JP2001289724A - 圧力センサユニット - Google Patents

圧力センサユニット

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JP2001289724A
JP2001289724A JP2000103866A JP2000103866A JP2001289724A JP 2001289724 A JP2001289724 A JP 2001289724A JP 2000103866 A JP2000103866 A JP 2000103866A JP 2000103866 A JP2000103866 A JP 2000103866A JP 2001289724 A JP2001289724 A JP 2001289724A
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JP
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capacitance
pressure sensor
capacitance value
conversion circuit
value
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Application number
JP2000103866A
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Yuji Kobayashi
有二 小林
Tomio Minase
十三夫 皆瀬
Minekuni Seki
峰邦 関
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Totoku Electric Co Ltd
Original Assignee
Totoku Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】静電容量型圧力センサと静電容量値/電圧値変
換回路や静電容量値/発振周波数変換回路を接続するリ
ード線に起因する分布容量を小さくでき、検出した微少
な静電容量値がリード線に起因する分布容量の影響や外
来ノイズの影響を受け難くい圧力センサユニットを提供
する。 【解決手段】りん青銅板からなる板バネ1と、絶縁基板
5上に形成した導体2部分とを対向させるとともに、複
数のスペーサー3A,3Bを介して所定のギャップで配
置せしめてなる静電容量型圧力センサ4と、板バネ1に
印加する圧力の大きさを板バネ1と導体2間の静電容量
値の変化として検出するとともに、静電容量値の変化を
電圧または発振周波数に変換出力する静電容量値/電圧
値変換回路7(または静電容量値/発振周波数変換回路
8)と、を具備してなり、静電容量型圧力センサ4の出
力を絶縁基板5上に一体に配設した静電容量値/電圧値
変換回路7(8)に直接入力するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧力センサユニットに
関し、特には静電容量型センサを用いた圧力センサユニ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧力センサユニットの従来例としては、
例えば、図4に図示する如く、りん青銅等の弾力性金属
板からなる板バネ1と、エポキシガラス等からなる絶縁
基板5上に設けた導体2とを対向させるとともに、スペ
ーサー3A,3Bを介して所定のギャップで配置せしめ
てなる構成の静電容量型圧力センサ4と、この板バネ1
の表面上に設けた突起6を介して板バネ1に印加される
圧力によって板バネ1が撓り、板バネ1と導体2間のギ
ャップの変化に起因する静電容量値の変化を板バネ1と
導体2それぞれに接続されたリード線10A,10Bに
よって入力し増幅する、例えば、図2,3に図示する如
き、静電容量値/電圧値変換回路7や静電容量値/発振
周波数変換回路8とから構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の圧力
センサユニットでは、一般に静電容量型圧力センサ4
と、静電容量値/電圧値変換回路7や静電容量値/発振
周波数変換回路8とはリード線10A,10Bによって
接続されるとともに、それぞれ別々の場所に配置され用
いられる構成であり、静電容量型圧力センサ4の小型化
が可能になって安価な圧力センサユニットが得られる利
点があった。しかしながら、静電容量型圧力センサ4の
小型化が可能でも、小型化により静電容量値が小さくな
る難点があった。また、静電容量型圧力センサ4側と静
電容量値/電圧値変換回路7や静電容量値/発振周波数
変換回路8側を接続するリード線10A,10Bはその
配線距離が長くなり易く、リード線10A,10Bに起
因する分布容量が大きくなるため、検出された静電容量
値がリード線10A,10Bによる分布容量の影響を受
け易く、検出感度が低下する難点があった。また、この
リード線10A,10Bの接続部は、高インピーダンス
のため、外来ノイズが重畳しやすくS/N比が悪くなる
可能性もあった。
【0004】そこで、本発明の目的は、静電容量型圧力
センサ4と静電容量値/電圧値変換回路7や静電容量値
/発振周波数変換回路8を接続するリード線10A,1
0Bの配線長を短くすることでリード線10A,10B
に起因する分布容量を小さくでき、検出した微少な静電
容量値がリード線10A,10Bに起因する分布容量の
影響や外来ノイズよりの影響を受け難くい圧力センサユ
ニットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の観点では、本発
明は、りん青銅板からなる板バネ1と、絶縁基板5上に
形成した導体2部分とを対向させるととも、複数のスペ
ーサー3A,3Bを介して所定のギャップで配置せしめ
てなる静電容量型圧力センサ4と、前記板バネ1に印加
する圧力の大きさを前記板バネ1と導体2間の静電容量
値の変化として検出するとともに、前記静電容量値の変
化を電圧または発振周波数に変換出力する静電容量値/
電圧値変換回路7(または静電容量値/発振周波数変換
回路8)と、を具備してなり、前記静電容量型圧力セン
サ4の出力を前記絶縁基板5上に一体に配設した静電容
量値/電圧値変換回路7(8)に直接入力するよう構成
したことを特徴とする圧力センサユニットを提供する。
【0006】上記観点による圧力センサユニットでは、
静電容量型圧力センサ4の出力を前記絶縁基板5上に一
体に設けた静電容量値/電圧値変換回路7(8)に直接
入力するよう構成したので、リード線10A,10Bの配線
長を短くできるほか、リード線10A,10Bによる分布容
量を小さくでき、検出した微少な静電容量値がリード線
10A,10Bの分布容量の影響や外来ノイズの影響を受け
難くい圧力センサユニットを提供することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
によりさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明
が限定されるものではない。
【0008】−実施形態− 図1は、本発明の実施形態にかかる圧力ユニットの構成
を示す説明図で、同図(a)はその平面図、同図(b)
は要部構成を示す断面図である。図において、1はりん
青銅板からなる幅5mm,長さ20mm,厚さ0.3mmの板バ
ネであり、その中央部付近には圧力印加点となる高さ
0.5mmの突起6が形成されている。5はエポキシガラ
スからなる幅20mm,長さ20mm,厚さ0.8mmの絶縁基
板であり、その片面上には所定の銅パターンからなる導
体2が形成されている。また、その銅パターンの上は、
レジスト印刷又は薄い絶縁シートにて被覆されており、
板バネを押した時に板バネと銅パターン間が直接接触し
ない構造になっている。ここで、板バネ1は絶縁基板5
上に形成された導体2と対向するとともに、スペーサー
3A,3Bを介して所定のギャップ0.2mmで接着剤等
により絶縁基板5上に配設され静電容量型圧力センサ4
を形成している。そして、静電容量型圧力センサ4を構
成する板バネ1に印加された圧力は突起6を介して板バ
ネ1と導体2間のギャップを変化させ、このギャップの
変化によって板バネ1と導体2間に形成される静電容量
値の変化が静電容量型圧力センサ4により検出出力され
る。
【0009】7,8はそれぞれ静電容量型圧力センサ4
により検出した静電容量値の変化を増幅するとともに変
換出力する集積回路化された静電容量値/電圧値変換回
路,静電容量値/発振周波数変換回路であり、絶縁基板
5上で静電容量型圧力センサ4のリード線10A,10
B(図示せず)と直接導体パターンにより接続されてい
る。
【0010】このように本発明による圧力センサユニッ
トは、従来は別々に構成され用いられていた静電容量値
圧力センサ4と静電容量値/電圧値変換回路7または静
電容量値/発振周波数変換回路8とを同一の絶縁基板5
上にユニット化した構成である。そして、板バネ1に印
加された圧力で板バネ1が撓り、板バネ1と導体2間に
形成される静電容量が変化すると、この静電容量の変化
は静電容量値圧力センサ4により検出され、絶縁基板5
上に一体に配設された静電容量値/電圧値変換回路7ま
たは静電容量値/発振周波数変換回路8に直接入力され
るとともに増幅されて出力される。
【0011】具体的には、図2に図示する如き静電容量
値/電圧値変換回路7においては、交流発振信号V1
は、バッファ11を経由するとともに入力容量C1を介
してセンシングアンプ9に入力される。このセンシング
アンプ9では、入力容量C1と検出容量Cs(板バネ1
と導体2間で形成される容量値)の比で出力電圧Voの
ゲインが設定され、静電容量型圧力センサ4で検出した
容量値Csの変化が電圧値に変換出力される。この時の出
力電圧値Voは、ほぼ次の式で表される。 Vo=−Vi×C1/Cs
【0012】図3に図示した静電容量値/発振周波数変
換回路8においては、静電容量型圧力センサ4で検出し
た容量値Csの変化を発振周波数の変化として出力する
ものである。
【0013】
【発明の効果】このような構成の圧力センサユニットで
は、従来は別々に配設して用いていた静電容量型圧力セ
ンサ4と静電容量値/電圧値変換回路7または静電容量
値/発振周波数変換回路8とを同一基板5上に配設した
ユニット構成なので、従来は必要とした接続用リード線
長さが短くなり、リード線による分布容量が小さくなっ
て、検出された微少な静電容量値がリード線の分布容量
や外部ノイズに起因する分布容量等の影響を受け難くく
なり、検出精度が向上するほか、圧力センサユニットを
任意の場所に配設して利用出来る効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる圧力ユニットの構成
を示す説明図で、同図(a)はその平面図、同図(b)
は要部構成を示す断面図である。
【図2】静電容量値/電圧値変換回路の一例を示す回路
構成図である。
【図3】静電容量値/発振周波数変換回路の一例を示す
回路構成図である。
【図4】静電容量型圧力センサの構成を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 板バネ 2 導体 3A,3B スペーサー 4 静電容量型圧力センサ 5 絶縁基板 6 突起 7 静電容量値/電圧値変換回路 8 静電容量値/発振周波数変換回路 9 増幅器 9A インバータ 10A,10B リード線 11 バッファ C1 入力容量 Cs 検出容量

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 りん青銅板からなる板バネ1と、絶縁基
    板5上に形成した導体2部分とを対向させるとともに、
    複数のスペーサー3A,3Bを介して所定のギャップで
    配置せしめてなる静電容量型圧力センサ4と、 前記板バネ1に印加する圧力の大きさを前記板バネ1と
    導体2間の静電容量値の変化として検出するとともに、
    前記静電容量値の変化を電圧または発振周波数に変換出
    力する静電容量値/電圧値変換回路7(または静電容量
    値/発振周波数変換回路8)と、を具備してなり、 前記静電容量型圧力センサ4の出力を前記絶縁基板5上
    に一体に配設した静電容量値/電圧値変換回路7(8)
    に直接入力するよう構成したことを特徴とする圧力セン
    サユニット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011134000A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Sony Corp センサ装置及び情報処理装置
WO2011125725A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-13 東海ゴム工業株式会社 静電容量型センサ装置および静電容量型センサの静電容量計測装置

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