JP2003123136A - 飲料提供装置 - Google Patents
飲料提供装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 攪拌具79の十分な殺菌効果を得て、衛生状態
を保てる飲料提供装置を提供する。 【解決手段】 飲料提供手段によってカップC内に飲料
を提供し、攪拌手段27の攪拌具79をカップC内に入れて
飲料を攪拌する。氷供給手段24から供給する氷をホッパ
83でカップC内へ送り込む。攪拌具79は、ホッパ83内に
位置する待機位置とカップC内に進入して攪拌する攪拌
位置との間を移動する。飲料提供動作の待機中に、ホッ
パ83内に殺菌手段88から殺菌液を噴霧し、攪拌具79およ
びホッパ83内を殺菌する。殺菌手段88から殺菌液を噴霧
する時期は、飲料提供動作後に次の飲料提供動作がなさ
れずに所定時間が経過したときとする。
を保てる飲料提供装置を提供する。 【解決手段】 飲料提供手段によってカップC内に飲料
を提供し、攪拌手段27の攪拌具79をカップC内に入れて
飲料を攪拌する。氷供給手段24から供給する氷をホッパ
83でカップC内へ送り込む。攪拌具79は、ホッパ83内に
位置する待機位置とカップC内に進入して攪拌する攪拌
位置との間を移動する。飲料提供動作の待機中に、ホッ
パ83内に殺菌手段88から殺菌液を噴霧し、攪拌具79およ
びホッパ83内を殺菌する。殺菌手段88から殺菌液を噴霧
する時期は、飲料提供動作後に次の飲料提供動作がなさ
れずに所定時間が経過したときとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カップ入り飲料を
提供する飲料提供装置に関する。
提供する飲料提供装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、飲料提供装置としては、カップに
飲料を提供して販売するカップ式飲料自動販売機があ
り、このカップ式飲料自動販売機では、飲料提供動作時
に、カップ内に飲料の粉末状の原料を供給するとともに
湯水または冷水を供給した後、カップ内に攪拌具を進入
させて回転させ、カップ内で原料と湯水または冷水とを
攪拌混合して飲料を調合している。
飲料を提供して販売するカップ式飲料自動販売機があ
り、このカップ式飲料自動販売機では、飲料提供動作時
に、カップ内に飲料の粉末状の原料を供給するとともに
湯水または冷水を供給した後、カップ内に攪拌具を進入
させて回転させ、カップ内で原料と湯水または冷水とを
攪拌混合して飲料を調合している。
【0003】このようなカップ内混合方式では、多種の
飲料を販売する場合、飲料種類毎の香りが攪拌具に残っ
て別の種類の飲料に香り移りが生じるのを防止するため
に、一定時間毎または設定された時刻になると、飲料提
供動作の待機中に、湯水または冷水を攪拌具に放出して
洗浄している。洗浄に用いられた湯水または冷水は排水
液として回収され、カップ式自動販売機内に配置されて
カップ式自動販売機内で発生するドレン液を回収するバ
ケツなどの排水容器に溜められる。排水容器に溜められ
た排水液はカップ式自動販売機をメンテナンスする係員
によって排水処理されるが、係員によって排水処理する
前に排水容器が満杯になった場合には、排水液が排水容
器からこぼれて流出するのを防止するため、排水容器が
満杯になったことを検知した時点でそれ以降の販売動作
を停止している。
飲料を販売する場合、飲料種類毎の香りが攪拌具に残っ
て別の種類の飲料に香り移りが生じるのを防止するため
に、一定時間毎または設定された時刻になると、飲料提
供動作の待機中に、湯水または冷水を攪拌具に放出して
洗浄している。洗浄に用いられた湯水または冷水は排水
液として回収され、カップ式自動販売機内に配置されて
カップ式自動販売機内で発生するドレン液を回収するバ
ケツなどの排水容器に溜められる。排水容器に溜められ
た排水液はカップ式自動販売機をメンテナンスする係員
によって排水処理されるが、係員によって排水処理する
前に排水容器が満杯になった場合には、排水液が排水容
器からこぼれて流出するのを防止するため、排水容器が
満杯になったことを検知した時点でそれ以降の販売動作
を停止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カップ内混
合方式では、攪拌具をカップ内に入れて攪拌するため
に、攪拌具の衛生状態を十分に保つ必要がある。
合方式では、攪拌具をカップ内に入れて攪拌するため
に、攪拌具の衛生状態を十分に保つ必要がある。
【0005】この攪拌具の衛生状態を十分に保つために
は、攪拌具に対して十分な量の湯水を放出して洗浄する
必要があり、それに伴って排水液の量が多くなり、排水
容器が早期に満杯になりやすく、販売停止となって販売
機会が減少する問題がある。
は、攪拌具に対して十分な量の湯水を放出して洗浄する
必要があり、それに伴って排水液の量が多くなり、排水
容器が早期に満杯になりやすく、販売停止となって販売
機会が減少する問題がある。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、多量の排水液が発生せずに、攪拌具の十分な殺菌
効果が得られて衛生状態を保つことができる飲料提供装
置を提供することを目的とする。
ので、多量の排水液が発生せずに、攪拌具の十分な殺菌
効果が得られて衛生状態を保つことができる飲料提供装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の飲料提供
装置は、カップ内に飲料を提供する飲料提供手段と、前
記カップ内に提供された飲料を攪拌する攪拌具を有する
攪拌手段と、飲料提供動作の待機中に前記攪拌具に殺菌
液を噴霧する殺菌手段とを具備しているものである。
装置は、カップ内に飲料を提供する飲料提供手段と、前
記カップ内に提供された飲料を攪拌する攪拌具を有する
攪拌手段と、飲料提供動作の待機中に前記攪拌具に殺菌
液を噴霧する殺菌手段とを具備しているものである。
【0008】そして、この構成では、飲料提供動作の待
機中に、攪拌具に対して殺菌手段から殺菌液を噴霧する
ので、多量の排水液が発生せずに、攪拌具の十分な殺菌
効果が得られて衛生状態が保たれる。
機中に、攪拌具に対して殺菌手段から殺菌液を噴霧する
ので、多量の排水液が発生せずに、攪拌具の十分な殺菌
効果が得られて衛生状態が保たれる。
【0009】請求項2記載の飲料提供装置は、請求項1
記載の飲料提供装置において、氷を供給する氷供給手段
と、この氷供給手段から供給される氷をカップ内へ送り
込むホッパとを具備し、攪拌手段の攪拌具は、前記ホッ
パ内に位置する待機位置と前記カップ内に進入して攪拌
する攪拌位置との間を移動し、殺菌手段は、前記攪拌具
がホッパ内の待機位置に位置する状態でホッパ内に殺菌
液を噴霧するものである。
記載の飲料提供装置において、氷を供給する氷供給手段
と、この氷供給手段から供給される氷をカップ内へ送り
込むホッパとを具備し、攪拌手段の攪拌具は、前記ホッ
パ内に位置する待機位置と前記カップ内に進入して攪拌
する攪拌位置との間を移動し、殺菌手段は、前記攪拌具
がホッパ内の待機位置に位置する状態でホッパ内に殺菌
液を噴霧するものである。
【0010】そして、この構成では、飲料提供動作の待
機中に攪拌具が位置するとともに氷供給手段から供給さ
れる氷をカップに送り込むホッパ内に、殺菌手段から殺
菌液を噴霧するので、攪拌具とともにホッパ内の十分な
殺菌効果が得られて衛生状態が保たれる。
機中に攪拌具が位置するとともに氷供給手段から供給さ
れる氷をカップに送り込むホッパ内に、殺菌手段から殺
菌液を噴霧するので、攪拌具とともにホッパ内の十分な
殺菌効果が得られて衛生状態が保たれる。
【0011】請求項3記載の飲料提供装置は、請求項1
または2記載の飲料提供装置において、殺菌手段は、殺
菌液を貯留する容器、殺菌液を噴霧するノズル、容器か
らノズルに殺菌液が通る配管経路、およびこの配管経路
中に設けられ殺菌液をノズルへ送り込むポンプを有して
いるものである。
または2記載の飲料提供装置において、殺菌手段は、殺
菌液を貯留する容器、殺菌液を噴霧するノズル、容器か
らノズルに殺菌液が通る配管経路、およびこの配管経路
中に設けられ殺菌液をノズルへ送り込むポンプを有して
いるものである。
【0012】そして、この構成では、殺菌手段のポンプ
の作動により容器内の殺菌液を配管経路を通じてノズル
から噴霧できる。
の作動により容器内の殺菌液を配管経路を通じてノズル
から噴霧できる。
【0013】請求項4記載の飲料提供装置は、請求項1
ないし3いずれか記載の飲料提供装置において、飲料提
供動作後の経過時間を計時するタイマ手段と、飲料提供
動作後に次の飲料提供動作がなされずに前記タイマ手段
によって所定時間が経過したとき、殺菌手段により殺菌
液を噴霧させる制御手段とを具備しているものである。
ないし3いずれか記載の飲料提供装置において、飲料提
供動作後の経過時間を計時するタイマ手段と、飲料提供
動作後に次の飲料提供動作がなされずに前記タイマ手段
によって所定時間が経過したとき、殺菌手段により殺菌
液を噴霧させる制御手段とを具備しているものである。
【0014】そして、この構成では、飲料提供動作後に
次の飲料提供動作がなされずに所定時間が経過したと
き、殺菌手段により殺菌液を噴霧させるので、例えば攪
拌具が乾燥した状態で殺菌液を噴霧することにより、少
量の殺菌液で十分な殺菌効果が得られる。
次の飲料提供動作がなされずに所定時間が経過したと
き、殺菌手段により殺菌液を噴霧させるので、例えば攪
拌具が乾燥した状態で殺菌液を噴霧することにより、少
量の殺菌液で十分な殺菌効果が得られる。
【0015】請求項5記載の飲料提供装置は、請求項1
ないし4いずれか記載の飲料提供装置において、殺菌液
は揮発性を有するものである。
ないし4いずれか記載の飲料提供装置において、殺菌液
は揮発性を有するものである。
【0016】そして、この構成では、殺菌液が揮発性を
有することにより、噴霧される殺菌液は攪拌具などを殺
菌した後に気化してしまうので、排水液の発生が無くな
る。
有することにより、噴霧される殺菌液は攪拌具などを殺
菌した後に気化してしまうので、排水液の発生が無くな
る。
【0017】請求項6記載の飲料提供装置は、請求項5
記載の飲料提供装置において、殺菌液にアルコール液が
用いられるものである。
記載の飲料提供装置において、殺菌液にアルコール液が
用いられるものである。
【0018】そして、この構成では、殺菌液にアルコー
ル液を用いることにより、殺菌性と揮発性との両方の効
果が得られる。
ル液を用いることにより、殺菌性と揮発性との両方の効
果が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0020】図1は飲料提供装置の一部の構成図、図2
は飲料提供装置の全体の構成図、図3は飲料提供装置の
販売および殺菌の処理動作を説明するフローチャートで
ある。
は飲料提供装置の全体の構成図、図3は飲料提供装置の
販売および殺菌の処理動作を説明するフローチャートで
ある。
【0021】図2において、飲料提供装置としては、カ
ップC内に飲料を調合して販売するカップ式飲料自動販
売機を示し、図示しない機体の前面に販売口が形成さ
れ、この販売口の後方にカップステーション11が配設さ
れている。
ップC内に飲料を調合して販売するカップ式飲料自動販
売機を示し、図示しない機体の前面に販売口が形成さ
れ、この販売口の後方にカップステーション11が配設さ
れている。
【0022】機体内には、カップCを供給するカップ供
給手段12、飲料の原料を供給する複数の原料供給手段1
3、およびカップCを搬送するカップ搬送手段14が配設
されている。
給手段12、飲料の原料を供給する複数の原料供給手段1
3、およびカップCを搬送するカップ搬送手段14が配設
されている。
【0023】各原料供給手段13は、例えばインスタント
コーヒー、紅茶、ココア、砂糖およびミルクなどの各種
の飲料種類の粉末状の原料をそれぞれ収納するとともに
飲料種類に応じた量の原料を送出するキャニスタ16、お
よびキャニスタ16から送り出される原料を受け入れて原
料供給位置に導く原料シュート17を有している。
コーヒー、紅茶、ココア、砂糖およびミルクなどの各種
の飲料種類の粉末状の原料をそれぞれ収納するとともに
飲料種類に応じた量の原料を送出するキャニスタ16、お
よびキャニスタ16から送り出される原料を受け入れて原
料供給位置に導く原料シュート17を有している。
【0024】カップ搬送手段14は、販売動作時に、カッ
プ供給手段12からカップCを受け取り、このカップCを
原料供給手段13からの原料供給位置に搬送して原料を受
け入れ、原料を受け入れたカップCをカップステーショ
ン11に搬送する。
プ供給手段12からカップCを受け取り、このカップCを
原料供給手段13からの原料供給位置に搬送して原料を受
け入れ、原料を受け入れたカップCをカップステーショ
ン11に搬送する。
【0025】また、機体内には、水源に接続される給水
部21、湯を供給する湯供給手段22、冷水を供給する冷水
供給手段23、氷を供給する氷供給手段24、シロップ原料
を供給するシロップ原料供給手段25、炭酸水を供給する
炭酸水供給手段26、およびカップC内の内容物を攪拌し
て飲料を調合する攪拌手段27が配設されている。そし
て、原料供給手段13、湯供給手段22冷水供給手段23、氷
供給手段24、シロップ原料供給手段25および炭酸水供給
手段26などによって、カップC内に飲料を提供する飲料
提供手段28が構成されている。
部21、湯を供給する湯供給手段22、冷水を供給する冷水
供給手段23、氷を供給する氷供給手段24、シロップ原料
を供給するシロップ原料供給手段25、炭酸水を供給する
炭酸水供給手段26、およびカップC内の内容物を攪拌し
て飲料を調合する攪拌手段27が配設されている。そし
て、原料供給手段13、湯供給手段22冷水供給手段23、氷
供給手段24、シロップ原料供給手段25および炭酸水供給
手段26などによって、カップC内に飲料を提供する飲料
提供手段28が構成されている。
【0026】給水部21は、水源に接続される給水管30を
有し、この給水管30の途中にバルブ31,32を介して水フ
ィルタ33が接続され、給水管30の先端が水リザーバ34に
接続され、この水リザーバ34に常に一定量の水が貯留さ
れる。
有し、この給水管30の途中にバルブ31,32を介して水フ
ィルタ33が接続され、給水管30の先端が水リザーバ34に
接続され、この水リザーバ34に常に一定量の水が貯留さ
れる。
【0027】湯供給手段22は、所定温度に沸き上げた湯
を貯留する湯タンク37を有し、この湯タンク37には、水
リザーバ34内の水が給水ポンプ38により水リザーバ39を
有する給水経路40を通じて送り込まれる。湯タンク37内
の湯は、出湯電磁弁41の開放によってリザーバ42を有す
る出湯経路43を通じて出湯される。出湯経路43には加圧
液供給手段44が接続され、この加圧液供給手段44は、リ
ザーバ42内の湯を加圧して送出する加圧ポンプ45、およ
びこの加圧ポンプ45で加圧された加圧液つまり加圧湯を
カップステーション11へ導く加圧液流路46を有してい
る。加圧液流路46の先端側には逆止弁47を介してノズル
48が接続され、このノズル48からカップステーション11
に搬送された原料入りのカップC内に加圧湯が吐出され
る。
を貯留する湯タンク37を有し、この湯タンク37には、水
リザーバ34内の水が給水ポンプ38により水リザーバ39を
有する給水経路40を通じて送り込まれる。湯タンク37内
の湯は、出湯電磁弁41の開放によってリザーバ42を有す
る出湯経路43を通じて出湯される。出湯経路43には加圧
液供給手段44が接続され、この加圧液供給手段44は、リ
ザーバ42内の湯を加圧して送出する加圧ポンプ45、およ
びこの加圧ポンプ45で加圧された加圧液つまり加圧湯を
カップステーション11へ導く加圧液流路46を有してい
る。加圧液流路46の先端側には逆止弁47を介してノズル
48が接続され、このノズル48からカップステーション11
に搬送された原料入りのカップC内に加圧湯が吐出され
る。
【0028】冷水供給手段23は、冷却水を貯留する冷却
水槽52、およびこの冷却水槽52の冷却水中に配置される
冷却コイル53を設けた出水管54を有し、水リザーバ34内
の水が水ポンプ55により冷却コイル53に送られてこの冷
却コイル53を通過する間に冷却水との間で熱交換して冷
却される。冷却された冷水は出水管54の出水電磁弁56の
開放によってカップステーション11のカップC内に供給
される。なお、冷却水槽52には給水管路40の途中に設け
たバルブ57の開放によって冷却水用の水が供給され、ま
た、冷却水槽52の冷却水は図示しない冷却手段によって
冷却される。
水槽52、およびこの冷却水槽52の冷却水中に配置される
冷却コイル53を設けた出水管54を有し、水リザーバ34内
の水が水ポンプ55により冷却コイル53に送られてこの冷
却コイル53を通過する間に冷却水との間で熱交換して冷
却される。冷却された冷水は出水管54の出水電磁弁56の
開放によってカップステーション11のカップC内に供給
される。なお、冷却水槽52には給水管路40の途中に設け
たバルブ57の開放によって冷却水用の水が供給され、ま
た、冷却水槽52の冷却水は図示しない冷却手段によって
冷却される。
【0029】氷供給手段24は、水リザーバ34からの水の
供給を受けて製氷する製氷機60を有し、この製氷機60で
製氷された氷が、氷通路61の電磁弁62の開放によってカ
ップステーション11のカップC内に供給される。
供給を受けて製氷する製氷機60を有し、この製氷機60で
製氷された氷が、氷通路61の電磁弁62の開放によってカ
ップステーション11のカップC内に供給される。
【0030】シロップ原料供給手段25は、例えばジュー
ス原液などの濃縮液体状のシロップ原料を収納する複数
のシロップ原料容器65を有し、これら各シロップ原料容
器65に各供給管路66の一端が接続され、各供給管路66の
他端がカップステーション11上に配置されている。各供
給管路66の途中にはシロップ原料容器65からシロップ原
液を吸引してカップステーション11側へ移送するシロッ
プポンプ67が配設され、各供給管路66の途中はシロップ
原料を冷却するために冷却水槽52の冷却水中を通過する
ように配設され、各供給管路66のカップステーション11
側の先端近傍には逆止弁68が配設されている。そして、
シロップポンプ67の駆動によってシロップ原料がカップ
ステーション11のカップC内に供給される。なお、シロ
ップ原料を使用する飲料は、主としてコールド飲料であ
り、シロップ原料に対して、冷水、炭酸水、氷が選択的
に混合されて飲料が調合される。
ス原液などの濃縮液体状のシロップ原料を収納する複数
のシロップ原料容器65を有し、これら各シロップ原料容
器65に各供給管路66の一端が接続され、各供給管路66の
他端がカップステーション11上に配置されている。各供
給管路66の途中にはシロップ原料容器65からシロップ原
液を吸引してカップステーション11側へ移送するシロッ
プポンプ67が配設され、各供給管路66の途中はシロップ
原料を冷却するために冷却水槽52の冷却水中を通過する
ように配設され、各供給管路66のカップステーション11
側の先端近傍には逆止弁68が配設されている。そして、
シロップポンプ67の駆動によってシロップ原料がカップ
ステーション11のカップC内に供給される。なお、シロ
ップ原料を使用する飲料は、主としてコールド飲料であ
り、シロップ原料に対して、冷水、炭酸水、氷が選択的
に混合されて飲料が調合される。
【0031】炭酸水供給手段26は、冷却水槽52の冷却水
中に炭酸水容器71が配置され、この炭酸水容器71内では
冷却コイル53を通過して冷水ニードル72を通じて導かれ
る冷水の一部および炭酸ボンベ73から炭酸ガスがそれぞ
れ供給されて炭酸水が作られ、この炭酸水が炭酸水供給
管74の電磁弁75の開放によってカップステーション11に
搬送されるカップC内に供給される。
中に炭酸水容器71が配置され、この炭酸水容器71内では
冷却コイル53を通過して冷水ニードル72を通じて導かれ
る冷水の一部および炭酸ボンベ73から炭酸ガスがそれぞ
れ供給されて炭酸水が作られ、この炭酸水が炭酸水供給
管74の電磁弁75の開放によってカップステーション11に
搬送されるカップC内に供給される。
【0032】攪拌手段27は、カップステーション11の上
方に配設され、回転軸78の先端に取り付けられた例えば
インペラなどの攪拌具79、およびこの攪拌具79を回転軸
78を介して回転駆動するとともに昇降させる攪拌具駆動
部80を有している。攪拌具79は、上昇位置を待機位置と
し、下降位置を攪拌位置とし、攪拌位置に下降した際に
カップステーション11に配置されたカップC内に進入し
て内容物を攪拌混合する。
方に配設され、回転軸78の先端に取り付けられた例えば
インペラなどの攪拌具79、およびこの攪拌具79を回転軸
78を介して回転駆動するとともに昇降させる攪拌具駆動
部80を有している。攪拌具79は、上昇位置を待機位置と
し、下降位置を攪拌位置とし、攪拌位置に下降した際に
カップステーション11に配置されたカップC内に進入し
て内容物を攪拌混合する。
【0033】また、図1に示すように、カップステーシ
ョン11の上方には、氷供給手段24から供給される氷を受
け入れてカップC内へ送り込むホッパ83が配設されてい
る。このホッパ83には、側部に氷供給手段24から供給さ
れる氷を受け入れる氷受入口84が開口形成され、カップ
Cの上方に臨む下部に氷をカップC内に放出する氷放出
口85が形成されている。
ョン11の上方には、氷供給手段24から供給される氷を受
け入れてカップC内へ送り込むホッパ83が配設されてい
る。このホッパ83には、側部に氷供給手段24から供給さ
れる氷を受け入れる氷受入口84が開口形成され、カップ
Cの上方に臨む下部に氷をカップC内に放出する氷放出
口85が形成されている。
【0034】攪拌手段27の攪拌具79は、氷放出口85を通
じて上下方向に移動可能とし、飲料提供動作の待機中に
はホッパ83内の待機位置に位置され、攪拌動作時にはカ
ップC内に進入する攪拌位置に位置される。
じて上下方向に移動可能とし、飲料提供動作の待機中に
はホッパ83内の待機位置に位置され、攪拌動作時にはカ
ップC内に進入する攪拌位置に位置される。
【0035】また、ホッパ83の位置には、ホッパ83内お
よびこのホッパ83内で待機する攪拌具79に殺菌液を噴霧
して殺菌する殺菌手段88が配設されている。この殺菌手
段88は、殺菌液を貯留する容器89を有し、この容器89か
ら殺菌液を抽出する配管経路としてのチューブ90の一端
側が接続され、このチューブ90の他端側に殺菌液を噴霧
するノズル91に接続され、チューブ90の途中に殺菌液を
容器89内からノズル91へ送り込むポンプ92が配設されて
いる。ノズル91は、ホッパ83内に臨んで設置されている
とともに、攪拌具79とともにホッパ83の内面の氷受入口
84などを含む氷の通路に対して殺菌液を噴霧できるよう
に設置されている。殺菌液には、例えばアルコール液な
どの殺菌性および揮発性を有する溶剤が用いられる。
よびこのホッパ83内で待機する攪拌具79に殺菌液を噴霧
して殺菌する殺菌手段88が配設されている。この殺菌手
段88は、殺菌液を貯留する容器89を有し、この容器89か
ら殺菌液を抽出する配管経路としてのチューブ90の一端
側が接続され、このチューブ90の他端側に殺菌液を噴霧
するノズル91に接続され、チューブ90の途中に殺菌液を
容器89内からノズル91へ送り込むポンプ92が配設されて
いる。ノズル91は、ホッパ83内に臨んで設置されている
とともに、攪拌具79とともにホッパ83の内面の氷受入口
84などを含む氷の通路に対して殺菌液を噴霧できるよう
に設置されている。殺菌液には、例えばアルコール液な
どの殺菌性および揮発性を有する溶剤が用いられる。
【0036】殺菌手段88のポンプ92は飲料提供動作の待
機中に動作するように制御手段93によって制御される。
制御手段93は、一定時間毎に殺菌処理させる機能、一定
時刻に殺菌処理させる機能、飲料提供動作の頻度に対応
して殺菌処理させる機能を有し、これら機能のうちいず
れかが選択設定されるか、組み合わせて選択設定され
る。
機中に動作するように制御手段93によって制御される。
制御手段93は、一定時間毎に殺菌処理させる機能、一定
時刻に殺菌処理させる機能、飲料提供動作の頻度に対応
して殺菌処理させる機能を有し、これら機能のうちいず
れかが選択設定されるか、組み合わせて選択設定され
る。
【0037】制御手段93は、飲料提供動作の頻度に対応
して殺菌動作させる機能に応じて、1回の飲料提供動作
後の経過時間を計時するタイマ手段94を有し、飲料提供
動作後に次の飲料提供動作がなされずにタイマ手段94に
よって所定時間が経過したとき、殺菌手段88により殺菌
液を噴霧させるように制御する機能を有する。殺菌手段
88を行なう飲料提供動作後の経過時間は、攪拌具79やホ
ッパ83内が乾燥状態となる時間以上とすることにより、
少量の殺菌液で確実に殺菌できる。
して殺菌動作させる機能に応じて、1回の飲料提供動作
後の経過時間を計時するタイマ手段94を有し、飲料提供
動作後に次の飲料提供動作がなされずにタイマ手段94に
よって所定時間が経過したとき、殺菌手段88により殺菌
液を噴霧させるように制御する機能を有する。殺菌手段
88を行なう飲料提供動作後の経過時間は、攪拌具79やホ
ッパ83内が乾燥状態となる時間以上とすることにより、
少量の殺菌液で確実に殺菌できる。
【0038】次に、カップ入り飲料の販売動作を説明す
る。
る。
【0039】利用者により貨幣が投入され、飲料種類が
選択されることにより、まず、カップ供給手段12からカ
ップCが排出され、このカップCをカップ搬送手段14で
受け取って保持する。
選択されることにより、まず、カップ供給手段12からカ
ップCが排出され、このカップCをカップ搬送手段14で
受け取って保持する。
【0040】カップ搬送手段14によってカップCを選択
された飲料種類の飲料供給位置に移動させ、原料供給手
段13から供給される原料をカップC内に受け入れる。例
えば、コーヒー、砂糖およびミルクによって調合される
飲料の場合など、複数の原料供給手段13から原料を受け
入れる場合には、カップCを対応する原料供給位置に順
次移動させて、各原料供給手段13から供給される原料を
カップC内に受け入れる。
された飲料種類の飲料供給位置に移動させ、原料供給手
段13から供給される原料をカップC内に受け入れる。例
えば、コーヒー、砂糖およびミルクによって調合される
飲料の場合など、複数の原料供給手段13から原料を受け
入れる場合には、カップCを対応する原料供給位置に順
次移動させて、各原料供給手段13から供給される原料を
カップC内に受け入れる。
【0041】必要とする全ての原料をカップC内に受け
入れたら、カップ搬送手段14によってカップCをカップ
ステーション11に移動させる。
入れたら、カップ搬送手段14によってカップCをカップ
ステーション11に移動させる。
【0042】カップステーション11においては、湯供給
手段22から湯を、または冷水供給手段23から冷水をカッ
プC内に供給し、攪拌手段27の攪拌具79をカップC内に
挿入して回転させ、カップC内の内容物を攪拌混合して
飲料を調合し、攪拌具79を上方に退避させる。さらに、
冷飲料の場合で氷入りの場合に、氷供給装置24から氷を
カップC内に供給する。
手段22から湯を、または冷水供給手段23から冷水をカッ
プC内に供給し、攪拌手段27の攪拌具79をカップC内に
挿入して回転させ、カップC内の内容物を攪拌混合して
飲料を調合し、攪拌具79を上方に退避させる。さらに、
冷飲料の場合で氷入りの場合に、氷供給装置24から氷を
カップC内に供給する。
【0043】また、シロップ原料を使用する冷たい飲料
が選択された場合には、カップ供給手段12から供給され
るカップCをカップ搬送手段14に受け取った後、カップ
C内を空の状態のままカップステーション11に移動さ
せ、カップステーション11において、カップCに対し
て、シロップ原料供給手段25からシロップ原料をカップ
C内に供給するとともに、飲料種類に応じて、冷水供給
手段23から冷水を、炭酸水供給手段26から炭酸水をカッ
プC内に供給し、さらに、利用者の選択に応じて、氷供
給手段24から氷をカップC内に供給し、カップC内でシ
ロップ原料と冷水や炭酸水とを混合し、飲料を調合す
る。
が選択された場合には、カップ供給手段12から供給され
るカップCをカップ搬送手段14に受け取った後、カップ
C内を空の状態のままカップステーション11に移動さ
せ、カップステーション11において、カップCに対し
て、シロップ原料供給手段25からシロップ原料をカップ
C内に供給するとともに、飲料種類に応じて、冷水供給
手段23から冷水を、炭酸水供給手段26から炭酸水をカッ
プC内に供給し、さらに、利用者の選択に応じて、氷供
給手段24から氷をカップC内に供給し、カップC内でシ
ロップ原料と冷水や炭酸水とを混合し、飲料を調合す
る。
【0044】そして、カップC内での飲料の調合が完了
したら、機体の販売口を通じて、カップステーション11
内の飲料入りのカップCを取出可能とする。
したら、機体の販売口を通じて、カップステーション11
内の飲料入りのカップCを取出可能とする。
【0045】次に、図3のフローチャートを参照して販
売および殺菌の処理動作を説明する。
売および殺菌の処理動作を説明する。
【0046】販売指令があれば(ステップ1)、上述し
たように選択された飲料種類の飲料をカップC内で調合
して提供する(ステップ2)。
たように選択された飲料種類の飲料をカップC内で調合
して提供する(ステップ2)。
【0047】1回の飲料提供動作が完了したら(ステッ
プ3)、タイマ手段94による計時を開始し(ステップ
4)、次の販売指令または販売指令がない状態での所定
時間の経過に待機する(ステップ5)。
プ3)、タイマ手段94による計時を開始し(ステップ
4)、次の販売指令または販売指令がない状態での所定
時間の経過に待機する(ステップ5)。
【0048】所定時間内に次の販売指令があれば、次の
飲料提供動作に移行する。
飲料提供動作に移行する。
【0049】次の販売指令がないまま、所定時間が経過
すれば、殺菌手段88により殺菌処理する(ステップ
6)。この殺菌処理では、ポンプ92を作動させ、容器89
内の殺菌液をノズル91から攪拌具79およびホッパ83内に
噴霧して吹き付け、それら攪拌具79およびホッパ83内を
殺菌する。このとき、販売指令がない状態での経過時間
を攪拌具79やホッパ83内が乾燥状態となる時間以上とす
ることにより、少量の殺菌液で確実に殺菌できる。
すれば、殺菌手段88により殺菌処理する(ステップ
6)。この殺菌処理では、ポンプ92を作動させ、容器89
内の殺菌液をノズル91から攪拌具79およびホッパ83内に
噴霧して吹き付け、それら攪拌具79およびホッパ83内を
殺菌する。このとき、販売指令がない状態での経過時間
を攪拌具79やホッパ83内が乾燥状態となる時間以上とす
ることにより、少量の殺菌液で確実に殺菌できる。
【0050】殺菌処理が完了したら、タイマ手段94によ
る計時をリセットし(ステップ7)、次の販売指令また
は販売指令がない状態での所定時間の経過に待機する。
る計時をリセットし(ステップ7)、次の販売指令また
は販売指令がない状態での所定時間の経過に待機する。
【0051】このように、飲料提供動作の待機中に、攪
拌具79に対して殺菌手段88から殺菌液を噴霧するので、
攪拌具79の十分な殺菌効果が得られて衛生状態を保つこ
とができる。そのため、従来のように湯をかけて洗浄す
る場合に発生していた多量の排水液が発生せず、自動販
売機内で発生するドレン水を回収する排水容器が満杯に
なる機会を少なく、販売機会を増加させることができ
る。
拌具79に対して殺菌手段88から殺菌液を噴霧するので、
攪拌具79の十分な殺菌効果が得られて衛生状態を保つこ
とができる。そのため、従来のように湯をかけて洗浄す
る場合に発生していた多量の排水液が発生せず、自動販
売機内で発生するドレン水を回収する排水容器が満杯に
なる機会を少なく、販売機会を増加させることができ
る。
【0052】特に、殺菌液に殺菌性および揮発性を有す
るアルコール液を用いることにより、噴霧される殺菌液
は攪拌具79などを殺菌した後に気化してしまうので、排
水液の発生を無くすことができる。
るアルコール液を用いることにより、噴霧される殺菌液
は攪拌具79などを殺菌した後に気化してしまうので、排
水液の発生を無くすことができる。
【0053】さらに、飲料提供動作の待機中に攪拌具79
が位置するとともに氷供給手段24から供給される氷をカ
ップに送り込むホッパ83内に、殺菌手段88から殺菌液を
噴霧するので、攪拌具79とともにホッパ83内の十分な殺
菌効果が得られて衛生状態を保つことができる。
が位置するとともに氷供給手段24から供給される氷をカ
ップに送り込むホッパ83内に、殺菌手段88から殺菌液を
噴霧するので、攪拌具79とともにホッパ83内の十分な殺
菌効果が得られて衛生状態を保つことができる。
【0054】しかも、飲料提供動作後に次の飲料提供動
作がなされずに所定時間が経過したとき、殺菌手段88に
より殺菌液を噴霧させるので、攪拌具79が乾燥した状態
で殺菌液を噴霧することにより、少量の殺菌液で十分な
殺菌効果を得ることができる。
作がなされずに所定時間が経過したとき、殺菌手段88に
より殺菌液を噴霧させるので、攪拌具79が乾燥した状態
で殺菌液を噴霧することにより、少量の殺菌液で十分な
殺菌効果を得ることができる。
【0055】また、殺菌手段88による殺菌処理は、一定
時間毎に実行させたり、販売頻度の低い時間帯などの一
定時刻に実行させてもよい。
時間毎に実行させたり、販売頻度の低い時間帯などの一
定時刻に実行させてもよい。
【0056】また、上述した実施の形態に示された構成
は、貨幣の投入に伴ってカップ入り飲料を提供販売する
自動販売機の形態のみに限らず、貨幣の投入を伴なわず
にカップ入り飲料を提供する飲料提供装置にも適用でき
る。
は、貨幣の投入に伴ってカップ入り飲料を提供販売する
自動販売機の形態のみに限らず、貨幣の投入を伴なわず
にカップ入り飲料を提供する飲料提供装置にも適用でき
る。
【0057】
【発明の効果】請求項1記載の飲料提供装置によれば、
飲料提供動作の待機中に、攪拌具に対して殺菌手段から
殺菌液を噴霧するので、多量の排水液が発生せずに、攪
拌具の十分な殺菌効果が得られて衛生状態を保つことが
できる。
飲料提供動作の待機中に、攪拌具に対して殺菌手段から
殺菌液を噴霧するので、多量の排水液が発生せずに、攪
拌具の十分な殺菌効果が得られて衛生状態を保つことが
できる。
【0058】請求項2記載の飲料提供装置によれば、請
求項1記載の飲料提供装置の効果に加えて、飲料提供動
作の待機中に攪拌具が位置するとともに氷供給手段から
供給される氷をカップに送り込むホッパ内に、殺菌手段
から殺菌液を噴霧するので、攪拌具とともにホッパ内の
十分な殺菌効果が得られて衛生状態を保つことができ
る。
求項1記載の飲料提供装置の効果に加えて、飲料提供動
作の待機中に攪拌具が位置するとともに氷供給手段から
供給される氷をカップに送り込むホッパ内に、殺菌手段
から殺菌液を噴霧するので、攪拌具とともにホッパ内の
十分な殺菌効果が得られて衛生状態を保つことができ
る。
【0059】請求項3記載の飲料提供装置によれば、請
求項1または2記載の飲料提供装置の効果に加えて、殺
菌手段のポンプの作動により容器内の殺菌液を配管経路
を通じてノズルから噴霧できる。
求項1または2記載の飲料提供装置の効果に加えて、殺
菌手段のポンプの作動により容器内の殺菌液を配管経路
を通じてノズルから噴霧できる。
【0060】請求項4記載の飲料提供装置によれば、請
求項1ないし3いずれか記載の飲料提供装置の効果に加
えて、飲料提供動作後に次の飲料提供動作がなされずに
所定時間が経過したとき、殺菌手段により殺菌液を噴霧
させるので、例えば攪拌具が乾燥した状態で殺菌液を噴
霧することにより、少量の殺菌液で十分な殺菌効果を得
ることができる。
求項1ないし3いずれか記載の飲料提供装置の効果に加
えて、飲料提供動作後に次の飲料提供動作がなされずに
所定時間が経過したとき、殺菌手段により殺菌液を噴霧
させるので、例えば攪拌具が乾燥した状態で殺菌液を噴
霧することにより、少量の殺菌液で十分な殺菌効果を得
ることができる。
【0061】請求項5記載の飲料提供装置によれば、請
求項1ないし4いずれか記載の飲料提供装置の効果に加
えて、殺菌液に揮発性を有する溶液を用いることによ
り、噴霧される殺菌液は攪拌具などを殺菌した後に気化
してしまうので、排水液の発生を無くすことができる。
求項1ないし4いずれか記載の飲料提供装置の効果に加
えて、殺菌液に揮発性を有する溶液を用いることによ
り、噴霧される殺菌液は攪拌具などを殺菌した後に気化
してしまうので、排水液の発生を無くすことができる。
【0062】請求項6記載の飲料提供装置によれば、請
求項5記載の飲料提供装置の効果に加えて、殺菌液にア
ルコール液を用いることにより、殺菌性と揮発性との両
方の効果を得ることができる。
求項5記載の飲料提供装置の効果に加えて、殺菌液にア
ルコール液を用いることにより、殺菌性と揮発性との両
方の効果を得ることができる。
【図1】本発明の一実施の形態を示す飲料提供装置の一
部の構成図である。
部の構成図である。
【図2】同上飲料提供装置の全体の構成図である。
【図3】同上飲料提供装置の販売および殺菌の処理動作
を説明するフローチャートである。
を説明するフローチャートである。
24 氷供給手段
27 攪拌手段
28 飲料提供手段
79 攪拌具
83 ホッパ
88 殺菌手段
89 容器
90 配管経路としてのチューブ
91 ノズル
92 ポンプ
93 制御手段
94 タイマ手段
C カップ
フロントページの続き
(72)発明者 山本 功
群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器株
式会社内
(72)発明者 高橋 貞光
群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器株
式会社内
(72)発明者 吉元 博史
愛知県大府市大府町柊山11番地 株式会社
アペックス内
Fターム(参考) 3E047 AA04 BA03 GA06 GA10
Claims (6)
- 【請求項1】 カップ内に飲料を提供する飲料提供手段
と、 前記カップ内に提供された飲料を攪拌する攪拌具を有す
る攪拌手段と、 飲料提供動作の待機中に前記攪拌具に殺菌液を噴霧する
殺菌手段とを具備していることを特徴とする飲料提供装
置。 - 【請求項2】 氷を供給する氷供給手段と、 この氷供給手段から供給される氷をカップ内へ送り込む
ホッパとを具備し、 攪拌手段の攪拌具は、前記ホッパ内に位置する待機位置
と前記カップ内に進入して攪拌する攪拌位置との間を移
動し、 殺菌手段は、前記攪拌具がホッパ内の待機位置に位置す
る状態でホッパ内に殺菌液を噴霧することを特徴とする
請求項1記載の飲料提供装置。 - 【請求項3】 殺菌手段は、殺菌液を貯留する容器、殺
菌液を噴霧するノズル、容器からノズルに殺菌液が通る
配管経路、およびこの配管経路中に設けられ殺菌液をノ
ズルへ送り込むポンプを有していることを特徴とする請
求項1または2記載の飲料提供装置。 - 【請求項4】 飲料提供動作後の経過時間を計時するタ
イマ手段と、 飲料提供動作後に次の飲料提供動作がなされずに前記タ
イマ手段によって所定時間が経過したとき、殺菌手段に
より殺菌液を噴霧させる制御手段とを具備していること
を特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の飲料提供
装置。 - 【請求項5】 殺菌液は揮発性を有することを特徴とす
る請求項1ないし4いずれか記載の飲料提供装置。 - 【請求項6】 殺菌液にアルコール液が用いられること
を特徴とする請求項5記載の飲料提供装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001319883A JP2003123136A (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | 飲料提供装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001319883A JP2003123136A (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | 飲料提供装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003123136A true JP2003123136A (ja) | 2003-04-25 |
Family
ID=19137366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001319883A Pending JP2003123136A (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | 飲料提供装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003123136A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7793666B2 (en) | 2005-07-28 | 2010-09-14 | Innovation Biomedical Devices, Inc. | Apparatus and method for treatment of infected nail |
CN111295558A (zh) * | 2017-11-09 | 2020-06-16 | 三菱电机株式会社 | 出冰机以及制冷冰箱 |
US10973874B2 (en) | 2014-10-21 | 2021-04-13 | Hexima Limited | Method of treatment |
-
2001
- 2001-10-17 JP JP2001319883A patent/JP2003123136A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7793666B2 (en) | 2005-07-28 | 2010-09-14 | Innovation Biomedical Devices, Inc. | Apparatus and method for treatment of infected nail |
US10973874B2 (en) | 2014-10-21 | 2021-04-13 | Hexima Limited | Method of treatment |
CN111295558A (zh) * | 2017-11-09 | 2020-06-16 | 三菱电机株式会社 | 出冰机以及制冷冰箱 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060531 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060728 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060927 |