JP2001289512A - 暖房装置 - Google Patents

暖房装置

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JP2001289512A
JP2001289512A JP2000100429A JP2000100429A JP2001289512A JP 2001289512 A JP2001289512 A JP 2001289512A JP 2000100429 A JP2000100429 A JP 2000100429A JP 2000100429 A JP2000100429 A JP 2000100429A JP 2001289512 A JP2001289512 A JP 2001289512A
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JP
Japan
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combustion
heating
cylinder
hot
chamber
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Pending
Application number
JP2000100429A
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English (en)
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Tatsuo Isa
達雄 伊佐
Akikazu Takahashi
明和 高橋
Akira Sakai
昭 坂井
Takao Fujita
隆夫 藤田
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Corona Corp
Original Assignee
Corona Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】燃焼室の密閉が容易に行え、且つ温風暖房及び
輻射暖房の両方が良好に行える暖房装置を提供する。 【解決手段】透明又は半透明の燃焼筒5で密閉構造の燃
焼室8を構成し、この燃焼筒5内方には赤熱筒7を備え
ると共に、燃焼筒5周囲は反射板16と前板18及び拡
散ガラス19とで非密閉の輻射室20を形成したこと
で、燃焼室8の密閉が容易で製造原価が安く、又燃焼ガ
スの漏れの心配もなく安心して使用出来、更に温風暖房
及び輻射暖房も良好に行われるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、輻射暖房と温風
暖房の両方で良好な暖房効果を得ることが出来る暖房装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種のものに於いては、例え
ば実公昭56−4988号公報に開示されている如く、
バーナ部の燃焼による赤熱体の赤熱状態を前面の拡散ガ
ラスを介して輻射熱として放射すると共に、赤熱後の燃
焼ガスを熱交換器に流通させ、温風暖房も行うものであ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの従来のも
のでは、燃焼ガスが室内に漏れると大きな問題となるの
で、バーナ部を有する燃焼室を完全な密閉構造にする必
要があり、接続部分が多くなると技術的に難しく製造原
価も高くなると言う問題を有し、又前板及び拡散ガラス
も燃焼室を構成しているので、放熱部分として作用して
熱交換器に流通する前の燃焼ガス温度が低下し、効率良
く高温風を得られず熱交換効率が悪いと共に、前板及び
拡散ガラスが高温となって、不用意に触れると火傷の危
険も有するものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明はこの点に着目
し上記欠点を解決する為、特にその構成を、燃料と燃焼
空気の供給を受けて燃焼するバーナ部と、該バーナ部と
熱交換器とを連通し密閉構造の燃焼室を構成する燃焼筒
と、該熱交換器外周に室内空気を送風する温風ファンと
を備えたものに於いて、前記燃焼筒を透明又は半透明筒
体で構成し、内方には赤熱筒を備えると共に、燃焼筒周
囲は反射板と前板とで非密閉の輻射室を形成し、更に前
板の赤熱筒と対向する位置には、赤熱状態を放射する拡
散ガラスを備えたものである。
【0005】又複数の縦ビードを外面に形成して拡散ガ
ラスを構成すれば、輻射幅が左右に大きく広がり、輻射
面積を大きくすることが出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】バーナ部1での燃焼で発生した燃
焼ガスを、バーナ部1と熱交換器11を結ぶ密閉構造の
燃焼室8を構成した燃焼筒5を通り、内方に備えられた
赤熱筒7を加熱して赤熱状態としながら、上方の熱交換
器11内に流通し、ここに温風ファン13による室内空
気の送風を受け、熱交換によって温風として上方の横長
吹出部22から放出し室内を温風で暖房するものであ
り、又赤熱筒7の赤熱状態を透明の燃焼筒5を介して、
該燃焼筒5周囲を囲った反射板16で反射し、前面の縦
ビード21を有した拡散ガラス19から放射して、輻射
暖房も行うものである。
【0007】従って、透明筒状の燃焼筒5で密閉構造の
燃焼室8を構成し、その外方に反射板16を有した非密
閉の輻射室20を形成したことで、燃焼室8の密閉が極
めて容易に行われ、燃焼ガスの漏れの心配もなく、しか
も輻射暖房は従来通り良好に行われるものであり、又燃
焼室8も小さく熱を無駄にすることなく直ぐ熱交換器1
1に燃焼ガスが流通するので、高温風の放出が行え温風
暖房も効率良く行え、更に前板18や拡散ガラス19も
加熱されることなく高温度になることもないものであ
る。
【0008】
【実施例】次に、この発明に係る暖房装置を図面に示さ
れた一実施例で説明する。1は器具本体2内で下反射板
3で仕切られた下部に備えられた気化式のバーナ部で、
燃焼ファン4によって屋外から吸引された燃焼空気と、
燃料供給手段(図示せず)から供給される燃油とを予混
合して燃焼させるものである。
【0009】5はバーナ部1と集熱部6との間を密閉空
間として連通する耐熱性の透明ガラス円筒から成る燃焼
筒で、内方には燃焼ガスで加熱され赤熱状態と成る赤熱
筒7が集熱部6から垂下し、バーナ部1の燃焼室8を構
成するものであり、この燃焼筒5とバーナ部1及び集熱
部6との接続は、図5に示す如く接続部9内に耐熱性で
柔軟なパッキン10を収納し、ここに燃焼筒5の端部を
埋設することで、容易に密閉構造を得ることが出来るも
のである。
【0010】11は上記集熱部6と連通し、燃焼ガスを
流通させて室内空気との熱交換を行わせる熱交換器で、
複数本のパイプ12を並設して構成されている。
【0011】13は熱交換器11上方に備えられたクロ
スフローファンから成る温風ファンで、器具本体2背面
上部の吸引口14から吸引した室内空気を、熱交換器1
1及び燃焼筒5外周を流通させて熱交換で温風として、
室内に放出させるものである。
【0012】15は器具本体2前面上部で熱交換器11
と対向する位置に形成された横長吹出部で、複数の横長
スリットを複数段並設して構成され、熱交換器11で熱
交換された大部分の温風を横温風として放出するもので
ある。
【0013】16は燃焼筒5を背面及び左右に3分割し
て囲った反射板で、左右の反射板16には複数の凸面1
7を形成して赤熱筒7の赤熱状態を個々に反射するよう
にしており、この赤熱筒7の赤熱状態を前板18中央で
該赤熱筒7と対向する位置に備えた耐熱性の拡散ガラス
19を介して、前面に放射して輻射暖房を行わせるもの
であり、この反射板16と燃焼筒5及び前板18と拡散
ガラス19とで、非密閉の輻射室20を形成するもので
ある。又前記拡散ガラス19は図6に示す如く、前面に
縦ビード21を複数並設して構成され、左右方向への輻
射幅を広げ輻射効果の向上を計っているものである。
【0014】22は横長吹出部15下方で、該横長吹出
部15の横幅以内の拡散ガラス19の左右に分割して形
成された2つの縦長吹出部で、熱交換器11で熱交換さ
れた温風の一部を更に燃焼筒5外周を通して高温とし、
輻射室20を介して器具本体2前面に縦温風として放出
させるものであり、輻射室20内を斜めに流通する温風
を正面に向けて吹出させる為に、く字状のルーバー23
を2枚ずつ備えている。
【0015】24は器具本体2前面に備えられたガード
体、25は器具本体2前面一側に備えられた操作部で、
運転スイッチ26等のスイッチ類や表示部を有してい
る。
【0016】次にこの発明一実施例の作動について説明
する。運転スイッチ26のON操作でバーナ部1は予熱
を開始し、そして燃油及び燃焼空気の供給を受けて燃焼
が行われ、この燃焼で発生した燃焼ガスは、燃焼筒5で
形成された密閉構造の燃焼室8で、完全燃焼しながら赤
熱筒7を加熱して赤熱状態とした後、集熱部6を介して
熱交換器11内を流通して屋外へ排出される。
【0017】この時温風ファン13を駆動させれば、吸
引口14から吸引された室内空気が熱交換器11外周を
通り熱交換で温風となり、この温風の大部分はそのまま
横長吹出部15から横温風として室内に放出され、又一
部の温風は更に下方の輻射室20に流入し、燃焼筒5外
周を通って温度上昇され、拡散ガラス19の左右に分か
れて2つの縦長吹出部22から少量ではあるが高温度の
縦温風として室内に放出されるものである。
【0018】更に赤熱筒7の赤熱状態は、透明の燃焼筒
5を通し輻射室20の反射板16で反射され、そして縦
ビード21を有した拡散ガラス19を介し、該拡散ガラ
ス19全体を真赤にした状態で輻射暖房が行われ、視覚
的効果も向上して暖かいイメージを使用者に与えること
も出来るものである。
【0019】従って、燃焼室8は筒状の燃焼筒5で形成
され、密閉箇所は上下端のみで良く安価にしかも容易に
密閉出来、燃焼ガスの漏れの心配もないものであり、し
かもその周囲は非密閉の輻射室20を形成し、従来以上
に良好な輻射暖房が行えるものであり、更に燃焼ガスは
赤熱筒7を加熱するのみで、直ぐ熱交換器11に流通さ
れるから、熱交換効率も良く高温度の温風を供給して、
強力な暖房が行えるものであり、又前板18や拡散ガラ
ス19も燃焼ガスで直接加熱されないので、手で触れて
も火傷をする心配もないものである。
【0020】尚この実施例では、燃焼筒5を透明ガラス
円筒で形成したが、これに限定されることなく、赤熱筒
7の赤熱状態を露呈させるものであれば、半透明のガラ
スでも良いものである。
【0021】
【発明の効果】以上にようにこの発明によれば、最小限
の接続箇所で容易に燃焼室を密閉構造とすることが出
来、製造原価も安く燃焼ガスの漏れの心配もないもので
あり、しかも燃焼筒周囲を非密閉の輻射室とすること
で、従来以上に良好な輻射暖房が行えるものであり、更
に無駄な熱の放熱がないので、熱交換効率も良く高温風
の放出で良好な暖房が行えると共に、前板や拡散ガラス
に触れても火傷の危険もないものである。
【0022】又拡散ガラスを前面の縦ビードで形成する
ことで、輻射範囲が左右方向に広がり良好な輻射が得ら
れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明一実施例を付した暖房装置を示す正面
図。
【図2】同内部の概略構成図。
【図3】同要部の縦断面図。
【図4】同要部の横断面図。
【図5】同燃焼筒の接続部分の断面図。
【図6】同拡散ガラスの斜視図。
【符号の説明】
1 バーナ部 5 燃焼筒 7 赤熱筒 11 熱交換器 13 温風ファン 16 反射板 18 前板 19 拡散ガラス 20 輻射室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 隆夫 新潟県三条市東新保7番7号 株式会社コ ロナ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料と燃焼空気の供給を受けて燃焼する
    バーナ部と、該バーナ部と熱交換器とを連通し密閉構造
    の燃焼室を構成する燃焼筒と、該熱交換器外周に室内空
    気を送風する温風ファンとを備えたものに於いて、前記
    燃焼筒を透明又は半透明筒体で構成し、内方には赤熱筒
    を備えると共に、燃焼筒周囲は反射板と前板とで非密閉
    の輻射室を形成し、更に前板の赤熱筒と対向する位置に
    は、赤熱状態を放射する拡散ガラスを備えた事を特徴と
    する暖房装置。
  2. 【請求項2】 上記拡散ガラスは、外面に複数の縦ビー
    ドを形成したもので構成した事を特徴とする請求項1記
    載の暖房装置。
JP2000100429A 2000-04-03 2000-04-03 暖房装置 Pending JP2001289512A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011140822A1 (zh) * 2010-05-10 2011-11-17 中国石油化工集团 工业加热炉
CN109945289A (zh) * 2019-02-21 2019-06-28 彭佳妮 一种燃烧充分的空气加热器

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WO2011140822A1 (zh) * 2010-05-10 2011-11-17 中国石油化工集团 工业加热炉
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