、IS
AR画像処理部1、画像メモリ3,加算器6は実施の形
態5において説明したものと同様である。8はISAR
画像処理部とn個(nは正の整数)の画像メモリ3の加
算器6への出力に設けた、重み付け係数: K1〜Kn+1
を乗ずる乗算器である。 ここで、重み付け係数: K1
〜Kn+1=1とすれば、実施の形態5を示す図7と等し
くなる。図10に示す構成は、1画素についてみれば、
一般的なディジタルフィルタの構成である。この構成に
よれば、1合成開口時間だけでは、現れなかった目標類
別に必要な特徴物情報や、目標からの反射信号の揺らぎ
等により消滅していた目標類別に必要な特徴物情報を目
標画像に含めることが出来、目標類別の確度向上が図れ
る。さらに、画像メモリの段数(フィルタ長)及びフィ
ルタ係数:K1〜Kn+1により、各画素の時間特性(周波
数特性)を、所望のものに制御することが可能となる。
目標画像は目標表示と目標類別に用いられ、図11では
目標表示に用いるものから1画像を選択して目標類別に
用いる例を示しているがこれに限るものではない。
【0027】実施の形態8.図12はこの発明の実施の
形態8を示す要部構成図である。図12において、 I
SAR画像処理部1,画像メモリ3,加算器6は実施の
形態5において説明したものと同様である。9はISA
R画像処理部とn個(nは正の整数)の画像メモリ3の
加算器6への出力に設けた、外部から可変の重み付け係
数: K1〜Kn+1を乗ずる乗算器である。 ここで、重み
付け係数: K1〜Kn+1=1とすれば、実施の形態5を
示す図7と等しくなる。以上の実施の形態8によれば、
上記乗算器9のフィルタ係数:K1〜Kn+1を外部から変
えることが出来るので、実施の形態7と同様の効果が得
られるとともに、運用上の適応性が向上する。
【0028】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る発明によ
れば、複数の合成開口時間の目標画像を画素単位で加
算、蓄積する手段を備えることにより、1合成開口時間
だけでは現れなかった目標類別に必要な特徴物情報や、
目標からの反射信号の揺らぎ等により消滅していた目標
類別に必要な特徴物情報を目標画像に含めることが出
来、目標類別の確度向上を図ったレーダ装置を得ること
が出来る。
【0029】また、請求項2に係る発明によれば、請求
項1に係る発明と同様の効果を得ることが出来るととも
に、さらに、画像メモリの加算器への出力端にスイッチ
を付加し、また、上記画像メモリはメモリ消去信号を得
て消去が可能なものとすることにより、複数の合成開口
時間の目標画像の加算、蓄積の新規開始の制御を行うこ
とが出来、運用上の適応性が向上する。
【0030】また、請求項3に係る発明によれば、請求
項1に係る発明と同様の効果を得ることが出来るととも
に、さらに、画像メモリに蓄えられた1合成開口時間前
の目標画像に対し、1より小の係数を乗算する乗算器を
設けたことにより、複数枚の目標画像を加算、蓄積する
際に画像メモリが飽和するのを緩和することが出来る。
【0031】また、請求項4に係る発明によれば、請求
項3に係る発明と同様の効果を得ることが出来るととも
に、さらに、1より小の係数を乗算する乗算器の代りに
外部から制御可能な1より小の係数を乗算する乗算器を
設けたことにより、画像メモリに蓄えられた1合成開口
時間前の目標画像に対し、複数枚の目標画像を加算、蓄
積する際に画像メモリが飽和するのを緩和する運用上の
適応性が向上する。
【0032】また、請求項5に係る発明によれば、複数
の合成開口時間のISAR画像を各画素単位に加算、蓄
積する手段を備えることにより、1合成開口時間だけで
は現れなかった目標類別に必要な特徴物情報や、目標か
らの反射信号の揺らぎ等により消滅していた目標類別に
必要な特徴物情報を目標画像に含めることが出来、目標
類別の確度向上を図ったレーダ装置を得ることが出来
る。
【0033】また、請求項6に係る発明によれば、請求
項5に係る発明と同様の効果を得ることが出来るととも
に、さらに、各画像メモリの加算器への出力端に加算制
御回路を設けたことにより、ISAR画像処理部の出力
に加算する画像メモリの出力数(蓄積枚数)を外部から
細かく制御することが出来る。
【0034】また、請求項7に係る発明によれば、請求
項5に係る発明と同様の効果を得ることが出来るととも
に、さらに、ISAR画像処理部と各画像メモリの加算
器への出力端に重み付け係数を乗ずる乗算器を設けるこ
とにより、ディジタルフィルタ構成となり、画像メモリ
の段数(フィルタ長)及びフィルタ係数:K1〜Kn+1
を決めることにより、各画素の時間特性(周波数特性)
を所望のものに制御することが出来る。
【0035】また、請求項8に係る発明によれば、請求
項7に係る発明と同様の効果を得ることが出来るととも
に、さらに、ISAR画像処理部と各画像メモリの加算
器への出力端に重み付け係数を乗ずる乗算器の替りに重
み付け係数を外部から制御できる乗算器を設けることに
より、運用上の適応性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のレーダ装置の実施の形態1を示す
構成図である。
【図2】 図1の動作概要を説明する図である。
【図3】 この発明のレーダ装置の実施の形態2を示す
構成図である。
【図4】 この発明のレーダ装置の実施の形態3を示す
構成図である。
【図5】 図4の動作概要を説明する図である。
【図6】 この発明のレーダ装置の実施の形態4を示す
構成図である。
【図7】 この発明のレーダ装置の実施の形態5を示す
構成図である。
【図8】 図7の動作概要を説明する図である。
【図9】 この発明のレーダ装置の実施の形態6を示す
構成図である。
【図10】 この発明のレーダ装置の実施の形態7を示
す構成図である。
【図11】 図10の動作概要を説明する図である。
【図12】 この発明のレーダ装置の実施の形態8を示
す構成図である。
【図13】 従来のレーダ装置の動作概要を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ISAR画像処理部、 2 加算器、 3 画像メモ
リ、 4 スイッチ、5 乗算器、 6 加算器、 7
On/Off制御回路、 8 乗算器、9 乗算器。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号に対し画像化処理を行って目標
    画像を出力し、その目標が何であるかを類別するレーダ
    装置において、上記受信信号から1合成開口時間毎にI
    SAR画像を生成するISAR画像処理部と、上記IS
    AR画像処理部の出力とその1合成開口時間前に下記画
    像メモリに蓄えられた目標画像とを画素単位で加算し目
    標画像を出力する加算器と、上記加算器出力の1合成開
    口時間分の目標画像を蓄える画像メモリと、を備えたこ
    とを特徴とするレーダ装置。
  2. 【請求項2】 上記画像メモリの加算器への出力端に、
    上記ISAR画像処理部の出力と、その1合成開口時間
    前に蓄えられた目標画像との加算を制御するスイッチを
    備え、且つ上記1合成開口時間分の目標画像を蓄える画
    像メモリは、外部より消去信号を得てメモリ内容を消去
    する特性を備えていることを特徴とする請求項1記載の
    レーダ装置。
  3. 【請求項3】 上記画像メモリの加算器への出力端
    に、上記1合成開口時間前に画像メモリに蓄えられた目
    標画像に1より小の係数を乗算する乗算器を備え、上記
    ISAR画像処理部の出力と上記乗算器の出力とを加算
    することを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
  4. 【請求項4】 上記画像メモリの加算器への出力端に
    設けた1より小の係数を乗算する乗算器の代りに、外部
    から制御可能な1より小の係数を乗算する乗算器を備え
    たことを特徴とする請求項3記載のレーダ装置。
  5. 【請求項5】 受信信号に対し画像化処理を行って目標
    画像を出力し、その目標が何であるかを類別するレーダ
    装置において、上記受信信号から1合成開口時間毎にI
    SAR画像を生成するISAR画像処理部と、上記IS
    AR画像処理部の出力の1合成開口時間分を蓄える画像
    メモリをn個(nは正の整数)連結してn合成開口時間
    分を蓄える画像メモリ群と、上記ISAR画像処理部の
    出力と、上記n個の各画像メモリの出力とを画素単位で
    加算し目標画像を出力する加算器と、を備えたことを特
    徴とするレーダ装置。
  6. 【請求項6】 上記n個の各画像メモリの加算器への出
    力端に、加算制御回路を備え、上記ISAR画像処理部
    の出力に対し、所要数の画像メモリの出力を画素単位で
    加算し目標画像を出力することを特徴とする請求項5記
    載のレーダ装置。
  7. 【請求項7】 上記ISAR画像処理部と上記n個の
    各画像メモリの加算器への出力端に重み付け乗算器を備
    え、上記の各乗算器の出力を画素単位で加算し、目標画
    像を出力することを特徴とする請求項5記載のレーダ装
    置。
  8. 【請求項8】 上記ISAR画像処理部と上記n個の各
    画像メモリの加算器への出力端に設けた重み付け乗算器
    の替りに外部から可変の重み付け乗算器を備えたことを
    特徴とする請求項7記載のレーダ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013076615A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Mitsubishi Space Software Kk 移動物体検出装置、移動物体検出プログラム、移動物体検出方法および飛行物体
JP2019219339A (ja) * 2018-06-22 2019-12-26 株式会社東芝 レーダ信号処理装置

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