JP2001289693A - 水没検知回路を設けた電子ユニットの構造 - Google Patents

水没検知回路を設けた電子ユニットの構造

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JP2001289693A
JP2001289693A JP2000109207A JP2000109207A JP2001289693A JP 2001289693 A JP2001289693 A JP 2001289693A JP 2000109207 A JP2000109207 A JP 2000109207A JP 2000109207 A JP2000109207 A JP 2000109207A JP 2001289693 A JP2001289693 A JP 2001289693A
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Japan
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electronic unit
submergence
detection circuit
output
sensor electrode
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JP2000109207A
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English (en)
Inventor
Haruhiro Nomura
治廣 野村
Ichiro Kondo
一朗 近藤
Kazuya Imabayashi
和也 今林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OKI SYSTEK TOKAI CO Ltd
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
OKI SYSTEK TOKAI CO Ltd
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、誤動作の心配がなく、安定で、か
つ高感度な水没検知回路を設けた電子ユニットの構造を
実現する。 【解決手段】 本発明は、筐体内に収容されたプリント
基板に、水没による一対のセンサ電極間の導通状態を検
知して水没を検知する水没検知回路を設けた電子ユニッ
トの構造において、一対のセンサ電極における一方のセ
ンサ電極を外部入出力用カプラの外側に設けると共に、
他方のセンサ電極を前記筐体の表面に通じるグランドに
設けた水没検知回路を備えた電子ユニットの構造を構成
した。また、上記において、外部入出力用カプラに設け
られたセンサ電極を外部入出力用の入出力端子で構成し
た水没検知回路を設けた電子ユニットの構造を構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリント基板上
に水没検知回路を設けた電子ユニットの構造において、
湿度および結露等による誤動作に強く、かつ実際の水没
の際には迅速かつ確実に作動する水没検知回路を設けた
電子ユニットの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の水没検知回路を設けた電子
ユニットの構造の1例である。図2において、Q10は
トランジスタ、R10,R11は抵抗、V10は駆動用
電源、P11とF10は水没検知用の一対のセンサ電極
である。OUT10は水没検知出力、B10は筐体、P
10はプリント基板、C10は水没検知回路、U10は
電子ユニットである。センサ電極P11はプリント基板
P10上に電極パッドを配置するものであり、センサ電
極F10は筐体B10のグランド叉はフレームグランド
である。P11以外は防水構造である。
【0003】従来の水没検知回路C10を設けた電子ユ
ニットU10は、プリント基板P10上の電極パッドか
らなるセンサ電極P11と、水没によりフレームグラン
ドまたは筐体B10のグランドに接地したセンサ電極F
10間に導通状態が生じることを検出、増幅して水没検
知出力OUT10を取り出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図2のように、筐体B
10内のプリント基板P10上にセンサ電極P11を設
けた従来の水没検知回路C10を有する電子ユニットU
10の構造では、筐体B10の形状や、センサ電極P1
1のパッドの形状、位置により水没したときの水によっ
て両センサ電極P11,F10を導通させて水没が検知
されるまでの時間に差異が生じてしまい、検知より先に
他の回路(マイコン使用時はマイコン等)が誤動作、又
は、破壊されてしまうという不都合があった。本発明は
これらの問題点を解決し、誤動作の心配がなく、安定
で、かつ高感度な水没検知回路を設けた電子ユニットの
構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、筐体内に収容
されたプリント基板に、水没による一対のセンサ電極間
の導通状態を検知して水没を検知する水没検知回路を設
けた電子ユニットの構造において、一対のセンサ電極に
おける一方のセンサ電極を外部入出力用カプラの外側に
設けると共に、他方のセンサ電極を前記筐体の表面に通
じるグランドに設けた水没検知回路を備えた電子ユニッ
トの構造を構成したものである。また、上記において、
外部入出力用カプラに設けられたセンサ電極を外部入出
力用の入出力端子で構成した水没検知回路を設けた電子
ユニットの構造を構成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】実施の形態1 図1は本発明の実施の形態1の構成図である。実施の形
態1の構成を示す図1は従来構造とほぼ共通するが対応
する部材に異なる符号を付し、一部重複するがやや詳し
く説明する。図1において、Q20は水没検知出力用の
トランジスタ、R20は検出感度を規定する抵抗、R2
1は水没検知出力用の抵抗、V20は駆動用電源であ
る。また、P21とF20は水没検知用の正負一対のセ
ンサ電極である。OUT2は水没検知出力、B20は筐
体、P20はプリント基板、C20は水没検知回路、U
20は電子ユニットである。上述した電子ユニットU2
0を構成する各部材の機能は、図2の従来と共通してい
る。K20は外部入出力用のカプラ、t1,t2,…は
カプラK20に設けられた複数の入出力端子である。
【0007】水没検知用のセンサ電極P21は、本発明
の実施の形態1でも電極パッドで構成されている。しか
しながら図示のように本発明の実施の形態1では、一対
のセンサ電極P21,F20が従来と異なる位置に配置
されている。即ち、実施の形態1では電極パッドより成
るセンサ電極P21を外部入出力用のカプラK20の外
側に設けると共に、他方のセンサ電極F20を筐体B2
0の外部に通じる筐体グランドまたはフレームグランド
の接地点に形成したものである。
【0008】実施の形態1の水没検知動作の概要は、以
下の通りである。河川水、海水等は導電性を有すること
が知られている。図1の水没検知回路C20を実装した
プリント基板P20で構成された電子ユニットU20が
河川水、海水等に水没した場合には、導電性を有する水
が筐体B20を通して内部に侵入する。一対のセンサ電
極P21,F20は浸水した時点で導通状態となり、両
電極P21,F20の電極間にリーク電流が流れる。こ
の時のリーク電流の値は一般的には、水没水の導電率お
よび電極パッドの形状、センサ電極間の距離、電源電圧
等にも依存する。
【0009】このリーク電流はその値が少ない場合は駆
動電源V20からR20を経由して流れるが、一定の電
流値になるとトランジスタQ20を付勢して、コレタタ
C〜エミツタE間をON状態にして抵抗R21の出力端
子に水没検知出力OUT2を生起する。トランジスタQ
20を付勢するためのリーク電流を規定する抵抗R20
は、湿度及び結露等による微少リーク電流による誤検知
を防止して安定な動作を確保するとともに検知感度を決
定する役割を有し、R20にリーク電流が流れて、その
両端の電位差がトランジスタQ20のエミッターEとベ
ースBをONする値に達するまではトランジスタQ20
は付勢しないように動作する。
【0010】本発明の実施の形態1によれば、一方のセ
ンサ電極P21を入出力用のカプラの外側に設けると共
に、他方のセンサ電極F20を外部に通じる筐体グラン
ドの接地点に設定した。したがって、一対のセンサ電極
P21とF20は、筐体B20内の湿度や結露によって
直接的な影響を受けることがない。また、水没時には河
川や海水が先ず最初に筐体B20の外側に接触し、接触
した水がその後引き続いて内部に侵入することになる。
このため、両電極P21,F20が、筐体B20内のプ
リント基板P20上に実装されたマイコン等の他の回路
に先駆けて水没を検知することができる。よって、例え
ば、水没検知回路C20に連動して水没検知出力OUT
2を事前に固定する回路を設けることによって、マイコ
ン等の他の実装回路の誤動作を防止することが可能にな
る。
【0011】また、水没時に水没の検知が確実に動作
し、高感度かつ安定した水没検知回路C20を設けた電
子ユニットU20を実現できると云う効果も得られる。
また、電子ユニットU20の外部入出力用のカプラK2
0にセンサ電極P21を設けているため、ユニットU2
0の生産時の出荷検査が容易にできるという効果も得ら
れる。このほか、センサ電極P21を筐体B20の内外
を電気的・機械的に連通する入出力用のカプラの遊休の
接続端子tn(n=1,2…)で構成するようにすれ
ば、筐体B20の形状、センサ電極P21の形状、位置
に関与する事なく設計が極めて容易になる。
【0012】実施の形態1によれば、水没検知用センサ
電極P20を外部入出力カプラK20としているため、
電子ユニットU20内(プリント基板P20内)で水没
が迅速かつ確実に検知可能であるが、システムとして、
このユニットU20より先に水没を検知する前段の検知
手段があれば、前段の検知手段の水没検知信号を外部入
出力用のカプラK20の接続端子tnから入力すること
により、より早く水没を検知することもできる。また、
実施の形態1を併用することにより、より早くより確実
に水没が検知可能となる。なお、入出力のカプラK20
を非防水型として防水構造の筐体B20を用いれば、水
没を一層迅速・確実に検知できる電子ユニットU20を
構成できる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、筐体内に収容されたプリント
基板に、水没による一対のセンサ電極間の導通状態を検
知して水没を検知する水没検知回路を設けた電子ユニッ
トの構造において、一対のセンサ電極における一方のセ
ンサ電極を外部入出力用カプラの外側に設けると共に、
他方のセンサ電極を前記筐体の表面に通じるグランドに
設けた水没検知回路を備えた電子ユニットの構造を構成
した。また、上記において、外部入出力用カプラに設け
られたセンサ電極を外部入出力用の入出力端子で構成し
た水没検知回路を設けた電子ユニットの構造を構成し
た。
【0014】この結果、本発明によれば、水没が検知さ
れるまでの時間に差異が生じるようなことがない。ま
た、検知より先にマイコン等の他の回路の誤動作の発生
や破壊等の不都合を防止することができる。さらに、水
没検知回路の検出出力を利用して、人間が意識しない動
作をさせないようにすることが可能になる。
【0015】よって、誤動作の心配がなく、安定で、か
つ高感度な水没検知回路を設けた電子ユニットの構造を
提供することができ、特に、本考案を自動車に適用して
好適な水没検知回路を設けた電子ユニットの構造を期待
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の構成図である。
【図2】従来の電子ユニットの構成図である。
【符号の説明】
Q20 トランジスタ R20 抵抗 R21 抵抗 V20 電源 P21 センサ電極 F20 センサ電極 OUT2 水没検知出力 B20 筐体 P20 プリント基板 C20 水没検知回路 U20 電子ユニット K20 入出力用カプラ t1,t2,… 入出力用端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 一朗 静岡県清水市庵原町1210 株式会社沖シス テック東海内 (72)発明者 今林 和也 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 Fターム(参考) 2F014 AC04 DA01 2G035 AB02 AC02 AC13 AD02 AD10 2G067 AA22 BB11 CC02 DD22 DD23

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に収容されたプリント基板に、水
    没による一対のセンサ電極間の導通状態を検知して水没
    を検知する水没検知回路を設けた電子ユニットの構造に
    おいて、 前記一対のセンサ電極における一方のセンサ電極を外部
    入出力用カプラの外側に設けると共に、他方のセンサ電
    極を前記筐体の表面に通じるグランドに設けたことを特
    徴とした水没検知回路を備えた電子ユニットの構造。
  2. 【請求項2】 前記外部入出力用カプラに設けられたセ
    ンサ電極を外部入出力用の入出力端子で構成したことを
    特徴とする請求項1記載の水没検知回路を設けた電子ユ
    ニットの構造。
JP2000109207A 2000-04-11 2000-04-11 水没検知回路を設けた電子ユニットの構造 Pending JP2001289693A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009128337A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Japan Radio Co Ltd 2輪車用etc車載器防水試験方法と試験装置
CN114884499A (zh) * 2022-03-28 2022-08-09 电子科技大学 一种防误触设备及触控电子产品以及其防误触方法

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