JP2001287328A - 高意匠性化粧板およびその製造方法 - Google Patents

高意匠性化粧板およびその製造方法

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JP2001287328A
JP2001287328A JP2000103470A JP2000103470A JP2001287328A JP 2001287328 A JP2001287328 A JP 2001287328A JP 2000103470 A JP2000103470 A JP 2000103470A JP 2000103470 A JP2000103470 A JP 2000103470A JP 2001287328 A JP2001287328 A JP 2001287328A
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JP2000103470A
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English (en)
Inventor
Mitsuaki Matsumoto
光顕 松本
Hideo Ishibashi
秀夫 石橋
Akinori Iwata
顕範 岩田
Koichi Kimura
皓一 木村
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Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】性能の低下のない、光輝材を含んだ高意匠性化
粧板およびその製造方法を提供する。 【解決手段】基材上に設けられた接着剤層上に、ベース
コート層および/または図柄層と、転写層とが設けられ
ている化粧板において、上記接着剤層または上記ベース
コート層が光輝材を含んでいることを特徴とする高意匠
性化粧板。また、ベースフィルム上に形成された転写層
上に、図柄層および/またはベースコート層が形成され
ている転写シートのベースフィルムと反対側の面または
基材面に、接着剤によって接着剤層を形成した後、上記
転写シートと上記基材とを貼り合わせる工程(1)、上
記ベースフィルム側から放射線を照射する工程(2)、
上記ベースフィルムを剥離する工程(3)を含んでいる
化粧板の製造方法において、上記ベースコート層および
/または上記接着剤層が光輝材を含んでいることを特徴
とする高意匠性化粧板の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧板の製造方法
および化粧板に関し、特に、意匠性に優れた化粧板およ
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅やビルディングなどの建築物
の内装材および外壁材、また、家電製品の筐体材料とし
て、化粧板を用いたものが数多く使用されてきている。
このような化粧板を、金属板やスレート板等の基材に対
して、ベースフィルム上に放射線硬化樹脂層、ベースコ
ート層を積層して得られた転写シートを接着剤によって
形成された接着剤層を介して貼り合わせ、さらに放射線
を照射して放射線硬化樹脂層を硬化した後、ベースフィ
ルムを剥離することによって製造する方法が実用化され
つつある。
【0003】ところで、この化粧板に高い意匠性を付与
するために、放射線硬化樹脂層やベースコート層に光輝
材等を含める試みが行われている。しかしながら、放射
線硬化樹脂層に光輝材等を含めた場合、放射線の照射時
に放射線硬化樹脂層の硬化が阻害され、設計したとおり
の性能を得ることが困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、性
能の低下のない、光輝材を含んだ高意匠性化粧板および
その製造方法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材上に設け
られた接着剤層上に、ベースコート層および/または図
柄層と、転写層とが設けられている化粧板において、上
記接着剤層または上記ベースコート層が光輝材を含んで
いることを特徴とする高意匠性化粧板である。ここで、
例えば、光輝材が、金属フレークおよび/またはマイカ
片である。さらに、接着剤層および/またはベースコー
ト層が着色成分を含んでいてもよい。
【0006】また、本発明は、ベースフィルム上に形成
された転写層上に、図柄層および/またはベースコート
層が形成されている転写シートのベースフィルムと反対
側の面または基材面に、接着剤によって接着剤層を形成
した後、上記転写シートと上記基材とを貼り合わせる工
程(1)、上記工程(1)の後、上記ベースフィルム側
から放射線を照射する工程(2)、上記工程(2)の
後、上記ベースフィルムを剥離する工程(3)を含んで
いる化粧板の製造方法において、上記ベースコート層お
よび/または上記接着剤層が光輝材を含んでいることを
特徴とする高意匠性化粧板の製造方法である。
【0007】
【発明の実施の態様】高意匠性化粧板 本発明の高意匠性化粧板は、基材上に設けられた接着剤
層上に、ベースコート層および/または図柄層と、転写
層とが設けられている化粧板において、上記接着剤層お
よび/または上記ベースコート層が光輝材を含んでいる
ことを特徴とするものである。
【0008】上記基材としては特に限定されず、例え
ば、住宅やビルディングなどの建築物における内装材や
外壁材などに用いられる基材が挙げられ、具体的には、
石膏ボードなどの石膏系基材類、パルプセメント板や木
片セメント板などの繊維セメント板類、コンクリート
類、鉄やアルミニウムなどの金属板類、板紙や石膏ボー
ド紙などの紙類、ポリエチレンやポリプロピレン、PE
T、ABS、FRP等の各種樹脂類、木や合板などの木
質基材類等が挙げられる。これらの基材は板状であって
もよいし、任意の形状に成形されたものであってもよ
い。また、石膏ボード、ケイ酸カルシウム板、スレート
板などの基材などの場合、一般に施されるシーラー材の
塗布やサンディングシーラー材の塗布および表面平滑化
などの下地処理が行われたものであってもよい。
【0009】本発明の高意匠性化粧板における接着剤層
は、接着剤によって上記基材上に設けられているもので
あり、その膜厚は特に限定されるものではないが、一般
には、5〜100μmにである。上記膜厚が5μm未満
である場合、接着剤としての効果が充分に得られない恐
れがあり、100μmを超える場合、それに比例した効
果が得られないため経済的でなく、また、形成された接
着剤層の乾燥に時間がかかる恐れがある。
【0010】上記接着剤は、接着性の観点から、熱硬化
性樹脂成分を含んでいるものであることが好ましい。上
記熱硬化性樹脂成分としては特に限定されず、熱硬化性
官能基を有するアクリル樹脂、飽和または不飽和ポリエ
ステル樹脂、アルキド樹脂、エポキシ樹脂およびウレタ
ン樹脂等を挙げることができる。また、熱硬化性樹脂成
分として、さらに硬化剤を含んでいてもよい。このよう
な硬化剤としては特に限定されず、上記熱硬化性樹脂の
有する熱硬化性官能基の種類に応じて適宜選択すること
ができる。上記硬化剤を含んでいる場合、上記熱硬化性
樹脂と上記硬化剤との重量比は、上記熱硬化性樹脂が有
する硬化性官能基に応じて、当業者によって適宜設定す
ることができる。また、さらに上記熱可塑性樹脂成分を
含んでいてもよい。上記熱可塑性樹脂成分としては特に
限定されず、例えば、ウレタン樹脂、飽和ポリエステル
樹脂、エチレン−ビニルアルコール重合体等のビニル重
合体、石油樹脂、繊維素誘導体等を例示することができ
る。
【0011】さらに、上記接着剤層は、得られる化粧板
の意匠性の観点から、着色成分を含むことができる。上
記接着剤層が着色成分を含む場合に用いられる接着剤に
含まれる着色成分の種類としては特に限定されず、例え
ば、二酸化チタン、弁柄、黄色酸化鉄、カーボンブラッ
ク、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、
キナクリドン系顔料、アゾ系顔料等の着色顔料や染料等
を例示することができ、また、その量は、当業者によっ
て適宜設定することができる。
【0012】上記接着剤の種類は、化粧板としての要求
性能に応じて選定することができる。例えば、化粧板を
浴室用壁材に用いる場合には、耐水性を有する接着剤が
好ましく、台所の壁材に用いられる場合には、耐熱性を
有する接着剤が好ましい。
【0013】本発明の高意匠性化粧板は、上記接着剤層
上に、所望の意匠性に応じて、ベースコート層および/
または図柄層が設けられている。なお、上記接着剤層上
に、ベースコート層と図柄層とが設けられている場合、
その順序は特に限定されず、上記接着剤層上には、先に
ベースコート層が設けられていても、また、図柄層が設
けられていてもよく、所望の意匠性に応じて当業者が決
定することができる。
【0014】上記ベースコート層は、ベースコート組成
物を含んだ塗料によって上記接着剤層上に設けられるも
のであり、その膜厚は特に限定されず、一般には5〜5
0μmである。上記膜厚が5μm未満である場合、意匠
性が不充分になる恐れがあり、また、50μmを超える
場合、それに比例した効果が得られないため経済的でな
い。
【0015】上記ベースコート組成物を含んだ塗料は、
熱硬化性樹脂成分および/または熱可塑性樹脂成分とを
含んでいるものである。上記熱硬化性樹脂成分および熱
可塑性樹脂成分としては、具体的には、上記接着剤で述
べたものを挙げることができる。
【0016】上記ベースコート層は、先の接着剤層で述
べた着色成分を含むことができる。上記ベースコート層
が着色成分を含む場合に用いられるベースコート組成物
を含んだ塗料に含まれる着色成分の種類およびその量と
しては特に限定されず、具体的には、上記接着剤層のと
ころで述べたものを挙げることができる。なお、上記着
色成分は、得られるベースコート層が透明性を有する種
類や上記接着剤層を隠蔽しない程度の量であることが好
ましい。
【0017】なお、本発明の高意匠性化粧板として、よ
り好ましい態様としては、上記基材上に設けられた着色
成分を含有した接着剤層上に、光輝材を含有したベース
コート層および転写層が順次設けられているものであ
る。
【0018】上記図柄層は、得られる化粧板に、さらに
意匠性を付与するために、接着剤層上またはベースコー
ト層上に設けられるものであり、不連続な層であって
も、全面を覆うような連続した層であってもよい。
【0019】上記図柄層の膜厚は、特に限定されるもの
ではないが、一般には、0.1〜5μmである。上記図
柄層の膜厚が0.1μm未満である場合、図柄自体が不
鮮明になり意匠性が低下する恐れがあり、また、5μm
を超える場合、図柄層による凹凸が目立つようになり、
最終的に得られる化粧板の平滑性が低下する恐れがあ
る。
【0020】なお、上記接着剤層および/またはベース
コート層には光輝材が含まれている。上記光輝材として
は特に限定されず、具体的には、金属フレークおよびマ
イカ片を挙げることができる。上記金属フレークとして
は、例えば、アルミニウム、ステンレス、銅、スズ、
金、銀等の鱗片状または球状のものを例示することがで
きる。また、上記マイカ片としては、例えば、パールマ
イカ、干渉マイカ、着色マイカ等の鱗片状または球状の
ものを例示することができる。上記接着剤および/また
は上記ベースコート組成物を含んだ塗料の固形分100
重量部に含まれる上記光輝材の固形分重量としては特に
限定されないが、経済性および膜性能の観点から、0.
001〜50重量部であることが好ましく、0.05〜
30重量部であることがさらに好ましい。
【0021】本発明の高意匠性化粧板における転写層
は、放射線硬化樹脂組成物からなる塗料によって上記図
柄層または上記ベースコート層上に設けられているもの
であり、その膜厚は特に限定されず、一般的に10〜2
00μmが好ましく、25〜100μm程度がさらに好
ましい。上記膜厚が10μm未満の場合、層の強度が不
充分になり、化粧板の製造時に破断する恐れがあり、ま
た、200μmを超える場合、それに比例した効果が得
られないため経済的でない。
【0022】上記放射線硬化樹脂組成物は紫外線や電子
線等によって硬化する放射線硬化樹脂を含んでおり、そ
のような樹脂としては、具体的には、エチレン性不飽和
二重結合を分子内に1個以上有する樹脂の単体または混
合物等を挙げることができる。このようなものとして
は、例えば、不飽和ポリエステル樹脂、ポリエステルポ
リアクリレート樹脂、ポリエステルポリメタクリレート
樹脂、エポキシポリメタクリレート樹脂、エポキシポリ
アクリレート樹脂、ポリエステルポリメタクリレート樹
脂、ウレタンポリアクリレート樹脂、ウレタンポリメタ
クリレート樹脂、アクリルポリアクリレート樹脂、アク
リルポリメタクリレート樹脂などを例示することができ
る。
【0023】上記放射線硬化樹脂組成物を紫外線の照射
によって硬化させる場合には、上記放射線硬化樹脂組成
物は、さらに光重合開始剤を含むことができる。光重合
開始剤としては、紫外線硬化用として通常用いられる公
知の光重合開始剤を用いることができる。また、上記光
重合開始剤を含まない場合には、上記放射線硬化樹脂組
成物は、一般に電子線の照射によって硬化させることが
できる。上記放射線硬化樹脂組成物には、上記放射線硬
化樹脂の他に熱硬化性樹脂、芳香族系石油樹脂、粒子等
を含んでいてもよい。
【0024】このような高意匠性化粧板は、ベースフィ
ルム上に形成された転写層上に、図柄層および/または
ベースコート層が設けられている転写シートにおいて、
上記ベースフィルムと反対側の面または基材面に、上記
接着剤によって上記接着剤層を形成した後、上記転写シ
ートと上記基材とを貼り合わせる工程(1)、上記工程
(1)の後、上記ベースフィルム側から放射線を照射す
る工程(2)、上記工程(2)の後、上記ベースフィル
ムを剥離する工程(3)によって得ることができる。
【0025】上記転写シートを得る方法としては、例え
ば、上記ベースフィルム上に放射線硬化樹脂組成物から
なる塗料を塗布した後、乾燥させて転写層を形成する工
程(A)、上記工程(A)で得られた転写層上に、図柄
層(B)および/またはベースコート組成物を含んだ塗
料を塗布した後、乾燥させてベースコート層を形成する
工程(B’)から得られるものを例示することができ
る。
【0026】上記ベースフィルムは、設けられる転写層
に対して剥離性を有するベースフィルムからなるもので
あり、放射線を透過するものであれば、特に限定される
ものではなく、例えば、ポリエチレンテレフタレート
(PET)樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹
脂などの各種合成樹脂から形成されたフィルム、および
合成紙などの表面処理を施された紙類等からなるものを
挙げることができる。透明性および強度の観点から、こ
のような剥離性を有するベースフィルムとしては、PE
T樹脂フィルムが好ましい。
【0027】上記ベースフィルムの膜厚は、特に限定さ
れるものではないが、一般的に10〜200μmが好ま
しく、25〜100μm程度がさらに好ましい。上記ベ
ースフィルムの膜厚が10μm未満である場合、フィル
ムの強度が不充分になり、得られる転写シートを用いて
化粧板を製造した後、使用時においてベースフィルムを
剥離する際に破断する恐れがあり、また、200μmを
超える場合、それに比例した効果が得られないため経済
的でなく、また、転写層に放射線を照射し硬化させる
際、転写層に到達する放射線の量が減少し、硬化が不充
分になる恐れがある。
【0028】また、転写層の表面に凹凸を形成し、艶消
し調の転写シートを形成する場合には、転写層と接する
面にエンボス加工等を施し凹凸面を形成した上述のベー
スフィルムを、剥離性を有するベースフィルムとして用
いることができる。
【0029】上記工程(A)は、上記ベースフィルム上
に上記放射線硬化樹脂組成物からなる塗料を塗布して転
写層を形成するものである。上記塗料の形態としては、
一般に塗装により塗膜として形成することができる塗料
であれば特に限定されないが、塗布の容易さの観点か
ら、水または有機溶媒等の溶剤成分を含んだ有機溶剤
型、水性、エマルジョン型などのいずれかの塗料形態で
あることが好ましい。上記ベースフィルムに対する塗料
の塗布方法としては、例えば、刷毛塗り、浸漬コーティ
ング、スプレーコーティング、ダイコーティング、ロー
ルコーティング、カーテンフローコーティングなどの方
法が挙げられるが、経済性や得られる転写層外観の量産
安定性の観点から、ダイコーティングが好ましい。
【0030】塗布後、さらに、50〜150℃で2〜3
分間乾燥して残留している溶剤成分が除去することによ
って転写層を得ることができる。上記溶剤成分の除去
は、得られた転写層上に他の層を形成する際の付着性の
観点から、充分に行うことが好ましい。
【0031】上記工程(B)は、上記転写層上に上記図
柄層を形成するものである。上記図柄層の形成方法とし
ては、例えば、上記転写層やベースコート層上に転写箔
を貼り合わせる方法や、上記転写層やベースコート層上
に直接印刷する方法を例示することができる。転写箔を
貼り合わせる方法としては、具体的には、上記転写箔の
図柄が下になり、台紙が上になるように転写層またはベ
ースコート層上に重ね合わせ、加熱や加圧する方法等を
挙げることができる。また、直接印刷する方法として
は、具体的には、上記転写層またはベースコート層上に
スクリーン印刷やインクジェット法等の印刷方法によっ
て、所望の図柄を直接印刷する方法等を挙げることがで
きる。なお、転写層上に転写箔を用いて図柄層を形成し
た場合には上記ベースコート層を形成する前に、また、
ベースコート層上に転写箔を用いて図柄層を形成する場
合には、得られた転写シートを工程(1)に進める前
に、それぞれ上記台紙を剥離しておく必要がある。
【0032】上記工程(B’)は、上記転写層上または
上記図柄層上に上記ベースコート組成物を含んだ塗料を
塗布する。上記ベースコート組成物を含んだ塗料の形態
としては、一般に塗装により塗膜として形成することが
できる塗料であれば特に限定されないが、塗布の容易さ
の観点から、水または有機溶媒等の溶剤成分を含んだ有
機溶剤型、水性、エマルジョン型などのいずれかの塗料
形態であることが好ましい。上記ベースコート組成物の
塗布方法としては、例えば、刷毛塗り、浸漬コーティン
グ、スプレーコーティング、ダイコーティング、ロール
コーティング、カーテンフローコーティングなどの方法
が挙げられるが、経済性や得られる接着剤層外観の量産
安定性の観点から、ダイコーティングが好ましい。
【0033】さらに、上記転写シートと基材とを貼り合
わせる際の付着性の観点から、得られるベースコート層
内に残留している溶剤成分が除去されるように乾燥され
ることが好ましい。この乾燥は、硬化させるものであっ
てもよく、乾燥温度および乾燥時間は、ベースコート組
成物を含んだ塗料の種類および膜厚によって適宜決定さ
れる。
【0034】なお、上記工程(B)および(B’)は得
られる化粧板の意匠性に応じて、先に上記工程(B’)
を行った後上記工程(B)を行ってもよく、また、その
工程を省略してもよい。例えば、後述の工程(1)での
用いる接着剤が着色成分を含んでいて、上記工程(B)
によって得られる図柄層と相まって、所望の意匠性を有
する化粧板が得られる場合は、上記工程(B’)を省略
することができる。
【0035】このようにして、上記転写シートを得るこ
とができる。
【0036】上記工程(1)は、具体的には、上記転写
シートのベースフィルムと反対側の層の面または基材面
に、上記接着剤によって接着剤層を形成した後、上記転
写シートと基材とを貼り合わせ、所定の温度で上記接着
剤層を加熱硬化させるものである。
【0037】上記工程(1)は、まず、上記転写シート
のベースフィルムと反対側の層の面または基材面に、上
記接着剤によって接着剤層を形成する。上記接着剤層の
形成方法としては、例えば、刷毛塗り、浸漬コーティン
グ、スプレーコーティング、ダイコーティング、ロール
コーティング、カーテンフローコーティングによって先
の接着剤を塗布する方法等が挙げられるが、経済性や得
られる接着剤層外観の量産安定性の観点から、ダイコー
ティングが好ましい。
【0038】上記接着剤が有機溶剤を含んでいる場合、
接着剤層の形成後、付着性の観点から、接着剤層内に残
留している溶剤成分が除去されるように乾燥させること
が好ましい。この乾燥は、硬化させるものではなく、乾
燥温度および乾燥時間は、接着剤の種類および接着剤層
の膜厚によって適宜決定される。また、上記所定の温度
は、上記の接着剤の種類によって決定されるが、省エネ
ルギー、省資源の観点および転写層や図柄層の耐熱性の
観点から、60〜150℃であることが好ましい。
【0039】上記貼り合わせる方法としては、一般に、
ラミネートする方法が行われる。これは、上記接着剤層
を介して、上記転写シートと上記基材とをラミネータと
呼ばれるローラ対の間隙を通して貼り合わせながら一体
化する方法である。上記ローラ対は、一方がゴムロール
であり、他方が金属製ローラであることが好ましい。ラ
ミネートする条件としては特に限定されず、上記ローラ
の材質等に応じて当業者によって設定することができ
る。
【0040】また、上記工程(2)は、上記工程(1)
の後、上記ベースフィルム側から放射線を照射する工程
である。ここで、放射線とは、紫外線または電子線のこ
とであり、上記転写層の放射線硬化樹脂組成物を硬化さ
せるものである。
【0041】上記転写層を硬化するために用いられる放
射線の種類および照射時間は、用いられる放射線硬化樹
脂組成物の種類および照射する放射線の強度によって、
適宜設定される。なお、放射線の照射による放射線硬化
樹脂の硬化は必ずしも完全に行う必要はなく、ベースフ
ィルムを剥離するのに充分な強度を発現する程度でもよ
い。その場合、完全な硬化は、ベースフィルムを剥離し
た後、適時行ってもよい。
【0042】上記工程(3)は、上記工程(2)の後、
上記ベースフィルムを剥離する工程である。なお、この
化粧板の表面のベースフィルムは、得られた化粧板を使
用する際に剥離してもよい。この剥離は、当業者によっ
てよく知られた方法で行うことができる。
【0043】このように工程(1)、(2)および
(3)によって化粧板を得ることができる。
【0044】
【実施例】 製造例1 熱可塑性樹脂溶液の調製 CAB−551−0.2 30重量部 (イーストマンケミカル社製繊維素誘導体、樹脂固形分100重量%) トルエン 35重量部 酢酸エチル 35重量部 上記原料を混合し、ホモミキサーを用いて撹拌し均一に
溶解して、熱可塑性樹脂溶液を得た。
【0045】 製造例2 アクリル樹脂溶液の調製 ダイヤナールBR−101 30重量部 (三菱レイヨン社製アクリル樹脂、樹脂固形分100重量%) キシレン 35重量部 酢酸エチル 35重量部 上記原料を混合し、ホモミキサーを用いて撹拌し均一に
溶解して、アクリル樹脂溶液を得た。
【0046】 製造例3 ベースコート組成物を含んだ塗料1の調製 製造例1で得られた熱可塑性樹脂溶液 50.0重量部 製造例2で得られたアクリル樹脂溶液 50.0重量部 Alペースト740NS 0.3重量部 (東洋アルミ社製アルミニウム顔料、固形分100重量%) 上記原料を混合し、ホモミキサーを用いて10分間撹拌
して均一にした。さらに、キシレン/酢酸エチル=50
/50(重量比)混合溶媒で希釈し、20℃での粘度が
300cpsであるベースコート組成物を含んだ塗料1
を得た。
【0047】製造例4 ベースコート組成物を含んだ塗
料2の調製 Alペースト740NSの代わりに、イリオジン120
ラスターサテン(メルク社製マイカ顔料、固形分100
重量%)としたこと以外は、製造例3と同様にして、ベ
ースコート組成物を含んだ塗料2を得た。
【0048】 製造例5 放射線硬化樹脂組成物からなる塗料 コーポニール1355 67重量部 (日本合成化学社製熱可塑性アクリル樹脂、樹脂固形分100重量% NKエステルA−6HA 60重量部 (新中村化学社製ウレタンポリアクリレート、樹脂固形分100重量%) イルガキュアー184 5重量部 (チバスペシャリティー・ケミカルズ社製光重合開始剤、固形分100重量部) 製造例1で得られた熱可塑性樹脂溶液 5重量部 ニップシールE−200A 2重量部 (日本シリカ工業社製シリカ粒子、コールターカウンタ法によって測定された 平均粒子径2.5μm) アクリット6AN−400 3.6重量部 (大成化工社製水酸基含有アクリル樹脂、固形分重量45%) スミジュールN−3300 0.4重量部 (住友バイエルウレタン社製脂肪族ポリイソシアネート、固形分重量100% ) トルエン 80重量部 酢酸エチル 50重量部 上記原料を混合し、ホモミキサーにて均一に撹拌、混合
した後、酢酸エチルを用いて希釈し、25℃での粘度が
500cpsになるように調整し、放射線硬化樹脂組成
物からなる塗料を得た。
【0049】 製造例6 接着剤1の調製 <原料A> ハイボン7662 100.0重量部 (日立化成ポリマー社製水酸基含有ポリウレタン樹脂、固形分重量30%) CR−97 7.0重量部 (石原産業社製二酸化チタン) MA−100 0.4重量部 (三菱化学社製カーボンブラック) 酢酸ブチル 30.0重量部 <原料B> スミジュールN−3300 5.0重量部 (住友バイエルウレタン社製イソシアネート硬化剤、固形分重量100%) 上記原料Aを混合し、サンドグラインドミルにて粒径1
0μm以下となるように分散した後、上記原料Bを加
え、ディスパーにて均一に撹拌し、さらに、酢酸エチル
を用いて希釈して、25℃での粘度が300cpsにな
るように調整し、接着剤1を得た。
【0050】製造例7 転写シート1 ポリエチレンテレフタレートフィルムロールから供給さ
れた厚さ50μm、長さ500m、幅100cmの透明
なPETフィルム上に、製造例5で得られた放射線硬化
樹脂組成物からなる塗料を乾燥膜厚50μmとなるよう
にダイコータにて塗布した後、熱風乾燥炉にて110℃
で2分間乾燥し、PETフィルム層上に転写層を設け
た。さらに、製造例3で得られたベースコート組成物を
含んだ塗料1を乾燥膜厚20μmとなるようにダイコー
タにて塗布した後、熱風乾燥炉にて120℃で2分間乾
燥し、ベースコート層を形成して、転写シート1を得
た。
【0051】製造例8 転写シート2 製造例3で得られたベースコート組成物を含んだ塗料1
の代わりに、製造例4で得られたベースコート組成物を
含んだ塗料2としたこと以外は、製造例7と同様にし
て、転写シート2を得た。
【0052】製造例9 転写シート3 ポリエチレンテレフタレートフィルムロールから供給さ
れた厚さ50μm、長さ500m、幅100cmの透明
なPETフィルム上に、製造例5で得られた放射線硬化
樹脂組成物からなる塗料を乾燥膜厚50μmとなるよう
にダイコータにて塗布した後、熱風乾燥炉にて110℃
で2分間乾燥し、PETフィルム層上に転写層を設け
た。次に、転写層上に、図柄を下にして転写箔を重ね合
わせ、転写ロールにて4Kg/cm2かつ80℃で貼り
合わせながら転写箔の台紙を剥離し図柄層を形成した。
さらに、製造例3で得られたベースコート組成物を含ん
だ塗料1を乾燥膜厚20μmとなるようにダイコータに
て塗布した後、熱風乾燥炉にて120℃で2分間乾燥
し、ベースコート層を形成して、転写シート3を得た。
【0053】製造例10 転写シート4 製造例3で得られたベースコート組成物を含んだ塗料1
の代わりに、製造例4で得られたベースコート組成物を
含んだ塗料2としたこと以外は、製造例9と同様にし
て、転写シート4を得た。
【0054】 製造例11 接着剤2の調製 <原料A> ハイボン7662 100.0重量部 (日立化成ポリマー社製水酸基含有ポリウレタン樹脂、固形分重量30%) MA−100 0.02重量部 (三菱化学社製カーボンブラック) 酢酸ブチル 30.0重量部 <原料B> スミジュールN−3300 5.0重量部 (住友バイエルウレタン社製イソシアネート硬化剤、固形分重量100%) Alペースト740NS 0.3重量部 (東洋アルミ社製アルミニウム顔料、固形分100重量%) 上記原料Aを混合し、サンドグラインドミルにて粒径1
0μm以下となるように分散した後、上記原料Bを加
え、ディスパーにて均一に撹拌し、さらに、酢酸エチル
を用いて希釈して、25℃での粘度が300cpsにな
るように調整し、接着剤2を得た。
【0055】製造例12 転写シート5 ポリエチレンテレフタレートフィルムロールから供給さ
れた厚さ50μm、長さ500m、幅100cmの透明
なPETフィルム上に、製造例5で得られた放射線硬化
樹脂組成物からなる塗料を乾燥膜厚50μmとなるよう
にダイコータにて塗布した後、熱風乾燥炉にて110℃
で2分間乾燥し、PETフィルム層上に転写層を設け
た。次に、転写層上に、図柄を下にして転写箔を重ね合
わせ、転写ロールにて4Kg/cm2かつ80℃で貼り
合わせながら転写箔の台紙を剥離し図柄層を形成して、
転写シート5を得た。
【0056】実施例1 化粧板1 製造例7で得られた転写シート1のベースコート層上
に、製造例6で得られた接着剤1を乾燥膜厚15μmと
なるようにコンマコータにて塗布した後、熱風乾燥炉に
て120℃で2分間乾燥させた。続いて、この接着剤面
を基材であるスレート板上に重ね合わせ、4Kg/cm
2かつ80℃でラミネートした。その後、転写シート1
のPETフィルム側の面を、集光型反射板を使用した1
20W/cmの高圧水銀灯の下を10m/分の速度で通
過させることにより転写層を硬化させた後、PETフィ
ルムを剥離して、アルミニウム顔料を含んだ光輝感のあ
る化粧板1を得た。
【0057】実施例2 化粧板2 製造例7で得られた転写シート1の代わりに、製造例8
で得られた転写シート2としたこと以外は、実施例1と
同様にして、マイカ顔料を含んだ光輝感のある化粧板2
を得た。
【0058】実施例3および4 化粧板3および4 製造例7で得られた転写シート1の代わりに、それぞ
れ、製造例9で得られた転写シート3および製造例10
で得られた転写シート4としたこと以外は、実施例1と
同様にして、図柄と光輝感とが相まった高い意匠性の化
粧板3および4を得た。
【0059】実施例5 化粧板5 製造例7で得られた転写シート1のベースコート層上
に、図柄を下にして転写箔を重ね合わせ、転写ロールに
て4Kg/cm2かつ80℃で貼り合わせながら転写箔
の台紙を剥離してベースコート層上に図柄層を形成し
た。この上に、製造例6で得られた接着剤1を乾燥膜厚
15μmとなるようにダイコータにて塗布した後、熱風
乾燥炉にて120℃で2分間乾燥させ接着剤層を形成し
た。続いて、この接着剤層の面を、基材であるスレート
板上に重ね合わせ、4Kg/cm2かつ80℃でラミネ
ートした。その後、転写シート1のPETフィルム側の
面を、集光型反射板を使用した120W/cmの高圧水
銀灯の下を10m/分の速度で通過させることにより転
写層を硬化させた後、PETフィルムを剥離して、図柄
と光輝感とが相まった高い意匠性の化粧板5を得た。
【0060】実施例6 化粧板6 製造例7で得られた転写シート1の代わりに、製造例8
で得られた転写シート2としたこと以外は、実施例5と
同様にして、図柄と光輝感とが相まった高い意匠性の化
粧板6を得た。
【0061】実施例7 化粧板7 製造例7で得られた転写シート1の代わりに、製造例1
2で得られた転写シート5を用いたこと、および、製造
例6で得られた接着剤1の代わりに、製造例7で得られ
た接着剤2を用いたこと以外は、実施例1と同様にし
て、図柄と光輝感とが相まった高い意匠性の化粧板7を
得た。
【0062】実施例8 化粧板8 ポリエチレンテレフタレートフィルムロールから供給さ
れた厚さ50μm、長さ500m、幅100cmの透明
なPETフィルム上に、製造例5で得られた放射線硬化
樹脂組成物からなる塗料を乾燥膜厚50μmとなるよう
にダイコータにて塗布した後、熱風乾燥炉にて110℃
で2分間乾燥し、PETフィルム層上に転写層を設け
て、転写シート6を得た。得られた転写シート6の転写
層上に、製造例11で得られた接着剤2を乾燥膜厚15
μmとなるようにダイコータにて塗布した後、熱風乾燥
炉にて120℃で2分間乾燥させ接着剤層を形成した。
続いて、この接着剤層の面を、基材であるスレート板上
に重ね合わせ、4Kg/cm 2かつ80℃でラミネート
した。その後、転写シート1のPETフィルム側の面
を、集光型反射板を使用した120W/cmの高圧水銀
灯の下を10m/分の速度で通過させることにより転写
層を硬化させた後、PETフィルムを剥離して、光輝感
のある高い意匠性の化粧板8を得た。
【0063】評価試験 <耐沸水性>実施例1〜8で得られた高意匠性化粧板1
〜8について、90〜100℃の沸水に4時間浸漬した
後、60℃で2時間乾燥する試験を1サイクルとして、
10サイクル繰り返した後の化粧板を目視にて評価した
ところ、いずれの化粧板も、その外観においてフクレ、
クラック等の変化は見られなかった。また、カッターナ
イフで4mm角のマス目を16個入れ、セロハンテープ
による剥離試験を行ったが、マス目の剥離は全く見られ
なかった。
【0064】<耐温水試験>実施例1〜8で得られた高
意匠性化粧板1〜8について、60℃の温水に240時
間浸漬した後、60℃で24時間乾燥した後の化粧板
を、上記耐沸水試験と同様にして目視にて評価したとこ
ろ、いずれの化粧板も、その外観の変化、マス目の剥離
ともに全く見られなかった。
【0065】
【発明の効果】本発明の高意匠性化粧板は基材、接着剤
層、ベースコート層および/または図柄層、転写層を含
んでいて、上記接着剤層または上記ベースコート層が光
輝材を含んでいるので、得られた化粧板の性能を低下さ
せることなく、光輝感のある高い意匠性を有することが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 皓一 大阪府寝屋川市池田中町19番17号 日本ペ イント株式会社内 Fターム(参考) 3B005 EA01 EA04 EB05 EC30 FB11 FB21 FF00 FF09 GA02 GB01 GD10 4F100 AB01 AB01B AB01C AC05B AC05C AE01 AK01C AR00B AR00D AS00C AT00A BA04 BA10A BA10D CA13B CA13C CA23B CA23C DE02B DE02C EC042 EC182 GB07 GB08 HB00C HB00D JL10B JL10C JL11B JN21B JN21C 4J004 AA10 AA13 AA14 AA15 AA18 AA19 AB05 CA06 CC05 FA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材上に設けられた接着剤層上に、ベース
    コート層および/または図柄層と、転写層とが設けられ
    ている化粧板において、前記接着剤層または前記ベース
    コート層が光輝材を含んでいることを特徴とする高意匠
    性化粧板。
  2. 【請求項2】前記光輝材が、金属フレークおよび/また
    はマイカ片である請求項1に記載の高意匠性化粧板。
  3. 【請求項3】前記接着剤層および/またはベースコート
    層が着色成分を含んでいる請求項1または2に記載の高
    意匠性化粧板。
  4. 【請求項4】ベースフィルム上に形成された転写層上
    に、図柄層および/またはベースコート層が形成されて
    いる転写シートのベースフィルムと反対側の面または基
    材面に、接着剤によって接着剤層を形成した後、前記転
    写シートと前記基材とを貼り合わせる工程(1)、前記
    工程(1)の後、前記ベースフィルム側から放射線を照
    射する工程(2)、前記工程(2)の後、前記ベースフ
    ィルムを剥離する工程(3)を含んでいる化粧板の製造
    方法において、前記ベースコート層および/または前記
    接着剤層が光輝材を含んでいることを特徴とする高意匠
    性化粧板の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8846547B2 (en) 2010-09-16 2014-09-30 Samsung Display Co., Ltd. Thin film deposition apparatus, method of manufacturing organic light-emitting display device by using the thin film deposition apparatus, and organic light-emitting display device manufactured by using the method
US8921831B2 (en) 2009-08-24 2014-12-30 Samsung Display Co., Ltd. Thin film deposition apparatus, method of manufacturing organic light-emitting display device by using the apparatus, and organic light-emitting display device manufactured by using the method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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