JP2001287797A - 飲料等の供給装置 - Google Patents

飲料等の供給装置

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JP2001287797A
JP2001287797A JP2000107802A JP2000107802A JP2001287797A JP 2001287797 A JP2001287797 A JP 2001287797A JP 2000107802 A JP2000107802 A JP 2000107802A JP 2000107802 A JP2000107802 A JP 2000107802A JP 2001287797 A JP2001287797 A JP 2001287797A
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beverage
water
cup
supply device
repellent material
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JP2000107802A
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English (en)
Inventor
Fumiichiro Kameyama
文一郎 亀山
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 供給装置内で飲料原料や飲料が飛散したりこ
ぼれたりして付着・固着しても拭いたり、水やお湯をか
けるだけで容易に汚れを落とし、洗浄、清掃でき、メン
テナンスの手間を簡略化できる飲料等の供給装置を提供
する。 【解決手段】 飲料原料から調製された飲料あるいは予
め調製された飲料を供給する飲料等の供給装置におい
て、供給装置内で飲料原料や飲料が飛散したりこぼれた
りして付着・固着する部品自体を撥水性材料で形成する
か、部品の表面に撥水性材料を積層またはコーテイング
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料等の供給装置
に関するものであり、さらに詳しくはジュース、コーヒ
ー、ビール、水、茶などの飲料もしくはクリーム、ソフ
トクリーム、ムース、スープなどの流動性のある食品や
チップアイスなどをコップなどへ適量注出して販売する
などする飲料等(以下、飲料と称する場合がある)の供
給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】飲料の供給装置としては、従来、ビール
などのような予め調製された飲料をタンクなどの大型容
器に密封して工場から出荷された商品を、ノズルからそ
のままコップに小分けして販売する飲料供給装置(以
下、プリミックス商品と称す)や、例えばジュースやコ
ーラなどのように濃縮液で大型容器に保管しておき、販
売の都度水によって適宜希釈し、氷などを入れて供給す
るような、複数の飲料原料から調製された飲料を供給す
る飲料供給装置(以下、ポストミックス商品と称す)と
がある。
【0003】これらの飲料供給装置を清潔にして安全性
を維持するために、氷、希釈水、炭酸水を扱う部品やシ
スターンなどの部品には自動サニテーション機能がそれ
ぞれ設置されて定期的に洗浄、清掃が行われている。し
かし、供給装置内には、飲料原料、飲料、飲料の後だ
れ、あるいはカスなどが飛散したり、こぼれたりして付
着・固着して汚染される部品が多数ある。特にカップ取
り出し口周辺、飲料原料を入れるキャニスターやその下
部にある飲料原料のガイド、飲料供給用ノズルおよびそ
の下部周辺、滓を入れるバケツ、カス容器、廃液容器な
どの部品の場合は、これらの部品の表面を人手により定
期的に洗浄したり、清掃したりする必要が生じる。そし
て、簡単に洗浄、清掃できない場合は、ブラッシングし
たり、薬品による洗浄が必要になり、洗浄、清掃に手間
がかかり、コストアップになる問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、供給
装置内で飲料原料や飲料が飛散したりこぼれたりしても
付着したり固着したりし難くするとともに、例え飲料原
料や飲料が付着・固着して汚染されても、部品の表面を
容易に洗浄、清掃でき、メンテナンスの手間を簡略化で
きる、飲料等の供給装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決するために鋭意研究した結果、供給装置内で飲料原
料や飲料が飛散したりこぼれたりして付着・固着して汚
染される部品自体を撥水性材料で形成するか、部品の表
面に撥水性材料を積層またはコーテイングすることによ
り、部品の表面に飲料原料や飲料が付着したり固着した
りし難くなるとともに、例え部品の表面に飲料原料や飲
料が付着したり固着したりしても拭いたり、水やお湯を
かけるだけで容易に汚れを落とすことができることを見
出し、本発明を完成させるに至った。
【0006】上記課題を解決するための本発明の請求項
1は、飲料原料から調製された飲料あるいは予め調製さ
れた飲料を供給する飲料等の供給装置において、供給装
置内で飲料原料や飲料が飛散したりこぼれたりして付着
・固着する部品の表面を撥水性材料で構成したことを特
徴とする飲料等の供給装置に関するものである。前記部
品の表面を撥水性材料で構成するには、部品自体を撥水
性材料で作ってもよく、また前記部品の表面に撥水性材
料を積層またはコーテイングしても、あるいはこれらを
組み合わせてもよい。前記部品の表面を撥水性材料で構
成すれば飲料原料や飲料が付着したり固着したりし難く
なるとともに、飲料原料や飲料が付着したり固着したり
しても拭いたり、水やお湯をかけるだけで容易に汚れを
落とすことができる。
【0007】本発明の請求項2は、飲料原料から調製さ
れた飲料あるいは予め調製された飲料を供給する飲料等
の供給装置において、飲料を注出するノズルの外表面を
撥水性材料にて構成したことを特徴とする飲料等の供給
装置に関するものである。
【0008】本発明の請求項3は、原料タンクに収納さ
れている飲料等の原料を小出しして飲料を調製する一
方、カップ収納装置からカップ取出部に取り出したカッ
プに調製した飲料を注出して販売に供する飲料等の供給
装置において、前記カップ取出部の一部または全ての表
面を撥水性材料にて構成したことを特徴とする飲料等の
供給装置に関するものである。
【0009】本発明の請求項4は、請求項3記載の飲料
等の供給装置において、前記カップ取出部はカップを載
置するカップトレイ、該カップ取出部を画成する側壁お
よび該カップ取出部を外部から遮蔽するカップ取出扉を
具備しており、これら部品の何れかまたは全ての表面を
撥水性材料にて構成したことを特徴とする。
【0010】本発明の請求項5は、原料タンクに収納さ
れている飲料等の原料を小出しして飲料を調製する一
方、カップ収納装置からカップ取出部に取り出したカッ
プに調製した飲料を注出して販売に供する飲料等の供給
装置において、前記カップ取出部に取り出されたカップ
を保持するカップホルダの表面を撥水性材料にて構成し
たことを特徴とする飲料等の供給装置に関するものであ
る。
【0011】本発明の請求項6は、原料タンクに収納さ
れている予め調製された飲料をハンドルの操作によりノ
ズルから供給する飲料等の供給装置において、前記ノズ
ルを配置した部分の壁面、天面および前記ハンドルの何
れかまたは全ての表面を撥水性材料にて構成したことを
特徴とする飲料等の供給装置に関するものである。
【0012】本発明の請求項7は、請求項1記載の飲料
等の供給装置において、飲料原料を使用して湯もしくは
水にて抽出する部品の一部または全ての表面を撥水性材
料にて構成したことを特徴とする。
【0013】本発明の請求項8は、請求項1記載の飲料
等の供給装置において、飲料原料を使用して湯もしくは
水にて抽出された飲料に副原料を混合する部品の一部ま
たは全ての表面を撥水性材料にて構成したことを特徴と
する。
【0014】本発明の請求項9は、請求項1記載の飲料
等の供給装置において、飲料等の原料を粉砕して飲料原
料を作る部品の一部または全ての表面を撥水性材料にて
構成したことを特徴とする。
【0015】本発明の請求項10は、請求項1記載の飲
料等の供給装置において、飲料原料を定量体積分搬出す
る部品の一部または全ての表面を撥水性材料にて構成し
たことを特徴とする。
【0016】本発明の請求項11は、請求項1記載の飲
料等の供給装置において、飲料原料を使用して湯もしく
は水にて抽出した後のカスをカス容器に送り出して廃棄
するまでの通路もしくはカス容器の一部または全ての表
面を撥水性材料にて構成したことを特徴とする。
【0017】本発明の請求項12は、請求項1記載の飲
料等の供給装置において、飲料の後だれもしくはサニテ
ーション時などに発生する廃液を収容する廃液容器の一
部または全ての表面を撥水性材料にて構成したことを特
徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。本
発明で用いる撥水性材料は、樹脂などの有機系材料でも
ガラス、セラミックスなどの無機系材料でもあるいはこ
れらの組み合わせであってもよい。前記部品を容易に成
形できる撥水性材料や前記部品の表面に容易に積層また
はコーテイングできる撥水性は好ましく使用できる。
【0019】本発明で用いる樹脂の具体例としては、例
えば、ポリエチレン(PE樹脂)、ポリプロピレン(P
P樹脂)、エチレン−α−オレフィン共重合体樹脂など
のポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹
脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ
酢酸ビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアセ
タール系樹脂、ABS樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン
系樹脂、ポリビニルアルコールケン化物系樹脂、エチレ
ンービニルアルコール共重合体系樹脂などおよびこれら
の混合物やアロイなどの熱可塑性樹脂などのほかに、エ
ポキシ系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、フェノール
系樹脂、ユリア・メラミン系樹脂、ポリウレタン系樹
脂、表面処理に用いるテトラエトキシシランなどのシラ
ンカップリング剤、フェニルメチルシリコーンレジン、
メチルシリコーンレジン、変性シリコーンレジンなどの
シリコーン系樹脂、紫外線硬化系樹脂、電子線硬化系樹
脂などの熱硬化性樹脂を挙げることができる。本発明で
用いるガラス系材料としては、例えば、テトラエトキシ
シランを主とするゾル−ゲル化処理法によって形成した
ガラス系材料からなる撥水性材料を挙げることができ
る。
【0020】前記部品の表面をこれらの撥水性材料を用
いて積層またはコーテイングする方法は特に限定され
ず、例えば押出成形方法などの方法により積層・コーテ
イングしても、塗装法(浸漬塗装法、電着塗装法、静電
塗装法、溶射塗装法、流動浸漬塗装法、スプレー塗装
法、ハケ塗り塗装法など)、ゾル−ゲル化処理法により
積層・コーテイングしても、あるいはこれらを組み合わ
せて積層・コーテイングしてもよい。
【0021】樹脂の中でもフッ素系樹脂(例えば、PT
FE樹脂、PFA樹脂、PVDF樹脂など)、ポリエチ
レン樹脂などのポリオレフィン系樹脂、ポリジメチルシ
ロキサン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ
アミド樹脂などは水に濡れにくく揆水性があるので本発
明で好ましく使用できる。中でもPTFE樹脂、PFA
樹脂は水に濡れにくく揆水性を有するとともに油脂分を
はじく優れた揆油性を有するので本発明でさらに好まし
く使用できる。
【0022】以下、図面を用いて本発明の実施の形態を
説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る飲料
等の供給装置を示す。この飲料供給装置は、予め調製さ
れた飲料であるビールを貯留した原料タンクとしてのビ
ール樽1と、ビール樽1の頭部に着脱自在に装着され、
ビール樽1内に後述する炭酸ガスを導入させ、且つ、ビ
ール樽1内の圧力が炭酸ガスによって上昇したときビー
ル樽1内のビールを吐出するディスペンスヘッド2と、
炭酸ガスを高圧(例えば、40気圧以上)で供給する圧
力容器としての炭酸ガスボンベ3と、炭酸ガスボンベ3
から供給される炭酸ガスを、ビール樽1内のビールを圧
送するのに適した気圧(例えば、2〜3気圧)に減圧す
る減圧弁4と、減圧弁4で減圧された炭酸ガスをディス
ペンスヘッド2に導くガスホース5と、ディスペンスヘ
ッド2から吐出されたビールが圧送されるビールホース
6と、ビールホース6を介してビール樽1から圧送され
たきたビールを所定の温度(例えば、5℃前後)に冷却
し、これを必要に応じてジョッキ等に注出するビールデ
ィスペンサ7を備えて構成されている。
【0023】ビールディスペンサ7は、ビールをノズル
Aから注出する注出コック8と、ビールホース6が接続
された接続口金9と、冷却ユニット10によって冷却さ
れた冷却水11を収容した冷却水槽12と、冷却水槽1
2内に配置されていると共に、一端が注出コック8に、
他端が接続口金9にそれぞれ接続されることにより冷却
水槽12内にビールを通過させる冷却コイル13と、注
出時にジョッキ等から溢れたビール等を受ける排水皿1
4を有して構成されている。
【0024】冷却ユニット10は、冷媒を圧縮する圧縮
機15と、圧縮機15によって圧縮された冷媒を凝縮す
る凝縮器16と、凝縮器16によって凝縮された冷媒を
蒸発させ、この蒸発の際に周囲を冷却する蒸発管17
と、凝縮器16の凝縮作用を促進させる送風ファン18
と、冷却水槽12内の冷却水11を攪拌して冷却水11
の温度を均一にする攪拌プロペラ19と、送風ファン1
8及び攪拌プロペラ19を共通に駆動する駆動モーター
20より構成されている。
【0025】以上の構成において、減圧弁4、ガスホー
ス5、及びディスペンスヘッド2を介して炭酸ガスボン
ベ3からビール樽1内に所定の気圧の炭酸ガスが供給さ
れると、ビール樽1内の圧力が上昇し、ビール樽1内に
貯留されたビールがディスペンスヘッド2を介してビー
ルホース6側に押し出され、ビールホース6を経てビー
ルディスペンサ7へ圧送される。ビールディスペンサ7
に圧送されたビールは、接続口金9から冷却コイル13
に供給され、冷却コイル13を通過する間に所定の温度
(5℃前後)まで瞬間冷却され、注出コック8の開動作
に伴ってノズルAから注出される。
【0026】以上の構成の飲料供給装置を使用すると、
ビールディスペンサ7の注出コック8が設置されている
側の壁面Bや天面C、注出コック8自体や注出コック8
を開閉するハンドルD、ノズルAなどの外表面にはビー
ルが付着・固着し易く、また排水皿14の内外表面には
注出時にジョッキ等から溢れたビールが付着・固着し易
い。
【0027】そこで本発明においては、これらの部品自
体をフッ素系樹脂、ポリエチレン樹脂などのポリオレフ
ィン系樹脂、ポリジメチルシロキサン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミド樹脂などの撥水性
材料で形成するか、あるいはステンレススチール、アル
ミニウムあるいはアルミニウム合金、銅あるいは銅合金
などの金属製あるいはABS樹脂などの合成樹脂製のこ
れらの部品の表面に前記撥水性材料を積層またはコーテ
イングすることにより、これらの部品の表面にビールが
付着したり固着したりし難くなるとともに、これらの部
品の表面にビールが付着したり固着したりしても拭った
り、水やお湯をかけるだけで容易に汚れを落とすことが
できる。
【0028】本発明においては、下記の実施態様を包含
する。 (1)ノズルAの一部または全ての表面を撥水性材料に
て構成する。 (2)注出コック8が設置されている側の壁面Bや天面
C、注出コック8自体や注出コック8を開閉するハンド
ルDの一部または全ての表面を撥水性材料にて構成す
る。
【0029】図2は本発明の第2の実施の形態に係る飲
料等の供給装置の説明図である。図2は、本発明の飲料
等の供給装置の実施の一形態としてのコーヒー抽出自動
販売機21の内部構成を示している。自動販売機21は
コーヒー豆を粉砕して作った原料からコーヒーを抽出し
てカップ販売するものである。自動販売機21の内部に
は、コーヒー豆を粉砕するミルM、湯タンク22と、原
料搬出装置23、副原料搬出装置24と、抽出器26
と、ペーパーフィルタ27と、混合器29等が設置され
ている。
【0030】前記湯タンク22内には給水電磁弁25が
介設された給水管30により給水される。前記給水電磁
弁25は湯タンク22内の水位を検出するフロートスイ
ッチ31により開閉制御され、それによって湯タンク2
2内の水位は常時一定とされる。湯タンク22内にはヒ
ーター32が取り付けられており、このヒーター32の
加熱によって湯タンク22内の水は加熱され、常時凡そ
+63℃以上の熱湯とされる。そして、この湯タンク2
2内の熱湯は給湯電磁弁33が介設された給湯管34に
よって抽出器26に供給される。
【0031】前記原料搬出装置23内には、ミルMでコ
ヒー豆を粉砕して(あるいは挽いて)得られるコーヒー
飲料の原料としてのコーヒー粉が収納されており、その
下部に取り付けられた搬出器35のオーガ49(飲料原
料を定量体積分搬出する部品)によって図示の矢印の如
く所定量抽出器26内に供給される。一方、副原料搬出
装置24内には砂糖やクリームが収納されており、同じ
くその下部に取り付けられた搬出器36のオーガ50に
よって所定量混合器29内に供給される。
【0032】前記抽出器26は、漏斗37の上方に位置
した上下動自在のチャンバー38により構成されてい
る。このチャンバー38と漏斗37の間に前記ペーパー
フィルター27が介挿される。このペーパーフィルタ2
7はロール状に巻回されており、フィードローラ39に
よりロールから引き出されたペーパーフィルタ27は、
前記チャンバー38と漏斗37との間を通過し、前記フ
ィードローラ39を経てカス容器40に廃棄される。
【0033】漏斗37は下端を排出手段としての排出管
41に連通し、排出管41には排出電磁弁42が介設さ
れている。排出管41は前記混合器29の上方に開口し
ており、混合器29には上方から攪拌羽43が挿入され
ている。混合器29の下端から延びる飲料管44は、ス
ノコから成るカップ受け45の上方に開口しており、カ
ップ受け45にはカップ収納装置46から販売毎にカッ
プ47が排出される。また、カップ受け45の下方には
廃棄容器48が配置されている。
【0034】以上の構成で、自動販売機21の動作を説
明する。抽出器26のチャンバー38を降下させて漏斗
37との間にペーパーフィルタ27を挟み込むと共に、
原料搬出装置23の搬出器35のオーガ49を動作させ
て所定量のコーヒー粉(このコーヒー粉は予めミルMを
作動させてコーヒー豆を粉砕し、それを原料搬出装置2
3に供給したもの)を抽出器26のチャンバー38内に
排出し、更に、給湯電磁弁33を開いて湯タンク22よ
り所定量の熱湯をチャンバー38内のコーヒー粉に降り
かける。係る熱湯の供給によってチャンバー38内のコ
ーヒー粉からはコーヒーが抽出される。抽出後に抽出器
26のチャンバー38は上昇され、フィードローラ39
によりペーパーフィルタ27は所定量移動されてコーヒ
ーのカスはカス容器40に廃棄される。
【0035】自動販売機21は、顧客により金銭が投入
され、且つ、商品としてのコーヒーが選択されて所定の
販売指令が発せられたか否か判断し、販売指令があった
場合にはカップ収納装置46よりカップ47をカップ受
け45に排出すると共に、排出電磁弁42を開き、コー
ヒーを一杯分混合器29内に取り出す。そして、必要に
応じて副原料搬出装置24の搬出器36のオーガ50を
動作させ、砂糖やクリームを混合器29内に排出し、攪
拌羽43にてコーヒーと混合した後、飲料管44よりカ
ップ47内に注入する。
【0036】以上の構成の自動販売機を使用すると、ミ
ルMあるいはその周辺、原料搬出装置(開閉可能な蓋付
きキャニスターなど)23自体の外壁面Eや天面Fの
他、搬出器35やオーガ49、コーヒー粉を原料搬出装
置23から抽出器26へ導くガイドなどおよびこれらの
部品の周辺、特に原料搬出装置23の下部にある部品の
表面にコーヒー粉が飛び散って付着・固着し易く、また
原料搬出装置23内のコーヒー粉が不足したとき補充す
る際にもコーヒー粉がこぼれたり、飛び散ってこれらの
表面に付着・固着し易い。また、カス容器40の内面や
外面、カスをカス容器40に送り出して廃棄するまでの
通路などには廃棄されたコーヒーのカスが付着・固着し
易い。また、副原料搬出装置24自体の外壁面Gや天面
Hの他、搬出器36やオーガ50、混合器29、砂糖や
クリームを副原料搬出装置24から混合器29へ導くガ
イドなどおよびこれらの部品の周辺、特に副原料搬出装
置24の下部にある部品の表面に砂糖やクリームが飛び
散って付着・固着し易く、また副原料搬出装置24内の
砂糖やクリームが不足したとき補充する際にも砂糖やク
リームがこぼれたり、飛び散ってこれらの表面に付着・
固着し易い。
【0037】抽出器26の漏斗37やチャンバー38の
外表面にもコーヒー粉が飛び散って付着・固着し易い。
また、カップ収納装置46の表面にもコーヒーが飛散し
て付着・固着し易い。また、飲料管44自体や、飲料管
44からカップ47内にコーヒーを注入するとき図示し
ないカップ取出口の表面にはコーヒーが飛散して付着・
固着し易く、カップ受45の表面や図示しないカップホ
ルダの表面はカップ47にコーヒーを注入するとき飛散
したり、カップ47から溢れたコーヒーや前記カップ取
出口よりカップ47を取り出すときにこぼれたコーヒー
が付着・固着し易く、飲料の後だれもしくはサニテーシ
ョン時などに発生する廃液などを入れる廃液容器48の
内表面や外表面にもコーヒーなどが付着・固着し易く放
置すると微生物が繁殖するなどして異臭、悪臭の原因と
なる。
【0038】そこで本発明においては、これらの部品自
体をフッ素系樹脂、ポリエチレン樹脂などのポリオレフ
ィン系樹脂、ポリジメチルシロキサン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミド樹脂などの撥水性
材料で形成するか、あるいはステンレススチール、アル
ミニウムあるいはアルミニウム合金、銅あるいは銅合金
などの金属製あるいはABS樹脂などの合成樹脂製のこ
れらの部品の表面に前記撥水性材料を積層またはコーテ
イングすることにより、これらの部品の表面にコーヒー
粉あるいはコーヒーが付着したり固着したりし難くなる
とともに、これらの部品の表面にコーヒー粉あるいはコ
ーヒーが付着したり固着したりしても拭ったり、水やお
湯をかけるだけで容易に汚れを落とすことができる。
【0039】本発明においては、下記の実施態様を包含
する。 (1)漏斗37、チャンバー38の一部または全ての表
面を撥水性材料にて構成する。 (2)混合器29の一部または全ての表面を撥水性材料
にて構成する。 (3)ミルMの一部または全ての表面を撥水性材料にて
構成する。 (4)オーガ49、50の一部または全ての表面を撥水
性材料にて構成する。 (5)カス容器40およびカスをカス容器40へ送り出
して廃棄するまでの通路の一部または全ての表面を撥水
性材料にて構成する。 (6)廃液容器48の一部または全ての表面を撥水性材
料にて構成する。 (7)飲料管44(ノズル)の一部または全ての表面を
撥水性材料にて構成する。 (8)カップ取出部の一部であるカップ受(カップトレ
イ)45の一部または全ての表面を撥水性材料にて構成
する。 (9)カップホルダーの一部または全ての表面を撥水性
材料にて構成する。
【0040】図3は、本発明の第3の実施の形態に係る
飲料等の供給装置51の説明図である。図3において、
51はポストミックス式飲料供給装置の本体であり、こ
の本体51は外箱52と内箱53との間に断熱材54を
充填して形成する。55は仕切壁であり、本体51を商
品として販売するコーラやジュースなどの原料タンクで
あるシロップタンクa・b・cおよびこれらシロップタ
ンク内の液体を所定濃度に希釈するための水道水を適量
貯溜するシスターン56、さらにはこれらシロップタン
クa・b・cやシスターン56を接続するための液体回
路57などをしかるべき定位置に収納するための収納室
58と、この収納室58を常時3℃前後に冷却するため
に必要な圧縮機59や凝縮器60などを含む冷却ユニッ
トを収納する機械室61とに区画できるように構成す
る。
【0041】また、シスターン56には、図示しない水
位制御装置を設け、シスターン56内の水位が所定レベ
ル以下になると水管62に設ける電磁弁63を開弁し、
所定レベル以上になるとこれを閉弁するように構成し
て、所定の水量を常時保有できるように構成する。64
はカーボネータであり、加圧ポンプ65を介してシスタ
ーン56より水を導入すると共に、図示しないガスボン
ベよりガス管を介して二酸化炭素を導入し、炭酸水を作
るものである。
【0042】66は、シロップタンクa・b・c内のシ
ロップ液を上記炭酸水と混合して販売口(カップ取出
部)67内のドリップトレイ(カップトレイ)68上に
載置したカップ69に供給するとき付勢する液体供給用
の電磁弁である。
【0043】70は、ドリップトレイ68上に載置した
カップ69へ顧客などの要望により所定量の氷片を供給
するための製氷機である。71は、ドリップトレイ68
上に載置したコップ69に供給するときや、販売口67
よりカップ69を取り出すときにドリップトレイ68上
に零れた液体を自動販売機の下方の機械室61内に設け
た、密閉式の廃液容器72へ導くための廃液管である。
廃液容器72には飲料の後だれ、サニテーション時など
に発生する廃液なども収容される。
【0044】以上の構成の飲料供給装置を使用すると原
料タンクのシロップタンクa・b・cの外壁面J、天面
K、図示しない蓋など、およびシロップタンクa・b・
cの周辺の部品(水管62、電磁弁63、シスターン5
6、液体回路57、カーボネータ64、加圧ポンプ6
5、液体供給用の電磁弁66、製氷機70など)の表面
はシロップの補給時などに飛び散ったり、滴下したり、
こぼしたりするシロップで汚されてシロップが付着・固
着し易い。また、シロップタンクa・b・c内のシロッ
プ液を上記炭酸水と混合してカップ69にノズルから供
給するとき、このノズルの表面やカップホルダーの表面
や販売口(カップ取出部)67の表面にはシロップ液が
飛散して付着・固着し易く、カップステージ、スノコな
どからなるドリップトレイ(カップトレイ)68、カッ
プ取出扉73、廃液管71の表面はカップ69にシロッ
プ液を供給するとき飛散したり、カップ69から溢れた
シロップ液や販売口67よりカップ69を取り出すとき
にこぼれたシロップ液が付着・固着し易く、廃液容器7
2の内表面や外表面にシロップ液が付着・固着し易い。
廃液容器72の内表面や外表面、廃液管71の内表面や
外表面にシロップ液などが付着・固着して放置すると微
生物が繁殖するなどして異臭、悪臭の原因となる。
【0045】そこで本発明においては、これらの部品自
体をフッ素系樹脂、ポリエチレン樹脂などのポリオレフ
ィン系樹脂、ポリジメチルシロキサン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミド樹脂などの撥水性
材料で形成するか、あるいはステンレススチール、アル
ミニウムあるいはアルミニウム合金、銅あるいは銅合金
などの金属製あるいはABS樹脂などの合成樹脂製のこ
れらの部品の表面に前記撥水性材料を積層またはコーテ
イングすることにより、これらの部品の表面にシロップ
液が付着したり固着したりし難くなるとともに、これら
の部品の表面にシロップ液が付着したり固着したりして
も拭ったり、水やお湯をかけるだけで容易に汚れを落と
すことができる。
【0046】本発明においては、下記の実施態様を包含
する。 (1)各ノズルの一部または全ての表面を撥水性材料に
て構成する。 (2)販売口(カップ取出部)67の一部または全ての
表面を撥水性材料にて構成する。 (3)販売口(カップ取出部)67のドリップトレイ
(カップトレイ)68、販売口(カップ取出部)67を
画成する側壁74、カップ取出扉73の一部または全て
の表面を撥水性材料にて構成する。 (4)カップホルダーの一部または全ての表面を撥水性
材料にて構成する。 (5)原料タンクのシロップタンクa・b・cの外壁面
J、天面K、蓋の一部または全ての表面を撥水性材料に
て構成する。 (6)廃液容器72の内表面や外表面、廃液管71の内
表面や外表面の一部または全ての表面を撥水性材料にて
構成する。
【0047】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮するものではない。又、本発明の各
部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の
技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば、飲料
等の供給装置の函体自身の内面の一部または全ての表面
を撥水性材料にて構成することができる。
【0048】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の飲料等の供給装
置は、供給装置内で飲料原料や飲料が飛散したりこぼれ
たりして付着・固着して汚染される部品自体を撥水性材
料で形成するか、部品の表面に撥水性材料を積層または
コーテイングするので、部品の表面に飲料原料や飲料が
付着したり固着したりし難くなるとともに、部品の表面
に飲料原料や飲料が付着したり固着したりしても拭いた
り、水やお湯をかけるだけで容易に汚れを落とし、洗
浄、清掃でき、メンテナンスの手間を簡略化できる。
【0049】本発明の請求項2記載の飲料等の供給装置
は、飲料を注出するノズルの外表面を撥水性材料にて構
成したので、ノズルの表面に飲料原料や飲料が付着した
り固着したりしても拭いたり、水やお湯をかけるだけで
容易に汚れを落とし、洗浄、清掃でき、メンテナンスの
手間を簡略化できる。
【0050】本発明の請求項3記載の飲料等の供給装置
は、カップ取出部の一部または全ての表面を撥水性材料
にて構成したので、カップ取出部の表面に飲料原料や飲
料が付着したり固着したりしても拭いたり、水やお湯を
かけるだけで容易に汚れを落とし、洗浄、清掃でき、メ
ンテナンスの手間を簡略化できる。
【0051】本発明の請求項4記載の飲料等の供給装置
は、カップ取出部のカップを載置するカップトレイ、該
カップ取出部を画成する側壁および該カップ取出部を外
部から遮蔽するカップ取出扉の何れかまたは全ての表面
を撥水性材料にて構成したので、これらの部品の表面に
飲料原料や飲料が付着したり固着したりしても拭いた
り、水やお湯をかけるだけで容易に汚れを落とし、洗
浄、清掃でき、メンテナンスの手間を簡略化できる。
【0052】本発明の請求項5記載の飲料等の供給装置
は、カップ取出部に取り出されたカップを保持するカッ
プホルダの表面を撥水性材料にて構成したので、カップ
ホルダのの表面に飲料原料や飲料が付着したり固着した
りしても拭いたり、水やお湯をかけるだけで容易に汚れ
を落とし、洗浄、清掃でき、メンテナンスの手間を簡略
化できる。
【0053】本発明の請求項6記載の飲料等の供給装置
は、ノズルを配置した部分の壁面、天面およびハンドル
の何れかまたは全ての表面を撥水性材料にて構成したの
で、これらの部品の表面に飲料原料や飲料が付着したり
固着したりしても拭いたり、水やお湯をかけるだけで容
易に汚れを落とし、洗浄、清掃でき、メンテナンスの手
間を簡略化できる。
【0054】本発明の請求項7記載の飲料等の供給装置
は、飲料原料を使用して湯もしくは水にて抽出する部品
の一部または全ての表面を撥水性材料にて構成したの
で、この部品の表面に飲料原料や飲料が付着したり固着
したりしても拭いたり、水やお湯をかけるだけで容易に
汚れを落とし、洗浄、清掃でき、メンテナンスの手間を
簡略化できる。
【0055】本発明の請求項8記載の飲料等の供給装置
は、副原料を混合する部品の一部または全ての表面を撥
水性材料にて構成したので、この部品の表面に飲料原料
や飲料が付着したり固着したりしても拭いたり、水やお
湯をかけるだけで容易に汚れを落とし、洗浄、清掃で
き、メンテナンスの手間を簡略化できる。
【0056】本発明の請求項9記載の飲料等の供給装置
は、飲料等の原料を粉砕して飲料原料を作る部品の一部
または全ての表面を撥水性材料にて構成したので、この
部品の表面に飲料原料や飲料が付着したり固着したりし
ても拭いたり、水やお湯をかけるだけで容易に汚れを落
とし、洗浄、清掃でき、メンテナンスの手間を簡略化で
きる。
【0057】本発明の請求項10記載の飲料等の供給装
置は、飲料原料を定量体積分搬出する部品の一部または
全ての表面を撥水性材料にて構成したので、この部品の
表面に飲料原料や飲料が付着したり固着したりしても拭
いたり、水やお湯をかけるだけで容易に汚れを落とし、
洗浄、清掃でき、メンテナンスの手間を簡略化できる。
【0058】本発明の請求項11記載の飲料等の供給装
置は、カスをカス容器に送り出して廃棄するまでの通路
もしくはカス容器の一部または全ての表面を撥水性材料
にて構成したので、これらの部品の表面に飲料原料や飲
料が付着したり固着したりしても拭いたり、水やお湯を
かけるだけで容易に汚れを落とし、洗浄、清掃でき、メ
ンテナンスの手間を簡略化できる。
【0059】本発明の請求項12記載の飲料等の供給装
置は、飲料の後だれもしくはサニテーション時などに発
生する廃液を収容する廃液容器の一部または全ての表面
を撥水性材料にて構成したので、これらの部品の表面に
飲料原料や飲料が付着したり固着したりしても拭いた
り、水やお湯をかけるだけで容易に汚れを落とし、洗
浄、清掃でき、メンテナンスの手間を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る飲料等の供給
装置を示す説明図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る飲料等の供給
装置を示す説明図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る飲料等の供給
装置を示す説明図である。
【符号の説明】 21、51 飲料等の供給装置 7 ビールディスペンサ 8 注出コック A ノズル B、E、G、J 壁面 C、F、H、K 天面 D ハンドル M ミル 14 排水皿 23 原料搬出装置 24 副原料搬出装置 26 抽出器 29 混合器 35、36 搬出器 37 漏斗 38 チャンバー 40 カス容器 44 飲料管(ノズル) 45 カップ受(カップトレイ) 46 カップ収納装置 48 廃液容器 49、50 オーガ a・b・c シロップタンク(原料タンク) 56 シスターン 57 液体回路 62 水管 63 電磁弁 64 カーボネータ 65 加圧ポンプ 66 液体供給用の電磁弁 67 販売口(カップ取出部) 68 ドリップトレイ(カップトレイ) 70 製氷機 71 廃液管 72 廃液容器 73 カップ取出扉 74 カップ取出部を画成する側壁

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料原料から調製された飲料あるいは予
    め調製された飲料を供給する飲料等の供給装置におい
    て、供給装置内で飲料原料や飲料が飛散したりこぼれた
    りして付着・固着する部品の表面を撥水性材料にて構成
    したことを特徴とする飲料等の供給装置。
  2. 【請求項2】 飲料原料から調製された飲料あるいは予
    め調製された飲料を供給する飲料等の供給装置におい
    て、飲料を注出するノズルの外表面を撥水性材料にて構
    成したことを特徴とする飲料等の供給装置。
  3. 【請求項3】 原料タンクに収納されている飲料等の原
    料を小出しして飲料を調製する一方、カップ収納装置か
    らカップ取出部に取り出したカップに調製した飲料を注
    出して販売に供する飲料等の供給装置において、前記カ
    ップ取出部の一部または全ての表面を撥水性材料にて構
    成したことを特徴とする飲料等の供給装置。
  4. 【請求項4】 前記カップ取出部はカップを載置するカ
    ップトレイ、該カップ取出部を画成する側壁および該カ
    ップ取出部を外部から遮蔽するカップ取出扉を具備して
    おり、これら部品の何れかまたは全ての表面を撥水性材
    料にて構成したことを特徴とする請求項3記載の飲料等
    の供給装置。
  5. 【請求項5】 原料タンクに収納されている飲料等の原
    料を小出しして飲料を調製する一方、カップ収納装置か
    らカップ取出部に取り出したカップに調製した飲料を注
    出して販売に供する飲料等の供給装置において、前記カ
    ップ取出部に取り出されたカップを保持するカップホル
    ダの表面を撥水性材料にて構成したことを特徴とする飲
    料等の供給装置。
  6. 【請求項6】 原料タンクに収納されている予め調製さ
    れた飲料をハンドルの操作によりノズルから供給する飲
    料等の供給装置において、前記ノズルを配置した部分の
    壁面、天面および前記ハンドルの何れかまたは全ての表
    面を撥水性材料にて構成したことを特徴とする飲料等の
    供給装置。
  7. 【請求項7】 飲料原料を使用して湯もしくは水にて抽
    出する部品の一部または全ての表面を撥水性材料にて構
    成したことを特徴とする請求項1記載の飲料等の供給装
    置。
  8. 【請求項8】 飲料原料を使用して湯もしくは水にて抽
    出された飲料に副原料を混合する部品の一部または全て
    の表面を撥水性材料にて構成したことを特徴とする請求
    項1記載の飲料等の供給装置。
  9. 【請求項9】 飲料等の原料を粉砕して飲料原料を作る
    部品の一部または全ての表面を撥水性材料にて構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の飲料等の供給装置。
  10. 【請求項10】 飲料原料を定量体積分搬出する部品の
    一部または全ての表面を撥水性材料にて構成したことを
    特徴とする請求項1記載の飲料等の供給装置。
  11. 【請求項11】 飲料原料を使用して湯もしくは水にて
    抽出した後のカスをカス容器に送り出して廃棄するまで
    の通路もしくはカス容器の一部または全ての表面を撥水
    性材料にて構成したことを特徴とする請求項1記載の飲
    料等の供給装置。
  12. 【請求項12】 飲料の後だれもしくはサニテーション
    時などに発生する廃液を収容する廃液容器の一部または
    全ての表面を撥水性材料にて構成したことを特徴とする
    請求項1記載の飲料等の供給装置。
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