JPH09308706A - 半球体的隆起状底式履き物型トレーニング器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】スポーツマンの足首のけがの予防と、その部位
を強化する為の足首強化履き物。 【解決手段】半球体的隆起状底式履き物型のトレーニン
グ器具であり、接地部が半球体の１点である為、接地部
が小さく、足首の可動範囲の、前後、斜め、左右の各上
下動、及び、足首の回内、回外の諸運動ができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、足首のトレーニ
ング器具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の技術としてのトレーニング用の履
き物は、靴底のかかと部を取ったり、靴底の足裏との接
触部を山型にすることにより、つま先立ちや、つま先歩
きをさせることにより、下肢の筋力トレーニングや、バ
ランス訓練、姿勢の矯正、ストレッチ等に効果をあげて
いる。またそれに似た働きをするものとして、一つ歯の
高下駄等がある。また、足首、膝における回内と回外運
動、及び、腰のねじり運動を連動的に行う器具として、
ツイスト盤がある。また、従来の足首強化トレーニング
としては、砂浜走行や、クロスカントリー走行、足首上
下動の負荷トレーニング、足首ストレッチがある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】スポーツマンの足首の
ケガを予防する為のトレーニング方法として、砂浜走行
やクロスカントリー走行やストレッチ等が有効である
が、トレーニング器具として、従来の技術には、横の動
きには、安定するように設計されている為、どうして
も、足首の可動範囲の、前後、斜め、左右の各上下動、
及び、足首の回内、回外の諸運動のできるの足首強化専
用器具が必要なのである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明はそうしたスポー
ツマンの要求である課題に答えるべく設計した半球体的
隆起状底式履き物型のトレーニング器具であり、接地部
が半球体の１点である為、接地部が小さく、前後左右斜
め全方向に不安定であり、各方向への上下運動ができ、
且つ、足首の回内、回外運動ができることを特徴とす
る。本発明の、形態を図により説明すると、図１にある
ように、履き物の底部の１部が、半球体的隆起状の形態
を成す。

【０００５】

【実施例（１）】本発明の使用方法としては、日常的に
そのまま履いて、足首の関節のストレッチ動作や、歩
行、走行を行い、その強化をはかる。

【０００６】

【実施例（２）】本発明は、その効果が大きい反面、捻
挫等の危険性も大きい、そこで、使用者は、そのレベル
にあわせて半球体の大きさや、形、隆起部位置を変える
必要がある。

【０００７】

【実施例（３）】本発明は、靴型、スリッパ型、下駄
型、サンダル型の底部を、半球体的隆起状形態にした履
き物式として製造する。

【０００８】

【実施例（４）】本発明の請求項２は、請求項１の底部
を着脱式にしたものであり、その形態は、図４に示すよ
うに、半球体的隆起部を靴に装着できるよう製造する。

【０００９】

【発明の効果】本発明の効果として、日常的に履いて、
特に足首においてストレッチ効果があり、柔軟性を増
し、また、その関係筋肉の強化になる。同時に、ひざ、
腰等の強化もでき、更に、バランス感覚も養える。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例３の下駄型の斜視図である。

【図２】本発明の実施例３の靴型の側面図である。

【図３】本発明の請求項２（着脱式にした場合の底部）
を示す斜視図である。

【符号の説明】

１半球体的隆起部 ２装着帯通し穴

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】半球体的隆起状底式履き物型トレーニング
   器具
2. 【請求項２】請求項１の底部を着脱式にしたもの。