JP2001289490A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2001289490A
JP2001289490A JP2000104917A JP2000104917A JP2001289490A JP 2001289490 A JP2001289490 A JP 2001289490A JP 2000104917 A JP2000104917 A JP 2000104917A JP 2000104917 A JP2000104917 A JP 2000104917A JP 2001289490 A JP2001289490 A JP 2001289490A
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JP
Japan
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engine
air conditioner
load
internal combustion
lean combustion
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JP2000104917A
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English (en)
Inventor
Koki Hamada
弘毅 濱田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来このようなエンジン駆動式空気調和機にお
ける希薄燃焼方法は、常時希薄燃焼を行っており不安定
なエンジンの運転になっていたり、初期設定で希薄燃焼
するだけで経時変化した場合NOx(窒素酸化物)の値
を低く保てない場合があり、この問題を解決することが
要望されていたこと。 【解決手段】図6には希薄燃焼モードを示しておりこの
動作の流れとしては、現在の負荷率H0から目標負荷率
H1を計算する(ステップS6)。次に、H1−H0が
0よりも大きければ、エンジンの点火時期及び燃料調整
弁を希薄燃焼側に調整し、0以下であればステップS9
へ飛ぶ(ステップS2〜S8)。次に、T−H0が0よ
り大きければ図5のステップS1へ戻り、0以下ならば
ステップS7へ戻る(ステップS9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関により
駆動される圧縮機を用いた空気調和機に係り、詳しく
は、内燃機関の負荷率制御の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、室外機における圧縮機の駆動源と
して内燃機関を用いたエンジン駆動式空気調和機が省エ
ネの観点からも広く採用される傾向にある。このような
空気調和機は、室外機、室内機及びエンジン制御装置を
有し、圧縮機がクラッチを介してエンジンに接離可能に
接続される。エンジン制御装置は、クラッチをONまた
はOFFさせることによって、圧縮機を運転または停止
させて快適な空調性を実現し、更に、クラッチのONま
たはOFFに伴う負荷の変動に対しエンジンを制御して
いる。
【0003】また、環境対策として自動車からの排ガス
等の規制が厳しくなることに伴い、内燃機関を動力源と
するエンジン駆動式空気調和機においても各地方自治体
による排気ガスの規制の対象になってきており、その規
制に対応するものとして、簡単なシステムで低コストな
エンジンの希薄燃焼を実現することが要望されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来こ
のようなエンジン駆動式空気調和機における希薄燃焼方
法は、常時希薄燃焼を行っており不安定なエンジンの運
転になっていたり、初期設定で希薄燃焼するだけで経時
変化した場合NOx(窒素酸化物)の値を低く保てない
場合があり、この問題を解決することが要望されてい
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、内燃機関により駆動され
る圧縮機と、室外熱交換器と、室内熱交換器とを冷媒配
管でつないで冷凍サイクルを構成した空気調和機におい
て、前記内燃機関はその回転数とスロットル開度の大き
さとの関係から負荷の大きさを判断する判断手段を備え
たことである。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の空気調和機において、判断手段がスロットル開度の大
小を判断し負荷に対してのスロットル開度が小さい及び
/又は大きいと判断した時、前記内燃機関の運転を最適
なモードで行わせることである。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1及び2
で記載した空気調和機において、前記空気調和機の内燃
機関の運転の最適なモードとは、その負荷状態を見なが
ら燃料調整弁、点火時期を調整し、安定した状態で運転
を行わせることである。
【0008】以上のように、請求項1から3に記載の本
発明の内燃機関装置を有する空気調和機は、この内燃機
関装置であるエンジンの負荷状態を判断し、希薄燃焼の
度合いをコントロールするため、室内機として安定した
運転が可能となる。
【0009】また、エンジンのエアクリーナーの詰ま
り、エンジン吸気系の汚れなどによるエンジン経年劣化
時の運転に対して、希薄燃焼の度合いをコントロールす
るため、エンジンが無理な運転をすることなく長寿命化
が可能となる。
【0010】更に、エンジン負荷状態が大きいと判断し
た場合、希薄燃焼を行わず出力重視のエンジン運転を行
うため、負荷負けによるエンストなどといった不具合を
回避することにより、エンジン駆動式空気調和機の冷媒
制御を安定して行えるようになり、快適な空調を提供で
きるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0012】図1は内燃機関であるガスエンジンを用い
たガスヒートポンプ型空気調和機の概略構成図である。
本実施形態の空気調和機は、いわゆるマルチタイプパッ
ケージエアコンであり、複数の室内ユニット1と一つの
室外ユニット3とから構成されている。室内ユニット1
側には、分流器5が付設された室内熱交換器7、電動フ
ァン9、電動膨張弁11等が設置されている。51は、
電動ファン9や電動膨張弁11を駆動する室内側コント
ロールユニット(以下、ECUと記す)で、この室内側E
CU51は、CPUを始め、入出力インターフェースや
ROM、RAM、タイマカウンタ等から構成されてお
り、その入力インターフェースには、室温Trを検出す
る室温センサ53と、室内熱交換器7の入口側及び出口
側の冷媒温度Tfi、Tf0を検出する第1、第2冷媒
温センサ55、57等が接続している。
【0013】また、室外ユニット3側には、圧縮機1
3、電磁式の四方弁15、分流器17が付設された室外
熱交換器19、電動ファン21、アキュームレータ23
等が設置されている。冷媒回路を構成する機器は、ガス
冷媒あるいは液冷媒の流通に供される冷媒配管31〜4
5により接続されている。また、47は圧縮機13の吐
出管31とアキュームレータ23の吸込管38とをバイ
パスさせるバイパス管であり、49はバイパス配管47
の管路に介装された電磁遮断弁である。
【0014】25は、フレキシブルカップリング27を
介して圧縮機13を駆動するガスエンジンであり、吸気
系に設けられたスロットル弁駆動用のステップモーター
29によってその出力が制御される。
【0015】一方、室外ユニット3の内部には、四方弁
15や電動ファン21、電磁遮断弁49の他、ステップ
モーター29を始めとするガスエンジン25関連の機器
等も集中制御する室外側ECU61が設置されている。
室外側ECU61は、CPUを始め、入出力インターフ
ェースやROM、RAM、タイマカウンタ等から構成さ
れており、その入力インターフェースには、圧縮機13
の吐出側冷媒圧力Pdを検出する圧力センサ63、ガス
エンジン25のエンジン回転数NEを検出するNEセン
サ65、外気温Taを検出する外気温センサ67等が接
続している。また、室外側ECU61は、各室内ユニッ
ト1の室内側ECU51と接続されており、相互に信号
の授受を行う。
【0016】図2は、本発明に係る内燃機関(ガスエン
ジン)を示すブロック図であり、エンジン本体25とエ
ンジン回転数を計測するコイルAと、スロットルバルブ
Bと、燃料調整弁Cと、コントロールユニット61とか
ら構成されている。
【0017】図2で示した本発明の実施の形態における
制御方法は、図3及び図4のグラフ並びに、図5から図
7のフロー図に基づき説明する。
【0018】図3は、エンジンの運転状態を横軸に回転
数、縦軸にスロットル開度で表したグラフであり、負荷
を1〜N段階に示したものである。
【0019】ここで、グラフ化した区分線は、計算式:
負荷1=(回転数×A1)+B1、負荷2=(回転数×
A2)+B2、及び負荷N=(回転数×AN)+BNで
算出され、この区分線を図4のファジー後件部に振り分
け、この後件部より現在のスロットル開度の負荷状態で
数値化している。
【0020】図5のフロー図は、本発明のエンジン負荷
率(以下単に負荷率と言う)の制御方法を示すものであ
り、まず現在の負荷率を計算する(ステップS1)、こ
の数値化した負荷率を常に監視し、その負荷率が所定値
(定数Sと示す)以下であった場合希薄燃焼モード(図
6)に移行し、また別の所定値(定数Tと示す)以上で
あれば過負荷モード(図7)に移行し、またそれら所定
値以外であれば通常モードへ移行する(ステップS2〜
S5)。
【0021】図6には希薄燃焼モードを示しておりこの
動作の流れとしては、現在の負荷率H0から目標負荷率
H1を計算する(ステップS6)。次に、H1−H0が
0よりも大きければ、エンジンの点火時期及び燃料調整
弁を希薄燃焼側に調整し、0以下であればステップS9
へ飛ぶ(ステップS2〜S8)。次に、T−H0が0よ
り大きければ図5のステップS1へ戻り、0以下ならば
ステップS7へ戻る(ステップS9)。
【0022】図7は過負荷モードを示しておりこの動作
の流れとしては、負荷率H0から所定値Tを減じ、H1
−Tが0よりも大きければ、負荷率が上昇しているかの
判断を行い、エンジンの点火時期及び燃料調整弁を過負
荷側に調整し、H1−Tが0以下であるか、もしくは負
荷率の上昇が無ければステップS10へ戻る。また、ス
テップS10でH0−Tが0以下ならば図5のステップ
S1へ戻る(ステップS10〜S12)。
【0023】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように本発明の内燃機関
を有する空気調和機は、この内燃機関装置であるエンジ
ンの負荷状態を判断し、希薄燃焼の度合いをコントロー
ルするため、室内機として安定した運転が可能となる。
【0025】また、エンジンのエアクリーナーの詰ま
り、エンジン吸気系の汚れなどによるエンジン経年劣化
時の運転に対して、希薄燃焼の度合いをコントロールす
るため、エンジンが無理な運転をすることなく長寿命化
が可能となる。
【0026】更に、エンジン負荷状態が大きいと判断し
た場合、希薄燃焼を行わず出力重視のエンジン運転を行
うため、負荷負けによるエンストなどといった不具合を
回避することにより、エンジン駆動式空気調和機の冷媒
制御を安定して行えるようになり、快適な空調を提供で
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和機の一実施形態を示した
概略構成図である。
【図2】本発明の要部ブロック構成図である。
【図3】本発明のエンジン運転領域を表すグラフであ
る。
【図4】本発明の制御装置のファジー後件部を表すグラ
フである。
【図5】本発明の要部制御処理フロー図である。
【図6】本発明の要部制御処理フロー図である。
【図7】本発明の要部制御処理フロー図である。
【符号の説明】
7 室内熱交換器 13 圧縮機 19 室外熱交換器 25 内燃機関 51,61 コントロールユニット(ECU)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関により駆動される圧縮機と、室外
    熱交換器と、室内熱交換器とを冷媒配管でつないで冷凍
    サイクルを構成した空気調和機において、前記内燃機関
    はその回転数とスロットル開度の大きさとの関係から負
    荷の大きさを判断する判断手段を備えたことを特徴とす
    る空気調和機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の空気調和機において、判
    断手段がスロットル開度の大小を判断し負荷に対しての
    スロットル開度が小さい及び/又は大きいと判断した
    時、前記内燃機関の運転を最適なモードで行わせること
    を特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】請求項1及び2で記載した空気調和機にお
    いて、前記空気調和機の内燃機関の運転の最適なモード
    とは、その負荷状態を見ながら燃料調整弁、点火時期を
    調整し、安定した状態で運転を行わせることを特徴とす
    る空気調和機。
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