JP2001287792A - 足踏み型缶切り具 - Google Patents

足踏み型缶切り具

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JP2001287792A
JP2001287792A JP2000142567A JP2000142567A JP2001287792A JP 2001287792 A JP2001287792 A JP 2001287792A JP 2000142567 A JP2000142567 A JP 2000142567A JP 2000142567 A JP2000142567 A JP 2000142567A JP 2001287792 A JP2001287792 A JP 2001287792A
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foot
vertical rods
cutting blade
rod
opener
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JP2000142567A
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Tatsuo Kitano
辰雄 北野
Hirotoshi Akano
宏俊 赤野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 足踏み動作と両手の追随動作により、安定状
態で省力的に且つ安全確実に方形缶のコーナー切りを行
うことのできる足踏み型缶切り具を提供する。 【解決手段】 上部に把手部2を架設した二条の縦杆
1,1の下部位に缶のコーナー外周にフィットする刃ガ
イド板7を二等辺内向き状に架設するとともに前記縦杆
1,1の下端を外方に向けて直角状に屈曲させて足踏み
部4を形成し、さらに前記縦杆1,1の中間部位に平面
直角状、側面三角状の切り刃3を二等辺内向き状に装着
し、さらに又前記二条の縦杆1,1の中間に、支点部8
aを切り刃3の直上部に枢設し、該支点部8aより先端
の作用杆8bが缶の天板コーナーから対頂方向に回動
し、操作杆8cが縦杆1,1の外側において留め具9に
係脱可能としたてこ杆8を装着して成る足踏み型缶切り
具である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、液状物の一斗缶
(18リットル缶)等の中型缶の天板コーナーを開孔す
るための缶切り具に関し、国際分類B67Bに属する。
【0002】
【従来の技術】これまでにこの種缶切り具は多々提案さ
れている(実開平6−27692、実開平6−7619
2、実開平7−8297、特開平8−276990、特
開平10−129795、特開昭60−23191
等)。しかしこれらの中、手動押式のものは偏心荷重が
かかるため作業が不安定で且つ労力が大であり、手動て
こ式、万力式、電動式のものは作業の安定性は確保され
るものの、構造が複雑で装置が嵩張り、製作費も嵩む難
点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のかか
る実情に鑑みてなされたもので、刃板を足踏み動作によ
って安定状態で押し下げ、それに追随する範囲で両手の
操作を加える足踏み型缶切り具を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、上部に把手部2を架設した二条の縦杆
1,1の中間部位に缶の天板コーナー内縁にフィットす
る平面直角状、側面三角状の切り刃3を二等辺内向き状
に架設するとともに前記縦杆1,1の下端部を外側直角
状に屈曲させて足踏み部4に形成して足踏み型缶切り具
を構成する。
【0005】また上記構成において、平面直角状、側面
三角状の切り刃3の内角二等分位の下方に向けて切り片
内部折込み棒5を突設して成る足踏み型缶切り具であ
る。
【0006】そして又上部に把手部2を架設した二条の
縦杆1,1の下部位に缶の天板コーナー内縁にフィット
する平面直角状、側面三角状の切り刃3を二等辺内向き
状に架設するとともに該切り刃の直角屈曲部の外側に僅
かの隙間Sを保持して切り刃ガイド棒6を垂設し、さら
に前記切り刃3の直角屈曲部附近の外側部位に足踏み部
4を形成して足踏み型缶切り具を構成する。
【0007】そして上記構成において、平面直角状、側
面三角状の切り刃3の内角二等分位の下方に向けて切り
片内部折込み棒5を突設して成る足踏み型缶切り具であ
る。
【0008】さらに上記各構成において、二条の縦杆
1,1の中間に、支点部8aを切り刃3の直上部に枢設
し、該支点部8aより先端の作用杆8bが缶の天板コー
ナーから対頂方向に回動し、操作杆8cが縦杆1,1の
外側において留め具9に係脱可能としたてこ杆8を装着
して成る足踏み型缶切り具である。
【0009】そして又、上部に把手部2を架設した二条
の縦杆1,1の下部位に缶の天板コーナー外周にフィッ
トする刃ガイド板7を二等辺内向き状に架設するととも
に前記縦杆1,1の下端を外方に向けて直角状に屈曲さ
せて足踏み部4を形成し、さらに前記縦杆1,1の中間
部位に平面直角状、側面三角状の切り刃3を二等辺内向
き状に装着し、さらに又前記二条の縦杆1,1の中間
に、支点部8aを切り刃3の直上部に枢設し、該支点部
8aより先端の作用杆8bが缶の天板コーナーから対頂
方向に回動し、操作杆8cが縦杆1,1の外側において
留め具9に係脱可能としたてこ杆8を装着して足踏み型
缶切り具を構成する。
【0010】
【実施例1とその作用】図1及び図2において、1,1
が12cm間隔をおいた二条の縦杆で、上部に両手の把
手部2を架設してある。そしてその縦杆1,1の中間部
位に缶の天板コーナー内縁にフィットする平面直角状、
側面三角状の切り刃3を二等辺内向き状に架設し、その
内角二等分位の下方に向けて切り片内部折込み棒5を突
設してある。そしてさらに前記縦杆1,1の下端部を外
側直角状に屈曲させて足踏み部4を形成して足踏み型缶
切り具を構成する。
【0011】今、その使用状態を図2によって説明す
る。即ち、把手部2を掴み、縦杆1,1で缶のコーナー
外側を挟むように沿わせたら足踏み部4を片足で踏込ん
で押し下げる。するとその縦杆1,1のガイド効果によ
り切り刃3が缶の天板コーナーに当て込まれて切込みが
行なわれ、この際、切り刃3の内角二等分位の下方に向
けて突設してある切り片内部折込み棒5が切込まれた切
り片を内側下方へ折込む。その結果缶の天板コーナーに
三角状の開孔が形成される。
【0012】図3乃至図5において、1,1が12cm
間隔をおいた二条の縦杆で、上部に両手の把手部2を架
設してある。そしてその下部位に缶の天板コーナー内縁
にフィットする平面直角状、側面三角状の切り刃3を二
等辺内向き状に架設してある。そして該切り刃の直角屈
曲部の外側に僅かの隙間Sを保持して切り刃ガイド棒6
を垂設してある。そしてまた前記切り刃3の直角屈曲部
附近の上縁外側部位に足踏み部4を形成し、さらに前記
切り刃3の内角二等分位の下方に向けて切り片内部折込
み棒5を突設して足踏み型缶切り具を構成する。
【0013】今、その使用状態を図5によって説明す
る。即ち、把手部2を掴み、縦杆1,1で缶のコーナー
外側を挟むようにして足踏み部4を片足で踏込んで押し
下げる。すると切り刃ガイド棒6のガイド効果により切
り刃3が缶の天板コーナーに当て込まれて切込みが行な
われ、この際、切り刃3の内角二等分位の下方に向けて
突設してある切り片内部折込み棒5が切込まれた切り片
を内側下方へ折込む。その結果缶の天板コーナーに三角
状の開孔が形成される。この態様においては、足踏み部
4が切り刃3の上部に設けられているので、図4に示す
ように缶がパレット上に並んで梱包されたままある状態
で開缶する場合に適する。
【0014】図6において、1,1が10cm間隔をお
いた二条の縦杆1,1で、上部に両手の把手部2を架設
してある。そしてその縦杆1,1の下部位に缶のコーナ
ー外周にフィットする刃ガイド板7を二等辺内向き状に
架設してある。そしてさらに前記縦杆1,1の下端を外
方に向けて直角状に屈曲させて足踏み部4を形成してあ
る。また前記縦杆1,1の中間部位には平面直角状、側
面三角状の切り刃3を二等辺内向き状に装着し、さらに
又前記二条の縦杆1,1の中間に、支点部8aを切り刃
3の直上部に枢設し、該支点部8aより先端の作用杆8
bが缶の天板コーナーから対頂方向に回動し、操作杆8
cが縦杆1,1の外側においてバネ挟み式の留め具9に
係脱可能としたてこ杆8を装着して足踏み型缶切り具を
構成する。
【0015】今、その使用状態を図7によって説明す
る。即ち、把手部2を掴み、縦杆1,1及び下部の刃ガ
イド板7で缶のコーナー外側を挟むようにして足踏み部
4を片足で踏込んで押し下げる(この時、てこ杆8の操
作杆8cを留め具9に係止させておく)。すると縦杆
1,1及び下部の刃ガイド板7のガイド効果により中間
部位の切り刃3が缶の天板コーナーに当て込まれて切込
みが行なわれる。そこで、てこ杆8の操作杆8cを留め
具9から外し、外側下方へ倒すと作用杆8bが切り片を
内側へ深く折込む。その結果缶の天板コーナーに三角状
の開孔が確実に形成される。この態様においては、てこ
杆8が切り片を折返し状態まで折込むから、開孔後の缶
の扱いが負傷の心配なく行なえる利点がある。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のようで、刃板を足踏み動
作によって省力的に、しかも縦杆、ガイド棒、板のガイ
ド作用により安定状態で切込みが行なわれ、両手は追随
動作のみでよいから、熟練を不要とし婦女子でも作業で
きる。足踏み動作であるので力が充分入り、切り刃3の
切り角が緩くて済み、これにより切り刃3が下死点に至
っても内容物(液状物)に触れることがないから作業中
の液付着、液垂れの心配がない。加えて切り刃3の材料
費が節約できる。又、切り片が内側に折込まれ、特にて
こ杆による態様では折返し状に折込まれるので全く危険
性がない。さらにこれまでの小型手動押式のものと同
様、構造も簡潔でコンパクトに製作できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の斜視図
【図2】同上使用状態を示す斜視図
【図3】本発明の別の実施例の斜視図
【図4】同上使用状態を示す斜視図
【図5】さらに同上使用状態を示す斜視図
【図6】本発明のさらに別の実施例の斜視図
【図7】同上使用状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 縦杆 2 把手部 3 切り刃 4 足踏み部 5 切り片内部折込み棒 S 隙間 6 切り刃ガイド棒 7 刃ガイド板 8 てこ杆 8a 支点部 8b 作用杆 8c 操作杆 9 留め具

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に把手部(2)を架設した二条の縦
    杆(1),(1)の中間部位に缶の天板コーナー内縁に
    フィットする平面直角状、側面三角状の切り刃(3)を
    二等辺内向き状に架設するとともに前記縦杆(1),
    (1)の下端部を外側直角状に屈曲させて足踏み部
    (4)に形成した足踏み型缶切り具。
  2. 【請求項2】 平面直角状、側面三角状の切り刃(3)
    の内角二等分位の下方に向けて切り片内部折込み棒
    (5)を突設して成る請求項1記載の足踏み型缶切り
    具。
  3. 【請求項3】 上部に把手部(2)を架設した二条の縦
    杆(1),(1)の下部位に缶の天板コーナー内縁にフ
    ィットする平面直角状、側面三角状の切り刃(3)を二
    等辺内向き状に架設するとともに該切り刃の直角屈曲部
    の外側に僅かの隙間(S)を保持して切り刃ガイド棒
    (6)を垂設し、さらに前記切り刃(3)の直角屈曲部
    附近の外側部位に足踏み部(4)を形成した足踏み型缶
    切り具。
  4. 【請求項4】 平面直角状、側面三角状の切り刃(3)
    の内角二等分位の下方に向けて切り片内部折込み棒
    (5)を突設して成る請求項3記載の足踏み型缶切り
    具。
  5. 【請求項5】 二条の縦杆(1),(1)の中間に、支
    点部(8a)を切り刃(3)の直上部に枢設し、該支点
    部(8a)より先端の作用杆(8b)が缶の天板コーナ
    ーから対頂方向に回動し、操作杆(8c)が縦杆
    (1),(1)の外側において留め具(9)に係脱可能
    としたてこ杆(8)を装着して成る請求項1又は3記載
    の足踏み型缶切り具。
  6. 【請求項6】 上部に把手部(2)を架設した二条の縦
    杆(1),(1)の下部位に缶のコーナー外周にフィッ
    トする刃ガイド板(7)を二等辺内向き状に架設すると
    ともに前記縦杆(1),(1)の下端を外方に向けて直
    角状に屈曲させて足踏み部(4)を形成し、さらに前記
    縦杆(1),(1)の中間部位に平面直角状、側面三角
    状の切り刃(3)を二等辺内向き状に装着し、さらに又
    前記二条の縦杆(1),(1)の中間に、支点部(8
    a)を切り刃3の直上部に枢設し、該支点部(8a)よ
    り先端の作用杆(8b)が缶の天板コーナーから対頂方
    向に回動し、操作杆(8c)が縦杆(1),(1)の外
    側において留め具(9)に係脱可能としたてこ杆(8)
    を装着して成る足踏み型缶切り具。
JP2000142567A 2000-04-06 2000-04-06 足踏み型缶切り具 Pending JP2001287792A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101166312B1 (ko) 2011-02-22 2012-07-18 에스티엑스조선해양 주식회사 도료용기용 상판절개장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20050208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050614