JP2001288602A - くつ下 - Google Patents

くつ下

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JP2001288602A
JP2001288602A JP2000100599A JP2000100599A JP2001288602A JP 2001288602 A JP2001288602 A JP 2001288602A JP 2000100599 A JP2000100599 A JP 2000100599A JP 2000100599 A JP2000100599 A JP 2000100599A JP 2001288602 A JP2001288602 A JP 2001288602A
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JP
Japan
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socks
thickness
outside
thick
thin
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JP2000100599A
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Yoshikazu Matsuura
義和 松浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脚の曲がり、例えば関節炎、O脚などの矯正
に役立ち得る靴下を提供する。 【解決手段】 縫い糸の掛け重ね状態を異ならせるなど
任意方法で織製地の厚みを異ならせ、足裏に対応する靴
下の底面2の外側部2a(小指側の側部)を厚地に、内
側部2b(親指側の側部)を薄地に形成する。底面は例
えば内外両側部が漸次厚みが変わるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脚の曲がりなどの
矯正に役立ち得るくつ下(足に履用するもの)に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のくつ下は、厚地、薄地いずれも全
体を均一的か若しくは底面全体を均一的に織製したもの
であり、底面を見た場合、不踏部や踵部などの織り方を
他の部分と変えたものなどが提供されているが、生地自
体は均一な地厚のものであった。また、地自体に抗菌性
を持たせたものなども提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、関節軟骨の編成
と摩耗が主体で、O脚、肥満、筋力低下等が原因となっ
て生じる変形性膝関節症は、年齢を問わず存在するが、
特に高齢者の膝関節疾患中、最も多い疾患であると指摘
されており、中年以降の年齢層の25〜40%がこの疾
患との統計がある。また、特に多い内側の関節裂隙が狭
小化する内側型はO脚によって誘発され、さらに内側型
はO脚を増悪するという悪循環を作り出している。従来
のくつ下は、足を冷えから守ると共に衛生的に保つこと
を目的とし、全体的にフィットする製造工夫はなされて
いるものの、上記の如き変形性膝関節症等との関係を持
たせるような着想は存在していなかった。本発明は、従
来のくつ下とは異なる新たな視点に立ち、履用し続ける
ことによって、脚の曲がり(内反膝すなわちO脚、外反
膝すなわちX脚など)を矯正し得るくつ下を新たに提供
せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は、足裏に対応する底面の外側乃至内側のいずれ
か一側部を薄地に、他側部を厚地に形成してくつ下を構
成したことを特徴とするものである。上記構成は、底面
の外側乃至内側のいずれか一側端部から他側端部に亘っ
て漸次厚みが厚くなるように形成した構成とすることが
でき、また、底面の外側乃至内側のいずれか略々半部を
薄地に、他の略々半部を厚地に形成したものとすること
ができ、さらに、底面の外側乃至内側のいずれか一側端
部から他側端部に亘って多段階的に厚みが順次厚くなる
ように形成する等の構成とすることもできる。本発明に
係るくつ下は、足袋などの足に履用可能なものを含むも
のである。
【0005】上記くつ下は、履用時に、厚地の部分が左
右両足のいずれも外側となるようにして用いれば、足裏
が内外側の方向に傾斜し、足首部分が内向し、両脚乃至
両膝が互いに接近する方向に置かれるので、両脚乃至両
膝を互いに接近する方向に作用させようとする場合に役
立ち、内反膝すなわちO脚の矯正に役立ち得る。また、
厚地の部分が左右両足のいずれも内側となるようにして
用いれば、同様にして両脚乃至両膝を互いに離反する方
向に作用させようとする場合に役立ち、外反膝すなわち
X脚の矯正に役立ち得る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を一実施例として示
した図面によって説明する。図1はくつ下の足の甲部分
を断面で示した部分断面略図、図2〜6は底面の断面状
態を模式図的に示した実施例を示したある。本発明に係
るくつ下1は適宜な製法で造り上げることができるが、
足裏に対応する底面2の外側部2a(小指側の側部)を
厚地に、内側部2b(親指側の側部)を薄地に形成して
なる。厚地と薄地は、縫い糸の掛け重ね状態を異ならせ
るなど任意方法で織製地の厚みを異ならせるようにすれ
ばよい。厚みの大きい厚地部分Aと厚みの少ない薄地部
分Bとの厚み差は5〜10mm程度とし、最も好ましく
は7mm前後とするのがよい。
【0007】図2は、内側端部から外側端部に亘って漸
次厚みが厚くなるように形成した例を示してあり、製造
図面的に言えば、底面の外面を平坦状とした場合に内面
を傾斜面としてある。図3は、図2と同様であるが、内
外面を共に傾斜面としたものである。図4は、底面を約
半分に分け、外側部を厚地に、内側部を薄地に、中央部
をゆるやかな傾斜面に形成した例を示してある。図5
は、図4と同様であるが、外側部も内側部も少しづつ厚
みを変化させたものである。図6は、断面階段状に厚み
を適宜巾で順次異ならせて成形した例である。その他、
織製の仕方により適宜な変化が可能である。なお、図示
しないが、底面の外側部を薄地に、内側部を厚地に形成
したくつ下を提供することもできる。上記くつ下は2本
一対で使用される。
【0008】
【発明の効果】このようにして、本発明によれば、底面
の外側部を厚地に、内側部を薄地に形成したくつ下を履
用した場合、くつ下底の接地感を柔らかく維持しながら
足裏全体を内外側方に傾斜させることができ、両脚のひ
ざ関節を傾向的に常時内側に向かせることができるの
で、内側型変形性膝関節症やO脚などの改善、矯正に役
立ち得る。上記くつ下を左右逆に履くことにより、或い
は、底面の外側部を薄地に、内側部を厚地に形成したく
つ下を履用すれば、外側型変形性膝関節症やX脚などの
改善、矯正に役立ち得る。本発明のくつ下は、単に履用
するだけでよく簡便に使用でき、しかも通常使用状態と
変わらずにくつ下の履用という外観を保てるので、常用
に何の抵抗も生じさせない。また廉価な製造コストで提
供が可能であり、上記効果は、履用継続性、履用頻度に
よって異なるが、常時履用によって大きな効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るくつ下の一例で、甲部分を断面で
示した部分断面略図である。
【図2】図1の底面を模式図的に示した断面略図であ
る。
【図3】図2の変形例であり、底面を模式図的に示した
断面略図である。
【図4】底面を模式図的に示した別の一例の断面略図で
ある。
【図5】底面を模式図的に示したさらに別の一例の断面
略図である。
【図6】底面を模式図的に示したさらに別の一例の断面
略図である。
【符号の説明】
1 くつ下 2 底面 2a 底面の外側部 2b 底面の内側部 A 厚地部分の肉厚 B 薄地部分の肉厚

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足裏に対応する底面の外側乃至内側のい
    ずれか一側部を薄地に、他側部を厚地に形成してなるく
    つ下。
  2. 【請求項2】 足裏に対応する底面の外側乃至内側のい
    ずれか一側端部から他側端部に亘って漸次厚みが厚くな
    るように形成してなるくつ下。
  3. 【請求項3】 足裏に対応する底面の外側乃至内側のい
    ずれか略々半部を薄地に、他の略々半部を厚地に形成し
    てなるくつ下。
  4. 【請求項4】 足裏に対応する底面の外側乃至内側のい
    ずれか一側端部から他側端部に亘って多段階的に厚みが
    順次厚くなるように形成してなるくつ下。
JP2000100599A 2000-04-03 2000-04-03 くつ下 Pending JP2001288602A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100710026B1 (ko) * 2006-03-10 2007-04-23 이강오 건강 양말
KR101021065B1 (ko) 2008-10-31 2011-03-11 정창주 골프용 양말
JP2014237911A (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 美津濃株式会社 靴下
JP2017002436A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 篤義 前澤 くつ下
KR102215564B1 (ko) * 2020-06-26 2021-02-15 조언식 안짱다리 교정용 양말

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