JP2001287888A - ワイヤモッコー - Google Patents

ワイヤモッコー

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JP2001287888A
JP2001287888A JP2000103493A JP2000103493A JP2001287888A JP 2001287888 A JP2001287888 A JP 2001287888A JP 2000103493 A JP2000103493 A JP 2000103493A JP 2000103493 A JP2000103493 A JP 2000103493A JP 2001287888 A JP2001287888 A JP 2001287888A
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JP
Japan
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wire
chain
lattice
rings
mock
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000103493A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Imura
文夫 井村
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KYOEI JITSUGYO KK
Original Assignee
KYOEI JITSUGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さな荷物も抜け落ちることがなく、安価に
製造でき、床面上での引きずりに対する強度アップを図
ったワイヤモッコーを提供する。 【解決手段】 ワイヤロープ(11,13,14)を格子形状に配
列して組んでなるワイヤモッコーにおいて、格子の辺を
構成するワイヤロープの部分には各々チェーン環(20)の
一端側を連結し、複数のチェーン環のうち、隣接するチ
ェーン環の他端側はチェーン環(21)によって相互に連結
する。複数のチェーン環の他端側はリング(22)によって
連結することもでき、直接連結することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はワイヤモッコーに
関し、特に小さな荷物も抜け落ちることがなく、しかも
安価に製造でき、さらには床面上での引きずりに対する
強度アップを図ることができるようにしたモッコーに関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、船舶から荷物を搬出し、船舶に
荷物を搬入する場合、図5に示されるように、ワイヤモ
ッコー100上に荷物Wを載せ、クレーン等から懸垂さ
せたワイヤロープに吊り手110を引っ掛け、ワイヤモ
ッコー100を吊り上げて運搬することが行われる。
【0003】従来、かかるワイヤモッコーは図6に示さ
れるように、ワイヤロープ120を格子状に配列し、各
格子点に位置するワイヤロープ120を相互に連結した
形態が一般的である。
【0004】ところで、ワイヤモッコーにおいては小さ
な荷物を運搬する場合に荷物がモッコーから抜け落ちな
いようにワイヤロープの間隔を狭くする必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のワイヤ
モッコーでは長尺のワイヤロープを手作業で格子状に組
む必要があり、狭い間隔でワイヤロープを組もうとする
と、長時間の労働と材料を必要とし、コスト高になると
いう問題点があった。
【0006】本発明は、かかる問題点に鑑み、小さな荷
物も抜け落ちることがなく、しかも安価に製造できるよ
うにしたワイヤモッコーを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るワイヤモッ
コーは、ワイヤロープを格子形状に配列して組んでなる
ワイヤモッコーにおいて、格子の辺を構成する上記ワイ
ヤロープの部分には各々チェーン環の一端側が連結さ
れ、該複数のチェーン環のうち、隣接するチェーン環の
他端側がチェーン環によって相互に連結されており、上
記ワイヤロープによって構成される格子内には上記連結
された複数のチェーン環によって小格子が構成されてい
ることを特徴とする。
【0008】本発明の特徴の1つはワイヤモッコーの格
子内にチェーン環を組み込んで小格子を構成するように
した点にある。これにより、ワイヤロープを大きな間隔
に配列しても荷物はチェーン環によって構成された小格
子によって受けられ、荷物がワイヤモッコーから抜け落
ちることはない。
【0009】また、ワイヤモッコーの製造は作業者の手
作業に頼る必要があるのに対し、チェーン環の製造及び
相互の連結は自動化が容易である。従って、本発明に係
るワイヤモッコーはワイヤロープを大きな間隔で配列し
て組み、その格子内にチェーン環を組み込むことによっ
て製造することができるので、手作業による製造工程を
簡略化して安価に製造できる。
【0010】さらに、ワイヤモッコーで荷物を運搬する
場合、作業の都合により地面上でワイヤモッコーを引き
ずることがあるが、かかる場合にはワイヤを縒り合わせ
て製造されるワイヤロープの特性に起因し、ワイヤが傷
んでワイヤモッコーの耐久性の低下が懸念される。他
方、本発明においては荷物を搭載した時に荷物の荷重を
上手く分散して受けられるように、チェーン環はワイヤ
モッコーの格子に対してある程度自由に動けるようにす
るのが望ましく、このようにチェーン環をワイヤロープ
に対して弛むような寸法に設定すると、ワイヤモッコー
を地面上で引きずると、主としてチェーン環が地面と接
触し、ワイヤロープはあまり地面に接触しないので、地
面上での引きずりに対するワイヤモッコーの強度をアッ
プでき、耐久性を向上できる。
【0011】本発明ではチェーン環の他端側をチェーン
環で相互に連結するようにしたが、リングで連結するこ
ともできる。
【0012】即ち、本発明に係るワイヤモッコーはワイ
ヤロープを格子形状に配列して組んでなるワイヤモッコ
ーにおいて、格子の辺を構成する上記ワイヤロープの部
分には各々チェーン環の一端側が連結され、該複数のチ
ェーン環の他端側がリングに共連結されてており、上記
ワイヤロープによって構成される格子内には上記連結さ
れた複数のチェーン環及びリングによって小格子が構成
されていることを特徴とする。
【0013】また、上述のようにチェーン環の他端側を
チェーン環で連結しあるいはリングで連結すると、ワイ
ヤモッコー格子内のチェーン環に加わる荷重が各チェー
ン環に分散されるので、チェーン環の耐久製を保証でき
る。但し、高強度のチェーン環を採用できる場合、ある
いは大きな荷重を受ける心配がない場合等にはチェーン
環の他端側は相互に直接連結することもできる。
【0014】即ち、本発明に係るワイヤモッコーは、ワ
イヤロープを格子形状に配列して組んでなるワイヤモッ
コーにおいて、格子の辺を構成する上記ワイヤロープの
部分には各々チェーン環の一端側が連結され、該複数の
チェーン環の他端側が相互に連結されており、上記ワイ
ヤロープによって構成される格子内には上記連結された
複数のチェーン環によって小格子が構成されていること
を特徴とする。
【0015】ワイヤロープの材質は金属材料とするのが
よいが、合成樹脂材料、植物製繊維等の材料を用いても
よく、それら材料を組み合わせてもよい。チェーン環及
びリングの材質はこれも金属材料とするのがよいが、合
成樹脂材料を用いることもできる。
【0016】チェーン環の小格子はワイヤモッコーの全
ての格子に設けるのがよいが、一部の格子、例えば荷重
の掛かりやすい部位の格子にのみ設けてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す具体例
に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は本発明に係
るワイヤモッコーの好ましい実施形態を示す。図におい
て、ワイヤモッコーの本体10では1本の長尺のワイヤ
ロープ11が四角形状に折り曲げられるとともに、四角
形の各頂点において直交する一方の辺のワイヤロープ1
1が他方の辺のホイヤーロープ11のワイヤ間に吊り下
げ用リング12・・・を残して挿通されている。
【0018】また、四角形の対向する2辺のワイヤロー
プ11の間には1本の長尺のワイヤロープ13が矩形状
に折り曲げられて2辺のワイヤロープ11のワイヤの間
に挿通されて組み込まれている。
【0019】さらに、他の対向する2辺のワイヤロープ
11の間には1本の長尺のワイヤロープ14がこれも矩
形状に折り曲げられて2辺のワイヤロープ11のワイヤ
の間及び他方の矩形状のワイヤロープ13のワイヤの間
に挿通されて組み込まれ、こうしてワイヤロープ11、
13、14を格子状に配列して組んでなるワイヤモッコ
ー本体10が構成されている。
【0020】また、ワイヤモッコー本体10の4つのリ
ング12・・・の間にはワイヤロープ15、15が交叉
して取付けられてワイヤモッコー本体10が補強される
とともに、4つのリング12には吊り手16・・・が連
結されている。
【0021】他方、ワイヤモッコー本体10の複数の各
格子の四辺を構成するワイヤロープ11、13、14の
部分には長円形状をなす金属製チェーン環20の一端側
がチェーン環20内にワイヤロープ11、13、14を
挿通させることによって連結されている。
【0022】この4つのチェーン環20のうち、隣接す
るチェーン環20の他端側はこれに長円形状の金属製チ
ェーン環21を挿通させることによって相互に連結され
ており、こうして、ワイヤロープ11、13、14によ
って構成されるワイヤモッコ本体10の格子内には連結
された複数のチェーン環20、21によって小格子が構
成されている。
【0023】また、チェーン環20、21の寸法はワイ
ヤモッコー本体10に荷物を搭載した時に、ワイヤロー
プ11、13、14に対してチェーン環20、21があ
る程度自由に動ける寸法に設定されており、チェーン環
20、21で構成される小格子はワイヤモッコー本体1
0の格子よりも下方に少し膨らむような形態となってい
る。
【0024】本例のワイヤモッコーを荷物の運搬に用い
る場合には従来のワイヤモッコーと同様に用いる。
【0025】その際、ワイヤモッコー本体10の格子内
にはチェーン環20、21を組み込んで小格子を構成し
ているので、ワイヤロープ11、13、14を大きな間
隔に配列しても荷物はチェーン環20、21によって構
成された小格子によって受けられ、荷物がワイヤモッコ
ー本体10から抜け落ちることはない。
【0026】また、本例のワイヤモッコーはワイヤロー
プ11、13、14を大きな間隔で配列して組み、その
格子内にチェーン環20、21を組み込むことによって
製造することができるので、チェーン環20、21の製
造を自動化してワイヤロープの手作業による製造工程を
大幅に簡略化できる。その結果、ワイヤモッコーの製造
時間を短縮できるとともに、必要なワイヤロープを少な
くでき、ワイヤモッコーを安価に製造できる。
【0027】さらに、ワイヤモッコーで荷物を運搬する
場合、作業の都合等により地面上でワイヤモッコーを引
きずることがあるが、本例のワイヤモッコーではチェー
ン環20、21で構成される小格子がワイヤモッコの格
子よりも下方に少し膨らんでいるので、ワイヤモッコー
を地面上で引きずると、チェーン環20、21が主とし
て地面と接触し、ワイヤロープ11、13、14はあま
り地面に接触しないので、地面上での引きずりに対する
ワイヤモッコーの強度をアップでき、耐久性を大幅に向
上できる。
【0028】図3は第2の実施形態を示し、図において
図2と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例では4
つのチェーン環20の他端側に金属製リング22を挿通
させて4つのチェーン環20の他端側を相互に連結して
おり、このように4つのチェーン環20の他端側をチェ
ーン環21でなく,リング22によって相互に連結する
ようにしてもよい。
【0029】図4は第3の実施形態を示し、図において
図2と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例では4
つの各チェーン環20の他端側に相互に他方のチェーン
環20の他端側に挿通させることにより4つのチェーン
環20の他端側を相互に連結しており、このように4つ
のチェーン環20の他端側を直接連結するようにしても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るワイヤモッコーの好ましい実施
形態を示す概略構成図である。
【図2】 図1の要部を示す拡大図である。
【図3】 第2の実施形態を示す要部拡大図である。
【図4】 第4の実施形態を示す要部拡大図である。
【図5】 従来のワイヤモッコーを使用例を示す図であ
る。
【図6】 従来のワイヤモッコーを示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
10 ワイヤモッコー本体 11、13、14 ワイヤロープ 20、21 チェーン環 22 リング W 荷物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤロープを格子形状に配列して組ん
    でなるワイヤモッコーにおいて、 格子の辺を構成する上記ワイヤロープの部分には各々チ
    ェーン環の一端側が連結され、該複数のチェーン環のう
    ち、隣接するチェーン環の他端側がチェーン環によって
    相互に連結されており、上記ワイヤロープによって構成
    される格子内には上記連結された複数のチェーン環によ
    って小格子が構成されていることを特徴とするワイヤモ
    ッコー。
  2. 【請求項2】 ワイヤロープを格子形状に配列して組ん
    でなるワイヤモッコーにおいて、 格子の辺を構成する上記ワイヤロープの部分には各々チ
    ェーン環の一端側が連結され、該複数のチェーン環の他
    端側がリングに共連結されており、上記ワイヤロープに
    よって構成される格子内には上記連結された複数のチェ
    ーン環及びリングによって小格子が構成されていること
    を特徴とするワイヤモッコー。
  3. 【請求項3】 ワイヤロープを格子形状に配列して組ん
    でなるワイヤモッコーにおいて、 格子の辺を構成する上記ワイヤロープの部分には各々チ
    ェーン環の一端側が連結され、該複数のチェーン環の他
    端側が相互に連結されており、上記ワイヤロープによっ
    て構成される格子内には上記連結された複数のチェーン
    環によって小格子が構成されていることを特徴とするワ
    イヤモッコー。
JP2000103493A 2000-04-05 2000-04-05 ワイヤモッコー Pending JP2001287888A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110683458A (zh) * 2019-10-12 2020-01-14 中国十七冶集团有限公司 一种钢筋吊砖笼的制作及使用方法

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