JP2001288804A - 側溝蓋の外れ防止具 - Google Patents

側溝蓋の外れ防止具

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JP2001288804A
JP2001288804A JP2000104895A JP2000104895A JP2001288804A JP 2001288804 A JP2001288804 A JP 2001288804A JP 2000104895 A JP2000104895 A JP 2000104895A JP 2000104895 A JP2000104895 A JP 2000104895A JP 2001288804 A JP2001288804 A JP 2001288804A
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Junichi Hirata
純一 平田
Kenichi Sano
健一 佐野
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CHUETSU SEITO KK
Retug Inc
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CHUETSU SEITO KK
Retug Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 格子状の側溝蓋に大きな外力が加わっても、
側溝蓋が側溝本体から外れることを確実に防止できる側
溝蓋の外れ防止具を提供する。 【解決手段】 格子状の側溝蓋3が側溝本体から外れる
のを防ぐための外れ防止具であって、側溝蓋3に隣接す
るコンクリート製の第二側溝蓋4の側壁14に埋込まれ
たインサート部材16と、側溝蓋3の側壁8bに設けら
れた透孔11を貫通した状態で、インサート部材16に
着脱可能に取付けられる係止ピン15とを備え、係止ピ
ン15の軸部18により側溝蓋3の浮き上がりを規制す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、側溝蓋の外れ防止
具に関するものであり、特に、側溝本体の上部開放端に
設置される格子状の側溝蓋が、側溝本体から外れるのを
防ぐための外れ防止具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】道路の側部や敷地内には、雨水等の排水
路として側溝が配設されている。側溝はコンクリート二
次製品として成形されており、例えば上面が開放された
断面U字形の側溝本体と、この側溝本体の上面を閉塞す
る側溝蓋とから構成されている。側溝蓋としては、コン
クリート製のものが一般的であるが、このものは排水性
が悪いことから雨水等が溜まり易い。
【0003】そこで、グレーチングと呼ばれる格子状の
側溝蓋を、所定の間隔で配設するようにしている。この
側溝蓋は、多数の隙間を有しているため、これらの隙間
を通して雨水等を側溝本体内に流し込むことが可能であ
る。なお、この側溝蓋は金属製であり、鋳造によって一
体成形されたものや、複数の部材を組付けて溶接等によ
り接合したものが知られている。
【0004】このように側溝本体の上部開放端を側溝蓋
によって塞ぐことにより、側溝の上を車が通行でき、狭
い道路であっても有効に活用することができる。ところ
が、車が側溝の上を通過する際、側溝蓋ががたつき、側
溝蓋の一部が側溝本体とぶつかり合うため比較的大きな
音が発生していた。そこで、音の発生を抑制するため
に、側溝本体における側溝蓋の受部(載置面)を曲面状
に形成するとともに、その載置面に当接する側溝蓋の載
架面を同じように曲面状に形成するようにしたものがあ
る(静音タイプの側溝)。これによれば、曲面どうしが
相互に密着し、側溝蓋のがたつきを防止することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような静
音タイプの側溝であっても、格子状の側溝蓋に大きな外
力が加わると、側溝蓋自体が撓む恐れがあった。具体的
には、側溝蓋の上にトラック等の大型車両が載った場合
や、側溝蓋の上でタイヤの向きが急激に変化した場合に
は、側溝蓋は大きな外力を受け、全体的に反った状態と
なることがあった。そして、この場合、側溝蓋の端部側
が側溝本体の載置面から浮上がり、ややもすると浮上が
った際に側溝本体から外れ、側溝蓋が路上に放り出され
たり側溝本体内に落下したりする恐れがあった。つま
り、側溝本体の上面が開放された状態となり通行等の障
害となる恐れがあった。なお、上記の問題は、静音タイ
プの側溝に限らず、従来のタイプの側溝においても同様
である。
【0006】そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、格
子状の側溝蓋に大きな外力が加わっても、側溝蓋が側溝
本体から外れることを確実に防止できる側溝蓋の外れ防
止具の提供を課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
側溝蓋の外れ防止具は、格子状の側溝蓋が側溝本体から
外れるのを防ぐための外れ防止具であって、前記側溝蓋
に隣接するコンクリート製の第二側溝蓋の側壁に埋込ま
れるインサート部材と、前記側溝蓋の側壁に設けられた
透孔を貫通した状態で、前記インサート部材に着脱可能
に取付けられる係止ピンとを備えるものである。
【0008】また、請求項2の発明にかかる側溝蓋の外
れ防止具は、格子状の側溝蓋が側溝本体から外れるのを
防ぐための外れ防止具であって、前記側溝蓋の側壁に対
向する前記側溝本体の内側面に埋込まれるインサート部
材と、前記側溝蓋の側壁に設けられた透孔を貫通した状
態で、前記インサート部材に着脱可能に取付けられる係
止ピンとを備えるものである。
【0009】したがって、請求項1または請求項2の発
明の側溝蓋の外れ防止具によれば、第二側溝蓋の側壁ま
たは側溝本体の内側面に埋込まれたインサート部材に、
係止ピンが取り付けられると、インサート部材から突出
した係止ピンの一部が側溝蓋の側壁に設けられた透孔を
貫通する。つまり、係止ピンは、側溝蓋の側壁を貫いた
状態で取付けられる。
【0010】そして、例えば大型車両の通過等により、
格子状の側溝蓋に比較的大きな外力が加えられると、そ
の側溝蓋は撓んで一端側が側溝本体から浮き上がろうと
するが、側溝蓋の側壁に設けられた透孔の内周面と係止
ピンの外周面とが互いに当接し、側溝蓋の動きが規制さ
れる。
【0011】請求項3の発明にかかる側溝蓋の外れ防止
具は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の外れ
防止具において、前記係止ピンの外周面と前記透孔の内
周面との間に隙間が生じるように、前記透孔を貫通する
前記係止ピンの外径を、前記透孔の内径より小さくした
ものである。
【0012】したがって、請求項3の発明の側溝蓋の外
れ防止具によれば、請求項1または請求項2のいずれか
の発明の外れ防止具の作用に加え、格子状の側溝蓋に比
較的大きな外力が加えられていない状態、つまり通常の
使用状態では、係止ピンと側溝蓋の側壁との間に隙間が
生じるため、係止ピンと側壁とは互いに当接しない。
【0013】請求項4の発明にかかる側溝蓋の外れ防止
具は、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の外
れ防止具において、前記インサート部材は、前記係止ピ
ンの一部が収容される収容室と、該収容室への挿入口に
設けられた係止板とを有し、前記係止ピンは、棒状の軸
部と、該軸部の一端側に形成された引掛部とを有してお
り、該引掛部と前記挿入口との相対角度が所定角度のと
き、前記引掛部が前記挿入口に合致し、前記相対角度が
前記所定角度から外れたとき、前記引掛部が前記挿入口
に合致しないものである。
【0014】したがって、請求項4の発明の側溝蓋の外
れ防止具によれば、請求項1乃至請求項3のいずれか1
つの発明の外れ防止具の作用に加え、作業者が係止ピン
をインサート部材に取付けるには、挿入口と係止ピンの
引掛部との相対角度が所定角度となるように、係止ピン
を位置決めする。このとき、引掛部が挿入口に合致する
ため、引掛部を挿入口から収容室内に挿入することが可
能となる。
【0015】引掛部を収容室内に挿入した後、軸部を回
動させると、引掛部と挿入口との相対角度が変化し、引
掛部が挿入口に合致しない状態となる。つまり、引掛部
が係止板に引掛かり、軸部を引張っても引掛部が収容室
から抜けない状態となる。
【0016】請求項5の発明にかかる側溝蓋の外れ防止
具は、請求項4に記載の外れ防止具において、前記係止
ピンは、前記引掛部を前記挿入口に合致させないように
付勢する錘部を有するものである。
【0017】したがって、請求項5の発明の側溝蓋の外
れ防止具によれば、請求項4の発明の外れ防止具の作用
に加え、係止ピンの引掛部を収容室内に挿入した後、係
止ピンから手を放せば、錘部の重力によって係止ピンが
回動し、引掛部が挿入口に合致しない状態(脱着禁止状
態)となる。そして、錘部の重力に抗して軸部を回動さ
せない限り、脱着禁止状態が維持される。
【0018】請求項6の発明にかかる側溝蓋の外れ防止
具は、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の外
れ防止具において、前記インサート部材は、前記係止ピ
ンの一端側を磁力によって吸着する吸着手段を有するも
のである。
【0019】ここで、係止ピンの少なくとも一端側を鉄
等の磁性体によって成形する場合には、吸着手段として
磁石が使用されるが、係止ピンの一端側に磁石を設ける
場合には、吸着手段は、磁石(極性の異なるもの)であ
っても鉄等の磁性体であってもよい。
【0020】したがって、請求項6の発明の側溝蓋の外
れ防止具によれば、請求項1乃至請求項3のいずれか一
つの発明の外れ防止具の作用に加え、係止ピンをインサ
ート部材に挿入すると、係止ピンの一端側が磁力によっ
て吸着手段に吸着され、係止ピンがインサート部材に取
付けられる。
【0021】請求項7の発明にかかる側溝蓋の外れ防止
具は、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の外
れ防止具において、前記インサート部材は雌ねじ部を有
し、前記係止ピンは、前記雌ねじ部に螺合される雄ねじ
部を有するものである。
【0022】したがって、請求項7の発明の側溝蓋の外
れ防止具によれば、請求項1乃至請求項3のいずれか一
つの発明の外れ防止具の作用に加え、係止ピンをインサ
ート部材に挿入する際、係止ピンの雄ねじ部をインサー
ト部材の雌ねじ部に螺合させることにより、係止ピンが
インサート部材に取付けられる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一実施形態であ
る側溝蓋の外れ防止具(以下、「外れ防止具」という)
について、図1乃至図3に基づき説明する。図1は側溝
の構成を示す斜視図であり、図2は外れ防止具の構成を
示す分解斜視図であり、図3は外れ防止具の使用方法を
示す説明図である。
【0024】第一実施形態の外れ防止具は、側溝におい
て使用されるものである。図1に示すように、側溝1
は、側溝本体2と、側溝本体2の上面を塞ぐ側溝蓋3及
び第二側溝蓋4とから構成されている。側溝本体2は、
平板上の底部(図示しない)と、この底部の左右両端か
ら上方側に延設された側部5とからなり、断面が略U字
形の形状を呈している。それぞれの側部5の上部内側に
は、側溝蓋3及び第二側溝蓋4を載せるための載置面
6,6が互いに対向して形成されている。この載置面
6,6は、上部側ほど側部5,5の間隔が広くなるよう
に、曲面状に形成されている。なお、この側溝本体2
は、コンクリート二次製品として成形されている。
【0025】側溝蓋3は、グレーチングと呼ばれる金属
製の格子状のものであり、鋳造によって一体成形されて
いる。具体的には、側溝本体2の側部5,5の間に架け
渡され、側溝本体2の上面を塞ぐ蓋本体部7と、この蓋
本体部7の左右両端(長辺側)から垂下され、載置面6
に当接する載架部8aと、蓋本体部7の前後両端(短辺
側)から垂下された側壁8bとから構成されている。
【0026】蓋本体部7には、上方向に貫通する複数の
スリット9が、所定の間隔で蓋本体部7の略全域にわた
って設けられている。また、蓋本体部7の前後端部側に
は、L字形の開口を呈したスリット10が設けられてい
る。このスリット10は、スリット9の幅と等しい幅を
有する溝部10aと、後述する係止ピン15を挿入する
ために幅広に形成された開口部10bとから構成されて
いる。なお、蓋本体部7の上面の高さは、側溝本体2の
側部5の上面の高さと一致している。
【0027】側溝蓋3の載架部8aの縦断面形状は、側
溝本体2の載置面6に合致するように曲面状の形状を呈
している。つまり、曲面どうしを相互に密着させること
から、側溝蓋3のがたつきを防止することが可能となっ
ている。また、側溝蓋3の側壁8bは平板状の部材であ
り、二つの透孔11,11が左右方向に並んで穿設され
ている。
【0028】側溝蓋3の前方及び後方には、コンクリー
ト製の第二側溝蓋4がそれぞれ配設されている。この第
二側溝蓋4は、略直方体の形状をなしているが、左右
(長辺側)の側面である載架面13は、側溝蓋3の載架
部8aと同様、側溝本体2の載置面6に合致するように
曲面状の形状を呈している。なお、前後(短辺側)の側
面14(図2参照)は平面形状であり、側溝蓋3の側壁
8bと面接触させることが可能である。
【0029】図2に示すように、第二側溝蓋4の側面1
4には、透孔11と対向する位置に、インサート部材1
6が埋込まれている。なお、このインサート部材16
は、第二側溝蓋4を工場等において製作する際、コンク
リートを流込む前に位置決めされるものである。換言す
れば、インサート部材16が位置決めされた状態で、コ
ンクリートを流込むことにより、インサート部材16が
埋込まれた第二側溝蓋4が成形される。インサート部材
16は、内部に収容室25が形成された楕円環状の筒部
22と、筒部22の開放端のうち上部側の部分を塞ぐ係
止板24とから構成されている。つまり、筒部22の開
放端のうち上端から約1/3の部分が係止板24によっ
て閉塞され、筒部22の開放端のうち下端から約2/3
の部分が収容室25への挿入口23となっている。な
お、挿入口23の形状は略半楕円形である。
【0030】係止ピン15は、側溝蓋3の側壁8bに穿
設された透孔11を貫通した状態で、インサート部材1
6に係止することにより、側溝蓋3の上方への移動(浮
き上がり)を防止するためのものである。具体的には、
この係止ピン15は、棒状の軸部18と、軸部18の一
端側に形成された引掛部19と、軸部18の他端側に形
成された錘部20とから一体成形されている。なお、こ
の係止ピン15は、金属製であっても樹脂製であっても
よい。引掛部19は、外観が略半楕円柱状の形状を呈し
ており、断面形状はインサート部材16の挿入口23の
形状に略相似している。また、引掛部19の断面積は挿
入口23の開口面積より小さくなっている。したがっ
て、引掛部19を挿入口23に合致させることにより、
引掛部19を挿入口23から収容室25内に挿入させる
ことができる。
【0031】軸部18の外径Aは、側壁8bに穿設され
た透孔11の内径Bよりかなり小さく、軸部18の長さ
Cは、係止板24の厚みDに側壁8bの厚みEを加えた
長さよりも長い。つまり、引掛部19が収容室25内に
収容された状態では、軸部18が透孔11を貫通し、し
かも係止ピン15のどの部分も側壁8bに接しない。な
お、軸部18は、引掛部19の切欠面19aの近傍に形
成されており、引掛部19の曲面部分19bが軸部18
の遠心方向(図2においては下方)に突出している。
【0032】錘部20は、軸部18の他端から遠心方向
(図2においては上方)に突出しており、先端部分ほど
(遠心側ほど)幅が広がった略扇形の形状を呈してい
る。この錘部20の突出方向と、引掛部19の曲面部分
19bの突出方向とは逆向きである。そして、軸部18
を軸とした錘部20の重力による回転モーメントは、軸
部18を軸とした引掛部19の重力による回転モーメン
トより大きくなるように設計されている。つまり、軸部
18に対して錘部20のモーメントを作用させる状態
(錘部20の先端が横方向または斜め方向を向いた状
態)にすると、錘部20の重力によって係止ピン15が
回動し、錘部20の先端が下方を向いた状態となる。別
な言い方をすると、錘部20の先端が下方を向くように
重力によって付勢されている。ここで、係止ピン15と
インサート部材16とを組合わせたものが、本発明の外
れ防止具に相当する。
【0033】次に、第一実施形態の側溝蓋の外れ防止具
の使用方法、特に係止ピン15の取付方法について図3
に基づき説明する。係止ピン15の取付けは、側溝本体
2の載置面6に、側溝蓋3及び第二側溝蓋4を載せた状
態で行われる。なお、この際、側溝蓋3の側壁8bと第
二側溝蓋4の側面14とを互いに当接させることが好ま
しい。まず、作業者は係止ピン15の軸部18または錘
部20を持ち、図3(a)に示すように、係止ピン15
を側溝蓋3に形成された開口部10bから挿入する。こ
のとき、引掛部19の曲面部分19bが下方を向き、錘
部20の先端が上方を向くように、係止ピン15の姿勢
を保つ。つまり、挿入口23に対する引掛部19の相対
角度を所定角度とする。これにより、引掛部19が挿入
口23に合致し、引掛部19を挿入口23から挿入する
ことが可能となる。
【0034】そこで、図3(b)に示すように、引掛部
19を、側壁8bの透孔11に通すとともに、インサー
ト部材16の挿入口23から収容室25内に挿入する。
これにより、引掛部19が収容室25内に収容された状
態となる。
【0035】その後、図3(c)に示すように、軸部1
8を回動軸として係止ピン15を回動させ、錘部20の
先端を下方に向かせる。なお、係止ピン15は、錘部2
0の先端が下方を向くように錘部20の重力によって付
勢されているため、作業者が錘部20から手を放せば、
係止ピン15は回動し、錘部20の先端が下方を向いた
状態となる。そして、この状態では、引掛部19の切欠
面19aが下方を向き、曲面部分19bが上方を向く。
つまり、図3(d)に示すように、軸部18に対して引
掛部19は上方に突出した状態となるため、曲面部分1
9bが係止板24と前後方向において重なり合う。すな
わち、引掛部19が係止板24に引掛かり、錘部20や
軸部18を引張っても引掛部19が収容室25から抜け
ない状態となる。
【0036】そして、錘部20の重力に抗して係止ピン
15を回動させない限り、その状態が維持される。つま
り、作業者が軸部18や錘部20を持って係止ピン15
を回動させなければ、たとえ車両の通過に伴う振動等が
あっても、引掛部19が収容室25から抜けることがな
く、係止状態が維持される。
【0037】図3(c)に示すように、係止ピン15の
引掛部19が収容室25内に収容された状態では、軸部
18は、側溝蓋3の側壁8bに穿設された透孔11を貫
通している。このため、側溝蓋3に比較的大きな外力が
加えられ、側溝蓋3の一端側が側溝本体2から浮き上が
ろうとすると、透孔11の内周面が軸部18の外周面に
当接する。つまり、格子状の側溝蓋3は第二側溝蓋4を
基準として上方向への移動が規制される。しかも第二側
溝蓋4はコンクリートの二次製品であるため、大きな外
力が加わっても撓むことはなく、また重量が大きいため
浮き上がることもない。したがって、側溝蓋3が側溝本
体2から大きく浮き上がることが防止される。
【0038】このように、上記の外れ防止具では、第二
側溝蓋4に埋込まれたインサート部材16に係止ピン1
5を取付けることにより、たとえ側溝蓋3に比較的大き
な外力が加わっても、側溝蓋3が側溝本体2の載置面6
から外れることを確実に防止できる。
【0039】また、上記の外れ防止具では、インサート
部材16の収容室25内に係止ピン15の引掛部19を
収容し、その後、係止ピン15を回動させるだけで、引
掛部19を係止板24に係止させることができるため、
係止ピン15の取付け作業を極めて簡単に行わせること
ができる。特に、係止ピン15に設けられた錘部20の
重力によって、引掛部19の係止状態が維持され、係止
ピン15がインサート部材16から外れることを防止で
きる。また、係止ピン15及びインサート部材16は比
較的簡単な構成であるため、安価に製造することが可能
である。
【0040】上記の外れ防止具では、軸部18の外周面
と透孔11の内周面との間に比較的広い隙間が設けられ
ているため、通常の使用状態、すなわち側溝蓋3に大き
な外力が加えられていない状態では、軸部18と側壁8
bとが接触することがない。したがって、通常の使用状
態においては、軸部18が側壁8bにぶつかったり擦れ
たりすることがなく、それに起因する騒音の発生を防止
できる。特に、本実施形態のように側溝本体2の載置面
6と、側溝蓋3の載架面とを曲面状に形成した静音タイ
プの側溝1においては、軸部18と側壁8bとの当接に
よる音の発生を防止することで、静音状態を維持するこ
とができる。
【0041】続いて、本発明の第二実施形態である側溝
蓋の外れ防止具(以下、「外れ防止具」という)につい
て、図4に基づき説明する。図4は外れ防止具の構成を
示す分解斜視図である。なお、第一実施形態と同じ構成
については同一番号を付し、詳細な説明を省略する。
【0042】第二側溝蓋4の側面14には、第一実施形
態と同じように、インサート部材30が埋込まれてい
る。このインサート部材30は、内部に収容室31が形
成された円筒部32と、収容室31の奥側に設けられた
円板状の永久磁石33とから構成されている。ここで、
永久磁石33が本発明の吸着手段に相当する。
【0043】一方、係止ピン35は円柱状の外観を呈し
ており、その外径は円筒部32の内径より僅かに小さく
なっている。また、係止ピン35の長さFは、円筒部3
2の深さGに側壁8bの厚みEを加えた長さより長くな
っている。つまり、係止ピン35の一端側を円筒部32
に挿入した状態では、係止ピン35の他端側が側壁8b
を貫通して突出する。なお、係止ピン35は鉄によって
成形されている。ここで、係止ピン35とインサート部
材30とを組合わせたものが、本発明の外れ防止具に相
当する。
【0044】次に、第二実施形態の側溝蓋の外れ防止具
の使用方法、特に係止ピン35の取付方法について説明
する。係止ピン35の取付けは、側溝本体2の載置面6
に、側溝蓋3及び第二側溝蓋4を載せた状態において行
われる(図1参照)。まず、作業者は係止ピン35を持
ち、側溝蓋3の蓋本体部7に形成された開口部10bか
ら係止ピン35を挿入する。
【0045】そして、係止ピン35の一端側を、側壁8
bの透孔11に通すとともに、インサート部材30の収
容室31内に挿入する。係止ピン35の一端側を収容室
31の奥側まで挿入すると、係止ピン35の一端が永久
磁石33の磁力によって吸着し、係止ピン35がインサ
ート部材30に取付けられる。
【0046】係止ピン35の一端側が収容室31内に収
容された状態では、係止ピン35の約半分の長さに相当
する部分が、インサート部材30から突出し、側壁8b
に穿設された透孔11を貫通している。このため、側溝
蓋3に比較的大きな外力が加えられ、側溝蓋3の一端側
が側溝本体2から浮き上がろうとすると、透孔11の内
周面が係止ピン35の外周面に当接する。したがって、
側溝蓋3が側溝本体2から大きく浮き上がることが防止
される。
【0047】このように、第二実施形態の外れ防止具で
は、第二側溝蓋4に埋込まれたインサート部材30に係
止ピン35を取付けることにより、たとえ側溝蓋3に比
較的大きな外力が加わっても、側溝蓋3が側溝本体2の
載置面6から外れることを確実に防止できる。特に、イ
ンサート部材30の収容室31内に係止ピン35を挿入
するだけで係止ピン35を取付けることができるため、
係止ピン35の取付け作業が極めて簡単である。
【0048】続いて、本発明の第三実施形態である側溝
蓋の外れ防止具(以下、「外れ防止具」という)につい
て、図5に基づき説明する。図5は外れ防止具の構成を
示す分解斜視図である。なお、第一実施形態と同じ構成
については同一番号を付し、詳細な説明を省略する。
【0049】第二側溝蓋4の側面14には、第一実施形
態と同じように、インサート部材40が埋込まれてい
る。このインサート部材40は、内周面に雌ねじ部41
が形成された円筒部42から構成されている。
【0050】一方、係止ピン44は、周面に雄ねじ部4
5が形成された、所謂ボルトである。この雄ねじ部45
は、インサート部材40の雌ねじ部41に螺合させるこ
とが可能なものであり、その長さHは、円筒部42の深
さIに側壁8bの厚みEを加えた長さより長くなってい
る。つまり、係止ピン44の雄ねじ部45を、インサー
ト部材40の雌ねじ部41に螺合させた状態、特に雄ね
じ部45を最後までねじ込んだ状態では、係止ピン44
の頭部側から約半分の長さに相当する部分が側壁8bを
貫通して突出する。ここで、係止ピン44とインサート
部材40とを組合わせたものが、本発明の外れ防止具に
相当する。
【0051】次に、第三実施形態の外れ防止具の使用方
法、特に係止ピン44の取付方法について説明する。係
止ピン44の取付けは、第一,第二実施形態と同じよう
に、側溝本体2の載置面6に、側溝蓋3及び第二側溝蓋
4を載せた状態で行われる(図1参照)。まず、作業者
は係止ピン44の頭部側を持ち、側溝蓋3の蓋本体部7
に形成された開口部10bから係止ピン44を挿入す
る。
【0052】そして、係止ピン44の雄ねじ部45を、
側壁8bの透孔11に通すとともに、インサート部材4
0の雌ねじ部41に螺合させる。これにより、係止ピン
44がインサート部材40に取付けられる。
【0053】係止ピン44の雄ねじ部45が、雌ねじ部
41に螺合された状態、すなわち円筒部42内に挿入さ
れた状態では、係止ピン44の約半分の長さに相当する
部分が、インサート部材40から突出し、側壁8bに穿
設された透孔11を貫通している。このため、側溝蓋3
に比較的大きな外力が加えられ、側溝蓋3の一端側が側
溝本体2から浮き上がろうとすると、透孔11の内周面
が係止ピン44の外周面に当接する。したがって、側溝
蓋3が側溝本体2から大きく浮き上がることが防止され
る。
【0054】このように、第三実施形態の外れ防止具で
は、第二側溝蓋4に埋込まれたインサート部材40に係
止ピン44を取付けることにより、たとえ側溝蓋3に比
較的大きな外力が加わっても、側溝蓋3が側溝本体2の
載置面6から外れることを確実に防止できる。特に、係
止ピン44として、市販のボルトを流用することができ
るため、外れ防止具を極めて簡単な構成で安価に製造す
ることができる。
【0055】以上、本発明について好適な三つの実施形
態を挙げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限
定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要
旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変
更が可能である。
【0056】すなわち、第一乃至第三実施形態では、側
溝蓋3に隣接する第二側溝蓋4の側面14に、インサー
ト部材16,30,40が埋込まれたものを示したが、
側溝本体2の側部5の内側面(載置面6に連なる壁面)
にインサート部材を埋込むようにしてもよい。この場
合、側溝蓋3の載架部8aに透孔が設けられ、係止ピン
は、この透孔を通って、側溝本体2に埋込まれたインサ
ート部材に取付けられる。つまり、載架部8aが本発明
の側壁に相当する。このようにすれば、格子状の側溝蓋
3は側溝本体2を基準として上方向への移動が規制され
る。したがって、側溝本体2から側溝蓋3が浮き上がる
ことを防止でき、側溝蓋3が側溝本体2の載置面6から
外れることを確実に防止できる。さらに、これによれ
ば、側溝蓋3に対して、格子状の側溝蓋が隣接して配設
された場合や、側溝蓋が隣接して配設されない場合であ
っても、側溝蓋3の外れを確実に防止することが可能で
ある。
【0057】また、第一乃至第三実施形態では、係止ピ
ンとインサート部材とからなる外れ防止具を、側溝蓋3
の一つの辺に対して二個づつ設けるものを示したが、一
個または三個以上の外れ防止具をそれぞれ設けるように
してもよい。なお、外れ防止具の数が多いほど、側溝蓋
3の外れをより確実に防止することができる。
【0058】第一実施形態では、係止板24を挿入口2
3の上部側に設けたものを示したが、係止板24を設け
る位置は特に限定されるものではなく、例えば挿入口2
3の下部側に設けるようにしてもよい。なお、この場
合、係止ピンの錘部は、引掛部の突出方向と同じ向きに
突出するように形成される。このようにすれば、引掛部
の曲面部分を上方に向かせることにより、インサート部
材の挿入口から係止ピンの引掛部を挿入することが可能
となり、また、挿入した後に係止ピンから手を放すこと
により、錘部の重力によって引掛部の曲面部分を下方に
向かせ、引掛部を係止板に係止させることができる。
【0059】さらに、第二実施形態では、係止ピン35
の全体が鉄によって成形されたものを示したが、収容室
31に収容される一端側のみを鉄等の磁性体によって成
形し、他の部分を樹脂等によって成形するようにしても
よい。また、係止ピン35の一端に永久磁石を設けるよ
うにしてもよい。この場合には、収容室31の奥側の吸
着手段は、永久磁石(極性が異なるもの)であっても鉄
等の磁性体であっても構わない。
【0060】
【発明の効果】以上のように、請求項1または請求項2
の発明の側溝蓋の外れ防止具は、係止ピンをインサート
部材に取付けることにより、格子状の側溝蓋の浮き上が
りが規制される。これにより、側溝蓋に比較的大きな外
力が加わっても側溝蓋が側溝本体から外れることを防止
できる。
【0061】請求項3の発明の側溝蓋の外れ防止具は、
請求項1または請求項2のいずれかの発明の側溝蓋の外
れ防止具の効果に加えて、通常の使用状態では、係止ピ
ンと側壁とが接触することがないため、両者の間での騒
音の発生を防止できる。
【0062】請求項4の発明の側溝蓋の外れ防止具は、
請求項1乃至請求項3のいずれか一つの発明の側溝蓋の
外れ防止具の効果に加えて、インサート部材の収容室内
に係止ピンの引掛部を収容し、その後、係止ピンを回動
させるだけで、引掛部を係止させることができる。この
ため、係止ピンの装着作業を極めて簡単に行わせること
ができる。
【0063】請求項5の発明の側溝蓋の外れ防止具は、
請求項4の発明の側溝蓋の外れ防止具の効果に加えて、
錘部の重力によって係止ピンの外れを防止できる。
【0064】請求項6の発明の側溝蓋の外れ防止具は、
請求項1乃至請求項3のいずれか一つの発明の側溝蓋の
外れ防止具の効果に加えて、係止ピンをインサート部材
に挿入するだけで係止ピンが吸着されるため、係止ピン
の取付けを極めて簡単に行わせることができる。
【0065】請求項7の発明の側溝蓋の外れ防止具は、
請求項1乃至請求項3のいずれか一つの発明の側溝蓋の
外れ防止具の効果に加えて、係止ピンとして、市販のボ
ルトを流用することができるため、外れ防止具を極めて
簡単な構成で安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態である側溝蓋の外れ防止
具が適用される側溝の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第一実施形態である側溝蓋の外れ防止
具の構成を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の第一実施形態である側溝蓋の外れ防止
具の使用方法を示す説明図である。
【図4】本発明の第二実施形態である側溝蓋の外れ防止
具の構成を示す分解斜視図である。
【図5】本発明の第三実施形態である側溝蓋の外れ防止
具の構成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 側溝 2 側溝本体 3 側溝蓋 4 第二側溝蓋 5 側部 8b 側壁 11 透孔 14 側面 15 係止ピン 16 インサート部材 18 軸部 19 引掛部 20 錘部 23 挿入口 24 係止板 25 収容室 30 インサート部材 33 永久磁石(吸着手段) 35 係止ピン 40 インサート部材 41 雌ねじ部 44 係止ピン 45 雄ねじ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 健一 新潟県南蒲原郡田上町大字川船河甲1391番 地2 中越製陶株式会社内 Fターム(参考) 2D063 CB06 CB22 CB26

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格子状の側溝蓋が側溝本体から外れるの
    を防ぐための外れ防止具であって、 前記側溝蓋に隣接するコンクリート製の第二側溝蓋の側
    壁に埋込まれるインサート部材と、 前記側溝蓋の側壁に設けられた透孔を貫通した状態で、
    前記インサート部材に着脱可能に取付けられる係止ピン
    とを備えることを特徴とする側溝蓋の外れ防止具。
  2. 【請求項2】 格子状の側溝蓋が側溝本体から外れるの
    を防ぐための外れ防止具であって、 前記側溝蓋の側壁に対向する前記側溝本体の内側面に埋
    込まれるインサート部材と、 前記側溝蓋の側壁に設けられた透孔を貫通した状態で、
    前記インサート部材に着脱可能に取付けられる係止ピン
    とを備えることを特徴とする側溝蓋の外れ防止具。
  3. 【請求項3】 前記係止ピンの外周面と前記透孔の内周
    面との間に隙間が生じるように、前記透孔を貫通する前
    記係止ピンの外径を、前記透孔の内径より小さくしたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記
    載の側溝蓋の外れ防止具。
  4. 【請求項4】 前記インサート部材は、前記係止ピンの
    一部が収容される収容室と、該収容室への挿入口に設け
    られた係止板とを有し、 前記係止ピンは、棒状の軸部と、該軸部の一端側に形成
    された引掛部とを有しており、 該引掛部と前記挿入口との相対角度が所定角度のとき、
    前記引掛部が前記挿入口に合致し、前記相対角度が前記
    所定角度から外れたとき、前記引掛部が前記挿入口に合
    致しないことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
    れか一つに記載の側溝蓋の外れ防止具。
  5. 【請求項5】 前記係止ピンは、前記引掛部を前記挿入
    口に合致させないように付勢する錘部を有することを特
    徴とする請求項4に記載の側溝蓋の外れ防止具。
  6. 【請求項6】 前記インサート部材は、前記係止ピンの
    一端側を磁力によって吸着する吸着手段を有することを
    特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載
    の側溝蓋の外れ防止具。
  7. 【請求項7】 前記インサート部材は雌ねじ部を有し、 前記係止ピンは、前記雌ねじ部に螺合される雄ねじ部を
    有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    か一つに記載の側溝蓋の外れ防止具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101969859B1 (ko) * 2018-11-09 2019-08-13 (주)포위스 그레이팅 패널과 상판커버의 분리형 t-결속 장치

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KR101969859B1 (ko) * 2018-11-09 2019-08-13 (주)포위스 그레이팅 패널과 상판커버의 분리형 t-결속 장치
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