JP2001287554A - 動力伝達装置 - Google Patents

動力伝達装置

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JP2001287554A
JP2001287554A JP2000103627A JP2000103627A JP2001287554A JP 2001287554 A JP2001287554 A JP 2001287554A JP 2000103627 A JP2000103627 A JP 2000103627A JP 2000103627 A JP2000103627 A JP 2000103627A JP 2001287554 A JP2001287554 A JP 2001287554A
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JP
Japan
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gear
driven
shaft
power transmission
lock
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JP2000103627A
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English (en)
Inventor
Nozomi Kataue
望 片上
Koji Furukawa
浩二 古川
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、サンギヤとリングギヤとの間に2つの
プラネタリギヤを介在させて回転動力を正逆に切替えて
伝達する遊星ギヤ機構が知られている。しかしながら、
このリングギヤを固定する構成は、同リングギヤにディ
スク式ブレーキを設け、これを制動する構成としていの
で軸周囲に大きなスペースが必要であった。 【解決手段】 駆動軸1端部に駆動ギヤ2と、被駆動軸
3端部の第一被駆動ギヤ4と、遊星ギヤ機構Pのキャリ
ア9に設けた第二被駆動ギヤ10とを一軸上に併設す
る。そしてこれら3つのギヤ溝上を筒状のクラッチカッ
プ50により連結する。またリングギヤ8もケース11
内部のロックギヤ12と筒状のロックカップ52により
連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両や船舶、工
作機械、或いは施設等に用いる動力伝達装置の構成に関
する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】従
来、特開昭60−260714号公報に示されるよう
に、サンギヤとリングギヤとの間に2つのプラネタリギ
ヤを介在させて回転動力を伝達する遊星ギヤ機構が知ら
れている。
【0003】このものは、回転を逆転して伝達する時に
は、リングギヤを固定し、キャリアから伝達された回転
を逆転してサンギヤへ伝達する構成となっている。しか
しながら、前記従来の構成は、リングギヤやプラネタリ
ギヤを支承するキャリアを固定する為に、ディスク式の
ブレーキを設ける構成であったので軸周囲に大きなスペ
ースが必要であり、また生産コストがかかるという課題
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を鑑
み、動力伝達装置を以下のように構成した。即ち、請求
項1の発明では、駆動軸1の端部に駆動ギヤ2を設け、
前記駆動軸1延長上に延設した被駆動軸3の端部に前記
駆動ギヤ径と同径に形成した第一被駆動ギヤ4を設ける
と共に、前記被駆動軸3には、同軸3と一体回転する外
歯ギヤ5を設け、この外歯ギヤ5をサンギヤとして、順
に第一プラネタリギヤ6、第二プラネタリギヤ7、リン
グギヤ8と噛合みあわせる遊星ギヤ機構Pを構成して設
け、更に前記第一プラネタリギヤ6と第二プラネタリギ
ヤ7を支承するキャリア9には、前記第一被駆動ギヤ4
と併設する第二被駆動ギヤ10を設け、前記駆動ギヤ
2、第一被駆動ギヤ4及び第二被駆動ギヤ10上には、
これらギヤ溝上をスライドして駆動ギヤ2の回転を第一
被駆動ギヤ4、若しくは第二被駆動ギヤ10を選択して
伝達するクラッチ機構Cを設け、一方、前記リングギヤ
8には、同ギヤの回転を停止させるロック機構Lを設け
た動力伝達装置とした。
【0005】また、請求項2の発明では、前記リングギ
ヤ8の外周部に被ロックギヤ13を設け、被駆動軸3を
枢着するケース11に、前記被ロックギヤ13と同軸同
径のロックギヤ12を設けると共に、前記両ギヤ12,
13のギヤ溝上をスライドして被ロックギヤ13をロッ
クギヤ12に連結するロック機構Lを設けたことを特徴
とする請求項1に記載の動力伝達装置とした。
【0006】更に請求項3の発明では、前記ロック機構
Lとクラッチ機構Cを、単一の回転部材15により機械
的に連携して操作する構成とした請求項1または請求項
2に記載の動力伝達装置とした。
【0007】
【発明の効果】以上のように構成した請求項1に記載の
動力伝達装置は、駆動ギヤ2と第一被駆動ギヤ4、及び
第二被駆動ギヤ10を併設して配置し、これらギヤ2,
4,10の溝上をスライドして連結するクラッチ機構C
を設けたので、前記ディスクによる構成と比較して、軸
周囲の拡大を極力抑えコンパクトに構成することがで
き、且つ安価に構成することができる。
【0008】また請求項2の動力伝達装置は、ロック機
構Lも、ロックギヤ12と被ロックギヤ13のギヤ溝上
をスライドする構成としたので、前述同様、コンパクト
且つ安価に構成することができる。また請求項3に記載
の動力伝達装置は、正転逆転を切り替える際、単一の回
転部材15により駆動する構成としたので、クラッチ機
構Cとロック機構Lを夫れ夫れ別系統に作動する構成と
比較して、両機構のタイミングのずれが生じ難く、円滑
な切り替えを行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の動力伝達装置を
農業用トラクタ(以下、トラクタ)のクローラ用駆動装
置に用いた場合について説明する。最初にトラクタ20
の全体構成に付いて説明する。
【0010】トラクタ20は、図2に示すように、車体
前部のボンネット22内部にディーゼルエンジン23を
備え、このエンジン23の回転動力を後述する複数の変
速装置へ入力し適宜減速した後、駆動スプロケット24
へ伝達してクローラ25を駆動する構成となっている。
【0011】操縦席26の前方には前記クローラ25の
回転を変更するステアリングハンドル27を突出して設
け、この下方に左右の駆動スプロケット24,24を独
立して制動するブレーキペダル28や、主クラッチ29
の動力伝達を入切操作するクラッチペダル等を設けてい
る。
【0012】また、操縦席26側方には、主変速レバー
31や副変速バー32を突出して設け、夫れ夫れの変速
装置を切り替える構成となっている。トラクタ20の車
体後部には、作業機昇降用油圧シリンダを内装するシリ
ンダケースを備え、前記シリンダのピストン伸縮により
ケース左右に支持するリフトアーム33を上下回動する
構成となっている。また、前記リフトアーム33には、
所謂2点リンク機構を設け、同リンク機構に各種作業機
を連結する構成となっている。
【0013】次に、図3に基づいて、トラクタ20の動
力伝達構成について説明する。前記エンジン23の回転
動力は、エンジン出力軸35を介して後方のミッション
ケース21内に伝達する構成となっている。ミッション
ケース21内では、最初に減速ギヤ36により車体下方
へ伝達され、前記作業機昇降用油圧シリンダ等の各種ア
クチュエータへ圧油を送る油圧ポンプPや湿式多板形態
の主クラッチ29に伝達する構成となっている。そして
主クラッチ29から出力した回転動力は、後方の主変速
装置37、副変速装置38に伝達する構成となってい
る。
【0014】前記主変速装置37は、図3中左側の主変
速駆動軸39と、右側主変速被駆動軸40間に4組の常
時噛合のギヤ組を設け、前記主変速被駆動軸40内に、
軸外側に付勢したスライドキー41を挿通し、このスラ
イドキー41の係合部と噛合いギヤ組の駆動側ギヤ軸部
の被係合部とを係合させて動力を伝達する所謂「キーシ
フト」形態の変速装置となっている。尚、前記常時噛合
のギヤ組の1つはカウンターギヤ42を介して主変速駆
動軸39から主変速被駆動軸40へ動力を伝達する後進
用ギヤとなっている。
【0015】これにより、主変速装置37は4段の変速
と1段の逆転速を得ることができる。また、副変速装置
38は、前記主変速装置37から伝達された回転動力
を、副変変速被駆動軸45上のスライドギヤ46を前後
に操作して「高(軸直結)」「低」二段のギヤを噛合わ
せる構成となっている。これにより、副変速装置は二段
の変速を得ることができる。
【0016】更に、副変速装置38から出力した回転動
力は、デフ機構47へ伝達され、このデフ機構47の左
右より駆動軸1を突出して、この発明の動力伝達装置を
設けている。尚、駆動軸1上の符号48は、左右ブレー
キペダル28,28の踏込み操作、若しくは別途設けた
制御部となるコントローラの通電によりブレーキ用油圧
シリンダ49,49のピストン伸縮によって圧着制動す
るブレーキディスクを示す。
【0017】前記動力伝達装置は、図1及び図3に示す
ように、駆動軸1端部に同軸1と一体回転する駆動ギヤ
2を軸着して設け、前記駆動軸1延長上に被駆動軸3を
回転自在に設けている。そして被駆動軸3端部には、前
記駆動ギヤ2同軸同径に形成した第一被駆動ギヤ4を軸
着して設けている。
【0018】また、前記第一被駆動ギヤ4の基部には、
サンギヤとなる外歯ギヤ5を設け、この外歯ギヤ5に3
組のプラネタリギヤ組(第一プラネタリギヤ6、第二プ
ラネタリギヤ7)を噛合わせる構成となっている。ま
た、前記第一プラネタリギヤ6と第二プラネタリギヤ7
を接続するキャリア9の外周には、前記第一被駆動ギヤ
4と同軸同径に併設する第二被駆動ギヤ10を設け、更
にリングギヤ8の外周部には、ギヤケース11近傍まで
延設する被ロックギヤ13を設けている。
【0019】次に、前記駆動ギヤ2及び第一、第二被駆
動ギヤ2,4,10間の動力を接続するクラッチ機構
C、及びリングギヤ8のロック機構Lについて説明す
る。前記駆動軸1及び被駆動軸3の駆動ギヤ2、第一被
駆動ギヤ4、第二被駆動ギヤ10は夫れ夫れのギヤ外周
を同じくして支持し、これらギヤ溝上をカップリング形
態のクラッチ(以下、クラッチカップ50)が摺動する
構成となっている。また前記クラッチカップ50の内部
爪には、側面視で一部切欠部51を有する構成となって
いる。
【0020】一方、前記被ロックギヤ13近傍のギヤケ
ース11内面には、この被ロックギヤ13と同軸同径に
形成したロックギヤ12を前記クラッチカップ50と側
面視左右幅を重ねた形で設け、ロックギヤ12と被ロッ
クギヤ13のギヤ溝上を、カップリング形態のロックカ
ップ52内の内部爪が摺動し両ギヤ12,13を連結す
る構成となっている。
【0021】また前記クラッチカップ50とロックカッ
プ52は夫れ夫れ外周部を把持するシフタ53,54に
より左右に操作され、更にこの2つのシフタ53,54
は、ケース11内部に軸受けした回転部材となる回転軸
15のガイド溝55,56に摺動自在に嵌合する構成と
なっている。
【0022】前記ガイド溝は、駆動軸1の回転を被駆動
軸に正転で伝達する正転位置と、逆転して伝達する逆転
位置と、これらを接続する移行位置を設けている。以上
のように構成したこの発明の動力伝達装置は、通常時、
駆動軸1の回転を被駆動軸3へ正転で伝達する場合は、
図1及び図4の(A)に示すように、クラッチカップ5
0が被駆動3側へ移動し、且つロックカップ52が駆動
軸1側へ移動することで、駆動ギヤ2、第一被駆動ギヤ
4、及び第二被駆動ギヤ10の3つのギヤが一体的に連
結して、リングギヤ8を回転自在な状態とする。
【0023】一方、駆動軸1の回転を被駆動軸3へ逆転
で伝達する場合は、図1及び図4に示す(B)に示すよ
うに、クラッチカップ50が駆動側1へ移動し、且つロ
ックカップ52が被駆動軸3側へ移動することで、駆動
ギヤ2と第二被駆動ギヤ10を一体的に連結し、被ロッ
クギヤ13をロックギヤ12と連結してリングギヤ8を
回転不能な状態とする。
【0024】以上のように、駆動ギヤ2と第一被駆動ギ
ヤ4、及び第二被駆動ギヤ10を併設して配置し、これ
らギヤ2,4,10の溝上をスライドするクラッチ機構
Cを設けたので、前記油圧によるクラッチの場合と比較
して、安価且つコンパクトに構成することができる。
【0025】またこの動力伝達装置は、ロックギヤ12
と被ロックギヤ13もギヤ溝上をスライドするロック機
構Lとしたので、前記従来の構成と比較して、ケースの
上下幅をコンパクトに構成することができる。次に、前
記動力伝達装置を利用したトラクタ20の旋回制御につ
いて説明する。
【0026】前記回転軸15は、図1の左側に示すよう
に、ケース11外側でステアリングハンドル27と連結
ロッド58及びカム機構59等を介して連結する構成と
なっている。またステアリングハンドル27の回転基部
には、旋回操作を検出する手段としてポテンショメータ
式のハンドル切角センサ60を設け、前記コントローラ
に接続する構成となっている。
【0027】前記カム機構59は、側面視、略「コ」の
字型の回動プレート61と、この回動プレート61の開
放面(「コ」の字開放部)端部に当接するピン62を有
し且つ前記回転軸15に一体的に接続した回動アーム6
3等から構成され、所定角以上のハンドル操作があった
ときに前記回転軸15を回転する構成となっている。
【0028】そして、このハンドル操作時には、図5に
示すように、ハンドル回転操作に連動して旋回内側の前
記ブレーキ用油圧シリンダ49,49を作動する構成と
なっている。ここでは、トラクタ20のハンドル回転が
左右約60度から約150度になるまでブレーキ力を徐
々に増大し、前記駆動軸1の回転を制動する。よって、
旋回内側のクローラ25の回転が減速されると共に、デ
フ機構47により旋回外側のクローラ25の回転が増速
される。
【0029】その後、ブレーキ最大位置を約270度ま
で維持し、駆動軸1の回転が略停止する間に前記動力伝
達装置のクラッチカップ50とロックカップ52とを作
動し、回転伝達状態を逆転に切り替える。よって、トラ
クタ20は旋回内側のクローラ接地位置を中心に旋回す
る。
【0030】更にその後、ハンドル切角約390度とな
るまでブレーキ力を徐々に弱める構成となっている。よ
ってこの時には、旋回内側のクローラ25が低速で徐々
に逆転することとなり、トラクタ20の進行方向が旋回
開始時の方向に対し180度変更される。
【0031】以上のように、正転逆転を切り替える際、
単一の回転軸15により駆動する構成としたので、クラ
ッチ機構Cとロック機構Lは、夫れ夫れ別系統に作動す
る構成と比較して故障が生じた時には容易に修理するこ
とができる。また、トラクタ20の旋回時には、ブレー
キ最大位置、即ち駆動軸1をロックした時点で動力伝達
装置の回転を逆転する構成となっているので、前記クラ
ッチカップ50やロックカップ52の切替時に生じるシ
ョックを無くし、円滑な旋回を行うことができる。
【0032】尚、この発明の別形態としては、デフ機構
47の左右両側部に設ける構成に替えて、このデフ機構
47の動力伝達上手側、例えば主変速装置37や副変速
装置38部近傍に設ける構成としても良いし、回転動力
を被駆動軸3から被駆動軸1へ伝達する構成としても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】動力伝達装置の操作系を示す図(右)と動力伝
達装置の側断面図(左)。
【図2】トラクタの全体側面図。
【図3】トラクタの動力伝達線図。
【図4】遊星ギヤ機構の動力回転方向を示す図。
【図5】ハンドル切角とクローラ回転速度、ブレーキ力
の関係を示す図。
【符号の説明】
1 駆動軸 2 駆動ギヤ 3 被駆動軸 4 第一被駆動ギヤ 5 サンギヤ 6 第一プラネタリギヤ 7 第二プラネタリギヤ 8 リングギヤ 10 第二被駆動ギヤ 11 ギヤケース 12 ロックギヤ 13 被ロックギヤ C クラッチ機構 L ロック機構 P 遊星ギヤ機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D039 AA02 AA03 AA04 AA05 AB12 AB22 AC03 AC21 AC23 AC37 AC40 AD06 AD11 AD53 3J027 FA17 FA36 FB13 GB05 GC14 GC24 GC26 GD03 GD09 GD12 GE01 GE11 GE29 3J028 EA07 EA21 EA25 EB09 EB14 EB23 EB25 EB33 EB35 EB37 EB62 FA06 FB05 FC16 FC24 FC32 FC64 FD01 FD11 GA14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸1の端部に駆動ギヤ2を設け、前
    記駆動軸1延長上に延設した被駆動軸3の端部に前記駆
    動ギヤ径と同径に形成した第一被駆動ギヤ4を設けると
    共に、前記被駆動軸3には、同軸3と一体回転する外歯
    ギヤ5を設け、この外歯ギヤ5をサンギヤとして、順に
    第一プラネタリギヤ6、第二プラネタリギヤ7、リング
    ギヤ8と噛合みあわせる遊星ギヤ機構Pを構成して設
    け、更に前記第一プラネタリギヤ6と第二プラネタリギ
    ヤ7を支承するキャリア9には、前記第一被駆動ギヤ4
    と併設する第二被駆動ギヤ10を設け、前記駆動ギヤ
    2、第一被駆動ギヤ4及び第二被駆動ギヤ10上には、
    これらギヤ溝上をスライドして駆動ギヤ2の回転を第一
    被駆動ギヤ4、若しくは第二被駆動ギヤ10を選択して
    伝達するクラッチ機構Cを設け、一方、前記リングギヤ
    8には、同ギヤの回転を停止させるロック機構Lを設け
    た動力伝達装置。
  2. 【請求項2】 前記リングギヤ8の外周部に被ロックギ
    ヤ13を設け、被駆動軸3を枢着するケース11に、前
    記被ロックギヤ13と同軸同径のロックギヤ12を設け
    ると共に、前記両ギヤ12,13のギヤ溝上をスライド
    して被ロックギヤ13をロックギヤ12に連結するロッ
    ク機構Lを設けたことを特徴とする請求項1に記載の動
    力伝達装置。
  3. 【請求項3】 前記ロック機構Lとクラッチ機構Cを、
    単一の回転部材15により機械的に連携して操作する構
    成とした請求項1または請求項2に記載の動力伝達装
    置。
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